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学生起業/スタートアップその前に
リーン的UXプロセス
最初にやること7つ
2015.05.03
Growth Action Program
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http://crowdinternship.com/
目次
1. リーンとは何か?なぜ有効なのか?
2. UX開発のチーム初動
3. 前提
4. 仮説
5. 成果
6. ペルソナ
7. 機能
8. まとめ
9. 告知
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リーンとは何か?なぜ有効なのか?
リーンUXとは?「リーンスタートアップ」(エリック・リース提唱)の手法を
プロダクト開発・デザイン開発に応用したもの。
なぜ、有効なの?起業家にとって、最大の悩みである「起案中の製品にニーズがあるのか?」、「顧客はお金を支払ってくれるのか?」という事業の根源的なテーマについて、素早く、かつ、「生」の回答を得る方法が、サービスをリリースすることである。「素早く」、「生のニーズ」を確認し、事業性を確認する方法として、世界的に有効な方法とされているのだ。
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リーンUXの原則的な考え方
構築、計測、学習のフィーバック・ループ用いて
プロジェクトのリスクを減らし、開発と学習を迅速化する。
できるだけ、早く学習プロセスを開始するために
MVPを開発・出荷する
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構築
Build
計測
Measure
学習
Learn
MVP出荷Most Valuable Product実用最小限の製品
フィードバックループ
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UX開発の初動≫ 「仮説ステートメント」と5つの要素
●リーン的UX開発の初動のステップ
「仮説ステートメント」、「KPI」、「機能」
仮説ステートメント作成を通じて、プロジェクトのビジョンを明確にし、
チームメンバーとマネージャー菅の対話を「結果」から「成果」に移行させます。
●仮説ステートメントン構成要素5つ。
前提 : 真だとみなしていることの概要を示す定義。
仮説 : 前提を詳しく述べたもの。実験できるように、製品/ワークフローの特定エリアに対象を絞る。
成果 : 仮説の妥当性の有無を評価するために、チームが市場から得ようとするシグナル。通常は定量的でが、定性的な場合もある。
ペルソナ: チームの解決対象の課題を抱えていると想定される対象ユーザーのモデル。
機能 : 望ましい成果の実現を促すと思われる、製品への変更や改善。
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ステップ1:前提の宣言
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前提の宣言
MVPの作成
実験の実行
フィードバックと
リサーチ
リーン的UX開発の最初のプロセスは、「前提の宣言」
前提事項として「真」と見なしている概要について宣言をすることによって、チームは共通の出発点をもつことができます。
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ステップ2:準備/事前準備
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●メンバーに、事前にプロジェクトの取り組もうとしている課題を伝え、
必要な資料の準備や関連の調査ができるようにしておきます。
●準備すべき重要点5つ。
1. 現行製品がどのように利用されているかを示すレポート
2. 製品の利用時における顧客の特定の行動を説明する
ユーザビリティ・レポート
3. 過去の課題解決やの試みとその成否に関する情報
4. 当該の課題の解決が会社のパフォーマンスに及ぼす影響についての、
ビジネス・ステークホルダーによる分析
5. 同じ課題に取り組む競合の動向を示す、競合分析
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ステップ2:準備/課題ステートメント
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●活動開始に向けて、開始点を明確にします。
そのために、チームが明確な目的をもって仕事に取組みやすくなります。
グループ生産性を高めるために一定の制約を設けることにより
連携して、前進できるようにします。
この制約条件の効果的な手法が「課題ステートメント」です。
●課題ステートメント・テンプレート
1. 製品/システムの現行の目標
2. ビジネスステークホルダーのが解決を求めている課題
(≒目標が達成されていない箇所)
3. 特定の解決策が指定されていない、明示的な改善要求。
●前提には徹底的に優先順位をつける。
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ステップ3:仮説
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●前提のリストについて、評価をします。
●仮説ステートメントの形式例
●前提仮説
私たちは、「このステートメントが真であること」と考えています。
私たちは、市場から以下のフィードバックを得たときに、自分たちが、「正しい/間違っている」という判断ができます。
指標:定性的なフィードバック、KPI
●仮説の細分化私たちは、「ペルソナ」に対して
<○○を行う/○○の体験を作りだす>ことが、
<○○の結果>を実現すると考えます。
これが、正しいかどうかは、<○○市場のフィードバック、定量測定、定性的な洞察>をみることで判断します。
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ステップ4:成果
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●評価対象となる成果を定義します。
●業績評価指標「Key Performance Indicator」
事業の特性に応じた指標をメンバー全員で検討し、絞りこみます。
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ステップ5:ペルソナ
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●ユーザーを代表する、ペルソナと呼ばれる人物像のモデルをつくります。
●プロトペルソナを作成する。
・多くの時間やコストがかかるリサーチではなく、
数時間程度で作成が可能なペルソナを作成します。
●ペルソナのフォーマット例
(1) スケッチと名前
名前/年齢/居住地
(2) 行動に結び付く顧客層情報
未既婚・子供有無/●●を毎日している/●●と時間を過ごしている/●●を大切にしている
(3) ニーズとペイン
●●を知らない/●●で忙しい/●●とのコミュニケーションが不足している
(4) 潜在的なソリューション
●●とのコミュニケーションを改善する/すぐに●●できるようにする
●ブレインストーミングによって、これらを作成する。
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ステップ5:機能
12複数を目指しているとき。
複数のペルソナを対象にしているソリューションや
一つの機能で複数の成果を目指している場合には、仮説を2つに分ける。
誰のために なにを なぜ
ペルソナのために この機能を開発し この成果を実現する
●●にストレスを感じるキャサリンのために
●●機能を開発し ●●の成果を実現する
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リーンUX・初動のまとめ
1. 前提を宣言する
2. 5つの事前準備物 → レポート
3. 課題ステートメント→ 目標、課題、要求
4. 仮説ステートメント→ 我々は、●●と考える。…
5. KPIの設定 → 定量だけでなく、定性的にも。
6. ペルソナ → 4つ項目
7. 機能概要 → 誰のために、何を、なぜに答える。
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まとめ/書籍紹介
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Lean UXの基本原則をまずはご紹介しました。
この原則を用いて、チームの構成、場所、目的、仕事の進め方を検討してみてください。
以下、参考書籍の抜粋です。興味ある方はご一読することをおすすめします。
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