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(16)平成27年1月10日発行え び の
JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。
平成26年度総合座談会を、9月22
日から30日までの6日間、市内63ヶ
所で開催しました。座談会で出され
た意見・要望に対する回答を掲載し
ます。
◎担い手支援課
問
JAの総代会では毎年黒字報告
であるが、組合員の所得はギリギ
リのところであるのが実情。所
得が上がるよう努力してほしい。
(西長江浦上、東原田、東長江浦
下)
答
営農指導の強化、農産物の契
約・買取・値決販売等の販売力の
強化、予約購買による生産コスト
対策等に取組み所得が向上できる
ように努力して参ります。
問
座談会資料にあるWCS、飼料
用米、加工米の違いは何か。(上
向江)
答
WCSとはホールクロップサイ
レージといって飼料用品種の水稲
をラップし醗酵させた牛の飼料を
いいます。飼料用米は家畜用の米、
加工米は今年度は焼酎原料として
取扱うものをいいます。
問
WCS、加工用米については来
年度も今年と同様になりそうか。
(灰塚)
答
平成27年経営所得安定対策につ
いては、交付金単価等詳細はまだ
決まっていません。分かり次第お
知らせいたします。
問
加工用米の価格と転作奨励金と
を合わせて、10a当りどれくらい
の収入があるのか。(中内竪)
答
転作奨励金は国・県・市よ
り合計で10a当たり最高約
6万2000円となります。加工
用米は玄米1袋当たり4222円
で、基準契約数量が10a当たり19
袋でありますので、販売価格は約
8万円となります。奨励金と合わ
せると最高約 14万2000円とな
ります。
問
加工用米は今後品種を変えるの
か。(永山)
答
品種については、現在試験圃場
にて南海181と南海182の試
験を行っていますが、酒造会社よ
り要望があれば、要望のあった品
種の作付けになることも考えられ
ます。
問
加工用米は大体10万くらいにな
ると思うが乾燥代等も含まれるの
か。(永山)
答
加工米は収入として補助金と出
荷数量に応じた販売額があります
が、経費としては乾燥料金等が発
生いたします。
問
飼料米は1反あたり695kgを
下回ると10万5000円はもらえ
ないのか。(永山)
答
飼料用米については収穫量に応
じ補助金が変動し、695㎏(玄
米)で最高額10万5000円とな
ります。
問
各地区の減反調査の日程を短期
間で終わるように日程調整を行っ
てほしい。(堀浦)
答
ご要望については、えびの市農
業再生協議会に検討していただく
ように申しいれを行なって参りま
す。
問
減反がなくなるがJAとして何
か対策を考えているのか。(灰
塚)
答
平成30年産から国からの生産数
量目標配分が廃止され、生産者団
体等が自ら需要に応じた生産をす
る事となります。JAとしての対
策はまだ検討の段階でありますが、
減反廃止となれば米価の下落が懸
念されますので、どのような対策
を打ち出すかは今後十分な検討が
必要になると思います。
問
アグリランドでもコーンハーベ
スタを導入できないか。(杉水
流)
答
市が酪農家に依頼して試験的に
試算をしていますが、単価の面で
採算が取れていないようです。要
望として承ります。
問
WCSの奨励金の基準が、ロー
ルラップを巻くことで8万円助成
されるがロールラップをしないと
奨励金が低い。刈り取り後の現地
確認やコンポを対象にするなど
検査基準の再検討をしてほしい。
(北昌明寺)
答
経営所得安定対策事業のWCS
等の交付単価は国が決めます、中
平成26年度総合座談会での意見・要望に対する回答
9月22日 堀 浦
(17) 第441号 JA広報
えびの市は みんながみんな ジンケンジャー
でも飼料稲(WCS)については
所得向上対策の目玉であると思い
ますので、来年度以降も継続事業
となるようJAとしても要望した
いと思います。
問
飼料用稲WCSを作付しても引
き取り手がいない。買い取ってく
れないのか。飼料用米は今後も推
進していくのか。売れないものを
作っても意味がない。加工用米、
飼料用米、飼料用稲WCS等JA
が何を買取して推奨するかをきっ
ちり指示してほしい。(中内竪)
答
耕種農家の方が飼料用稲(WC
S)を作付される場合、畜産農家
と飼料供給契約を結ばれているは
ずですので、収穫しラッピングし
たWCSは契約された畜産農家さ
んへ全て引き渡す必要があります。
JAが買い取ることはできません。
また、本人が保有したままですと
補助金返還の対象となりますので
ご注意ください。
飼料用米については、当JAは
全量経済連へ出荷しており、経済
連の引受分量の範囲で受付・栽
培・出荷をいただいているので売
れ残りはございません。
毎年のように国の施策や交付単
価が変わりますので、現時点で来
年度の推奨品目は分かりません。
次年度の内容が分かり次第、皆様
にお知らせしたいと思います。
問
燃料や資材関係、機械の修理代
が高くなっているなかで米の価格
が下がっているが、稲刈り賃は据
え置きのままである。(亀沢)
答
作業料金は毎年4月に機械銀行
運営委員会(県、市・農業委員会、
NOSAI西諸、オペレーター代
表、JA)また、オペレーター全
体会で審議を行い、理事会で決定
していただいています。料金につ
いては近隣JAの作業料金も参考
にして定めております。
問
JAアグリランド田の神さぁの
圃場が管理されていない。各作業
においては農家の手本となるよう
な作業をお願いしたい。(鍋倉・
吉牟田、南岡松)
答
ご迷惑をおかけして申し訳あり
ません。JAアグリランド田の神
さぁの圃場はえびの市内一円であ
り、作業が集中する時期にはシル
バー人材センター等も活用してお
りますが、今後はこの様な事がな
いよう圃場環境整備等に努力いた
します。
問
高齢化で遊休農地が増えると思
われるが、JAは農地中間管理機
構と一緒に取組んでいかないのか。
(高野・田代・池島・亀沢)
答
農業振興公社よりえびの市担い
手育成総合支援協議会が農地中間
管理事業の業務委託を受け、県、
市、農業委員会、NOSAI西諸、
JAが構成員となる担い手協議会
の一員として連携を図り取組んで
おります。
問
農作業における時給はどのくら
いか。(山内)
答
宮崎労働局の定める宮崎県最低
賃金が1時間当たり677円です
ので、両者相談の上で決定してい
ただくのが通常のようです。
問 婚活対策は行政も含めてスケー
ルの大きいものにしてほしい。担
い手確保のためにも重要。(上向
江)
答
この事については、市、農業委
員会、JAと一体となった取組が
必要と思います。貴重なご意見で
すので、検討いたします。
問
独身農業者の花嫁対策事業の成
果はあったのか。(榎田、栗下)
答
24年度から現在まで合計6回の
婚活イベントを開催し、数組のカ
ップルが誕生しました。今後は更
に成果が出るような企画をして行
きたいと思います。
問
米の価格が下がり、栽培面積の
少ない水稲農家の経営困難や担い
手不足など、今後の農業の方針に
ついてどうするのか。(水流)
答
水田については農政の方向が担
い手に土地を集積して農家所得を
上げることで方針が出ていますが、
米の需給調整で結果的に米価が下
がっています。
問
新規就農や担い手が不足してい
るのはなぜか。また、若い担い手
が農業を継続できない原因の究明
がされていない。(西長江浦下)
答
新規就農の場合、機械導入等の
初期投資費用がかかり、また収入
9月22日 苧 畑
9月22日 坂 元
(18)平成27年1月10日発行え び の
JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。
が安定しない(というイメージが
ある)ことが就農者数が増えない
要因の一つと考えられます。
しかし、青年就農給付金等をは
じめとする補助事業により新規就
農支援策が講じられており、また
TPP問題や農畜産物価格安定対
策もJAグループ一丸となって今
後も取り組んで参ります。
問
以前はなかったが鹿等、獣害の
被害がひどい。南原田の大迫あた
りまでシカが出ている。シカの駆
除を行ってほしい。(駅前・倉
元・元地原・梨園、前松原)
答
JAでの鳥獣の駆除はできませ
んが、行政が鳥獣害対策として狩
猟等による駆除を行っています。
しかし、高齢化で活動が厳しくな
っているという話も聞きます。ま
た、JAよりえびの市猟友会へ有
害鳥獣駆除対策として助成を行っ
ています。
問
畑地かんがいは行政中心である
が、JAでも推進するべきでは。
(上大河平)
答
JAもえびの市畑地かんがい事
業推進協議会の構成員ですので積
極的に事業推進に取組んで行きま
す。
問
畑かん事業が進んでいる最中で
あるが、鳥獣害の発生が考えられ、
市と連携して対応をお願いしたい。
また野菜の加工場や冷凍施設をつ
くって付加価値をつけられるよう
にしてほしい。営農指導はもっと
場所や状態にあった説明を行って
ほしい。(飯野町・麓)
答
今後地域の状態に沿った内容で
検討いたします。
問
尾八重野は畑かん事業で圃場整
備が進み耕作放棄地がなく、規模
拡大する農家が多い。(尾八重
野)
答
国全体的に耕作放棄地が増大し
ている中で、農地の有効活用に取
り組んでいただきありがたいこと
です。今年より農地中間管理事業
による担い手へ農地の集積が進め
られておりますので、そちらもご
活用ください。
問
農業労災の掛金はどういう仕組
みか。(上大河平)
答
給付基礎日額と特定農作業従事
者・指定農業機械作業従事者の加
入方法により掛金が設定されます。
問
農業労災に加入するには、健康
診断は都城で受診しないといけな
いのか。(西長江浦上)
答
JAが窓口となり加入の受付は
行っておりますが、加入時の健康
診断は近隣では都城の病院が指定
病院となっておりますのでご理解
いただきたいと思います。
◎畜産課
問
セリ市で積み下ろしの際は技
術員に手伝いをしてもらいたい。
(高野)
答
畜連に検討してもらうようお願
いしました。
問
枝肉、セリ市データをホームペ
ージで見られるようにしてほしい。
(高野)
答
個人情報の関係もありますので
十分検討いたします。
問
セリ市の際、生産者の控え室を
作ってほしい。(高野)
答
畜連に検討してもらうようお願
いしました。
問
小林市場以外のセリ市に行き購
買する際、技術員は同行してくれ
るのか。(高野)
答
状況によりますので、都度ご相
談ください。
問
農協預託は小林市場と綾町の妊
娠牛譲渡販売だけ対象となってい
ると思うが、他の市場でも使える
ように変更できないのか。(高
野)
答
地元市場の活性化を図る意味で
も現在のとおりでご理解ください。
問
畜産課から育種価の文書が送付
されるが、等級やBMS等中身の
データはわからないのか。(高
野)
答
登録協会で数値化したものを畜
連を通していただくので、等級、
BMS等の中身についてはわかり
ません。
問
JA宮崎経済連の妊娠牛供給セ
9月22日 下大河平
9月22日 飯野町・麓
(19) 第441号 JA広報
思いやり 一つの言葉で 救われる
ンターからの導入状況はどうか。
また当管内でもこういう施設が必
要ではないのか。(駅前・倉元・
元地原・梨園)
答
3ヶ月に1回位、販売会が開催
されていますが、当JAは綾のセ
ンターからの導入を行っています。
現在は、他JAの導入が少ないた
め、希望どおりの頭数が導入され
ております。当管内にこのような
施設を作る件については、関係機
関等と検討中です。
問
子牛をセリに出すたびに導入牛
の積立金に5万円引かれているが、
どれぐらい貯まっているのか確認
するにはどこに聞けばいいのか。
(駅前・倉元・元地原・梨園)
答
各支店の営農受付にお問い合わ
せください。
問
母牛頭数が減少してきている中、
対策として高原町や綾町のような
繁殖センターや肥育センターを作
ることはできないのか。また、た
だ資金を融資するだけではなく
『リース牛舎』の方が新規就農や
大規模化が図り易いのではないか。
(大溝原)
答
現在、増頭対策を講じています
が高齢化による農家戸数の減少に
伴って、母牛頭数の減少が激しく
導入が追いつかない状況です。繁
殖センター等の設置については、
他の市町村の取組みを視察に行く
など行政・JAと協議を行い前向
きに検討しています。
問
10歳以上の母牛を出荷し、子牛
を導入したが、更新の助成金は出
るのか。(榎田)
答
その他条件が合えば補助金が出
ると思われますので、年度末の取
りまとめの時に申請をしてくださ
い。
問
子牛・肥育の所得率を教えてほ
しい。それに対して今どのような
対策をしているか、所得率のデー
タを公表し、周知していってほし
い。(上上江)
答
所得率は、子牛生産で20%前後、
肥育で5%前後位ですが、経営形
態によって前後します。所得率を
上げるようコスト削減と生産性の
向上に向けた指導をしています。
また経営指標については経営形態
等によって変わりますので畜産課
にお問い合わせください。
問
今後高齢化が進んで繁殖牛が減
少すると思われる。子牛は肥育農
家へ安定供給できなくなるがその
対策はあるか。(西長江浦下)
答
行政等とも連携して増頭対策の
補助金等も計画し、繁殖牛の維持
増頭を図ってまいります。
問
西諸畜連だよりを見ると剰余金
が1650万円あった。市場で子
牛の搬入手数料や販売手数料をと
っているが高齢化で運搬できない
生産者も増えている。搬入手数料
や販売手数料の経費を軽減するよ
うに検討してほしい。(東川北)
答
JAこばやしにも関連するため
畜産課を通じ、意見の内容を畜連
に報告いたしました。
問
セリ市場内の椅子が少なく、立
ち見が多い。高齢者もいるため、
生産者用の椅子の準備など配慮を
お願いしたい。(東川北)
答
今年になり生産者用の椅子を設
置しましたが、まだ足りない状況
であれば準備してもらうよう要望
いたします。
問
郡品評会での優良牛に対する補
助金は意味があるのか。購買価格
が跳ね上がり、メリットがないと
考える。また、畜産農家も高齢化
しているのでセリ市場での牛の手
入れ(仕上げ)ができない。JA
職員が技術を習得し、仕上げ作業
を行ってほしい。(西川北)
答
優良牛の導入については、えび
の市内の生産者で競合しないよう
調整し、補助金の有効活用を図り
ます。また、セリ市場での牛の手
入れについては対象頭数も多く対
応できないと思います。
問
年に数日人工授精師会の休日が
あるが、その時に発情がきた場合
の対応をJAで行ってほしい。こ
れまでも休日のため良い時期を逃
してしまったことがある。(西川
北)
答
人工授精所の開設など難しい面
が多くJAでの対応はできません。
人工授精休日は年4回ですのでご
理解ください。
9月22日 杉水流
9月24日 大明司
(20)平成27年1月10日発行え び の
JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。
問
飼料用米の県産原料による牛・
豚の肥育が県畜産試験場で行わ
れているが、実用化されるのか。
(永山)
答
牛・豚の飼料として米を給与す
ること自体は大丈夫と思われます
が、生産コスト等を考えますと課
題があると思います。
問
セリ市で後から購買者からのク
レームが入り、セリ市のやり直し
で牛の販売価格が5万円くらい安
くなる場合がある。技術員の若齢
化で詳しい知識を持った営農指導
員が少なく、営農指導員も勉強を
してセリ前に牛の状態を細かくチ
ェックをしてほしい。(上島内)
答
技術員が気づいた点については
生産者に知らせるようにしており
ますがセリ前の細かいチェックは
難しい面もあります。少しでも異
常にお気づきの生産者はJA、畜
連等にご相談ください。
問
増頭対策で3年貸付と5年貸付
の金利が同じで5年貸付を1.25
%にするなど金利緩和の検討をし
てほしい。償還方法が1回の返済
ではなく、2回の返済方法にする
など償還方法を検討してほしい。
また、畜舎と増頭対策を含む事業
や商品であれば導入を考えていき
たいが、組合員が利用しやすい商
品を検討してほしい。(北昌明
寺)
答
和牛の増頭に関する対策につい
ては、理事会等で検討いたします。
農協預託の貸付牛の償還につきま
しては繰上償還がいつでもできま
す。また、積立金についても変更
ができますので申し出てください。
◎農産園芸課
問
里芋に疫病が発生し、影響を受
けた。もっと早く周知・防除指導
ができなかったのか。(杉水流、
西郷、下島内)
答
疫病の発生は都城で確認され、
西諸にも広がってきました。里芋
の疫病は今までに経験がなく、普
及センターと共に周知・指導して
います。情報は早くつなぐという
形で、今後は生産者に迷惑がかか
らないように啓発や指導巡回を行
って参ります。
問
里芋等の病気で昨年の農薬と今
年の農薬が違うことがよくある。
例えば昨年の農薬と一緒に使える
のか等の質問をした時に、しっか
りと説明のできるような技術員の
育成をしてほしい。(西郷)
答
組合員の方々への対応に不足が
あり、大変申し訳なくご迷惑をお
掛けしました。横の連携、対応の
仕方について改善いたします。
問
えびの産米の品質向上に対し、
具体的にどのようなことを行なっ
ているのか。(山内)
答
産業文化祭で食味コンクールを
行なったり、圃場毎における土壌
診断、稲作暦の配布、年約3回の
現地検討会などを実施して、えび
の市全体の品質向上を図っている
ところであります。
問
昨年度の食味コンクールの結果
内容が今年になって説明があった
が、もっとグループ・個人一人ひ
とりに説明・報告をしていただき
たい。(下大河平・中内竪)
答
JA、行政と共に取組んでいる
ものでありますので、密に協力し
出品者やグループへの説明、報告
を迅速に行なって参ります。
問
食味コンクールに出てくる以外
にも管内には美味しい米が取れる
圃場がある。食味計をもって出か
けて発掘をする必要があるのでは
ないか。また、地域ごとの食味値
マップはつくっているのか。(田
代・湯田)
答
地区ごとに食味は算出しており
ます。それぞれ差はありますが、
食味値が低いところでも肥培管理
や土壌診断など地道な指導を行な
っております。
問
1等米の比率が高い地域はどこ
か。(五日市)
答
1等米比率に地域差はありませ
ん。
問
特A米の取組みが他県よりも遅
れているのではないか。行政とも
っと協力し、今後の農業情勢を踏
まえてえびの米の販売、特A取得
に向けて努力していただきたい。
(下大河平)
答
宮崎県内では特Aを取得してい
るところがありませんので、行政
と共に協力して県内初の特A取得
を目指し、えびの産米の販売強化
に取り組んで参ります。
問
特Aの認定を得るためには、ど
のような取り組みが必要か。(五
日市、上大河平、西長江浦下、
上・中原田)
答
特Aの評価は日本穀物検定協会
が認定しており、男女20代から50
代のパネラーが実際に試食して評
価しております。現在、えびの市
は広域霧島地区を代表して選定、
9月24日 前 田
(21) 第441号 JA広報
差別なく 笑顔あふれる 明るい社会
提出をしています。そこで得た評
価・課題を吟味して特Aへ向けた
取り組みを行っております。
問
えびの産米の特Aへの取組みは
5年後をどう見据えているのか。
(東原田)
答
特A認定は日本穀物協会の評価
により決定していますが、A止ま
りで中々難しい状況です。販売の
方で言えば、えびの産ヒノヒカリ
のブランドは県内産の中では高く
販売していますが、特Aを取得す
ることでさらに付加価値を高める
よう努力して参ります。
問
特Aの取組みの説明をしてほし
い。また何回目の出品か。(東内
竪、山内)
答
宮崎県は特Aを未だ獲得してお
らず、獲得することが米の付加価
値を高める一番の方法だと考えま
す。今年はえびの市管内に11箇所
の試験展示圃を設け、特Aを認定
する日本穀物検定協会へ出品する
米の模索しております。
また、平成10年から始まり今回で連
続17回目の出品です。
問
特Aを目指して掛稲を行ってい
ると聞くが実際できるのか。また
ヒノヒカリで特Aを目指し、にこ
まるも推進するという方向性より、
どちらか売れる方を目指した方が
いいのではないか。(北岡松)
答
特Aの取得のため様々な取組を
模索している中で、掛稲も一部取
り組んでいます。また、今後の売
れる米としての方向性を目指して
行きたいと考えます。
問
特A取得に取り組んでいるが、
えびの市で栽培方法を一律にしな
ければ意味がないのでは。(亀
沢)
答
特Aの取り組みはもちろんです
が、土壌条件・地区にあった栽培
方法を確立させるための取り組み
でもあります。
問
昨年までは新品種としてにこま
るを勧めていたが、えびのは先代
からの努力でヒノヒカリのブラン
ドを築いてきた。特Aを目指すの
であれば、なぜにこまるを勧める
のか。(杉水流・上島内)
答
近年の高温障害により、ヒノヒ
カリの1等米の比率が落ち込んで
きたため、稲作振興会等で協議を
行い、食味や収量・等級が良いに
こまるを導入しています。にこま
るは、評価の高い沖縄等に販売し、
認知度向上を図っています。まだ
まだヒノヒカリが主流ではありま
すが、徐々に認知度が出てきてい
るので,にこまるを導入しつつヒ
ノヒカリで特Aを目指していける
よう努力いたします。
問
他の産地では新しい品種で特A
を取っているが、えびのではヒノ
ヒカリで特Aを目指しているのか。
その中でにこまるも推進すること
は特Aの邪魔になるのではないか。
(末永)
答
えびの産ヒノヒカリは県の奨励
品種で、高い評価を受けており、
県内では一番特Aに近い存在であ
ることも確かであります。引続き、
稲作振興会を中心に特Aを目指し
て参ります。
また、特Aに認定される条件と
して、県の奨励品種でなければ対
象となりません。にこまるは県の
奨励品種でないため、特Aに推進
することはできません。
問
日本穀物検定協会が審査する
「特A」の取組について、中内堅
周辺では誰がどこの圃場で取組ん
でいるか。(中内竪)
答
試験圃場は稲作振興会で協議し
て設定をしています。中内堅周辺
では水流地区に圃場があります。
問
「特A」の審査の方法は。(中
内竪)
答
炊飯した白飯を実際に試食して
評価する食味官能試験に基づき、
毎年全国規模の産地品種について
実施しています。複数産地コシヒ
カリのブレンド米を基準米とし、
これと試験対象産地品種を比較し
て基準米よりも特に良好なものを
「特A」、良好なものを「A」、
おおむね同等のものを「A'」、や
や劣るものを「B」、劣るものを
「B'」として評価を行い、この結
果を、毎年食味ランキングとして
取りまとめ、発表しています。
問
米の特Aの取組について、えび
の市管内で11ヵ所の圃場を設置し
取り組んでいるが、土壌等条件が 9月24日 上・中原田
9月24日 池 島
(22)平成27年1月10日発行え び の
JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。
違うため、施肥設計など取り組ん
でいるのか。また、今後米の過剰
在庫となってくるのであれば、特
Aの取組を強化し、有利販売を行
ってほしい。(上向江)
答
ヒノヒカリの特A取組に関する
圃場設置場所の施肥設計について
は、技術員並びに普及センター等
と協議しながら取組んでおります。
今後も特Aの取組みを強化し有利
販売に繋げて参ります。
問
米の出荷に関して。鹿児島との
県境であるため、えびのの生産者
であっても鹿児島で栽培された米
が出てくる可能性がある。それも
宮崎県産と表示されるのか。(亀
沢)
答
出荷の際、農産物検査を行う前
に生産者にはどこの産地(県内)
で収穫したかの報告する義務があ
り、鹿児島県で栽培された場合は
宮崎県産を表示することはできま
せん。
問
今年の作況指数を教えてほしい。
(大迫・霧島・妙見)
答
広域霧島で作況指数はやや不良
(95)、県全体としてはやや不良
(97)です。
問
にこまるの栽培面積を教えてほ
しい。売り先はあるのか。(前
田・上大河平・榎田)
答
えびの市全体で約60
haです。売
り先は、沖縄などから引き合いが
あります。
問
にこまるは奨励品種ではないの
か。(松原)
答
現在は産地指定品種銘柄となっ
ており、奨励品種ではありません。
問
食味コンクールについて、ヒノ
ヒカリとにこまるで食べ比べた際、
にこまるの方が成績が良かったと
聞いたが。(上向江)
答
現在の食味コンクールはヒノヒ
カリ部門、にこまる部門と分けて
いますが、機械による測定結果は
さほど変わりませんでした。
問
これからもにこまるを推進して
いくのか。(栗下)
答
販売状況等を見ながら判断して
いきます。
問
水稲の生育が遅いようであるが
刈取時期はどうなるか。(大迫・
霧島・妙見)
答
資料に記載している時期より3
日程度遅れると思われます。しか
し、あくまでも目安として載せて
いますので実際に圃場を確認し、
刈取時期を判断していただきたい
と思います。
問
EM菌等活用した特産米など、
米のブランド化を行い、販売を強
化してほしい。(湯田)
答
現在さまざまな地域で実証展示
圃を行っています。結果の出たも
のについては報告し、強化してま
いります。
問
米作りの儲かるコスト計算をJ
Aで策定し、今回のような座談
会で資料として掲載してほしい。
(大明司)
答
ご意見として検討いたします。
JAえびの市稲作振興会を中心に
発行している稲作情報だよりなど
でも掲載できないか検討して参り
ます。
問
米生産に関する取組にもう少し
力を注いでもらえないか。(中
浦)
答
現在当JAでは、特A米取得へ
の取組を実施しているところであ
ります。県内初の特A米取得にむ
けて今後も取組んで行きます。
問
総代会などで水稲種子の温湯消
毒器の整備を行なってほしいとい
う意見が出たと思うが、どのよう
になっているのか。(山内)
答
温湯消毒器については、県の補
助事業等調査を行い、導入の方向
で検討しております。
問
加工米の作り方は、主食用米な
どと作り方は一緒か。(前松原)
答
作り方は食用品種と同様ですが、
27年度以降には宮崎県で多収性品
種の導入が検討されています。指
導課としても講習会を行なうなど
して周知を図って参ります。
問
いもち病の発生が多く、天候の
関係もあると思うが黒いものが穂
の所に出ている。このワラを圃場
に切り込んでも、来年の水稲成育
に影響はないか。(西長江浦上、
9月24日 今 西
9月24日 中上江
(23) 第441号 JA広報
差別なく 笑顔あふれる 明るい社会
中島)
答
穂にできた黒い塊は稲こうじ病
と呼ばれるものです。窒素過多で
次年度にも発生の可能性が高い傾
向にあり、出穂前の防除などが必
要です。Zボルドーの散布が有効
です。
問
現在、稲で穂の枯れ上がりがあ
るが、どういった症状が考えられ
るか。(上上江)
答
穂を掴み、引っ張り抜ける場合
はイナゴ類の被害が予想されます
が、今年は症状からいっていもち
病が疑われます。座談会資料の症
例を見ていただき、比較してみて
ください。
問
米を作るのに10a当たりの経費
がどれぐらい掛かっているのか。
(下島内、中島)
答
経営形態によって変わりますが、
減価償却を省けば7万6000円
掛かると思われます。
問
ヒノヒカリの種子はえびの市で
採種できないのか。(今西)
答
宮崎県産米改良協会が都城の採
種圃場で種子を生産しています。
問
昨年はウンカによる被害を受け
た。共済組合の稲作被害見舞金は
圃場の3割が被害を受けないと出
ないと聞くが、逆に2割程度の被
害であると見舞金が支出されない
こととなるので、3割程度の被害
になるまで対策を打たない農家が
見受けられる。対策が遅れれば、
他の圃場にもウンカが移動してし
まい迷惑となる。早めの薬剤散布
等の指導をJAは行っているのか。
(加久藤麓)
答
ウンカが他の圃場に移らないよ
う指導を強化いたします。ウンカ
自体はあまり圃場を移動しない特
徴があり、集中的な被害を引き起
こす習性がある事から坪枯れ等引
き起こしてしまいます。JAから
の指導としては、圃場の外からで
はなく、圃場の中まで入って確認
してもらい状況に応じて防除を行
うよう指導をしているところであ
ります。
問
ウンカは隣の圃場には移りにく
いという事か。(加久藤麓)
答
傾向としては早く作付をした圃
場に入る事が多いです。
問
今年は坪枯れが発生しているか。
(加久藤麓)
答
現状では昨年度程は発生してお
りません。
問
土壌診断の結果報告が遅く、圃
場への施肥など実施できない。早
めの報告をお願いしたい。(下大
河平)
答
土壌診断はJAこばやしのアグ
リサポートセンターに依頼してい
ます。西諸全域を賄っているため、
混んでいる時は特に時間がかかっ
てしまいます。各担当、可能な限
り迅速な対応を行いますので、で
きるだけ早目の診断依頼をお願い
いたします。
問
飼料稲の苗が長いので良い苗を
作ってほしい。(堀浦)
答
飼料稲の特性として徒長しやす
い性質をもっているため、育苗段
階で徒長させすぎないように管理
を努力してまいります。
問
JAでヒノヒカリ種子を購入し
植え付けをしているが、飼料稲が
混ざっているので購入先のコンバ
インの清掃をきちんと行う等混入
対策を行ってほしい。(上・中原
田)
答
種子組合の収穫は基本的に種子
専用コンバインで収穫のため、混
入することはありません。
問
JA米としてJAの種子を購入
するが、発芽不良や育苗後の形質
が違うので種子選抜や販売先から
良い種子を提供してもらうように
お願いしたい。(中島)
答
産米改良協会へご意見としてお
伝えいたします。また購入種子は
塩水選や種子消毒を実施しており
ませんので、ご使用の際は実施を
お願いいたします。
問
毎年の米の種子更新は必要なの
か。安全な種子を使っているし種
子代も高いため、せめて2年に1
回更新にできないのか。(末永)
答
病気の発生、種子伝染を抑え発
芽の揃いが良くなります。JAの
指導としては、毎年の更新をすす
めると共にJA米として150円
の価格差を設けておりますので、
9月24日 出 水
9月25日 末 永
(24)平成27年1月10日発行え び の
JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。
ご理解をお願いいたします。
問
水稲種子の消毒は実施している
のか、またどのような形で水稲苗
の供給を行っているのか教えてほ
しい。(山内)
答
白鳥育苗所では種子消毒を実施
して、稚苗及び芽出し苗まで育苗
してから、各生産者へ供給を行な
っております。
問
水稲の株間は実際にはどれくら
いが適当か。(南岡松)
答
各農家で株間については個人差
があるが、20~22㎝の方が収量確
保に繋がると思います。
問
昨年よりも今年の水稲苗は良か
ったと思うが、もう少し苗の管理
を行った方が良いのでは。(白
鳥)
答
現在、水稲育苗事業を白鳥地区
の育苗センターで行なっておりま
すが、年々発注枚数が増えてきて
おります。来年度は対策を講じ、
より良い苗の供給に努めます。
問
以前のように真幸地区に育苗所
を作れないか。(東内竪)
答
現在の白鳥育苗所内で育苗する
枚数が増加し、管理場所の模索を
図っていかねばならないと考えて
おりますので、貴重なご意見とし
て検討いたします。
問
昨年度は試験圃場で研修会が実
施された。今年は実施していない
ようだが、来年度の加工用米の
品種はどのようなものになるか。
(中上江、永山、東長江浦下、中
内竪)
答
今年は加工米に取組んでいる
方々を対象とした試験展示圃の研
修会を2回実施しています。これ
からの加工米の品種を選定してい
くことになりますが、県の方針な
ど踏まえて決定しますので、決ま
り次第お伝えして参ります。
問
加工用米を奨励していくのか。
作付状況はどうなっているのか。
(大迫・霧島・妙見、山内、中内
竪)
答
来年度も奨励して行くこととな
ると思います。えびの市は20
haの
割り当てに対し38
haの作付けがさ
れており、県全体では生産目標
数量680haに対し1140ha
(169%)の作付けがされてい
ます。加工用米の加工米助成金
(県)は目標面積を大幅に超して
いるため、減額になると思われま
す。
問
飼料用米も等級はあるのか。
(白鳥)
答
検査はありますが、合格か規格
外になります。
問
米の在庫について、4年後には
米の転作奨励制度が廃止になるが、
JA、行政と一緒になって飼料
用・加工用米といったものへ指導
してもらいたい。(上向江)
答
現在えびの市の水田総面積は
2400haあり、うちWCSの作
付が300ha、加工用米への参加
者は44名ほどです。今年は加工用
米の品種が特になく、19袋の出荷
条件があったため、事業参加への
取り組みに若干ブレーキがかかっ
た状況でした。加工用米への参加
については、来年度にはJAの方
向性を示すよう努力したいと思い
ます。
問
稲作振興会の会費はいくらか。
どのような活動を行っているのか。
(榎田)
答
会費は年会費500円です。稲
作の現地講習会の実施や特Aを目
指すための視察研修、稲作情報だ
よりの発行を行っております。
問
先日、アンケート調査を行って
いたが、結果は教えてもらえるの
か。要望等についてはしっかりと
取り組んでいただきたい。(池島、
苧畑)
答
理事協議会で園芸振興に限った
テーマで協議しています。園芸振
興の将来的な展望を見出すように
取り組みしています。内容を分析
して結果を報告するようにいたし
ます。
問
アンケートに名前を記入する必
要があったのか。書きたいことが
書けなかった。(苧畑)
答
回収率のためにご記名いただき
ました。個人情報として慎重に扱
いますので、ご理解をお願いいた
します。
問
園芸技術員の担当品目が多すぎ
る。指導員の強化が農家の命綱で
あるので、指導員強化を強く要望
する。(池島、東原田)
答
先日のアンケートにも多数意見
がありましたので指導員強化を行
なっていきます。
問
GO!GO!テンの中に基本技
術の実行とあるが、若い職員の技
術の向上のために研修等で勉強を
させてから職員採用するような方
式をとってほしい。(西郷)
答
全体的に職員が若返っている状
況であり、生産者の皆様方にご迷
惑をお掛けてしております。研修
会等を行い、技術指導の向上を図
って参りますので、ご理解をお願
9月25日 白 鳥
(25) 第441号 JA広報
差別なく 笑顔あふれる 明るい社会
いいたします。
問
技術指導員の農家巡回が少ない
ので、野菜の品目を絞って推進し
たらどうか。(西長江浦下)
答
現在理事協議会で園芸振興につ
いて検討中です。
問
高齢化でイチゴ農家の活気がな
くなったり、若いイチゴ農家が辞
めていくことで、施設等の有効な
利用方法はあるか。(西長江浦
下)
答
現在は、空きハウスはなく有効
利用されております。
問
先日石破大臣が『地方創生』に
ついて会見していたが、国から要
望を求められた時に行政・JAで
何か考えを持っているのか。えび
の市の基盤産業は農業なのだから、
農家の意見を集約するなどして、
えびの市としてどうしたいのかそ
ろそろ考えなければいけないので
はないか。(上浦)
答
えびの市の基盤産業である農業
をメインとして、皆様に少しでも
多く収入を増やしていただけるよ
う地域にあったものを検討してい
きたいと考えます。
問
オリーブの収益性について知り
たい。(東長江浦下)
答
3~4年生の苗を定植し、3年
ほどで収穫が始まり、8~10年で
1本あたり10㎏の実が収穫できる
予定です。1反当たりの定植本数
は40本で10a当たり18万程度の収
益になるといわれています。
問
オリーブを植えたいがいくらぐ
らいかかるか。また、管理的には
どうか。(榎田)
答
今年については苗木は無償提供
でしたが、1本当たりの肥料代が
1200円かかりました。管理に
関しては年間2回の防除、剪定、
草刈等が必要です。
問
オリーブの作付け面積は増やし
ていくのか。また、えびの市は栽
培に適した土地なのか。植え付け
後どれくらいの年数で収穫できる
のか。(今西)
答
寄付によりオリーブ苗木
1000本植え付けしましたが、
まだこの面積では足りないため増
やす方向で部会を発足いたしまし
た。気温がマイナス8度以下にな
らなければ大丈夫ということです。
3~4年で収穫できます。
◎販売課
問
杉水流ライスセンターを利用し
ており、屑米を持ち帰るのだが、
できてからの報告が遅い。(前
田)
答
屑米はでき上がり、量が確定し
た時点で持ち帰っていただくよう
電話連絡しております。ライスセ
ンターに持ち込んだ際に言ってい
ただければ対応いたします。
問
検査する米は湯田ライスセンタ
ーまで持っていくのか。(前田、
東内竪)
答
検査場所は検査数量・倉入れ作
業・倉庫事情等を総合的に判断し、
湯田ライスセンターで検査するよ
うにしましたのでご協力お願いい
たします。
問
検査日報はどこに提出するのか。
また、日報と検査米は同じ日、同
じ場所に提出できないか。(前
田)
答
検査日報は湯田倉庫にご提出く
ださい。また、日報と検査米を同
時に提出しても構いません。
問
今年は1000円程度米の価格
が下がり、農家の収入が減収する
のでライスセンターの利用料金を
200~300円程度安くするな
ど、直接経費がなるべく少なくな
るように料金を下げられないか検
討してほしい。(東川北、苧畑)
答
米価が安く農家経営に深刻な影
響を与えているため、米価が下が
った時の乾燥料金体系も視野に入
れて内部で十分検討します。
問
乾燥賃や籾摺りの料金はいくら
か。(北昌明寺、今西)
答
税抜価格では昨年と同料金です。
問
もち米の価格と乾燥等の料金を
教えてほしい。(田代)
答
もち米の販売価格は、その年の
相場となっているため分かってお
りませんが、乾燥調整料金につい
ては、962円(税込)です。
問
湯田ライスセンターで飯米の乾
燥を頼むと、他の米と混ざるのか。
また、米の出荷を行った場合全て
混ざるが、等級は違うのか。(湯
田)
答
飯米については、原則杉水流ラ
イスセンターで個別乾燥します。
両ライスセンターが滞貨するよう
な状況であれば、JAの乾燥場は
共同乾燥施設として建設されてい
るため、共同乾燥することになり
ます。また、共同乾燥施設で仕上
げた製品はほとんど同一等級とな
るようですが、まれにフレコン個
体ごとの検査を実施しているため
9月25日 山 内
(26)平成27年1月10日発行え び の
JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。
に等級が分かれることもあり得ま
す。
問
えびの産米は、北部、南部で品
質格差があるように思うが地域別
で分けて乾燥などを実施できない
ものか。(山内)
答
各販売先にはえびの産米として
品質を統一した米を出荷しなけれ
ばならないため、地域別に分ける
ことは難しい状況です。しかし品
質格差があることも事実なので、
えびの市全体の品質レベルアップ
を図ってまいります。
問
籾の乾燥率で籾摺乾燥料金を調
整できないのか。(今西)
答
籾の乾燥率で料金を設定すると
乾燥料金が上がり生産者の負担が
増える傾向にありますので、一律
に料金を設定しています。
問
JAとしてはにこまる、ヒノヒ
カリのどちらを伸ばしたいのか。
またにこまるについて、販売状況
はどうなのか。(中上江、前田)
答
知名度の高いえびの産ヒノヒカ
リは、継続的に販売の中心となり
ますが、同時ににこまるについて
も、稲作振興会が中心になって検
討してきた品種であり、品質・食
味・収量等において、ヒノヒカリ
と同等の評価を受けています。今
後もどちらも販売して参ります。
また、にこまるはまだまだ認知度
が低く販売面で苦戦致しておりま
すが、引続きヒノヒカリ同様の高
い認知度を得るために積極的な販
売に努めて参ります。
問
にこまるは当地域以外にどこで
作られているのか。(灰塚)
答
長崎県・大分県・静岡県で奨励
品種として、福岡県等15府県で産
地品種銘柄として作付されていま
す。
問
にこまるの現在の販売状況はど
うなっているか。(大溝原、西川
北・今西)
答
えびの市管内でにこまるの作付
けが本格的に始まってから2年余
りが経過しましたが、昨年までの
作付け分はすべて完売しています。
しかし、ヒノヒカリと比較すると
にこまるの認知度が低く、同額で
の販売は難しい状況にあります。
そのため26年産米から450円の
価格差を設けて販売することにい
たしました。現在はミヤベイ直販
を中心に販売し、徐々に認知度が
出てきています。
問
加工用米の出荷はいつからでき
るか?(堀浦)
答
加工用米の出荷は、米の出荷時
と同時に出荷いただいても構いま
せんが、原則として加工用米の契
約数量を優先して出荷いただきま
す。
問
加工用米の価格はいくらか。
(堀浦、中上江)
答
加工用米の生産者手取見込金額
は26年度は30㎏/4222円です。
問
焼酎用米の品種はどうなってい
るか。(堀浦・柳水流)
答
焼酎用の米は加工用米になりま
す。26年度の加工用米は、ヒノヒ
カリとにこまるの2品種で出荷で
きます。
問
加工用米にランク付けはあるの
か。(中上江)
答
加工用米も自主米と同様検査を
行い、1等~3等に格付けされた
ものが出荷の対象となります。
問
加工米の奨励金について、また、
当事業の今後はどうなっていくの
か。(中上江、飯野町・麓)
答
水田の多面的機能維持のため、
当事業は食用、加工用、飼料用の
三本立てで行う予定で、それまで
は補助金が支出される予定です。
今後は加工用米・米粉用米の面積
は維持しながら全国的に大きな需
要がある飼料用米への転換を拡大
する方向ではありますが、加工用
米地域推進協議会等で今後十分協
議を行って参ります。
問
加工用米の値段を教えてほしい。
(中浦、中内竪、牧の原、永山)
答
本年度は1袋あたり4222円
でありますが、酒造会社、行政、
種子確保の問題などの様々な要因
を含みますので来年度については、
はっきりとしたことが申し上げら
れない状況にあります。
問
米の消費が落ちている。場合に
よっては補助金等活用すると加工
9月25日 栗 下
9月25日 前松原
(27) 第441号 JA広報
差別なく 笑顔あふれる 明るい社会
米も手取りがあると聞くが、在庫
分を加工米に回す考えはあるのか。
(前松原)
答
現在の転作奨励金等を活用すれ
ば、加工米は主食用米より手取り
価格が見込める場合がありますが、
加工米扱いにするには生産前から
手続きをする必要がありますので、
JAで勝手に変えることはできま
せん。
問
加工用米は契約数量以上の分も
買い取ってくれるのか。(中内
竪)
答
出荷できます。
問
加工用米は10a当りの基準俵数
が14俵でも19俵でも転作奨励金は
同じか。(中内竪)
答
10a当りの転作奨励金は反収に
関係なく同じであります。
問
契約分が確保できない場合には
主食用米から出すのか。(永山)
答
当初加工米の契約をされた生産
者は、必ず出荷する必要がありま
すので、契約分を確保できなけれ
ば主食米からの出荷となります。
問
加工用米の出荷は、玄米か。籾
か。(白鳥、栗下)
答
加工用米は玄米で出荷をお願い
します。
問
飼料用米は引き取り手があるの
か。また、作付けしても売れない
のではないか。(前田、西郷)
答
作付けされる方がいればJAで
受け付けており、すべて籾乾燥・
籾出荷となっています。飼料用米
については籾1kg当たり12円です。
今後多収性品種等の作付け転換に
より戦略作物助成としての補助金
取得を行ないながら所得確保に努
めて参ります。えびのでは368
a作付けされています。
問
米の価格が下がると、生産コス
トのほうが割り高になり収益がな
くなる。全国的に米余りの状況と
なっているなら、えびの市の作付
面積の半分を飼料稲にした方が生
産者の収益が上がるのではないか。
飼料稲を作れば農協の事業は落ち
込むと思うが、農家を助ける気持
ちで、思い切った施策を打ち出し
てほしい。(杉水流、上浦)
答
全国的に米余りが続き、米価が
下り、生産コストだけが高止まり
している現況下では、米の所得が
期待できませんが、JAとしては、
全国的にも高い仮渡金を設定し生
産者手取り価格を確保する努力を
している所であります。加工用米
や飼料用米の作付けも国の施策で
あり平成29年までは継続されます
が、それ以降は解りません。引続
き米の所得を確保するよう販売努
力をいたします。
また、米を生産する目的は、農家所
得を確保するための手段であり、
飼料稲の作付けも選択肢の一つだ
と思われますので、自分の経営に
照らし合わせて判断いただきたい
と考えます。
問
米作りを主で行ってきているが、
JAでは高く売るためどのような
努力をしているのか。(大明司)
答
えびの米の販売については、精
米工場を有効活用した販売と直接
卸等へ玄米販売する二通りの販売
方法を行っております。精米工場
を活用した白米販売については、
取引先店舗を通じて直接消費者に
販売し認知度を上げながら評価を
高めています。また玄米販売につ
いては、卸業者等と価格交渉をし
ながら市場相場より高くで販売す
るようにしております。今後も追
加払いができるように販売努力を
いたします。
問
品質が多少落ちてもヒノヒカリ
は食味がよく売れる米だから、等
級の評価を多少緩和できないのか。
(杉水流)
答
等級検査の基準は変えられませ
ん。高く売れるよう努力いたしま
す。
問
米の仮渡金は消費税が含まれて
いるか。(大迫・霧島・妙見)
答
仮渡金単価は税込み金額です。
問
ヒノヒカリとにこまるとの価格
差は。(五日市)
答
450円です。
問
加工米の4222円は保証され
ているのか。(出水)
答
酒造会社と契約しているので価
格の変更はありません。
問
ヒノヒカリとにこまるの価格
決定基準について教えてほしい。
(飯野町・麓、東原田、下島内、
西長江浦下)
答
仮渡金の決定については、今後
の販売動向・販売環境並びに全国
的な玄米相場・産地相場・店頭販
売価格等を十分に勘案し、理事会
で協議し決定いたします。
問
えびの市内で米の価格差はでき
ないのか。(湯田)
答
現在、品種・等級ごとの価格差
は設けておりますが、基準が明確
になっていないため地域ごとの価
格差は設けておりません。
9月25日 中 島
(28)平成27年1月10日発行え び の
JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。
問
米の取引価格は他地域(小林市
等)と違うのか、また、「真幸
衆」はえびの市内の特定された地
域を選ぶのか。(湯田)
答
米の取引価格は地域によって価
格差が生じております。また、山
形屋で販売している「真幸衆」は、
主に湯田ライスセンターの共同乾
燥施設で調整された1等米で、食
味値の高いブレのない米を使用し
ております。
問
去年の米の仮渡金の価格は。
(大明司、田代)
答
昨年はヒノヒカリ、にこまる同
額で1等米6810円、2等米
6510円、3等米6030円で
ありました。
問
昨年より価格設定を約1000
円安くすれば完売するのは当然の
話ではないか。(大明司)
答
仮渡金については、全国的な米
相場・販売環境等を考慮し理事会
で決定いたしました。生産者から
すれば必ずしも満足できる価格で
はないと考えますが、当JAの仮
渡金は全国的にも非常に高い金額
となっていることは間違いありま
せん。また、現在の米余りの状況
が続く中では、販売価格を安くす
れば完売できるということはあり
得ませんのでご理解いただきたい
と考えます。
問
完売したのに今年はにこまるを
450円安く設定したのはなぜか。
今までヒノヒカリを何年もかかっ
て推奨してきている。にこまるが
出てきてすぐに転換させたが、価
格差をつけるとは無責任ではない
か。それなら、ヒノヒカリに絞っ
た方がいいのではないか。(大明
司、前松原、西上江、柳水流、西
長江浦、南岡松、京町)
答
にこまるは稲作振興会が中心と
なり検討してきた品種であり、ヒ
ノヒカリと同等の評価が得られた
中で販売することになりました。
しかし、全国的な米余りの状況が
続く中で、新品種で消費者になじ
みがなく認知度が低いといった点
から、すでに認知度が高いヒノヒ
カリと同等の販売は厳しい状況で
ありました。このため、本年度は
当初から450円価格差を設ける
との周知を行った上で、作付面積
の取りまとめを行なった経緯があ
ります。ご理解いただきたいと考
えます。
また、価格設定については、全
国的な価格の設定状況等を見なが
ら理事会で慎重審議し決定してい
ます。
問
25年産米の最終精算でいくら位
追加払いする予定か。(大明司、
上向江、西郷、北岡松)
答
当JAの仮渡金は、最終精算に
近い価格設定をしております。25
年産米の最終精算については、近
年で最も厳しい販売環境が続いて
おりましたが、当初設定した仮渡
金で販売することができましたの
で、追加精算はありません。ご理
解いただきたいと考えます。
問
近隣JAの米の価格、25年産米
の在庫状況について教えていただ
きたい。(池島)
答
近隣JAの米仮渡金は、ヒノヒ
カリ1等5200円・その他品種
1等4500円です。当JAの25
年産米につきましては、9月末ま
でに完売しております。
問
米の仮渡し価格について、えび
の産ヒノヒカリの1等米の価格設
定については東北地方の米価格と
比較したとき、素晴らしい価格設
定をいただいたと思う。(西郷)
答
米仮渡し金額の設定については
早期米、各地域の価格設定状況を
見ながら、9月22日開催の理事会
等を経て慎重審議し決定しました。
今後は精米工場等を有効活用して
高く売れるような販売努力をいた
します。
問
このまま米の販売価格が下がり
続けると、農家が減少していくの
ではないか。下げ止まりはいつか。
来年の見通しは。(西上江・柳水
流)
答
米の販売価格が下がれば農家経
営に深刻な影響を与えていること
は充分に理解しております。現在
の米余りが続く中では、来年以降
も状況は変わらないと考えられま
すが、米の所得が確保できるよう
に販売努力をして参ります。
問
えびのの米の仮渡金は昨年も湧
水町より1000円高かった。今
9月26日 牧の原
9月26日 榎 田
(29) 第441号 JA広報
差別なく 笑顔あふれる 明るい社会
年の仮渡金も下がったものの近隣
よりは高い価格だと思う。JAの
販売努力に期待する。(西川北)
答
今後も最終精算時に追加精算で
きるように販売努力をいたします。
問
昨年に比べ今年は米の値段が下
がったが、乾燥代等は、消費税の
関係でやや上がった。農家の所得
が上がるよう農協ではどのような
取組を行ったのか。(田代)
答
経済連より提示された米の価格
は今回の価格よりかなり低いもの
でありましたが、当JAは精米工
場を持っており、販売先を有る程
度確保できていることなどから、
全国でもかなり高い仮渡金単価を
実現することができました。
問
(参考の為に)高千穂に知人が
おり、高千穂の今年の仮渡金は
5300円と聞いたので5820
円はありがたい。ペットボトル
に米を入れて販売できないのか。
(田代)
答
情報をありがとうございます。
湿気などの問題もありますが一つ
の販売方法として検討します。
問
米の価格が去年より下がったの
はなぜか。(白鳥)
答
全国的に米の在庫が多くなって
いるために米価が下がってきてお
ります。
問
26年産米の最終精算はいつ分か
るのか。また金額はどれ位になる
のか。(下島内・上島内)
答
最終精算につきましては、来年
の12月頃になります。金額に付き
ましては、販売状況等で変わりま
すので現時点では分かりません。
問
今年の早期米コシヒカリの価格
はいくらか。(今西)
答
早期地帯の7月中旬出荷で
6010円、それ以降5000円
の仮渡金となっておりました。
問
商系へ出荷される米の検査は誰
がするのか。(今西)
答
商系へ出荷された米については、
商系の検査資格を有した検査員が
検査されます。
問
26年産の米の追加払いはないの
か。(中上江、五日市)
答
現在は最終精算に近い仮渡金と
して対応させていただいておりま
すが、今後も追加払いができるよ
うに販売努力をいたします。
問
えびの産のヒノヒカリは宮崎辺
りで欲しがっている人がいるがな
かなか手に入らないと聞いた。ど
こに出荷しているのか。(飯野
町・麓)
答
えびの産ヒノヒカリは県内の主
な量販店で取扱っております。ま
た、えびの米については、県内を
中心にまた県外の量販店並びに卸
へ販売を行っております。
問
販売担当は何人いるか。(飯野
町・麓)
答
米・野菜の販売担当として3人
在籍しております。
問
販売も地元から営業をして、え
びの産の評価を上げていく取組が
急務と考える。(東原田)
答
現在米・野菜の販売担当者3名
が在籍し県内外の販売先へ営業を
行っております。
問
全国の米の在庫が200万tあ
ると聞いたが、品種は何か。(湯
田)
答
品種は各地域のさまざまな品種
です。
問
昨年9月24日時点では12万tの
余剰米があったようだが、今年は
完売したのか。(大明司、灰塚、
南岡松、東長江浦、牧の原)
答
25年産えびの米は完売しました。
問
米については宮崎市内まで持っ
て行って販売しているが、米と合
わせて野菜等を持っていく考えは
ないのか。その際に販路先でのえ
びの産コーナー的なものの開設が
できないか。これからは攻めの販
売が重要と考える。(大明司)
答
現在米の取引先において要望の
ある所については、野菜と合わせ
て販売する時もありますが、基本
的には野菜の販売については、経
済連を通じた一元販売の形態で販
売しております。貴重なご意見と
して検討いたします。
問
にこまるの販売について、商系
業者が販売できず、JAに持って
きたと聞いたがどうなのか。(前
9月26日 尾八重野
9月26日 東川北
(30)平成27年1月10日発行え び の
JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。
松原)
答
25年産米については、管内の組
合員が生産されたにこまるのほと
んどを集荷し販売いたしました。
問
飼料用米および加工用米を生産
しても、その販売先は確保できて
いるのか。(大溝原・上浦)
答
加工用米については、霧島酒造
等の酒造メーカーへの販売が確保
できております。飼料用米につい
ても、経済連を通して販売を行い
ます。
問
県内ではえびの産の米はおいし
いと周知されているが、売れ行き
や県外の知名度などの情報は農協
に入ってきていないのか。(田
代)
答
県内ではえびの米は高い評判を
いただいていますが、県外では特
A産地の米に人気があり取引の中
心となっています。えびの米は流
通業者の間では知られていますが、
消費者にはまだまだ馴染みがない
ようです。
問
えびのと言えば田の神さぁだが、
米を個人で送る際に、えびの産と
いうのが分かるような、田の神さ
ぁを使った贈答用の袋などをつく
ってもらえないだろうか。(田
代)
答
検討いたします。
問
米の出荷時には等級がつけられ
るが、JAが販売する際は等級に
関係なく販売されているのではな
いか。その分はJAが儲かってい
るのではないか。(東長江浦下)
答
米を出荷された等級価格差を以
って販売をしており、この販売価
格差も生産者仮渡金に反映されて
おりますので、JAが儲かってい
ることはありません。また、最終
精算時に販売差益が発生すれば生
産者へすべて追加精算しておりま
す。
問
米の等級の価格差は縮められな
いのか。最終精算の追加払がある
か。また25年産の米は完売したと
思うが、叩き売りなど安く売りさ
ばいてはいないか。(西長江浦
下)
答
等級間価格差による販売は、一
般的に流通している販売形態であ
りますのでご理解いただきたいと
考えます。また、25年産米の販売
は近年にない厳しい販売環境にあ
りましたが、当初設定致しました
仮渡金を割り込まず全量販売がで
きました。
問
1等米と2等米では、300円
の差額があるが、1等米に近い2
等米もある。そこで1等米に近い
ものは「2等米ダッシュ」等と新
しく標記を設けて150円くらい
の差額で買い取るなどの取組は必
要ではないか。(大明司)
答
等級については、農政事務所の
指導の下で厳格な検査を行って等
級を確定し、全国で通用するもの
となっているので変えられません。
また、価格差についても、全国的
な販売価格差を参考に取引されて
おり、県内も全国基準価格差を採
用し運用しておりますのでご理解
いただきたいと思います。
問
前組合長の時に貴乃花親方にえ
びの産の米を送っていたと思うが、
今も続いているのか。(田代)
答
平成16年2月~17年3月までの
1年間取引しておりますが、それ
以降は取引はありません。
問
都城のAコープでえびの産にこ
まる弁当が販売してあった。えび
の米のイメージ低下になるのでは
ないか。(上島内)
答
えびの産にこまるも評価をいた
だいている米なのでイメージ低下
には繋がらないと考えます。
問
里芋の契約販売先はどこか。
(西長江浦上)
答
里芋についてはJAフーズに出
荷しています。
問
里芋の買取価格は毎日変動する
が、価格はどのように決めている
のか。安定的な価格の提示はでき
ないのか。また、里芋の収穫作業
は高齢者には重労働で大変である
のでJAから職員を派遣するなど
対策はとれないか。(杉水流)
答
里芋の買取価格はその日の産地
相場で決定いたしますが、JAと
しては農家に手取りが多く残るよ
う周辺の価格調査を行い、他に負
けない価格を毎日提示しています。
安定した価格相場を希望されるの
であれば、契約里芋の取扱も行っ
ておりますのでご利用ください。
また、今後収穫作業時の労働力不
足に対応するための対策も検討い
たします。
問
契約里芋の取扱いはいつまでか。
(池島)
答
一応9月末までとなっておりま
したが、天候不順のために10月末
まで集荷いたしました。
問
石川里芋の件について、JAが
契約栽培で設定している価格と商
系の買取価格とを比較すると最大
で900円もの差額が生じていた。
前もっての価格設定をしないで相 9月26日 湯 田
(31) 第441号 JA広報
差別なく 笑顔あふれる 明るい社会
場を見ながら最大でも300円程
度の差額で収まるような設定金額
にしてほしい。(西郷)
答
契約里芋の価格とアラ買取価格
との差額が大きく生じてしまい、
生産者の皆様にはご迷惑をお掛け
したところであります。里芋は、
高い年もあれば安い年もあり、リ
スクを負いながらの契約里芋の価
格設定となっていますので、ご理
解いただきたいと考えます。
問
契約里芋の昨年と今年(出荷が
終了してから)の出荷率を広報で
周知してほしい。(西郷)
答
検討いたします。
問
里芋価格については、契約より
当用の方が高い時期がある。契約
者が不利にならないようにしてほ
しい。(西長江浦上)
答
契約里芋については、趣旨を十
分に理解いただき生産いただいて
おりますが、2年続けて当用買取
価格との価格差が大きく生じたた
めに、契約者が不利にならない価
格になるように補填金の対策を講
じました。
問
里芋価格が昼ぐらいに決定する。
午前10時ぐらいまでには価格を決
めてほしい。(上島内)
答
里芋価格については、農家手取
り価格が確保できるように管内相
場が見えてから価格を提示するよ
うにしております。今後も生産者
に不利益とならないように販売努
力いたします。
問
真幸の生産者が里芋を運搬する
にあたり、大明司の集荷場が遠い。
野菜集荷場だけでなく時間を決め
て湯田ライスセンターでも集荷を
してほしい。(上島内)
答
生産者の利便性を考慮した集荷
場所を検討いたします。
問
2名で里芋の集荷にきたが、他
業者の別袋に入った里芋を持って
いかなかった。本人の承諾がある
場合は、他業者の袋でもその場で
積極的に集荷してほしい。(上島
内)
答
里芋袋に関係なく集荷しており
ますが、今後は職員へ周知徹底い
たします。
問
酒造用甘藷(契約)の引取りは
10月までか。(中上江)
答
平成26年は11月30日で終了いた
しました。
問
栗の加工品の検討とはどのよう
なものか。(上・中原田)
答
中利缶詰工場と共同で加工品を
試作し商品作りの検討を行ってい
ます。
問
麦の代金精算が遅いので早めに
精算してほしい。そばは26年1月
30日に1俵持って行き945円し
か代金が入っていない。麦は26年
5月9日に7俵を持って行ったが、
まだ振り込まれていない。また、
長雨で被害が発生していた。(東
川北、中内竪、田代)
答
麦は経済連を通じて販売先を決
定していますが、大幅な需給緩和
による買い手市場であることや、
販売価格が安く取引先が限られて
いるために引取が遅く、それに伴
い精算が遅くなっております。経
済連と連携し早く精算ができるよ
う努力いたします。
問
野菜市況(33
−
2828)に
電話で問い合わせた際、声が小さ
く聞きづらい。(苧畑)
答
改善するよう指導いたします。
◎資材課
問
今後の米つくりは肥料設計等の
見直しを行い、低コストで採算の
合うような取組をJAで打ち出す
必要があるのではないか。(大明
司、西長江浦下)
答
関係機関や指導部門と協議し、
低コストで採算の合う肥料設計等
の見直しを検討して参ります。
問
米の販売価格は安くなってきて
いるのに、JAの生産資材は民間
の量販店等と比較して高い。農家
経営が困難な状況だ。経済連が一
括購入するなど、JAでも仕入れ
の努力をして、肥料等を少しでも
安く供給してほしい。(南昌明
寺・西内竪・栗下・西長江浦・下
浦)
答
飼料や肥料の主原料は輸入品の
ため、原産国の原料価格、海上運
9月26日 西長江浦上
9月26日 西 郷
(32)平成27年1月10日発行え び の
JA えびの市は、人権啓発推進事業に取り組んでいます。
賃の燃料高騰、円安の影響から価
格が依然高止まり傾向にあります。
経済連に要請し、値下げの努力を
して参ります。
問
資材費が高騰している中、今年
の米の仮渡金単価では厳しい。資
材の値段を安くするよう申し出を
しているのか。また、JA系統外
の肥料は安い。JA単独の肥料取
扱はできないのか。(北岡松)
答
資材費高騰の件は理事会等協議
を重ねていますが、為替の関係や
輸入先の原料高騰で厳しい状況で
す。JA単独での肥料取扱につき
ましては、取扱量等の問題もあり
難しいと思われます。
問
廃プラ集積の料金は、農業用廃
ポリと農業用廃塩化ビニールは処
理料金に1kgで約18円の差がある
がなぜか。(田代)
答
廃プラの集積はえびの市が中心
となって業務を行っております。
農ポリは再生素材の利用用途が少
ないため費用がか�
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