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2010/12/13 Nomad Worker Meet UP Report

20101213 Nomad Worker MeetUp

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2010/12/13

Nomad Worker Meet UPReport

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OUTLINE

【趣旨】・ノマドワーキングを実践されている人たちによる情報の共有・海外・国内における企業のノマドワーキング活用事例の共有・将来のノマドワーキングの普及・環境整備を前提とした知見の集積・ネットワーキング

【agenda】・ノマドワーキングのメリットと課題・コラボレーションクラウドサービス最新ツール・ノマドワーキングのワークプレイス国内事情~カフェ情報について・ノマドワーキングとセキュリティ問題・世界で拡がる「Co-Working」・世界の企業のノマドワーカー活用事情・リージャスのノマドワーカー向け施設紹介・パネルディスカッション (1時間程度)

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ノマドワーキングのメリットと課題(中谷 健一氏)

ノマドワーカー ITツールで武装したフリーランス(本義)↓オフィスの外でit活用して働く人↓WEBを通じて仲間とコラボレーションする人

ノマドワーキング=新しいワークスタイル

メリット 時間の効率活用〒場所を変えて集中力をコントロール〒現場・市場に近接可能〒ワークライフインテグレーション

ex)ザッポスの事例=仕事も過程も統合しちゃって楽しくいこうぜ

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ノマドワーキングのメリットと課題(中谷 健一氏)

企業メリット オフィス関連のコスト削減チームモチベーション向上・イノベーション促進(フリーランスの活用、正社員のノマド活用)業績向上、経済的成長ノマド関連市場の活性化

課題 セキュリティ上に課題がある?サボる人が増えるのでは?チームマネジメントが難しい?

将来課題 成功事例を共有ツール、手法、ノウハウを共有マネジメント、契約方法の事例ノウハウを共有仕事内容に応じた個人スキルや資格の明治

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コラボレーションクラウドサービス最新ツール(小野寺 力氏)

従来 データを作成 > メールで添付送信

最近 サーバ側に情報を全て格納(Wiki、掲示板、SNS等)↓データ作成者側に負荷がかかる(データUPする側に手間)

クラウド twitter等をビジネスに活用しきれないポイント=セキュリティ、安全性(Stability)に課題

ビジネスツール Yammer、Chatter(、GoogleWave)=つぶやきを残すだけではないメリット大

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海外・国内における企業のノマドワーキング活用事例の共有~カフェ情報について(電源カフェ主宰 はやしだいゆう氏)

電源カフェ 都内で電源利用が可能なCafé情報を提供

昨今のカフェ マクドやスタバなど、電源や無線LANを提供する店が増えている1.デバイス普及(NetBook、iPad)2.ユーザニーズ(ビジネスパーソンの要望への応対)

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海外・国内における企業のノマドワーキング活用事例の共有~カフェ情報について(電源カフェ主宰 はやしだいゆう氏)

カフェのタイプ コストパフォーマンス重視型

マクドナルド・カウンター席で電源利用可・BBMobilePoint利用可・コスパ高い(ドリンク120円~)⇒大黒屋で格安チケットを購入するのはアリ

・資料作成/メール送受信/他、短時間作業に最適

デメリット・椅子が硬いため長時間作業に向かない・やかましい・店舗独自の判断のため、施設毎に状況が異なる

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海外・国内における企業のノマドワーキング活用事例の共有~カフェ情報について(電源カフェ主宰 はやしだいゆう氏)

カフェのタイプ 雰囲気重視型

スタバ・完全禁煙・フレッツ・スポット利用可・コスパちょっと良くない(ドリンク280円~)

デメリット・混んでる・外見からの判断不可・テーブル利用可能面積が狭い

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海外・国内における企業のノマドワーキング活用事例の共有~カフェ情報について(電源カフェ主宰 はやしだいゆう氏)

カフェのタイプ 雰囲気重視型

タリーズ・店舗の50%に無線LAN・じっくりとした作業に向いている・都内の半分位が利用可

デメリット・外見からの判断不可・テーブル利用可能面積が狭い

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海外・国内における企業のノマドワーキング活用事例の共有~カフェ情報について(電源カフェ主宰 はやしだいゆう氏)

カフェのタイプ ノマド環境充実

ルノアール・直営店は100%・じっくりとした作業に向いている

デメリット・フランチャイズはNGの時もある

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海外・国内における企業のノマドワーキング活用事例の共有~カフェ情報について(電源カフェ主宰 はやしだいゆう氏)

他 カフェミヤマタリーズKFCフレッシュネスバーガー ←はやしさんおすすめモスエクセルシオール公立図書館銀座マロニエ通りのニューヨーカーズカフェ ←はやしさんおすすめ

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ノマドワーキングとセキュリティ問題(古阪 幸代氏)

社会の変遷 工業社会⇒知識社会へ/知識創造型オフィス・企業のあり方・組織のあり方・ライフスタイル・ワークスタイル・価値観が多様化

ICT変革 OA⇒PC⇒インターネット⇒ブロードバンド⇒NGN⇒クラウド

OA化以前 会社に行かないと仕事ができないOA化以降 会社に行かなくても仕事ができる

⇒ビルにオフィスがなくても働ける時代

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ノマドワーキングとセキュリティ問題(古阪 幸代氏)

LifeTimeOn 人生の中で、ワークタイムは以前よりも長くなっている⇒もっと楽しく、創造的に、あるべき。

自由度 金融機関<建設業<メーカー<ICT系<フリー という自由度

変革の壁 ・経営者の理解・会社制度(コンプライアンス)

PC持ち出し禁止データアクセス禁止ミドルマネジメントのマネージメント不可画面ののぞきこみ 等々

←技術的支援はあるはず。

「全国民が楽しく意欲的に働ける国家」の実現を目指した運動というものがある。(ビジネスプロセス革新協議会)

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世界で拡がる「Co-Working」(松田 顕氏)

Co-Workingとは 「ともに働く」の意。それぞれ独立して生計を営むフリーランサーやスタートアップ起業家が「あえて」同じ場所で働くことでシナジーを生み出すあり方。お互い何をしてても良く、同じ場所にいることが重要。

成り立ち 2005/08/09にサンフランで始まる。週二回程度。2007年にCitizenSpaceの開設等で世界に広がり始める。最近はGoogleなどがスポンサードになるケースも出始める。

メリット ・コミュニケーションメリット⇒誰かと一緒に仕事することによって、新しいPJへと発展する可能性

・セキュリティメリット⇒同じ目的で集まっているため、盗難等のリスクがカフェ等と比べ低い

・ラグジュアリーメリット⇒仕事をする為の必需品が揃っている

PAX Coworking 世田谷区経堂。パクチーハウスの経営者さん。Jellというコワーキング体験イベント有

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世界の企業のノマドワーカー活用事情(呉 偉氏)

Mobileワーキング 自宅〓会社オフィス〓オフィス以外を行き来するスタイル・モバイルワーカーは10億人以上。・男性の方が多い

メリット オフィスの55%以上は空席である、という調査結果⇒不動産コストがドラスティックに削減可能

事例 Yell社~20の営業所を閉鎖し、営業全員にビジネスラウンジ契約を締結

⇒年間2億の経費節減。営業チーム生産性25%向上。

Notel社~100以上の事務所の50%が未使用状態、⇒年間160億の経費削減。

Nokia社~交通渋滞等による営業へのタイムロス大⇒余暇時間の増加、生産性の向上

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パネルディスカッション1

Q.Cahtterは無料で使える?A.SalesForceユーザは無料で使える。SFは無料でもアカウントを取れる(5分位)。

Q.YammerとChatterとの違いは?A.Cは、CRMに連携しそのCRM情報に紐付いてスレッドが立てられるのが一番大きな違い

Q.レガシービジネスパーソンの、ノマドへの理解を促すためには?A.個別の企業にあたっても埒があかないし、企業毎に向いているかどうか判断が必要。だが、世界の潮流としてモバイルワーキングの流れがあることは周知していかないと。

Q.ノマド向きの営業系と、不向きの事務系とでは、それぞれマネジメントが異なる?A.当然。特に、ノマドワーカーたちのミドルマネジメントを担当するマネージャーに対して、ツール的に管理を効率化したりする仕組みや制度を会社が整えてあげないといけない。

Q.紙や物がないと成立しない部署(事務方、デザイン・制作方)はノマドワークできる?A.非常に困難。ただし、時期によってはノマドを許容してあげた方がいい。

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パネルディスカッション2

Q.スタートアップにこそCoWorkingは向いている?A.向いてる。たとえば5人で企業をスタートアップした時、2名のオフィスを借り、

3名分はコワーキングスペースの契約をする、といった工夫をする企業が増えてきている。

Q.プライバシーマーク取得企業とCoWorkingとの関係は?A.真っ黒。なので、仕事の分野に応じてCoWorkingを使い分ける必要がある。

Google、SalesForceはプライバシーマークとってない。Pマークは日本独自の風潮で、それをネックに日本進出をためらう外資もあったりする。