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シングルワークで出た仮説(1) キャリアを変更しない理由として、docomoユーザーは「メールアドレスが変わるのが嫌」の比率が高いので、WEBメー ルがあればキャリアを移る可能性があるのではないか?(タロウ) 毎年3月にどのキャリアも加入者数が増えているが、docomoは新機種+新料金プランを同時に出した2006年、 2007年は例年通り伸びているのに対し、2008年は新料金プランのみの発表だったため、伸び率が例年より低く、 またSoftBankに抜かれている。つまり、docomoが伸びるには新機種投入が重要なのでは?(サヨ) 増減数のグラフの安定ぶりから、docomoは法人契約が多いのではないかと推測できる。一方、auとSoftBankは docomoに比べると法人契約ユーザーが少ないかもしれない(大塚) アンケートによると、パケット定額制の加入率がケータイ白書のデータより多い。今回のアンケート回答者が都市部に 住んでいるひとの比率が高いことを考えると、都市部のひとは乗り換え案内などを使うため、パケット定額制の加入 率が高いのではないかと推測出来る(カッチュー) アンケートから、ケータイは外での検索に利用されることが多いと推測されるため、たとえば地図やお店の情報の検 索機能を拡充し、それをPRすることでユーザー増加を狙えるのでは?(ヨーヘイ) 2008年8月現在、ケータイ契約者数は1億人を超える。PCよりも3000万多い。この大市場に対して、新規ビジネ スがさらに増えるのでは?(たっちー) アンケートによると、SoftBankユーザーのメール利用頻度が高い。ここから、SoftBankユーザーは口下手で内向的な 人が多い可能性が高いのではないかと推測される。内気な人向けなサービスがあれば当たるかもしれない(ミカリン) タイムリーにニーズに答えられるサーチ結果を出すことで、キャリア変更を防げるのではないか?(よっしゃる) TCA月末契約者数の増減数を見ると、3キャリア全ての増減数足し上げても毎月150万人程度。全体の契約者数 が1億人であることを考えると、キャリア間の移行を狙うより、新規獲得(セカンド携帯など含む)を狙った方が成長を 望めるのでは?(あまのっち)

mixbeat第2回ワークショップ シングルワークで出た仮説

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Page 1: mixbeat第2回ワークショップ シングルワークで出た仮説

シングルワークで出た仮説(1)�キャリアを変更しない理由として、docomoユーザーは「メールアドレスが変わるのが嫌」の比率が高いので、WEBメールがあればキャリアを移る可能性があるのではないか?(タロウ)

�毎年3月にどのキャリアも加入者数が増えているが、docomoは新機種+新料金プランを同時に出した2006年、2007年は例年通り伸びているのに対し、2008年は新料金プランのみの発表だったため、伸び率が例年より低く、

またSoftBankに抜かれている。つまり、docomoが伸びるには新機種投入が重要なのでは?(サヨ)

�増減数のグラフの安定ぶりから、docomoは法人契約が多いのではないかと推測できる。一方、auとSoftBankはdocomoに比べると法人契約ユーザーが少ないかもしれない(大塚)

�アンケートによると、パケット定額制の加入率がケータイ白書のデータより多い。今回のアンケート回答者が都市部に住んでいるひとの比率が高いことを考えると、都市部のひとは乗り換え案内などを使うため、パケット定額制の加入

率が高いのではないかと推測出来る(カッチュー)

�アンケートから、ケータイは外での検索に利用されることが多いと推測されるため、たとえば地図やお店の情報の検索機能を拡充し、それをPRすることでユーザー増加を狙えるのでは?(ヨーヘイ)

� 2008年8月現在、ケータイ契約者数は1億人を超える。PCよりも3000万多い。この大市場に対して、新規ビジネスがさらに増えるのでは?(たっちー)

�アンケートによると、SoftBankユーザーのメール利用頻度が高い。ここから、SoftBankユーザーは口下手で内向的な人が多い可能性が高いのではないかと推測される。内気な人向けなサービスがあれば当たるかもしれない(ミカリン)

� タイムリーにニーズに答えられるサーチ結果を出すことで、キャリア変更を防げるのではないか?(よっしゃる)

� TCA月末契約者数の増減数を見ると、3キャリア全ての増減数足し上げても毎月150万人程度。全体の契約者数が1億人であることを考えると、キャリア間の移行を狙うより、新規獲得(セカンド携帯など含む)を狙った方が成長を

望めるのでは?(あまのっち)

Page 2: mixbeat第2回ワークショップ シングルワークで出た仮説

シングルワークで出た仮説(2)� ドコモのパケ放題加入率が他キャリアより低いのに、検索利用率が高い。docomoは消費者のことを考えて施

策を打つべきなのでは?(オペロン)

�アンケートに10代女性のデータが入っていれば、ケータイ小説利用率、デコメ利用率の数も変わってくる。恋

空の延べ読者数は1000万人、単行本が100万部と言われている。今の日本における女子高生の実態を

知らぬまま恋空のドラマ放映時間を土曜夜8時にしたのは、失敗なのでは?(えんりけ)

�機種変更理由の「デザイン」の割合が非常に高いということは、それ以外の訴求ポイントがないということな

のでは?(マナブ)

�アンケートのメール頻度は、ヘビーユーザー・ライトユーザーなどの区分に使える。auとdocomoのメール頻度の

ギャップは、もう少し調べる価値がある(塾長)

� MNP後の増減数の波をみると、2006年実施直後、SoftBankは「予想外割」を投入したものの伸びていない。

これは、年末に警告を受けたマイナスイメージが原因であると考えられる。一方、現在docomoの増減数を超

えているのは、マイナスイメージが時間とともに払拭されてきたのとともに、ディズニーモバイルやiPhoneなど

の話題性を作り続けてきた効果なのでは?(サヨ)

� au ユーザーの携帯利用金額が比較的安いのは、もともと通話料が安いから。また、docomoのパケ放題加

入率が低いのは、パケット料金が安いから。au SoftBankはパケット代が高いので、パケ放題加入率が高くな

るのは当然のこと。(大塚)

� 家族割はいま、最低限のラインまで行っている。次の割引は定額になるのでは?(カッチュー)

�機種が当たっている要因をみるにはデザインと価格を外さないといけないのでは?(ヨーヘイ)

� 想像よりも買い物利用状況が低いことから、ケータイのEC市場が伸びるのではないかと推測できる。ケータ

イでのECも価値観が変われば伸びるだろう。また、設問項目に「購買予約経験の有無」があれば、また数が

変わってきただろう。(たっちー)

Page 3: mixbeat第2回ワークショップ シングルワークで出た仮説

シングルワークで出た仮説(3)� 買い物利用状況について、10代のアンケートデータが入ってくるとまた変わってくるかもしれない。高校生は

クレジットカードをもっていないため、ECサイトで決済上のハードルがある。それが解消されれば買い物マー

ケットが広がるのでは?(たっちー)

→最近は、クレジット払い以外にもケータイ料金とまとめて払う決済方式もある。

� auは携帯利用料金が5000円を切っている人が他キャリアよりも多い。節約がうまい人が多のではないか。

同じ料金プランで安さをPRするなら、節約路線を打ち出していけばキャリアを伸びるのでは?(ミカリン)

� 動画視聴状況で、「7割があまりみない」と書いてあるが、違う見方をすれば、「一度はみたことある」ひとが4

割はいるとも見れる。ここを改善すると面白いのでは?(あまのっち)

�キャリア変更するユーザーが少ないのなら、そもそも現在の加入者を大切にする施策を打つべき(オペロン)

�今回のアンケートのサンプルは、20代ー30代の男性が多いことが、携帯利用料金で「1万円以下」と回答し

た割合が高い理由なのでは?サラリーマンは1万円を目安に携帯を使っていると推測され、「基本料金+パケ

放代込みで9800円のプランをだせば勝てるのでは?(えんりけ)

�デザインは決め手ではない、それ以外も決め手がない。また忠誠心も低いのでガンガン新機種を投入するぐ

らいしかユーザーを引き止めようがないのでは?(マナブ)

�大人向けのケータイ小説は余地があるんじゃないか?>えんりけの逆

� auもdocomoもネット系の新サービスを投入してもユーザーが増えてない。ネットサービスをやりなれているSoftBankが今後強いのではないか?

�キャリアの増減が3月に多いのは、入学・新学期を迎える子供のために買うケースが多いからなのでは?だと

すれば、家族割にしたほうがいいのにそうなってない現状を打開する施策をしかけるべき

Page 4: mixbeat第2回ワークショップ シングルワークで出た仮説

シングルワークで出た仮説(4)� 東京都、神奈川県に住んでいる人の大半は、地方出身なのでは?都市部のほうが情報量が多いので、田舎

に帰ったときに人に紹介するプログラムがあったほうがいい

� 実家に住んでいる率の高い地方は、ケータイ動画(アダルト)の可能性があるのではないか?

� PCとケータイの連動に1社でチャレンジしたのはKDDIだが、au oneは売上が上がらなかったしかし今後PC

→ケータイを考えると、やりなれているYahoo!(SoftBank)がやると、強くなるのではないか?