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DBCJ Drupal Business Consortium in Japan 日本における 最新 Drupal ビジネス動向 APIエコノミーで日本IT業界活性化 2016.09.01 DBCJ 池田 秀一

日本市場における最新のDrupalビジネス動向 20160901v4

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DBCJ Drupal Business Consortium in Japan

日本における

最新 Drupal ビジネス動向

APIエコノミーで日本IT業界活性化

2016.09.01

DBCJ 池田 秀一

池田秀一の経歴

本業は プロダクトマーケティングのコンサルタント

LPI-Japan(世界最大の Linux認定資格団体)の理事を14年 http://www.lpi.or.jp/about_lpi/

日本オラクル社、NECなどでのマーケティング活動※日本で最初に Linux版Oracle DBMS の必要性を主張(1998年)

ミラクル・リナック社の設立企画、創立者の1人

スタートは生産管理システム構築技術者、その後に RDBMS 技術者となり、より良い技術を伝える為にマーケッターとなる http://blog.marketing.itmedia.co.jp/redcommet/profile.html http://blog.marketing.itmedia.co.jp/redcommet/

自己紹介& DBCJ 発起人紹介1

第一部: APIエコノミーの時代の Drupal

第二部:Drupal とは?

第三部:DBCJ とは?

資料アップロード場所

http://www.slideshare.net/hidekazuikeda3

目次

単なる CMS ではなく、APIエコノミーでのDrupal

APIエコノミーの案件では、Drupal

FinTech

IoT

第一部: APIエコノミーでのDrupal

API Economy:APIエコノミー(API経済圏)の時代 2010年代以降に、API管理製品が急激に増加

2013年には提供する幾つかの企業が米国上場

日本では API 管理製品は、2015年以降に上陸

API エコノミーと従来の 外部API公開の違い 従来型の外部API 公開

1つのシステム内でのプログラム同士の連携

同一システム内、同一企業内の限られた連携

API エコノミー

異なるシステム間、組織間での『サービス』同士の連携

APIエコノミーの時代

IoTでも FinTechでも APIエコノミー

◆ IoT: Internet of Things も、FinTech も、 API 連携が主流

◆ API Management での開発ポータルは Drupal が業界標準

主要な API Management 製品には、Drupal 同梱

開発技術者向け説明資料、Q&A、掲示板など交流必須 IBM API Connect

Apigee : 富士通、CTC、TIS が採用

Drupal の柔軟性、高機能、安定性で選択されている

新規の金融向け技術 FinTech でも API 管理製品活用

従来システムを隠蔽し、APIのみ公開

API公開で小規模修正、素早い開発、トラブル回避

COBOL を Javaに全面置き換えなどはリスクが大きい

新規システムは、API公開で、外部協業活発化

外部の協業企業や、新規ベンチャーとのマッシュアップ

FinTech でもAPIエコノミー

IoT でも API 管理製品活用

従来システムを隠蔽して、APIのみ公開

API公開で小規模修正、素早い開発、トラブル回避

COBOL を Javaに全面置き換えなどはリスクが大きい

新規システムは、API公開で、外部協業活発化

外部の協業企業や、新規ベンチャーとのマッシュアップ

製造業、物流業、金融業などの枠を超えたシステム連携

IoT でもAPIエコノミー

クラウドサービスでも API 管理製品活用

OSS を拡張は多いが、内部はブラックボックス

利用する開発者向けに技術情報の公開が必須

API公開で、内部的に素早い修正、トラブル回避

ソース全体を公開ではなく、API公開で機能を保証

新規システムは、API公開で、外部協業活発化

外部の協業企業や、新規ベンチャーとのマッシュアップ

利用が大前提であり、公開API の積極的な情報発信必須

クラウドサービスでもAPIエコノミー

APIエコノミーでは、異なる組織間を連携する為に API の先にあるサービスの中身を説明する資料が必須

API の実際の使い方の Q&A の場所が必要

外部向けの開発者向けフォーラム(掲示板)が有効

公開されたAPI や技術情報を引用しつつ議論できる場

欧米では、開発者向けフォーラムとして Drupal IT業界では、デファクト・スタンダード的な位置づけ

主要な API管理製品は、Drupal を同梱済

IBM API Connect

Apigee : 日本では、富士通、CTC、TIS が提供

APIエコノミーには Drupal

参考情報

APIエコノミーでの関連参考情報

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Web API から API エコノミー

◆ WebAPI とは何かhttp://qiita.com/ARS_2000/items/df4c8455ab527aeacf02 厳格な定義はないが、広義にはHTTPプロトコルを用いてネットワーク越しに呼び出すアプリケーション間、システ

ム間のインターフェース

APIの機能はわかっているが、その中身の実際の動作は詳しくわからない(知らなくてもよい)機能の塊を、外部から呼び出す仕様のことを指す。また、「呼ばれる側のシステム」そのものをWeb APIと呼ぶこともある。

※APIとはApplication Programming Interfaceの略

◆これから始めるエンタープライズ Web API 開発

https://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/technical/WebAPI/part1.html

◆APIが黒子から主役に?!APIエコノミーの展望

https://www.change-makers.jp/business/10787

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IoT でも WebAPI、APIエコノミー

◆ IoT、クラウド、APIエコノミーで変化する自動車産業の未来

https://www.change-makers.jp/business/10552

◆ Apigee社は IoTのAPIによる統合を狙う

http://www.computerworld.com/article/2904086/apigee-aims-to-unify-iot-with-apis.html

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IoT でも API Management

◆ GE「Predixプラットフォーム」を「Azure」で利用可能に

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1607/13/news097.html

※ Predix のコミュニティサイトは Drupal で稼働中 2016.07.

https://www.predix.io/community

LIXILグループ、米GE「Predix」を国内初導入 2016/08/01

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/031600047/062400051/

◆ IoT 海外企業 eWON社(ベルギー本社)

https://ewon.biz/ja/companion-tool/viewon

※ eWON社のサイトは Drupal で稼働中 2016.07.

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FinTech でも APIエコノミー

◆ 三菱東京UFJ銀行主催『Fintech Challenge 2016ハッカソン』

IBM社と、Apigee社と TIS社が協賛

http://www.tis.co.jp/news/tis_news/20151216_1.html

◆ 住信SBIネット銀行株式会社 API接続サービスの開始

IBM API Connect 事例

https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_news_20160325

◆富士通 FUJITSU Cloud Service K5 API Management

Apigee ベースのサービス提供

http://jp.fujitsu.com/solutions/cloud/k5/terms/pdf/k5-specification-api-management.pdf

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API Management: IBM API Connect

◆ 開発者ポータルとして Drupal 同梱

http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SSMNED_5.0.0/com.ibm.apic.devportal.doc/tapim_portal_drupal_upgrade.html

◆ IBM API Connect 製品説明

http://www-03.ibm.com/software/products/ja/api-connect

◆ APIエコノミーとPaaSが新たな競争優位を創り出す!

「オープン」基軸にIBMが描く次世代プラットフォームの姿

http://it.impressbm.co.jp/articles/-/13121

◆IBM API Connect 事例:

住信SBIネット銀行株式会社 API接続サービスの開始

https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_news_20160325

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API Management: Apigee社

◆ 開発者ポータルとして Drupal 同梱

http://docs.apigee.com/developer-services/content/what-developer-portal

◆ 日本国内代理店: CTC社

http://www.ctc-g.co.jp/solutions/apigee/index.html

◆ 日本国内代理店: TIS社

http://www.tis.co.jp/news/tis_news/20151009_1.html

◆富士通 FUJITSU Cloud Service K5 API Management

Apigee ベースのサービス提供

http://jp.fujitsu.com/solutions/cloud/k5/terms/pdf/k5-specification-api-management.pdf

第二部:Drupalとは?

日本企業に足りないのは?

素早いシステム構築技術者の待遇の改善

より具体的に言えば、

OSS + クラウド・サービスの活用公開流通する部品化の仕組み

今、求められるのは??

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日本市場 時代錯誤の情報システム構築

無駄な個別開発 部品流通の仕組み不足 無駄な全面作り直し

COBOL Java API連携にしないのが謎

デスマーチ化で、現場疲弊

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海外市場 ほぼ全自動 猫の手も借りる

API連携で柔軟 既存テンプレート(ディストリビューション)利用 大量の流通部品(数万点) コード量は最小限 新規システムに、技術者も予算も投入

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レゴブロックのようにビジネスロジックを組み立てる

Drupal is Legos for Websiteshttp://el-studio.com/blog/drupal-is-legos-for-websites.html

”Working with Drupal is like building with Legos. Drupal and its modules provide the building blocks -- the basic rectangles, the windows. And someone with a bit of practice can do a very fine house.”

企業システム構築の方向

既存システム

塩漬け

IaaS上へ

新規開発

商用PaaS

OSS PaaS

企業システム構築の選択肢

企業内の

業務システム

既存修正

SaaS

IaaS

新規開発 PaaS

企業システム構築の選択肢

既存

新規

API

エコノミー

IaaS でも PaaS でも SaaS でもAPI 管理製品でのサービス連携

素早いシステム構築の為に、

企業向けの OSS PaaS の活用が必須PaaS の中核として 『Drupal + アドオン』

約2万個の外部モジュール群(アドオン)豊富な業種ディストリビューション(テンプレート)

APIエコノミーとしての OSS 活用

より厳しく言えば、

日本だけが出遅れている PaaS 活用⇒ Drupal +αクローズな商用PaaS よりも、Open な PaaS

欧米、アジアでは?

海外で実績豊富な Enterprise Platform としての Drupal 追加機能(Module)が約2万個も流通している Ruby on Rails からの置き換えや、PaaS 基盤での利用 単なるCMSでない 複数RDBMS に対応しており、企業システムへ容易な適用、強固なセキュリティ

ホワイトハウス、NASA、IBM SoftLayer、シスコなど多数 国内でも、インプレス、国立国会図書館

APIエコノミーの核となる Drupal

ディストリビューション企業やサポート企業が海外では多い コアディストリビューターとして Acquia 社など

http://www.acquia.com/

欧米や東南アジアでも、サポートする企業が多数展開https://www.drupal.org/drupal-services

Drupal とは何か?

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大規模ほど Drupal が強い!1位 WordPress 、2位 Drupal 、3位 Joomla! 、

4位以下は非常にシェア低い(数%)ので誤差WordPress の位置付けは、Enterprise ?

http://trends.builtwith.com/cms/open-source

個人的な主観でのイメージです、• Excel ≒ WordPress • MS-Access / FileMaker ≒

Joomla! • Oracle RDBMS / SQL Server ≒

Drupal

• 北米市場で強い Drupal • 欧州市場で強い Joomla!

World Wide Trend OSS CMS Market Share

World Wide Trend

Drupal

Joomla

WordPress

・EnterpriseWeb Application Framwork

User count

・SmallOnly CMS

Drupal での選択肢の豊富さ

Module(Drupal Add-On)

Drupal

自社サーバ

Private Cloud

Hosting

IaaS

AWS

Azure etc

Drupal Based

PaaS

(Drupal CORE)

2万個以上の豊富なアドオン部品が流通している!

• OSSで成功したLinuxのように、コミュニティがほぼ大企業同等の機能を果たし、セキュリティホール等があった際には即時メール、Webでの周知等を行う体制が整っている。

• https://www.drupal.org/support

• したがって、商用ソフトウェアと同等(あるいは同等以上)のセキュリティを担保。

Drupalのコミュニティ

サイトを安全にすばやくかつ安価に、見栄えをタイムリーに維持

大規模&強固なセキュリティ事例

米国 ホワイトハウスsite:http://www.whitehouse.gov/

Drupal の Long Term Support

• 企業向けとして必須となる長期サポートが検討されている• https://www.drupal.org/core/release-cycle-overview

• BugFix や Security Fix のタイミングが決まっている

• 今後のバージョンアップ予定がほぼ決まっている(次スライド)• メジャーバージョンアップ予定

• マイナーバージョンアップ予定

First Wednesday of every month Bugfix release window for Drupal 8.1.x and 7.x

Third Wednesday of every month Security release window for Drupal 8.1.x and 7.x

Drupal のバージョンアップ予定

• メジャーバージョンアップ予定 ・マイナーバージョンアップ予定

日本語での情報源:

https://www.facebook.com/groups/DrupalBCJ/

事例情報まとめ:

http://matome.naver.jp/odai/2146761088537876701

参考情報

デジタルマーケティングの中核 欧米では、MA 製品と CRM製品と組み合わせた Drupal 事例が多数

API エコノミーでの中核 海外市場で主流な API Management製品は Drupal 同梱

IBM API Connect、Apigee etc.

FinTech での新機能、既存システムの接続での API エコノミー IoT での既存システムとの接続での API エコノミー IoT における GUI修正が容易なコンソール/コクピットとして Drupal 採用

API Manegement 製品を導入すると Drupal 必須

スマートシティ や Industry 4.0 での採用 EU版 OSS スマートシティ構想である FIWARE / Horizon 2020

Drupal が Catalogue CMS として内包

立ち上がる新市場

EU版スマートシティ基盤ソフトFIWARE

FIWAREとは、

EU(欧州連合)が、OSS をもとにした基盤ソフトウェア

ドイツの「インダストリー4.0」やイギリスなどで事例が出ている

中のFIWARE Catalogue は Drupal 拡張

後継として HORIZON 2020

http://ec.europa.eu/programmes/horizon2020/en/about-site

スマートシティ や Industry 4.0

EU版スマートシティ基盤ソフトFIWARE

http://www.slideshare.net/TIDChile/fiware-overviewchile-v3-biztrack

Drupal 基盤でのビジネス形態

Module(Drupal Add-On)

Drupal

自社サーバ

Private Cloud

Hosting

IaaS

Acquia

Cloud

(Drupal CORE)

新たな

PaaS提供

SPARCPower

新規のアドオン機

業種ごとのテンプレートの提供と保守

日本地域から世界へ発信

多言語対応で東京オリンピックに向けたサイトへ

Drupal ビジネスロードマップ

デジタルマーケティングの連携や活用

IoT、Fintech等でのAPIエコノミーでの活用

FIWARE/Horizon 2020 との連携

2016 2017 2018 2019 2020

1. 他者に使われる追加機能(Module)を提供し、有償サポート ⇒ ISV企業向け

2. サイトのイメージに重要な Thema(背景画像集)を有償提供 ⇒ デザイン会社向け

Digital Marketing Tool に仕上げて SaaS 提供もあり!

3. 特定業種に特化した形(ディストリビューション)での提供 ⇒ SI企業向け

ビジネスモデル例(1)

ビジネスモデル例(2)

他者に使われる追加機能(Module)を提供し、サポートする 追加機能(Module)が約2万個も既に流通しているが組み合わせ確認は必須 商用向けとして追加機能を有償で提供することも可能 無償で追加機能を提供し、サポートのみ有償 日本語環境などでの追加機能同士の組み合わせ、ストレステストなど

日本独自の商習慣、例えば「手形」や「印鑑」など

特定業種に特化した形(ディストリビューション)での提供 業種やサービス形態ごとに得意とする企業が(海外では)既に存在

https://www.drupal.org/project/project_distribution

電子商取引: Commerce Kickstart 社内サイト用: Open Atrium 社外向けサイト: TB Sirate Starter メディア企業用: OpenPublish 公共機関用: OpenPublic

特定業種に特化した形(ディストリビューション)での提供 ⇒ SI企業向け

業種やサービス形態ごとに得意とする企業が(海外では)既に存在

https://www.drupal.org/project/project_distribution

電子商取引: Commerce Kickstart 社内サイト用: Open Atrium 社外向けサイト: TB Sirate Starter メディア企業用: OpenPublish 公共機関用: OpenPublic 農学機関向け(農学情報共有): AgriDrupal ※厳密にはアドオン

ビジネスモデル例(3)

2016年の国内大手IT企業の動き

大手IT企業も、先進企業の一部から準備は進んでいる

• 豆蔵HD社のアイキューム社の買収事例• http://ma-times.jp/35786.html

• http://ma-times.jp/36504.html

• NTTデータ先端技術株式会社の Drupal 日本語技術情報の大量提供

• http://www.intellilink.co.jp/drupal

• アウトソーシングテクノロジー社の Drupal 専門部署の設立

• http://it.impressbm.co.jp/articles/-/13662

• KENスクールの Drupal 企業向け研修の開始• http://www.jiji.com/jc/article?k=000000008.000017540&g=prt

海外での大手企業の Drupal 関連情報

Apigee ※Drupal 同梱の API Mangement製品 国内では、富士通、CTC、TIS が展開

IBM API Connect ※ Drupal が同梱のAPI Management 製品

IBM SoftLayer サイトは Drupal 構築http://sldn.softlayer.com/

EUの電子政府基盤FIWARE / Horizone 2020 https://www.drupal.org/project/fiware_contextbroker

参考情報

EU版 FIWARE 参考情報

• NEC が作った FIWARE の自民党向け説明資料 http://activeictjapan.com/pdf/20160304/jimin_it-

toku_document_20160304.pdf

• 知っておきたい”次世代インターネット構想”原型となる欧州「FIWARE」の実像 http://it.impressbm.co.jp/articles/-/13405

• FIWARE Catalogue は Drupal 拡張 http://catalogue.fiware.org/ https://forge.fiware.org/plugins/mediawiki/wiki/fiware/index.php/Dev

eloper_Community_and_Tools_Architecture

• FIWARE Academy Moodle https://edu.fiware.org/ https://www.fiware.org/

• 「FIWARE Catalogue」 Drupal で稼働中 http://catalogue.fiware.org/ http://www.slideshare.net/FI-WARE/introduction-to-fiware

• Fiware Contextbroker https://www.drupal.org/project/fiware_contextbroker

• My introduction to FIWARE 18 Feb 2016 http://joshuami.com/2016/02/18/my-introduction-to-fiware/

APIエコノミーの中核として、大規模SIでも採用されつつある Drupal の現状をみて、体制強化を図る予定

現状の説明

第三部:DBCJ

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DBCJ とは何か?

Drupal Bussiness Consortium in Japan の略。

Drupal の生みの親であるドリース・バイテルト氏が、2014年に来日する直前に、ドリース氏の承認を得て、主に日本国内市場に向けて設立された団体。

日本市場を中心としたDrupal システム構築に関わる「上場企業」を中核とした団体となっています。今後は、中堅優良企業とも連携予定

2016年秋から体制をさらに強化予定です。

2014年 DBCJ 暫定設立から、2016年の今現在

• 実は、表に見える部分では、あまり変わっていない

• Drupal8 での日本語対応は進んだが、実システムは Drupal7 主体

• Drupal8 の周辺環境は、世界的にまだ整備が進まない

• 日本では• 小規模CMS での無理な適用 ⇒ トラブル多発 ⇒ トラブル対応ソリューション!?

• 人件費が稼げる Java Application Severでの構築 ⇒ 高額、長期開発の課題

• 裏では、

• IaaS 上での Drupal事例が、増えている• 日本で事例公開する手間を掛ける企業や組織が、ほぼ存在しない

• 大手IT企業も、先進的な企業なら準備は進めている• 表に出た事例では、豆蔵HD社、NTTデータ先端技術社、OSTech社など上場企業グループ

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Defact Standard

Big Account UserLarge SI’er

SOHOSMB

Japan Drupal Market

Change

・EnterpriseWeb Application Framework

・Enterprise Digital Marketing Platform

・ Only CMS Use 2014.09.

Start 2014.08.

2015.12. Drupal 8 ship.

2016.09.

DBCJ Start

DBCJ Re Start

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海外市場と同等に、

日本で Drupal を企業システム構築に浸透させる為

※個人的には Java等でのデスマーチを無くしたい

大手IT企業を中核として設立、強化中

今後は多くの中堅SI企業や、利用側企業も勧誘予定

⇒ 「三方一両得」を目指します

SI企業、コミュニティ、ユーザー企業が良くなる方向へ

どの環境に居る【技術者】も楽しく♪

2014年9月2日付けで設立を広報済、2016年秋に強化予定

Drupal Business Consortium in Japan

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Drupal 関連広報• 2014年9月2日以降に3回

• 2016年6月20日 アウトソーシングテクノロジー社の広報に賛同文

Drupal 説明会• 2014年9月9日、10月2日の DBCJ 説明会

Drupal ハンズオン勉強会• 2014年10月31日、IBM SoftLayer 上での Drupal8 Beta ハンズオン

• 2014年11月26日、Microsoft Azure 上での Drupal8 Beta ハンズオン in マイクロソフト社@品川

• 2016年6月2日、Drupal 最新動向セミナー in OSTech@東京

Drupal ビジネスコンソーシアム 実績

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1. 日本語対応が不十分で初心者泣かせDrupal version 7.x までは、インストール完了までは、英語のみ。

インストール完了後に日本語環境を設定する必要があった。

Drupal 8 からは、インストールの最初に日本語選択することで対応

Drupal 8で解決済み!

2. 日本国内のコミュニティでの過去の内部抗争での開発者離反Drupal version 6.x から version 7.x の頃(2011年前後)に、日本の開発コミュニティでの争いが顕著

であり、多くの開発技術者が、他の PHP ベースの OSS CMS などに移行してしまった。

開発者の多くが離反した為に、それに伴う日本語での技術情報の少なさ、派生して翻訳記事も少ない

時間が解決、Drupal 8での日本語対応強化で技術者増加

国内大手IT企業の参入により、不毛な争いは減ると期待

日本市場では浸透しない「Drupal」?2つの過去の要因

勉強会: 月に1回 無償か、実費程度 会場は10名から50名、

駅徒歩圏 できれば無償で借りれる場所 OSS関連企業が望ましい

理事会:半期(6ヶ月)に1回以上 分野ごとのアドバイザーの参加 事務局: OSS に理解があるIT企業が前提

総会: 1年に1回以上

情報提供 Webサイト Facebook page Facebook Group

運営形態(案)

体制図(強化案)

理事会

総会

事務局

運営委員(専務、常務理事)

理事長

副理事長

勉強会WG 情報提供WG 国際WG 標準化WG マーケティングWG等

月に1回無償か、実費程度会場は10名から50名、駅徒歩圏

WebサイトFacebook page Facebook GroupML

Drupal.orgコミュニティと交流推進

API Economy FIWARE-J等の推進

プロダクトマーケティングの実践、市場調査等

活用ノウハウ PaaS 基盤としてのセキュリティノウハウ アドオン(Module)に関する情報共有

RDBMSや NoSQLソフトとの連携状況 商用) Oracle、SQL Server、DB2 etc OSS) MySQL、 PostgreSQL、 Hadoop、Mongo、etc

構築事例 ユーザー事例、SI事例、海外事例

他 CMSからの移行方法 WordPress、MovalType、 etc

他の商用 PaaS と比較した Drupal を中核した PaaS での優位性 SFDC、kintone、Ruby on Rails etc

サポート状況 日本語翻訳への貢献、日本語環境でのテスト etc

社会インフラとしてのPaaS FIWARE/Horizon2020 等海外事例の研究

研究会内容(案)

企業としての賛同表明⇒ 広報での社名提示⇒ 今後も賛同団体を増やす

理事および分科会活動担当者への参加

会議、セミナーなどの会場貸し出し

技術評価への協力 構築事例、技術情報の共有 ユーザー事例、SI事例 他 CMS との比較、移行方法

OSS および PaaS 関連情報共有

企業、団体との協力

小薗井 康志の経歴 日本IBM社 在籍(2014年9月より) デル社(2014年8月末まで) 技術者コミュニテイ担当 インテル社でのハードウェア技術者としてスタート。 日本Linux協会理事、OSDL(現Linux foundation)立ち上げ その後、2007年に OSS 関連企業を起業 http://blogs.itmedia.co.jp/osonoi/bprofile.html Drupalサイト

Linuxfoundation.jp, Moblin.jp, Meego.jpなど

Drupal japan コミュニティサイト オーガナイザー https://groups.drupal.org/japan

設立発起人紹介

DBCJ Facebook Group :

https://www.facebook.com/groups/DrupalBCJ/

管理者 池田秀一:

https://www.facebook.com/hidekazu.ikeda.3

info [あっと] itmakers.jp

DBCJ 問い合わせ先