View
0
Download
0
Category
Preview:
Citation preview
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
2019年度 会社説明会
2019年5⽉29⽇⽇東電⼯株式会社
代表取締役社⻑ CEO髙﨑 秀雄
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.2
1. 連結業績(2018年度)
2. 連結・セグメント別事業計画(2019年度)
3. 技術戦略(新規事業への取り組み)
4. 資源投⼊
5. 株主還元
6. 中⻑期の⽅針
本⽇のご説明内容
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
2018年度 連結業績
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
単位︓億円 2017年度 2018年度 増減率(%)
売上⾼ 8,574 8,065 ▲5.9%
営業利益 1,257 928 ▲26.2%
税引前利益 1,262 919 ▲27.2%
当期利益 875 666 ▲23.8%
営業利益率 14.7% 11.5% ▲3.2p
ROA 9.6% 7.2% ▲2.4p
ROE 13.0% 9.6% ▲3.4p
為替レート(¥/US$) 110.8 110.6 -
2014年度より国際会計基準(IFRS)を適⽤しています。業績は、1億円未満を四捨五⼊して表記しております。
2018年度 連結業績実績
4
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
2018年度 営業利益増減(前年度差)
17年度実績
18年度実績
販売数量 価格低下合理化
固定費 技術⽀援料
製品構成その他
1,257 単位︓億円
928
+60▲65
▲80 ▲50
▲190
■エレクトロニクスや⾃動⾞業界向けの需要減速等による販売数量減少■ロイヤリティ収⼊計上の⼀⽅、価格の低下影響、固定費が増加
5
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
2019年度 事業計画
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
単位︓億円 2018年度 2019年度 増減率(%)
売上⾼ 8,065 7,900 ▲2.0%
営業利益 928 850 ▲8.4%
税引前利益 919 850 ▲7.5%
当期利益 666 620 ▲6.9%
営業利益率 11.5% 10.8% ▲0.7p
ROA 7.2% 6.6% ▲0.6p
ROE 9.6% 8.7% ▲0.9p
為替レート(¥/US$) 110.6 110.0 -
2019年度 連結業績(計画)
7
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
単位︓億円 2018年度 2019年度 増減率(%)
インダストリアルテープ
売上⾼ 3,553 3,600 +1.3%営業利益 311 400 +28.7%
オプトロニクス売上⾼ 4,301 4,100 ▲4.7%営業利益 620 500 ▲19.3%
ライフサイエンス
売上⾼ 300 265 ▲11.5%営業利益 19 0 0.0%
その他売上⾼ 263 285 +8.3%営業利益 ▲20 ▲15 -
全社・消去売上⾼ ▲351 ▲350 -営業利益 ▲2 ▲35 -
合計売上⾼ 8,065 7,900 ▲2.0%営業利益 928 850 ▲8.4%
2019年度よりオプトロニクスのプロセス材料の帰属をインダストリアルテープの基盤機能材料へ変更しました。本資料では、当ページ以降も含め2018年度数値は当該変更を反映した数値を記載しております。
2019年度 セグメント別業績(計画)
8
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
インダストリアルテープ
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
インダストリアルテープ事業の展望
【成⻑市場】エレクトロニクス(スマートフォン、電⼦部品)、次世代モビリティなど
【エリアに即したニーズへの対応】4極開発体制でのエリア完結型ビジネスの推進、エリアに即したニーズの取り込み
【環境への貢献】環境貢献製品の開発、環境に配慮した事業活動、CO2排出量、溶剤排出量の低減
【⽣産性の向上】プロセス材によるお客様のモノづくりの⽣産性向上に貢献
【コアコンピタンス】■三新活動■基幹技術(粘着・塗⼯・⾼分⼦機能制御・⾼分⼦分析評価)
よくつく はがせる まもる ふせぐすべるとおす たえる とる
■ニッチトップ製品の創出、環境への貢献、⽣産性の向上を通じて、さらなる成⻑、⾼収益化を実現
営業利益率18年度実績
8.7%
19年度計画11.1%
10
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
事業状況(18年度実績・19年度計画)単位︓億円 2018年度 2019年度 増減率(%)
基盤機能材料 売上⾼ 1,947 2,060 +5.8%トランスポーテーション 売上⾼ 1,606 1,540 ▲4.1%
合計売上⾼ 3,553 3,600 +1.3%営業利益 311 400 +28.7%
(基盤機能材料)・⼀般⼯業⽤材料が堅調に推移・スマートフォン組み⽴て⽤両⾯テープは下半期に減速
(トランスポーテーション事業)・下半期に⾃動⾞市場の停滞による影響を受け軟調・モーターの絶縁材料、内圧調整材料は好調に推移
18年度
11
(基盤機能材料)・スマートフォン組み⽴て⽤両⾯テープの増収・半導体関連製品における収益⼒の強化
(トランスポーテーション事業)・グローバル体制の最適化を推進、歩留まり改善等による収益性向上・電動化、⾃動運転といった変化に⽣産体制の強化といった施策実⾏
19年度
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
次世代モビリティへの取り組み■インダストリアルテープ以外に情報機能材料も展開■2018年度連結売上⾼の約20%が⾃動⾞⽤途
電波吸収体 モーター絶縁材料
内圧調整材
12
インダストリアルテープとオプトロニクスの融合
⾞載ディスプレイ
⾞内ディスプレイ
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.13
エリアニーズへの取り組み■成⻑する市場/エリアとして、2012年度に現Nitto Bentoを買収■紙おむつなど衛⽣⽤製品のエリアニーズを取込み、売上⾼は買収後に3倍強へ
Nitto Bento(トルコ)を中⼼にHygiene事業を拡⼤
0
50
100
150
200
250
300
350
FY12 FY13 FY14 FY15 FY16 FY17 FY18
2012年度を100とした各年度の売上推移
100132 139 155
175205
315トルコを中⼼としたEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)の市場を開拓
*Hygiene事業︓紙おむつなどの衛⽣⽤製品
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
環境への貢献・取り組み■⾼まる環境課題/配慮への意識に、Nittoの技術・製品にて貢献
■欧⽶住宅市場への取り組み・環境配慮のニーズが⾼まる建材⽤途へNitto製品を展開製品事例︓⾼機能複層ガラス⽤保護材
■環境賞を受賞・完全無溶剤型の両⾯接着テープが第46回環境賞における優良賞を受賞
*環境賞国⽴環境研究所・⽇刊⼯業新聞社共催、環境省後援。環境保全や環境の質の向上に貢献が認められる技術や製品などの中から、プレゼンテーション審査などを経て選定
完全無溶剤型両⾯接着テープ
【実⽤例】
銘板の固定 スピーカーシートの固定
飾りパネルの固定 LCDモジュールの緩衝材の固定
インパネ周辺の吸⾳材の固定
フロアマットの固定
ルーフ材背⾯のハーネス固定
ドアロックのシール材の固定
14
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
⽣産性向上への貢献・取り組み■お客様のモノづくりのプロセスに、Nittoの技術・製品にて貢献
さまざまなはく離機能により、お客様での歩留まりと⽣産性向上に貢献
固定 加熱
熱はく離
■モノづくり(製造⼯程)
UVはく離
UV照射
はく離はく離
15
しっかりくっつき簡単はく離で材料
ロスを低減
繊細な材料もUVはく離により
利⽤可能
歩留まりと⽣産性向上に貢献
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
オプトロニクス
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
市況⾒通し 19年度以降の取り組み
⼤型 ■ハイエンド・コモディティの⼆極化
■中国パネルメーカーへのシフト加速
■ハイエンド市場超薄型偏光板による差別化
■コモディティ市場ビジネスモデルの転換(収益⼒強化)
(1)アライアンス中国錦江集団への技術供与
(2)知財活⽤・オープン化
モバイル ■市場成熟化、⽣産台数頭打ち■さらなるディスプレイ・技術の進化
■1台当たりの搭載件数増加■ディスプレイの進化に技術⼒で追随
・耐屈曲設計⼒の向上・各部材のトータル設計
■スパッタ、プリント回路技術等の保有技術をスマートフォン向けなどの新たな部材へ展開(電波透過フィルムなど)
ITO
プリント回路
オプトロニクス事業の展望■⼤型市場の⼆極化、さらなるディスプレイの進化に
技術⼒、ビジネスモデルの転換でさらなる価値提供を実現
フォルダブル ローラブル
17
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
事業状況(18年度実績・19年度計画)
18
単位︓億円 2018年度 2019年度 増減率(%)情報機能材料 売上⾼ 3,894 3,640 ▲6.5%プリント回路 売上⾼ 407 460 +13.0%
合計売上⾼ 4,301 4,100 ▲4.7%営業利益 620 500 ▲19.3%
(情報機能材料)・第3四半期に汎⽤偏光板のロイヤリティ収⼊を売上として計上・光学フィルムは、市場成⻑率の鈍化等による影響を受けた
(プリント回路)・ハードディスクドライブ(HDD)の⾼容量のデータセンター向けが牽引して堅調に推移
18年度
(情報機能材料)・情報機能材料における販売数量減、値引きなどによる減収・フォルダブルやローラブルといった新たなディスプレイの変化に追随
(プリント回路)・ハードディスクドライブ(HDD)⽤途でのシェア拡⼤・合理化の徹底などによる収益⼒の強化
19年度
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
ディスプレイの進化 〜フォルダブルへの対応〜
各種光学フィルムの開発・偏光板・ITO(透明導電性フィルム)・光学粘着剤
①新たなニーズへの対応・折り、曲げ、しわ
②各種フィルムの⼀体化などによる付加価値の向上
従来(リジッド) フォルダブル
差別化分岐点易 難
耐屈曲設計
各部材は個別設計 各部材のトータル設計
■ディスプレイの進化による“折り”“曲げ”“しわ”などの新たなニーズへの対応とともに、各部材のトータル設計による顧客への提供価値向上を推進
19
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
・ロール製造技術・スパッタリング技術・光学設計技術・粘着剤設計技術
使⽤技術・各種⼲渉メタリック⾊・曲⾯成型加⼯・マット感
特性
⾼級感あるアルミ等の⾦属筐体使⽤不可
アプリケーション例︔⾃動⾞センサー周り装飾、無線給電⽤装飾、スマートフォン筐体など
■ミリ〜マイクロ波帯域利⽤における課題
20
マイクロ波(電波)電波遮断
⾦属製の筐体
⾦属の質感があり、且つ電波が透過できる
電波透過
Nitto “⾦属調加飾フィルム”
⾼速データ通信に向けた技術開発
マイクロ波(電波)
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
プリント回路市場での成⻑戦略■20年以上HDD市場で培い、実績を認められた⾼精度回路形成技術を
HDD以外の市場へ展開しポートフォリオの変⾰を推し進める
21
⽣産能⼒増強に向けた設備投資を実⾏中
新⽤途開拓
新規
現⾏
現 ⾏ 新 規
新製品開発
新需要創 造
新製品開発
新⽤途開拓
新製品開発
医療⽤基板半導体⽤
基板HDD⽤
⾼精度基板FPC全般
携帯電話及び
その他⽤途向け⾼精度基板
無線給電 低誘電多孔PI
⾼精度基板
将来現在これまで
技術
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
ライフサイエンス
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
事業状況(18年度実績・19年度計画)
23
単位︓億円 2018年度 2019年度 増減率(%)
ライフサイエンス売上⾼ 300 265 ▲11.5%営業利益 19 0 -
(ライフサイエンス)・⾼⾎圧症を対象として開発した経⽪吸収型テープ製剤が頻脈性⼼房細動にも適⽤
・KRAS変異がんを対象としたsiRNA製剤も⽶国FDA(⾷品医薬品局)より臨床試験実施を許可され、治験第1相試験を実⾏中
・核酸医薬の受託製造は、引き続き拡⼤傾向
18年度
(ライフサイエンス)・核酸創薬では、線維症および難治性のがん治療薬領域で研究開発と治験を推進し、新たな事業の柱として育成
・肝硬変テーマについては、Phase2の中間解析まで到達・核酸受託製造においては、新規顧客開拓を強化し、更なるシェア拡⼤を図る
19年度
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
開発 臨床 承認 商業化
0
200
2014 2016 2018 2020
核酸医薬 臨床件数推移 18年度承認薬アミロイドーシス(臓器機能障害)★AL社(Patisiran)★IS社(Inotersen)炭疽菌ワクチン★EM社(NuThrax)
核酸製造サービス (One-Stopサービス)NITTO NITTO Avecia NITTO Avecia Pharma
核酸合成材料 核酸原薬の製造 製剤化(無菌充填)
合成
精製
凍結乾
燥分析
無菌充
填
製剤分析
原薬分析
⾃社調べ
■核酸医薬の新規承認・商業的成功により、市場は引き続き活況
核酸医薬市況とNittoの核酸受託製造事業
24
ガン治療薬Nitto Bio Pharma
がん指向性リポソーム
GSTπsiRNA
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
57%
受託製造シェア(臨床件数ベース)
63%
17年度 18年度
25
核酸受託製造事業について■受託製造シェアは臨床案件ベースにて63%へ向上■核酸業界の更なる活性化を⽬指し、差別化戦略を推進
差別化戦略の推進
核酸業界を活性化
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.26
2018年2010年
申請申請
2019年
共同開発経緯
市上市予定
2020年
前臨床試験・臨床試験
テープ製剤の特徴
1⽇1回貼付で24時間安定した⾎中濃度を維持できるため、
良好な有効性および安全性が期待できる
⾷事の影響を受けにくい
投薬状況を視覚的に確認可能
経⼝服薬が困難な患者様へも投与可能
*「ロナセン®」は、⼤⽇本住友製薬株式会社が創製した経⼝の⾮定型抗精神病薬
統合失調症治療における服薬アドヒアランス向上のため、両社の技術を融合させ経⽪吸収型テープ製剤を共同開発
服薬アドヒアランス向上に寄与し、統合失調症の治療
に貢献
注記 この説明資料に含まれている医薬品(開発中のものを含む)に関する情報は、宣伝広告、医学的アドバイスを⽬的としているものではありません。
「ロナセン®」テープ製剤の承認申請
2018年7⽉︓製造販売承認申請⼤⽇本住友製薬と共同開発開始
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
技術戦略(新規事業への取り組み)
2019年5⽉29⽇⽇東電⼯株式会社
取締役 専務執⾏役員 CTO梅原 俊志
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
Nitto全社技術部⾨■技術・知財・プロセスが⼀体となり、R&D活動を推進
全社技術部⾨
新規事業本部
Nitto Innovations
⽇東電⼯アジアテクニカルセンター
光通信事業推進部
情報インターフェイス技術センター
スペースイノベーション技術センター
研究開発本部
北海道研究所
⽇東⻘島研究院
⽇東電⼯テクニカル
サステナブル技術研究センター
基幹技術研究センター
核酸医薬開発本部
Nitto BioPharma
ライフサイエンス研究センター
技術戦略本部
知的財産本部
プロセス技術本部
事業部(⾨)開発
28
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
これまでのNittoの戦い⽅■70の業界に13,500種類の製品を提供する中間材料メーカー
原材料
部材
製品
中間材料
偏光フィルム
LCD-TV
液晶ディスプレイ
フィルム・溶剤
※LCD-TVの事例
29
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
これからの⽬指すべきNittoの戦い⽅■次の100年に向けた新たなビジネスモデル構築を⽬指す
原材料
部材
製品
中間材料サービスマネジメント
ロールto
パネルIoT
センサ
インタンジブル価値
ライフサイエンス
新事業創出
インキュベーター
技術供与
技術・プロセス開発
超薄型偏光板 POF
POF:プラスチック光ファイバー
30
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
ライフサイエンスビジネス■創薬+技術プラットフォーム確⽴により、新ビジネスモデル構築へ
2024年以降、安定的に投下資本を回収
肝硬変
肺線維症
KRAS変異がん難治がん・希少がん分野で
医療ニーズに密着した共同研究
Bristol-Myers Squibb様と提携
⼤阪国際がんセンター様と提携
核酸医薬の創薬
DDS技術プラットフォーム確⽴ 核酸医薬受託合成
メディカル事業部連携
Nitto BioPharma, Inc.
Nitto Denko AveciaInc.ライセンス供与等で参⼊障壁を作る
※DDS : Drug Delivery System※KRAS : Kirsten rat sarcoma viral oncogene homolog
Phase2の中間解析まで到達
31
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
技術供与によるロイヤリティビジネス■技術・プロセスというインタンジブル価値を活⽤したビジネスモデル
錦江集団、及び関連各社との提携
【⼤型偏光板技術⽀援】世界最⼤級の偏光板設備導⼊
【従来】⾃社⼯場進出 インタンジブル価値活⽤
戦い⽅を変える
中国市場で苦戦 新しい稼ぎ⽅の実⾏
【対価】最⼤150億円
32
杭州錦江集団
CMMT SAPO
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
サービスマネジメントビジネス■お客様とNittoのプロセスが⼀体化し、P/L・B/Sの両⾯で貢献
ロールtoパネルシステム
輸送LCDメーカー
⼊荷・開梱 受⼊検査 カットパネル貼合
完成検査
偏光板メーカーカット 出荷検査 梱包・出荷偏光板ロール 【ロールtoパネル】
重複しているプロセスをなくし、お客様の⼯程に⼊り込み、LCDを良品率100%で納⼊
【従来】お客様の近くに⼯場進出
畜産分野における
IoTセンシング
データ取得 解析 サービス提供
までを検討中
33
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
インキュベーター活⽤による事業創出■超初期段階の企業にアプローチする新しい⼿法を導⼊
スタートアップ約60社
スポンサー契約
研究室
共同研究
Nittoは最上位スポンサーとして契約
新事業創出へ
※インキュベーター=スタートアップ企業の⽀援を⾏う事業者
ファンディングパートナー
インキュベーター
34
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
これからの⽬指すべきNittoの戦い⽅■次の100年に向けた新たなビジネスモデル構築を⽬指す
原材料
部材
製品
中間材料サービスマネジメント
ロールto
パネルIoT
センサ
インタンジブル価値
ライフサイエンス
新事業創出
インキュベーター
技術供与
技術・プロセス開発
超薄型偏光板 POF
※POF:プラスチック光ファイバー事業領域拡⼤
35
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
Nittoが⽬指す重点領域■戦略的に経営資源を投下し、事業ポートフォリオの進化を図る
情報インターフェイス 次世代モビリティ ライフサイエンス
情報インプットプロセス
アウトプット次世代輸送機器で
必要不可⽋な存在に 先端医療への挑戦
36
既存事業
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
既存事業
重点領域におけるR&Dテーマ■次の100年に向けて技術の種を育て、芽が出たら事業部・エリアへ移管
情報インターフェイス 次世代モビリティ ライフサイエンス
POF磁性フィルム
薄型センサデバイス電波透過フィルム電気剥離粘着剤
空間ライティング透明圧電フィルム
ネオジム磁⽯低誘電基板電波吸収体
防汚フィルム表⾯改質シート広帯域吸⾳材
湿潤接着
DDS技術Active TTS新規核酸医薬
対⽪膚粘着技術電極フィルム
ウェアラブルセンサ防汚・抗菌材料
※TTS : Transdermal therapeutic system
37
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
プラスチック光ファイバー■⾼速⼤容量通信時代における光配線の実現に新技術で貢献
2018年度
基礎技術確⽴
量産化技術
市場本格投⼊
※写真はNitto試作品
量産開始
2019年度
2020年度
FA アミューズメント
HDMIデータセンタ
少量量産
ターゲット市場
ターゲット市場
ホームネットワーク
38
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
ネオジム磁⽯■⾃動⾞⽤途展開に先駆けて、まずは他⽤途での価値検証を実施中
顧客と共同で価値検証中
リニアモータの推⼒向上
サーボモータの⼩型・⾼精度化
推⼒15%UPの期待
25%⼩型化の期待
40〜50%UP磁束
従来品
磁束集中
39
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
Nittoが⽬指すコンバージェンス(融合)■社内だけでなく、社外(企業や⼤学)との連携を深める
社内コンバージェンス 社外コンバージェンス強みを磨く 強みを⾼める
個⼈能⼒UP
事業部(⾨)
技術
コーポレート
知的財産
プロセス
エリア
⼤学
企業
研究機関
技術
知財⼈財
ノウハウ
計11社、26⼤学と技術提携を実⾏中40
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
資源投⼊
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
資源投⼊
42
2017 2018 2019(計画)
設備投資 研究開発費
4.2%
472
644750
312 320 330
単位︓億円 単位︓億円
■設備投資は過去最⾼⽔準の750億円を計画■研究開発費は売上⾼⽐にて4.2%、330億円を計画
365
604567
2014 2015 2016 2017 2018 2019(計画)
2014 2015 2016
4.0%3.6%
304
4.0%
321
4.1%
282
3.4%売上⽐
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
株主還元
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
株主還元(配当⾦)
44
40 50 50 50 55 70 75 80 90 10050
50 50 5065
70 75 8090
100
0
50
100
150
200
250
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
1株当たりの中間配当⾦
1株当たりの期末配当⾦
⾒通し
単位︓円
90(27%)
100(53%)
100(38%)
100(32%)
120(25%)
140(28%)
150(38%)
160(30%)
180(43%)
200(51%)
( )は連結配当性向
■株主の皆様に対して安定的に利益の還元を⾏うことが基本⽅針■2019年度の1株当たりの配当⾦は200円を予定
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
中⻑期の⽅針
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
2019年 2021年
収益性
コンバージェンス
三新活動 ニッチトップ
M&A
営業利益1,750億円
⻑期で⽬指す姿
成⻑戦略
主な打ち⼿さらなる成⻑戦略
構造改⾰
新たな中⻑期展望■2021年度に営業利益1,000億円台の回復を⽬指す
46
営業利益1,000億円
現状
新たな勝ち⽅
2025年近傍
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.47
新たな成⻑に向けた「Nittoが⽬指す経営」■2021年度営業利益1,000億円に向け、Nittoの新たな成⻑を実現していく
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
【環境】【社会】
【ステークホルダー】【多様性】
ESG(環境・社会・ガバナンス)観点での企業経営の⽅向性
製品とモノづくりで環境に貢献
より安全で健やかな社会を⾒えないところから⽀える
世界中の従業員の多様性を受け⼊れ
活かす
ステークホルダーへ驚きと感動を提供
■ESGを意識した経営を強化していく■中⻑期的な視点をもった取り組みを強化していく
CO2削減地球・環境への貢献
クリーン・安全への貢献先端技術で社会へ貢献
48
持続可能な企業成⻑へ
⼈権 ダイバーシティタレントマネジメント労働安全衛⽣
経営ガバナンス強化
©2019 Nitto Denko Corporation. All Rights Reserved.
本資料における業績計画及び将来の予測等に関する記述は、現時点で⼊⼿された情報に基づき判断した予想であり、潜在的なリスクや不確実性が含まれております。従いまして、実際の業績は、様々な要因によりこれらの業績計画とは異なる場合がありますことをご承知おきください。
Recommended