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[ [ 平成 まえが 成2 8 27 年 8 度実 ]

平 成2 8 年 平成 27 年 度実績 - Takasaki · この問題への対応を優先課題として全頭検査を実施してまいります。 bse(牛海綿状脳症)につきましては、平成13

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[

高崎

[平成

市食

まえが

平成 28

27 年

食肉衛

8 年

度実績

衛生検

績]

検査所

はじめに

高崎市食肉衛生検査所は、平成 23 年度に中核市に移行することに伴い、と畜検査、

食鳥検査を担当する専門機関として、また、高崎市保健所の一所属として設置され

ました。その後、一貫して、食肉流通の出発点であると畜場及び大規模食鳥処理場

において、安全で衛生的な食肉及び食鳥肉の提供に取り組んでまいりました。

業務を開始した最初の夏には、東北地方太平洋沖地震に続発した原子力発電所の

事故を原因とする食品の放射性物質汚染問題に対応するため、群馬県に協力し、い

ち早く、牛の全頭検査を導入し牛肉の安全・安心の確保に努めました。引き続き、

この問題への対応を優先課題として全頭検査を実施してまいります。

BSE(牛海綿状脳症)につきましては、平成 13 年に初めて日本で発生して以降、

全頭検査が行われてきましたが、飼料規制等の BSE 対策が効果的に作用し、感染リ

スクが低下したことから、平成 25 年 7 月から健康牛については 48 か月齢を超える

ものを検査対象とする見直しが全国一斉に行われました。現在においても、平成 14

年 2 月以降に生まれた牛からの BSE の発生はなくまた、海外においても発生頭数が

大幅に減少していることなどから、BSE の発生リスクは低くなっています。厚生労

働省では現状に沿ったリスク管理を行うため、昨年の 12 月、「健康牛の BSE 検査の

廃止」等について食品安全委員会に食品健康影響評価を諮問し、8 月に答申が行われ

ました。今後、答申に基づくリスク管理措置の見直しが予定されていますので、引

き続き従来からの対策(月齢による区分管理や特定危険部位の除去など)を確実に

行うとともに、関係法令改正等に的確に対応し、牛肉の安全を確保してまいります。

HACCP についてですが、関係規則の改正により、昨年度からと畜場、食鳥処理場

においても「従来の基準」又は「HACCP 導入型基準」のいずれかを選ぶことが可能

となりました。国では、国際化や東京オリンピック開催を見据え、さらに多くの食

品事業者等への HACCP 導入を期して「食品衛生管理の国際標準化に関する検討会」

を立ち上げ、制度化(義務化)へ向けて準備を進めています。当所におきましても、

衛生講習会や適切な関係事業者への指導助言等を行い、普及を促進してまいります。

近年、食肉衛生を取り巻く環境が急速に変化しておりますが、日頃から、検査技

術の研鑽に励み、高崎市保健所の一員として、市民の皆様に安全・安心な食肉を提

供していく所存です。

この度、平成 27 年度実績を取りまとめましたので、ご高覧いただければ幸いに存

じます。

平成 28 年 12 月

高崎市保健医療部(保健所)

高崎市食肉衛生検査所

所長 小倉 洋裕

目 次

第1章 食肉衛生検査所の概要

1 高崎市食肉衛生検査所の概要 ............................................................................ 1

(1)名称等 ...................................................................................................... 1

(2)所管処理場 ................................................................................................ 1

(3)沿革 ......................................................................................................... 2

2 組織及び分掌 ................................................................................................... 2

(1)組織図 ...................................................................................................... 2

(2)職種別職員数 ............................................................................................ 2

(3)事務分掌 ................................................................................................... 3

(4)食肉衛生検査所詳細 ................................................................................... 4

(5)主な備品一覧 ............................................................................................ 5

3 と畜及び食鳥検査手数料 ................................................................................... 7

4 平成 27 年度検査頭羽数 .................................................................................... 7

第2章 検査業務の概要

5 食肉検査業務の流れ ......................................................................................... 9

6 と畜検査業務の概要 ....................................................................................... 10

(1)開場日数及びと畜検査頭数 ....................................................................... 10

(2)月別と畜検査頭数 .................................................................................... 10

(3)と畜検査に基づく廃棄処分頭数 ................................................................ 11

7 食鳥検査業務の概要 ....................................................................................... 12

(1)食鳥検査対象施設(大規模食鳥処理場) ................................................... 12

(2)食鳥検査結果に基づく廃棄処分羽数(大規模食鳥処理場) ......................... 13

第3章 精密検査業務

8 精密検査 ....................................................................................................... 15

(1)と畜検査における精密検査実施状況 .......................................................... 15

(2)食鳥検査における精密検査実施状況 .......................................................... 15

9 BSE(牛海綿状脳症)検査 ............................................................................... 16

(1)BSE 検査の流れ ........................................................................................ 16

10 牛肉の放射性物質の検査 ............................................................................. 17

(1)牛肉の放射性物質の検査の流れ ................................................................ 17

第4章 食肉衛生確保対策

11 と畜場・食鳥処理場の衛生指導 ................................................................... 19

(1)施設等の監視指導 .................................................................................... 19

(2)衛生講習等 .............................................................................................. 20

(3)啓発事業 ................................................................................................. 20

第5章 調査研究・研修会

12 調査研究発表状況 ....................................................................................... 22

(1)ブロイラーの成熟奇形腫 .......................................................................... 23

(2)鶏の体腔内腫瘤 ....................................................................................... 25

13 研修等 ....................................................................................................... 26

(1)参加研修会一覧 ....................................................................................... 26

第1章 食肉衛生検査所の概要

1 高

(1)

(2)

株式会社(10月に

高崎市食肉

名称等

名 称

所 在 地

設置年月

所管区域

所管処理

と畜場

大規模食鳥

処理場名

高崎食肉センタ

株式会社 朝びき

社ヤマショウフー株式会社群馬ヤズより事業承継

肉衛生検査

称 高

地 群

日 平

理場

鳥処理場

ター

き若鶏

ーズ群馬工場ヤマショウフー継)

査所の概要

高崎市保健

群馬県高崎

平成 23 年 4

本市全域

1 か所

2 か所

高崎食肉セ

開設年

1,981 大動物

2,015

2,005

1

健医療部食肉

崎市高松町

4 月 1 日

株式会社

センター

物 50 小動物

鶏 

鶏 

肉衛生検査

5 番地 28

朝びき若鶏

株式会

物 1,000 換

15,000羽

許可頭羽数

13,300羽

高崎市食

査所

高崎市総

会社ヤマシ

換算頭数 1,150

食肉衛生検

総合保健セ

ョウフーズ

群馬県高崎市中

所在

群馬県高崎市中

群馬県高崎市神

検査所

ンター4F

ズ群馬工場

中泉町796-1

在地

中里見町1,729

神戸町359-1

2

(3)沿革

平成 20 年 4 月 中核市移行に伴う保健所設置のため、保健所準備室を設置。

平成 21 年 4 月 獣医師職員を 2 名採用。同 2 名は中核市移行の準備のため、

群馬県食肉衛生検査所へ派遣。

平成 22 年 4 月 獣医師職員を 6 名採用。前年度からの 2 名に加え、群馬県食

肉衛生検査所へ派遣。

平成 23 年 4 月

中核市移行に伴い、高崎市総合保健センター4 階に食肉衛生

検査所を設置。獣医師職員を 6 名採用。職員 1 名は前年度に

引き続き 1 年間群馬県食肉衛生検査所へ派遣。

2 組織及び分掌

(1)組織図

(2)職種別職員数

食肉衛生検査所の職種別職員数は以下のとおりである。所長 1、獣医師 16、

事務職 1 の計 18 名で構成されている。

※ 職員数に再任用、嘱託、臨時職員は除く。

※ ()内は群馬県からの派遣職員数で内数

(147)

検査担当 (11)

保健医療部

食肉衛生検査所

(6)

(1)

(18)

所  長

管理担当

事務職

所長 所長補佐 係長 主任獣医師 獣医師 主任主事

所  長 1(1) 1(1)

管理担当 1(1) 1 3 1 6(1)

検査担当(と畜検査) 1(1) 2 2 5(1)

検査担当(食鳥検査) 1(1) 1 4 6(1)

合計 1(1) 2(2) 1(1) 4 9 1 18(4)

担  当獣医師

合計

3

(3)事務分掌

担 当 名 主 な 分 掌

管 理 担 当

・と畜検査・食鳥検査及び精密検査に関する業務の

企画及び調整に関すること

・精密検査に関すること

・TSE(BSE)スクリーニング検査全般に関す

ること

検 査 担 当

(と 畜 検 査)

・と畜場での検査に関すること

・と畜場の許認可等に関すること

・と畜場の運営及び管理に関すること

・と畜場に併設される食肉処理場の衛生指導に関す

ること

・輸出食肉に関すること

検 査 担 当

(食 鳥 検 査)

・食鳥処理場での検査に関すること

・食鳥処理場の許認可等に関すること

・食鳥処理場の運営及び管理に関すること

・食鳥処理場に併設される食肉処理場の衛生指導に

関すること

・輸出食鳥肉に関すること

*

(4)食肉衛生

ア 平面図

生検査所詳細

図・案内図 高崎市総

4

総合保健センターー4F

5

(5)主な備品一覧

品名 数量

安全キャビネット 1

インキュベーター 3

超低温フリーザー 1

薬用保冷庫 1

薬品保管庫 1

高速冷却遠心機 1

フリーザ付薬用保冷庫 1

微生物検査用顕微鏡(位相差顕微鏡) 1

ユニット恒温槽(EC用) 1

パドル式食品ホモジナイザー 1

PETデシケーター 1

卓上振盪恒温槽 1

生化学自動分析装置 1

マルチチャンネルピペット 1

ホットスターラー 1

アルミブロック恒温槽 1

電子上皿天秤 (秤量52g) 1

電子上皿天秤(秤量2200g程度) 1

電子上皿天秤(秤量220g程度) 1

フリーザ付薬用保冷庫 1

PT3100D型用ジェネレーターシャフト 1

PETデシケーター 1

安全キャビネット 1

卓上クリーンベンチ 1

微量高速遠心機 1

インキュベーター 1

アルミブロック恒温槽 5

多検体細胞破砕機 2

吸光マイクロプレートリーダー 1

マイクロプレートウォッシャー 1

吸引マニーホールドシステム 1

リアルタイムPCR(PC付) 1

サーマルサイクラー 1

電気泳動装置 3

ゲル撮影装置一式(カメラ、プリンター含む) 1

マイクロプレート用小型低速遠心機 1

マルチチャンネルピペット 4

遠心分離器 2

フリーザ付薬用保冷庫 1

フリーザ付薬品保冷庫 麻薬金庫付 1

恒温水槽 1

設置場所

微生物関係

微生物検査室

培地作成室

BSE検査室

6

品名 数量

病理検査用顕微鏡 1

病理検査用顕微鏡 (デジタルカメラ・PC付) 1

自動染色装置 1

凍結切片作成装置及び超低温冷凍装置 1

フリーザ付薬用保冷庫 1

インキュベーター 1

スターラー付恒温槽 1

超音波洗浄機(バスケット付) 1

スライドウォッシャー 1

卓上振盪恒温槽 1

電子上皿天秤(秤量52g) 1

スマートウォーターバス 1

滑走式ミクロトーム 1

パラフィンストレッチプレート 1

パラフィン伸展器 1

湯浴式パラフィン伸展器 1

パラフィン包埋ブロック作製装置 1

自動固定包埋装置 1

パラフィン溶融器 1

空気清浄機 1

解剖台 1

切り出し台 1

臓器標本保管用真空包装機 1

臓器撮影用カメラスタンド 1

プッシュプル式ホルムアルデヒド除去装置 1

組織固定用振盪器 1

デジタル一眼レフカメラ 1

移動型診療用照明(スタンド式無影灯) 1

標本室 室内循環式ホルムアルデヒド除去装置 1

超音波ピペット洗浄機 1

超音波洗浄機  1

乾熱乾燥器 2

オートクレーブ 2

純水製造装置 1

全自動製氷機 1

白衣紫外線殺菌灯付きロッカー 1

廃棄物保管庫 超低温フリーザー 1

微生物検査用顕微鏡(現場用) 1その他

病理関係

病理検査室

薄切室

包埋室

検査共通

洗浄滅菌室2

前室2

解剖室

設置場所

7

3 と畜及び食鳥検査手数料 (単位:円)

※子牛は 1歳未満の牛を示す。

4 平成 27 年度検査頭羽数

牛 子牛 馬 豚 めん羊 山羊 鶏

時間内 700 300 700 300 5

時間外 1,200 720 1,200 720 5

100

150

牛 子牛 馬 豚 めん羊 山羊 鶏

高崎食肉センター 2,292 1 0 177,808 0 0

株式会社朝びき若鶏 3,452,413

株式会社ヤマショウフーズ群馬工場 2,950,532

合計 2,292 1 0 177,808 0 0 6,402,945

第2章 検査業務の概要

5 食

肉検査業務務の流れ

9

10

6 と畜検査業務の概要

市内にと畜場は 1か所(高崎食肉センター)あり、平成 27 年度における総と畜検査頭数は

180,101 頭で、その内訳は牛 2,292 頭、子牛 1 頭、豚 177,808 頭であった。平成 26 年度と比

較すると、牛は若干の頭数減、豚は若干の頭数増となった。

と畜検査の結果、全部廃棄となった獣畜は牛 1頭、豚 56 頭の計 57 頭で、その廃棄理由は、

牛では黄疸であった。豚では豚丹毒とサルモネラ症が最も多く、以下敗血症、膿毒症、尿毒

症、黄疸、腫瘍の順であった。

(1)開場日数及びと畜検査頭数

年間開場日数 245 日

※()内は事故畜数で内数

(2)月別と畜検査頭数

牛は、年度全体を通じて概ね前年度を下回り、全体で約 18%減少した。豚は、年度全体

を通じて概ね前年度を上回り、全体で約 4.1%増加した。開場日数は、前年度から 1日増加

したのみで、ほぼ同じであった。

項目

と畜場名

2,292 1 177,808 180,101

(0) (0) (3) (3)

牛 子牛 馬 豚 めん羊 山羊 合計

高崎食肉センター 0 0 0

肉用牛 乳用牛 牛 前年度比 豚 豚 前年度比

(事故畜)(事故畜) (合計) (%) (事故畜) (合計) (%)

4月 193 18 0 0 211 74.0 0 15,085 1 15,086 108.7 21

5月 137 15 0 0 152 67.0 0 13,268 0 13,268 96.1 19

6月 178 19 0 0 197 85.7 0 13,774 0 13,774 110.8 22

7月 184 19 0 0 203 70.5 1 14,305 0 14,305 100.2 22

8月 132 17 0 0 149 93.1 0 13,432 0 13,432 117.2 20

9月 173 16 0 0 189 99.0 0 15,710 1 15,711 109.8 20

10月 177 10 0 0 187 106.3 0 16,653 0 16,653 94.9 21

11月 217 21 0 0 238 64.5 0 15,116 0 15,116 106.3 19

12月 206 12 0 0 218 65.3 0 16,489 1 16,490 99.4 21

1月 156 13 0 0 169 117.4 0 13,868 0 13,868 107.2 18

2月 171 14 0 0 185 104.5 0 14,759 0 14,759 108.4 20

3月 181 13 0 0 194 91.1 0 15,346 0 15,346 97.9 22

計 2,105 187 0 0 2,292 82.0 1 177,805 3 177,808 104.1 245

肉用牛 乳用牛 子 牛 豚 開場日数

11

(3)と畜検査に基づく廃棄処分頭数

禁  止

全部廃棄 1 1 1

一部廃棄 1,263 1 11 618 105 736 1,471

禁  止

全部廃棄

一部廃棄

禁  止

全部廃棄

一部廃棄

禁  止

全部廃棄 56 21 21 2 7 1 1 1 3 57

一部廃棄 73,801 72 67,676 3,080 11,855 82,683

禁  止

全部廃棄

一部廃棄

禁  止

全部廃棄

一部廃棄

禁  止

全部廃棄 57 21 21 2 7 1 2 1 3 58

一部廃棄 75,064 1 83 68,294 3,185 12,591 84,154

項   目

実 頭 数

2,292

1

0

177,808

畜   種

子 牛

180,101

   疸

   腫

   瘍

 の

 他

 毒

 症

 血

 症

 核

 病

 傷

 風

 の

 他

0

0

めん羊

検 査 頭 数

山 羊

 丹

 毒

細 菌 病

 の

 他

 の

 他

 の

 他

ウイルス病 原虫病 寄生虫病 そ  の  他  の  疾  病

尿

 毒

 症

12

7 食鳥検査業務の概要

(1)食鳥検査対象施設(大規模食鳥処理場)

年間処理羽数が 30 万羽を超える大規模食鳥処理場は市内に 2 か所あり、株式会社朝びき若

鶏に2名、株式会社ヤマショウフーズ群馬工場に2名の検査員を派遣し、食鳥検査を実施して

いる。食鳥検査は食鳥の疾病検査、食鳥処理の衛生監視を中心に実施している。

ア 大規模食鳥処理場の処理状況

項目 前年度比処理場名 ブロイラー 成鶏 (%)

3,452,413 3,452,413 83.8 259

2,950,532 2,950,532 112.0 255

3,452,413 2,950,532 6,402,945 94.8 514

鶏あひる 七面鳥 合計 開場日数

株式会社 朝びき若鶏

株式会社ヤマショウフーズ群馬工場

合   計

13

(2)食鳥検査結果に基づく廃棄処分羽数(大規模食鳥処理場)

  3,452,413 2,950,532  

全 部 一 部 全 部 一 部

廃 棄 廃 棄 廃 棄 廃 棄

29,466 2,307 37,286 0 6,130 36,725

  鶏 痘

伝染性気管支炎

伝染性喉頭気管炎

ニューカッスル病

鶏白血病

封入体肝炎

マレック病 10 2

  その他

大腸菌症 1,796 608

疾 細 伝染性コリーザ

菌 サルモネラ症

病 ブドウ球菌症

その他

病 毒血症

  膿毒症

敗血症

そ 真菌症

別 原虫病・Tp病を除く

  寄生虫病

の 変性 246 2,673 27

尿酸塩沈着症

羽 水腫 22 8

他 腹水症 13,672 122

  出血 64 283 6

炎症 2,937 1,663 33,248 3,542 19,023

数 の 萎縮

腫瘍 34 12 462 17,700

臓器の異常な形等 22

  疾 異常体温

黄疸 3 3

外傷 195 49

病 中毒諸症

削痩及び発育不良 10,219 1,333

放血不良 51 140

湯漬過度 18 140

その他 233 1,048 298 2

29,466 2,307 37,286 0 6,130 36,725計

ブ ロ イ ラ ー 成   鶏

禁 止 禁 止

検 査 羽 数

処 分 実 羽 数

ウイルス・クラミジア病

6,402,945

14

第3章 精密検査業務

15

8 精密検査

(1)と畜検査における精密検査実施状況

121 頭に対して精密検査を実施した。畜種別内訳は牛が 5 頭(保留理由数 5)、豚が 116

頭(保留理由数 144)であった。精密検査の結果、全部廃棄となった頭数は牛で 5 頭中 1

頭(20.0%)、豚で 116 頭中 56 頭(48.3%)、合計で 121 頭中 57 頭(47.1%)となった。この内、

豚 1頭はサルモネラ症及び豚丹毒(皮膚型)で全部廃棄となった。

ア 疾病別精密検査実施数(牛海綿状脳症をのぞく) (単位:頭)(頭数は延べ頭数)

(2)食鳥検査における精密検査実施状況

ア 疾病別精密検査実施数 (単位:羽)

保留数 全部廃棄 保留数 全部廃棄 保留数 全部廃棄

豚丹毒(心内膜炎型) ― ― 19 2 19 2

豚丹毒(皮膚型) ― ― 25 19 25 19

豚丹毒(関節炎型) ― ― 2 0 2 0

サルモネラ症 0 0 51 21 51 21

敗血症 0 0 19 2 19 2

尿毒症 0 0 1 0 1 0

高度の黄疸 3 1 3 1 6 2

膿毒症 0 0 3 3 3 3

高度の水腫 1 0 0 0 1 0

変性 0 0 4 0 4 0

炎症及び炎性産物による汚染 1 0 1 0 2 0

白血病 0 0 3 3 3 3

非定型抗酸菌症 (ミコバクテリウム症)

― ― 8 5 8 5

メラノーマ 0 0 3 1 3 1

その他の腫瘍 0 0 2 0 2 0

5 1 144 57 149 58合計

保留理由牛 豚 合計

微生物検査

理化学検査

病理検査

検査区分 検査症例 ブロイラー 成鶏

微生物検査 大腸菌症 0 0

鶏白血病 0 0

マレック病 12 0

その他の腫瘍 7 5

その他 4 4

23 9

病理検査

合計

9 BSE

平成

に市内

実施し

(1)B

E(牛海綿

成 25 年 7 月

内のと畜場で

していない。

BSE 検査の

状脳症)検

月にスクリー

で処理され

の流れ

検査

ーニング検査

た牛は、全て

16

査の対象が 4

て 48 か月齢

48 か月齢超

齢以下であっ

超の牛に変更

ったので、ス

更された。平

スクリーニン

成 27 年度

ング検査は

10 牛

群馬

職員を

(1)牛

牛肉の放射

馬県と連携

を毎日、測定

牛肉の放射

高崎食

射性物質の

・協力し、牛

定機関であ

射性物質の

と畜場名

食肉センター

検査

牛肉の放射性

る群馬県食

検査の流れ

17

性物質の安全

食肉衛生検査

頭数

2,293

全確認検査

査所へ派遣し

すべて基

を実施した

した。

結果

基準値以下

。平成 23 年

年 8月から

第4章 食肉衛生確保対策

19

11 と畜場・食鳥処理場の衛生指導

(1)施設等の監視指導

ア 施設に対しての監視指導

高崎食肉センターにおいて、臨場検査員が衛生監視指導を行った。また、2 か所の

大規模食鳥処理場では食鳥処理衛生管理者がHACCP方式に基づく自主衛生管理を実施

しており、臨場検査員は自主管理の実施状況について監視指導を行った。

イ と畜場における枝肉の微生物汚染実態調査等

と畜場の衛生管理としては、厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課長通知平

成 27 年 7 月 30 日付け食安監発 0730 第 1 号「平成 27 年度と畜場における枝肉の微生

物汚染実態調査等について」に基づき、枝肉のふきとり検査及び GFAP 残留量検査を

実施し、その結果を厚生労働省に報告するとともに当該と畜場へ還元した。また、

HACCP による衛生管理の導入のため、枝肉の微生物汚染実態調査を実施した。

【枝肉の微生物ふきとり検査】

※検査項目:一般生菌数、大腸菌群数

【牛枝肉の GFAP 残留量検査】

※GFAP(Glial fibrillary acidic protein:グリア繊維性酸性タンパク)は、脳や脊髄に

特異的に存在するタンパクである。この GFAP を測定することで、枝肉における脳や脊髄組

織の汚染状況を知ることができる。

【枝肉等の微生物汚染実態調査】

※検査項目:一般生菌数、大腸菌群数、大腸菌数

ウ 食鳥処理場の細菌汚染実態調査

食鳥処理場の衛生管理としては、厚生省生活衛生局乳肉衛生課長通知平成 4 年 3 月

30日付け衛乳第71号「食鳥処理場におけるHACCP方式による衛生管理指針について」

に基づき、ふきとり検査を実施し、その結果を当該食鳥処理場へ還元した。

と畜場名 検査対象 頭数 検査部位 検体数 実施月

豚枝肉 25 50

牛枝肉 15 309月、2月高崎食肉センター

肛門周囲胸部

と畜場名 検査対象 頭数 検査部位 検体数 実施月

高崎食肉センター 牛枝肉 16頸部周囲外側腹部

32 9月~1月

と畜場名 検査対象 対象数 検査部位 検査数 実施月

機械器具 6 機械器具表面 6

25肛門周囲(剥皮直後)

胸部(剥皮直後)50

9月、2月高崎食肉センター豚枝肉

20

【食鳥処理場のふきとり検査】

※検査項目:一般生菌数、大腸菌群数、サルモネラ、カンピロバクター、黄色ブドウ球菌

(2)衛生講習等

ア 衛生講習会の開催

大規模食鳥処理場(株式会社ヤマショウフーズ群馬工場)従事者を対象として、7

月に衛生講習会を実施した。

イ 打ち合わせ会議の実施

高崎食肉センターにおいて、と畜場の円滑な運営及び衛生確保を図るために、打ち

合わせ会議を年 1 回(11 月)実施した。

また、株式会社朝びき若鶏において年 1 回(11 月)、株式会社ヤマショウフーズ群

馬工場において年 1 回(11 月)打ち合わせ会議を実施した。

ウ HACCP 導入会議の開催

高崎食肉センターにおいて、HACCP 方式による衛生管理の導入に向けた打ち合わせ

会議を年 8 回(5~9 月、11 月、2 月、3 月)実施した。一般的衛生管理プログラム、

衛生標準作業手順の作成状況を確認し、HACCP 導入手順に沿って実施できるように協

力した。

また、株式会社ヤマショウフーズ群馬工場において HACCP 導入に向けた打ち合わせ

会議を年 4 回(8 月、10 月、12 月、3 月)実施した。

(3)啓発事業

・食肉の安全・安心・衛生についての知識を市民に普及するための事業として、生活

衛生課と共同で 6 月に「食品衛生キャンペーン」を開催した。

・食肉の安全についての啓発用ポケットティッシュやパネルを作成した。

食鳥処理場名 検査対象 検体数 実施月

18 9月

10 2月

12 9月

6 2月

18 9月

10 2月

12 9月

5 2月

株式会社朝びき若鶏

とたい(ブロイラー)

施設・設備等

株式会社ヤマショウフーズ群馬工場

とたい(成鶏)

施設・設備等

21

第5章 調査研究・研修会

22

12 調査研究発表状況

平成 27 年度は、下記の 2 題について調査研究成果の発表を行った。

「ブロイラーの成熟奇形腫」(谷村美穂)

・平成 27 年度全国食肉衛生検査所協議会病理部会第 70 回研修会

・平成 27 年度食鳥肉衛生技術研修会及び衛生発表会

「鶏の体腔内腫瘤」(山本祥大)

・平成 27 年度全国食肉衛生検査所協議会病理部会第 71 回研修会

(1)

奇形腫

生する[

神経組織

今回、

(1) 検

平成 2

別は雄、

(2) 検

腫瘤は

ジン(H

イトケラ

的検査を

(1)

生体検

の腫瘤を

真1)。

0.5~1.

腫瘤割面

ていた。

ブロイラー

腫はブロイラ

[1]。三胚葉

織などの無秩

ブロイラー

検査材料

26 年 6 月 6

50 日齢で

検査方法

は 10%中性

HE)染色、P

ラチン抗体、

を実施した。

肉眼所見

検査では異常

を認めた。一

腫瘤は乳白

0cm 大の濾

面は、淡桃色

体腔内には

ーの成熟奇

ラーの食鳥検

葉性の組織成

秩序な増殖

ーの奇形腫

日に処理さ

あった。

性緩衝ホルマ

PAS 染色、マ

、抗ビメンチ

常を認めな

一部は腸管

白色~淡桃色

濾胞や石灰化

色で充実性

は腹水の貯留

形腫

高崎市食

検査におい

成分からなる

がみられる

の病理組織

された同一ロ

マリン液で固

マッソン・

チン抗体、

かった。内

に癒着して

色で柔らかく

化が認められ

の部分や、

留を認めた

写真1.腫

23

食肉衛生検査

はじめに

て腹腔内腫

る腫瘍であり

[2]。

織学的検査を

材料及び方

ロット 1,792

固定、パラフ

トリクロー

抗アクチン

成績

臓摘出後検

いたが、内

く、表面は被

れた。嚢胞内

白色で石灰

が、他臓器

腫瘤

査所 ○谷村

小倉

腫瘤としてし

り、表皮、皮

を実施したの

方法

2 羽のうちの

フィン切片を

ム染色、PT

ン抗体、抗 S

検査において

内臓摘出後検

被膜に覆わ

内には透明や

灰化した部分

器への腫瘤の

村美穂 三ヶ

倉洋裕

1)高崎

しばしば発見

膚付属器、軟

ので報告する

の 1羽で、品

を作成し、ヘ

AH 染色を実

-100 抗体を

て、体腔内に

検査の際に容

れていた。

や暗赤色の粘

分、脂肪様組

の播種は認め

ヶ島壮士 谷

崎市保健所生

見され、雄に

軟骨、脂肪組

る。

品種はブロイ

ヘマトキシリ

実施した。さ

を用いて免疫

に 8.0×7.0×

容易に剥離さ

腫瘤表面や

粘液が貯留

組織、嚢胞等

めなかった。

谷將志 1)、

生活衛生課

に高率に発

組織、筋、

イラー、性

リン・エオ

さらに抗サ

疫組織化学

×2.5cm 大

された(写

や内部には

していた。

等が混在し

写真2.

(2) 組

腸管も

混在して

内の分泌

ラチンパ

は PAS 反

構造には

した。神

奇形腫

性の消化

腫を成熟

来の未熟

分がそれ

[1] 鶏病

[2] 小池

[3] 日本

[4] 斎藤

管腔構造 P

組織所見お

もしくは気管

て認められた

泌物は PAS 反

パール状の角

反応陽性で、

は横紋が認め

神経様構造は

腫の腫瘤を形

化管上皮細胞

熟奇形腫とい

熟組織が混在

れぞれよく分

病研究会編

池盛雄:組織

本獣医病理学

藤茂、佐藤永

PAS 染色、20

よび免疫組

管、表皮、軟

た。腸管も

反応陽性を示

角質(写真

、海綿骨様構

められ、マ

は抗 S-100 抗

形成する組織

胞などであ

いう。これ

在するもの

分化してお

:カラーマニ

織病理アトラ

学会編:動物

永、大島寛一

00 倍

組織化学的所

軟骨、海綿

しくは気管

示した(写真

3)を形成

構造ととも

ッソントリ

抗体陽性を

織は外胚葉

る[1]。しば

に対し、充

を未熟奇形

り、随所に

ニュアル鳥

ラス,第 5版

物病理学総論

:ブロイラー

24

写真

所見

骨、筋肉、

様の構造は

真2)。また

し、抗サイ

にマッソン

クローム染

示した。

考察

葉性の皮膚・

ばしば嚢胞を

実性部分が

形腫といい、悪

嚢胞を認め

引用文献

の病気,第 8

版,414(200

論,第 2 版,

ーにみられた

3.ケラチン

神経、脂肪

は単層円柱上

た、表皮様構

トケラチン

ントリクロー

染色により青

神経、中胚

をつくりよく

が多く胎生期

悪性性格を

めるという成

8 版,170-17

9)

217(2003)

た奇形腫の

ンパール HE 染

肪など様々な

上皮からなり

構造は重層扁

ン抗体陽性を

ーム染色によ

青染し、抗ア

胚葉性の筋肉

分化した構

期の 3 胚葉な

もつ[3]。本

成熟奇形腫の

71(2014)

1例,日獣会

染色、400 倍

な成熟した組

り、杯細胞お

扁平上皮から

を示した。軟

より青染した

アクチン抗体

肉・骨・軟骨

構成成分から

ならびに神経

本症例では組

の特徴を持っ

会誌,47,703

組織成分が

および管腔

らなり、ケ

軟骨様構造

た。筋肉様

体陽性を示

骨、内胚葉

らなる奇形

経外胚葉由

組織構成成

っていた。

-706(1994)

(2)鶏

機 関

動 物

発 生 状

生 体 所

肉 眼 所

組 織 所

固 定 方

切り出し

行 政 処

組織診断

疾病診断

鶏の体腔内

名:高崎市

名:鶏

状 況:平成

1羽

所 見:著変

所 見:体腔

最大腫

4×3×

った。

脾臓及

大し硬

た。他

所 見:腫瘍細

細胞質

数個の

ソント

細胞を

瘍細胞

あった

方 法:10%

し部位(図示

処 分:全部廃

断名:鶏の平

断名:鶏の平

内腫瘤

市食肉衛生検

品種:

成27年5月29

変なし

腔内臓器(筋

腫瘤は筋胃粘

×2cmであっ

肝臓表面は

及び盲腸では

硬結感を有し

他の臓器に著

細胞は大小不

質は好酸性で

の大小不同で

トリクローム

を膠原線維及

胞は平滑筋ア

た。

%中性緩衝ホ

示)

廃棄

平滑筋肉腫

平滑筋肉腫

検査所

ブロイラー

日に当所管

筋胃、肝臓、脾

粘膜と漿膜の

った。腫瘤は

は、最大7mmの

は境界不明瞭

していた。小

著変は認め

不同で、紡錘

で、細胞間隙

で淡明な核

ム染色、鍍銀

及び好銀線維

アクチン(1A

ホルマリン液

25

性別

内食鳥処理

脾臓、盲腸)

の間に位置

は乳白色~灰

の境界明瞭な

瞭な白色腫瘤

小腸も硬縮

られなかっ

錘形及び類円

隙は比較的広

と、明瞭な核

銀染色では

維が取り囲

A4:Dako)に

氏 名:山

別:雄

理場で処理さ

)に米粒大~

し、筋胃外側

灰白色でやや

な乳白色~灰

瘤が数個認

した部位が

た。

円形から多角

広く不規則

核小体を持

発達した結

む部位も認

陽性を示し

山本 祥大

日齢:51日

された同一ロ

~大豆大の腫

側筋を圧迫

や硬結感があ

灰白色の腫瘤

められた。十

あり、腸間膜

角形の細胞

に配列して

ち、核分裂像

結合組織が見

められた。免

、デスミン

日齢

ロット3,003

腫瘤が多発

迫していた。

あり、境界

瘤が数個認

十二指腸及

膜も硬結感

と変化に富

いた。腫瘍

像が散見さ

見られ、1~

免疫染色に

(D33:Dako)

羽のうちの

していた。

大きさは約

は明瞭であ

められた。

び膵臓は腫

を有してい

んでいた。

細胞は1~

れた。マッ

数個の腫瘍

において、腫

に弱陽性で

26

13 研修等

(1)参加研修会一覧

研修会等の名称 場所 派遣人数 期間

平成27年度衛生係長等会議 群馬県庁 1名 平成27年4月16日

平成27年度食品衛生検査施設のGLPに関する研修会

群馬県衛生環境研究所 3名 平成27年5月8日

平成27年度全国食肉衛生検査所協議会病理部会総会及び第70回病理研修会

麻布大学 2名 平成27年5月14~15日

平成27年度食品衛生検査施設信頼性確保部門責任者研修会

東京都中央合同庁舎 1名 平成27年5月22日

全国食肉衛生検査所協議会第1回ブロック代表会議及び理事会

東京都食肉市場センター 1名 平成27年5月22日

平成27年度関東甲信越ブロック食肉衛生検査所協議会総会及び所長等会議

浦和コミュニティセンター(埼玉県さいたま市)

2名 平成27年5月28日

平成27年度群馬県食肉衛生検査所業績発表会

群馬県食肉衛生検査所 3名 平成27年6月1日

食肉衛生検査研修 国立保健医療科学院 1名平成27年6月8日   ~7月3日

平成27年度全国食肉衛生検査所長会議

アークホテル岡山 1名 平成27年7月22~23日

平成27年度関東・甲信越地区鶏病技術研修会

ホテルラシーネ新前橋 1名 平成27年9月2日

第33回全国食肉衛生検査所協議会理化学部会総会及び研修会

文部科学省研究交流センター(茨城県つくば市)

1名 平成27年10月2日

と畜場における衛生管理の高度化に向けた研修会

さいたま新都心合同庁舎 1名 平成27年10月14日

平成27年度西部地域・高崎市合同特定家畜伝染病防疫演習

高崎市市民活動センター「ソシアス」

1名 平成27年10月14日

平成27年度関東甲信越ブロック食肉衛生検査所協議会業績発表会

浦和コミュニティセンター(埼玉県さいたま市)

3名 平成27年10月29日

平成27年度関東甲信越静地区食肉衛生担当者会議

高崎市総合保健センター 3名 平成27年11月13日

全国食肉衛生検査所協議会微生物部会第35回総会及び研修会

横浜市開港記念会館 1名 平成27年11月18日

平成27年度全国食肉衛生検査所協議会病理部会第71回病理研修会

麻布大学 2名平成27年11月19~20日

全国食肉衛生検査所協議会第2回ブロック代表会議及び理事会

東京都食肉市場センター 1名 平成27年12月4日

平成27年度群馬県家畜保健衛生業績発表会

群馬県産業技術センター多目的ホール

2名 平成27年12月25日

平成27年度食肉衛生技術研修会及び衛生発表会

東京都星陵会館 2名 平成28年1月18~19日

平成27年度食鳥肉衛生技術研修会及び衛生発表会

東京都星陵会館 4名 平成28年1月20~21日

平成27年度食肉安全推進連絡会議 群馬県食肉衛生検査所 3名 平成28年2月18日

平成27年度群馬県衛生環境研究所・食品安全検査センター業績発表会

群馬県衛生環境研究所 2名 平成28年3月10日

平成27年度食品衛生監視員等研修会 群馬県庁 1名 平成28年3月14日

庁外研修