Upload
free-lance
View
90
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
チームの関係性にアプローチするシステムコーチング®
2017.02.15(水) チームビルディング・カフェ
Mission (私たちの使命)
Vision (私たちのありたい姿)
チームビルディングの普及を通じて、組織をつくり、一人ひとりが自分らしい花を咲かせ合う社会をつくる。
2020年 日本でチームビルディングを “あたりまえ”に、
そして私たち自身が実践者として花を咲かせる。
はじめに
自己紹介
yuko.gendo
玄道 優子(げんどうゆうこ)
大学卒業後、大手旅行会社に勤務。IT企業に転職後、ERPコンサルタントとしてシステム導入や業務改革プロジェクトに参画。20社以上のプロジェクト勤務経験とプロボノ団体の立ち上げ、運営経験から「チーム力の発揮」に関心が高くなり、組織開発やファシリテーションを学び始める。
リーダーを務める組織で自分の本音をメンバーに伝え、チームの関係と成果を大きく変えた経験から、関係性の変革がチームの変革に繋がることを実感。関係性にダイレクトにアプローチできるシステムコーチング®を学び始め、現在はシステムコーチとして「このチームで働ける幸せ」を実感出来るチーム作りに力を注いでいる。
趣味は旅行 ( 海外旅行歴30回!) とゆっくりお酒を飲むこと
今日のゴール
システムコーチング®がどんなものかがなんとなーく分かる
なぜ、関係性へのアプローチが注目されているかが分かる
自分と周りの関係性に役立つ知識が手に入る
( 楽しむ!)
はじめに
はじめに
今日お願いしたいこと
とりあえずやってみる ( ただし、無理せず… )
学びのために質問や気付いたことのシェアをぜひ!
携帯・PCは使用しないでください
守秘義務でお願い致します
チェックイン
この場に居やすくなるために一言ずつお話する時間
チェックイン
今日の参加理由・期待
今日の参加していただいた理由・期待を1つ、付箋に書いて模造紙に貼ってください。
チームビルディングって?そしてシステムコーチング®ってなに??
そもそもチームビルディングってなんでしょうか?
チームがどうなったらチームビルディング出来ていると言えますか?2〜3人で話をしてみてください。
チームビルディングとは?
仲間が思いを一つにして、一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくり
アクティビティを通じた共通体験とか… 研修や合宿とか…
制度や仕組みを変える日常の場での取り組みとか…
メンバーの考え方、行動、関係性の変化→成果・ゴールに近づく
チームビルディングジャパンのHPより
システムコーチング®とは?
チームビルディングの中でも特に、関係性の変化に着目したアプローチです
……
コーチ
クライアント
ワーク&次回までのアクション決め
振り返りワーク&次回までのアクション決め
振り返りワーク&次回までのアクション決め
振り返りワーク&完了後のアクション決め
導入セッション 継続セッション 継続セッション 完了セッション
Before After
✔対立・内的葛藤✔遠慮・相手に踏み込めない✔最低限の会話✔職場の人が「何をしている人」か知っている
✔相互理解✔心理的安全度の向上✔お互いをサポートしあう会話✔職場の人が「どんな気持ちを持っている人」か知っている
関係の質
思考の質
行動の質
結果の質
1
2
4
3 お互いに尊重、協力して共に考える関係
助け合い、新たな挑戦ができる
成果が上がり、より関係の質が上がる
気付きがあり、良いアイデアが生まれる
MIT教授ダニエルキム組織の成功循環モデルより
関係性に着目する理由
関係の質が高くなることで、最終的な成果の質が高まると言われています
関係性と成果の質について
社員一人ひとりが会社で本来の自分を曝け出すことができること、そして、それを受け入れるための「心理的安全性」、
つまり他者への心遣いや共感、理解力を醸成することが、間接的にではあるが、チームの生産性を高めることにつながる。
(参考)チームに変化を起こすには
社員間のつながり( 0.78 )
目標達成への期待
( 0.72 )
組織運営の仕組み( 0.68 )
リーダへの信頼
( 0.51 )
リーダの発信
( 0.51 )
変化を起こすためには「社員間のつながり」が最も重要です
異なる意見でも相手の話を聞こうとする姿勢
情報や経験の積極的な共有
違う部署とも領域を超えて協力
※組織のリーダーに対する部下 3,455 人の回答結果/調査機関 2011年9月〜2014年4月 コーチング研究所調査より
※「社員間のつながり」を構成する要素の中で「組織の変化」項目と最も関係の強い3項目
新しい考え方や方法を導入している組織の特徴の調査結果より、変化に相関が強い要素を調査したもの
〜 関係性を壊す四毒素とは 〜
チームの肯定性を高めるのに知っておきたい
関係性を壊す四毒素とは?
ワシントン大学の心理学名誉教授で夫婦関係の研究の第一人者であるジョン・ゴットマン氏の研究から、関係性を破綻させていく関わりについてご紹介します。
関係性を壊す四毒素とは?
1. 非難・・・相手の性格・人格・能力を直接的に傷つける言葉
例) 「これ、やっておいてって言っただろ。本当、無責任なんだから!」
「どうしていつもそう自己中心なんだ。お前はいつもそうじゃないか」
「 真っ先に相談すべきことをどうして自己判断したんだ。どうかしてるんじゃないか?」
直接的に人柄について傷つける非難が、関係性を滅ぼす要因としては最も強いものです。
2. 侮辱・・・見下し、無礼、軽視、敵意のある噂など間接的な攻撃をする言葉
関係性を壊す四毒素とは?
特に夫婦関係に置いては猛毒であり、侮辱しあっている夫婦は他の夫婦より病気(風邪、インフルエンザなど)になる率が高いそうです。
例) 「 うーん、何でこんなに毎回間違うんだろうね。XXさん(別の人)は出来ているのになぁ 」
「 さすが、平成生まれは違うね。残業絶対やらないんだからさ 」
「 あの人の上司に対する態度の変わりようって、逆に尊敬しちゃうよね」(…という噂を流す)
関係性を壊す四毒素とは?
例) 「 ◯時から部の会議だと連絡しただろ!」→「いや、忙しくてメール見れる状況じゃなかったので」
「 どうして連絡せずに毎回待ち合わせに遅れてくるの?」→「前の予定が伸びちゃうんだからしょうがないよ」
「ミスをした原因を君は毎回、ちゃんと考えているのか?いつもそうじゃないか」→ 「いや、いつもじゃないです」
自己弁護は、研究によれば良い結果を生むことはありません。弁明や言い訳が続くと、本格的な衝突へエスカレートします。
3. 自己防衛・・・要因を自分からそらすような言葉 ( 弁明や言い訳 )
関係性を壊す四毒素とは?
例) 「 何で今月はこんなに数字が悪いんだ!どうなってる!」→「・・・(全員下を向いてる) 」
上司 「 このお客さんからのクレームは何度目だと思ってるんだ!」部下 「 すみません。今月は人事異動で急遽チームに新人が入ってミスコミュ
ニケーションが発生し・・・」上司「そういうことを聞いてるんじゃない!」部下「 ・・・( 逃避が発生)・・・」上司「もう起こさないためにどうすればいいかと聞いてるんだ!」部下「・・・」
逃避は他の毒素が先行した後に避難場所として実行されることが多いです。
4. 逃避・・・他人からの関わりに心を閉じ、非協力的な態度をとること。無視。
四毒素を探求するワーク
♪
♪
ポジティブな関わり ネガティブな関わり
ゴットマン率とは?
ゴットマン率とは?
親子なら・・・
恋人・夫婦なら・・・
友人なら・・・
♥上司・部下なら・・・
3 : 1
5 : 1
8 : 1
4 : 1
チームの肯定性を上げるポジティブアプローチ
21% 79%
車の修理工場で顧客満足度調査
こちらを扱うのがポジティブアプローチ
チームの肯定性を上げるポジティブアプローチ
不満の内容を調査し、すべての拠点に張り出す。(従業員が毎日見れるように… )
従業員は憂鬱になり、サービスの質は更に低下
21%
課題解決アプローチ
チームの肯定性を上げるポジティブアプローチ
「何が上手く行っているのか」(=満足度を高めている要素 ) を調査。
「親切でサービスが早い」「コーヒーが美味しい」「トイレが綺麗」など具体的に良い状態を作るノウハウを得る79%
サービスの質は向上
ポジティブアプローチ
チームの肯定性を上げるポジティブアプローチ
問題解決アプローチ ポジティブアプローチ
問題特定本来の最高の価値の発見
原因分析最高の状況をビジョニング
解決方法を検討
行動計画の策定
実現方法を考える
変革の取り組みを実施
今日気づいたこと・学んだこと「あなたの現場にどんなことを活かせそうですか」
チェックアウト
今の気持ち・今日の感想を一人一言お話ください