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クラウド×キャリアデベロップメントただあゆみ2015/4/25 @ JAWS-UG沖縄
※本資料内容および本登壇での発言はあくまでも個人的見解によるものです。所属する組織の見解は含まれず、所属組織とは一切関係ありません。
自己紹介
名前:多田 歩美 (ただ あゆみ)
お仕事:社内向けITインフラを担当する部署に所属。主にHPC/CAEシステムをメインで担当していたが、最近はクラウドがらみでいろいろやることになってきてます。
個人活動:キャリアカウンセラー(CDA)資格保有。ほそぼそと活動中。AWSのユーザー会を中心に外部勉強会に顔出してます。AWS Samurai 2014受賞。
好きなAWSサービス:EC2(HPCインスタンス) だったけど、最近浮気気味 IAM,AWS Config
好きなもの:料理、カラオケ、キャラクター、社会人野球
苦手なもの:ナッツ類、英語
Twitter: @applebear_ayu
Slideshare :ayumitada126 Facebook:ayumi.tada126
(参考) http://aws.typepad.com/aws_japan/2015/03/aws-samurai-2014.html
http://www.slideshare.net/ayumitada126/jawsdays2015-ayumi-upload
去る2015年3月22日@新宿
情シスの人の「枠」を超えるお手伝いしたい
2015年はプロデューサーになる。(E-JAWSとJAWSの懸け橋も)
2015年3月22日 JAWS DAYSでの講演資料より
自分ももっと「枠」からはみだしたいw
JAWS-UG初心者支部立ち上げ協力します!
自分ももっと「枠」からはみだしたいw
Samuraiらしく、(せっかくのSamuraiの称号を
自慢するためにも)
ドヤ顔でいったことない地方のユーザー会に参加してみようかと・・・
2015年3月22日 AWSユーザーイベントでの講演資料より
本日のお話で皆様に理解していただきたいポイントは・・・
本日のお話の流れ
“「クラウド」は個の力を引き出しながら様々なコラボレーションを生み出すことができるツール”
なぜ「クラウド」をつかうのか?
なぜ「クラウド」が「個」の力を引き出せると考えるのか?
「個」の力を伸ばすことの重要性
「個」の力の伸ばし方
「個」を見つめなおす上で皆様に知っておいてほしい知識
クラウドで実現できる様々なコラボレーションとは?
なぜ「クラウド」をつかうのか?
まずはなぜ「クラウド」が誕生したのかを考えてみよう。
一言で言うと…「効率化」を追求した結果である。
のだと思います。
効率化を追求した背景
ガバナンス
→各企業内でのガバナンスをコントロールする道具としてITを使うこともある。一方で、ITに関連する項目についてもコントロール対象である。
→ITに関するガバナンス情報にはIT投資や情報セキュリティコントロールなどが含まれる
→経営層としてはITシステムに対してもどんなサービスをどれだけ提供しているのか、誰がどのくらいつかっていて、いくらかかっているのか細かく知りたい。
→単純にシステム単体でいくらかかっているという見方ではなく、どんな「サービス」にいくらかかっているのかという見方が必要になってきた。
IT技術の進化
→仮想化技術や分散技術などが進化し、物理的なシステムとは切り離した論理的なシステム=「サービス」軸でのシステム構築が可能となる
「効率化」といっても、決してコスト面だけを意識したわけでなくガバナンスコントロールも意識されてきたという背景がある。
ここで再び、なぜ「クラウド」をつかうのか?
自社の業務を「効率化」するため。
「効率化」を行う上で大事なことは…
自分の会社が実現したいことはなんなのか?=「本質目標」
=コア・コンピタンスをしっかりと考えること。
いま自分が考えていること、やっている業務は
自社の「コア・コンピタンス」にどう貢献できているのか?
常に自社の「本質目標」を念頭に置き、
それにたどり着くためのツールの1つとしてクラウドを使う
なぜ「クラウド」が「個」の力を引き出せると考えるのか?
個人的な経験に基づく見解です。
システム構築に対する差
従来
いざやろうとすると関係者が複数
テスト環境調達するのにも一苦労
クラウド
一人でできる範囲が広い
調達が早いのでテストくらいなら簡単にできる
決定的な差:クラウドはアイデアをたくさん試せる!やってもいないなかであれだこれだ時間かけて議論する時間があるんだったら、どんどんやってみて、一番いい意見を採用することができる!
自分の意見をぶつけること実際にやってみることを
怖がる必要はない
成功は99%の失敗に支えられた1%
トライアンドエラーがスピーディーにできること
これが「個」の力を引き出すことができる最大の要因
クラウドを使っていれば勝手に「個」の力が引き出されるかのか?
あくまでもクラウドは「舞台」
個の力の強化はまた別
「個」の力を伸ばすことの重要性
キャリアデベロップメントとは
日本語に訳すと「キャリア発達」または「キャリア開発」
この両方どちらも含んだものがキャリアデベロップメント
キャリア発達
キャリア開発
対象
個人
個人と組織の両方
取り扱う内容
個人が主体となった生涯に渡る個人のキャリア行動
組織が主体となって個人のキャリア行動を促進するために行う様々な働きかけ
日本におけるキャリアデベロップメント
従来
1つの組織の中でキャリアが展開される「組織主体キャリア」
→終身雇用、年功賃金、古きよき日本企業の雇用は“就職”ではなく“就社”
→個人は組織に任せていればある程度のキャリア発達にも繋げられた。
しかし、そんな雇用形態も崩れつつある。
近年
1つの企業や職務といった境界に閉ざされた範囲を超えてキャリアが構築されるものと考える「バウンダリーレスキャリア」
→個人のエンプロイアビリティを開発する機会が求められている
→組織中心のキャリアから個人中心のキャリアへの移行
とはいえ、いきなり人材は「流動化」しないし、バウンダリーレスっていわれても…
「個」の力の伸ばし方
この転換期の今、個人と企業(組織)はどうしたらよいのか?、
個人
とにかく外にでてみる。→個人レベルでの活動をもっと積極的に行う。
※ご参考:JAWS DAYS 2015登壇資料
企業
従来の組織主導型から、個人が様々なキャリア形成活動に参加できるように支援。
企業はコミュニティ活動が円滑に進むように場所などのリソースの提供といった形で支援を行う形が理想です。
個人のエンプロイアビリティを高める役割を「コミュニティ」に求めてみてはいかがでしょうか?
http://www.slideshare.net/ayumitada126/jawsdays2015-ayumi-upload
「個」を見つめなおす上で皆様に知っておいてほしい知識
「個」の力を伸ばす上では
「個」を見つめなおす=自分
を知る
ことも重要です。
しかし、「自分を知る」という行為は一人(=個)ではできません。
「自分を知る」上での考え方のヒント
ジョハリの窓→他者とのコミュニケーションを通じて自己理解が深まることを表したもの
自分が知っている 自分は知らない
他人が知っている
他人が知らない
パブリックの窓
「公開された自己」(Open self)
ブラインドの窓
「自分は気づいていないが、他人からは見られている自己」
(blind self)
プライベートの窓
「隠された自己」(hidden self)
アンノウン(未知)の窓
「誰からも知られていない自己」
(unknown self)
「自分を知る」上での考え方のヒント
ジョハリの窓→他者とのコミュニケーションを通じて自己理解が深まることを表している
自分が知っている 自分は知らない
他人が知っている
他人が知らない
相手から知っていることを教えてもらうとこの向きに線が動いて領域が広がる★フィードバックは積極的に求める
自分が知っている 自分は知らない
他人が知っている
他人が知らない
「自分を知る」上での考え方のヒント
ジョハリの窓→他者とのコミュニケーションを通じて自己理解が深まることを表している
自己開示(ディスクローズ)をすることでこの向きに線が動いて領域が広がる
★ディスクローズすることで相手からさらに的確なフィードバックが返ってくる
自分が知っている 自分は知らない
他人が知っている
他人が知らない
「自分を知る」上での考え方のヒント
ジョハリの窓→他者とのコミュニケーションを通じて自己理解が深まることを表している
パブリックな領域が増えて、自分自身をよりよく知ることができる
これを「コミュニティ」にあてはめて考えると
「自分を知る」上での考え方のヒント
勉強会へ参加したのち、懇親会へGO!
懇親会にて複数の人とコミュニケーションを取る
自分を知るだけでなく、今後今後勉強を進める上でのモチベーションのアップや、情報収集につなげられます!
最大の転機は「自ら発信する立場になったとき。」だと思っています。
自ら発信(登壇)=究極の自己開示とも言える
発信=自己開示
発信=自己開示
SNS(Twitterなど)=フィードバック
私自身はまさにJAWSを通じて自己理解を深めることができている!
「クラウド」で実現できる様々なコラボレーションとは?
まさにこれはいま現在進行形でいろんな領域で起こりつつある動き
すでに起こりはじめている、
FINTECH
→金融とITのサービス展開
データの相互利用
→ビッグデータ活用におけるコラボレーション
本来やりたいことに集中するために、「餅は餅屋に任せる」ことで共通化、標準化によるコラボレーションが実現できるようになってきている。
本日のまとめ
“「クラウド」は個の力を引き出しながら様々なコラボレーションを生み出すことができるツール”
なぜ「クラウド」をつかうのか? : 効率化、本質目標の追求
なぜ「クラウド」が「個」の力を引き出せると考えるのか? : トライアンドエラー
「個」の力を伸ばすことの重要性 : キャリアデベロップメント、プロティアンキャリア
「個」の力の伸ばし方 : コミュニティ
「個」を見つめなおす上で皆様に知っておいてほしい知識 : ジョハリの窓
クラウドで実現できる様々なコラボレーションとは?
最後に…
自分の道は
自分で切り開け!!
ご静聴ありがとうございました♡