View
41
Download
0
Category
Preview:
DESCRIPTION
地表面被覆の違いによる微気候の差異と 周辺に与える影響の把握 . 1033343 中里 勧. 目的. ヒートアイランド現象の主な要因. 地表面の人工化. やエネルギー消費に伴う排熱. 地表面の不透水化による蒸発冷却の減少. 地表面被覆の違いが周辺に与える影響の把握. 保水性舗装面. 芝面. アスファルト舗装面. 測定場所. 日比谷公園. 測器の配置状況. 通風シェルター付熱電対・温湿度ロガー. 三次元超音波風速温度計. 熱流計. - PowerPoint PPT Presentation
Citation preview
地表面被覆の違いによる微気候の差異と
周辺に与える影響の把握
1033343 中里 勧
ヒートアイランド現象の主な要因
地表面の人工化やエネルギー消費に伴う排熱
地表面の不透水化による蒸発冷却の減少
地表面被覆の違いが周辺に与える影響の把握
目的
測定場所
アスファルト舗装面
芝面
保水性舗装面
日比谷公園
測器の配置状況
熱流計熱電対 精密長短波放射計
通風シェルター付熱電対・温湿度ロガー
三次元超音波風速温度計
0
200400600
8001000
日射量(
Wm
-2)
0200400600800
1000
日射量(
Wm
-2)
7月 8月23 24 25 2726 2928 3130 1 2 3 4 5 6 7 8
0 6 12 018
8月 3日
8月 3日~ 5日が快晴
8月 3日のデータを中心にとりあつかう
測定期間中の気象状況
測定結果
-2000
200400600800
フラックス(
Wm
-2) 正味放射量 顕熱 地中伝導熱 潜熱
0 6 12 018
芝面8月 3日
顕熱 :空気の乱流によって運ばれる熱量
地中伝導熱:地中に伝わる熱量
潜熱 :蒸発散のための熱量
正味放射量:顕熱+地中伝導熱+潜熱
地中に伝わり蓄熱される熱量
放射収支の結果として地面が受ける熱量
測定結果
-2000
200400600800
フラックス(
Wm
-2) 正味放射量 顕熱 地中伝導熱 潜熱
0 6 12 018
芝面8月 3日
地表面温度が上がりにくい
地中伝導熱の値が小さい
潜熱の値が大きい
測定結果
-2000
200400600800
フラックス(
Wm
-2) 正味放射量 顕熱 地中伝導熱 潜熱
0 6 12 018
8月 3日
アスファルト舗装面
地表面温度が上がりやすい
地中伝導熱の値が大きい
潜熱の値が小さい
20
22
24
26
28
30
℃気温()
0
1
2
3
4
5
風速(ms
-1)
芝面2cm アスファルト舗装面2cm 下向き長波放射 風速
18 22 0 220 4 68月 2日
8月 3日
測定結果
曇 曇 曇450
390
410
430
350
370
下向き長波放射(
Wm
-2)
下向き長波放射が大きい時は空が曇っていることを示
す
20
22
24
26
28
30
℃気温()
0
1
2
3
4
5
風速(ms
-1)
芝面2cm アスファルト舗装面2cm 下向き長波放射 風速
測定結果
18 22 0 220 4 68月 2日
8月 3日
450
390
410
430
350
370
下向き長波放射(
Wm
-2)
下向き長波放射が芝面の 地表面付近の気温に影響
測定結果
21
23
25
27
29
31
気温(℃)
0
1
2
3
4
5
風速(ms
-1)
芝面2cm アスファルト舗装面2cm 下向き長波放射 風速
18 22 0 220 4 68月 4日
8月 5日
450
390
410
430
350
370
下向き長波放射(
Wm
-2)
下向き長波放射はほぼ一定
21
23
25
27
29
31
℃気温()
0
1
2
3
4
5
風速(ms
-1)
芝面2cm アスファルト舗装面2cm 下向き長波放射 風速
21
23
25
27
29
31
気温(℃)
0
1
2
3
4
5
風速(ms
-1)
芝面2cm アスファルト舗装面2cm 下向き長波放射 風速
測定結果
450
390
410
430
350
370
下向き長波放射(
Wm
-2)
風速が芝面、アスファルト舗装面の地表面付近の気温に影響
18 22 0 220 4 68月 4日
8月 5日
梗概訂正高さ 120cmの気温を基準とし、
表 1の算出式を用いて温度比を求
めた。温度比の経時変化を図 4に
示す。
温度差
温度差
図 4 8月 3日における下向き短波放射
と風速と温度比の経時変化温度差
測定結果
50201052
50201052
-3-2-101234
0 2 4 6 8 1 0 1 2 1 4 1 6 1 8 2 0 2 28月 3日における温度差の経時変
化
芝面
アスファル
ト舗装面
高さ(
cm)
高さ(
cm)
各測定点の気温-高さ 120cmの気温
温度差の算出方法
上記の式が 0(ゼロ)となる境界は 白線となっている
(℃)
0200400600800
1000
日射量(
Wm
-2)
012345
風速(ms
-1)
日射量 風速
測定結果
50201052
50201052
-3-2-101234
0 2 4 6 8 1 0 1 2 1 4 1 6 1 8 2 0 2 28月 3日
芝面
アスファル
ト舗装面
高さ(
cm)
高さ(
cm)
同日の日射量と風速 (℃)
0200400600800
1000
日射量(
Wm
-2)
012345
風速(ms
-1)
日射量 風速
測定結果
50201052
50201052
-3-2-101234
0 2 4 6 8 1 0 1 2 1 4 1 6 1 8 2 0 2 28月 3日
芝面
アスファル
ト舗装面
高さ(
cm)
高さ(
cm) 昼間は表面温度が高い
(℃)
0200400600800
1000
日射量(
Wm
-2)
012345
風速(ms
-1)
日射量 風速
測定結果
50201052
50201052
-3-2-101234
0 2 4 6 8 1 0 1 2 1 4 1 6 1 8 2 0 2 28月 3日
芝面
アスファル
ト舗装面
高さ(
cm)
高さ(
cm) 夜間は表面温度が低い
(℃)
0200400600800
1000
日射量(
Wm
-2)
012345
風速(ms
-1)
日射量 風速
測定結果
50201052
50201052
-3-2-101234
0 2 4 6 8 1 0 1 2 1 4 1 6 1 8 2 0 2 28月 3日
芝面
アスファル
ト舗装面
高さ(
cm)
高さ(
cm)
一日をとおして表面温度が高い
(℃)
T120:高さ 120cmの気温(℃)
Ts :表面温度(℃)
Ti :高さ別の気温(℃)
温度比算出式
温度比 0(ゼロ)は高さ 120cmの気温
温度比 1は表面温度を意味する
温度比=Ti-T120
Ts-T120
1
10
100
1000
0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0(Ti-T120)/(Ts-T120)
高さ(cm)
1
10
100
1000
0 0.06 0.12 0.18 0.24(Ti-T120)/(Ts-T120)
高さ(cm)測定結果
U< 0.5ms -1 0.5ms -1 U≦ < 1ms -1
1ms -1 U≦ < 1.5ms -1 1.5ms -1 U≦※破線はデータ数が少ないため参考値
T s -T120 2≧ ℃ T s -T120 2≧ ℃
アスファルト舗装面
芝面風速による差異は小さかった
1
10
100
1000
0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2
(Ti-T120)/(Ts-T120)
高さ(cm)
測定結果U< 0.5ms -1 0.5ms -1 U≦ < 1ms -1
1ms -1 U≦ < 1.5ms -1 1.5ms -1 U≦※破線はデータ数が少ないため参考値
T s -T120 -2≦ ℃
芝面風速による差異が大きかった
地表面被覆の違いにより、特に夜間は熱源となったり冷源となったりする同種の地表面被覆であっても気象条件の違いにより影響範囲に変化が生じる
今回の測定では、影響をうけたのは地表面付近のみであった
まとめ
Recommended