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D-1 お問い合わせ先 TEL 044(813)8001 FAX 044(813)8031 URL http://www.nikkai.co.jp/ E-Mail nikkai@nikkai.co.jp
トグル
ロッカ
押ボタン照光式押ボタン
多機能押ボタン
キーロック
ロータリスライドタクティル
傾 斜タッチパネルシートキーボード
表示灯
リレー
規格品
付属品
取扱説明
取扱い説明操作用スイッチ編電圧・電流……………P.D-2 ~ D-3
□最大適用電圧 □回路設計で配慮したい事項 □火花消去回路 □回路結線応用例 □負荷の種類とその影響 □負荷の種類別電流容量
使用環境……………P.D-4 保管・運搬…………P.D-4
操作部…………………P.D-5 ~ D-6 □操作ボタンの取付け上の注意 □樹脂製操作部の汚れ □操作の種類 □操作特性 □操作上の注意
取付け方法…………P.D-6 ~ D-7
端子…………………P.D-8
はんだ付け…………P.D-8 ~ D-9
多機能押ボタンスイッチ/多機能複合スイッチ編有機ELディスプレイカラー IS…P.D-10
□使用上のご注意
有機ELディスプレイロッカ IS…P.D-10 ~ D-11 □使用上の注意 □環境について □パネル取付けについて □接続ケーブルについて
高解像度 IS/高解像度コンパクト IS…P.D-12 □使用上のご注意
スタンダード IS……………P.D-12 □使用上のご注意
傾斜スイッチ編DSシリーズ Aタイプ…P.D-13
□使用上のご注意
DSシリーズ Bタイプ…P.D-13 □取扱いについて □はんだ付け作業について □環境 □誤動作防止について □その他
タッチパネル編………P.D-14 ~ D-15 □取付け時の注意 □取扱い上の注意 □操作上の注意 □設計上の注意 □その他 □ 5線式タッチパネル □コントロールボード取扱い注意
シートキーボードスイッチ編FKシリーズ(メカキータイプ)…P.D-16
FMシリーズ(印刷接点タイプ)…P.D-16 ~ D-18
制御用リレー編SRシリーズ ………P.D-18
□安全に関するご注意 □取付けに関するご注意 □配線に関するご注意 □特別な用途にご検討の場合 □使用環境
その他 ………P.D-19 ~ D-23 □特殊仕様商品 □応用商品 □特長・用途例 □ IEC規格保護構造 □試験設備
お問い合わせ先 TEL 044(813)8001 FAX 044(813)8031 URL http://www.nikkai.co.jp/ E-Mail nikkai@nikkai.co.jpD-2
取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(1)
操作用スイッチ編注意 最大適用電圧スイッチの電流容量にも限界があるように,使用電圧にも限界があります。スイッチの使用限界電圧は,各シリーズの仕様に掲載の最大定格電圧が標準となります。これより高い電圧でご使用の場合は当社までご連絡ください。
回路設計で配慮したい事項
▲
安全上,極めて重要な機器に使用される場合は,併せてフェールセーフなどの安全対策を十分配慮願います。
▲
スイッチの安全回路(アース等)には十分に留意してください。
▲
接点を2個並列に接続して使用するとさらに接触信頼性が高まります。
▲
微小負荷回路では,微小電流用スイッチを使用してください。
火花消去回路誘導性負荷の開閉時の異常電圧・電流に対する接点の保護・信号回路の使用で雑音吸収・防止。・直流回路の接点消耗軽減。これらの方策として,CR方式,ダイオード,バリスタ,これらの組合わせなどを,接点または負荷に並列に接続することにより火花消去作用が得られ,かなり顕著な耐久性向上の効果が得られます。適切な火花消去回路の挿入をおすすめします。
▲DC専用
▲
AC・DC適用
回路結線応用例
▲
極間短絡防止法極間でアーク短絡が懸念される場合は,下記のように中間に遊びの極を設けるか,同相回路で使用してください。
遊びの極を設ける。
同相になるように結線をする。
▲
接点間電圧の高い負荷誘導負荷のようにしゃ断時の逆起電力によるアーク接続に対しては,2極のスイッチを使用し接点を下図に示すように直列に接続する事によって,実質的に接点間隔が2倍となりアークのしゃ断時間が短くなり,接点の消耗が軽減され,条件が良くなります。ただし,2極のスイッチを並列接続して単極に用いても2つの極の接点の動作にタイムラグがあるため,投入・しゃ断容量を2倍にすることはできません。同様に,2極を直列接続にしても投入・しゃ断容量が2倍まで保証できることになりません。最大電圧電流は定格以下で使用してください。スイッチ接点
スイッチ接点 スイッチ接点
バリスタ
スイッチ接点
ダイオード
M
スイッチ
電
源
D-3 お問い合わせ先 TEL 044(813)8001 FAX 044(813)8031 URL http://www.nikkai.co.jp/ E-Mail nikkai@nikkai.co.jp
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取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(2)
注意 負荷の種類と,その影響当社のスイッチの定格表示の多くは交流定格でAC125VかAC250Vの抵抗負荷の場合の電流値を示しています。負荷の種類が異なる時は,「負荷の種類別電流容量」に従いご使用ください。過電流負荷でのご使用は接点溶着の原因となります。
▲
抵抗負荷抵抗分のみの負荷で力率が1(cosφ=1)の負荷です。スイッチの特性を示す基本的な負荷です。純粋に抵抗分だけの負荷というのは少なく,多くの場合何らかの誘導分,容量分が負荷に含まれています。実際に使用する場合は,定格電流の80%以下が適当です。
▲
誘導負荷誘導負荷は,モータ,トランス,ソレノイド等々で,しゃ断時に大きな逆誘導起電圧によるアークを発生し,抵抗負荷に比べ,接点の消耗が多くなります。(負荷の力率が低いほど逆誘起電圧は大きくなります。)
▲
ランプ負荷スイッチ投入時に,フィラメント冷却状態に於ける過渡電流(定常電流の10~15倍)が流れる為に生じるジュール熱,アーク放電による熱等により,接点が溶け,溶着してしまうことがあります。
▲
モータ負荷モータは起動する時に,定常電流の3~8倍の突入電流が流れる為に,接点の消耗が多くなります。モータの種類・起動電流を十分に考慮してください。
モータの種類 起動の種類 起動電流(全負荷電流:100% ) 主 な 用 途三相モータ カ ゴ 形 500%~800% 工 作 機 械
単相モータ
分 相 起 動 形 500%~600% ファン・ポンプ
コンデンサ起動形 400%~500% コンプレッサ
反 発 起 動 形 300%~400% コンプレッサ深井戸ポンプ隈取りコイル形 400%~500% 天井扇風機
その他,ユニバーサルモータ,コンデンサモータ,直流モータ,特殊モータなどに使用する場合も起動電流には十分にご注意ください。◎モータの正逆転切換スイッチについて ●中央OFF形のスイッチを使用してください。2極以上のスイッチは,極と極の同時性が劣る為,力率が低い負荷の場合,アークが発生し,アーク持続中に他の接点回路がONとなり,極間短絡する場合がある為,中央OFF型のスイッチを使用してください。
●一旦停止させてから,逆回転させてください。モータ回転中に逆回転させると(回転中の慣性トルクに相当する電流)+(始動電流)=始動電流の約2倍の電流が流れますので,スイッチの電流容量は十分に大きくとる必要があります。
●2極双投のスイッチで逆回転させる場合回路短絡による焼損防止のため,次のような結線にてご使用ください。
▲
コンデンサ負荷コンデンサ負荷の場合は,スイッチのON時に非常に大きな突入電流が流れるため実負荷でその過渡値を測定し,定格電流を越えない範囲で使用されるか,実負荷で確認されて使用してください。
▲
直流負荷直流負荷の場合はACのように電圧・電流が零になる点がないため,小負荷でも大きなアークを発生します。特に50V以上ではアークの持続時間も極端に長くなり,しゃ断不能になることもあります。電流容量欄に直流表示のないスイッチを直流回路にご使用の場合はお問合せください。●一般にDC30V以下でご使用の際は,AC125Vに相応した電流値まで使用できます。
●マイナス側をCOM端子に接続しますと,アークによる接点損傷の軽減に役立ちます。
負荷の種類別電流容量定格電流容量(AC125V 抵抗負荷)を1とした場合の各種負荷の制御可能電流値の比率
電 圧電 流 容 量
抵 抗 負 荷 誘 導 負 荷力 率 = 0 . 6AC 125V 1 1/2 ~ 2/3
AC 250V 1/2 ~ 2/3 1/4 ~ 1/3
DC 12V 1 3/4 ~ 1
DC 30V 1/2 ~ 1 1/4 ~ 1/2
DC 48V 1/4 ~ 1/3 1/5 ~ 1/4
DC 125V 1/20 1/40 ~ 1/30
負 荷 電 流 容 量抵 抗 負 荷 1誘 導 負 荷力 率 = 0 . 6 1/2 ~ 2/3
ランプ負荷 1/5 ~ 1/4
モータ負荷 1/3
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取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(3)
注意 使用環境による選択
▲
水滴・油・塵埃に対する配慮水滴や油のかかる場所はもとより,塵埃の堆積する場所でスイッチを使用する場合は,防水形や密閉形を使用してください。特に指定のないかぎり,防水形,耐油形,防爆形の構造ではありません。塵埃その他周囲雰囲気の悪い場所で使用すると接触障害の原因となります。
▲
微小電流使用・周囲ガスに対する配慮接点電圧電流が比較的小さく開閉時にアークの出ない使用レベル,あるいは硫化水素や塩素ガスが多く水蒸気の多い環境においてスイッチを使う場合,銀系接点が黒ずむ酸化・硫化現象などを生じ接触抵抗が増大します。この場合接点部に金クラッドまたは,金の厚メッキを施したいわゆる微小電流専用スイッチを用いる必要があります。更に,極めて開閉操作回数の少ない(数回/年)場合には,接点機構が摺動方式(例えばA・B・G・D2シリーズなど)の商品を選択されることを推奨いたします。
▲
ゴム製品に対する配慮一般にパネルシール形スイッチやパネルシール用防水キャップには,合成ゴムが使用されていますが,ゴムの種類により使用環境の適・不適があります。下表はゴム材料の代表的な特性ですが,各成分や製品形状によっても違いがあり,一般的に長所とされる性能でも使用環境および使用方法によっては,効果が得られない場合がありますので,ご採用に当たってはお客様にて十分に評価を実施してください。
▲
操作頻度について極めて開閉操作回数の少ない(数回/年)場合は,お客様側で信頼性の確認をし,当社までご相談ください。また,長期間放置状態でのグリースの固化による,接触への影響を抑制する方法として,グリースレス対応(特注)も可能ですので,当社までご相談ください。
▲
誤動作防止の保護を要する場合航空機・鉄道などの狭い操縦室あるいは制御盤,振動,衝撃を伴う自動生産システムや医用機器などで,ひっかけ,誤動作によって重大な事故をおこす恐れのある機器・装置の制御用には,レバーをロックする構造になっている方式のレバーロック式スイッチを使用した方が安全です。
▲使用温度範囲について・使用温度範囲は製品規格に基づく評価にて保証しており,永続的にその温度での使用を保証するものではありません。
▲
高温環境で使用する場合極度に強い発熱体の周辺で使用すると,実際にスイッチを使用している場合には,スイッチ内部を流れる電流のためスイッチ本体の温度は当然,周囲温度より高くなり,絶縁物の劣化現象など,スイッチの寿命を短くする原因となりますので,強い発熱体の周辺でのご使用は避けてください。なお,NBR製ゴム部品を使用している場合は,高温環境で硬化してしまい,従来のゴムの弾性特性が劣化することがあります。シリコン製ゴムで対応できる場合もありますのでご相談ください。
▲
低温環境で使用する場合極度に低い温度の環境で使用すると,部品の強度が下がったり,可動部のグリースが凍ってスイッチが正常に動作しなくなったり,部品にヒビワレが入ることがありますので,極度に低い温度の環境でのご使用は避けてください。
▲
高湿環境で使用する場合極度に高湿度の環境で使用すると,絶縁物の劣化現象により,漏れ電流の増大で,回路の誤動作が発生する原因となりますので,極度に高湿度の環境でのご使用は避けてください。
▲
高々度,又は気圧の低い場所で使用する場合気圧の低下により,空気及び絶縁物の耐電圧減少が起きます。その他,放電破壊や,接点開閉時に発生するアークの長さが増すため,接点の寿命を縮めますので,電圧・電流等を下げてご使用ください。
保管・運搬上の注意スイッチにスイッチ単体又は包装箱ごと落下させるなどの衝撃を与えますと,スイッチの外観上に異常がなくても,内部の構造部品が変形したり,はずれたりしてスイッチの機能が損われることがありますのでご注意ください。(もし,落下などの衝撃が加わったスイッチをご使用する際は,接触,動作などを十分にご確認ください。)
◎:優,○:良,△:可,×:不可名 称 NBR Si EPR(EPM,EPDM,EPT) CR
略 称 ニトリルゴム シリコンゴム エチレンプロピレンゴムクロロプレン
ゴム耐 熱 性 △ ◎ ○ △耐 寒 性 △ ◎ ○ ○耐 疲 労 性 ○ ×~△ ○ ○耐 摩 耗 性 ○~◎ × ○ ◎耐 候 性 ×~△ ○~◎ ◎ ◎耐 オ ゾ ン 性 ×~△ ○ ◎ ○
耐油性※燃料油 ○~◎ × × ×潤滑油 ○~◎ △~○ × △~○
※耐油性については種類により異なります。
キーミゾON - OFFON - ON
キーミゾON -〈ON〉モーメンタリ
キーミゾON OFF ON
ON ON ON
キーミゾ〈ON〉 OFF 〈ON〉〈ON〉 ON 〈ON〉両方モーメンタリ
キーミゾ ON OFF 〈ON〉 ON ON 〈ON〉片方モーメンタリ
〈 〉 〈 〉 〈 〉
モーメンタリ
オルタネイト
二連式
D-5 お問い合わせ先 TEL 044(813)8001 FAX 044(813)8031 URL http://www.nikkai.co.jp/ E-Mail nikkai@nikkai.co.jp
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多機能押ボタン
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規格品
付属品
取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(4)
操作ボタン取付け上の注意
▲
押ボタンスイッチのボタンの固定に接着剤を使用される際は,2液性の接着剤を使用し乾くまでボタンを下にして放置してください。1液性接着剤でボタンを上にしますと接着剤がスイッチ内部へ流れ込み動作不良の原因となります。
▲
照光ボタンなど,スイッチ本体との嵌合ツメ部のある操作ボタンを取り扱うときは,ツメの変形や破損にご注意ください。ボタン外れなどの原因になります。
樹脂製操作部の汚れについて樹脂製操作部の汚れは,乾いた布で拭き取ってください。汚れがひどい時には,中性洗剤を少量含ませた布で拭き取った上,乾いた布で乾拭きしてください。アルコール,シンナーなどの有機溶剤は,印刷された文字が消えたり,樹脂製操作部の材質を侵す危険がありますので,使用しないでください。
操作の種類
▲
トグルスイッチ・パドルロッカスイッチ 下図記号説明 ---:停止位置 :手動 :自動復帰
操作特性と形名末尾番号の関係(形名例 M-2012) ON - OFF 1 :単投 ON - ON 2 :双投 ON OFF ON 3 :双投 ON - 〈ON〉 5 :双投 〈ON〉 - ON R :双投 〈ON〉 OFF 〈ON〉 8 :双投 ON OFF 〈ON〉 9 :双投 〈ON〉 OFF ON S :双投 ON ON ON 0 or 4:3投 〈ON〉 ON 〈ON〉 08 or 6:3投 ON ON 〈ON〉 09 or 7:3投
〈 〉:自動復帰(モーメンタリ)
▲
押ボタンスイッチ
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取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(5)
操作特性
▲
オルタネイト:・トグルスイッチの場合操作部を倒した時スイッチ回路は切換わり,手を離しても操作部とスイッチ回路はそのままの状態に保持されます。
・押ボタンスイッチの場合最初の操作(押す)でスイッチ回路は切換わり,手を離してもスイッチ回路はそのままの状態に保持され,再度操作(押す)することによりスイッチ回路は元の状態に戻ります。操作部は元の状態に戻るノンロック式と,押された状態でロックされるロック式があります。
▲
モーメンタリ(自動復帰):操作部を動作させ保持しているとき,スイッチ回路は切換わり,手を離せば操作部もスイッチ回路も元の状態に自動的に復帰する機構のことです。〈 〉印で本文中に表しています。
▲
ロック式:操作部を押すとスイッチ回路が切換わり,手を離してもそのままの状態を保持し,操作部も押された状態でロックされます。再度操作部を押すことにより,スイッチ回路,操作部ともに元の状態に復帰します。
▲
二連式:この方式は押ボタンだけで,ボタンが2個並んでおり,片方を押すと回路が切換わると共にボタンは下ったままとなり,もう一方のボタンが上ります。上った方のボタンを押すと前と同じ動作の逆になります。
その他,モーメンタリの中で,ボタンを押して右へ30°回転させると,ボタンがロック(押されたままで固定)される押ボタンスイッチや,そのままレバーを倒しても動作できないレバーロック形トグルスイッチがあります。レバーロック形は,誤操作防止用で,レバーを引上げたまま,倒すと回路切換えができ,切換えた位置で手をはなすとレバーと回路がロックされます。
注意 操作上の注意
▲
操作は手で行なってください。ドライバー,スパナ等工具での操作は故障の原因となります。
▲
操作部には,正規な操作方向に力を加えて操作してください。トグルスイッチのレバーを押し込みながら操作したり,操作方向に対して垂直や斜め方向から無理な力を加えながら操作しないようにしてください。故障の原因となります。特に極超小形スイッチにボタン,レバーを付けて使用される場合はパネル面で操作部のガイドをしてください。
▲スイッチ操作部にお客様独自のアクチュエータを付して,それを介して操作する場合は,スイッチの操作部強度,取付部強度,正規な操作方向など十分考慮してください。スイッチの故障・破損に及ぶ場合があります。
スイッチの取付け方法
▲
ブッシング取付けの場合●スイッチ本体を持ってのナットの締付けは避けてください。●ブッシング取付形のスイッチは,付属の2枚のナットで,パネルをはさんで取付けることを基本としております。 尚,超小形スイッチでパネルが厚いときは,パネル下側に内歯座金を使用すれば,1枚のナットで取付けられます。
厚いパネルのときの例該当商品超小形Mシリーズ〈トグル〉(除く,φ12ブッシング)超小形Mシリーズ〈押ボタン〉(除く,φ12ブッシング)超小形EシリーズPシリーズ 内歯座金
(除く,φ12ブッシング)
〈Mシリーズの場合〉下図のような方法で,490mN・m程度のトルクで締付けてください。
パネルが薄いとき パネルが厚いとき
(保証上限:1.47N・m) (保証上限:0.686N・m)
パネル
パネル
キーミゾ
パネル
プリント基板
六角ナット
別売り部品取付板AT-543
取付けリング
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トグル
ロッカ
押ボタン照光式押ボタン
多機能押ボタン
キーロック
ロータリスライドタクティル
傾 斜タッチパネルシートキーボード
表示灯
リレー
規格品
付属品
取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(6)
▲
小ねじ取付けの場合 ●取付穴寸法図は各シリーズに掲載されています。
取付例
▲
スナップイン取付けの場合●パネルにスイッチを取付ける際は,スイッチに衝撃をあたえないよう,少し傾けたり,押し込む力を左右で加減して挿入してください。
●取付けをより確実にするために,取付穴の裏側の角部はエッジとなるようにしてください。また,パネル表面を塗装する場合は,塗料が裏側の角部に溜まらないようにしてください。
●樹脂製の取付バネを有したスイッチの場合,低温・乾燥環境下ではパネルに無理に押し込まないでください。取付バネが破損する場合があります。
●一度取付けたものを外して,もう一度取付けるということをくり返すと取付部強度が弱くなってしまいます。
樹脂製品は特にバネ部が削れて弱くなる場合が多いため,通常1回としてください。
●パネルへの装着後,端子に過大な力を加えないでください。
▲
プリント基板取付けの場合●基板取付穴寸法は,各商品別に掲載されています。●はんだ付けの条件は,各シリーズの仕様を守ってください。
▲
プリント基板取付けとブッシング取付け又はネジ取付けを併用する場合●パネルへの固定とプリント基板への固定位置のズレによりスイッチにストレスがかからないようにしてください。
▲
MRシリーズ Kタイプの場合プリント基板に直接装着する場合は,ケース部に損傷を生ずるおそれがありますので,取付板を組合わせた状態で,はんだ付けを行ってください。1.スイッチ本体をプリント基板に差し込み,取付リングと取付板を組合わせて,六角ナットを締付けてください。
2.ツマミを取外す際には,スイッチ本体を指で押さえ,過大な力が加わらないようにしてください。
(注記)取付板(AT-543)を使用してのパネルシールはできません。
1.78ディンプル深さ0.1両面
t 0.8 R3.81参考
10° 0.
10
7.924.06 1.5
6.35 7.5
キーミゾ
1 4 7
2 5 8
3 6 9
A端子群
COM端子群
B端子群
単極 2極 3極
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取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(7)
端子番号
▲
キーミゾつきスイッチの端子番号には,一定の配列順序が決められています。
(例)S-32(3極双投)
端子番号は,上図のようにキーミゾを下にして,端子面を見た状態で番号が付けられています。①端子番号は,左上から下へ,右側に順送りとなります。②端子番号は,スイッチ本体の端子部ケースに付けられているのが基本ですが,超小形スイッチなどはスペースの関係で付いていない商品もあります。この場合も,端子番号の配列順序は同じです。
本カタログ内の商品図では,端子番号の付いていない場合は( )で番号を示しています。③極数は,縦の端子番号群を一組みとし,右へ増加します。
端子の種類はんだ端子 ねじ端子(ISOねじ)
PC端子(P) PC-H端子(H)AシリーズBシリーズGシリーズ
Mシリーズ
Dシリーズ
AシリーズBシリーズGシリーズ
Mシリーズ
Dシリーズ
PC-V端子(V) ワイヤラップ端子(W/W)AシリーズBシリーズ MシリーズGシリーズ
Dシリーズ
厚さ:0.8mm幅 :1.27mm長さ:19mm
Mシリーズ以外ありません
タブ端子(F)タブ250端子
無はんだ圧着式端子
タブ187端子
PシリーズMS-V2-B22SCBシリーズJWシリーズ
注意 はんだ付けの条件
▲
はんだ端子はリード線を端子穴に入れ,しっかり固定してください。特に,超小形スイッチは端子間がせまいため,接触しないようご注意ください。
▲
スイッチにより端子寸法,端子間が異るために,サイズに合ったこて
4 4
を用い,温度350℃以下で3秒以内としてください。
▲
はんだごて使用の場合及びはんだ槽使用の場合の,温度と時間の条件は,個別の仕様を守ってください。
時間が長いと,熱のために,ケースの変形,破損が生じ,内部にフラックスが浸入して接触障害のもとになります。
▲
はんだ付け中,又は終了後1分以内は,端子やリード線に大きな力を加えたり,スイッチ操作を行わないようにしてください。
▲
PC端子をはんだ端子として使用される場合,細いリード線を巻きつけた上ではんだ付けをしてください。
▲
フラックスの量が多いとフラックスが接点部に入り,接触障害などスイッチの性能に支障をきたす可能性がありますので,良質のものを適量用いてください。また,水溶性フラックスは,浸透性が強いものもあり前述のような悪影響を及ぼす可能性がありますので推奨できません。
▲
はんだ付け前後の洗浄について●Aシリーズ等「丸洗い洗浄可」としているシリーズは,スイッチ全体を密閉構造にしており,フラックスの浸入防止,はんだ付け後の丸洗い洗浄が可能です。
●その他のスイッチは密閉構造ではありません。はんだ付け前後の洗浄は避けてください。動作障害のもとになります。特に,PC基板用スイッチは,洗浄液がスイッチ本体にかからないよう,作業工程上にご配慮ください。▲
はんだ付けと洗浄について事前に実用条件でのご確認をお薦めします。
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押ボタン照光式押ボタン
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キーロック
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規格品
付属品
取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(8)
注意 はんだ付けの条件
はんだごてをご使用の場合
はんだ槽(フローはんだ)をご使用の場合
リフローはんだをご使用の場合
規格ランク A B Cこて先温度 410±5℃ 390±5℃ 350℃はんだ付け時間 4 s 4 s 3s回数 2回(常温に戻ってから) 2回(常温に戻ってから) 1回
規格ランク A B C予熱温度(T1) 140℃ 110℃ 110℃予熱時間(t1) 60s 40s 30sピーク温度(T2) 270±3℃ 270±3℃ 270℃ピーク温度継続時間(t2+t3) 11 s 6 s 5s基板の板厚指定 1.6mm 1.6mm回数 2回(常温に戻ってから) 2回(常温に戻ってから) 1回
規格ランク A B C予熱温度(T1) 180~200℃ 180~200℃ 150~170℃予熱時間(t1) 120s 120s 90s加熱温度(T2) 230℃以上 230℃以上 200℃加熱時間(t2) 60s 60s 30sピーク温度(T3) (部品表面) 260( )℃ 250( )℃ 240℃ピーク時間(t3) 規定しない 規定しない基板の板厚指定 1.6mm 1.6mm回数 2回(常温に戻ってから) 2回(常温に戻ってから)
+1- 0
+1- 0
+1- 0
+1- 0
+10- 0
+10- 0
0
100
200
sec 時間
温度℃
予熱時間 t1
予熱温度 T1
ピーク温度 T2
ピーク時間 t2ピーク時間 t3
< フローはんだプロファイル >
ピーク温度 T3加熱温度 T2
100
200
温度℃
< リフローはんだプロファイル >
sec 時間予熱時間 t1
予熱温度 T1
ピーク時間 t3
加熱時間t2
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取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(9)
有機ELディスプレイ カラー IS
▲
使用上のご注意●取扱いに際しては静電気が印加されないようにご配慮ください。
●電源,信号の印加,切断については,電源,信号電圧のON/OFF シーケンスに従ってください。推奨外の条件で行うと,故障や表示劣化の原因となる場合があります。
● OLEDパネルが破損した場合,内容物を口に入れたり吸い込んだりしないでください。手足,衣服などに付着した場合は,洗い流してください。
●はんだ槽を使用してはんだ付けを行う場合は,以下条件を目安にしてください。▲
温度 270℃以下 11 秒以内尚,はんだ付けの際に,OLEDに 80℃以上の熱が加わらないようにご配慮ください。また,本商品を丸洗い洗浄することはできません。
●同一の表示パターンを長時間連続点灯すると,隣接するドット同士の点灯時間の違いが,輝度差となって見える可能性があります。各表示素子がなるべく同様の積算点灯時間となるようにご使用ください。
●スイッチの操作部の操作方向押下力は,100N以下としてください。過大な力が加わると,内部のOLED パネルを破損する恐れがあります。
●スイッチの操作部(キートップ)の汚れは,乾いた布で拭き取ってください。汚れがひどい時には,中性洗剤を少量含ませた布で拭き取った上,乾いた布で乾拭きしてください。シンナーなどの有機溶剤は,操作部の材質を侵す危険がありますので,使用しないでください。
●表示モジュールの金属製カバーの足(端子)はGNDへ接続してご使用ください。
●表示モジュールのOLEDパネルの表面は素手で触らないようにしてください。また,フラックス,洗浄液等,液体の飛沫が付着しないようにご配慮ください。液体の飛沫が付着した場合には,すぐに脱脂綿や柔らかい布で拭き取ってください。
●保管場所は,高温多湿な場所,有害なガスの発生する場所を避け,塵埃の少ない場所としてください。
●直射日光や強い紫外線が,直接スイッチに当たるような保管場所は避けてください。
●保管する容器は,静電気を帯びにくいものを使用してください。
有機ELディスプレイ ロッカIS
▲
使用上のご注意●取扱いに際しては静電気が印加されないようにご配慮ください。
●電源,信号の印加,切断については,電源,信号電圧のON/OFF シーケンスに従ってください。推奨外の条件で行うと,故障や表示劣化の原因となる場合があります。
● OLEDパネルが破損した場合,内容物を口に入れたり吸い込んだりしないでください。手足,衣服などに付着した場合は,洗い流してください。
●スイッチの操作部の操作方向押下力は,100N以下としてください。過大な力が加わると,内部のOLED パネルを破損する恐れがあります。
●操作部の操作位置により,目的のスイッチがONになった後に,他のスイッチがONになる場合がありますので,ロジック処理にご配慮ください。
●操作位置(四隅など)によっては,操作力・操作感が異なります。
●同一の表示パターンを長時間連続点灯すると,隣接するドット同士の点灯時間の違いが,輝度差となって見える可能性があります。各表示素子がなるべく同様の積算点灯時間となるようにご使用ください。
●操作部(キートップ)の汚れは,乾いた布で拭き取ってください。汚れがひどい時には,中性洗剤を少量含ませた布で拭き取った上,乾いた布で乾拭きしてください。シンナーなどの有機溶剤は,操作部の材質を侵す危険がありますので,使用しないでください。
●保管場所は,高温多湿な場所,有害なガスの発生する場所を避け,塵埃の少ない場所としてください。
●直射日光や強い紫外線が,直接スイッチに当たるような保管場所は避けてください。
●保管する容器は,静電気を帯びにくいものを使用してください。
環境について
▼水中・油中での操作はできません。(IP64)
▼可動部に粉塵が堆積する場所では,操作性を損なうことがありますので,使用しないでください。
▼凍結のおそれがある場合は,水がハウジング内に残らないように垂直に取付けてください。
多機能押ボタンスイッチ/多機能複合スイッチ編
D-11 お問い合わせ先 TEL 044(813)8001 FAX 044(813)8031 URL http://www.nikkai.co.jp/ E-Mail nikkai@nikkai.co.jp
トグル
ロッカ
押ボタン照光式押ボタン
多機能押ボタン
キーロック
ロータリスライドタクティル
傾 斜タッチパネルシートキーボード
表示灯
リレー
規格品
付属品
取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(10)
パネル取付けについて本商品を使用されるにあたって,取扱いにより破損,防水性の劣化及び性能を損なう恐れがあるため,以下の点にご注意ください。
▼パネルに挿入前に,パッキンのズレ・たるみ・ねじれがある場合は,正規の位置にはめ直してから,パネルに挿入してください。
▼スイッチをパネルに取付ける際は,フランジ部の両側に均等に荷重を加えて,水平にパネルに挿入してください。また,勢いよく取付けないよう注意してください。
▼スイッチ取付け後,スイッチとパネルとの間に隙間ができないよう,パネル上面からスイッチを軽く押し込み,スイッチのパッキンとパネルを十分に密着させてください。
▼スイッチ取付け後,配線等の作業を行う場合は,作業後に再度,スイッチのパッキンとパネルの密着状態をご確認ください。また,スイッチに過大な荷重が加わらないように電線の引き回しに注意してください。
▼スイッチとパネルとの密着性を保つために,パネルのパッキン密着部は滑らかにしてください。また,パネルの反りにより,スイッチとパネルに隙間が空かないように注意してください。
▼パネルカット面の裏側の角部はエッジとなるようにしてください。また,パネル表面を塗装する場合は,塗料が裏側の角部に溜まらないようにしてください。
▼パネルカット面の表面の角部にはR加工を施すか,もしくは抜きRがパネル表面になるようにしてください。また,スイッチ取付け時,パネルのパッキン密着部にゴミ・樹脂の削りカス等の異物を挟みこまないよう注意してください。
▼一度,パネルへ取付けて使用したスイッチを取外し,再度パネルへ取付けて使用することは避けてください。
接続ケーブルについて
▼接続ケーブルをスイッチ本体に嵌合する際には,スイッチ本体のコネクタに対して,接続ケーブルのソケットの位置を合わせた後,ソケットを同軸線上に真っすぐ嵌合してください。コネクタに対するソケットの位置合わせにおいては,20°以内の角度にて行ってください。なお,角度をつけたまま深く嵌合すると,コネクタの破損等の原因となりますのでご注意ください。また,嵌合後はコネクタとソケットに隙間が無いことを確認してください。
▼接続ケーブルをスイッチ本体から引き抜く際には,電線を一括保持し,同軸線上に真っすぐ引き抜いてください。引き抜く際の角度は,嵌合軸に対して20°以内で行ってください。20°以上の角度をつけたまま無理に引き抜くと,コネクタの破損等の原因になりますのでご注意ください。
▼接続ケーブルの引き回しにおいては,電線1本あたり1N以上のテンションが加わらないようにご配慮願います。
エッジ(塗料が溜らないよう注意)
°ソケット (接続ケーブル)
コネクタ(スイッチ本体)
電線
コネクタ(スイッチ本体)
°°
電線
コネクタ(スイッチ本体)
°°
お問い合わせ先 TEL 044(813)8001 FAX 044(813)8031 URL http://www.nikkai.co.jp/ E-Mail nikkai@nikkai.co.jpD-12
取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(11)
高解像度IS/高解像度コンパクトIS
▲
使用上のご注意●取扱いに際しては静電気が印加されないようにご配慮ください。
●操作部(キートップ)の操作方向押下力は,100N以下としてください。過大な力が加わると,液晶表示素子(LCD)を破損する恐れがあります。
●液晶表示素子(LCD)が破損した場合,中の液体を口や目などに入れないでください。手足,衣服などに付着した場合は水で洗い流してください。
●はんだ槽をご使用の場合は,以下の条件ではんだ付けを行ってください。
▲
温度270℃以下,5秒以内尚,はんだ付けの際に,液晶表示素子(LCD)に60℃以上の熱が加わらないようにご配慮ください。本商品を丸洗い洗浄することはできません。
●操作部(キートップ)の汚れは,乾いた布で拭き取ってください。汚れがひどい時には,中性洗剤を少量含ませた布で拭き取った上,乾いた布で拭き取ってください。操作部の材質を侵す有機溶剤,洗剤などを使用しないでください。
●表示モジュールは,液晶表示素子(LCD)が露出した形態となっておりますので,液晶表示素子(LCD)表面を素手で触れないようにしてください。また,フラックス等の液体飛沫が付着しないようにご配慮ください。なお,機器に組み込む際には透明樹脂等の保護を施した上でご使用してください。
(高解像度 IS)●保管場所はできるだけ高温多湿な場所,有害なガスの発生する場所を避け,塵埃の少ない場所としてください。
●直射日光や強い紫外線が,直接スイッチに当たるような保管方法はしないでください。
●保管の容器は,静電気を帯びにくいものを使用してください。●液晶表示部の温度特性について・低温環境(0℃以下)では,液晶表示画像の切替速度及びコントラストが低下します。・高温環境(50℃近傍)では,非表示ドットが若干濃くなることがあります。
スタンダードIS
▲
使用上のご注意●取扱いに際しては静電気が印加されないようにご配慮ください。
●液晶表示素子(LCD)に直流電圧が印加されないようにご使用ください。(ロジック回路が動作していない期間にVLC電圧を印加しないでください。)
●操作部(キートップ)の操作方向押下力は,100N以下としてください。過大な力が加わると,液晶表示素子(LCD)を破損する恐れがあります。
●液晶表示素子(LCD)が破損した場合,中の液体を口や目などに入れないでください。手足,衣服などに付着した場合は水で洗い流してください。
●表示モジュールの金属製カバーの足(端子)はGNDへ接続してご使用ください。
●LEDは順電圧の2倍以上の電源電圧で駆動することをお奨めします。
●はんだ槽をご使用の場合は,以下の条件ではんだ付けを行ってください。
▲
温度270℃以下,5秒以内尚,はんだ付けの際に,液晶表示素子(LCD)に70℃以上(ブルーモードタイプは60℃以上)の熱が加わらないようにご配慮ください。本商品を丸洗い洗浄することはできません。
●操作部(キートップ)の汚れは,乾いた布で拭き取ってください。汚れがひどい時には,中性洗剤を少量含ませた布で拭き取った上,乾いた布で拭き取ってください。操作部の材質を侵す有機溶剤,洗剤などを使用しないでください。
●表示モジュールは,液晶表示素子(LCD)が露出した形態となっておりますので,液晶表示素子(LCD)表面を素手で触れないようにしてください。また,フラックス等の液体の飛沫が付着しないようにご配慮ください。なお,機器に組み込む際には,透明樹脂等の保護を施した上でご使用してください。
●保管場所はできるだけ高温多湿な場所,有害なガスの発生する場所を避け,塵埃の少ない場所としてください。
●直射日光や強い紫外線が,直接スイッチに当たるような保管方法はしないでください。
●保管の容器は,静電気を帯びにくいものを使用してください。●液晶表示部の温度特性について 0℃以下の低温環境では,液晶表示画像の切替速度及びコントラストが低下します。60℃近傍の高温環境(ブルーモードタイプは40℃近傍)では,非表示ドットが若干濃くなることがあります。
D-13 お問い合わせ先 TEL 044(813)8001 FAX 044(813)8031 URL http://www.nikkai.co.jp/ E-Mail nikkai@nikkai.co.jp
トグル
ロッカ
押ボタン照光式押ボタン
多機能押ボタン
キーロック
ロータリスライドタクティル
傾 斜タッチパネルシートキーボード
表示灯
リレー
規格品
付属品
取扱説明
OFF(VOH)
ON(VOL)
500ms以上連続でH30ms以下
スイッチOFFの判定
●NKKスイッチの使用取扱い説明(12)
傾斜スイッチ編DSシリーズ Aタイプ(有接点タイプ)
▲
使用上のご注意●商品仕様は本商品単位でのものであり,機器への組込状態や組込位置により仕様の数値は異なります。ご使用に際しては,機器に組込んだ状態で確認をしてください。
●商品本体は密閉構造ですが,端子部分は露出しておりますので,液体が付着するような状態での使用はしないでください。●感知回路の設定は,接点部のチャタリング,バウンス等による不必要な検知を避けるため十分なOFFパルス時間(500ms以上のOFF時間)を,機器に組込んだ状態で確認してから,設定してください。
●本商品の取付けにあたっては,取付け部から容易に外れないように配慮してください。
●安全上極めて重要な機器に使用される場合には,二重の安全回路等の配慮を必ず実施するようお願い致します。
●本商品を使用する場合は,用途に合わせた納入仕様書の取交わしをお願い致します。
DSシリーズ Bタイプ(無接点タイプ)
▲
取扱いについて●本商品に内蔵したフォトインタラプタの25℃における絶対最大定格は782頁の通りです。
万が一,端子間に絶対最大定格を超える過大な電圧が印加された場合は正常な機能を損ないますので再使用はせず,廃却ください。
端子部への過大な荷重の印加は,内部の破損につながりますのでご注意ください。
▲
はんだ付け作業について●手はんだの場合,端子先端2mmの範囲内で,温度調付18Wはんだごて(こて先温度350℃ max.)にて3秒以内に作業を行い,作業中端子部に力が加わらないようご注意ください。 自動はんだの場合,260℃はんだ槽中10秒以内に作業を終了してください。
はんだ付け後,1分間は端子部を動かさないようご注意ください。
また,基板に対してスイッチが水平または垂直に取付けられているか確認ください。
●丸洗い洗浄について はんだ付け後のフラックス洗浄の際には,アルコール系の洗浄液をお使いください。有機溶剤による洗浄はしないでください。
洗浄条件:深さ5cmの液浴槽にて,1分以内で実施してください。
▲
環境●本商品は,フォトインタラプタを内蔵した非接触形スイッチです。
半導体の性質上,高温・低温および多湿環境で連続的に長時間ご使用の場合,発光ダイオードの光量の低下に伴い出力電圧が著しく変化する場合がありますのでご注意ください。
このような場合,出力特性の変化に対し余裕を持ち信頼性の向上を図るため,出力側へコンパレータの挿入によるしきい値の変更など,適切な処置をお願いします。
スイッチ内部は密閉構造となっていますが,プリント基板用のシール剤でシールされる場合は,内部へシール剤が浸入しないか十分評価,確認ください。
▲
誤動作防止について●本商品は内部に球を使用しているため,僅かな振動・衝撃で球が動くことによりチャタリングが発生します。したがって,30ms以下のパルスにて常時読み取り処理を行い,出力レベルが500ms以上連続でLまたはHとなった時に,スイッチがONかOFFかの判定を行い,チャタリングによる誤動作の防止を行ってください。
●モータなどの微振動源がある場合,スイッチの取付けは振動源から極力遠ざけるとともにプリント基板が共振しないよう確実に固定し,常時振動で球が動いてチャタリングが発生していないことを確認ください。
尚,チャタリングが出ない(球が動かない)振動レベルは,10~400Hzにおいて2.94m/s2以下(ただし,球が共振する260~320Hz近辺では0.98m/s2以下)が目安です。
▲
その他●使用条件,環境によっては,はんだのマイグレーションにより端子間短絡を起こすことがあります。プリント基板への実装状態において,絶縁距離が確保されているか確認ください。●誤動作防止のため,直射日光があたる場所での使用およびスイッチ周辺での光源の使用は避けてください。●静電気,サージ電圧,誘導などのノイズは,誤動作およびフォトインタラプタの故障の原因となりますのでご注意ください。
●リフローによるはんだ付けはできませんのでご注意ください。●商品の性能を十分確保するため,スイッチは±3°以内を目安(フォトインタラプタON状態)に取付けご使用ください。
●このスイッチは内部にスチールボール(鋼球)を使用しているため,スイッチが磁気の影響を受けないよう配慮ください。
▲
実使用確認のお願い●実際に使用するに当たっての信頼性を高めるため,実使用状態での品質確認をお願いします。
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取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(13)
タッチパネル編
▲
取付け時の注意・ケースやハウジングが商品に無理なストレスを与え歪みを生じない様にしてください。
・テール部は最も弱く断線しやすいため引っ張りやストレスを与えないでください。
・テールは,折り目を付けるような曲げ等の過度のストレスを与えないでください。断線や抵抗値増大の可能性があります。
・ガラス製の場合は特に振動や衝撃を考慮した取付けを行ってください。・タッチパネルの取付けはガタが生じないようにしてください。検出が不安定になる場合があります。特にアナログタイプは,操作時のガタツキが検出性能に影響を与えます。
・ケースやハウジングの先端には,バリ等が無いようにしてください。バリで誤動作することがあります。また,ケースやハウジングの先端は,キーエリアに入らないようにしてください。ケースやハウジング先端での誤動作の要因となる可能性があります。
・ケースやハウジングと上部電極間は,温度変化等によるケースやハウジングと上部電極の収縮差や,歪み,変形に影響がないように隙間(0.5mm程度)をあけてください。隙間に緩衝材を設ける場合は上部電極を強く押さないようにしてください。上部電極を強く押し付けたり,両面テープ等で固定すると上部電極の歪みやたわみを引き起こし,外観,機能に悪影響を及ぼすことがあります。緩衝材は,A部より0.6mm以上外側に取り付けてください。
・ケースやハウジング部を手で押さえた状態等,操作時に周辺部に外圧が加わる状態が予想される場合,ケースやハウジングの先端や歪み等でタッチパネルが入力されないようにしてください。
・タッチパネルの取り付け固定は,LCD等表示器に固定するなど下部側を固定してください。上部電極とケースやハウジングを両面テープなどで接着されると上部電極と下部電極の接着部にストレスがかかり,破損しやすくなります。
・タッチパネルの内圧と外圧を均一にするためにエアーベントが設けてあるものがあります。取り付け時には,塞がないようにしてください。また,エアーベントから水や油等が浸入しないようにしてください。
・タッチパネル取り付け機器からエアー圧力等によりエアーベントを通してタッチパネル内部にエアー圧力が加わり上部電極が盛り上がるような状態は避けてください。寿命の低下など悪影響を及ぼすことがあります。また,エアーベントを通してタッチパネル内部の圧力を下げますと干渉縞の発生や常時入力状態となる場合がありますので注意してください。
・テール接続部や先端部に結露等で水分が付着するとマイグレーションにより短絡不良を起こすことがありますので注意してください。
取扱い上の注意・商品の開封の際は,上下/表裏方向に注意してください。また,ガラスの端面は面取りしていないためコーナーやエッジ部が尖っていることがあります。指等を切ることがありますので取扱いには手袋の着用等十分注意してください。
・テール部をつかみ商品を持ち上げたり,テール部を引っ張らないようにしてください。テール接着部が破損する可能性があります。
・商品に指紋や汚れが付着しないように,手袋や指サック等を着用してください。
・商品をつかむ際は可視エリア外の範囲を持つようにしてください。・商品の表面の汚れを取るときは,エタノールを含んだやわらかい布等で軽くふき取ってください。エタノール以外の溶剤は使用しないでください。
・商品の保存は,納入時の包装箱で仕様書に定められた温湿度範囲で行ってください。
・商品の保存は,酸性の雰囲気中やその他の腐食ガスの雰囲気中では行わないでください。
・商品の保存は,結露が発生する環境では行わないでください。・商品どうしの重ね置きや商品の上に他の物を置きますと無理な荷重を与え,歪みやソリの原因となったり商品自身のエッジ部でキズを付けることがありますので避けてください。
・商品には保護フィルムを貼り付けてありますので使用直前まで装着しキズ等を防いでください。保護フィルムは,長期間付けたまま保管しますと保護フィルムの粘着材が商品側に付着することがあります。
操作上の注意・商品の操作は,指または専用入力ペン(ポリアセタール製等のペンが市販されています)以外のものでは操作しないでください。特にボールペンやシャープペン等の先端が硬いものでは操作しないでください。表面のキズばかりではなく誤動作やガラス割れ破損の恐れがあります。
・可視エリアとキーエリアの間は構造上耐久性が弱くなっています。ペン等で強く擦らないでください。
設計上の注意・アナログタイプは,商品個別の抵抗値差や,経年変化等による抵抗値の変化により入力位置がズレることがあります。入力位置補正のため,必ずキャリブレーションが可能となるように,ハード及びソフトウェアでの対応を行ってください。
・LCD等の表示器上に取り付ける場合,表示器より発生するノイズにより誤動作する場合があります。表示器のフレームをGNDへ接続する等ノイズ対策を実施してください。
・指またはペンの押下時は押し圧により接触抵抗が変化します。接触抵抗が不安定な時のデータは,無視するなど接触抵抗が安定してからデータを読み取るようにしてください。
・アナログタイプは,2点押し時中間点を入力されたものと判断するため,2点押しの操作のソフトウェアは組まないでください。
・アナログタイプは,線描き等で使用する場合ドットスペーサ上のデータが途切れるため,ソフトウェアで補正をしてください。
使用上の注意・本商品は,原子力,航空,医療,乗用機器などの安全機器や制御システムなど,特に高信頼性が要求される用途へのご使用はお避けください。
・使用温度範囲は製品規格に基づく評価にて保証しており,永続的にその温度での使用を保証するものではありません。
・印刷回路テールに接続するコネクタは,印刷回路用のコネクタを使用してください。コネクタによっては印刷面を痛めるものがありますので注意してください。
・タッチパネルには個体差があるため,1台のタッチパネルで実施したキャリブレーションデータを他のタッチパネルに適用せず,タッチパネル1台毎にキャリブレーションを実施してください。
・キャリブレーションを実施後にテールをコネクタから挿抜した時は,再度キャリブレーションを実施してください。
両面テープ等固定剤
接着層
0.5mm程度
ケース/ハウジング緩衝材
可視エリア
キーエリア
LCD等
0.6mm以上
下部電極(ガラス)
上部電極(フィルム)A
バリ等のある場合A部を押さえている場合
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規格品
付属品
取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(14)
W(キーエリア長辺)
L (キーエリア短辺)
押下位置
W × 2%以内
リニアリティ 誤差範囲
9 点キャリブレーション後の押下位置とカーソル位置のズレはキーエリアの長辺Wの 2%以内です。
図1 押下位置とカーソル位置のズレ(リニアリティ誤差)の定義
図2 9 点キャリブレーション実施時の押下位置(例) 図3 25 点キャリブレーション実施時の押下位置(例)
5線式タッチパネル
▲
取扱い注意(1)当社 5線式タッチパネルは当社のコントロールボード,ドラ
イバと組み合わせたご使用に限り動作の保証をしています。他社製のコントロールボード,ドライバとの組み合わせにてご使用しないでください。
(2)5線式タッチパネルはその特性上,キャリブレーション後であっても押下位置とカーソル位置のズレ(リニアリティ誤差)が発生します。アプリケーション(アイコン・ボタン等のデザイン)の開発時には以下の点に注意してください。・アプリケーションのアイコン・ボタン等は入力判定エリアを大きめに取ってください。また,画面の端にアイコン・ボタンを配意するとリニアリティ誤差の影響で判定が困難になる場合があります。・タッチペンによる文字書き・図形描写はリニアリティ誤差の影響のため,意図する文字書き・図形描写ができない場合があります。
(3)当社製ドライバにより 9点キャリブレーションを実施しご使用ください。更に位置精度を高めたい場合は 25点キャリブレーションを推奨します。
コントロールボード 取扱い注意(1) 当商品は当社製以外のタッチパネルとの組み合わせによるご使用は動作保証対象外となります。
(2) 当商品の取扱いに際しては,静電気に対して充分注意し,作業者及び作業所のアース対策をして下さい。
(3) 当商品の電源は,ホスト及びタッチパネルと接続後投入して下さい。また,ホスト起動前に当商品の電源を投入して下さい。
(4) 当商品のコネクタCN1とタッチパネルテール部の挿抜は,必ずコネクタCN1のスライダーを引いた状態で行い,抜回数は10回以下として下さい。
(5) 当商品の改造は行わないで下さい。(6) 当商品は改良のため予告なく内容を変更することがあります。(7) 仕様書に規定されているコマンド以外使用しないで下さい。(8) 当商品を使用されることにより発生した損害に対しては,一切の責任を負いかねます。
(9) タッチパネル本体とコントロールボードを繋いでいるテールはノイズの影響を受けやすいためノイズ源(LCD駆動用インバータ等)からなるべく離して下さい。
(10) 保証期間は納入後1年間と致します。
(11)当社製デバイスドライバ(USB)との組合わせでのご使用において,デバイスドライバインストール直後,又はコントロールボードのプラグアンドプレイで動作しない場合,ホストコンピュータとコントロールボードをUSBケーブルで接続した状態でホストコンピュータを再起動してください。
(12)当商品はサスペンドモード(USB)をサポートしておりません。
(13)USB通信プロトコルは1つのフレームあたり1つのトランザクションでご使用ください。上記以外のプロトコルでご使用の場合は当社販売部へお問い合わせください。
(14)当商品は当社製デバイスドライバとの組み合わせでご使用ください。
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取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(15)
シートキーボードスイッチ編FKシリーズ(メカキータイプ)
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使用上のご注意●水のかかるところ等密閉構造をご要望の場合,貼り合わせ面裏側の密閉にご注意ください。
●スイッチ回路には,チャタリング防止回路を付加してご使用ください。
●操作部はフィルムシートのため,ドライバー等の突起物でのスイッチ操作はおやめください。
●表面シート保護のために保護フィルムが貼ってありますのでご使用の際はフィルムを剥してご使用ください。
●お客様にて表面シートを選定する場合は,お客様各位の用途 ・使用環境等により素材が異なりますので,以下の特性比較
表を参考にしてご選択ください。●表面シートの汚れは,乾いた布で拭き取ってください。汚れがひどい時には,中性洗剤を少量含ませた布で拭き取った上,乾いた布で乾拭きしてください。アルコール,シンナーなどの有機溶剤は,表面シートの材質を侵す危険がありますので,使用しないでください。
表面シート素材の特性比較表(参考)
ポリエステル
ポリウレタン
ポリカーボネート
塩化ビニル
耐
環
境
性
耐 熱 性 ◯ △ ◯ △耐 寒 性 ◯ ◯ ◯ △耐 候 性 ◯ △ ◯ △
耐薬品性
耐 酸 性 ◯ △ ◯ ◯耐 ア ル カ リ 性 ◯ △ ◯ ◯塩 素 系 溶 剤 ◯ △ ╳ ╳ア ル コ ー ル ◯ ◯ ◯ ◯
加工性
印 刷 性 ◯ △ ◯ △成 形 性 (突起加工) ◯ ◯ ◯ ◯
操 作 性 ◯ ◯ ◯ △耐 久 性 ◯ ◯ △ △
FMシリーズ(印刷接点タイプ)
▲
使用上のご注意表面シート無し,カード挿入式 共通1.本商品は,お客様にて表面シートまたはカードを作製し組み付けることによって完成する商品です。ご採用に際しましては,お客様にてご用意される表面シートまたはカードを組み付けた状態での評価を十分実施されるようお願いします。
2.操作状態を確認するため,LEDや電子ブザー等の併用をお勧めします。
3.非照光式タイプ(端子ピッチ1.0mm)は,各キーに照光用抜穴を設けてありますので,お客様側機器に適宜LEDを配置することで点照光タイプとしてご利用いただけます。LED位置は外形寸法図をご参照ください。
4.スイッチ回路には,チャタリング防止回路を付加してご使用ください。
5.操作部はフィルムシートのため,ドライバー等のように先の尖ったものでのスイッチ操作はおやめください。
6.コネクタ接続には市販FPC用コネクタで印刷回路に対応しているものをご使用ください。適用コネクタが不明な場合は,当社へお問い合わせください。
7.操作は,平滑で堅く容易に変形しない板の上で行い,スイッチを手で持った状態や軟弱な台の上での操作は避けてください。(特にFM-BN,BPタイプは,ディスクの過大な変位により,反転など不良の原因となります。)8.取扱い中,商品を折ったり曲げたりしないでください。また,重量が加わった状態で保管しないでください。
9.スイッチ保管時には,大きいものは水平に,小さいものは水平または長さの短い方を上下方向にして保管してください。また,テール部に負担がかからないようにしてください。10.本商品は粘着材を使用している構成のため,可動部付近において粘着材による音が発生することがありますが,性能には影響ありません。
11.筐体へスイッチを貼り付ける際,スイッチ内部の空気が抜けますとスイッチが凹んだままとなり,スイッチ機能に支障をきたすことがあります。貼り付けに際しては,スイッチエリアが押されるなどして,内部の空気が抜けないようご注意ください。手でスイッチ全体を押さえたり,ローラーで圧着すると,スイッチを押した場合と同じ状態となり空気が抜けることがありますのでご注意ください。
12.本商品には,スイッチ内部の空間を外部に繋げるためのエアベントを設けてあります。空気抜けの防止に効果がありますので,エアベントに合わせて筐体に穴をあけてご使用いただくことをお薦めします。また,その場合はエアベントから水や油等が浸入しないようご注意ください。スイッチ内部に浸入しますと,接触障害の原因になります。
D-17 お問い合わせ先 TEL 044(813)8001 FAX 044(813)8031 URL http://www.nikkai.co.jp/ E-Mail nikkai@nikkai.co.jp
トグル
ロッカ
押ボタン照光式押ボタン
多機能押ボタン
キーロック
ロータリスライドタクティル
傾 斜タッチパネルシートキーボード
表示灯
リレー
規格品
付属品
取扱説明
1.5 1.5
1.5
1.5
枠線
有効範囲
カード
●NKKスイッチの使用取扱い説明(16)
表面シート無し(形名末尾:B0)1.表面シートを作製する際は,操作性向上と機能確保のため下図のように操作部分の粘着剤を□16程度の大きさに抜いてご使用ください。また,図のように,抜いた部分が互いに繋がるようにエアベントを設けてください。
2.お客様にて表面シートを選定する場合は,お客様各位の用途・使用環境等により素材が異なりますので,共通仕様の特性比較表を参考にしてご選択ください。
3.表面シートにエンボス加工(突起加工)を施して操作感を持たせた場合,保管温度の上限を超えた高温にさらされると,操作感が損なわれることがあります。
カード挿入式(形名末尾:BD,BE)1.カードに印刷されている枠線を目安に,文字,数字,図形等を入れ,カードを作成します。
(市販の転写式レタリングなどを利用されると便利です。)
▼ 点照光タイプとしてご利用いただく場合はカードの照光部に穴をあけてください。
LED位置は外形寸法図をご参照ください。
▼ カードの枠は,表面シートの枠より一回り大きくできていますので,約1.5mm内側の部分をご使用ください。
▼ 付属されているカード以外にもt=0.1mm程度の紙や,フィルム等が利用できますが,あまり厚過ぎますとクリック感が乏しくなったり,操作力が重くなったりしますのでご注意ください。
▼ 乾式複写機でカードを印刷されますと,そのインクが表面シートと貼り付きを起こす場合がありますので,ご注意ください。
2.表面シートが貼り合わされていない部分より,作成したカードを挿入します。この状態で仮操作が可能ですので,カードのデザイン等をご検討ください。(カードの入れ替えが便利な様にスペーサ部分に凹部が設けてありますので,ご利用ください。)
▼ カードを入れる際にスイッチ部分をたわめないよう注意してください。
▼ 表面シートを剥離紙以上に剥がしたり,折ったりしないでください。
▼ カードの入れ替えの際,先端の鋭利な物は使用しないでください。
(たわめないでください)
(表面シートを剥離紙以上 (表面シートを折らないで に剥がさないでください) ください)
(次ページにつづく)
□16
粘着剤
エアベント(2)
裏側から見た図
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取扱説明
●NKKスイッチの使用取扱い説明(17)
(カード挿入式つづき)
3.デザイン等の検討が済みましたら,スペーサ部分の剥離紙を剥がして,表面シートを貼り合わせます。
(表面シート保護のため,保護フィルムが貼ってありますので,ご使用の際はこのフィルムを剥がしてください。)
▼ カードが完全に溝に落とし込まれていることを確認し,剥離紙を剥がしてください。
▼ 表面シートは,しわ,たるみ等がでないよう貼り合わせてください。
▼ 表面シート貼り合わせ後は,剥がすことができません。
使用方法
付属されているカードに,お客様が,文字・数字等を記入し,商品に挿入します。
スペーサ部分の剥離紙をはがし,表面シートを貼り合わせれば完成となります。
制御用リレー編SRシリーズ安全に関するご注意ご使用に際しては最大定格や使用上の注意事項を遵守願います。仕様範囲を越えて使用されますと,異常発熱,発煙,発火の恐れがありますので絶対に避けてください。端子の接続につきましては,総合カタログの結線図をご確認のうえ,正しく接続してください。誤った接続をされますと予期せぬ誤動作,異常発熱,発火の原因となる恐れもありますのでご注意ください。
取付けに関するご注意●周囲温度が高い場合は,負荷電流を減らす必要がありますので,取付け場所と負荷電流の関係に注意してください。負荷電流特性(負荷電流-周囲温度定格グラフ)をご参照ください。
配線に関するご注意●プリント基板のパターンは,負荷電流を考慮して,銅箔断面積を十分にとって設計してください。
▲
はんだ耐熱性:はんだ槽をご使用の場合 温度250℃以下 5秒以内
特別な用途にご検討の場合制御用リレーを原子力,航空,医療,乗用機器などの安全機器や制御システムなど,特に高信頼性が要求される用途の使用をご検討の場合は,当社までご相談いただき,仕様書の取り交しをお願い致します。
使用環境●SSRのモールドの気密性は完全ではありませんので,高湿環境での長期的な使用はSSR内部の劣化を招いたり故障する場合があります。システムとしての防湿処理をご推奨致します。
カード取り出し用凹部1
0
47
2STO
P
58
36
9C
D
BA
14
72
58
36
9C
BA
剥離紙
保護フィルム
D-19 お問い合わせ先 TEL 044(813)8001 FAX 044(813)8031 URL http://www.nikkai.co.jp/ E-Mail nikkai@nikkai.co.jp
トグル
ロッカ
押ボタン照光式押ボタン
多機能押ボタン
キーロック
ロータリスライドタクティル
傾 斜タッチパネルシートキーボード
表示灯
リレー
規格品
付属品
取扱説明
機器のデザインを生かすスマートなドレスナット
金属の光を放し機器のデザインを一層美しくする円錐ナット
袋丸ナット(AT-511)
SCB用バリア(AT-455)
ドレスナット(小)(AT-532)
DLB用マウンタ(AT-528)
ドレスナット(大)(AT-533)
誤操作防止にガードバリア又はマウンタの使用例
円錐ナット(AT-512)
特殊仕様商品当社では,お客様のご希望に応じていろいろな特殊仕様スイッチも数多く製造しております。次頁には,その一部をご参考までに掲載いたしました。操作部の変更,取付方法の変更,特殊な環境下でご使用になるスイッチ,本カタログに掲載されていないような全く異質なスイッチ等,特殊仕様のスイッチをご検討の際には,当社までお気軽にお問い合わせください。尚,特殊仕様のスイッチは受注生産となっておりますので,お問い合わせの際には,仕様の内容(場合によっては金型代等のご負担をお願いすることもあります),使用ロット数,初期納入時期等を示していただければ幸いです。
▲
次頁に掲載したスイッチは,そのままお売りできるスイッチ,意匠権などでお売りできないスイッチなど任意に掲載してありますのでご注意ください。
応用商品
●NKKスイッチの使用取扱い説明(18)
お問い合わせ先 TEL 044(813)8001 FAX 044(813)8031 URL http://www.nikkai.co.jp/ E-Mail nikkai@nikkai.co.jpD-20
取扱説明
操作ボタンに用途に応じた文字表示プリント基板直付けスライドスイッチ
特殊な端子部
パネルシール形スイッチ
配線の手数を省く,リード線とコネクターを備えた
スイッチ
特殊な取付け
デザインレバー
応用商品
●NKKスイッチの使用取扱い説明(19)
D-21 お問い合わせ先 TEL 044(813)8001 FAX 044(813)8031 URL http://www.nikkai.co.jp/ E-Mail nikkai@nikkai.co.jp
トグル
ロッカ
押ボタン照光式押ボタン
多機能押ボタン
キーロック
ロータリスライドタクティル
傾 斜タッチパネルシートキーボード
表示灯
リレー
規格品
付属品
取扱説明
特長
“品質第一” をスローガンとして常に安定した品質と最大の商品群ならびに生産量を誇るNKKスイッチは,部品加工から生産・販売迄の間に幾度かの厳しいテストを繰返し,いつ・いかなる場合でもお客様に満足していただける商品を生みだすべく努力をしております。
▲
ISO9001で保証するNKKのスイッチ1992年11月,当社は品質管理・品質保証の国際規格ISO9001の製造業者認定を取得しました。これは,当社が創業以来,品質にこだわりつづけ,これを支える品質保証体制づくりに,常に目をむけてきたことが,公的機関である第三者から評価されたことになります。
▲
安定した品質UL規格,C-UL,CSA規格,TÜV認定,VDE規格,DSP規格等,各種規格認定が証明する,高品質・高信頼性をより前進させるべく,積極的なTQM(総合的品質管理)体制のもとに,QC技法,QAシステム等あらゆる品質管理の手法を駆使し,全社を挙げて常に最高水準の信頼性を保つべく品質の維持向上に努めております。
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卓越した商品開発技術NKKの商品開発技術は,スイッチ専門メーカーとしての絶え間ない技術の研磨,永年にわたる豊富な経験と,優秀な研究設備により,ユーザー指向にあったユニークな新商品の開発と,適切な機種の選択ができるよう,シリーズ化をはかっています。スイッチの専門メーカーとしての商品開発技術力は,数多くの特許・実用新案取得が証明しております。
▲厳選された材料スイッチの生命である接点材料をはじめとして,ばね材料絶縁材料からメッキなどに至るまで,当社の技術陣が,永年の研究により開発した高性能特殊材料や,その他厳選された材料,それに独自の加工技術により,老化防止を施し,品質の安定と,堅牢さならびにスイッチのパネル面装着後の外観デザインの優美さを誇るなど多くの特長を備えております。
用途例
《医用電子装置》CTスキャン 脳波形 心電計 医用電磁記録装置医用データ処理装置 X線装置 各種医療装置
《通信機器・無線応用装置》通信衛星 衛星放送送受信装置 電子交換機 放送装置ファクシミリ データ電信装置 航空機用電装部品魚群探知器 レーダ装置 トランシーバ ATS装置
《電子応用装置》キャッシュディスペンサ 電子天体望遠鏡 電子顕微鏡放射線測定器 分光分析機器 超音波応用洗浄機高周波電子応用装置 パルス発生器 スキャナ
《電子計測器》公害測定分析機器 電子測量機器 ICチェッカ電子カウンタ シンクロスコープ AC/DCコンバータ測量測定装置 電磁記録装置 化学分析機器 電圧計
《オートメーション機器(省力化機器)》各種ロボット オペレーションパネル 各種自動販売機各種印刷機及び製版機,印刷関連機械 NC工作機械電動工具 放電加工機 多軸フライス盤 自動倣旋盤自動包装機 各種制御盤 自動捺印機 自動紙幣計算機
《事務用機器》ノートパソコン ディスクトップパソコンコンピュータ及び周辺端末装置 自動書庫 シュレッダ複写機 CAD/CAM 光ファイリングシステム装置
《防災機器》公害防止機器 非常用放送機器 ガス漏れ警報装置火災報知機 盗難防止装置 自家用発電装置
《音響機器》各種オーディオ機器(ステレオ,スイッチャ,ミキサ)各種ビジュアル機器(BS,VTRカメラ,VTR,テレビ)劇場用音響装置 デコーダ VTR編集機器
《民生用電子機器》POSシステム HA機器 各種電子楽器 電子レンジ厨房器具 美理容機器 自動按摩機 家庭用健康管理機
《その他》視聴覚教育機器 ゲーム機器 鉄道車輌 自動車照明設備 補聴器 モータボート 農機具自動改札機 エレベータ 自動ドア 建設用機械
●NKKスイッチの特長・用途例
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取扱説明
●IEC規格保護構造
( )
2.5~3m
放出部ノズル径:φ6.3
12.5 /min
1m
ⅠEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)規格(ⅠEC 60529)による保護構造は,以下のようになっております。〈一部抜粋〉
ⅠP- ■ ■保護特性記号(International Protection)固形異物の侵入に対する保護等級水の浸入に対する保護等級
ⅠP- ■ ■
等級 固形異物の侵入に対する保護の程度
6粉塵が内部に侵入しない。
ⅠP- ■ ■
等級 水の浸入に対する保護の程度 試 験 方 法
0 特に保護なし
水の浸入に対して特に保護されていない。
試験なし。
4 水の飛沫に対する保護
いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない。
試験装置にて各散水孔当り0.07L/minであらゆる方向から10分間散水する。
5
噴流水に対する保護 いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない。
右図の試験装置にてあらゆる方向から外被表面積1m2当り1分間,合計で3分間以上散水する。
7
規定の圧力,時間で水中に没しても水が浸入しない。
水深1mに30分間没する。機器の高さが850mm以上の場合は, 機器の最上端から水面までの距離を150mmとする。
注意:ⅠP- は,以下試験方法によるものであり,実使用環境・使用条件による機器の保護構造については,事前にご確認ください。
D-23 お問い合わせ先 TEL 044(813)8001 FAX 044(813)8031 URL http://www.nikkai.co.jp/ E-Mail nikkai@nikkai.co.jp
トグル
ロッカ
押ボタン照光式押ボタン
多機能押ボタン
キーロック
ロータリスライドタクティル
傾 斜タッチパネルシートキーボード
表示灯
リレー
規格品
付属品
取扱説明
各種耐久試験装置 シートキーボードスイッチ試験機
各種環境試験機 IEC61058-1対応耐久試験装置
●試験設備
当社の試験研究室における最新の試験装置の中から数点をご紹介申し上げます。これらの装置は,品質管理を最も重要視する立場から,当社の技術陣が総力を挙げて独自に開発したものであり,優秀な技術を誇る斯界の一流メーカーのご協力を得て製作いたしました。
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