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パラダイスウェア事業計画ver. May 2015
目次
1. 事業の仮説 我々は何を成し遂げようとしているのか
2. ビジネスモデル我々はいかにして事業を成し遂げるか
チームの経歴、事業計画の詳細はお問い合わせください。 [email protected]
- P.3
- P.21
1. 事業の仮説
我々は何を成し遂げようとしているのか
– P E T E R T H I E L
“賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう？”
h t t p : / / v e n t u r e b e a t . c o m /
Q: 問い
多くの人は、新規性のあるプロジェクトの成功には 卓越したアイディアと莫大な資金、飛び抜けた才能が
必要だと考えている。
h t t p : / / v e n t u r e b e a t . c o m /
しかし、プロジェクトを成功させる上で最も大切なのは、 目的と現状を適切に共有するコミュニケーションである。
A: 我々の答え
h t t p : / / v e n t u r e b e a t . c o m /
プロジェクトにおけるコミュニケーションを 改善させることができれば、
不可能に思えるプロジェクトでも成功させることができる。
パラダイスウェアはこの仮説を事業によって検証します。
プロジェクトの成功率はどれくらいか？
成功16.2%
失敗83.8%
Standish Group Chaos Report(1995)
実に世界中で8割以上の新規プロジェクトが失敗しています
プロジェクトの失敗による世界経済の損失は大きい
http://www.zdnet.com/article/worldwide-cost-of-it-failure-revisited-3-trillion/
経済損失は年間3兆円に上るとの試算も
なぜプロジェクトは失敗するのか？
1. 貧弱な計画立案
2. 不透明なプロジェクトゴールと目的の変更管理
3. 企業エグゼクティブと顧客のサポート欠如
Coverdale Organization resarch, (Cushing, 2002)
問題は人材でも資金でもなく、計画とコミュニケーションにある
よくあるプロジェクトの現実
決定事項がわからない会議
「言った言わない」で対立
締め切りに追われて残業
計画とコミュニケーションに大きな課題
失敗に至るプロジェクトのパターン
計画当初から最後まで一貫したコミュニケーション管理が必要
不明確な要件 余裕のない 変更対応不透明な計画
瑕疵に関する 責任の押し付け合い
圧迫される 作業スケジュール
プロジェクトの失敗、 人員の離脱など
経営層が検知できるのは 多くのケースで
この段階になってから
あのNASAでさえ、コミュニケーションで 大失敗を経験しています
ハッブル宇宙望遠鏡
人類史に残る数々の発見をした最も有名な望遠鏡
10年と28億ドルを費やして打ち上げた直後、 致命的な欠陥が判明。
予定の5%しか性能が出ない事態に。
「NASAの担当者がスケジュールと予算でがんじがらめで 下請け業者への態度が高圧的になり、
それによって下請け業者がテスト工程を省いたこと」
調査委員会で突き止めた原因：
『N A S Aのチームビルディング』（ペレリン , J ,チャールズ , 2 0 1 0）
NASAはこの欠陥を改修するため、 累計100億ドル（約1兆2000億円）とも
言われる予算を投入した
どんなスケールのプロジェクトでも、大事なのは
それを可能にするのが、我々が開発しているツール マンモスチームワークです。
「プロジェクトが今どうなっているか」
「全体で検討すべき課題は何か」
「プロジェクトがこれからどうなるか」
これらを常に関係者に共有すること。
マンモスチームワークでできること
1. プロジェクトマップ
タスクの相互関係と全体がひと目でわかります。
マンモスチームワークでできること
2. カンバン
細かいタスクを全体で俯瞰できます。
3. メッセージボード
メッセージやファイルを共有して認識の齟齬を無くします。
マンモスチームワークでできること
マンモスチームワークを使うとこうなります
コミュニケーションをよいサイクルにしてプロジェクトを成功させます
課題解決のための有意義な会議
職域や組織を超えて協力
余裕のあるワークスタイル
成功できるプロジェクトのパターン
情報の共有がチームの信頼関係を生み成功につなげます
状況に応じて プロセスの変更を 常に共有する
計画時点で 大まかな分担と 予定を共有する
プロジェクトを より良い形で成功できる
全員で課題を検討 してログを記録する
経営層もプレッシャーをかけたり責任問題にすることなくプロジェクトの状況を知ることができる
2. ビジネスモデル
我々はいかにして事業を成し遂げるか
1. リアルタイム性プロジェクトの現状や変更の情報をメンバーとリアルタイムで共有できること。進捗や課題の確認のために貴重な時間を使わないこと。
2. Webベースプロジェクトのスケールや変化に応じて、柔軟にメンバー管理をできること。特別なアプリケーションを必要としないこと。
3. 専門性を必要としないこと使いこなすのが難しいツールはそれだけで脱落者を生み、プロジェクトの実行力を落とします。
急速に変化する競争環境で戦えるツールが必要です
これからのプロジェクトに必要なツールの条件とは
彼ら・彼女らはプロジェクトをうまく進められるツールと メソッドを渇望しています
変革の必要性を最も感じているのは…
現場のリーダー
問題意識の高いリーダーは常に学びの場を探しています
しかし、「プロジェクトを成功させたい！」と 思った時に手を伸ばせる場や機会が非常に少ないのが現状
マーケティングの一環として、低価格で定期的にセミナーや 勉強会を開催します（オンラインでの提供も）
プロジェクトマネジメントに関する 勉強会は東京でも月に1回あるかどうか
タダでプロジェクト成功！
高額の商品をコストをかけて法人に営業するのではなく、 まず現場のリーダーに使ってもらうことを目標としています
マンモスチームワークは5人まで無料。
これでうまくいった！
波及
5人以上は1人500円/月
ノウハウの習得にも適しています
ツールの中でプロジェクトマップのテンプレートを販売して、 「プロの仕事術」を手早く低価格で学べるようにします
「仕事は段取り8割」 見て覚えられるテンプレートを販売することで、
リーダーの卵を育てます
Webサービスの作り方
社内でベストプラクティスを共有して、 組織の競争力を大幅に上げることも可能
事業のモデル
毎週約7,000社の新規契約（最低48万ドル/5700万円の新規売上）
グループウェアの老舗「Basecamp」
http://www.quora.com/What-is-37signalss-annual-revenue
Basecamp の事業の伸び
初期の地道なユーザ獲得が事業の伸びにつながる
Amazon創業者ベゾスが出資
市場の見通し
0億円
1750億円
3500億円
5250億円
7000億円
2013 2014 2015 2016 2017 2018
6,8136,320
5,8635,439
5,0454,680
プロジェクトマネジメントソフトウェアの市場は伸びるhttp://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=250602
年平均7%以上の伸び
競合：グループウェア
プロジェクトの推進はグループウェアだけでは難しい
・リモートワークやオフィス系のクラウド化で利用されている
・情報の共有はWebメールとチャットが中心
・それ自体がプロジェクトの成功率を高めるものではない
競合：タスクリスト
リスト方式のみでは複雑なプロジェクトは把握できない
・タスク管理の方法としては一般的
・タスク同士の相互関係が分かりづらく、全体が見えない
・プロジェクトの進行とともにリストが増えて心理的負担に
競合：ガントチャート
人員と工数の把握に適しているが、変更管理には向いていない
・プロジェクト管理では約1世紀前から使われている一般的な手法
・変更管理がやりづらく、形骸化しやすい
・メンバーは自分の責任範囲の締め切りのみを意識するようになる
競合：チケット管理
「プロジェクトにとって重要なタスク」を認識することが難しい
・個別案件のやり取りのログが残るため、エンジニアに好まれる・全体の関連が見えないため、優先順位の判断が難しい・消化されやすいチケットばかりが片付く傾向にある
マンモスチームワークは従来のツールを超える手法を提供します
従来のツールの課題を解決できる新しい手法を提案することで 競争力を確保します
マンモスチームワークはCEOの12年以上のプロジェクト経験から生まれたサービスです。
多くの管理手法を実際に自分で導入し、 うまくいかなかったため「アローダイヤグラム」と呼ばれる手法を元に、エクセルで工程
管理を行っていました。
それをweb上でリアルタイム共有できるようにしたのが、マンモスチームワークです。
さらなる展開
情報のクラウド化によって「ヒト・モノ・カネ」を結びつける プラットフォームが台頭している
近年の大きな潮流
クラウドファンディング クラウドソーシング
「ヒト・モノ・カネ」プラットフォームの課題
「相手は本当に言っていることを実行できるのか？」という 「信用」の部分をどう形作るかが重要
共通の大きな課題クラウドファンディング クラウドソーシング
このプロジェクトは 信用できる？
案件の発注者は 信用できる？
案件の受注者は 信用できる？
信用を作り出すのは「実行性」
プロジェクトの実行性を確認できるようにすることで、 信用に基づく「ヒト・モノ・カネ」の結びつけができる
プロジェクトの経緯と今後の計画を公開することで、 実行性を伝えることができる
プロジェクトのこの部分を 手伝ってください
ここまで進めたいので 資金を募集しています
プロジェクトは様々な業界に存在する
異なる専門性の人々が集まってひとつの仕事をする際には、 「プロジェクトマネジメント」が必要となる
建設業界 内装工事イベント運営
旅行企画出版 機械設計
※β版ユーザのプロジェクトや問い合わせを頂いたケースより
まだまだ「IT業界」の経済規模は小さい
各業界でそれぞれの企業に則したベストプラクティスをソリューションとして提供し、組織の競争力を向上させる手助けを行います
http://visualizing.info/cr/market-size-map/domestic/
ハードウェア展開も想定しています
ハードウェア展開によって、様々な業界の「現場」への導入を スムースに行えるようになる
専用端末と回線、ソリューションをセットにして 法人にリース。企業は調達が容易。
企業は「法人向けの携帯」を導入する感覚で 大幅にプロジェクトの成功率を上げることができる
組織をまたいだプロジェクトでも、メンバーは配布された端末でプロジェクトの情報を常に簡単に共有できる
