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facebookを活用した採用活動手法の解説
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Copyright © 2011 by Viewpoint Ware Corporation All rights reserved.
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株式会社ビューポイントウェア
Facebookを活用した採用活動のご提案
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ソーシャルメディア 『Facebook』 とは?
Facebookとは、もともとは、2004年にハーバード大学の学生が学内交流を図るために開始したSNSです。当初は学生のみに限定したサービスでしたが、2006年9月以降に一般にも開放されました。日本語版は2008年に公開。現在、急速にユーザー数を増やしており、2010年にサイトのアクセス数がgoogleを抜いたとして話題になりました。2011年現在、世界中に6億9千万のユーザー数を持つ世界最大のSNSです。
●世界最大のSNS(ワールドワイド)
●実名登録制
●コミュニケーションプラットフォーム
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Facebookには、『個人ページ』と『Facebookページ』があります
『個人ページ』は、個人が友人・知人と繋がる閉じた空間、『Facebookページ』は、不特定多数の人(ファン)と交流し、コミュニティを作るオープンな空間になります。企業の活用が増えているのは『Facebookページ』になります。
Facebookページ個人ページ
繋がれる人数(友人数) : 上限 5000人 繋がれる人数(ファン数) : 上限なし
自分のプロフィールはFacebookアカウントを持った人のみ閲覧可能(SEO効果はない)
インターネットユーザーであれば誰でも閲覧できる
(SEO対策になりえる)
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「いいね!」ボタンが口コミを作ります
Facebookには、読者の反応が分かる「いいね!」ボタンが設置されており、このボタンを通じて口コミが広がる仕組みになっています。Facebookページの「いいね!」ボタンを押すと(=ファンになると)、ファンになったFacebookページの更新情報が自分のウォールに表示されるようになりますので、「いいね!」ボタンは、読者との関係性を深めるコミュニケーションツールと言えます。
友人
友人
友人
友人の友人
友人の友人
友人の友人
口コミが広まっていく
友人の友人の友人
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日本国内の『Facebook』登録ユーザー状況
日本国内の『Facebook』登録ユーザー数は約348万人(2011年5月26日時点)。年齢構成比では、30代以上のユーザーがおよそ半数を占め、女性より男性のユーザー数が多い。(男:女=58%:40%)
●『Facebook』ユーザー年齢別・性別構成 ● 『Facebook』ユーザー年齢構成
● 『Facebook』ユーザー「学歴」項目比率
『Facebook』上で「大学生」「専門学校生」と登録している人は、およそ7万人。※「学歴」の未登録者が73%いるため、実際はもっと多くいると考えられます。
『Facebook』ユーザー数に占める学生の割合はまだまだ高くはないが、リクナビとの連動(コネクションサーチ)や、ソーシャル採用の普及により、今後学生の間で浸透・普及する間違いないと考えられます。
出典:株式会社アクトゼロ調査
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『Facebook』 と Mixi や Twitter との違い
「Facebook」は、ファンとのコミュニケーションを深めるプラットフォームとして優れています。現状ではmixiの方がユーザー数は多いですが(学生比率も高いと考えられますが)、企業のソーシャル採用化に伴なって、構造が変わってくることが予想されます。
アクティブユーザー数/登録会員数※1
331万人/非公開 (1548万人)/非公開 1537万人/2337万人
名前・ハンドルネーム 実名 匿名 匿名
友達登録 相互フォロー(承認必要) 自由にフォロー(承認不要) 相互フォロー(承認必要)
つながり リアルな人間関係はある(ソーシャルグラフ※2の形成)
リアルな人間関係は少ない(通りすがりに声を掛け合うレベル)
リアルな人間関係はある(ネット仲間とのつながり)
対象 ワールドワイド ワールドワイド 国内のみ
拡散性 「いいね!」ボタンで広まる リツイートで広まる Mixiボタンで広まる
反応速度速い。人気コンテンツは時間が経っても
ニュースフィードに残っていく速いが、コンテンツは時間とともに流れて
しまう遅い。比較的じっくり会話する傾向あり
その他特徴
◆セミオープンなソーシャルネットワーク(検索するとFacebookページは閲覧できるが、個人ページは見れない)
◆知り合った人との関係性を深めるのに優れている◆テキスト、画像、動画がマイページに蓄積されていく(ストック型)◆他のソーシャルメディアと連動できる
◆オープンなソーシャルネットワーク(検索すると発見される=SEO対策にはな
りえる)
◆人と知り合う(情報を広げる)のに優れている
◆140文字のテキスト情報のみ、画像や動画のリンクを貼ることはできるが、それを一箇所に整理されて格納されるわけではない(フロー型)
◆クローズドなソーシャルネットワーク(検索されても引っかからない)
◆テキスト、画像、動画がマイページに蓄積されていく(ストック型)
◆反応が分かりにくい
※1:アクティブユーザー数:2011年4月ニールセン調査より(twitterのみ訪問者数を表示)、mixiの登録会員数:2011年3月mixi決算データより※2:「ソーシャルグラフ」とは、ソーシャルネットワーク上の「人間関係図」「信頼関係図」のことを言います。
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各ソーシャルメディアの特徴
『Facebook』は数あるソーシャルメディアの一つであり、それだけを使えば効果が出るというわけではありません。各ソーシャルメディアの特徴を理解し、他のツールとうまく組み合わせて活用することが大事です。
Facebookページ
Twitter
mixiボイス
携帯メール PCメール
ニュースサイト
メディア系ブログ
日記系ブログ
mixi日記
多数への情報発信
少数の会話
リアルタイム(主にモバイル)
編集が必要(主にPC)
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ソーシャルメディアの優位点と不安点
●見えない時間や労力的コストが高い※顧客とのリレーションシップを構築するには時間がかかる
●対面のコミュニケーションの機会を減らしてしまう可能性がある
●ソーシャルメディアの効果・メリットを享受するためには、数ヶ月単位の時間を要する※労力を惜しまない企業が成功できる
●情報をコントロールすることができない※企業の姿勢が如実に表れるため、時には望まない事態を招く可能性もあるが、真摯に対応すればそれほど荒れない
●ツールが急速に変化する
●従来の広告手法に比べ費用が安い
●顧客との深い関わりを持つことができる(早く、本音のフィードバックが得られる)
●ソーシャルメディアで正しい振る舞いをした時の効果・メリット(評判)は長く継続する※これまでは、マーケティングにかけた費用と効果は比例すると考えられていたが、今後は、顧客に対して優れたサービスやブランド体験を提供する企業が成果を得られると考えられる
●すべての顧客と従業員がメディアへの情報発信源となり得る。ソーシャルメディアは口コミの増強剤になる
●グローバルに展開できる
優位点 不安点
他のマーケティング手法と同様、ソーシャルメディアにも不安点はあるが、様々な事例を見る限りでは、不安よりも取り組んだアドバンテージのほうが上回っているように感じる。今後は、取り組むか取り組まないかではなく、どれだけ上手に取り組むかが重要になってくる。
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「手段の目的化」にならないように考えるべきこと:『トリプルメディア』という考え方
三つのメディアを有機的に連携させて、全体を設計することが大事だという考え方になります。Facebookの活用は、ソーシャルメディア以外のメディアを含めた包括的なコミュニケーション戦略を伴なうことが前提になります。複数のメディアの特性を理解し、どのように連動させると効果が最大化するかを考えることが重要です。
(例)新卒ナビ媒体
出典:横山隆治「トリプルメディアマーケティング」
(例)自社HP
(例)ソーシャル
メディア
<トリプルメディア>
ペイド(PAID=買う)メディア
マス広告に代表される対価を払って情報発信するメディア
オウンド(OWNED=所有する)メディア企業サイトやキャンペーンサイトのように自社で所有して情報発信するメディア
アーンド(EARNED=評判を得る)メディアソーシャルメディアなどでの消費者の自発的な発言や推奨を中心としたメディア
マスアプローチが可能、短期間での認知向上が得意、メッセージのコントロールが可能
強み
弱み 有料、一方向コミュニケーション
見てくれた人に、伝えたい情報を深く提供できる
強み
弱み 情報更新性が低い、一方向コミュニケーション
無料、双方向コミュニケーション、情報更新性・情報拡散性が高い
強み
弱みマスアプローチは弱い、会話のコントロールは不可能,、すぐに情報が流れる(廃れる)可能性高い
広く認知・発見されるOWNED MEDIAやEARNEDMEDIAに見込み客を誘導する
深いコミュニケーションにより見込み客を顧客に転換したり、ロイヤリティーを強化する
双方向かつリアルタイムコミュニケーションにより見込み客をファン化させる、評判を起こす
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自社最新情報発信ツール・コミュニケーションツールとして活用
USTREAM
自社ブログHRM2015
と連携 広報強化を行っています。
セミナー情報配信ツールとして活用
自社ブログHRM2015
と連携 広報強化を行っています。
テキスト情報発信ツールとして活用
自社ブログHRM2015
と連携 広報強化を行っています。
自社最新情報発信ツールであり統合ツール、そしてコミュニケーションツールとして活用
すべてのWEB情報コンテ
ンツと連携 広報強化を行っています。
Facebook企業ページ」トップ画面 見本
タイトル名
人事のためのソーシャル採用実務講座このFacebook企業ページは8種類のWEBサイトと連携またはリンクしています。あらゆる形式の情報を公開することが可能であり、流入経路が多岐に渡る点がポイントになります。
『Facebook企業ページ』を中心にした、『トリプルメディア』連携の見本サイト
ソーシャル採用活動の核になるのは、自社WEBサイトやお使いの就職サイトとの連動といった全体設計です。最適なソーシャルツールやアプリケーションを組み合わせることが重要です。コスト面や自由度を考えると、当社では「Facebook企業ページ」を中核に置きながら設計する手法を推奨しています。
OWNED MEDIA EARNED MEDIA PAID MEDIA
自社最新情報発信ツールとして活用
USTREAM
Slideshare
PLAIN60seconds
と連携 広報強化を行っています。
自社メインWEBサイト
自社ブログHRM2015
PLAIN60seconds
と連携し広報を行っています。
動画情報発WEBサイト
自社WEBサイト自社ブログHRM2015
とリンクを設定し、広報の補完を行っています。
自社情報発信ブログ
自社WEBサイト
採用動画ホームページ
広く認知・発見されるOWNED MEDIAやEARNEDMEDIAに見込み客を誘導する
深いコミュニケーションにより見込み客を顧客に転換したり、ロイヤリティーを強化する
双方向かつリアルタイムコミュニケーションにより見込み客をファン化させる、評判を起こす
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【トップ画面】
社名やタイトルまた画像を使い画面のTOPイメージを作成できます
採用の場合は「株式会社OOOOO新卒採用情報」といった名称が一般的です。
コンテンツの各種メニューボタンを表示しています。設定はある程度自由に変更可能です。
●ウォール:掲示板機能になりますので、新たな情報を発信できます●基本データ:企業の基本データを記載●welcome:トップ画面用のアプリです。※詳しくは右ページ●写真:写真の掲載が可能です。●動画:動画のアップが可能です。●poll:アンケートをとるためのアプリです。●お問合わせ:連絡先や地図情報です。●WEB更新情報:RSS配信を利用して、自社WEBサイトの更新情報を公開しています。
Welcomeボタンを押すと表示される画面です。通常は初めての訪問時に、最初に表示される設定がされています。
Welcome画面には、このように上部に「タブ」を設定する機能もあります。
●動画情報:独自の動画コンテンツを公開しています。●ブログ:自社のブログ情報の見出しをRSS配信し、一覧で表示しています。リクナビのブログなども同じ形式で表示させることができます。●Twitter:Twitterで「ツィート」した内容を連携して表示させています。また、このサイトでは、「ウォール」で記載した内容を自動的に「Twitter」へ表示させる連携システムを設定していますので、管理・運用が非常に便利です。●セミナー:USTREAM画面と連携しており、生中継情報などを表示できます。●各種資料:テキスト資料をPDFで表示しています。(ダウンロードも可能)●動画応募:海外や遠方の学生から動画で応募させる機能として、「ムービーレジュメ」機能を設置しています。●リンク:自社WEBサイトや就職サイトなどとリンクを貼ることも可能です。
この画面をみて「いいね!」をクリックしていただいたファンの画像が表示されます
Facebookページ 『人事のためのソーシャル採用実務講座』 TOP画面概要
「Facebook企業ページ」から各種採用情報を公開したり、連動させることができます。
【プロフィール写真】
【Welcome画面】
【ファンのプロフィール写真】
【基本メニュー】
【Welcome画面のタブ】
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Facebook企業ページ」トップ画面 見本
『Facebook企業ページ』の活用方法
【情報の公開・共有】採用情報の公開ブログ掲載動画を使った情報提供会社説明会用資料の共有(Slideshareを活用)アンケート実施
Facebook企業ページでは、以下のようなことができます。
【オンライン会社説明会の実施】オンライン会社説明会の開催(Ustreamを活用)学生との生コミュニケーション(twitterやFacebookアカウントを活用)
【選考ツール・新しい選考手法としての活用】お題設定をし、ウォールに直接書き込みをしてもらった内容でスクリーニングを実施ビジネスコンテストの開催
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●定期的に情報を発信しながら、コミュニケーションの開始
●イベントの告知●Facebook採用の企画・実施 他
STEP4 本格運用フェーズ
●「Facebook」企業ページの開設●「Twitter」の開設●「Slideshare」の設定●「USTREAM」の設定◎自社WEBサイトの確認◎就職ポータルの準備●運用にあたってのルール作成●SNS利用に関する社内勉強会の実施
『Facebook企業ページ』活用のステップイメージ
STEP1 準備フェーズ
6月 8月 10月12月
●情報発信の開始・人事ブログ的な情報発信・会社のニュース発信
●Facebookの独自URLを取得●オンライン会社説明会の開催
STEP2 練習フェーズ
●先輩情報の発信・順次先輩の情報を発信
●会社説明会コンテンツの配信・動画で説明会コンテンツの発
信●Q&Aの発信
STEP3 基本運用フェーズ
内容充実度・コミュニケーション深度高
2013卒向け就職サイトオープン
12採用のコンテンツをできるだけ流用し、コンテンツ作成工数および運用負荷を軽減する。
13採用に向けて、少しずつ新しいコンテンツを作成していく。
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『Facebook』で成功するためのポイント
『Facebook』を活用して効果を出すために、以下が重要です。また、すぐには効果は期待できないため、地道な運用が必要になってきます。
良質なコンテンツ 継続運用+
■ターゲットが喜ぶ情報提供を心掛ける
ソーシャルメディアは会話の場です。ターゲットが共感するような内容を意識しましょう。
■バラエティ豊かなコンテンツを作る
ユーザーは作り物に飽きています。社内のリアルな情報を、格好をつけずに出すほうが反響は高くなります。また、動画や静止画像、資料、Webセミナーなど色んな形態のコンテンツを出したほうが、ユーザーの反応は良くなります。
■広告的な要素は極力入れない
ソーシャルメディアの世界では、広告的な要素はユーザーから嫌われます。極力入れないようにしましょう。
■運用が一番大事!(継続こそが、成功の近道です)
頻度よく、定期的にターゲットにとって有益な情報を出すことが重要です。場合によっては、アウトソーシングの検討も推奨します。
■一人で回そうと考えない
一人で回そうとすると運用が大変なため、社員/内定者/学生などをうまく巻き込むやり方を考える。
■真摯な対応を!
ソーシャルメディアでは、企業の採用姿勢が如実に表れます。真摯な対応を心がけましょう。ネガティブ発言に対しても真摯に対応すればそれほど荒れません。
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【参考】来るべきソーシャルメディア時代の新しい生活者消費行動モデル「SIPS」
出典:株式会社電通
情報洪水と成熟市場により、ユーザーはかつてよりはるかにクレバーで慎重になっていると言われています。ターゲットに行動を起こさせるためには「共感をまとった情報」が必要。ソーシャルメディアを単なる宣伝ツールとして活用しても効果はあまり見込めません。あくまでもコミュニケーションの場であり、ファン層を増やす活動と捉えて活用する必要があります。
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広く認知・発見されるOWNED MEDIAやEARNEDMEDIAに見込み客を誘導する
深いコミュニケーションにより見込み客を顧客に転換したり、ロイヤリティーを強化する
双方向かつリアルタイムコミュニケーションにより見込み客をファン化させる、評判を起こす
さて、貴社はどのように活用しますか?
●現在、どんなメディアを活用されていますか?そのターゲットは?
●現在の課題は何ですか?
●課題解決のためには、どのようにFacebookページを活用することが有効でしょうか?