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SOIF Vol.3「女性」2014-7-27 Sun
NPO マドレボニータ法人マコ代表 吉岡
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団体名について MadreBonitaマドレボニータとは
スペイン語で
「美しい母」
母となった女性の心とからだの健康のための
プログラムを開発・研究・普及
paradox
出産と産後をめぐるパラドックス
出産は、盛大にお祝いされることが多い。
新生児死亡率
日本の新生児死亡率は世界最少。
Not so simple
しかし、ことはそうシンプルではない。
おめでとう
は現実 …
うつ産後10万人/年
の全体 10 %
は うつだったと う「自分 産後 思 」の全体 80 %
の産後2年以内 離婚3万9000件/年
の全体 30 %
の のシステム日本 母子保健
母親
妊娠
出産
ちゃん赤
で されているサービス公費 負担
母親
妊娠
出産
ちゃん赤
母親学級・妊婦検診・母子手帳
国民健康保険から42万円
予防接種・健診
母子保健の死角
サポートが必要全国 50カ所
だけでは てできない本能 子育
1998年 4月
のボディケア フィットネス産後 & 教室
のレッスン120分に週 1回で クール全4回 1
全国 50カ所
全国 12 で都道府県 展開
養成・認定
のボディケア フィットネス産後 & 教室
からだのリハビリ
全国 12 で都道府県 展開
の大人同士コミュニケーション
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ではなく、 いトーク井戸端会議 熱
を産後女性ママとは ばない呼
の毎月 報告会
ではなく、 いトーク井戸端会議 熱
を産後女性ママとは ばない呼
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24マドレ のネットワーク卒業生
カップル けの向プログラム
ハフィントンポストでも紹介
課題•あとをたたない母子の事件
•孤独な母親たち•夫婦関係の悪化•虐待、暴力
そもそも乳児をもつ母は孤立しやすい
• 体が消耗している• ひきこもり密室育児
• マドレボニータに自力では来られない
孤立を防ぐためには•産後の心身の健康回復•外にでるためのきっかけ
課題● 産後の心身の健康回復●外にでるためのきっかけ
この両方を満たす産後ケアのプログラムを
格差なく届けたい
本来ならば、公が、責任をもつべきでは?
横浜市菊名地区センターでの試み
• 2011年• センター主催• で• 産後ケア教室
人口 4500人の北海道清里町の産後ケアの取り組み
2012年 3月「清里町共創のまちづくり事業健康子育て事業」として、産後のボディケア&フィットネス教室を開催。
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手作りの公(おおやけ)
をつくる
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産後ケアバトン制度マドレ基金
ひとり親、多胎児の母、障がいのある児の母など社会的に孤立しやすい境遇にある母親をサポートする。
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対象者ひとり親多胎の母
障がいをもつ児の母低体重出生児や早産児の母
10代の母東日本大震災で被災した母
産後ケアのプロとして早期の予防に取り組む
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取り組み産後ケアバトン対象者に対して受講料の全額または一部を補助
目的「心身の健康」と「仲間」を得ること
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バトンをつなぎエネルギーを循環させる
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利用者の内訳
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「マドレ基金」への寄付金額合計推移(年度)
マドレ基金への寄付¥1,874,242
2012 年度( 2012 年 10 月〜 2013 年 9 月)
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マドレ基金への寄付ルート
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寄付者の声プチ ソム ド アンジュ・ ・ ・
さん小池真由美
自宅のサロンにて、女性のからだのケアをする仕事をしています。現代社会はライフスタイルの多様化により、様々な部分において便利にはなりましたが、その反面、本来のからだのあり方は失われつつあるような気がしています。
当サロンにお越しになるお客様は、産後の方はもちろん、妊婦さんや更年期に入られた方々など、年代も幅広く様々ですが、それぞれのステージにおける適切なケアの仕方というものが、社会全体としてあまり行き届いていないような気がしていて、お客様のおからだを拝見するたびに「これはどうにかしないといけない」と思う昨今でした。
そんな懸念を払拭するかのような「マドレボニータ」の活動に共感し、同じように女性を応援する立場として、私も何かできないかと思い、サロン事業の収益金の一部を「マドレ基金」として協力させて頂くことに致しました。1人でも多くの産後の女性が産後ケアを通じて、本来の自分のからだや心を取り戻し、より一層幸せを引き寄せて欲しいと思っています。
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寄付者の声JustGivingチャレンジによる マンスリーサポーター支援/
さん太田洋芳
今回私は JustGiving で「年間 700Km のランで産後女性を支援」という自分の趣味であるマラソンのトレーニングを後押しするチャレンジでファンドレイジングを行いました。実施するうえで心がけた事は、毎月 1 回は SNS に途中達成度をアップすることです。定期的に SNS にアップすることで、寄付の継続募集、(寄付に至らないまでも)マドレ基金の認知拡大をねらいました。また自分の怠け具合も数字で見えてしまうので、最後まで自分を鞭打つことができたのも大きな副産物です。
私はマドレ基金のマンスリーサポーターでもあるので、メールマガジンによって参加者の声を拝見できるのですが、そこで「基金で参加できてよかった」という言葉に触れ、チャレンジへの達成感と寄付をいただいた皆様への感謝を改めて強く感じました。
これまで 2 年間チャレンジを続けてまいりまして、結果、「産後ケアバトン制度」に換算すると数人の方分に相当する寄付を集めることが出来ましたが、今後も1人でも多くの方へマドレボニータへのチケットを届けられるよう、チャレンジを続けたいと思います。ぜひみなさまも自分なりのチャレンジでマドレ基金に参加されてはいかがでしょうか。
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利用者の声さん の栗田亜紀子 (双子 母)
レディースクリニック金子 教室2013 年 6 コース月
私は三番目の子が双子だったので、育児への多少なり自信があったのですが、今までとは違う育児への困難さを感じており、そして何より外出のハードルの高さを思い知らされています。だからこそ、こうして一月決まった外出ができる機会を与えていただいたことを嬉しく思いました。
また今までなるべく人に頼らないようにしてきた私。今回ばかりはそうもいかず、人に頼り慣れていない私には、送迎までしてもらって、そして 1 人の赤ちゃんをまるっきり委ねるに当たっては、申し訳なさでいっぱいでした。が敢えて後ろ髪惹かれる想いでボランティアの方に委ねたことで人に頼ることを学びました。
今は頼る側の自分が経験したことが、きっと将来自分が、誰かをサポートする時の糧になるものだと思っています。双子を育てる今だからこそ頼り上手になりたいです。そのきっかけとなったこの基金に改めて感謝です。
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介助者の声 さん塩野谷 千晶
吉祥寺東教室2013 年 11 コース ボランティア月 介助
久しぶりにちょっとでも誰かの役に立てたという嬉しさはなによりのご褒美でした。あと参加してよかったなと思ったのは子どもが好きだっていうのを確認できたこと。
…産後、子どもはすっごくかわいいけど、同時に想像以上に大変でつらくて
…自分は子どもを産むべきではなかったんじゃないか と思うことも何度もあった1年でしたが、子ども好きな自分をもう一度認識できたのは子どもを育てる小さな自信の元になりました。本当に人を助けることって、人のためじゃない、自分のためになるんだなーって実感しました。
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さまざまな寄付、支援の方法
継続的な支援 マンスリーサポーターになる
好きな時に好きな額を寄付 銀行振込/クレジットカード決済 JuseGiving でチャレンジを応援(寄付)
寄付につながるアクションをする チャリティ講座、イベントの開催 古本や書き損じハガキの提供 マドレ基金について話題にする 所属または付き合いのある企業や団体に マドレボニータを紹介する
45ありがとうございました。