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HUMAN CENTERED DESIGN優れたUXを実現するための人間中心デザイン
第3回 社会に求められている価値あるデザイナーとは?
(c) Kazumichi Sakata | http://sprmario.hatenablog.jp/ February 5th, 2015 @ schoo x CONCENT
✕
モノからコトのデザインへの発想転換From products to services
美大卒だけがデザイナーとしての価値を
発揮するとは限らない。
デザインをする立場からデザインを導く立場へ。
KEY MESSAGES
1
KEY MESSAGES
2
正しくモノをつくろうとするのではなく
正しいモノをつくろう。 人間中心デザインは正しいモノをつくるための「ものさし」。
CHAPTERS
1 人間中心デザイン的思考回路
2 花とデザインと伝わるしくみ
3 幸せの「ものさし」
1
人間中心デザイン的思考回路Human Centered School of Thought
CAREER
バナーや特集ページのデザイン
コンテンツや機能の設計
サービスの設計・デザイン
Featured image credit: iStock Photo
こんな経験、ありませんか?
CAREER
How? -「どうやって」つくるか?
What? -「なにを」つくるか?
Why? -「なぜ」つくるか?
正しいモノをつくるためには先ず誰のために、なぜつくるのか?を明確にしなければならない。For building the right it, ask “For whom and why is this for? “
USERCENTEREDDESIGNユーザー中心設計
Featured image credit: Bloomberg
Universal Design
すべての人が使いやすく、という考え方は非合理的。誰にとっても使いやすいプロダクトやサービスを目指せば誰にとっても使いにくくなってしまう恐れがある。
誰のためのプロダクトやサービスなのか利用する側もわからなくなってしまう。
1
CONCLUSION
2
花とデザインと伝わるしくみGiving flowers as a gift is just like Design
デザインとは、相手に花束を渡すようなものだ。
❞
―中西 元男(PAOSグループ代表)
伝わるしくみを考える行為 / プロセス人間中心設計
Featured image credit: iStock Photo
Featured image credit: iStock Photo
Featured image credit: iStock Photo
想い
モノ(記号)
表現期待
伝える
応える
伝わるしくみ
Featured image credit: iStock Photo
提供価値
アプリや
サイト
ニーズ
伝える
応える
伝わるしくみ 利用する
表現
伝える≠伝わる。最も重要なのは「伝わること」。Design for understanding. Most important of all.
POINT
だれに / いつ / どこで / なにを / どうしたら伝わるのか?
そもそもなぜ伝えるのか?
WHO? WHEN? WHERE?
WHAT? HOW? WHY?
人間中心設計の本質は問題発見と問題解決である。
人間中心設計は問題の解決策を探るだけではなく、解決したい問題を探る行為 / アプローチである。
2
CONCLUSION
3
幸せの「ものさし」Measures for happiness
Featured image credit: theloushe via Compfight cc
ものさしを使わずに対象を見ただけでは長さの判断においてばらつきや歪みが生じ不都合が生じてしまう。No measures, no shared understanding.
POINT
誰によって、いつ、どこで、どのように、そしてなぜ使われているのか?
チーム内で同じ「ものさし」で物事を測らなければばらつきが生じ、確信をもって判断ができない。
人間中心設は、チーム共通の「ものさし」となる。
HUMAN CENTERED
DESIGNWHO
WHAT
WHEN
WHERE WHY
HOW
問題発見Problem Finding
問題解決Problem Solving
Featured image credit: Concent
Featured image credit: Concent
Who? When?Where?
What?
Why?
How?
RESULTクリック率 +23.3% / コンバージョン率 +54.2% / 離脱率 -50.3%
(リニューアル後3ヶ月昨対比)
目標利益 +258%(リリース1ヶ月で黒字化を達成)
スマートフォンアプリ平均評価 4+(リリース後1年)
新規投稿数 +44.5%(リニューアル後3ヶ月昨対比)
RESULT
チームメンバー全員が主体的にモノづくりに関わっていけた。
ターゲットユーザーが共通言語として成立していた。
「ものさし」として機能し、機能開発の優先順位が明確になった。
リリース後も継続的な改善を促すことができた。
全体スケジュールやコストを平均20-25%短縮することができた。
3
CONCLUSION
成功は補償できないが、失敗はしない。
チーム内で共通の「ものさし」を設けることができれば、「正しいモノ」が測れるようになり成功へと導いてくれる。
人間中心と言うからには、私は本当に人の幸せを考えられているのか、
常に考えるようにしている。
❞
―中埜 博(東京環境構造センター代表)
4
CONCLUSION
人間中心設計 / 伝わるしくみを考えることは、 想いを伝える先にいる相手の幸せを考えることである。
「これは、あなたのためにつくったモノなんです」
と言えるその日まで。
4
明日からできる人間中心設計Let’s start by designing your daily lives
チョコレートを渡すとき
料理を食べさせてあげるとき
メールをするとき
プレゼンをするときFeatured image credit: iStock Photo
毎日をクリエイティブにデザインし自身の創造力を取り戻し、そして育み、発揮する。
デザイナーは言葉や概念を形にできる大きな強みがある。だからこそ、正しいモノへと周囲を導くことができる。
5
CONCLUSION
社会に「求められる」デザイナーを目指すだけではなく社会に「求めてもらえる」デザイナーを目指そう。
6
CONCLUSION
http://www.concentinc.jp/labs/
http://www.hcdnet.org/
参考情報Appendix
第1回 デザイン領域の拡張に伴うデザイナーとしての役割とは?https://schoo.jp/class/1680
第2回 サービスデザイン時代のデザイナーのあり方とは?https://schoo.jp/class/1681
第3回 優れたUXを実現するための人間中心デザインとは? https://schoo.jp/class/1682
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http://afterschoo.peatix.com/