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勉強会資料 超高齢社会 20131113_v2

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第85回朝勉強会

November 13th, 2013

超高齢社会企業への影響とビジネスチャンス

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今日やりたいこと

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1. 自己紹介 5分

2. アイスブレイク 7 分

3. 高齢者の意味の変化 15 分

4. ディスカッション15 分

5. 発表と議論、質疑15 分

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1. 自己紹介

• 神山 晃男(かみやま あきお)• 1978 年 5 月 12 日生まれ• 長野県伊那市出身

• 2001 年 慶応義塾大学法学部政治学科卒業• 2001 年ー 2003 年  キャップジェミニ・アーンストアンドヤングにて

コンサルティング業務に従事• 2004 年ー 2013 年 3 月 アドバンテッジパートナーズにて投資ファンド業

務に従事支援先企業として、 1st ホールディングス、コメダ等

• 2013 年 6 月  株式会社こころみを設立。代表取締役社長就任。

• 起業の理由

    直接のきっかけは両親。まだ健在だが、長野県で二人暮らし。いずれどちらかが独居になる。その場合にそれを横から支える存在があるのか?と思ったこと。

高齢者と家族の不安を減らすためのコミュニケーション・サービスを行いたいと考えている。

もともとコミュニケーション、人のこころに興味があった。長野県出身だが高校から東京に出てきて一人暮らしをした。挫折もあり、帰宅部になり悩む日々が続き孤独を感じていた。演劇と出会い、自己表現とコミュニケーションについて考える日々で救われる。大学でも演劇サークルに所属。その後コンサルティング会社に入ったのも、多くの方とコミュニケーションをとり、その一人ひとりのポテンシャルを最大限に発揮するお手伝いをする仕事だったから。投資ファンドも同様の理由で参加。取締役として多くの方とのコミュニケーションや、気持ちの理解を役割として担った。

より直接的にコミュニケーションや人との繋がりを求めている人の手助け、お手伝いをしたいと考えるようになり、今の日本で一番コミュニケーションが求められているのが当該事業だと考え、起業を決意した。

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1. 「見守りプラス」サービス内容

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高齢者の方に週 2 回専属の担当者がお電話し、様子を伺い、お話相手になります。-  専属の担当者を配置、初回直接訪問して信頼関係を構築した上で電話する-   電話の都度、ご家族に会話の内容をメールで報告する-   認知症の傾向を早期発見する機能を持つ

上記サービス内容において、既存事業にはない特色を持つ新しいサービス事業です。

現在、無料モニタに対してサービス提供中。来年 1 月からの有料サービス開始を予定しております。

「介護を受ける前の一人暮らしの高齢者を抱えるご家族の方向けコミュニケーションサービス」

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アイスブレイク

これから高齢者の比率が高まる日本において、ビジネスチャンスが大きい業界、業種、会社、ビジネスはなんでしょうか?

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日本は高齢化社会なのか

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日本は超高齢社会。

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高齢化率( 65歳以上の人口が総人口に占める割合)によって以下のように分類される。

• 高齢化社会 高齢化率 7% - 14%  1970 年

• 高齢社会 同 14% - 21% 1995 年• 超高齢社会 同 21% - 2007 年

現在の高齢化率は 24.1% 。 総数は 3,079万人。

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0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

40.0%

45.0%

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010 2020 2030 2040 2050 2060 2070 2080 2090 2100 2110

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日本の年齢別人口推移と高齢化率

イマココ!

総務省統計局  H24日本統計年鑑、国立社会保障・人口問題研究所 「日本の将来推計人口(平成 24年 1月推計)」より

14歳以下

15-64歳

65歳以上

高齢化率

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加齢の質

何歳でしょうか

ちびまる子ちゃん  さくら友蔵

こち亀 大原部長

機動戦士ガンダム ブライト・ノア

ドラえもん  野比のび助

明日のジョー  丹下段平

サザエさん  磯野波平

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加齢の質

ちびまる子ちゃん  さくら友蔵76歳

こち亀 大原部長53歳

機動戦士ガンダム ブライト・ノア19歳

ドラえもん  野比のび助38歳

明日のジョー  丹下段平45歳

サザエさん  磯野波平54歳

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「老後」の誕生

90歳10歳 20歳 30歳 40歳 50歳 60歳 70歳 80歳0歳

1947 年 中卒 子育て

定年結婚

男性

1980 年 高卒 子育て

2012 年 大卒 子育て

1947 年 中卒 子育て

女性

1980 年 高卒 子育て

2012 年 大卒 子育て

15 26 50.1 55

18 28 60 73.4

22 31 65 79.9

子育て後 30 年定年後 15 年

子育て後 25 年定年後 10 年超

子育て後まもなく定年は迎えない

15 23

18 25

22 29

54.0

78.9

86.4

子育て後 35 年定年後 20 年

子育て後 30 年

子育て後 10 年

65

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学び  (例 )

【マクロ】• 日本は高齢化率が今後も高まり、高齢者が人口の 40% を超える時代に• あわせて本格的な人口減少社会に突入する• 高齢者向け市場は拡大余地はあるが、それ以上のペースで 64歳以下の市場が

減少する

【ミクロ】• 平均寿命が大きく伸びた。結果、今までなかった「老後」が誕生し、期間が伸びている

• 時間と、豊富な貯蓄を持つ層の登場• 一方で健康に不安があったり、死に向きあったり、家族と離別するなど高齢者特有の特徴もある

既存市場向け企業が全力で高齢者向け市場に参入してくる

新しいニーズの発生。では、どういうサービスが求められるのか?どういう訴え方をすると受け入れられるのか?

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ディスカッション

今までの議論を下敷きにして・・・

• 改めて。これから高齢者の比率が高まる日本において、ビジネスチャンスが大きい業界、業種、会社、ビジネスはなんでしょうか?

ビジネスチャンス  ・・・ 新規参入、起業等により新しい市場を作る、あるいは既存市場を新しい製品、サービスに置き換えること。例えば、高齢者向け鉄道輸送が流行るとしても、既存の鉄道会社によって確実に寡占状況が維持されるため、ビジネスチャンスの定義には当てはまらない

また、既存事業のプレーヤーが展開可能なものも、本ディスカッションの主旨に沿わないため対象外。

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おまけ

今日の議論では、以下に深入りしませんでした。

• 当然のことながら、従来の若者とは異なる部分がある。• 完全に健康ではなく、少しずつ問題や肉体的疲労の蓄積を抱える• 記憶力の低下、新しい物事を習熟する難易度の向上• 退職による社会的地位の喪失• 家族の喪失・離別による孤独

• ビジネス上の戦略構築のみならず、1対1のコミュニケーションを取る上でも、上記を前提とした丁寧なコミュニケーションがなければ信頼関係を得られない

• 次回では、そうした方を対象にしたコミュニケーションスキル「傾聴」をご紹介し、一般的なビジネスにも活用できるよう、プレゼンテーションを行いたいと思います。

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ありがとうございました

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