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命のパスポート災害からあなたと家族を守る

ゲリラ豪雨に備えてシリーズ 50

ρ市民安全政策室 σ724・6750 φ724・6376/水防政策推進室 σ724・6767 φ723・2096

雨水が集中

芦原公園

北小学校

中小学校

唐池公園

阪急箕面駅

道路の地下を走る「雨水バイパス管」

才ヶ原川(市街地内)

才ヶ原川上流

才ヶ原川下流

浸水被害を受けた箕面3丁目~5丁目一帯

流入口

吐水口

府道豊中亀岡線

山肌からの土砂、流木が大量に集まり一気に下流へ流れました

府道箕面池田線

FMラジオ81.6MHz(タッキー816みのおエフエム)、市民安全メール、市民安全ツイッター、市ホームページの緊急情報、防災スピーカー(公園などの大型スピーカー)から配信します。

 災害が発生したときに身の安全を守るためには、正しい情報を知ることが大切です。箕面市では、市民に被害が及ぶような重大な災害が発生したときは、災害対策本部を設置し、緊急情報をタッキー816(FM81.6MHz)で放送します。

箕面市の情報を入手してください!

ゲリラ豪雨に備えてください!

いざ必要なときにすぐ聞けるよう、日頃からラジオの周波数をFM81.6MHzに合わせ、聞こえるか確認してください。

災害時の緊急情報はタッキー816で繰り返しお知らせしますので必ずお聞きください。

 実際に自分の校区の避難所(小学校※)まで歩いてみましょう。安全な道順を自分の目で確かめておくことが重要です。※萱野北小校区は第二中学校

◦なるべく早く、広い道路に出る。◦�土石流が発生した場合は、東西方向に逃げる。

大雨などで外に逃げるのが危険な場合は、2階以上に上がるなど建物内の安全な場所へ避難してください。

避難所までの安全な道順、把握していますか?

無いと困るもの◦水を少しと軽い食糧◦赤ちゃんの粉ミルク、おむつ◦いつも飲んでいる薬◦コンタクトレンズ (または予備のメガネ)◦生理用品◦ティッシュ◦笛・ホイッスル(助けを呼ぶため)

 いざというとき、すぐに持ち出せるように、備蓄品の一部や無いと困るものをリュックなどにまとめて、玄関周りに置いておきましょう。

非常用持ち出し袋

家庭の備え、万全ですか? 大雨の中を買い物に出かけなくて済むよう、日持ちする食べ物を普段から買い置きしておきましょう。また、停電に備えて電池式のラジオやランタンの準備、乾電池のストックも必ず用意しておいてください。

 昨年のゲリラ豪雨で寄せられた被害通報の多くが、家の周りの冠水による床下浸水の被害でした。 側溝や排水溝にごみや落ち葉、木の枝などが詰まっていると、水が流れず冠水の原因になります。1カ所の詰まりが周囲の冠水を引き起こし、大きな被害につながります。 雨が降り出してからでは手遅れになります。今すぐ家の周りの側溝や排水溝をチェックして、ごみや落ち葉、木の枝などが詰まっていたら必ず掃除をしてください!

家の周りの側溝や排水溝に詰まっていませんか?

 ゲリラ豪雨はいつ発生するか分かりません。被害を未然に防ぐためには、いつかではなく、今すぐの備えが必要です。次のチェックポイントを参考に、できるだけ早くゲリラ豪雨の対策を行ってください。

ゲリラ豪雨が発生したら…

@Minoh_Anzen

登録は右のQRコードから▶※なお、市ホームページ左上の QRコードからも登録できます。

市民安全メール

市民安全ツイッター

道順の選び方もう、準備していますよね?

登録はお済みですか?

 昨年の度重なる豪雨や浸水被害を受けて、箕面市では昨年10月に設置した水防政策推進室を中心に、市全体の水防対策に取り組んでいます。今年度は、市全域の地形や、河川・ため池、水路・側溝・雨水管などの水の流れを分析した上で、市全体の浸水シミュレーションを行い、浸水の危険性が高いところから順次、改修を進めています。

上記以外にも、市内各地で新しい雨水管を設置したり、排水をスムーズにするために側溝の流入口を増設するなど、浸水の危険性が高いところから順次改修を行っています。

浸水被害の再発を防ぐために

ご家庭でも

今すぐ

 停電になるとテレビもパソコンも全く使えなくなり、電池で動くラジオだけが情報を知るための手段になります。いざというときのために、持ち運びができるラジオを必ず買っておいてください!

災害時、頼りになるのはラジオだけ!

避難などに関する市からのお知らせは…

 玄関先など、浸水の恐れがある場合は、土のうを準備してください。ホームセンターには、水に浸すと膨れる薄型・軽量の土のうが販売されています。浸水を防ぐために必要となる土のうの数は、間口1m当たり5個以上がめやすです。

土のうの準備を!

住宅地で浸水被害が発生平成26年8月24日ゲリラ豪雨

 近年、全国各地でゲリラ豪雨が多発しています。ゲリラ豪雨は、いつ発生するか分からず、しかも短時間で大量の雨が降るため、局地的に大きな被害をもたらします。昨年8月24日、まさにそのゲリラ豪雨が箕面市域を襲い、大きな浸水被害をもたらしました。

左ページの内容を今すぐチェックし、ゲリラ豪雨に備えてください!ご家庭でも

箕面市では

箕面市の水防を担う「雨水バイパス管」

府道箕面池田線

流入口

吐水口

雨水バイパス管

才ヶ原川

才ヶ原川

 大人3〜4人が横に並んで歩けるほど巨大な地下トンネル(直径2m)で、山麓部から流れてくる大量の雨水を、流入口から地下に引き込み、住宅地にあふれ出ないようにするためのものです。 過去、大雨で川の水があふれ出し、この住宅地一帯で浸水被害が発生していたため、箕面市が長年にわたって対策工事を行い、平成9年に完成しました。

落ち葉やごみや 木の枝が

タッキー816(FM81.6MHz)

 昨年8月24日に箕面市域を襲ったゲリラ豪雨は、1時間当たりの降水量が70mmを記録するなど、これまでにない激しさでした。この猛烈な大雨で、山麓部からの土砂、流木が一気に集まり、「雨水バイパス管」の流入口をふさぎました。このため「雨水バイパス管」は、雨水を地下に引き込むという機能を果たすことができませんでした。

昨年8月24日、これまでにない猛烈な大雨に見舞われ…

才ヶ原川上流から流れてくる雨水を、確実に「雨水バイパス管」に引き込むことができるよう、次のように改修します。

❶�流入口を新たに1カ所増設し、既存の流入口が詰まっても、雨水を全量流せるようにします。

❷�流入口の鉄柵を、ごみなどが詰まりにくい粗目の柵に変更します。❸�流入口に監視カメラを設置し、ごみなどが詰まり始めたら直ちに除去できるよう、24時間監視します。

流入口改修工事を行っています箕面市では、昨年のような浸水被害を未然に防ぐため

❷❶�

水防対策

流入口

水位が20cmを超えると流入口を通って

地下の「雨水バイパス管」へ

才ヶ原川本流へ

昨年8月24日のゲリラ豪雨による被害概要図

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