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中期経営計画 「進化への羅針盤 2015」
の進捗状況
計画名称
7つの基本戦略
計画の進捗状況 計画の全体像
魅力に満ちた職場作り経営管理態勢の強化
期待を信頼に繋ぐ
サービスの実現
業務効率化の追求
営業基盤の拡充
地域プレゼンス
の向上
収益基盤の確立
「進化への羅針盤 2015」~ 新しい百五を、未来を創ろう。~
17
●目標達成に向けて順調に推移。特に預金は中計目標を達成。今後は更なる収益力の向上を図る。
計画の進捗状況 総括
総貸出金 (平残)(単位:億円)
総預金 (譲渡性預金を含む) (平残)(単位:億円)
10.28%
2.39%
100億円
2兆7,431億円
4兆5,196億円
2014年度
10.64%
2.68%
108億円
2兆5,986億円
4兆3,490億円
2013年度 中計目標 (2015年度)
預金 (平残) 譲渡性預金を含む 4兆5,000億円以上
貸出金 (平残) 2兆8,000億円以上
当期純利益 70億円以上
不良債権比率 2.8%以下
自己資本比率 (*) 10%以上
愛知県内 貸出金推移 (単位:億円)
(平残)
*中計発表時はコア資本比率と記載2014年度2013年度2012年度
5,246
5,819
6,382
2,016 2,155 2,296
877
1,395
2,042
全体
中小企業
住宅ローン
2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
24,763
25,986
27,431
28,343
25,805
26,921
中計目標28,000
42,399
43,699
中計目標45,000
41,167
43,490
45,196
46,340
計画
実績・予想
計画
実績・予想
中計期間中計期間
金 中計目標達成!
18
今後の戦略
● 高収益が確保できる分野や、ノウハウや付加価値を活かしたコンサルティング関連分野への貸出金を増強。
今後の戦略 法人向け貸出①
高収益が確保できる分野への取組み
ABL融資、クロスボーダー融資、アパートローンの増強
ABL融資
2015年度計画2012年度 2013年度 2014年度
・優良担保付の貸出で信用コストが低い。
・顧客とのリレーションをもとに取り組むため、
他行競合が発生しにくい。
実行額(単位:百万円)
0 0
440
500
・行員の事業性評価力(目利き力)醸成
に向けたセミナーを開催
2013年度 2014年度
11,986
6,720
18,706
22,619
30,597
53,216
クロスボーダー融資
34,071
76,785
2015年度計画
円貨建て
外貨建て
・優良先かつ高収益案件が多い。
平残(単位:百万円)110,856
・専門知識をもった人員を配置
・国内メガバンクに加え、外国銀行との
リレーション強化により案件発掘
・国外現地法人向けの直接融資を取扱開始
アパートローン
2015年度計画2012年度 2013年度 2014年度
・優良担保付の貸出で信用コストが低い。
実行額(単位:百万円)
13,777
18,908
17,332
20,000
・営業専担者を増員(2名→5名)
・新築案件に加え、借換案件にも注力
20
今後の戦略 法人向け貸出②
コンサルティング関連分野への取組み
→ 当行の得意分野であり、ノウハウが蓄積されている(専門部署:コンサルティング課)。
→ 付加価値のある貸出金のため、金利競争が少ない。
→ 関連手数料収入の増加にも貢献する。M&Aや事業承継をはじめとしたコンサルティング関連分野のうち、特に貸出金に寄与する分野は、
PFI・ストラクチャードファイナンス、医療介護関連、太陽光関連分野
2014年度2013年度2012年度 2015年度計画
24,787
30,893
37,17341,019
・PFI
取扱残高 地銀トップクラス!
・ストラクチャードファイナンス
バイオマス等、再生エネルギー関連が伸長。
近年では、航空機、電気自動車の充電
ステーション整備に関するファイナンス
に取組み。
PFI・ストラクチャードファイナンス分野
・メガソーラー案件を
中心に、昨年度実績
以上の案件ストック
を保有
太陽光関連分野
平残 (単位:百万円)
2014年度2013年度2012年度 2015年度
2,516
11,566
14,816
・2010年度に推進体制を整備して以来、実行額
は順調に増加(医療経営士、介護福祉経営士
各1名在籍)。
・介護分野は、老齢介護に加え、障がい者介護
施設にも関与。
・近年は、人口の多い、愛知県での取組みも
増加。
医療介護分野
2014年度2013年度2012年度 2015年度計画
9428
12,435
15,519 15,000
実行額 (単位:百万円)
実行額 (単位:百万円)
コンサルティング関連手数料
2014年度2013年度2012年度 2015年度計画
395 420486
・コンサルティング分野全体の
手数料も増加
21
510
(単位:百万円)
45,305
59,341
今後の戦略 個人向け貸出 ①
住宅ローン (平残)(単位:億円)
2012年度
4,452 4,655 4,865
8771,395
2,042
7,467
5,329
6,050
6,908
三重県愛知県
2013年度 2014年度2015年度計画
住宅ローンの特徴住宅ローンは、利息収益や手数料
収益に加え、決済の集中化や預金
増加など、取引のメイン化を生み出
す商品
<ローン取組後のセット率>
給与振込
公共料金引落
クレジットカード
※ 愛知県
インターネットバンキング 53%
クレジットカード 79%
プロパー住宅ローンの推進プロパー住宅ローン「住まいのちから」取扱開始
・スピード審査と事務の効率化による営業力向上
・お客さまが保証会社へ支払っていた手数料などの取込み 約10億円
愛知県での推進・愛知県の住宅ローンマーケット規模は、三重県の5倍以上。
・当行は愛知県内で住宅ローンの推進を強化し、2013年には、新規実行額が
三重県を超えた。
・増税の影響により新規実行額は減少するも、住宅着工件数の減少率より軽微。
住宅ローン利用後の預金平残推移実績
(愛知県、単位:万円)
1年後 3年後 10年後
98
182207
● プロパー住宅ローンの推進により、取引メイン化による収益も期待できる住宅ローンの増強を継続する。
住宅着工件数、当行住宅ローン新規実行額推移
24,022
2011年度
48,098
2012年度
72,966
2013年度
66,317
2014年度
65,448
56,845
9,360件 9,777件 10,858件 9,734件
55,778件57,660件
63,974件
55,204件
着工件数 三重県
着工件数 愛知県
三重県 新規実行額
愛知県 新規実行額
単位:百万円
▲13.70%
▲9.11%
消費税増税などによる影響
<
68%
65%
56%
22
三重県を愛知県が逆転
着工件数5倍以上
今後の戦略 個人向け貸出 ②
無担保ローンの推進
無担保ローンは、住宅ローンと比較して高利回りが確保できる商品。
商品の改定やPRの増強で増進を図る。
⇒ 当座貸越ローンの主力商品である マイカード 「DREAM」
2014年10月に実施した、商品改定とPRの増強で、申込件数、契約金額とも大幅に増加!
マイカード 「DREAM」 残高推移(単位:百万円)
12月末9月末6月末 3月末
2,300
2,400
2,500
2,600
2,700
2,800
2,3372,355 2,364
2,383
2,395 2,406 2,403 2,410
2,464
2,551
2,710
2,903
2012年度
2013年度
2014年度
マイカード 「DREAM」 申込件数(単位:件)
12月末9月末6月末 3月末
1,001892
1,3061,289
428312291
864731691
1,941
3,015
0
500
1,000
1,500
2,000
2,5002012年度累計
2013年度累計
2014年度累計
無担保ローン平残推移(単位:百万円)
2014年度2013年度2012年度 2015年度計画
11,600 11,777 12,374
9,86910,963
12,641
21,46922,740
25,015
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
0
当貸ローン
証貸ローン
13,024
13,276
26,300
申込件数
3.5倍!
利用残高 毎月
60百万円増加!
● 商品の改定やPRの増強で推進を図る。
23
預り資産分野の推進における背景
・百五証券を擁し、預り資産に対する幅広いニーズにお応えできる。
・資産運用の原資となる預金が豊富であり、順調に伸長している。
● 証券子会社を擁し、預金残高も豊富な状況のなか、預り資産分野の成長余力は大きい
今後の戦略 預り資産①
24
成長余力が大きい
<トピックス> 百五証券について
● 2010年3月 営業開始
地方銀行では100%出資子会社として、
全国で2番目の設立
● 2014年3月 繰損解消
● 営業体制
営業拠点 / 三重県 7か所、愛知県 1か所
営業人員 / 約40名
591
▲99
928
30
1,227
226
1,477
279
1,367
238
2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度
売上高
当期純利益
単位:百万円
保険販売の推進
→ 「ほけんの相談窓口(三重県内3か所)」が好調
第3分野保険の獲得件数のうち、約25%を獲得
第3分野保険獲得件数:約7,400件 地銀トップクラス!
4月には、「相続関連コンサルティング」を追加
今後の戦略 預り資産②
保険販売手数料の推移 (単位:百万円)
2014年度2013年度2012年度 2015年度計画
746633
879968
法人先に対するアプローチの強化
→ 法人担当者の預り資産販売、
純預金先に対する保険販売を強化
投資信託販売の推進
→ コア&サテライト戦略を推進
分散した資産により安定的
なリターンを狙う「コア資産」
と、相場上昇時に収益性を
追求する「サテライト資産」
運用を組み合わせる戦略。
95%
5%
サテライトファンド84%
コア・ファンド16%
2014年度上期 2014年度下期
販売総額215億円
販売額150億円
コアファンドの販売比率は、確実に増加!
投資信託残高の推移 (末残) (単位:億円)
2014年度2013年度2012年度 2015年度計画
945 8511,043
1,280
352 438500
6001,298 1,290
1,544
1,880
百五銀行百五証券
当行は、投信残高に占める法人保有割合が
他行と比較して低い
百五グループ 地方銀行平均(東海3県 当行除く)
2.9% 9.0%<例えば、投資信託の法人保有割合が地銀平均並となった場合・・・
約95億円の残高積上げとなる。
25
17,034
1,594
538324
19,490
2013年度末
16,670
2,022
593581
19,866
2014年度末
17,860
1,824
613923
21,221
2015年度末
市場環境に応じた適切な資産配分・デュレーションの見直し
今後の戦略 資金運用戦略
● 低金利環境の長期化 (日米欧)
● 金融政策の行方と金利上昇リスク
など市場への影響
厳しい資金運用環境
● 債券・株式・投信 (外債・国内株・外国株・J-REIT等) への分散投資
● 円金利上昇モニタリング態勢・アクションプランの整備
● 米金利上昇モニタリング態勢・アクションプランの整備
● 経営陣と運用部署の情報共有
フォワード・ルッキングなリスクリターンコントロール
J-REIT外国株国内株外債円債(※)
2013年度末 2014年度末 2015年度末 (予定)
円債外債株式投信など
有価証券残高の推移 (償却原価基準)(単位:億円)
資産間の相関を捉えた分散投資 収益源の多様化・分散化
アセットアロケーション戦略
デュレーションの推移 (単位:年)
3.38
3.41
4.16
2.32
4.364.97
① 金融緩和を強化したユーロ圏の
国債を中心に長期化
② 低金利長期化を見据えた金利
リスクテイク (円債・外債)
⇒ ただし、市場環境を見ながら
短期化する可能性あり
(リスク・リターンコントロール)
市場環境に
応じて増減 ①
②
円債外債
● 効率的な有価証券ポートフォリオ運営による収益力の強化
26
※ ポートフォリオの見直しによる機動的な投資
>>>>> >>>>> 地域から頼られる存在・プレゼンス向上地域から頼られる存在・プレゼンス向上 <<<<<<<<<<
今後の戦略 地域プレゼンス向上に向けた取組み
農林水産業振興 観光振興 創業・コミュニティビジネス 販路拡大支援
2015年3月 「まち・ひと・しごと創生」 推進デスクを設置
連携
百五経済研究所など
関連会社
総合戦略策定業務受託
に向け工作
(1団体と契約見込み)
地公体と取引のある支店長(34名)
地方創生担当者
このうち、11か店の支店長は、地公体
の「地方創生会議」へ参画 (予定)
地域貢献課内の各チーム
【営業渉外部 地域貢献課】
「まち・ひと・しごと創生」
推進デスク
本部施策立案・実行の指示
● 2015年4月:約30年間、さまざまな仕掛けで「まちづくり」や「町おこし」に取り組んできた公務員を退職と同時に当行へ招聘。
当行がコーディネート機能を発揮し地域社会をリード当行がコーディネート機能を発揮し地域社会をリード
地域を面で捉えた活性化・再生地域を面で捉えた活性化・再生
● コーディネート機能を発揮することで地域から頼られる存在となり、プレゼンス向上につなげる。
27
2015年6月19日~
地域活性化の取組み強化に向けたさらなる態勢整備
地域貢献課を「地域創生室」へ格上げこれまでの地域活性化に関する業務の枠を超えて、
より広範な業務を主体的に取り組む
地域活性化委員会を設置地方創生への取組みの実効性を高めるために、全行を挙げて地域活性化に資する効果的な施策運営を審議
● 外部機関との連携など、あらゆる再生スキームを活用し、経営改善・事業再生の実効性を高める。
事業再生手法の充実
● 2014年度
再生支援取組数8先 (再生支援対象先17先)
・ 再生ファンド 3先
(うち2件:みえ中小企業再生ファンド)
・ M&A(事業譲渡) 2先
・ DDS 3先
● 2015年度
引き続き、三重県中小企業再生支援協議会
などを活用。
再生支援対象先 13先
REVIC(地域経済活性化支援機構)と特定専門家派遣契約を締結(地方銀行初)
事業再生の実効性向上や態勢強化、ノウハウの蓄積を目的に締結。取引先別に専門性の高いアドバイスを受けるとともに、案件の進展を図っている。2014年1月の締結以来、合計9回の定期ミーティングを実施。
処理額
5559125ランクアップ
150(40)180(14)174(0)回収(内 事業再生)
251830バルクセール・直接償却
不良債権の発生・処理状況 (単位:億円)
2013年度 2014年度2015年度
計画
新規発生額 280 203 210
合計額 329 257 230
不良債権比率の推移
3.05%
2.68%
2.39%
2013年度 2014年度2012年度
中計目標 2.8%以下
今後の戦略 企業再生支援
28
● 事務の集中化を柱とした戦略により、約100名の営業力強化を実現。
今後の戦略 BPR戦略
その他
(1) ローン一貫処理体制構築に向けた取組み
ローン事務センター(集約部署)への集約化→ローン処理時間を30%削減
(2) 自己査定の本部集約 (3) TV会議システムを利用した相続受付
(4) 税金滞納差押処理の本部集約 (5) 文書管理システムの導入
営業店後方事務の集約化に向けた取組み
(1) 2013年度から取り組んでいる営業店後方事務の本部集約を加速
(2) 2015年度中の全店展開を図る
2015年1月
テラー
後方事務
2015年度中
テラー
後方事務
1,084名 1,084名
業務サポートセンター等 約50名
約100名 営業力強化へ!(個人渉外など)
① 業務サポートセンターの全店展開
② 電話受付センターの拡大
③ ATM関連業務の外部委託
収益向上見込額
約3億円
29
今後の戦略 女性の活躍推進への取組み
「子ども若者育成・子育て支援功労者表彰」と
「第7回ワーク・ライフ・バランス大賞 」で 受賞
女性管理者数とその割合女性役職者数
総役職者に占める女性役職者の割合
2015年度末2014年度末2013年度末2012年度末2011年度末
115119
132中計目標を
前倒しで達成!!
130名以上
10.18%10.64%
10.83%
11.95%
●● 「プラチナ くるみん」の認定に向けて
2011年5月、次世代育成支援対策推進法にもとづく
「基準適合一般事業主」 の2回目の認定を受け、
「次世代認定マーク」 (くるみん) を取得 (三重県内では8社)
子ども若者育成・子育て支援功労者表彰 (首相官邸にて)
2015年4月、現行の 「くるみん」 認定を受けた企業が、
さらに高い水準の取組みを行い、一定の基準を満たした場合
に付与される 「プラチナ くるみん」 が創設。
この 「プラチナ くるみん」 の三重県内初認定をめざす。
【認定基準例】
・ 計画期間において、男性従業員のうち育児休業などを取得したものが13%
以上であること。
・ 所定外労働の削減のための定量的な目標を定めて、実施する。
育児休業取得者数 / 出産した (子供が生まれた) 行員数
・ 女性を中心とした各制度の充実を図り、さまざまな取組みを行ってきた結果、
近年では取得率ほぼ100%
・ 男性行員の取得率向上をめざし、職場の環境作りを推進
●● 育児休業取得実績
11.94%2.12%2.81%0%取得率
8人1人2人0人取得者数男性
97.87%100%100%93.93%取得率
46人30人31人31人取得者数女性
2014年度2013年度2012年度2011年度
30
● 男女ともに働きやすい職場をめざし、仕事と育児の両立支援に取り組んでいる。
+約1.8P
119
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