“光・レンタ” 現調マニュアル -...

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“光・レンタ”

現調マニュアル

エージェント用

現調時(アプローチ時)に入手する物

電気料金の領収書1年分のコピー(無い場合はお持ちの月数分全てのコピーをいただきます)

従量電灯C・低圧電力契約の場合の領収書

一般のオフィスや店舗等の場合で6kVA(60A)以上50kVA未満の契約が従量電灯C

※事業所と住まいが同一住所で、領収書が2種類存在する場合は、従量電灯Cは事業用、従量電灯Bは家庭用と判断します。従量電灯Cでご契約電力量の確認をします。

低圧電力契約の場合は、ご契約種別が低圧電力と記載されています。

ご契約電力量はシミュレーションに重要ですので、必ずメモして下さい。

現調時(アプローチ時)に入手する物

電気料金の領収書1年分のコピー(無い場合はお持ちの月数分全てのコピーをいただきます)

高圧契約の場合(請求書)

現調時に必要なアイテム

必須アイテム

・現調シート・バインダー(現調時に現調シートを挟んで書く易くします)・消えるボールペンやマーカーペン(現調シート記載時の修正に便利です)・カメラ(電球や器具、場所のレイアウト風景等を撮ります)・ライト(器具等に記載の型番等が暗くて見えない時に使用します)・メジャー(蛍光灯や電球、器具等の長さや直径の測定、作業場所の高さ・幅等の測定に

使用します)5mメジャーが推奨です。・ドライバーセット、ペンチ(プライヤー)等・軍手(電球の取り外し時に熱を持っているので、やけど防止)

持っていると便利なアイテム

・オペラグラス(高所等で型番等の文字の読み取り時に使用します)・脚立(口金確認等で球の取り外しや測定補助アイテムとして)・レーザー距離計(天井までの高さや建物の幅の測定が簡単に出来ます)・照度計(実際の照度確認が出来ます)

設置状況の確認(1)

現地調査の実施現地調査報告シート

現地調査報告シート記入にあたり、器具にはいろいろな種類があります。

器具の確認は正確にお願いします。

現調シートにレイアウト及び蛍光灯や電球のスケッチを記入します。その際、蛍光灯は次ページの通り

微妙な長さの違いにより、製品が異なる場合がありますので、メジャーで測定し確認するか、蛍光灯の形式確認をして下さい。(例)18形・20形・40形など

現調時に確認・ヒヤリングする項目

ヒヤリング

・点灯時間(各フロアー毎又は、スペース(会議室・倉庫・休憩場所・食堂)毎)・点灯日数(各フロアー毎又は、スペース(会議室・倉庫・休憩場所・食堂)毎)・灯具の下に机や商品等の物がある場合は、LED工事当日は移動してもらえるか?(事前に移動してある場合と、養生等が必要な場合とでは、工事費用や工事作業時間等が異なります。養生が必要な場合は、現調時に全体写真や部分写真等を撮影し、工事業者様が解るようにします)※特に机上に書類や本等が多く積んである机は書類移動や整理等が必要で、工事後従業員等からのクレームが発生する場合がある為、事前告知が必要。

(特に学校関係はクレーム発生の確率が高い)・球交換等は誰が行っているか?(社員が行っている場合や、業者に委託している場合等の確認)

・球交換のリストや型番が解る物(交換時のレシート等)の有無を確認する。・予備球の有無(ある場合は、パッケージ等の写真を撮る事)

目視確認や、計測

・高所(3.5m以上)場所が無いか?あった場合にその場所迄ローリングタワー等の搬入が可能か?または、高所作業が数か所の場合、移動がスムーズに可能かどうか?※入口~その場所迄の通路や曲り角等で幅が狭い場所や階段等を計測して図面に記載。

◆ 現調時に知っておきたい知識

設置状況の確認(2)

現地調査では現状使用している器具の確認

現地調査報告シート記入にあたり、現状使用している器具の確認をお願いします。

また、携帯電話のカメラの撮影をお願いします。

逆富士2灯逆富士1灯トラフ1灯 埋め込み2灯

トラフ2灯 下面ルーバ器具付き2灯 笠付1灯 笠付2灯

現地調査では現状使用している器具の確認

設置状況の確認(2)

設置状況の確認(2)

現地調査では現状使用している器具の確認

現地調査報告シート記入にあたり、現状使用している器具の確認をお願いします。

また、携帯電話のカメラの撮影をお願いします。

二階

一階

3000kg 昇降機

3.3m×5.5m

キュービクル

事務所

分電盤

約10m

28.5

37.5m

二階建倉庫(1・2階同じ)

8.5m 8.5m

28.5m

8m8m

L字形倉庫天井高

8.5m 8.5m

二階建倉庫天井高

81.42m

26.12

61.5m

37.5m

15m

L字形倉庫(平屋)

75m

15m

22.5m

22.5m

天井高が高い場合の現地調査

設置状況の確認(2)

天井高が高い場合の現地調査

現地調査時には、ローリングタワー・高所車の移動が可能化など、導線中心に撮影してください。

器具の撮影も必要ですが、追加工事に関係する部分を中心に撮影します。

商品が天井近くまで積み上げられている場合には、工事ができない場合があります。

分電盤の位置および撮影をお願いします。

設置状況の確認(2)

ガソリンスタンド・現地調

設置状況の確認(2)

設置状況の確認(2)

安定器内蔵コンパクト形蛍光ランプ

近年,照明器具の小形・薄形化や省エネルギーへのニーズの高まりとともに,細径の発光管を採用した高周波点灯専用形蛍光ランプの需要が拡大している。こうしたなか,スリムな小形器具に適したコンパクトな蛍光ランプが望まれている。インバータ回路を内蔵したコンパクト形蛍光ランプ、このランプは口金内部にインバータ回路を内蔵しているため,

器具側にインバータ回路が不要であり,小形器具の設計が可能となる。

設置状況の確認(2)

直流から交流を作る回路をインバーターと言います。例えば、自動車に取り付けて通常の家庭用電化製品やノ^トパソコンを使用できるようにする装置で、小型のものではシュガーライターにプラグを差し込んで使います。

器具の寸法 Φ250

Φ200

Φ175

Φ150

Φ100

設置状況の確認(2)

設置状況の確認(2)

項 目

1 器具の変色・変形・ひび割れ・がたつき・破損等はないか。

2 ソケットのひび割れはないか。

3 ソケットのバネは正常か。

4 配線の劣化・ひび割れ・錆びはないか。

5 器具内のAC/DCコンバータ取付スペースは十分か。

6 既存の安定器取り外し・残置の有無。

7 交換する照明器具に非常灯・誘導灯は含まれていないか。

8 取り付け場所は製品仕様書の使用条件範囲か。

9 施工に伴う、廃棄物についての話し合いが付いているか。

10 別途工事料金(休日、夜間工事、足場・養生、高所車)の有無。

11 残存照明器具活用の場合、照明器具改造後の製造物責任移転の説明を使用者に説明しているか。

設置状況の確認(3)

現地調査では現状使用している器具の確認

現地調査時には、上記内容の確認が重要です。

非常用照明には使用できません。

構造上製品は防水対応ではありません。

誘導灯には使用できません。

照明器具は設置して8~10年経つと、外観に異常が無くても内部の劣化は進行しています。照明器具の耐用年数は使用条件(周囲温度、湿度、電源電圧・点灯時間・汚損・振動など)によって大きく影響され、一律に規定することが困難ですが、JSC8105-1の解説では以下のように示されています。

(JSC8105-1「照明器具-第一部:安全性追求事項通則より抜粋)

電気用品安全法の技術基準では、規定条件での電気絶縁材料の性能の限界を40,000時間としております。実際には諸条件が影響し、30,000時間くらいから摩耗故障期とよばれる部品劣化が始まるとされております。

既存器具の経年劣化確認

設置状況の確認(4)

上記の図のように劣化が進んだ照明器具をLED照明導入時には、照明器具ごとのお取り換えをお勧め致します。

落下防止器具(110W型蛍光灯)

建物立面図 設備図面

設置状況の確認(6)

現地調査では設備係の図面の確認を行います。

現地調査報告シートとは別に、建物立面図、設備図面(配線関係)の有無を確認してください。

◆ 知っておきたい知識

E39

ハロゲンミラー径は35mm 50mm 70mm等があります

球を外せる場合は、球を外して型番を調べます。

◆ 知っておきたい知識

◆ 知っておきたい知識

◆ 知っておきたい知識

安定器一対型のタイプこのタイプは

安定器の工事と球交換がスムーズにできます。

安定器が屋根裏等にあり、工事と球交換で作業場所が異なります。

安定器がまとめて壁等に揃って設置されており、作業効率はスムーズです。

※安定器の働きをするバラストフィラメントを内蔵見した安定器不要の水銀灯もあり、水銀灯の青みがかった色とフィラメントの暖かな色が交わり、水銀灯より演色性が向上しているものもあります。見極め方は、

安定器分離型の水銀灯は安定するまで点灯して5分位かかりますが、内蔵型は3分位で光が安定します。

【参考資料1】

【参考資料2】

【現調シート見本】

まとめ(製品代替え選択時に重要)

1、現在設置されている製品の型番を現調シートに記載する。型番不明な場合は・・・①製品の形状の計測(口金・全長・外径(口金近辺+最大径)と写真②器具の計測(口金部分の内径・長さ(深さ)・幅・写真(スケッチ))③高所で計測不可の場合は、器具のアップ写真及び、間接的に他の物と比較して推測出来るよう、他の物が映り込んでいる写真を撮る。

2、防水タイプ蛍光灯有無の確認(防水キャップのチェック)弊社の推奨する代替え蛍光灯タイプLEDは、通常タイプは楕円形ですが、防水タイプは丸形になります。また、現在防水タイプで無い場合で、お客様の要望で防水タイプに変更になるばあいは、その旨を現調シートに記載しておきます。

3、間接照明のチェックを行う。現調の際は、必ず電気のスイッチを付けて間接照明の有無を確認し、立会い者がいる場合は、立会い者にも確認を取る。

4、現調は原則2名以上で行い、現場にて相互に本数を数え、その都度本数が一致するかの確認作業を行う。

5、調光タイプ有無の確認を行う。スイッチ(近く)に調光がついていないか?立会い者に確認を取る。

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