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◎題材や単元の流れの中に、「課題設定」 「課題解決」 「協働解決」「まとめ・振 り返 り」
の4つの視点を意図的に取り入れる授業展開が、生徒に浸透 しつつある。このことにより、
授業の見通 しをもつことができ、協働解決などの場面でも意欲的に取 り組み、協力 して教
え合い・学び合いなどの姿勢がよりみられるようになつた。
<生徒アンケ■卜より>。前は授業で言われたことをするだけだったけれど、自分で課題を設定して考えたり、班での話
し合いをしたりするのが増えた。より自分で考えるようになり、前よりも授業が楽しくなった。
・理科の実験では、マグネシウムを燃やす実験でたくさん疑間に思ったことがあったけれど、班
の皆で解決したり、意見を言ったりして、とてもやりきった感じがして良かったです。
◎教科の枠を超えて、分科会での研究を進めることや一つの授業を分科会で話 し合いながら
構築することで、授業づくりに関する教員の共通認識が深まった。また、教科間の授業手
法や手だてについても互いに意見共有することで、魅力ある課題の設定や振 り返 りによる
教師自身へのフィー ドバックなど授業改善にもつながつた。
く教員のア|ンケニトより>。どの教科でも教員の取組の努力で授業形態の三中スタンダードが出来上がってきている。生徒
と教員が一緒に授業をつくりあげていることを実感でき、授業もスムーズに展開できている。
・課題が解決できたと感じられる授業をしなければならないと思う。そのために、話し合い活動・
学び合いの場を作ること、振り返りの時間を作ることが大切だと感じた。
●生徒が課題解決を図っていくことに一定の成果があったものの、生徒が自ら課題を設定し、解決
を図っていく段階には進んでいない。自ら課題設定ができる授業づくりについて今後、研究を進
めていく必要がある。
● 4つ の視点を取 り入れた授業展開を意識 して授業を進めているが、それぞれの手法や手だて、時
間配分などについては更なる工夫や改善が求められる。
●今後、自主的 。自発的な生徒の育成に向けて、教科の授業のみならず総合的な学習の時間、学級
活動などの領域や行事や生徒会活動など、全教育活動で育んでいく必要がある。