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イラスト/綱本武雄(株式会社地域環境計画研究所)

阪急電鉄ゆかりの住宅都市を歩く

駅前のブロンズ彫刻は、高校ラグビー発祥地の証

ふるさと五島のあじ 小田茂信の店五島列島から直接仕入れた珍しい食材に話も弾む!

豊中は、阪急電鉄の前身・箕面有馬電気軌道の沿線を発展させようと、小林一三により住宅開発が進められてきたエリア。駅から東へ歩道橋を渡りぶらぶら行けば、古くからの商店街に新しい店が交じり合い、それぞれが面白そうな店構え。今回はどんな出合いが待っているのか、さあ歩いてみよう。

●見学可能時間 10:00~16:30(日曜午前中および1月25日13:30~14:30、2月7日10:00~13:00は見学不可)/ 06・6852・4110

●11:30~14:00、17:00~23:00/第1・3日曜休(祝日の場合は営業)/ 06・6849・7747/http://www.510rettou.com/

豊中駅 所在地/豊中市本町設置/1913年9月29日

五島列島の郷土料理と、気さくな店長との楽しい会話を目当てに、平日の夜でもたくさんの人でにぎわう人気店。今の季節のおすすめは「はこふぐの味噌焼き」1,000円~。腹を戸開きにしてキモを取り出し味噌で和え、再びハコフグの腹に戻して丸ごとオーブンで焼いたもの。コクのある旨みがなんとも美味で、お酒やご飯がすすむこと間違いなし。またトビウオからダシを取った「アゴダシうどん」750円も、あっさりした味が締めにぴったりだ。

Kiriya キリヤ甘い香りに誘われて種類豊富なクッキーに目移り

●クッキー(1袋)280円~/9:00~19:00/日曜休/ 06・6852・8917

ログハウスのようなかわいいお店を発見。中に入れば、形も様々なクッキーがぎっしりと並ぶ。元洋菓子店で修行を積んだパティシエが開いた専門店で、天然素材を使用していながらも価格は手頃。手作りならではの優しい味わいもさることながら、あれこれ選ぶその時間も楽しい。

カトリック 豊中教会とよなか百景にも選ばれた地域のシンボル的存在

1918年に「第1回 日本フートボール優勝大会」が開催されたのが、ここ豊中。当時のフートボールとは、ラグビーフットボールとアソシエーションフットボールの総称でまだ珍しいスポーツだったそう。現在は名称を変え花園ラグビー場で行われているが、この大会が80回を迎えたことを記念したブロンズ彫刻が、駅前広場2階に設置されている。ほかにも豊中は、高校野球の発祥の地でもあるというから驚き。

本町1丁目の少し変わった形をしたスクランブル交差点。

ピンク色の縁取りがされた白い壁と赤レンガの屋根。異国情緒あふれる木造の聖堂は、1939年に建てられたもの。堂内は意外にも和洋折衷の造りで非常に珍しい様式だとか。飴色の光沢がある木のイスや天井、照明、格子窓などに独特の和の雰囲気が薫り、厳かな空気が漂う。内部見学をしたい場合は下記へ連絡を。

あめ

おごそ

(10) TOKK 2009年(平成21年)2月1日

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タイプライターテキスト
TOKK 2009年2月1日号掲載 内容はすべて発行時点のものです。
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タイプライターテキスト
TOKK 2009年2月1日号掲載 内容はすべて発行時点のものです。

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