12
redhat.com facebook.com/redhatinc @redhatnews linkedin.com/company/red-hat 1 IBM Operational Decision Manager Web ページ : http://www-01.ibm.com/software/decision-management/ operational-decision-management/websphere-operational-decision-management/ 2 このルールエンジンは、 Drools プロジェクトを基にした、広く使われているオープンソースのビジネスルールエンジンで、このルー ルエンジンをテーマとする書籍も世界で 3 冊出版されています。 はじめに テクノロジーは、企業がキャッチアップするのが大変なスピードで変化し続けています。数年前はまだ珍し かったテクノロジーや誕生したばかりだったテクノロジーが、今や IT の主流になっています。そうしたテク ノロジーの 2 つである、ビジネスルール管理システム (BRMS) と複合イベント処理 (CEP) は現在、広範囲 にわたって高く評価され、導入されています。BRMS CEP を組み合わせることにより、企業は、変動性 が低く正確性が高い、環境に対する意識に優れたビジネスソリューションを構築できます。 ビジネスソリューションの構築に活用するリソースもまた、進化しています。ビジネスソリューションはもはや、 アナリストや特定分野の専門家といったビジネスリソースに縛られていません。これまで、ビジネス部門が 作成した仕様を、アーキテクトや開発者といった技術部門が受け取り、システムを設計、構築していました。 今日では、ビジネスソリューションの構築と保守は、技術部門よりもビジネス部門が行っています。ビジネ ス部門は、自分たちのために開発されたツールを使用して、ルールを直接作成し、活用しています。一方、 技術部門は、ビジネスソリューションのライフサイクルにとって重要な技術スキルや能力の向上に力を入れ ることができるようになりました。ビジネス部門と技術部門の作業は、BRMS テクノロジーと CEP テクノロ ジーと同様、適切に統合して、シームレスかつ効率的に連携する必要があります。 Red Hat ® JBoss ® BRMS では、サブスクリプションごとに、BRMSCEP 、システム管理、およびそれらす べてが稼働するアプリケーションプラットフォームといったテクノロジーを統合した魅力的なサービスが提 供されます。 それに対し、IBM Operational Decision Manager 1 は、Red Hat JBoss BRMS 6 の機能に対応する BRMS 機能と CEP 機能を提供します。 この競合製品レビューでは、 Red Hat JBoss BRMS 6 IBM Operational Decision Manager 8.5.1 の違いを ご紹介します。 ビジネスルール管理システム Red Hat JBoss BRMS は、IT アプリケーションの活用を促進するビジネスルールの管理と自動化を可能に します。これにより、ビジネスアナリストやアプリケーション開発者は、コード化したルールが正しくビジネ スポリシーに組み込まれ、外部の規制を遵守していることに確信を持つことができます。 2 IBM Operational Decision Manager は、独自のソースコードがベースとなっており、Decision Server Decision Center という 2 つの主要コンポーネントに分かれています。Decision Server は、ODM プロジェ クトをセットアップして実行するための設計 / ランタイムツールです。Decision Center は、意思決定を行う ルールやイベントをオーサリング、編集、管理する、ビジネスユーザー向けのツールです。各 IBM Operational Decision Manager コンポーネントは、独立したサーバープロセスとして実行されます。Red Hat JBoss BRMS のビジネスルールは、個々のアプリケーションプラットフォームインスタンス上にインス トールすることも、1 つのルールをプラットフォームの他のコンポーネントと共有して使用することもできます。 Red Hat JBoss BRMS には、 強力なビジネスルールエンジンと ルールオーサリングツールに加え、 管理システムとリポジトリが組み込 まれています。 RED HAT JBOSS BRMS 6 IBM OPERATIONAL DECISION MANAGER 8.5.1 の比較 製品比較レビュー: 2014 4

: 2014 4 - jp-redhat.com · redh a t.com 製品 比較レビュー R ed H aJ B os MS 6 とI Op ri nl D c g 8 .5 1 の 3 複合イベント処理 Red Hat JBoss BRMS の複合イベント処理

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redhat.com

facebook.com/redhatinc @redhatnews

linkedin.com/company/red-hat

1 IBM Operational Decision Manager の Web ページ : http://www-01.ibm.com/software/decision-management/operational-decision-management/websphere-operational-decision-management/

2 このルールエンジンは、 Drools プロジェクトを基にした、広く使われているオープンソースのビジネスルールエンジンで、このルー

ルエンジンをテーマとする書籍も世界で 3 冊出版されています。

はじめに

テクノロジーは、企業がキャッチアップするのが大変なスピードで変化し続けています。数年前はまだ珍し

かったテクノロジーや誕生したばかりだったテクノロジーが、今や IT の主流になっています。そうしたテク

ノロジーの 2 つである、ビジネスルール管理システム (BRMS) と複合イベント処理 (CEP) は現在、広範囲

にわたって高く評価され、導入されています。BRMS と CEP を組み合わせることにより、企業は、変動性

が低く正確性が高い、環境に対する意識に優れたビジネスソリューションを構築できます。

ビジネスソリューションの構築に活用するリソースもまた、進化しています。ビジネスソリューションはもはや、

アナリストや特定分野の専門家といったビジネスリソースに縛られていません。これまで、ビジネス部門が

作成した仕様を、アーキテクトや開発者といった技術部門が受け取り、システムを設計、構築していました。

今日では、ビジネスソリューションの構築と保守は、技術部門よりもビジネス部門が行っています。ビジネ

ス部門は、自分たちのために開発されたツールを使用して、ルールを直接作成し、活用しています。一方、

技術部門は、ビジネスソリューションのライフサイクルにとって重要な技術スキルや能力の向上に力を入れ

ることができるようになりました。ビジネス部門と技術部門の作業は、BRMS テクノロジーと CEP テクノロ

ジーと同様、適切に統合して、シームレスかつ効率的に連携する必要があります。

Red Hat® JBoss® BRMS では、サブスクリプションごとに、BRMS、CEP、システム管理、およびそれらす

べてが稼働するアプリケーションプラットフォームといったテクノロジーを統合した魅力的なサービスが提

供されます。

それに対し、IBM Operational Decision Manager1 は、Red Hat JBoss BRMS 6 の機能に対応する BRMS

機能と CEP 機能を提供します。

この競合製品レビューでは、Red Hat JBoss BRMS 6 と IBM Operational Decision Manager 8.5.1 の違いを

ご紹介します。

ビジネスルール管理システム

Red Hat JBoss BRMS は、IT アプリケーションの活用を促進するビジネスルールの管理と自動化を可能に

します。これにより、ビジネスアナリストやアプリケーション開発者は、コード化したルールが正しくビジネ

スポリシーに組み込まれ、外部の規制を遵守していることに確信を持つことができます。2

IBM Operational Decision Manager は、独自のソースコードがベースとなっており、Decision Server と

Decision Center という 2 つの主要コンポーネントに分かれています。Decision Server は、ODM プロジェ

クトをセットアップして実行するための設計 / ランタイムツールです。Decision Center は、意思決定を行う

ルールやイベントをオーサリング、編集、管理する、ビジネスユーザー向けのツールです。各 IBM

Operational Decision Manager コンポーネントは、独立したサーバープロセスとして実行されます。Red

Hat JBoss BRMS のビジネスルールは、個々のアプリケーションプラットフォームインスタンス上にインス

トールすることも、1 つのルールをプラットフォームの他のコンポーネントと共有して使用することもできます。

Red Hat JBoss BRMS には、

強力なビジネスルールエンジンと

ルールオーサリングツールに加え、

管理システムとリポジトリが組み込

まれています。

RED HAT JBOSS BRMS 6 と IBM OPERATIONAL DECISION MANAGER 8.5.1 の比較製品比較レビュー: 2014 年 4 月

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2redhat.com 製品比較レビュー Red Hat JBoss BRMS 6 と IBM Operational Decision Manager 8.5.1 の比較

3 Red Hat JBoss Developer Studio の製品 Web ページ : https://www.jboss.org/products/devstudio.html

4 ルールの同期化と格納の詳細については、IBM のドキュメントを参照 : http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/dmanager/v8r0/index.jsp?topic=%2Fcom.ibm.wodm.dcenter.synchro%2Ftopics%2Fwodm_dcenter_synchro.html

5 IBM のドキュメント : http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/dmanager/v8r0/index.jsp?topic=%2Fcom.ibm.WebSphere Operational Decision Management.dserver.rules.designer.dev%2Fdesigning_bom_topics%2Ftpc_bom_designing_for_java_model.html

望ましい BRMS オーサリング環境を構築することにより、技術部門とビジネスユーザーは互いの作業を妨

げることなく、共同で作業できます。柔軟性と制御性を実現するには、バージョン管理、セキュリティ保護、

その他のガバナンス機能を実行可能な方法で、ビジネスルールを管理する必要があります。

IBM Operational Decision Manager でルールオーサリングを実行するには、複数のツールを使用します。

IBM ツールの 1 つである Rule Designer は、技術リソース向けの Eclipse ベースのツールです。Rules

Designer ユーザーは、ファイルシステム内にルールを格納し、各自の Eclipse ワークスペースでルールプ

ロジェクトのコピーに対して手を加えます。また、マスターコピーはソースコード管理システム内に保持され

ます。このソースコード管理システムでは、ファイル共有、衝突の解決、バージョン管理などを制御します。

JBoss Developer Studio3 を使用して作業する Red Hat JBoss BRMS の開発者は、ガバナンスリポジトリを

直接操作して、バージョンの追加、更新、コミット、比較、切り替えや履歴の表示、およびリソースの直接

削除を行うことができます。これにより、開発者の作業が簡素化され、IBM Operational Decision

Manager では生じ得るソースコード管理システムとリポジトリ間の同期エラーを回避できます。4

ルールを操作する際、Red Hat JBoss BRMS では、IBM Operational Decision Manager と共通する次の

ような複数の機能 ( ただし、これらに限定されません ) を使用できます。

•インタラクティブなガイド付きルール

•ドメイン固有のルール言語

•ルールテンプレート

•デシジョンテーブル

この分野において、Red Hat JBoss BRMS には、IBM Operational Decision Manager を超える複数の利

点があります。たとえば、JBoss なら、同じメソッドを使用してルールとイベントのファクト型を定義でき

ます。IBM でイベントとルールのファクトを定義するには、異なるメソッドを使用します。

また、簡潔さも利点の 1 つです。Red Hat JBoss BRMS では、Java(TM) オブジェクトを直接参照し、ルー

ルとイベントのファクト型として使用できます。IBM Operational Decision Manager では、ルールとイベン

トのどちらを操作しているかによって、Java オブジェクトを参照して使用する方法が異なります。さらに、ルー

ルを操作している場合、Java オブジェクトとルールボキャブラリの間には、抽象化のレベルが 2 つ ( ビジ

ネスオブジェクトモデルと実行オブジェクトモデル ) あります。5

Red Hat JBoss Developer Studio

は、Red Hat JBoss BRMS の単一

の統合開発環境として使用でき

ます。

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3redhat.com 製品比較レビュー Red Hat JBoss BRMS 6 と IBM Operational Decision Manager 8.5.1 の比較

複合イベント処理

Red Hat JBoss BRMS の複合イベント処理 (CEP) コンポーネントは、JBoss Drools Fusion コミュニティプ

ロジェクトから派生しています。このコンポーネントは、ルール、プロセス、またはイベントのみを参照する、

対象範囲が狭いモデリングから外れると、メインのモデリングコンセプトとして実装されます。Red Hat

JBoss BRMS では、このようなコンポーネントはすべてプライマリコンセプトとして扱われ、互いの長所を

活かし合って、柔軟性と行動モデリングのパワーを効果的に獲得します。この競合製品レビューでは、独

立したモジュールとして CEP コンポーネントを比較していますが、重要なのは、CEP コンポーネントは

BRMS プラットフォームの他の部分とも完全に統合されているという点です。CEP を有効にすると、さらに

次のような機能が使用可能になります。

•プラットフォームの最上級ユーザーとして、イベントを理解し、管理

•関心のある、クラウド内のイベントまたは一連のイベントを選択

•それらのイベントの中で関連するリレーションシップ ( パターン ) を検出

•検出したパターンに応じて適切なアクションを実行

IBM Operational Decision Manager では、複合イベント管理に対して違うアプローチが取られています。イ

ベント開発とルール開発、そしてイベントエンジンとビジネスルールエンジンはそれぞれ独立しています。6

その結果、複合イベントデータの処理と分析に関連するロジックは、ビジネスルール処理とは別のものとなっ

ています。

これは、複合イベント処理とビジネスルールが連動する Red Hat JBoss BRMS とは異なります。Red Hat

のアプローチでは、単一の宣言でルールとイベントを一緒に使用できます。たとえば、図 A のように、「直

前の 10 分間の平均気温が特定の値を上回ったら、アラームを鳴らす」というルールを記述できます。この

アプローチを用いれば、ビジネスルール内でイベントを使用できるため、単一のコンテキスト内で作業を進

めることが可能です。

図 A

6 「What is WebSphere Operational Decision Management (WebSphere Operational Decision Management の概要 )」ドキュ

メントページの図を参照 : http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/dmanager/v8r0/index.jsp

Red Hat JBoss BRMS では、ビジ

ネスルールと複合イベント処理が

連携するよう設計されています。

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4redhat.com 製品比較レビュー Red Hat JBoss BRMS 6 と IBM Operational Decision Manager 8.5.1 の比較

IBM Operational Decision Manager を使用している場合、例のルールではデータの時間的な評価を必要

とするため、Decision Server Events を使ってデータとルールの両方を定義して実行する必要があります。

IBM のイベント開発者は、Eclipse ベースのイベント設計ツールを使用して、必要なロジックの設計、作成、

テスト、デプロイを行うことになります。また、定義するイベントには、必須のルール条件のために必要なデー

タをすべて含めます。この例では、Decision Server イベントエンジンがルールを実行します。Decision

Server ルールエンジンは必要とされません。

Red Hat JBoss BRMS を用いれば、1 つのランタイムエンジンで実行できるため、イベントエンジンとビジ

ネスルールエンジンのどちらを使用してルールを実行するかを選択するオーバーヘッドがなくなります。

ルールを適用する一連のイベントを効果的に判断するには、時間関数を使用できる必要があります。Red

Hat JBoss BRMS CEP は、13 種類の時間演算子と論理補数 ( 否定 ) に加え、スライディングタイムウィンド

ウを実装しています。スライディングウィンドウは、現在から過去のある時点までの時間枠を表します。たと

えば、2 分間のスライディングウィンドウには、過去 2 分間に発生したすべてのイベントが含まれます。スラ

イディングタイムウィンドウに入らなかったイベント (この場合、そうしたイベントは 2 分以上前に発生して

います ) は、このスライディングウィンドウを使用するルールの対象となりません。

13 種 類 の Red Hat JBoss BRMS CEP 時 間 演 算子 は、after、before、coincides、during、finishes、

finishedby、includes、meets、metby、overlaps、overlappedby、starts、startedby です。ポイント - イン

ターバル、およびインターバル - インターバルの場合は、これら 13 種類の演算子をすべて使用できます。

ポイント - ポイントの場合は、before、after、coincides 演算子を使用できます。図 B は、Red Hat

JBoss BRMS の時間演算子のインターバルのサブセットを表しています。

Red Hat JBoss BRMS を使用す

れば、複合イベントの時間分析を

実行できます。

図 B

ポイント - ポイント ポイント - インターバル

インターバル - インターバル

A after BA

B

A metBy BA

B

A overlappedBy BA

B

A finishedBy BA

B

A during BA

B

A finishes BA

B

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5redhat.com 製品比較レビュー Red Hat JBoss BRMS 6 と IBM Operational Decision Manager 8.5.1 の比較

IBM Operational Decision Manager では、時間推論に対して異なるアプローチが取られ、コンテキストや

DateTime データに応じてさまざまな関数と演算子が用意されています。コンテキストデータ用には、8 種

類のコンテキスト演算子と 8 種類の関数があります。DataTime データ用には、34 種類の演算子と 18 種

類の関数があります。IBM の時間機能の細かさは、Red Hat JBoss BRMS の簡潔な時間演算子を適用す

る場合と比べて、使用するのに時間がかかります。たとえば、JBoss の overlaps 演算子は、2 つのイベントを

関連付け、関連イベントよりも前に現在のイベントが開始され、関連イベントの開始後かつ終了前に終了し

た場合、マッチと見なします。

Red Hat JBoss BRMS のイベントには、次のような構文を使用して this の状態をチェックできるメタデータ

が組み込まれています。

$eventA : EventA (this overlaps $eventB)

IBM にはこのような組み込みメタデータがないため、イベントごとに開始と終了のタイムスタンプを明示的

に宣言し、次のように論理的に評価する必要があります。

$eventA.startTimestamp < $eventB.startTimestamp < $eventA.endTimestamp < $eventB.endTimestamp

Red Hat JBoss BRMS を使用して実装したものと比較すると、IBM ソリューションはより複雑になります。

図 A の気温の例でも、スライディングタイムウィンドウを使用して、平均値を動的に判断しています。Red

Hat JBoss BRMS CEP では、over キーワードを使用してウィンドウとパターンを関連付けます。この気温

の例では、次のルールテキストが該当します。

accumulate(SensorReading($temp : temperature) over window:time(10m),average ($temp))

このルールテキストでは、10 分間のスライディングタイムウィンドウを使用して、平均気温を判断しています。

この簡単なルールプロセスを、IBM Operational Decision Manager を使用してレプリケートすることはでき

ません。代わりに、IBM Operational Decision Manager では、固定された期間内に発生したイベントをフィ

ルタリングする複数のステップの実装から始めます。特定されたイベントは、配列にまとめられます。固定

された期間のフィルタリングが終わったら、イベントの集合体を処理して平均気温を判断します。これは、

前述した Red Hat JBoss BRMS での実装よりも複雑です。また、IBM の期間は静的です。したがって、技

術的にはスライディングタイムウィンドウではありません。これは、Red Hat JBoss BRMS のもう 1 つの利

点でもあります。

求めるイベントパターンを検出したら、次のステップは、データの格納と操作、場合によってはイベントに

応じたタスクの実行です。IBM Operational Decision Manager を使用している場合、データはビジネスオ

ブジェクトを使用して保存されるため、イベントのランタイムから外部システムに出力イベントを送信すると

いうアクションを定義します。外部システムと通信するには、事前定義済みのテクノロジーコネクターの 1

つを使用します。テクノロジーコネクターは、E メール、ファイルシステム、FTP、HTTP、JDBC、JMS、

SOAP、ユーザーコンソールメッセージを通じた通信を可能にします。

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6redhat.com 製品比較レビュー Red Hat JBoss BRMS 6 と IBM Operational Decision Manager 8.5.1 の比較

Red Hat JBoss BRMS には、IBM Operational Decision Manager と同じデータとタスク機能がすべて備わっ

ているだけでなく、さらに他の機能も追加されています。こうした優れた機能は、Red Hat JBoss BRMS の

ランタイムモデルによってもたらされています。このランタイムモデルは、作成した関連メソッドを持つ

Java オブジェクトへの密接なアクセスを提供します。

IBM Operational Decision Manager を使用する際のように事前定義されたテクノロジーコネクターを使用

する必要はありません。7 たとえば、ルール内では、Java オブジェクトインスタンス内でメソッドを直接呼

び出し、その Java オブジェクトインスタンスに、選択したテクノロジーを使用して別のシステムと通信させ

ることが可能です。また、単に Java クラスのインスタンスメソッドを使用し、必要に応じてローカルでデー

タを操作することもできます。Red Hat JBoss BRMS は、開発者に柔軟性をもたらします。

製品の取得

Red Hat JBoss BRMS は、単一つのプラットフォームバンドルで利用できます。16 コアまたは 64 コア、

Premium サポート付きの年間管理サブスクリプションは、1 年または 3 年間有効です。サブスクリプション

が有効である限り、このプラットフォームはどこでも使用できます。

IBM は、IBM Operational Decision Manager とその関連コンポーネントを注文する方法を複数用意してい

ます。8 新規注文用のパーツ番号が 15 個、サブスクリプションとサポート用が 15 個、サブスクリプションと

サポートの復元用が 14 個あります。一部のパーツ番号の価格は、プロセッサーバリューユニット ( プロセッ

サーテクノロジーとコア ) またはリソースバリューユニットに基づいて設定されています。リソースバリュー

ユニットは、IBM Operational Decision Manager で使用または管理する特定のリソースのユニット数を表

します。利用可能な IBM の新規ライセンスは、フル機能ライセンスやデプロイ制限がある Express ライセン

スに対するニーズに基づき、さらに細分化されています。また、ルール専用機能、イベント専用機能、ま

たは稼働している IBM Integration Bus のルールの有効化に対する、IBM Operational Decision Manager

の機能別製品ライセンスも利用可能です。最後に、前述したすべての製品オプションで、本番環境または

非本番環境での使用に対するライセンスを選択できます。

IBM では、IBM Operational Decision Manager の新規ライセンスパーツ番号を購入した後、別のパーツ

番号への変更を希望するユーザーのために、トレードアップ用のパーツ番号を 25 個用意しています。たと

えば、ユーザーが Decision Server ライセンスを非本番環境用から本番環境用に変更したくなったとします。

割合はさまざまですが、調査したすべてのトレードアップにおいて、当初の製品ライセンス料金とトレード

アップ料金を合計すると、トレードアップした製品の通常のライセンス料金よりも高くなるような金額を、

IBM はユーザーに請求しています。

IBM のさまざまなライセンスオプションをすべて理解することに比べれば、Red Hat JBoss Fuse BRMS の

サブスクリプションオプションを理解することは極めて簡単です。

1 つのサブスクリプションで

Red Hat JBoss BRMS の包括的な

機能を利用できます。

7 テクノロジーコネクターのリストが記載されている IBM ドキュメント : http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/dmanager/v8r0/index.jsp?topic=%2Fcom.ibm.wodm.dserver.events.dev%2Ftopics%2Fwhataretechnologyconnectors.html

8 『IBM software announcement 213-44 dated October 1, 2013 (2013 年 10 月 1 日付けの IBM ソフトウェア発表 213-44)』を参照 : http://www-01.ibm.com/common/ssi/rep_ca/1/897/ENUS213-411/ENUS213-411.PDF

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7redhat.com 製品比較レビュー Red Hat JBoss BRMS 6 と IBM Operational Decision Manager 8.5.1 の比較

経済性

IBM Operational Decision Manager と Red Hat JBoss BRMS 6 を比較すると、総取得費用に大きな違い

があります。Red Hat では購入を決定する要因が価格だけであるとは考えていません。ただし、Red Hat

JBoss BRMS 6 の経済的な利点が IBM Operational Decision Manager 8.5.1 を大幅に上回っていることは

考慮する必要があります。

IBM ソフトウェアをパスポートアドバンテージプログラムで購入すると、1 年目の料金はライセンスコストと

サブスクリプションおよびサポートのコストをまとめた単一課金形態になります。9 購入から 1 年が過ぎると、

IBM サブスクリプションおよびサポートのコストは、パスポートアドバンテージの RSVP レベルに基づいて

設定されます。10 パスポートアドバンテージの RSVP レベルが変更されると、サブスクリプションとサポー

トのコストも変更されます。

一方、Red Hat JBoss Middleware の場合は、年間サブスクリプション料金を支払うだけで、ソフトウェアラ

イセンス料金を請求されることはありません。

Red Hat サブスクリプションの導入は、IBM ソフトウェアと比べると、経済的といえます。たとえば、本番

環境用の IBM Operational Decision Manager11 と Red Hat JBoss BRMS12 の 2 年間の取得費用を定価で

比べてみましょう。16 コアの Intel ベースサーバー上にデプロイするものとします。IBM の場合、Intel コア

はコアあたり 100 PVU13 と見積もられています。使用しているのは、2014 年 1 月時点の米国における定価

です。初年度の IBM のコストは、16 ( コア数 ) X 100 ( コアあたりの PVU) X [ 製品価格 ] で計算されます。

2 年目の IBM のサブスクリプションおよびサポートコストは、ライセンスコストの 20% で計算されます。14

9 CDW Software Licensing Center (CDW ソフトウェアライセンスセンター ) Web ページ : http://www.cdw.com/content/software-licensing/ibm.aspx

10 IBM International Passport Advantage Agreement (IBM インターナショナルパスポートアドバンテージ契約 ): http://public.dhe.ibm.com/software/passportadvantage/PA_Agreements/PA_Agreement_International_English.pdf のセクション 1.8「RSVP Level ( 料金レベル )」

11 IBM Software online Catalog (IBM ソフトウェアオンラインカタログ ): http://www-01.ibm.com/software/info/app/ecatalog/atoz.html (米国価格 )

12 JBoss NA Channel SKUs (JBoss NA Channel SKU): http://www.redhat.com/f/html/jboss_channel_skus.html

13 IBM Processor Value Unit [PVU] licensing for Distributed Software ( 配信ソフトウェア用 IBM プロセッサーバリューユニッ

ト (PVU) のライセンス ): http://www-01.ibm.com/software/lotus/passportadvantage/pvu_licensing_for_customers.html

14 20% の基準については、IBM ホワイトペーパー『Comparing IBM WebSphere and Oracle WebLogic (IBM WebSphere と Oracle WebLogic の比較 )』を参照 : ftp://public.dhe.ibm.com/common/ssi/ecm/en/wsw14127usen/WSW14127USEN.PDF

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8redhat.com 製品比較レビュー Red Hat JBoss BRMS 6 と IBM Operational Decision Manager 8.5.1 の比較

表 A: 16 コアを使用する IBM 製品の 2 年間のコスト見積もり

コア数 コアあたりの PVU

PVU あたりの価格

合計

IBM OPERATIONAL DECISION MANAGER

I B M We b S p h e r e D e c i s i o n

Center プロセッサーバリューユ

ニット (PVU) ライセンス + 12 か

月間のソフトウェアサブスクリプ

ションおよびサポート (D0IIZLL)

16 100 $1,530 $2,448,000

IBM WebSphere Decision Server

プロセッサーバリューユニット

(PVU) ライセンス + 12 か月間のソ

フトウェアサブスクリプションお

よびサポート (D0G80LL)

16 100 $1,410 $2,256,000

ライセンスの合計料金 $4,704,000

年間サブスクリプションとサポートの料金 (ライセンスの 20%) $940,800

IBM の 2 年間の合計コスト $5,644,800

表 A に示すように、16 コアの本番環境用 IBM Operational Decision Manager の 2 年間の取得費用は、

定価で 560 万ドル (USD) を超えます。

表 B に示すように、Red Hat JBoss BRMS の 2 年間の取得費用は IBM の定価よりも数百万ドル安くなり

ます。Red Hat JBoss BRMS は、1 年または 3 年のサブスクリプションとして購入でき、16 または 64 の単

位でコア数を追加できます。Red Hat では、Premium サポート付きの年間管理サブスクリプションを推奨

しています。

この 2 年間、

Red Hat JBoss BRMS

サブスクリプションは IBM

Operational Decision Manager よ

りも定価が何百万ドル (USD) も低

くなっています。

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9redhat.com 製品比較レビュー Red Hat JBoss BRMS 6 と IBM Operational Decision Manager 8.5.1 の比較

表 B: RED HAT JBOSS BRMS の 2 年間のサブスクリプションコスト

RED HAT JBOSS BRMS、 WITH MANAGEMENT 16 コア、PREMIUM

RED HAT JBOSS BRMS WITH MANAGEMENT 64 コア、PREMIUM

年間サブスクリプション $36,000 $130,000

2 年間の年間サブスクリプション $72,000 $260,000

IBM と比べて Red Hat で

節約される金額 (USD)

$5,572, 800 $22,319,200

64 コアを使用する IBM 製品の 2 年間のコスト見積もり

コア数 コアあたりの PVU

PVU あたりの価格

合計

IBM OPERATIONAL DECISION MANAGER

I B M We b S p h e r e D e c i s i o n

Center プロセッサーバリューユ

ニット (PVU) ライセンス + 12 か

月間のソフトウェアサブスクリプ

ションおよびサポート (D0IIZLL)

64 100 $1,530 $9,792,000

IBM WebSphere Decision Server

プロセッサーバリューユニット

(PVU) ライセンス + 12 か月間のソ

フトウェアサブスクリプションお

よびサポート (D0G80LL)

64 100 $1,410 $9,024,000

ライセンスの合計料金 $18,816,000

年間サブスクリプションとサポートの料金 ( ライセンスの 20%) $3,763,200

IBM の 2 年間の合計コスト $22,579,200

本番環境で IBM のコストを削減する可能性のある方法の 1 つは、本番環境用の IBM Operational Decision

Manager Express エディションを使用することです。このエディションのコンポーネントである IBM

Decision Center Express と IBM Decision Server Express には、デプロイ制限があります。IBM Decision

Center Express では、エスタブリッシュメントごとに最大 140 PVU をデプロイできます。IBM Decision

Server Express では、エスタブリッシュメントごとに最大 280 PVU をデプロイできます。

各製品を全 16 コアにマッピングする場合、各 IBM Operational Decision Manager Express コンポーネン

トのデプロイが全体で 16 コアになるよう、IBM Decision Center は 8 エスタブリッシュメント (2 コアずつ )

に、IBM Decision Server Express は 4 エスタブリッシュメント (4 コアずつ ) にデプロイできます。

この見積もりでは、同じ数の IBM Decision Center Express と IBM Decision Server Express をデプロイす

ることを前提としています。先ほどの価格例は表 C のように、1 コアあたり 70 PVU に変更されています。

これは、IBM 製品にかかる総コストのさらなる削減に有効です。

Red Hat JBoss BRMS

サブスクリプションはこの 2 年間、

本番環境向け、および非本番環境

向けともに、IBM Operational

Decision Manager Express よりも

低い定価を維持しています。

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表 C: IBM OPERATIONAL DECISION MANAGER EXPRESS の 2 年間のコスト見積もり

コア数 コアあたりの PVU

PVU あたりの価格

合計

IBM OPERATIONAL DECISION MANAGER

IBM Decision Center Express

プロセッサーバリューユニット

(PVU) ライセンス + 12 か月間のソ

フトウェアサブスクリプションお

よびサポート

8 70 $767 $429,520

IBM Decision Server Express

プロセッサーバリューユニット

(PVU) ライセンス + 12 か月間のソ

フトウェアサブスクリプションお

よびサポート

16 70 $613 $686,560

ライセンスの合計料金 $1,116,080

年間サブスクリプションとサポートの料金 (ライセンスの 20%) $223,216

IBM の 2 年間の合計コスト $1,339,296

RED HAT JBOSS BRMS の 2 年間のサブスクリプションコスト

RED HAT JBOSS BRMS、 年間管理、16 コア、PREMIUM

年間サブスクリプション $36,000

2 年間の年間サブスクリプション $72,000

IBM と比べて Red Hat で節約さ

れる金額 (USD)

$1,267, 296

表 C のとおり、16 コアの IBM Decision Server Express と 8 コアの IBM Decision Center Express の 2 年

間の取得コストは、130 万ドル (USD) を超えます。

Red Hat JBoss BRMS なら、サブスクリプションの制限内で、エスタブリッシュメントごとにフル機能の

Red Hat JBoss BRMS を制約なしにデプロイできます。そのコストは、IBM Operational Decision

Manager Express よりも約 125 万ドル安くなっています。

Red Hat のコスト面での利点は明確になりました。Red Hat JBoss Middleware の購入費用と使用コスト

の低さは一目瞭然です。浮いたコストで、さらに何件のプロジェクトを開始できるでしょうか?イノベーション

にどれほど専念できるでしょうか ?IBM Operational Decision Manager または IBM Operational Decision

Manager Express にかかる追加費用を正当化するに足る技術的利点はあるでしょうか ?

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まとめ

この競合製品の概要では、Red Hat JBoss BRMS と IBM Operational Decision Manager の類似点と相違

点について説明しました。関連ソフトウェアのライセンス料金を支払わなくても、Red Hat JBoss BRMS の

機能は完全に利用できます。Red Hat のお客様は、使用する Red Hat テクノロジーのサブスクリプションを

購入するだけで済みます。

選択したサブスクリプションに関係なく、Red Hat JBoss BRMS プラットフォームは、IBM Operational

Decision Manager が提供する多数の機能を提供します。たとえば、管理システムとリポジトリによって補

完されている、ビジネスルールエンジンとルールオーサリングツールなどが挙げられます。複合イベント処

理のようなその他の機能とビジネスルールとの直接統合や、全機能を使用可能な、共有された単一の開発

環境は、Red Hat JBoss BRMS 独自のものです。Red Hat なら、IBM よりもはるかに低額の取得費用で、

すべての機能を利用できます。

Red Hat を選択すると、それによって得られるコスト削減効果により、さらに多くのプロジェクトを開始し、

企業内にテクノロジーを普及させ、イノベーションに振り分ける予算を増額できるようになります。

Red Hat JBoss BRMS サブスクリプションでイノベーションを推進し、コストを削減しましょう。詳細につ

いては、Red Hat の営業担当にお問い合わせください。

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