地域再生プロジェクト市民活動センター「結」活用編

＜萩の抱える問題点＞• 人口の減少、高齢化• 大型店舗の出店による中心市街地　の衰退

地域コミュニティそのものの衰退

西郷　真理子（株）まちづくりカンパニー・シープネットワーク代表• コミュニティデザイナー／一級建築士／東京大学大学院工学系研究科非常勤講師

• 都市計画家、建築家という専門の職能を総合的に捉えコミュニティに依拠したまちづくりを進める。

• 現在、山口市の商店街活性化戦略プログラムに携わっており、全国各地のまちづくりを支援する実績を持つ。

https://www.machigenki.jp/

コミュニティを取り戻すためには…

•中心市街地の再生•市民が集える公共空間の形成

が必要である。

　「まちには

　　　　中心　　　　　　が必要である」

萩市の中心街にある公共空間といえば…

市民活動センター　　　　「結」　　　　　　　　　

市民活動センター「結」　　　　　　改修工事を経て、平成 20年 10月にオープン

　平成 21年 4月 23日より「ＮＰＯ法人　萩市民活動ねっと」が

市から依託を受けて運営（平成 23年 11月末現在：会員 28名）　

「結」平面図

簡易厨房施設

＜ 2011年 11月の利用状況＞

41団体・ 323名が利用

登録団体・・・ 81団体

＜「結」の現状＞

・若い世代の利用が少ない•施設そのものの知名度が低い•入りづらい

施設の知名度を上げ、だれもが集える場所へ

＜市民活動センター「結」の　　　　　　　　活用方法を考える＞• 市民活動グループを増やし利用者を増やす

• 現在使用が少ないと思われる「情報交流スペース」に注目

• 簡易厨房施設を利用してはどうか

＜簡易厨房施設を使った活用方法＞

１．常設カフェの設置　　　　　　　　　　　　　　利用者増加・市民の交流

２．チャレンジショップとして利用

若者への周知、起業支援・定住

＜簡易厨房施設を使った活用方法＞

＜簡易厨房施設を使った活用方法＞3．イベントスケジュールを組んで利用　　　　　　市民がイベントを気軽に企画、 実行できるスペースに

例） 演奏会、発表会とカフェのコラボ　　　雑貨＋カフェの企画、　　　季節に応じたイベント

4．レンタルスペースとして活用

• 食を扱う企業が市民へのＰＲ用施設として活用

• 地域の女性団体やグループなどの出張カフェ

・萩の地域資源の魅力再発見・旧郡部と旧萩市内の人々の交流

情報交流スペースなどを利用した収益

（例：企業の出店料など）

　施設の維持費

「結まつり」などのイベント経費の一

部に活用

模擬カフェイベントＸ’ ｍａｓ　Ｃａｆ é　 in　ＹＵＩ

•１２月４日（日）に市民活動センター「結」の情報交流スペースで実施•県内にある人気の Café ＆ ショップの協力•マカロニリース作りのワークショップも同時開催

　　実際にカフェスペースが　　　　機能するか実験

＜イベント当日のアンケートより＞

• 明るい雰囲気で入りやすかった• イベントがあると知り、初めて「結」に来た• カフェ、販売や体験コーナーがあることが新

鮮な感じがした• 休日に子供たちと楽しめてとても素敵な企画だと思う

• イベントをやっていたことで入りやすかった• 萩のいろんな情報があっていいなと思った