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バラクーダバラクーダ
[ バラクーダ ]・クリーピングベントグラス(BARRACUDA 試験番号:MVS AP-101) は、
アメリカのニュージャージー州のラトガース大学とオレゴン州のマウンテンビューシード社
によって共同開発された、さらに進化した品種です。
葉が細く緻密な芝生で、従来の密度が高い品種とは異なる芝質に加え、さらに耐病性が改良されました。
NTEP(全米芝草評価試験)では日本の気候条件に近い
ノースカロライナ州のゴルフ場でトップグループに評価されました。
発芽とターフ形成は早く、既存グリーンの芝質改善を目的とするインターシーディングに最適。
とくに、高いストレスや省力管理環境の下にあるグリーンにお奨めします。
バラクーダ使用方法● バラクーダクリーピングベントグラスは、ゴルフ場に、単一品種 または「962」とのブレンド種子としての利用に適します。● インターシーディング(品質向上) 1回あたり2~10g/㎡を標準として年間合計10g/㎡以上を計画し、 数回に分けて播種します。 品種転換の状態を見ながら播種を数 年続けることで確実なクオリティアップにつながります。● グリーン新規造成・グリーン改造(新規播種) 新規造成・グリーン改造の場合はコースの条件で異なります。 一般には8~10g/㎡を播種し、発芽状況に応じて2~10g/㎡程 度の部分追い播きを実施します。
● 暖地型芝草グリーンへのオーバーシーディング(草種転換) コウライグリーン、バミューダグラスのグリーンにオーバーシー ディングを施し、ベント化します。 新規造成に比べてやや多めの播種量(10~20g/㎡)になります。
● 詳しくはお近くの東洋グリーン(株)までお問い合わせ下さい。● 東洋メンテナンス(株)では播種造成・養生工事、インターシーディ ング工事等もお引き受け致します。併せてご検討下さい。
● 葉が細くキメ細かな芝質● 冬の緑色保持に優れ、春の芽出しが早い● ダラースポットと炭疽病、雪腐病に高い耐病性● 発芽とターフ形成が速く、回復力が高い● インターシーディングに最適
「バラクーダ」と「962」のブレンド種子で造成したグリーン(愛知県内ゴルフ場)
きめ細かく、病気に強く !!
早い発芽と初期生育がインターシーディングに最適
高いストレス抵抗性でクオリティが低下しにくい
夏にも長く強健な根系を維持し、高いクオリティ! 上層・下層にバランスのとれた根系が、高い回復力・被覆力を支えます。
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0 10 20 30 40 50日数
防除基準
耐病性品種、TPN(製剤)0.55 g/ ㎡
ペンクロス、TPN(製剤) 1.10 g/ ㎡
ダラースポット発生数/処理区
耐病性品種は殺菌剤の散布回数を減らします! 病害抵抗性の高い品種では殺菌散布回数、散布薬量とも低減が可能です。
発芽速度、ターフ形成速度が優れ、すばやくカバー! すみやかな発芽とターフ形成が、美しく均一なグリーンをつくります。
上:バラクーダ下:品種 A
2013 年 6月 29 日 播種 15g/ ㎡2013 年 7 月 11 日 発芽状況(12 日目)
バラクーダは発芽・初期生育が早い(長野県内 芝生ソッド生産圃場)
高い芝質ときめ細かな葉でクオリティアップ
高い耐病性でダメージを受けにくい
過酷な気象条件でも高い芝質でクオリティアップ! 2011 年、2012 年過酷な夏を迎えた年の試験でバラクーダは最も良い成績を収めています。
春の品質が高く、春の芽出しが早い ! 春のグリーンアップ、春の品質が高く、年間を通して高いクオリティを維持します。
ダラースポット病に強い! 米国ラトガース大学の試験でも、日本国内の試験でもバラクーダはダラースポットに強いと証明されました。
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Barracuda
Crystal Bluelinks
CY-2
Penncross
007
Penn A-1
Tyee
Mackenzieバラクーダ 品種 A
ダラースポット病抵抗性 1-9, 9= 無病害(2011 年 7月 ニュージャージー州・ラトガース大学 )
最大値 =8.3 最小値 =5.0 最小有意差 =1.8
品種 Aにはダラース
ポット病が発生。 バラクーダは症状が見られなかった。
写真は発症から約 1週間後の様子
(2013 年 9月 12 日長野県内芝生ソッド生産圃場)
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Barracuda
Tyee
007
Penn A-1
CY-2
Mackenzie
Crystal Bluelinks
Penncross
炭疽病に強い! バラクーダは国外、国内とも炭疽病に掛かりにくいことが確認されています。
炭疽病抵抗性 1-9:9= 無病害(2011 年 6月 ニュージャージー州・ラトガース大学 ) 最大値 =7.7 最小値 =3.3 最小有意差 =1.8
左:バラクーダ 病害なし
右:品種 A 発症あり
バラクーダのターフにはピシウム病と炭疽病の複合感染の症状が見られなかった。
発症後約 3週間経過。
右は品種 Aのターフのピシウム病と炭疽病の複合感染症状
(2013 年 9月 12 日 茨城県内ゴルフ場)
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被覆率(%)
バラクーダは発芽速度、ターフの形成速度、被覆率ともに優れており、播種後すばやくカバーします。
発芽初期の生育が早い品種はインターシーディングに適しています。
2011 年 ,2012 年に行われた米国ラトガース大学(ニュージャージー州)での品質評価試験は、夏場の高温に見舞われ非常に過酷な条件での試験になりました。
こうした中でバラクーダはきわめて良い成績を収めています。
バラクーダは耐病性に優れ、とくにダラースポット病、炭疽
病といった長期にわたってター
フクオリティを下げ、ダメージ
を与え続ける病害への抵抗性が
高くなっています。
米国 Purdue 大学 R.Latin 博士
の研究では耐病性品種を用いる
ことにより殺菌剤散布の薬量や
回数を低減でき、コストダウンに
繋がることが明らかにされていま
す。
(弊社芝草セミナー 2013 資料)
また、バラクーダは雪腐病にも強く、年間を通じて良好なターフ
を形成します。
バラクーダは春の品質が高く、芽出しも早いことがわかりました。
NTEP 試験でも春の芽出しが早いと評価されています。
バラクーダは春先の動きが早く、管理作業もしやすい品種です。
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グリーンアップ
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総合品質
春のグリーンアップ(1-9, 9= 早い 最大値=7.7 最小値 =1.0 最小有意差 =1.6 ) 2011 年 3-4 月平均値 ( Rutgers Turfgrass Proceedings 2011 )
春先の品質 (1-9, 9= 最高 最大値=8.0 最小値 =4.5 )
2013 年 4 月 ( 東京都 )
葉のキメが細かく、高品質グリーンを実現! 葉幅が細く、品質の高いグリーンを実現できます。
0123456789
葉の幅
バラクーダは葉の幅が細く、キメ細かなターフを形成します。
インターシーディングなどで今までよりさらに品質の高いグリーンを目指したいという場合に最適です。
(右)インターシーディングにより芽数が増加した事例
葉の幅(1-9, 9= 細い 最大値=8.2 最小値 =3.7 最小有意差 =0.7 )
2009 年( NTEP )
芝生の品質( 1-9,9=最高 最大値=6.9, 最小値=2.4, 最小有意差=0.7 )2010年から2012年の平均値 ( Rutgers Turfgrass Proceedings 2012 )
ターフ形成速度・被覆率(0 - 100, 100=最大 最大値= 99 最小値= 69 最小有意差= 29.8 )
2009年( NTEP )
バラクーダ表層部から深層部までバランスよく成長している
Shark表層部に集中しているのが、高密度品種の特徴
007表層部に集中しているのが、高密度品種の特徴
V - 8表層部に集中しているのが、高密度品種の特徴
Penncross深く伸びているが根量は少ない
総合品質
バラクーダは根量が多く、根長も長い強健な根系を形成します。
バラクーダの夏場の根の生育は、上層だけに根が密集せず、表層(深度 0~5cm付近)から下層(深度10cm前後)まで、長さ・量ともにバランスよく成長します。
これにより、バラクーダの根の成長は暑さの影響も受けにくいと考えられます。(2013 年 8月 8日東京都内ゴルフ場)
早い発芽と初期生育がインターシーディングに最適
高いストレス抵抗性でクオリティが低下しにくい
夏にも長く強健な根系を維持し、高いクオリティ! 上層・下層にバランスのとれた根系が、高い回復力・被覆力を支えます。
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防除基準
耐病性品種、TPN(製剤)0.55 g/ ㎡
ペンクロス、TPN(製剤) 1.10 g/ ㎡
ダラースポット発生数/処理区
耐病性品種は殺菌剤の散布回数を減らします! 病害抵抗性の高い品種では殺菌散布回数、散布薬量とも低減が可能です。
発芽速度、ターフ形成速度が優れ、すばやくカバー! すみやかな発芽とターフ形成が、美しく均一なグリーンをつくります。
上:バラクーダ下:品種 A
2013 年 6月 29 日 播種 15g/ ㎡2013 年 7 月 11 日 発芽状況(12 日目)
バラクーダは発芽・初期生育が早い(長野県内 芝生ソッド生産圃場)
高い芝質ときめ細かな葉でクオリティアップ
高い耐病性でダメージを受けにくい
過酷な気象条件でも高い芝質でクオリティアップ! 2011 年、2012 年過酷な夏を迎えた年の試験でバラクーダは最も良い成績を収めています。
春の品質が高く、春の芽出しが早い ! 春のグリーンアップ、春の品質が高く、年間を通して高いクオリティを維持します。
ダラースポット病に強い! 米国ラトガース大学の試験でも、日本国内の試験でもバラクーダはダラースポットに強いと証明されました。
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Barracuda
Crystal Bluelinks
CY-2
Penncross
007
Penn A-1
Tyee
Mackenzieバラクーダ 品種 A
ダラースポット病抵抗性 1-9, 9= 無病害(2011 年 7月 ニュージャージー州・ラトガース大学 )
最大値 =8.3 最小値 =5.0 最小有意差 =1.8
品種 Aにはダラース
ポット病が発生。 バラクーダは症状が見られなかった。
写真は発症から約 1週間後の様子
(2013 年 9月 12 日長野県内芝生ソッド生産圃場)
2 3 4 5 6 7 8
Barracuda
Tyee
007
Penn A-1
CY-2
Mackenzie
Crystal Bluelinks
Penncross
炭疽病に強い! バラクーダは国外、国内とも炭疽病に掛かりにくいことが確認されています。
炭疽病抵抗性 1-9:9= 無病害(2011 年 6月 ニュージャージー州・ラトガース大学 ) 最大値 =7.7 最小値 =3.3 最小有意差 =1.8
左:バラクーダ 病害なし
右:品種 A 発症あり
バラクーダのターフにはピシウム病と炭疽病の複合感染の症状が見られなかった。
発症後約 3週間経過。
右は品種 Aのターフのピシウム病と炭疽病の複合感染症状
(2013 年 9月 12 日 茨城県内ゴルフ場)
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被覆率(%)
バラクーダは発芽速度、ターフの形成速度、被覆率ともに優れており、播種後すばやくカバーします。
発芽初期の生育が早い品種はインターシーディングに適しています。
2011 年 ,2012 年に行われた米国ラトガース大学(ニュージャージー州)での品質評価試験は、夏場の高温に見舞われ非常に過酷な条件での試験になりました。
こうした中でバラクーダはきわめて良い成績を収めています。
バラクーダは耐病性に優れ、とくにダラースポット病、炭疽
病といった長期にわたってター
フクオリティを下げ、ダメージ
を与え続ける病害への抵抗性が
高くなっています。
米国 Purdue 大学 R.Latin 博士
の研究では耐病性品種を用いる
ことにより殺菌剤散布の薬量や
回数を低減でき、コストダウンに
繋がることが明らかにされていま
す。
(弊社芝草セミナー 2013 資料)
また、バラクーダは雪腐病にも強く、年間を通じて良好なターフ
を形成します。
バラクーダは春の品質が高く、芽出しも早いことがわかりました。
NTEP 試験でも春の芽出しが早いと評価されています。
バラクーダは春先の動きが早く、管理作業もしやすい品種です。
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総合品質
春のグリーンアップ(1-9, 9= 早い 最大値=7.7 最小値 =1.0 最小有意差 =1.6 ) 2011 年 3-4 月平均値 ( Rutgers Turfgrass Proceedings 2011 )
春先の品質 (1-9, 9= 最高 最大値=8.0 最小値 =4.5 )
2013 年 4 月 ( 東京都 )
葉のキメが細かく、高品質グリーンを実現! 葉幅が細く、品質の高いグリーンを実現できます。
0123456789
葉の幅
バラクーダは葉の幅が細く、キメ細かなターフを形成します。
インターシーディングなどで今までよりさらに品質の高いグリーンを目指したいという場合に最適です。
(右)インターシーディングにより芽数が増加した事例
葉の幅(1-9, 9= 細い 最大値=8.2 最小値 =3.7 最小有意差 =0.7 )
2009 年( NTEP )
芝生の品質( 1-9,9=最高 最大値=6.9, 最小値=2.4, 最小有意差=0.7 )2010年から2012年の平均値 ( Rutgers Turfgrass Proceedings 2012 )
ターフ形成速度・被覆率(0 - 100, 100=最大 最大値= 99 最小値= 69 最小有意差= 29.8 )
2009年( NTEP )
バラクーダ表層部から深層部までバランスよく成長している
Shark表層部に集中しているのが、高密度品種の特徴
007表層部に集中しているのが、高密度品種の特徴
V - 8表層部に集中しているのが、高密度品種の特徴
Penncross深く伸びているが根量は少ない
総合品質
バラクーダは根量が多く、根長も長い強健な根系を形成します。
バラクーダの夏場の根の生育は、上層だけに根が密集せず、表層(深度 0~5cm付近)から下層(深度10cm前後)まで、長さ・量ともにバランスよく成長します。
これにより、バラクーダの根の成長は暑さの影響も受けにくいと考えられます。(2013 年 8月 8日東京都内ゴルフ場)
2017-7
バラクーダクリーピングベントグラス 荷姿:11.25kg(25 ポンド / 缶)
管理しやすさと高品質を両立する
インターシーディングによる品質向上に最適!既存品種に比べ、発芽・初期生育に優れ、すばやくターフをカバー。葉のきめが細かく高品質のグリーンへ変化します。
21.0 18.9 20.4
33.229.9
24.0
0.05.0
10.015.020.025.030.035.0
バラクーダ バラクーダ+品種A 品種A
芽数合計・6月 芽数合計・8月
4 月のインターシーディングで 8月の芽数が増加!損傷を受けやすい夏季にも、バラクーダのインターシーディングにより、芽数を増加させることが出来ました。
刈 高:乗用モア 4㎜ 設定(実刈高≒3.6 ㎜)2012 年 夏:ペンクロスの広い葉で被覆しているグリーンで
芽数が少ない状態。
2013年4月 : TIPスパイカー/シーダーで播種(5g/㎡)。2013年6月 :葉の広いペンクロスの間に葉の細いバラクーダ
の芽生えが観察できる。(播種から 2ヶ月目)2013年8月 :葉が細く均一なグリーンに変化、芽数も増加。
品質が高い状態で夏を越すことができた。
上:2013年5月24日芽数12 下:2013年11月12日芽数35 5 月は 1株が大きかったが 11 月は葉が細くなった。
発芽、初期生育が早いバラクーダはインターシーディングに適しています。 バラクーダのインターシーディングで夏場の芽数が増え、葉が細く均一なターフになり、品質が改善しました。 バラクーダのインターシーディングの短期的な効果のグリーンの芽数増加に加え、長期的な効果ではグリーンの耐病性(炭疽病、ダラースポット病)向上が期待できます。
芽数増加率 55% 58% 17%
インターシーディングで品質向上を実現
葉のきめが細かく高品質に!入場者数が多い、病害の発生が多く苦労しているコースのインターシーディングに最適です。
インターシーディング後のバラクーダの芽生えとグリーンの変化場 所 :東京都内ゴルフ場 播 種 日 :2013 年 6 月 3日前 処 理 :マレード Vコアラー 内径 6mm、深さ 15mm、ダブル掛け播 種 :バラクーダ 10g/ ㎡発 芽 確 認 :2013 年 6 月 11 日観 察 日 :2013 年 6 月 25 日 ダラースポットの症状が見られます。変 化 :2013 年 7 月 25 日 ダラースポットが少なく、葉が細かくなりました。
インターシード品種と芽数の変化(本 /cm2) 静岡県内ゴルフ場
2013 年 6月 2013 年 8月
バラクーダの芽生え(播種後 22 日)
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町 2-33-8
TEL : 03-3249-7731 (代表) FAX : 03-3249-7781
東 京 支 店 名 古 屋 支 店 大 阪 支 店 九 州 支 店
土浦営業所 千葉営業所 沖縄営業所 柏技術センター
URL: http://www.toyo-green.com
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