登山者と遭遇 くま・クマ・熊 ヒグマの生活がはじまりました · 2020. 7....

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エゾシロチョウと、高根ヶ原。沼コースも雪解けが進み、コースのあちこちで花が咲き始め、チョウや花の蜜が目当ての昆虫たちが大忙しで花から花へと飛び回っていました。

②先週は満水だった空沼ですが、水が一気に引いて、水の中に沈んでいた看板もすっかり顔を出しました。どこかに穴が開いていて水が抜けていくという噂は本当でしょうか?これからどんどん空っぽに向かってゆきます。

⑤ヒグマ、のんびりお昼寝中。腕を枕にしてる様子がかわいらしくてほっこりしてしまいます。なんとなく笑っているようにも見える?それにしてもよく寝ます。気持ちよさそう~。(7月10日)

⑥登山道の側にヒグマの食べ跡が多数!13日には登山者とヒグマがバッタリ会う(約20mとのこと)状況もありました。ゆっくり過ぎ去るヒグマを見つつ、ヒザはガクブルだったそうです。

③オショロコマ。北海道の源流部に住む魚で、沼コースにある2つの沢とそれにつながる湯の沼に暮らしています。流れる水があると行けるところまで上っていくのは、魚の性なのでしょうか?

④大学沼に浮かぶ石を乗せた雪渓。こんな所に落石があったかな?と思っていたら先日沼の縁に落ちてきた大石でした。雪渓のイカダに乗り、風に揺られ沼の上を漂っていました。

センターにあるヒグマ出没カレンダー。個体確認、足跡、フンに食痕。日々書き込まれていきます。赤い印が個体の確認。どんどん赤くなってゆきます。

⑦7月11日、登山者が約40m程の距離でヒグマと遭遇。「おーい!」と大きな声を出すと逃げて行ったそうです。もし近距離で遭遇した際は、焦らず落ち着いて行動しましょう。登山道の近くを歩くクマ。

2020 高原沼巡り登山 ニュース  7月9日~7月17日 NO.3(7月18日)発行:ヒグマ情報センター

①ギンリョウソウ。なぜか魅了されてしまう花。よく下山してきた登山者に名前を聞かれる花です。色素を持たないため全身真っ白な姿は、森の中では怪しく目立ち、別名ユウレイダケと呼ばれています。

高根ヶ原斜面でのヒグマの暮らしが今年も本格的に始まったようです。草を食べたり寝たり歩いたり…毎日のようにその姿を見るようになりました。

単独、カップル、親子、色々な形で生活しているヒグマたち。色や大きさがなんとな~く違います。今のところ7頭のヒグマを確認しています。

②③

三笠新道は通行できません※

空沼

高原沼大学沼

緑沼

ヤンベ温泉

高原温泉

沼巡り登山口

沼巡り登山コースの入山規制について入山受付7:00~13:00まで。下山時間15:00まで。この時間外は入山できません。なお、入山前に必ずヒグマ情報センターで入山届けを記入し、レクチャーを受けてから入山してください。

○数字は写真の位置※三笠新道はヒグマの出没により閉鎖となりました。

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