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主催:一般財団法人 日本科学技術連盟
後援:一般社団法人 日本品質管理学会
会場:11/20(木)更生保護会館(東京都千駄ヶ谷 5-10-9)
11/21(金)日科技連・本部ビル(東京都千駄ヶ谷 5-10-11)
第 20回
QFD シンポジウム
チュートリアル
特別講演 講 演
※プログラムは予告なく変更される場合があります
プログラム
11.20 (木)
チュートリアル 1 14:00
15:30
チュートリアル 2 15:45
17:15
QFD 早わかり ~QFD の原理・原則を基に事例を読み解く~
木内 正光 氏(城西大学 経営学部 准教授)
QFD の今までとこれから
大藤 正 氏(玉川大学 経営学部 国際経営学科 教授)
11.21 (金)
参加のおすすめ 品質機能展開(QFD)では、新製品などの開発に当たり、顧客満足が得られるような設計品質を設定
し、その設計の意図を製造工程に確実に伝達・展開することが簡単にできます。新製品等の企画段
階をはじめ、様々な検討段階において、顧客の要求する事柄を製品やサービスなどに反映させ、質
の高い製品やサービスを創作する際には、非常に有効な方法といえるでしょう。
近年の新製品・サービスの開発においては、より価値ある製品やサービスを生み出すために多くの
手法や技法とQFDを関連付けたり、融合させたりする事例も多くみられるようになりました。また、
QFD 及びその考え方の適用範囲は非常に広いため、製品実現のための業務だけではなく、組織の
様々な部門や部署においても、QFD及びその考え方を適用することができます。
今回のシンポジウムでは、「QFD 実践事例から学ぶ ~効果的・効率的な開発を目指して~」をテ
ーマに掲げ、QFDをうまく利活用して、魅力的なものづくりや確実な品質保証を効果的・効率的に
実践している様々な事例の紹介を通じて、議論したいと考えております。
皆様の積極的な参加をお待ちしております。
「QFD先進事例の
ベンチマークを
本シンポジウムで!」
渡辺 喜道 氏
QFDシンポジウム
小委員会委員長
山梨大学大学院 准教授
特別講演 09:45
10:45
ビッグデータの光と影
丸山 宏 氏(統計数理研究所 副所長)
講演 1 11:00
11:45
制汗剤の開発に向けた統計手法の活用 ~QFD を活用した顧客ニーズの見える化~
西田 勇一 氏(ライオン㈱ 特販事業本部 通販事業部 副主席部員)
講演 2 11:45
12:30
新製品開発のしくみ構築による開発能力の強化
郡田 裕生 氏(㈱MC システムズ 技術部 次長)
講演 3 13:30
14:15
テキストマイニングを活用したQFD の精度向上 ~お客様の声を“見える化”する仕組み~
上田 忠雄 氏(TOTO㈱ 経営企画部 経営企画グループ)
講演 4 14:15
15:00
QFD、TRIZ、品質工学を活用した技術開発プロセス
山田 洋史 氏(マツダ㈱ 技術研究所 研究長)
講演 5 15:15
16:00
ヤンマーにおける品質保証 ~QFD を活用した設計品質の確保~
山本 昇 氏(ヤンマー㈱ 農機事業本部 開発統括部 商品企画部長)
講演 6 16:00
16:45
信頼性分析による品質確保の取り組み ~重要度の高い不具合要因の洗い出し、QFD、FTAの導入と実績~
田中 桂三 氏(オムロン㈱ 草津事業所 オートメーションシステム統括事業部 開発センタ
ソフトウェア開発部 第2開発課 ソフトウェアテストリーダ)
オリエンテーション
主催者挨拶
09:30
09:45
事務連絡 16:45
16:50
昼食休憩 12:30
13:30
プログラム概要
QFDの今までとこれから
大藤 正 氏(玉川大学 経営学部 国際経営学科 教授)
ビッグデータの光と影
丸山 宏 氏(統計数理研究所 副所長)
QFD早わかり ~QFDの原理・原則を基に事例を読み解く~
木内 正光 氏(城西大学 経営学部 准教授)
制汗剤の開発に向けた統計手法の活用 ~QFDを活用した顧客ニーズの見える化~
西田 勇一 氏(ライオン㈱ 特販事業本部 通販事業部 副主席部員)
制汗剤の特性値(品質要素)とユーザーの要求(要求品質)を新たに展開して関連部所の協
力のもと、品質展開表(QFD)を構築しました。更に、過去実施した消費者テスト結果を
用いて主成分分析を実施したところ、製品剤型別に明確なポジショニング分類が得られ
ました。また、その解析結果から顧客ニーズの方向性の見える化にもトライしました。
そのニーズの実現を目標として統計手法を用い組成改良を実施しましたので、その評
価・解析結果を報告致します。
社会のあらゆる領域で、データ分析が今までの勘と経験に基づく意思決定に取ってかわ
ろうとしています。いわゆるビッグデータは、この大きな流れの一部と考えることがで
きます。ただし、データさえ大量にあれば、自動的に売り上げが 最大化されたり、より
精度の高い意思決定ができるわけではありません。データやそれに基づく分析手法にも
限界があり、それと人々の持っている知識・経験・勘をいかに合理的に組み合わせてい
くか が、勝負になります。単にビッグデータのブームに踊らされず、データをしたたか
に使っていくにはどうしたらよいか、をこの講演では議論します。
QFDは日本発祥の具体的ツールを伴った考え方ですが、QFD国際シンポジウムは今年で
第 20 回目を迎えています。1995 年に日本で開催された QFD 国内シンポジウムの第 5
回目が国際シンポジウムの第 1回目となります。今回のQFD国内シンポジウムのチュー
トリアル・セッションでは、赤尾洋二博士の出版物や講演会から得た知見を含め、今ま
でのQFDを概観し、本シンポジウムのテーマである 「QFD実践事例から学ぶ ~効果
的 効率的な開発を目指して~」における討論が活発になるような内容について、半世紀
近いQFDの歴史を 90分に集約して講義したいと考えています。
QFD は、商品開発、設計開発、品質保証等、あらゆる場面で活用され効果を発揮してい
ます。QFD は物事の本質に対してアプローチをするため、適用領域が広いことが特徴で
す。本セッションでは、QFD の原理・原則を解説し、それを基に事例を読み解きます。
QFDの原理・原則が、事例の中でどのように活用されているかを把握し、QFDの効果を
的確に認識します。
プログラム概要
信頼性分析による品質確保の取り組み ~重要度の高い不具合要因の洗い出し、QFD、FTAの導入と実績~
田中 桂三 氏(オムロン㈱ 草津事業所 オートメーションシステム統括事業部 開発センタ
ソフトウェア開発部 第 2 開発課 ソフトウェアテストリーダ)
お客様に安心して使っていただけるソフトウェア製品を提供するために、重要度の高い
不具合の流出を防止する必要があります。そのために、「①重要不具合事象の網羅」と、
「②導出されるテスト観点へのトレーサビリティ」が大事と考えました。①では「JIS
Z8115」の信頼性用語から「安全性」と「信頼性」を引用し、②では QFD と FTA を適
用し、テスト観点を抽出しました。本講演では、本取り組みの紹介と効果、今後の展望
について紹介します。
ヤンマーにおける品質保証 ~QFDを活用した設計品質の確保~
山本 昇 氏(ヤンマー㈱ 農機事業本部 開発統括部 商品企画部長)
弊社では、商品企画段階において、「お客様の要望(VOC)を製品機能に落とし込み、
生産・販売・開発・品証が一貫した目標性能品質を確保する」ための最適な手法として
QFDを活用しています。
本講演では、実際の農業機械開発商品への適用例を紹介するとともに、商品企画段階で
のQFDをプロセス化する為の取り組みについても紹介します。
QFD、TRIZ、品質工学を活用した技術開発プロセス
山田 洋史 氏(マツダ㈱ 技術研究所 研究長)
QFD, TRIZ, 品質工学などを関連付けた開発プロセスを紹介します。要求品質の抽出に
おいては製品ユーザーだけでなく周りの人達の要求も考慮した社会品質を追加すること
で社会全体での品質特性の矛盾を洗いだします。また品質表に要求品質・品質特性の関
連だけでなく、特徴(望大、望小、望目)を併せて記載することによって背反特性の抽出を
容易にし、この特徴をTRIZや品質工学でも活用します。各プロセスの連携を高めるため
にワークシートに織込んだ事例を併せて紹介します。
テキストマイニングを活用したQFDの精度向上 ~お客様の声を“見える化”する仕組み~
上田 忠雄 氏(TOTO㈱ 経営企画部 経営企画グループ)
社内に蓄積されたお客様の声をQFDに反映させようとする際に、作成者の感性に響い
た声だけが偏って抽出されて、要求品質展開表に反映される懸念があります。また、作
成された要求品質展開表とお客様の声との間に隔たりがないかを、作成者以外で検証す
るのも困難です。本講演では、お客様の声の分析ツールとして近年注目されるテキスト
マイニングを使って、お客様の声を見える化し、QFDの精度向上に役立てる方法と、
その実践事例を紹介します。
新製品開発のしくみ構築による開発能力の強化
郡田 裕生 氏(㈱MCシステムズ 技術部 次長)
MCシステムズは、自動車部品の防錆表面処理を主業務としております。表面処理は特
殊工程であり、多種にわたる部品に採用されているため、新製品開発から採用に至るに
は長期間を要します。当社はQFDを活用することにより薬剤メーカー・部品メーカー・
最終ユーザーと共同での新製品の開発を効率的に行っています。講演では、その事例を
紹介します。
お申し込み先:セミナー受付グループ(TEL:03-5379-1233/FAX:03-3225-1814/regist@juse.or.jp)
※No 欄は記入しないでください 2014 年 月 日
No 参加者名ふ り が な
所属事業所・
部課・役職名 所 在 地 電 話
チュートリアル
お申込み
〒 □チュートリアル1
□チュートリアル2
〒 □チュートリアル1
□チュートリアル2
〒 □チュートリアル1
□チュートリアル2
※チュートリアル・セッションにお申し込みいただく場合は,右欄の□にチェックをお入れください.
●連絡担当者さま(お申込受付後「開催ご通知」をお送りする方)
会 社 名 事業所名 電 話
部 課 /
役 職 名 担当者名
ふ り が な
FAX
E - ma i l 会 員
番 号
所 在 地 (〒 - )
参 加 費
シ ン ポ ジ ウ ム
チュートリアル1
チュートリアル2
□一般 20,520円/□賛助会員 19,440円× 名= 円
□ 5,400円× 名= 円
□ 5,400円× 名= 円
参加費の合計
円
※参加者のご都合が悪くなった場合には,原則として代理の方のご参加をお願いします.やむを得ずお客様の都合でキャンセルされる場合にはFaxで
ご連絡を願います.なお,事前のご連絡がなかった場合,参加費の 100%のキャンセル料を申し受けます.
※ご記入いただいた企業・組織及び個人情報には,参加申込受付処理ならびに日科技連からのセミナー情報ご送付のために使用いたします.また,
当該個人情報は必要なセキュリティ対策を講じ,厳重に管理し,第三者に提供することはありません.なお,お申し込みいただいた方には当連盟の
セミナー・研究会・講演会等をご案内する場合がございます.また,その際,宛名データを外部に委託する場合がありますのであらかじめご了承くだ
さい.ただし,ご要請があればご案内を速やかに中止いたします. 2014.7
お申込み先 一般財団法人 日本科学技術連盟 セミナー受付グループ
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷 5-10-11
TEL:03-5379-1233 / FAX:03-3225-1814 / E-mail:regist@juse.or.jp
お申込み方法
「参加申込書」に必要事項をご記入のうえ、FAX、郵送、メールのいずれかで下記宛先にお申し込
みください。
※チュートリアル・セッションは、シンポジウムに参加される方が対象(希望者のみ)です。チュ
ートリアルのみのお申し込みはできません。
※チュートリアル・セッションの参加費は 1、 2 それぞれ 5,400 円です。1、 2 の両方に参加さ
れる場合は、計 10,800円となりますのでご注意ください。
※開催の約1ヶ月前に、参加券、開催通知、請求書などを「申込担当者」様宛にお送りいたします。
※お支払いの詳細については請求書に記載してあります。
内容についての
お問い合わせ先
一般財団法人 日本科学技術連盟 教育推進部 第一課 QFD担当 安隨・源間・清田
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南1-2-1
TEL:03-5378-9814 / FAX:03-5378-9842 / E-mail:techsemi@juse.or.jp
お申込みについて
主にマネージャーの方に向け、マネージャーとして必須レベルの QFD の基礎知識や全体像、取り組みを活性
化させるマネジメントの仕方や場の作り方について手早く学んでいただけます。また、時間内の総合質疑では、
QFD の実務経験者がみなさんの悩みに回答します。
■ カリキュラム
日程 内容
1 日目
13:30~
17:30
1.QFD の利用領域と効果
2.QFD は何をするツールか ①分けて考え,統合する ②因果関係を可視化する
③多次元で情報を整理する
3.場の運営とコミュニケーション
4.QFD の様々な活用場面 ①品質展開事例 ②他ツールとの連携
5.総合質疑
■ 開催概要
回数 早わかりコース
1 5/26(月)
2 8/21(木) 会 場 東京(日科技連・東高円寺ビル)
参加費 一般・23,490 円
会員・19,440 円
はじめてQFDに触れる方、改めて基礎から学びたい方向けのセミナーです。QFDの基本や、品質表の作成法
などを習得していただけます。また、演習で用いる品質表作成ソフトは無料でお持ち帰りいただけますので、
職場で活用することができます。
基礎編修了レベルの方を対象にした応用・実践研修です。構想図をメインに、実際の業務の中での活用方法
を学んでいただけます。自分の課題を実際に演習の中で実践することができます。
■ カリキュラム
コース 日程 内容
基礎編
1 日目 講義 1:品質機能展開とは
演習:品質表の作成①
2 日目
演習:品質表の作成②
演習結果の発表
個人演習:個人テーマによる要求品質展開
講義 2:品質表の活用法
まとめと総合質疑
実践編 3 日目
演習:業務の構造を整理し,業務の連携を描く
事例解説:様々な二元表
演習:構想図を作成する
演習:重要点の二元表を作成する
発表:構想図と各軸の展開例
講義:他手法の連携,成果物への展開
■ 開催概要
回数 基礎編 実践編
1 6/2(月)~3(火) 6/4(水)
2 9/16(火)~17(水) 9/18(木)
3(大阪) 11/26(水)~27(木) 11/28(金)
4 12/1(月)~2(火) 12/3(水)
会 場 東京(日科技連・東高円寺ビル)
大阪(中央電気倶楽部ビル)
参加費
基礎・実践 一般・88,020円
会員・79,920円
基礎編のみ 一般・64,800円
会員・59,400円
実践編のみ 一般・32,400円
会員・30,240円
*【基礎・実践】は、それぞれを単独で受講されるよりお得な価格になっています。 *基礎編のみ、実践編のみでの受講も可能です。 *実践編は、QFD の基礎知識をお持ちの方が対象です。原則として、基礎編(旧入門コース含む)を受講してから実践編を受講される
ことをおすすめします。 *【基礎・実践】を受講される場合、実践編は同一年度内限定で、後の回へ変更(事前登録)が可能です。
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