JAWS FESTA Kansai 2013 | ビジネスに貢献する戦略的なITのためのDevOps

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2013年9月28日京セラドームで開催された JAWS FESTA Kansai 2013 でのセッション資料です。セッション資料動画は、http://www.youtube.com/watch?v=b6WIyxMQhlw にあります。

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DevOpsTomoharu NagasawaTechnical Evangelist, Microsoft

Certified Scrum Master (CSM)

セッション資料 動画版: http://aka.ms/jawsfesta

長沢 智治日本マイクロソフトデベロッパー&プラットフォーム統括本部 エバンジェリストScrum Alliance 認定スクラムマスター

• E-Agility 協議会 実行委員• ソフトウェアテスト技術振興協会 ツールWG• ソフトウェア品質知識体系 (SQuBOK) 改訂委員

『アジャイルソフトウェアエンジニアリング』基本概念から継続的フィードバックまでSam Guckenheimer / Neno Loje 著、日経BP社

監訳者代表

• Developers Summit など講演多数• 開発プロセス、組織改善が専門領域• プリンシパル コンサルタント / ソリューションアーキテクトを歴任• 2007年1月より、マイクロソフトのエバンジェリスト

Speaker

Agenda

2

1

3

ビジネスと IT

アジャイルとクラウド

DevOps 概説 ~ 課題と解決策

Goal

2

1

3

DevOps の今を把握

一般的な課題と解決策を把握

戦略的 IT への準備へ

ビジネスと IT

cvデバイスとクラウド

競争の激化

市場に追随市場をリード

ビジネス価値の継続的な提供

アジリティとガバナンス

規模の経済の最大化

新たな価値を創出する新技術

お客様への直接的な貢献

Business

Technology

Business

Technology

ビジネス アジリティを支える IT

IT の力でビジネスをスケール

IT にもアジリティ

IT でビジネスの価値(変化)を最大化

Cost Center Key Infrastructure Morphing IT

1990s

2000s

2010s

Cost Center Key Infrastructure Morphing IT

ビジネス モデル

IT に非依存 IT が関与 IT がドライバー

Cost Center Key Infrastructure Morphing ITIT 部門 経営者層 顧客/市場が中心

意思決定

Cost Center Key Infrastructure Morphing ITC/S Web / Web サービス クラウドとデバイス

テクノロジー

ビジネスモデルをけん引

顧客と市場へのアジリティ

クラウド&デバイスの活用

Dev と Ops の協調

アジャイルとクラウド

十分な猶予

固定

今までの10年

固定された要求に対応

完成した後にデリバリー

開発者同士の協調

Cost Center Key Infrastructure Morphing IT

IT は 便利

IT は 有効

IT は 不可欠

十分な猶予

固定

投資対効果が高い

投資対効果が低い

これからの10年

変動するビジネスに対応

継続的にデリバリー

開発と運用の協調

十分な猶予

固定

投資対効果が高い

投資対効果が低い

Cost Center Key Infrastructure Morphing IT

IT は 便利

IT は 有効

IT は 不可欠

十分な猶予

変動!

投資対効果が高い

投資対効果が低い ムダ

十分な猶予

投資対効果が高い

変動!

開発と運用のアジリティ

Cost Center Key Infrastructure Morphing IT

Business IT

非同期Business IT

同期

Requirements

固定?

Long Batch Delivery

完全?

Cost Center Key Infrastructure Morphing IT

Requirements

固定

Long Batch Delivery

完全

Requirements

変化

Small Batch Continuous

Delivery

継続

Cost Center Key Infrastructure Morphing IT

Requirements

固定

Long Batch Delivery

完全

Cost Center Key Infrastructure Morphing IT

We’re done.

PM Arch. Dev. Tester. etc

PO

開発チームエンドユーザー 運用チーム

Cost Center Key Infrastructure Morphing IT

エンタープライズのシステム自動化技術 クラウドのベース

Enthusiasts Visionaries Pragmatists Conservatives Skeptics

スタートアップクラウド サービス ベンダー

エンタープライズ

先進的なアプリケーションと開発プラクティスの創発

先進的な アプリケーション アプリケーションライフサイクル管理 データセンター

顧客にダイレクトに響く活動

つながる商談の継続

先進的な業務環境

独自性と競合優位性

ムーブメントはすでにエンタープライズに

Cheaper

先進的なデータセンターModern Data Center

Faster

先進的なアプリケーションライフサイクルModern Application Lifecycle

Continuous

Better

先進的なアプリケーションModern Applications

先進的なビジネスの要素

エンタープライズ IT の “ユーザー”

お客様The customer buying from us

従業員The employees working for us

エンタープライズ アプリの進化

内勤, B2B 協力会社, 従来のチャネル

お客様, 全従業員, 新規のチャネル

SYSTEM OF RECORD SYSTEM OF ENGAGEMENT

ブランドの差別化

継続的デリバリー

ビジネス ソーシャル

パッケージとそのカスタマイズ

長期のリリース サイクル

コンテンツ マネージメント

戦闘力基礎体力※ 確立した方法が適用しやすい ※ 未知の領域への挑戦 / 試行錯誤

Customer

Discovery

Customer

Validation

Customer

Creation

Company

Building

Iteration Execution

*Lean Startup

Customer Development

Lean Startup | Build – Measure - Learn

アイデア

プロダクトデータ

BUILD

MEASURE

LEARN

Dev Ops

Biz

DevOps

ビジネスのアイデアや課題

ビジネスの価値提供と改善

Ops

運用

Dev

開発

ビジネスと IT ( = Dev + Ops )

Ops

運用

ビジネスのアイデアや課題

ビジネスの価値提供と改善

Dev

開発

ビジネスと IT ( = Dev + Ops ) の阻害要因

ビジネスの価値提供と改善

Ops

ビジネスのアイデアや課題

繰り返し型のビジネスでは致命的!

Ops

Ops

Dev

Dev

Dev

ビジネスの価値提供と改善

Ops

ビジネスのアイデアや課題

繰り返し型のビジネスでは致命的!

Ops

Ops

Dev

Dev

Dev

| |

Ops

運用

ビジネスのアイデアや課題

ビジネスの価値提供と改善

Dev

開発

DevOps による戦略的な IT へ

DevOps の課題

Ops

運用

ビジネスのアイデアや課題

ビジネスの価値提供と改善

Dev

開発

DevOps による戦略的な IT へ

再現しない!

ガバナンス!

Ops

運用

ビジネスのアイデアや課題

ビジネスの価値提供と改善

Dev

開発

DevOps による戦略的な IT へ

ブラックボックス

ガバナンス!

Ops

Ops

運用

ビジネスのアイデアや課題

ビジネスの価値提供と改善

Dev

開発

DevOps による戦略的な IT へ

再現しない!

1 アプリの特例を認めない!

Dev

DevOps による戦略的な IT へ課題

Ops

運用

Dev

開発

再現しない!

ガバナンス!

日々の仕事

問題への視点…

責務の期間

日々の仕事

問題への視点…

責務の期間

DevOps の課題の解決策

Biz + IT (Dev + Ops) の共有ゴール

アイデア

プロダクトデータ

BUILD

MEASURE

LEARN

Dev Ops

Biz

Biz + IT (Dev + Ops) の共有ゴール

Dev Ops

Biz

サイクル タイム

ビジネス アイデアを定期的に短いリズムで効果的なビジネス価値として提供してほしい。

MTTR (平均解決時間)

IT の問題によるビジネス価値の低下を最小限にしてほしい。

ビジネス アイデア

OpsDev

動くソフトウェア

サイクルタイム

MTTR (平均解決時間)

ビジネス アイデア

OpsDev

動くソフトウェア

サイクルタイム

MTTR (平均修復時間)

共有ゴールサイクルタイム

MTTR

自動化

共同所有

ムダ取り 透明性

ビジネス アイデア

OpsDev

動くソフトウェア

運用が欠如した受け入れ基準と優先順位

技術的負債の蓄積

運用を考慮した設計とテストの欠如

長い開発とテストの仕掛かり

運用準備が整わないソフトウェア

長いデプロイの仕掛かり

開発と運用のワークフローの相違と分離

本番稼働中の障害への対応

デバッグが困難な本番環境での対応

実行可能なフィードバックの欠如による MTTR の長期化

ビジネス価値との相関関係が不明瞭

ビジネス アイデア

OpsDev

動くソフトウェア

運用を考慮したバックログと定期的な優先順位の見直し

レガシーコードの把握と改善

継続的インテグレーション

疑似本番環境でのラボ自動化

常に運用可能な開発成果物の透明性/トレーサビリティ

構成とデプロイの自動化

成果物の共同所有

本番稼働環境でのテストの実施

実行可能なフィードバックの自動化/省力化

ビジネス価値を中心としたフィードバックとデータ収集/蓄積

継続的テストの実践

統合されたツールセットと最適なワークフロー連携

本番環境に影響を与えない診断/デバッグ

MTTR の短縮によりビジネス価値の最大化

課題:運用が欠落した受け入れ基準と優先順位本番稼働中の障害への対応(診断困難)実行可能なフィードバックの欠如による MTTR の長期化

解決策:運用を考慮したバックログと定期的な優先準備の見直し本番稼働環境でのテストの実施成果物の共同所有と最適なワークフロー

運用監視での・問題の早期特定・開発との共同所有

本番稼働環境での・デバッグを可能・テストの実施

障害分析/診断

改修依頼/情報提供

デプロイ

トリアージ / 意思決定

改修/テスト/ビルド

新規アラート

アプリ起因と判断

改修依頼

情報提供

デプロイ

完了

新規の障害

開発者アサイン

情報要請

作業中

解決 / 完了

MTTR の短縮によりビジネス価値の最大化

本番稼働環境での・デバッグを可能・テストの実施

運用監視での・問題の早期特定・開発との共同所有

サイクルタイムと MTTRの短縮化と正しい

デプロイメントの実施

課題:運用準備が整わないソフトウェア長いデプロイの仕掛かり開発と運用のワークフローの相違と分離

解決策:常に運用可能な開発成果物の透明性と追跡可能性成果物の共同所有十分検証され、認定された構成とデプロイの自動化と利用

IT 操作を自動化し、Runbook を共有、開発プロセス/運用プロセスを統合する

要求からビルドまでの成果物の透明性と追跡可能性を共同所有する

サイクルタイムと MTTRの短縮化と正しい

デプロイメントの実施

要求からビルドまでの成果物の透明性と追跡可能性を共同所有する

IT 操作を自動化し、Runbook を共有、開発プロセス/運用プロセスを統合する

要求

コードタスク

テスト バグ

開発ライフサイクルと成果物のトレーサビリティ

TFS

IT オーケストレーション (Runbook)

DB バックアップ

サービスデプロイ

本番環境でのテスト ×

ロールバック

DBリストア

ビルド

サイクルタイムと MTTRの短縮化と正しい

デプロイメントの実施

要求からビルドまでの成果物の透明性と追跡可能性を共同所有する

IT 操作を自動化し、Runbook を共有、開発プロセス/運用プロセスを統合する

要求

コードタスク

テスト バグ

開発ライフサイクルと成果物のトレーサビリティ

TFS

IT オーケストレーション (Runbook)

DB バックアップ

サービスデプロイ

本番環境でのテスト ×

ロールバック

DBリストア

ビルド

自動ビルド → 自動デプロイ

常に品質が見える化され信頼と安心のもとで

ビジネス価値の創造と変更に注力できる

課題:運用を考慮した設計とテストの欠如長い開発とテストの仕掛かり運用準備が整わないソフトウェア

解決策:継続的インテグレーション / 継続的テストの実施可能な限り本番稼働環境に近いラボ環境の実現と自動化常に運用可能な開発成果物の透明性と追跡可能性

継続的にテストを行えるための本番稼働環境の情報と仮想化構成を提供

開発/テストの工程に依らずにテストを共同利用し、ラボ環境で継続的に実施

常に品質が見える化され信頼と安心のもとで

ビジネス価値の創造と変更に注力できる

開発/テストの工程に依らずにテストを共同利用し、ラボ環境で継続的に実施

継続的にテストを行えるための本番稼働環境の情報と仮想化構成を提供

開発者によるテスト自動テスト (ロジック/UI/DB)

継続的インテグレーションによるテスト自動テスト (ロジック/UI/DB/シナリオ)

テスター/ユーザーによるテスト手動テスト / 自動テスト(シナリオ/UI/パフォーマンスなど)

テスト構成 ライブラリ化

本番稼働環境

ラボ環境

まとめ

DevOps

2

1

3

DevOps はムーブメント

Dev と Ops の協調による戦略的な IT

プラクティスとツールが成熟

Businessビジネス アイデア

OpsDev

動くソフトウェア

ビジネスのために、アプリを主役に器中心のシステム運用からの脱却と進化へ

器: 仮想マシン、XXクラウド

IT 全体を見直す枠組みの確立

Transform the Datacenter

サーバー ネットワーク ストレージサーバー

アプリ設計を変えられるような進化

アプリケーション開発・実行環境が中心

データインサイト DevOps

データからビジネス開発(業務データとソーシャル)

ビジネスのための IT へ開発と運用の継続性

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ご清聴ありがとうございました

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