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畑山 満則IT DART 理事京都大学防災研究所巨大災害研究センター
Race for Resilience 2016 熊本 2016年10月8日
災害支援とIT DART
http://itdart.itxsaigai.org
情報支援レスキュー隊(IT DART)設立趣意
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現代の社会では、私たちの生活は情報サービスやネットワークなどの情報活用の仕組みなくしては成り立ちません。しかし、大規模な
災害が起きると情報ネットワークが十分に機能せず、「情報の空白地帯」が発生します。そして、そのことによって緊急支援が滞り、被災者はきわめて不自由な生活を余儀なくされることが東日本大震災の経験からわかってきました。
現在、各地で地震・津波・水害・噴火等の災害発生が想定されている今、災害時に人々の生命・財産・安全を守り、一日も早い復旧・復興に向かうためには、被害の状況や被災者のニーズに関する正確な情報の収集と発信が必要です。このような課題に対処するためには、災害時に自発的に活動する有志を組織し、トレーニングを行い、緊急時に被災地からの情報発信・収集を最大限に可能とする平時からの取り組みが必要と考えます。そこで、私たちは、自らのITに関する専門知識と技能、経験、資源を持ち寄り、「情報支援レスキュー隊(IT Disaster Assistance and Response Team 略称:IT DART)」を設立いたします。
IT DART のミッション
発災後即座に活動を開始し災害急性期から本格的な復興事業が始まるまでを活動期間として情報の収集・活用・発信に関わる支援活動を機動的に行うこと。
情報収集:発災時、直ちに被災地に赴き、現地における情報支援ニーズを継続的に収集する。情報活用:時々の情報支援ニーズに基づき必要な人材、機材、サービス、プログラム開発を調達・提供するコーディネートを行う。情報発信:被災地の状況やニーズを継続的に発信し、被災地の時々の生の現状を広く知らせる。
2015 年 8 月情報支援レスキュー隊(IT DART)
設立者 一同
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IT DART のミッション
発災後即座に活動を開始し災害急性期から本格的な復興事業が始まるまでを活動期間として情報の収集・活用・発信に関わる支援活動を機動的に行うこと。
情報収集:発災時、直ちに被災地に赴き、現地における情報支援ニーズを継続的に収集する。
情報活用:時々の情報支援ニーズに基づき必要な人材、機材、サービス、プログラム開発を調達・提供するコーディネートを行う。
情報発信:被災地の状況やニーズを継続的に発信し、被災地の時々の生の現状を広く知らせる。
情報支援レスキュー隊(IT DART)設立趣意
情報流通の支援
災害対応を行う組織や個人に対して、情報の収集と利用そして発信という運用を支援する活動 災害ボランティアセンター募集状況一覧作成 自治体HPレスキュープロジェクト 詐欺注意喚起チラシの作成と配布 HP代行作成
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情報システムの開発
災害対応を行う組織や個人が情報の収集や利用に活用するためのツールを提供する活動 ExcelGeo マークシートを用いた災害ボランティア登録システムの開発 kintoneを使用した物資管理帳システム 避難所環境調査
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入庫時の写真 出庫時に
追加される写真
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