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月刊現代ギター - 2016年5月号

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特集 14 バッハとヴァイスの交流:佐藤亜紀子

Vol.50 No.5 May2016 No.629 May

松尾俊介

●表紙 大萩康司●写真 Shimon Sekiya

60 第 2 特集 ギターの秘曲再発見(初級編)

CONCERT PHOTO REPORT

24 コンサート・フォトレポート     東日本大震災チャリティコンサート つのだたかし、佐藤達男 松尾俊介 富川勝智、長谷川郁夫 柴田杏里

REPORT

28 第 6 回イーストエンド     国際ギター・フェスティバル 2016

INTERVIEW

32 大萩康司36 セルソ・マシャド×鈴木大介46 Jiro's Bar ~濱田滋郎対談[38]

     高橋久美子(作・編曲家)

READING / ESSAY / LECTURE

42 愛器を語る[86]

     津田昭治(サイモン・アンブリッジ)

50 ポインツ・オブ・ギターテクニック[26]     山田 岳65 12 のエチュード〔2〕     (鈴木大介)68 あなたの街の~ギター教室紹介〔14〕

69 オールド・ポップス・コレクション〔26〕    ドナ・ドナ(セクンダ) (たしまみちを)73 ポピュラー・ヒット・レパートリー〔38〕     女ひとり(いずみたく)         (小関佳宏)76 名曲・名演 聴き比べ~ナクソス・ミュージック・     ライブラリーで聴くギタリストたち〔2〕

                     (朝川 博)

78 時空を超えて~歴史的ギタリストへの    インタビュー〔2〕           (手塚健旨)82 ICHIRO のギターの宝箱〔2〕    (鈴木一郎)84 a tempo 日記〔74〕          (渡辺和彦)86 レパートリー充実講座〔254〕 (富川勝智)     ラベリント(E.S. デ・ラ・マーサ)

90 ロンドン便り〔76〕(ワシリー・サバ/訳:関塚亮司)

INFORMATION

35 コンクール & 演奏会通信 201655 新譜案内56 外盤案内58 新刊案内59 弦測定72 めもらんだむ94 今月の見どころ聴きどころ96 イベント&コンサートガイド106 コンクール・インフォメーション

ENSEMBLE

92 アンサンブルの広場

SCORE

113 今月の楽譜解説114 50 の漸進的な小品 Op.59 より    第 26 番~第 32 番(カルカッシ~原 善伸)118 およげ! たいやきくん    (佐瀬寿一~岡崎 誠)122 カタルーニャの歌~聖母の御子(プラト)124 シシリアーナ(フェランティ)126 マズルカ Op.96(ヘンツェ)128 スペインの小唄(フェレール)

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14 Gendai Guitar

 「バッハとリュート」、「ヴァイスとバッハの交流」というテーマはバロックリュートの作品を愛する人にとって常に魅力的です。 今回ご紹介する〈ヴァイオリンとオブリガートチェンバロのためのトリオ・イ長調 BWV1025〉は、バッハとヴァイスの交流の証しといえる作品です。 まず、1739 年にバッハの甥でライプチヒのトーマス教会で秘書をしていたヨハン・エリアス・バッハ(Johan Elias Bach)が書いた記録を見てみましょう。

 「音楽において特別に素晴らしいことがありました。ドレスデンから来た私のいとこ(ヴィルヘルム・フリー

デマン・バッハ)は、4 週間以上ここにいましたが、有名な 2 人のリュート奏者、ヴァイス氏とクロプフガンス氏とともに、幾度か私たちのところで演奏を聴かせてくださいました」  ここで何を演奏したのかはさておき、早速この作品について説明しましょう。 2006 年に出版された新バッハ全集の「様々な室内楽作品 Verschiedene Kammermusikwerke : Neue Bach Ausgabe Serie VI. Band 5」において、この作品は〈組曲 ジルヴィウス・レオポルド・ヴァイスのリュート・ソナタによる BWV1025〉という題名で所収されています。以下の 7 楽

特集バッハとヴァイスの交流J. S. バッハ の〈ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロの

ためのトリオ・イ長調 BWV1025〉は

S. L. ヴァイスの〈リュート・ソナタ第 47 番〉

を元にしていた!

J. S. Bach (1685-1750)

S. L. Weiss (1687-1750)

佐藤亜紀子(リュート奏者)

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24 Gendai Guitar

今年で 3 回目となった Hakuju 東日本大震災 チャリティコンサートが震災から 5 年目の節目となった 3 月 11 日に Hakujuホールで開催された。チケットは事前に完売となり満員の聴衆が詰めかけた。開演に先立ち地震発生の 14 時 46 分には会場全体で黙祷が捧げられた後、大萩康司(G)、川本嘉子

(Vla)、小林美恵(Vn)、長谷川陽子(Vc)、林 美智子(Ms)、三舩優子(Pf)、ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット

(サックスカルテット)[平野公崇 ・田中拓也・大石将紀・西本 淳]の 10 名の演奏家たちが、様々な組み合わせで演奏を繰り広げた。ギターで唯一の参加となった大萩は川本とのデュオで、〈愛

の言葉〉(カサド)、長谷川とのデュオで〈チェロとギターのためのソナタ〉(ニャタリ)、ソロで〈サマータイム〉(ガーシュウィン~武満 徹)の 3 曲を演奏。いつも通りの確かな技術に裏付けられた熱演であった。しかし音量の面で他楽器に比べ苦戦を強いられた感は否めない。デュオの際には音量差を補完すべく演奏台が使われたが、ここは PA を用いても良かったかもしれない。アンコールは大萩を含めた全員がステージに上り、復興応援ソング〈花は咲く〉(菅野よう子)で締めくくった。

[3 月 11 日/東京 ・Hakuju Hall]

写真提供:Hakuju Hall

東日本大震災チャリティコンサート

左より、大萩康司、三舩優子、林 美智子、長谷川陽子、川本嘉子、小林美恵、田中拓也、西本 淳、大石将紀、平野公崇

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28 Gendai Guitar

6th East End International Guitar Festival

 海外の実力派アーティストを迎えて、コンサート、コンクール、マスタークラスが行なわれる「イーストエンド国際ギターフェスティバル」。ジュディカエル・ぺロワ、デュオ・メリス、リカルド・モヤーノなどの厳選されたゲストを毎回招聘し、今や我が国に欠かせないギターイベントへと成長した。第 6 回目の今回からは、真新しい豊洲シビックセンターホールに会場を移して、4 日間に渡る充実したフェスティバルが開催された。

セルソ・マシャド:ギターリサイタル(2 月 11 日) ステージ上にズラリと並べられた多種多様なパーカッションと笛。一見しただけではどう使うのか分からない

物もあり、それだけでワクワクする。ギターを抱えてステージに現れたマシャドが演奏を始めると、どこからともなくシャカシャカと歯切れの良いリズムが……どうやら彼の口から出ているようだ。ギターだけではなく、打楽器、笛を用い、また、ある時は歌い、口三味線(?)やヴォイス・パーカッションを駆使し、加えて頬や腕、膝、胸を打つなど、マシャドの五体からは次々と、めくるめくようなリズムと音楽が変化自在に紡ぎ出されていく。そればかりか、テーブルや椅子、ステージの床、果ては会場の聴衆までをも楽器に変えていく様は、まさに音の魔術師! インプロヴィゼーションでは、サルが吠え、鳥はさえずり、会場がジャングルへと一変する。やがて

第6回イーストエンド国際ギターフェスティバル

セルソ・マシャド

2015 年 2 月 11 日~ 14 日 於:豊洲シビックセンターホール      文●編集部  写真●粟戸智之

©2016 粟戸智之

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32 Gendai Guitar

3 月 18 日 現代ギター社インタビュアー:渡辺弘文(本誌編集長)

大萩康司◎プロフィール宮崎県出身。高校卒業後にフランスに渡り、パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。ハバナ国際ギター・コンクール第 2 位・審査員特別賞を受賞。キジアーナ音楽院でオスカー ・ ギリアに師事し 4 年連続最優秀ディプロマを取得。日本国内での精力的な活動に加え、世界各国に活躍の幅を広げ、各地で熱狂的な支持を得ている。ルネサンスから現代曲まで多彩なレパートリーを持ち、ソロ、室内楽、協奏曲と幅広く取り組んでいる。ジャズ・ギタリストとの共演や、バレエとのコラボレーションなど、ジャンルを超えた活動を展開し、メディアへの露出も多い。これまでに 14 枚の CD および 2 枚の DVD をリリース。『レコード芸術』誌特選盤に選ばれる等、いずれも高評を得ている。ギターを萩原 博、中野義久、福田進一、キャレル・アルムス、アルベルト・ポンセ、オリヴィエ・シャッサンの各氏に、ソルフェージュを山田順之介、リュート、テオルボ、バロック・ギターをエリック・ベロックの各氏に、室内楽をラスロ・アダディ氏に師事。第 6 回ホテルオークラ音楽賞、第 18 回出光音楽賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授。

Cover Story

大萩康司インタビュー

――アルバム・タイトルにもなっている〈天の三羽の鳥〉ですが、ラヴェルの原曲は合唱曲ですよね?大萩:はい、そうです。《3 つのシャンソン》の第 2 曲です。――私は個人的にこの曲が凄く好きで、誰かギターに編曲してくれないかなぁと願っていたのですが、大萩さんが今回取り上げてくださったということで、漸く念願が適いました(笑)。大萩:それは良かった !(笑) とても綺麗な曲ですよね。――以前からこの曲をご存じだったんですか?大萩:ソプラノの吉川真澄さんが歌っていらっしゃるのを聴いて、ああ、良い曲だな、ギターで出来ないかなって思ったんです。――大萩さんご自身の編曲ですが、原曲はヘ短調でギター向きとは言えませんね?大萩:オリジナルの調では難しいですね。この作品には歌と

デビュー15周年を過ぎ、円熟味を増した大萩が放つ意欲作ヨーロッパのアカデミズムに原点回帰したニューアルバム

ピアノのヴァージョンがあるので、それをかなり参考にしました。原曲はソロと混声合唱による五声の作品で、ソリストが歌うメロディーにコーラスが音を長く伸ばして絡み合うんですが、それをギターで表現するには開放弦が使えないと厳しいので、開放弦が使えるように移調しました。――オリジナルの雰囲気が見事にギターで再現されているように感じましたが。大萩:オクターヴになっている箇所が結構あったのですが、両方残すのは無理ですから、片一方はセーブするとしても、それによって音の厚みが薄くなり過ぎないように、加えてそれぞれの音のバランスにも気を使いました。この曲の最後の方で二度のぶつかりによる不協和音があるんですね。それがきちんと出る場所を色々と探したり、うねりが聴こえるように配慮したり、結構細かいことをやっていますので、この曲を初見で弾くのは難しいかもしれません。――原曲の歌詞では、「私の友達は戦争に行った」と繰り返されるフレーズが印象的ですが、この詩もラヴェル自身が書いていますね。大萩:はい、ラヴェル自身の詩です。これが書かれたのはちょうど 100 年前、第一次世界大戦の頃なんですね。彼が戦場に赴く

友人に手向けた詩だそうですが、その内容は普遍的と言うか、我々一人一人が、自身の想い人へ向ける言葉として置き換えられるように感じます。100 年後の現在も、相変わらずどこかで戦争は起きていますし、人間って変わらない生き物なんだなと、この詩を

Cover Story

大萩康司インタビュー

『天の三羽の鳥 ~ギターで聴く珠玉のフランス音楽~』『天の三羽の鳥 ~ギターで聴く珠玉のフランス音楽~』

Photo:Shimon Sekiya

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42 Gendai Guitar

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写真:木田新一

愛器を語る

津田昭治 ◆サイモン・アンブリッジ(2005)

Shoji Tsuda幼少より、管楽器やギターなどいろいろな楽器に親しむ。ギターを鈴木 巌、ウクレレを灰田有紀彦、ハーブ・オータに師事。早稲田大学卒業後、ヤマハ音楽振興会に所属し、永年にわたり演奏、教授活動を続ける。「バッハ/リュート組曲全曲演奏会」、「ヴィラ=ロボス/ 12 のエチュード全曲演奏会」など日本初のプログラムでのリサイタルのほか、東南アジア、北欧、ヨーロッパ、ハワイなど、海外での演奏活動も多い。現在、後進の育成を進める活動と共に、ギタートリオ TOYS のメンバー、ドイツ・ライスバッハでのヘルマン・ハウザー財団委員などを務める。編曲集『ギター・ソロで弾く J.S. バッハ名曲集』(GG467)、同曲集の準拠 CD(GGBD2025)などがある。

写真:木田新一

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60 Gendai Guitar

のエッセンスに触れられる格好の小品である。 6/8 拍子・イ短調。 A - B - C - A で書かれており、スペイン風の哀愁漂う美しいメロディーで始まる。途中、ハ長調に転調し、前打音が効果的に用いられたイ長調の展開部を経て、主題に回帰して終わる。 6/8 拍子や冒頭のアウフタクト、主題にちりばめられた前打音やポルタメントなどは、ギター学習者の技術習得にとって非常に有益であろう。また、この曲では、〈タンゴ第 3 番〉の冒頭に出てくる音程差のあるスラーの逆パターンも出てきてとても興味深い。  C の部分に当たるイ長調の後、バスの順次進行と共にドミナントに向かい、二重になっているミニカデンツアに向かう前の 3 度の連続は、へミオラとも取れるアイディアと推測され、シンプルながらも実に趣向を凝らした小品となっている。

(128 頁に楽譜を掲載)

◆ヘンツェ/マズルカ Op.96 カール・ヘンツェ(1872-1946)は、ドイツ・ベルリンに生まれ、ポツダムで没した。画家の息子であった彼は、18 歳からベルリンでギターとツィターをヴィルヘルム・コンラッドから教わると共に、イタリア・ナポリのミケーレ・ファザーノの下でマンドリンのレッスンも受

●初級向け定番レパートリーの作曲家による秘曲 初級向けと聞いて連想するギター曲と言えば何だろうか? 多くのギター学習者は、小原安正監修『教室用 新ギター教本』(青本)に収められている課題曲を思い浮かべるのではないだろうか。カルッリ〈アンダンテ〉、ビックフォード〈キンポウゲ・ワルツ〉等々、ギターを学んだ人であれば、誰でも一度は弾いたことがあるだろう。そして、初めての発表会に臨む時、レパートリーとして、メルツ〈ロマンス〉、コスト〈舟歌〉、フェレール〈タンゴ第 3 番〉、ヘンツェ〈ノクターン〉、サグレラス〈マリア・ルイサ〉などを選んだ方も多いのではなかろうか。これらは名曲中の名曲、「青本」以外にも、『発表会用ギター名曲集』『聴いて始めるかんたんギターレパートリー』(現代ギター社 GG494)、『ギター・ベーシック・レパートリー100 選』(全音楽譜出版社)、『ギター名曲 170 選』(ドレミ楽譜出版社)を始め、初級~中級用の曲集には必ずと言ってよいほど収載されており、長く弾き継がれている。 メルツ、コストは、言うまでもなくクラシックギター音楽史に雄名を刻む大家であるが、サグレラス、フェレール、ヘンツェはどうだろうか。彼らのいずれもがギターにとって多大な貢献を為した人物であるのだが、彼らの母国や海外での高評価に比して、我が国においては「初級向け定番曲の作曲家」と目されている感は否めない。そこでまずは、彼らの略歴とお薦めのレパートリーから紹介したい。

◆フェレール/スペインの小唄 ホセ・フェレール(1835-1916)は、スペインのカタルーニャ地方ヘローナ州モントグリに生まれ、バルセロナで没した。弁護士であった父から音楽とギターの手ほどきを受け、25 歳の時からバルセロナでホセ・ブロカに師事した。数年後には演奏・教授活動で成功を収め、1882 年にパリに出て名声を博した。1889 年にはバルセロナに戻り、リセオ音楽院のギター教授に就任した。 我が国では、〈タンゴ第 3 番〉で有名なフェレールだが、

永島志基(ギタリスト)/渡邊弘文(本誌編集長)

ギターの秘曲再発掘(初級編)

第2特集

流行り廃りは世の中の常であるが、ギター作品についてもそれは同様、一時期は脚光を浴びたはずなのに、いつの間にかほとんど耳にする機会が無くなり、埋もれてしまった作品がある。忘れられてしまった原因には様々な理由があろうが、良いものは良いのであるから、このまま弾かれなくなるのは実に惜しい。そうした秘曲を取り上げ紹介しようというのが本特集の主旨である。ギタリスト永島志基氏の全面協力を仰いで、今回は「初級編」と題し、かつて教則本等にも掲載されていた曲の中から、格好の初級向けレパートリーとなり得る作品をピックアップしていきたい。

ホセ・フェレール

実はかなりの作品を遺している。独奏曲を始め室内楽なども含む 100近いギター作品があるが、〈スペインの小唄〉もその一つ。

[奏法解説] 今回、巻末の添付楽譜にも掲載する〈スペインの小唄〉は、初級向けのレベルでありながらも、スペイン音楽

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