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鎌倉資本主義 山口基調講演 2017-10-03(参加者用)

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お金のなくなる日

10月3日 鎌倉資本主義サミット

山口揚平

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我が国は、「仕事の生産性」・「資本の効率」・「人とのつながり」すべてに課題

• これからの日本が指標とすべきは、GDPの額ではなく「一人当たりGDP」と「つながり」

• 一人あたりGDPは35,000ドルであり、先進7カ国中6位(米:55,000ドル、英・仏:45,000ドル)

GNH

GDP per capita

Social

Capital

資本力

労働力

投下

資本

資本

効率

労働量

労働

生産性

国民総幸福度

Gross

National

Happiness

“つながり” 孤独と地方創生

“自由”:社会の個人への寛容度

“責任”:個人の社会への関与度

一人当たり

GDP

(国内総生産)

• ROEは世界最低水準!

• 金融リテラシー低すぎ!

• 国民金融資本は、1200兆円

• アベノミクスによる巨額の金融緩和政策

• 少子化対策!

• 女性活用!

• シニア活用!

• 移民政策…

時間の使い方、

働くスタイルが課題では?

• 世界で17位

• 国内産業では、米国の6割程度

国民全員の金融・投資リテラシーをあげよう

現役世代の伸長

(18~74歳)

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日本人の幸福度はとても低い(46位/158地域中)

出所:“World Happiness Report 2015” Edited by John Helliwell, Richard Layard and Jeffrey Sachs

• 幸福度は「お金」「繋がり」「健康」「人生の選択の自由度」「寛容さ」「信頼」「将来への悲観」の7要素で約75%は説明できるとのこと(世界経済フォーラムが国連の「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」の支援のもと実施した調査)

• 日本人の幸福度は世界で46位であり、「寛容さ」と「信頼」が足りないらしい

世界幸福度ランキング

日本は

ココー!

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日本人はOECD諸国の中でもっとも孤独な人々?

出所:Society at a Glance 2005 OECD Social Indicators

• 世界価値観調査を元に、OECDが各国の社会指標を分析したところによると、日本人は、もっとも付き合いがよくない(らしい)

友達、同僚、その他宗教・スポーツ・文化グループの人と全く、あるいはめったに付き合わないと答えた比率

4

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お金を中心とした変化のまとめ

② 仮想通貨・ 時間通貨

(評価経済)

④ お金のなくなる日 (信用主義経済)

① 20世紀までの 資本主義経済

③ ベーシックインカム

シェアリング エコノミー

(総記帳経済)

生存 (モノ)

承認 (コト)

貨幣(間接) 信用(直接) 欲求

仕組み

21世紀

20世紀

20世紀 21世紀

経済の変化 社会の変化

国家の変化 技術の変化

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汎用と信用の歴史的マトリクス

信用の外部化 「質的進化」

国家間

贈与 (持ち寄り)

不換通貨の 発行

個人間での 取引の記帳

地域的拡大 「量的進化」

アテネ・ローマ 金・銀貨 等

スパルタ 等

国際商人の 私的ネット ワーク取引

ネットワーク 贈与経済

原始共産制

現代の中央 銀行通貨

メソポタミア・ ヤップ島の フェイ等

無国籍

兌換通貨の発行

商人間の取引 ・民間銀行

代替通貨 (無国籍通貨)

金本位制度 内での中央 銀行通貨

金(キン)等 のコモディティ

新しい 地域通貨

時間通貨・ 個人間貸借

地域通貨 (ポイント等)

中世の ソブリンマネー

国際的な 共同体組織

(宗教法人等)

国家内 部族内

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第1章 ピカソがお金持ちだったわけ —お金の歴史

第2章 お金の正体を知れば、もっと自由になれる — お金の本質

第3章 お金を中心に大きな転換が起こっている —お金と変化

第4章 お金がなくなるかもしれない? — お金の未来

最後に お金について身に付けたい10の習慣

7

目次

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第1章 ピカソがお金持ちだったわけ

—お金の歴史

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ヤップ島 お金の起源

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ココ

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フェイ(巨石)

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ヴェニスの商人

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銀行家のプライベートネットワークと、年に一度のリヨンの大市での大決算

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• 商品の王様として成立した貨幣(もっとも支配可能性の高い商品=貨幣):民主的・ボトムアップの貨幣:貨幣商品説

お金はどうやってできたか?:ボトムアップ:最も販売可能性の高い商品=金

支配関係

一次財

高次財

お金?

より高次財

画像出所:イラストAC 12

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• ソブリンの権威(徴税・戦争)と信用母体(商人の権力)の結合によって発行された貨幣:貨幣信用説

トップダウンでできたお金:初めての中央銀行

政府 (王権)

イングランド 銀行

投資家 (国際金融ネッ

トワーク)

市場

出資 権威

貸付

銀行券の発行

市中銀行

決済

管理権

市民・企業 商取引

徴税・ 法の執行

所有・ 取引の執行

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• 中央銀行も、株式は半数程度を民間が保有しており、私企業的にとらえることが可能(株主総会が無い点、基本的に破綻しない点などは異なり、あくまでアナロジーである)

• 貨幣発行と株式資金で資金調達を行い、資産保有と売却で運営するビジネス

現在の中央銀行

株主構成

株主内訳

アメリカ政府: 0% 民間: 100%

日本政府:55% 民間: 45%

地区連邦準備銀行によって管轄される個別金融機関が株主

保有に必要な条件はなく、個人も保有

FRB 日本銀行

14

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15

第2章

お金の正体を知れば、もっと自由になれる

— お金の本質

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• 2000〜2006年の実体経済の成長率約1.4倍に対し、金融経済の成長率は約3倍だった

“ザ・マネー”は量的に拡大

2000年 2006年

出所:日本政策投資銀行 鍋山徹 ファイナンス稲門会講演資料「成長市場をみる三つの目と人間力の3要素」

約570兆ドル

約70兆ドル

約190兆ドル

約50兆ドル 貿易

グローバル マネー

GDP

左;実体経済 右;金融経済

デリバティブ 市場

急激な膨張

16

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• お金とは、数あるコミュニケーションツール(社会の共通言語)の一つである

– 「マネーは、英語よりもグローバルな存在である」(日経ヴェリタスの広告)

– 「クレジットカードと現金さえ持って行けばなんとかなる」(海外旅行に行く際の納得感のある言葉)

• 広さと深さの軸で、様々なコミュニケーションツールを位置づけることができる

• お金とは、汎用性が高いが、深さ(コンテキスト)を持たないため、摩擦がゼロ、誤解が生じない言語、つまり数字である

お金とは何か?

お金

ことば

広さ (使える対象、

使う人の数)

深さ (Context)

ボディ・ ランゲージ

価値観・ 宗教?

個人 indivicual

数字

123456789..

17

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• 信用度と汎用度の面から各国通貨の位置づけもわかる

主要通貨の信用度と汎用度の比較

0

20

40

60

80

100

120

140

160

180

200

220

240

260

0 500 1,000 1,500 2,000

GD

P

/政府債務比率

通貨の利用者人数

USドル

ポンド ユーロ

主要通貨の信用度と汎用度

強い

弱い

(信用度)

(汎用度)

18

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お金の土台は、資源から国家、そして個人や企業へ

信用 金・鉱物

お金

国家(ソブリン)

昔のお金 今のお金

信用創造

お金 お金 お金 お金 お金

将来のお金

信用

信用創造

お金 お金 お金

企業 (グローバルカンパニー)

個人

19

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貨幣の進化のまとめ

• 人々の様々な交換の結果、信用や取引の”記帳”として数字が産まれ、文字ができ、信用が徐々に外部化されてゆき貨幣が形作られた。

20 (*)「Money The Unauthorised Biography(Martin 2012)」を参考に作成(山口 2015)

出所:山口揚平(2015)

信用の外部化 「質的進化」

部族内 国家内 国家間

贈与 (持ち寄り)

不換通貨の 発行

個人間での 取引の記帳

地域的拡大 「量的進化」

アテネ・ローマ 金・銀貨 等

スパルタ 等

国際商人の 私的ネット ワーク取引

ネットワーク 贈与経済

原始共産制

現代の中央 銀行通貨

メソポタミア・ ヤップ島の フェイ等

無国籍

兌換通貨の発行

商人間の取引 ・民間銀行

代替通貨 (無国籍通貨)

金本位制度 内での中央 銀行通貨

金(キン)等 のコモディティ

新しい 地域通貨

時間通貨・ 個人間貸借

地域通貨 (ポイント等)

中世の ソブリンマネー

国際的な 共同体組織

(宗教法人等)

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発生するコスト

• 貨幣を構成している4つの要素と、それぞれの象限にむけて発生するコストがある

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適合の

コスト

信用管理

コスト

コミュニ

ケーション

コスト

文脈毀損

コスト

(*)(山口 2015)

欲望の二重一致を解消するための

取引コスト(交換の道具としての貨幣の機能に相当)

貨幣価値の標準を

保つための管理コスト

経済的価値の概念を

社会に認知・通底させるコスト

交換において生じる人間間のつながりと、交換財の引き継ぐ物語(歴史)等の文脈を貨幣

取引により毀損するコスト

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22

第3章

お金を中心に大きな転換が起こっている

− お金の変化

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世界の三層構造になっている

紐帯

(ネットワーク)

企業

(グローバル

カンパニー )

国家

(ソブリン)

Nestle TOYOTA

Shell

GE WALMART

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世界のGDPトップ100のうち4割は「企業」

Rank Country/Company GDP/Revenue

1 United States 14,657.80

2 China 5,878.26

3 Japan 5,458.87

4 Germany 3,315.64

5 France 2,582.53

6 United Kingdom 2,247.46

7 Brazil 2,090.31

8 Italy 2,055.11

9 Canada 1,574.05

10 India 1,537.97

11 Russia 1,465.08

12 Spain 1,409.95

13 Australia 1,235.54

14 Mexico 1,039.12

15 Korea 1,007.08

16 Netherlands 783.29

17 Turkey 741.85

18 Indonesia 706.74

19 Switzerland 523.77

20 Poland 468.54

21 Belgium 465.68

22 Sweden 455.85

23 Saudi Arabia 443.69

24 Taiwan Province of China 430.58

25 Wal-Mart Stores Inc. (NYSE:WMT) 421.85

26 Norway 414.46

27 Austria 376.84

28 Argentina 370.27

29 Royal Dutch Shell plc (LSE:RDSA) 368.06

30 South Africa 357.26

31 Islamic Republic of Iran 357.22

32 Exxon Mobil Corporation (NYSE:XOM) 341.58

33 Thailand 318.85

34 Denmark 310.76

35 Greece 305.42

36 United Arab Emirates 301.88

37 BP plc (LSE:BP.) 297.51

38 Venezuela 290.68

39 China Petroleum & Chemical Corp. (SEHK:386) 290.11

40 Colombia 285.51

41 Toyota Motor Corp. (TSE:7203) 241.97

42 Finland 239.23

43 Malaysia 237.96

44 Portugal 229.34

45 Hong Kong SAR 225.00

46 Singapore 222.70

47 PetroChina Co. Ltd. (SEHK:857) 222.26

48 Egypt 218.47

49 Nigeria 216.80

50 Israel 213.15

51 Ireland 204.26

52 Chile 203.32

53 Czech Republic 192.15

54 Chevron Corporation (NYSE:CVX) 189.61

55 Philippines 188.72

56 Total SA (ENXTPA:FP) 188.37

57 EDF Trading Limited 187.66

58 ConocoPhillips (NYSE:COP) 179.16

59 Pakistan 174.87

60 Shell Trading International Limited 174.11

61 Volkswagen AG (DB:VOW) 170.13

62 AXA (ENXTPA:CS) 164.94

63 Romania 161.63

64 Algeria 160.27

65 Peru 152.83

66 General Electric Co. (NYSE:GE) 150.21

67 Glencore International plc (LSE:GLEN) 144.98

68 New Zealand 140.43

69 Kazakhstan 138.43

70 Samsung Electronics Co. Ltd. (KOSE:A005930) 137.95

71 Ukraine 136.42

72 Berkshire Hathaway Inc. (NYSE:BRK.A) 136.19

73 General Motors Company (NYSE:GM) 135.59

74 Eni SpA (BIT:ENI) 132.73

75 Kuwait 131.32

76 Daimler AG (XTRA:DAI) 131.09

77 Qatar 129.49

78 Hungary 128.96

79 Ford Motor Co. (NYSE:F) 128.95

80 Petroleo Brasileiro (BOVESPA:PETR4) 128.45

81 Hewlett-Packard Company (NYSE:HPQ) 127.16

82 Nippon Telegraph & Telephone Corp. (TSE:9432) 125.70

83 E.ON AG (DB:EOAN) 125.31

84 Allianz SE (DB:ALV) 124.28

85 AT&T, Inc. (NYSE:T) 124.28

86 Carrefour SA (ENXTPA:CA) 120.49

87 Gazprom Open Joint Stock Company (RTS:GAZP) 117.83

88 Hitachi Ltd. (TSE:6501) 116.49

89 Assicurazioni Generali SpA (BIT:G) 116.32

90 GDF Suez (ENXTPA:GSZ) 113.28

91 Nestlé S.A. (SWX:NESN) 111.97

92 Honda Motor Co., Ltd. (TSE:7267) 110.97

93 McKesson Corporation (NYSE:MCK) 109.87

94 Panasonic Corporation (TSE:6752) 109.10

95 E.ON Sales & Trading Gmbh 108.39

96 Verizon Communications Inc. (NYSE:VZ) 106.57

97 Nissan Motor Co. Ltd. (TSE:7201) 105.50

98 LUKOIL Oil Company (RTS:LKOH) 104.96

99 Bangladesh 104.92

100 Siemens AG (DB:SIE) 104.53

出所:琴坂将広氏作成。GDPも売上高も名目値 24

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新しいお金

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Bitcoin (仮想通貨)

bitcoin (暗号化された私的取引)

本命

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20世紀のビジネスと21世紀のビジネスの違い

20世紀までのビジネス 21世紀のビジネス

• 標準化 • 画一化 • 習慣化

• 多様化 (ダイバーシファイ) • 個別化 (パーソナライズ) • 肯定化 (セルフ・エスティーム)

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欲求構造・財の形態・価値流通の手法の整理

• 人間は生命の安全や食の欲求が満たされると、社会的承認の欲求を求めるようになる

• 現代の先進国の欲求は生存欲求から社会的欲求へと変化している

生存

承認

創造

安全

衣食住

所屬

社会的尊敬

自己実現

欲求構造 財の形態

自己超越

国家・土地

家・食料・生活用品

携帯電話・インターネット より上位のコミュニティの参加権 等

社交や評価機会を提供するサービス 外見(美容)・学歴を提供するサービス 等

アート作品、著作などの創造物 組織、事業、アイデア等の無形物

(マズローの欲求段階説)

現代の欲求の中心

出所: ブルーマーリンパートナーズ分析 27

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• 脳への刺激・バイアスを利用したビジネスについては、ジャーナリズムや政府・NPOのコミットにより、減少傾向にある

習慣化ビジネスの終焉

0

2

4

6

8

2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013

米国生命保険会社の営業利益率 (%)

タバコ業界

• 10年におよぶ開発期間と30億ドルの資金を投じ、より健康への害が少ない電子タバコが発売された(2016年末で日本を含む20カ国に展開)

• 大手P社は年8700億本の紙タバコを生産するが、将来的な完全撤退を掲げている

ファストフード 業界

• 高い習慣化の力で老若男女が通いつめたチェーン店は、異物問題や様々な食材への疑惑の広がりに直面

• Youtubeに食材へのこだわりを説明する動画を繰り返し投稿するなど、対策に追われている

米国の 生保各社

• 「オバマケア」等の影響もあるが、営業利益率は長期的な低下傾向にある

出所:International Association of Insurance Supervisors ”2015 Global Insurance Market Report“

習慣化や脳への影響に依存したビジネスは縮小傾向にある

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• つながりとは財に関係する人間間の関係であり、物語とは一定の期間を経ることによって蓄積される価値のことである。すなわち文脈価値とは、時間の連続性と他者との一体性の複合体である

一般的な価値の概念と文脈価値

数量

単価

価値

(価格)

T

(時間軸)

過去 未来

受け手

送り手

価値

S

(空間軸)

一般的な価値(価格)

一点で収束

文脈

文脈価値

対象物に付帯する価値

(履歴効果・他者との一体感・共有感) 需要 供給

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• 人は、「給与」、「貢献感」、「所属欲求」の足し算で職場を選んでいる • 日本の非営利セクター(NPO・NGO)の付加価値度合い(対GDP)は低いが、これからは評価

が上がってゆくだろう。転職の際にもNPO時の経験が評価され、キャリアアップが可能となる

NPO、NGOは日本でも社会の中心となっていく

出所(左)John Casey Comparing Nonprofit Sectors Around the World(2016) (右)総務省統計局ほか

NPOへの寄付総額:

25兆5,245億円

非営利セクターの付加価値(対GDP比)

GDP規模

10

7.5

5

2.5

アメリカ

日本

フランス 豪州

カナダ

非営利セクター付加価値の対GDP比

2.5兆ドル 5兆ドル

イスラエル

ベルギー NZ

NPOへの寄付総額:

8,804億円

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• 「国家」が発行する現在の“貨幣”の地位は下がり、「個人」の発行する“信用”が重視される世界になる

「貨幣・市場経済」と「贈与・共有経済」の対比

貨幣・市場経済 贈与・共有経済

モノ

信用 信用

モノ モノ モノ

信用

取引 貨幣

担保 担保

取引

ネットワーク

信用

モノ 信用

モノ

信用

モノ

信用

モノ

信用

モノ

信用

モノ

Aさん Bさん Aさん Bさん

(*)信用のぐらつき

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• これまで作り上げてきた世界・システムを維持・運営する組織・人をマジョリティという。そこからあぶれているが、新しいしくみを創りだそうとする層をマイノリティという

• 両者の価値に差はない。しかし、現在、戦後のシステムが出来て60年たち、マジョリティシステムが崩れようとしていることは事実。なぜなら、その比率が逆転しようとしているから

マジョリティ/マイノリティ比率は、6:4ぐらいまでになっている

マジョリティ

ニート(60万人、疾病ニート、コミュ障ニート、高学歴ニート等)、若年派遣労働者、LGBT(15人に1人)、シングルマザー(70万人)、独居老人(100万人)、年収200万円以下(1000万人)…

マイノリティ 40%

60%

正規雇用労働者、従業員1,000人以上の会社での勤務、専門職、公務員およびその家族

32

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• すでに出来上がったマジョリティのシステムは基本的に「タテ」。それに対し、円心をくりぬかれた周辺部に位置するマイノリティは「ヨコ」でつながるようになる

「タテ」と「ヨコ」

マジョリティ

タテのシステム

下から「吸い上げて」、上から「降らす」

偉い人

次に偉い人

普通の人

マイノリティ

お金・時間

ヨコのシステム

必要な資源を、都度、横で配分する

集めて 配分

資源

タテのパイプライン

マジョリティ マイノリティ

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• マジョリティの基本的な発想は、資源を吸い上げて、上からシャワーのように降らすことである。これは出来上がったシステムなのであたりまえである

• マジョリティが提供するものは、生活(衣(医)食住)に必要な「コモディティ(匿名の製品・サービス。たとえばカネ/票/エネルギー)」である

• 生活に必要なのはコモディティだから、人々が生存欲求を求めている時はこちらが便利

マジョリティの「タテ」の思想

マジョリティ

偉い人

次に偉い人

普通の人

お金・時間

タテのパイプライン

マジョリティは、基本的に、上から流してゆく。例えば、・・・・ • お金は、税金として集めて、財務省/

金融庁→都銀→地銀→信金と上から下に流れてゆく

• エネルギーは、巨大な組織(東電)で作って、流してゆく

• 選挙の票も組織で吸い上げ、与党が分配してゆく

• 政策は上の人が創り、それを上意下達してゆく

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• マイノリティは同心円を繰り抜かれており、分散している。だから、ヨコでつながることが基本となる。ネットの普及はマイノリティのつながりを一層強化しつつある

• マイノリティは、必要に応じて、資源をヨコで融通しあう。それは、相互扶助のしくみであり、それぞれの社会的欲求(承認欲求・つながり欲求)を満たすことに適している

• 逆に、大量生産が有利に働くコモディティの流通には適さない

マイノリティの「ヨコ」の思想

マイノリティは、ヨコで配分してゆく。例えば、・・・・ • お金は、必要に応じてプロジェクト単位

でクラウドファンディング • 知識や情報もヨコのネットワークで調達 • エネルギーは、電気を大量に「作る」の

でなく、個別にためておいて、必要に応じて「配分」(スマートグリッド)

• 政治も、みんなの意見を吸い上げて共有

マイノリティ

集めて 配分

資源

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• では、人は今、何を求めているのか?人々の基本的な欲求構造が上位にシフトすれば、それに応じて当然社会システムも進化するだろう

• いまや生存欲求は脳に刷り込まれた習慣であり、本能ではない。人は本能的に社会的欲求を求めている段階。それはヨコ社会が主役になるということ

• 「カネ(数字」という言語が有効なのは、衣(医)食住を満たす領域においてである。なぜならそれらはコモディティであり、一つ一つの製品・サービスに独自性を求められないからだ

• しかし、承認欲求の段階では、それを満たすためには、常に文脈が求められる。それはカネでは買えない

欲求構造と社会システム

生存 (衣食住)

承認 (帰属・尊敬)

創造

欲求構造 人権の範囲

20世紀

21世紀

社会システム

タテ社会 (言語は金)

ヨコ社会 (言語は信)

グリッド社会 (言語は共)

22世紀

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• 幸福はレセプターの問題であって、お金の問題ではない

• お金を通してモノを買い、それを五感で認識して幸福を感じるか、それとも直接的に「私は幸福である」と認識するか、あなたはどちらを選ぶか?

• 幸福の本質は「一体性」にある。つまり人とのつながりの中にこそそれはある。幸福とは解釈から生まれる。つまり何があるかではなく、どう想うかである

金で尊敬は買えない

お金で「家」は買えるけれど、「家庭」は買えない。

お金で「時計」は買えるけれど、「時間」は買えない。

お金で「ベッド」は買えるけれど、「睡眠(快眠)」は買えない。

お金で「本」は買えるけれど、「知識(知恵)」は買えない。

お金で「名医」は買えるけれど、「健康」は買えない。

お金で「地位」は買えるけれど、「尊敬」は買えない。

お金で「血」は買えるけれど、「命」は買えない。

お金で「セックス」は買えるけれど、「愛」は買えない。

中国のことわざ(作者不明、一部補正)

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友達の数で寿命は決まる

• タバコや酒よりも、仕事があるか・人とのつながりが健康に与える影響のほうが大きい。

• ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)が、健康状態に影響を与えるという実証研究がある(Kawachi,1997)

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社会参加が健康に影響を与える

出所:横山禎徳, 2013,「『社会システム・デザイン』と何か」

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• タテとヨコでは何もかもが違う

資本主義(タテ)社会とネットワーク(ヨコ)社会のまとめ

資本主義社会

(タテ社会/差の経済)

ネットワーク社会

(ヨコ社会/和の経済)

リテラシー

言語 カネ(数字) ココロ(個人)

信用(契約・価値提供) 信頼(無条件)

価値 言語化される 見えない・うつろう

階層

「ハブ」が圧倒的に強い 「上」にいく程強い

対応 • 計量化される比較

可能な単位を積み上げてゆく(学歴・資産・家柄・歴史等)

• つながりと信頼をひたすらつくりあげてゆく(多様性の肯定・功徳 等)

目的 オペレーション イノベーション

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(参考)ネットワークの基本構造:幹(ハブ)と枝

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色の濃い点が男子、色の薄い点が女子で、複数の異性とつき合っている場合は2方向(もしくは3~4方向)に枝が伸びている。

「自分は幸福だ」とこたえたひとは黄色、「自分は不幸だ」とこたえたひとは青色で、「どちらでもない」とこたえたひとは緑色

ジェファーソン高校(仮名)における性交渉図 フレーミングハム(ボストン西の小さな街)における

家族と友人のネットワーク

(出所)ニコラス・A・クリスタキス/ジェイムズ・H・ファウラー『つながり 社会的ネットワークの驚くべき力』

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• 断絶の時代、遍在・オープンな時代を経て、これからは1人の人間が多層的なコミュニティにそれぞれが所屬する時代になる。つまり、コミュニティ・ポートフォリオを持つということが必要

ヨコ社会の浸透で、新しいコミュニティが成熟化してくる(2010年〜2020年)

これからは、新しいコミュニティが “成熟化”してゆく (法・教育・福祉・市場:貨幣などのシステムを持つ) コミュニティ・ポートフォリオをどう形成するかがポイント

断絶の時代 遍在・オープンな時代 多層的なコミュニティの時代

国境・企業体 Google グローバル 資本主義

Facebook (過渡期)

・地域の少規模コミュニティ ・価値観 ・スキル(ギルド)

Windows (過渡期)

仲間分け 世界への扉

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第4章 お金がなくなるかもしれない?

— お金の未来

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2100年までの通貨の変化の図

お金の始まり 1950 2050 2150

交換 贈与

貝・ 希少資源

金等 国家の法定通貨 仮想 通貨

仮想 通貨

(時間)

記帳

お金が なくなる日

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• なにかを起こすにはエネルギーが必要である。エネルギーとは集約された資源である

• 資源を「閉じ込める」ことのできる明確な言語は2つしかない。「数字」か「個人」である

• お金の本質は、それが数字であるということだ。数字というもっとも明確な膜の内側に信用と価値を閉じ込めることができる

• 個人の英語(individual)とは、もともとは、これ以上、分けることができない、という意味である。分かちがたい最小単位という膜の内側にも信用と価値を閉じ込めることができる

資源を集約する方法は2つしかない

数字

123456789..

個人

(individual) できない 分けること

タテ社会の言語 「円」

ヨコ社会の言語 「縁」

「摩擦」がない 「文脈」「価値」を伝えられる

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(参考)それぞれの経済システムの整理

市場・貨幣経済 贈与・共有経済 時間通貨

管理手法

安定性

言語としての

性質

適用可能な

価値・効用

取引関係

• 一部による金融機関・国家・超国家によるコントロール・システム

• 一定の割合で膨張と破綻を繰り返す不安定性

• 数字という一点での交換を可能とするためシンプルな性質

• 貨幣によって効用が得られる分野には限界がある(例えば社会的欲求)

• 相対的関係を前提とする。例えば生産者/消費者、市場/秩序などの対立関係

• 複雑な私的・地域的ネットワークによる相互監視システム

• ある域内においては安定性を有する。また市場経済破綻時のセーフティ・ネットになりうる

• あいまいで汎用性をもちにくいが、不可視の価値(例えば文脈)を認知・交換しうる

• 贈与によって効用を得られる分野には限界と非効率性がある(例えば生存欲求)

• 一体的関係を前提とする。例えば、生産者が消費者にもなりうる。両者の協業はそれぞれに価値を生む

• 時間は個人の信用を媒体とするために統合的にも分散的にもなりうる

• 個人の時間は、社会の人口とその質を基盤としており安定的であり、汎用性を持つ

• 時間は、労働対価としても、文脈価値の醸成のための期間としても比例関数として当てはめることが可能

• 基礎的・文化的な両側面(生存欲求・社会的欲求)を充足しうる資源である。

• 有機的関係を前提とする。ある局面では相対的資源として、別の側面では共有資源として使用しうる

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最後に

お金について身に付けたい10の習慣

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21世紀の方程式は「信用」を基軸に形成される

• 「信用」を中心に構成される21世紀の生き方の方程式は、健康を前提とした時間資源を、紐帯・知識・信用の形成へと振り分け、「コト(つながり・ものがたり)」を中心とした財を形成し、創造(貢献)へとつなげることにある

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