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仕 様 書
1.件 名 サイクロトロン棟天井クレーンの年次点検とブレーキ交換
2.数 量 一式
3.目 的
サイクロトロン棟に設置してある2台の天井クレーンについて、年次点検を行う。
また、10トンクレーンの横行及び走行ブレーキの油圧ジャッキから油がにじんでい
るため交換工事を行う。
4.対象機器
住友重機械工業製 クラブトロリ式天井クレーン 2台
つり上げ荷重15トン (定格荷重5トン)
設置場所:放射線医学総合研究所 サイクロトロン棟 本体室
つり上げ荷重10トン (定格荷重3トン)
設置場所:放射線医学総合研究所 サイクロトロン棟 汎用照射室
5.年次点検日
(1) 15トンクレーンの年次点検はサイクロトロンが稼働していない日に行うこと。 サイクロトロンが稼働していない日は以下の日程。 12/3(土 ), 12/4(日 ), 12/10(土 ), 12/11(日 ), 12/12(月 ), 12/17(土 ), 12/18(日 ),
12/23(祝 ), 12/24(土 ), 12/25(日 ), 1/7(土 ), 1/8(日 ), 1/9(祝 ), 1/14(土 ), 1/15(日 ), 1/16(月), 1/21(土), 1/22(日), 1/28(土), 1/29(日), 2/4(土), 2/5(日), 2/6(月), 2/11(祝), 2/12(日), 2/18(土), 2/19(日), 2/26(日)
(2) ブレーキ交換の作業日を(1)の日程または、以下の日程のいずれかの日に行うこと。 12/5(月 ), 12/6(火 ), 12/9(金 ), 12/12(月 ), 12/13(火 ), 12/16(金 ), 12/19(月 )~
12/28(水 ), 1/4(水 ), 1/16(月 ), 1/17(火 ), 1/20(金 )~ 1/31(火 ), 2/3(金 )~ 2/7(火 ), 2/10(金)~2/15(水), 2/20(月), 2/23(木)
(3) 10トンクレーンの年次点検日は(1),(2)の日程のいずれかの日に行うこと。
6.施工期限 平成29年 2月28日
7.仕 様
(1) ブレーキ交換 荷重試験前に下記と同等の製品と交換を行うこと。 10 トンクレーン用
横行ブレーキ: 明電舎 ミューリフターブレーキ BLSI-1316 使用ストローク 30 mm 限界ストローク 50 mm 定格制動トルク 2.71 kgm ライニング摩耗限界厚さ 2 mm セット時のバネの長さ 97 mm
明電舎 ミューリフター MLA-20HS 定格 使用率 60 % 動作回数 400 回/時 押上力 20 kg
電圧 200/220 V 電流 0.34/0.37A 周波数 50/60 Hz 相数 3 走行ブレーキ(東): 明電舎 ミューリフターブレーキ BLSI-1316 性能は横行ブレーキと同等。
明電舎 ミューリフター MLA-20HS 性能は横行ブレーキと同等。 走行ブレーキ(西): 明電舎 ミューリフターブレーキ BLSI-1316 性能は横行ブレーキと同等。
明電舎 ミューリフター MLA-20HS 性能は横行ブレーキと同等。
(2) 点検項目
天井クレーンの定期自主検査指針に従い、点検整備を行うこと (3) 荷重試験
荷重試験は以下の通り行うこと。 ・15トンクレーン荷重試験
5トン分のテストウエイトで、荷重試験を行うこと。 ・10トンクレーン荷重試験
3トン分のテストウエイトで、荷重試験を行うこと。 (4)搬入口
本体室および汎用照射室へテストウエイトを搬入する際には、搬入口から運びこむ
こと。
本体室搬入口 幅 1180mm、高さ 2400mm、奥行 3450mm
本体室搬入口に高さ 300mm の段差がある。
汎用照射室搬入口 幅 2450mm、高さ 2400mm、奥行 2070mm
汎用照射室搬入口に高さ 300mm の段差がある。
8.提出書類
作業終了後に下記の報告書を提出すること。 (1) ブレーキ交換完了報告書(交換時の写真を含む) 1部 (2) 年次点検完了報告書(検査時の写真を含む) 1部
9.検査 履行完了後、当機構職員が、所定の要件を満たしていることを確認したことをもっ
て検査合格とする。
10.その他
点検の工程等詳細については使用者と協議を行うこと。
本仕様書に疑義が生じた場合には、使用者と協議を行うこと。
部課(室)名 加速器工学部 使用者氏名 杉浦 彰則