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個人投資家向けIRセミナー説明会資料ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス株式会社
(証券コード6575)
2019年9月28日
目次
1. ヒューマン・アソシエイツグループについて
2. 2019年3月期業績動向(ハイライト)
3. セグメント別概要-①人材紹介事業-②メンタルヘルスケア事業-③人材育成事業
4. グループ成長戦略
5. 2020年3月期業績見通し
6. 株主還元策
2
1. ヒューマン・アソシエイツグループについて
3
1-1:グループ理念
企業組織における
最も重要な経営資源である人材の価値を高め、
企業がより高度な活動を継続していく
お手伝いをする
4
1-2:会社概要
会 社 名 ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス株式会社
設 立 1990年3月
沿 革
人材紹介事業は1996年9月開始メンタルヘルスケア事業は2000年2月開始人材育成事業は2019年7月開始※2016年11月Optia Partners完全子会社化※2019年7月サイコム・ブレインズ完全子会社化
資 本 金 170百万円(2019年6月末現在)
代 表 者 代表取締役社長 渡部昭彦
住 所 東京都港区南青山1-3-3 青山一丁目タワー4階
従 業 員 数168名(2019年6月末現在)その他カウンセラー 78名(2019年6月末現在)
5
ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス
持株会社
-AIMSインターナショナルジャパン
-A・ヒューマン
-Optia Partners
人材紹介事業
ヒューマン・フロンティア
メンタルヘルスケア事業
サイコム・ブレインズ
人材育成事業
1-3:グループ概要図
(2019年6月末現在)
ヒューマン・アソシエイツグループ168名
6
81名 33名 33名
21名
1-4:沿革
7
1996年9月 安藤秀人氏がヒューマン・アソシエイツ㈱創業
2000年2月 ヒューマン・フロンティア㈱設立
2000年11月 エイ・ヒューマンネット㈱(現㈱A・ヒューマン)設立
2007年9月 ヒューマン・アソシエイツ㈱代表取締役社長に渡部昭彦が就任
2009年7月 HAグループ㈱(現ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス㈱)を持株会社とする体制に移行
2011年9月 AIMSインターナショナルジャパン㈱設立
2013年5月 HAメディカル㈱設立
2014年12月 大和PIパートナーズ㈱が安藤秀人氏より株式取得
2015年5月 ヒューマン・アソシエイツ㈱とHAメディカル㈱が合併
2016年4月 ㈱A・ヒューマンとヒューマン・アソシエイツ㈱が合併
2016年11月 Optia Partners㈱の全株式を取得しグループ会社化
2018年4月 東京証券取引所マザーズ市場に上場
2019年4月 本社を東京都港区南青山に移転
2019年7月 サイコム・ブレインズ㈱の全株式を取得しグループ会社化
2. 2019年3月期業績動向(ハイライト)
8
2. 2019年3月期業績動向(ハイライト)
売上高の推移
885 1,121 1,014
1,228
790
827 869
918
788
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期(予)
人材紹介 メンタルヘルスケア 人材育成
(単位:百万円)
CAGR:23.9%
営業利益の推移
(単位:百万円)
9
1,675
1,948 1,883
2,936
146218
143
252
229
245
260
179
109
-172-208
-255
-370
203
255147 170
-400
-300
-200
-100
0
100
200
300
400
500
2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期(予)
人材紹介 メンタルヘルスケア
人材育成 全社費用
連結
(注)1.2019年3月期は、人材紹介事業におけるコンサルタント採用遅延等の影響による売上低迷(前年比△10%)及び上場に伴うガバナンス強化によるコスト増により減収減益となりました。
2.人材育成事業サイコム・ブレインズ㈱は2019年7月1日に100%株式取得により子会社となったため、2020年3月期におけるサイコム・ブレインズ㈱の売上及び営業利益は2019年7月1日から2020年3月31日までとなります。
3. セグメント別概要
10
3. セグメント別概要ヒューマン・アソシエイツグループの3つの事業
11
3. セグメント別概要
12
① 人材紹介事業
3. セグメント別概要①-1 人材紹介事業 ~概要~
13
■AIMSインターナショナルジャパン株式会社・・・グローバルネットワークを有するリテインド型エグゼクティブサーチファーム
■株式会社A・ヒューマン・・・30~40代ミドルマネジメント層の候補者中心の人材紹介会社
■Optia Partners株式会社・・・グローバル人材を外資系企業を中心に紹介している人材紹介会社
3. セグメント別概要①-2 人材紹介事業 ~人材紹介の手法~
14
ミドルマネジメント層
担当職
第二新卒
新卒
経営層シニアマネジメント層上級専門職層
求人情報の開示性求職者情報の顕在化
サーチ型が有効
登録型が有効
サーチ型(ヘッドハンティング)主に経営層など情報公開が難しい求人に対し、潜在的な候補者を含めスカウトを行いマッチングさせる人材紹介会社
登録型求人と自ら登録した求職者(顕在化された候補者)をマッチングさせる人材紹介会社
【職位】
2,570 2,860
3,160 3,460
3,760
100.0%111.3%
123.0%134.6%
146.3%
0%
40%
80%
120%
160%
0
1,000
2,000
3,000
4,000
2017年度
実績
2018年度
見込
2019年度
予測
2020年度
予測
2021年度
予測
市場規模 2017年度比伸び率
3. セグメント別概要①-3 人材紹介事業 ~業界動向~
(億円)
出所:矢野経済研究所『人材ビジネスの現状と展望2018年度版』
人材紹介市場規模推移
市場規模は拡大傾向
企業の正社員採用意欲は依然として高い
業種を問わず人材不足が深刻化、人材確保が恒常的な課題
ホワイトカラー人材紹介業の市場規模推移
1,850 2,100 2,300
2,570 2,860
118.6%113.5%
109.5% 111.7% 111.3%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
110%
120%
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
予測
市場規模 前年度比(億円)
15
3. セグメント別概要①-4 人材紹介事業 ~強み1/2~
16
◎ミドルマネジメント以上の人材に特化したサービスの提供
ミドルマネジメント層
担当職
第二新卒
新卒
経営層シニアマネジメント層上級専門職層
グローバル人材
成約求職者の
年収(過去3
年平均)
11.3
百万円
10.8
百万円
7.3
百万円
主な分類
/契約形態
サーチ型
/リテーナー
サーチ型
/成功報酬
登録型
/成功報酬
ターゲット
経営層・シニアマ
ネジメント層・上
級専門職層
バイリンガルグロー
バル人材
30~40代ミドル
マネジメント人材
AIMSインターナショナルジャパン
Optia Partners
A・ヒューマン
【リテーナー】 契約時に着手金が発生、進捗状況により追加でコンサルティング料が発生する契約【成功報酬】 候補者が入社した際、コンサルティング料が発生する契約
3. セグメント別概要①-4 人材紹介事業 ~強み2/2~
17
◎1996年人材紹介事業創業より蓄積された実績
業界
金融/コンサルティングファー
ム/製造業/IT/広告・マスコ
ミ/消費財/サービス/建設/
医療機器・製薬/病院
職位
職種
代表取締役社長/取締役/
執行役員/社外役員/海外
現地法人人材/部長/マネー
ジャー/医師/弁護士
✓ さまざまな業界・職位・職種での実績✓ Optia Partnersでは外国籍のコンサルタントが大半を占め、外資系企業経営陣
(人事マネージャー)との綿密なコミュニケーションが可能✓ AIMSインターナショナルジャパンは、世界50ヶ国以上に90ヶ所以上の拠点を構
え、350人以上のコンサルタントを擁するAIMS International と連携し、海外拠点に現地人材を紹介することが可能
コンサルタントの継続的積極採用
AIMS Internationalのネットワークを活用したグローバルビジネスの拡大
優秀な候補者を獲得するためのHP等自社チャネルのシステム改善投資
18
・コンサルタントの積極採用・1人当たり生産性向上(KPI管理の徹底、3社間シナジーの追求)・新規顧客(案件)開拓
年収
コンサル
ティング
料率
案件数 売上高
市況は上昇傾向ハイレイヤーに特化したビジネスモデル
3. セグメント別概要①-5 人材紹介事業 ~今後の成長戦略1/2~
4 8 10 11 11
26
29
3537 39
18
13
21 19
30
5558
69 69
0
10
20
30
40
50
60
70
80
2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2019/6
AIMS AH OP(名)
(注)AIMS・・・AIMSインターナショナルジャパン㈱、 AH・・・㈱A・ヒューマン、OP・・・Optia Partners㈱
コンサルタント数の推移
19
2020年3月76名体制予定
前期11名純増したコンサルタントの本格稼働により、当期は増収増益予定。
当期もコンサルタント7名の増加を予定しており、営業基盤の安定化を図る。
3. セグメント別概要①-5 人材紹介事業 ~今後の成長戦略2/2~
3. セグメント別概要
20
② メンタルヘルスケア事業
3. セグメント別概要②-1 メンタルヘルスケア事業 ~概要~
メンタルヘルスケア事業の概要及び特徴
ワンストップサービス(EAP)
ステップ 一次予防 二次予防 三次予防
目的不調者発生予防
早期発見・早期対応
職場復帰・再発防止
対策
ストレスチェック・集団分析
研修
現場型出張カウンセリング
組織コンサルテーション
休職者・復職者支援プログ
ラム
CISM(特別サポート)
メンタルヘルスケアのフロー 1 メンタルヘルスケアのサービスをワンストップで提供
2 自社開発のストレスチェックシステム
3 ストック型ビジネスによる安定した収益
4 SC法制化及び働き方改革等の需要取り込みを目指す
メンタルヘルス対策の一次予防(不調者発生予防)、二次予防(早期発見・早期対応)、三次予防(職場復帰・再発防止)までを幅広くカバーするワンストップサービスと、出張カウンセリングに象徴される独自の「現場型」カウンセリングを提供
顧客ニーズに則した自社システムを活用
EAP契約は、年間契約かつ自動延長条項付の契約が大半を占めており、顧客企業によるEAPサービスの評価も高いため契約の継続が期待
EAPとSCのシナジー(SC実施企業の多くがEAP事業も契約)
→双方の分析結果に基づくサービス提供
顧客企業のニーズに応えるSCシステムの機能強化
SCの実施に留まらず、その後の集団分析・職場環境改善活動等のフォローアップサービスを提案
働き方改革及び健康経営等により需要が拡大傾向にある中、EAP関連サービス全般を提供し、より一層の事業展開を図る
(注)EAP(Employee Assistance Program(従業員支援プログラム)):企業の社員・家族が抱える様々な悩みをカウンセリングを通じて支援するプログラム
SC(Stress Check):ストレスチェックCISM(Critical Incident Stress Management):天災、自殺等による惨事
ストレスのケア 21
3. セグメント別概要②-2 メンタルヘルスケア事業 ~EAPについて~
22
全国総勢78名(2019年6月末現在)の専属カウンセラーが顧客企業の従業員を個別ケア。
→企業の健康経営の取り組みやメンタルヘルス対策を強力に支援。
EAPカウンセリング等利用形態
面談室 電話 メール、スカイプ
研修
CISM
職場環境改善支援
定期派遣カウンセリング
休職者・復職者支援EAPその他メニュー ハラスメント相談(通
報)窓口サービス
出張
3. セグメント別概要②-3 メンタルヘルスケア事業 ~ストレスチェックについて~
23
ストレスチェック
顧客企業のメンタルヘルス体制(産業医・保健師等) + ヒューマン・フロンティアEAP
既存のメンタルヘルス体制と“連携”し、トータルでの支援が可能
チェック結果の
フィードバック(FB)
高ストレス者への
フォローメール
職場環境改善
ソリューション
集団分析、
職場別FBレポート
個人の
フォロー
組織の
フォロー
ヒューマン・フロンティアのSCは単に義務化されたテストを実施するだけではなく、その後の従業員の個別
ケア、組織の集団分析を活用した職場環境改善を提案するなど、フォローアップサービスを重視。
ヒューマン・フロンティア・ストレスチェック
214 224 260 270 280
0
50
100
150
200
250
300
2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
予測
(億円) EAPサービス 市場規模
3. セグメント別概要②-4 メンタルヘルスケア事業 ~業界動向~
出所: 経済産業省『健康経営の推進について』平成30年7月矢野経済研究所『人事・総務関連業務のアウトソーシングビジネス調査レポート2019』
ストレスチェック義務化の影響は一巡したが、市場規模は緩やかに拡大傾向。
ストレスチェックの義務化とともに政府の提唱する「健康経営」や「働き方改革」、企業の直面する「人材確保の重要性」を背景に企業のメンタルヘルスへの関心は高まりつつあり、中長期的にも拡大基調。
従業員個人に対するメンタルヘルスケアへの取り組み(不調者発生予防、重症化予防)に留まらず、従業員の健康増進を図るとともに、ストレスチェック集団分析結果を踏まえた、職場環境改善による組織活性化・生産性向上につながる支援サービス等、サービスの幅も拡大する傾向にある。
24
※ここでいうEAPサービス市場とは、以下のものを指す。企業が行う産業保健業務のうち、職場環境の改善を目的とした従業員のメンタルヘルス支援を請け負うアウトソーシングサービス全般。ストレス診断や産業医カウンセリングのほか、専門医(医療機関)紹介、復職支援・再発予防、研修・トレーニング、組織調査・分析・改善コンサルティングなど、メンタルヘルス対策に関わる周辺業務を含む。
3. セグメント別概要②-5 メンタルヘルスケア事業 ~強み1/3~
25
メンタルヘルス対策を一次予防~三次予防までワンストップで提供
→多様化した企業ニーズへ柔軟に対応
メンタルヘルス対策維持・向上
企業組織の生産性維持・向上
労働災害のリスクマネジメント
健康経営・働き方改革の対応
ストレスチェック・集団分析
職場環境改善ソリューション
現場型カウンセリング(出張・面談室、電話・メール)
現場型コンサルテーション
休職者・復職者
支援プログラム
CISM
定期派遣カウンセリング
フィードバック・コーチング
企業研修
フルラインサポート体制
3. セグメント別概要②-5 メンタルヘルスケア事業 ~強み2/3~
26
「現場型」出張カウンセリング
→ヒューマン・フロンティア㈱専属カウンセラーの全国展開
・北は北海道、南は九州まで、ヒューマン・フロンティア㈱専属カウンセラーを配し、地方のオフィス、支店、工場等の現場近くまで出向き、顧客企業人事の手の届きづらい地方のメンタルヘルス対策に対応。
・カウンセラーは臨床心理士、公認心理師、産業カウンセラーなどの有資格者であると同時に、企業勤務経験を豊富に持っていることが特徴。
・総勢78名(2019年6月末現在)のカウンセラーは全員がヒューマン・フロンティア㈱専属で一元管理されており、質が高く、緊急時の対応、人事担当者、産業保健スタッフとの連携もスムーズに実現可能。
3. セグメント別概要②-5 メンタルヘルスケア事業 ~強み3/3~
27
カウンセラーを含む定期的な組織内研修により質の高いサービスを実現
→SC後、集団分析に留まらず、職場環境改善提案、研修等のフォローアップサービスを充実
集団分析報告 改善施策実施改善施策提案 改善施策協議
組織ごとの傾向について報告
傾向に基づいた改善施策を提案
どの職場に何を行うか共に協議
協議した改善施策を職場に実施
ヒューマン・フロンティア職場環境改善ソリューション
全国を一律及び均質にカバーするカウンセリング体制の維持及び更なる充実
ストレスチェックの結果に基づいた職場環境改善等フォローアップサービスの強化
戦略的M&Aも検討
28
■満足度の高い出張面談の品質維持・向上
■メンタル不調予防のために、一次予防から三次予防まで、幅広いサービスをトータルで提供
■職場環境改善、ハラスメント対策、ワーク・ライフ・バランス支援などを通じて、生産性の高い活力ある組織づくりをサポート
3. セグメント別概要②-6 メンタルヘルスケア事業 ~今後の成長戦略~
3. セグメント別概要
29
③ 人材育成事業
30
3. セグメント別概要③-1 人材育成事業 ~概要1/2~
ミッション 「人材育成にイノベーションをもたらす」
サイコム・ブレインズは、学び続けることが変革のエンジンであると信じています
ロゴの形は、「従来の枠を突き抜ける」瞬間を表現しています。色は「新鮮さ」と「調和」を意味しています
私たちは、人材育成のイノベーターとして、新しいアイデアや技術に対して常に高い感度を持ち、学び続ける人と組織を応援することで、より良い社会づくりに貢献します
事業内容
•国内外における企業内研修の企画・運営・実施•公開講座の企画・開催•人と組織に関するアセスメントツールの提供•映像講座(サブスクリプション型、マイクロラーニング型)の配信•企業内人材育成にかかわる受託開発(社内講師育成、eラーニング、映像教材、マニュアル、オンラインテスト etc.)
※マイクロラーニング:従来のeラーニングと比較し、数分間の動画など細分化されたコンテンツにより学習を行う、新しい学習スタイル。
3. セグメント別概要③-1 人材育成事業 ~概要2/2~
31
ソリューションの領域
経営リーダーの育成、営業力強化、経営のグローバル化、ダイバーシティ推進など、企業が抱える人と組織の課題に対し、豊富な経験と高い専門性を持つコンサルタントが、気づき・学び・行動変容のプロセスからなる、最適なソリューションを提案
多様なサービスの組み合わせ
人材育成の対象が国内主体かグローバル化か、エグゼクティブ向けか若手向けか、経験的な学びか理論の応用を促すものか、あるいは個別のディベロップメントか組織的学習かを勘案し、私たちのサービス形態を組み合わせて最善のソリューションを提案
4,970 5,080 5,170 5,230 5,290
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
2015年度2016年度2017年度2018年度2019年度
予測
(億円)
3. セグメント別概要③-2 人材育成事業 ~業界動向~
出所:矢野経済研究所『企業向け研修サービス市場の実態と展望2019』
従業員の能力向上、組織力強化による生産性向上・業務効率化のため、ビジネス系研修のニーズが高まっている。また、人材採用難が継続する中で、マネジメント層向けや業務内容別研修のニーズは強く、景気が減速しても市場は底堅く推移していくことが予想される。
集合研修の規模、実施回数は頭打ち傾向に対し、eラーニングの利用が大企業を中心に高まっている。
32
3,090 3,160 3,200 3,250 3,300
0
1,000
2,000
3,000
4,000
2016年度2017年度2018年度2019年度
予測
2020年度
予測
(億円)
市場の伸長率は鈍化傾向にあるものの、引き続き拡大
研修サービス市場規模推移 ビジネス系研修サービス市場規模推移
3. セグメント別概要③-3 人材育成事業 ~強み1/3~
33
ICTを駆使し、より多くの学習者に学習機会を提供
<eラーニング、集合研修、マイクロラーニングの特徴とICTの活用>
eラーニング、映像教材、知識確認テスト、モバイルツールによりインタラクティブ性を高めた学習プログラム、特にオンライン配信による短時間の学習コンテンツでスキル定着と行動変容をはかるマイクロラーニングなど、ICTを最大限に活用した「複合型ラーニングデザイン」を積極的に提案
企業の働き方改革・生産性向上の取り組みに対応し、仕事の質と成果を上げるために必要な能力の開発を、従来よりも短時間でかつ持続的に行える仕組みづくりを支援
3. セグメント別概要③-3 人材育成事業 ~強み2/3~
34
プログラム設計に、コンテンツ開発や社内トレーナー養成を含めた企業内研修の受託開発
自社スタジオを保有 映像講義と集合研修を融合した効果的な教育施策をご提案
拠点勉強会、トレーナー養成のためのプログラム、オリジナルのテキストやワークブック、スキル定着カードなどのツール類も開発・制作
学習実践定着
全体設計活用方法の策定研修計画の作成
映像撮影・編集 eラーニング教材制作問題作成
映像教材 eラーニング教材クイズ・テストコンテンツ
¥コンサルティング 制作・開発 完成・納品 利活用支援
システム提供研修評価課題整理改善提案
リサーチ
アセスメントインタビュー同行・覆面調査
教材内容の企画シナリオ作成
ワーク作成ライティング
利用者ガイドトレーナーマニュアル
大手企業を中心に、自社の課題、個々の社員の課題に対応した独自の学習コンテンツを求める、あるいは講師を含めて「研修の内製化」を志向
映像教材制作のための自社スタジオを保有し、教材開発・社内講師養成に豊富な経験を持つコンサルタントが多数在籍するなど、受託開発の体制が充実
業務に必要な知識・スキルの習得だけでなく、企業理念や事業戦略の浸透を目的とした学習など、経営の重要課題に対応した施策にも対応
企業における人・組織の課題
スマートフォンやタブレットに対応した映像配信・研修管理のためのプラットフォーム(The Academy)
35
3. セグメント別概要③-3 人材育成事業 ~強み3/3~
各国での研修実績、多言語のコンテンツを強みとして、グローバル案件を受注
東京、上海、バンコク、ジャカルタに拠点を持ち、日本企業および現地企業にシームレスな人材育成プログラムを提供
21ヵ国約120名に及ぶ講師・ファシリテーターのネットワークを有し、標準化された高い品質の研修を各国で提供が可能
マイクロラーニング型経営スキル講座「ビジネスマスターズ」は、日・英・中の3か国語に対応。
※ビジネスマスターズ:経営戦略、マーケティング、論理的思考、企業会計など、ビジネスに必要な知識やスキルを学ぶオンライン配信の映像講座シリーズ。1テーマ5分の学習コンテンツをスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で視聴することができる。
ICTを駆使し、より多くの対象者に学習機会を提供
プログラム設計にコンテンツ開発、社内トレーナー養成を含めた企業内研修の受託開発
各国での研修実績、多言語のコンテンツを強みとして、グローバル案件を受注
36
3. セグメント別概要③-4 人材育成事業 ~今後の成長戦略~
4. グループ成長戦略
37
【既存事業】
4.グループ成長戦略 ~シナジーの追求~
企業における人材価値向上の実現のため、高付加価値な人事機能サービスを一括して提供する。
→ソリューション提供型人材サービスの“ワンストップショッピング”
【メンタルヘルスケア事業】・EAP、ストレスチェック、豊富な研修メニューの提供・カウンセリングによる個人の問題解決の支援・生産性の高い活力ある組織づくりをサポート
【人材紹介事業】・企業の経営層等とのリレーションシップ
・経営上の問題点の発見・経営組織レベルの人事サービスノウハウの蓄積
New【人材育成事業】※サイコム・ブレインズ・企業向け研修サービス提供がメインビジネス(大企業向け特化)
・企業毎の課題を把握し、研修メニューをカスタマイズ・企業の「人材育成・組織力強化」領域で幅広い研修メニューを提供・海外拠点をアジア地区に4社保有(現地日系企業と取引)
セグメント間のクロスセールスの推進
『アセスメント』『コーチング』領域のノウハウ・リソース活用による新規事業の拡大
研修メニュー等新商品の開発
グループのグローバル化推進
38
各セグメント内、セグメント間でのグループシナジーを追求し、
上場後5年内に、売上高50億を目指す。
4.グループ成長戦略 ~中長期成長戦略~
時間
人材育成事業
メンタルヘルスケア事業
人材紹介事業
2018.3期39
5. 2020年3月期業績見通し
40
5. 2020年3月期業績見通し
項目(単位:百万円、%)2019年3月期 2020年3月期 前年同期比
実績 見通し 増減差異 増減比率
売上高
人材紹介 1,014 1,228 +214 +21.1
メンタルヘルスケア 869 918 +49 +5.7
人材育成 - 788 +788
合計 1,883 2,936 +1,052 +55.9
営業利益
人材紹介 143 252 +109 +76.5
メンタルヘルスケア 260 179 ▲80 ▲31.0
人材育成 - 109 +109
全社費用 ▲255 ▲370 ▲114 +44.8
合計 147 170 +23 +15.8
率 7.8% 5.8% ▲2.0pt
当期純利益 金額 182 100 ▲82 ▲45.1
□ 売上高は人材紹介が前年比21.1%増、メンタルヘルスケアが5.7%増。→売上合計は人材育成事業進出の影響により、同55.9%増の2,936百万円を見込む
□ 営業利益は前年比15.8%増の170百万円を想定
41
NEW
NEW
※1.人材育成事業は2019年7月~2020年3月の9ヶ月間2.2019年3月期は、特別利益として本社移転に伴う移転補償金+302百万円、特別損失としてのれんの減損損
失▲66百万円、本社移転費用▲13百万円を計上。
6. 株主還元策
42
■当社は、株主の皆様と長期的な信頼関係を構築するため、利益還元を重要な経営課題に位置付けております。
■配当方針につきましては、将来の事業展開と経営基盤強化のために必要な内部留保を確保しつつ、連結配当性向30%程度を目安として安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。
6. 株主還元策
配当政策について
2018.3(実績)
2019.3(実績)
2020.3(予定)
1株当たり配当金 19.29円 18.36円 10.00円
配当金総額 52,816千円 54,797千円 30,091千円
連結配当性向 30.0% 30.0% 30.0%
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免責事項
• 本資料は、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス株式会社(以下、当社)についての一般的な情報提供を目的としており、当社の発行する株式その他の有価証券への投資勧誘を目的とするものではございません。
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ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス株式会社 管理部
TEL:03-6747-4700
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