16
片片片片片片 片片片片片片片片片 片片片片片 片片片片片 片片片片片

片まひをもつ 子どもさんへの援助

Embed Size (px)

DESCRIPTION

片まひをもつ 子どもさんへの援助. あさしお園  理学療法士 麻生川真里. 片まひをもつ子どもさんの特徴. 非対称性 まひ側の無視、感覚の鈍さ まひ側で体重を支えることの難しさ 努力性の動作 両手での動作 が妨げられる. 上記のような困難さを持つが 生活の中で補う技能を習得する. 幼児期. ○ 地域の幼稚園や保育園では  スピード、持久性が要求される. 疲れてくると. ・ まひ側の足が地面を すってしまう. ・まひ側の踵が浮く. 疲労度の目安. 学童期. ○ 活動量が増え、課題の難易度が高まる - PowerPoint PPT Presentation

Citation preview

Page 1: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

片まひをもつ子どもさんへの援助

あさしお園 理学療法士 麻生川真里

Page 2: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

片まひをもつ子どもさんの特徴 非対称性 まひ側の無視、感覚の鈍さ まひ側で体重を支えることの難しさ 努力性の動作 両手での動作が妨げられる

上記のような困難さを持つが

生活の中で補う技能を習得する

Page 3: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

幼児期

疲労度の目安

○ 地域の幼稚園や保育園では  スピード、持久性が要求される 疲れてくると

・ まひ側の足が地面を すってしまう

・まひ側の踵が浮く

Page 4: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

学童期○ 活動量が増え、課題の難易度が高まる

○ 体格が急に大きくなる時期で、手や足の 動く範囲に制限が生じてきやすい

・筋肉の柔軟性が必要になり、ストレッチ などでの管理が重要

・踵が地面から浮きやすくなると装具を使用する場合もある

Page 5: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

片まひを持つ子どもさんの日常生活

粗大な活動としては独歩を獲得しやすい

日常生活では

両手動作の難しさが問題となりやすい

着替え、靴の脱ぎ /はき、食事、

お絵かき、はさみ、などなど・・・

Page 6: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

  ・普段と違って力が入りすぎませんか?

 ・時間がかかりませんか?

 ・ぎこちなくなりませんか?

 ・いつも使ってる手なのに、片手であると

  使いにくくなりませんか?

 ・上手くいかず、イライラしませんか?

片手だけで前のスライドに挙げた

日常動作をしようとしてください

Page 7: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

両手での動作 両手での動作が妨げられると、

○ 身体の真ん中での運動経験が乏しくなる

○ 両手の動作を片手でまかなう⇒ 片手で「支えること」と「運動」を 一緒に行う

   ・・・非対称的な姿勢や運動

     身体の他のところに力が入りやすい 

Page 8: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

日常生活、関わるうえで気をつけたいこと

精神的に成功感や達成感を十分に

得られないままに発達が進みやすい。

ストレスを増大させないように、子どもさんが成功できるような環境づくり、援助が必

Page 9: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

着替え(上衣)

・服をもつ所や袖を抜く順番、 気づきにくいまひ側のシャツの裾入れなど成功するような声かけが必要!

・手が使いやすい姿勢(安定した姿勢 )で行いましょう

Page 10: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

着替え(下衣)○ ズボンや靴下・靴の着脱

 非まひ側の足を持ち上げるとバランスを崩しやすい状況になり、手の活動が行いにくくなる。まずは姿勢が安定することが大切!

壁やコーナーにもたれる

Page 11: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

食事・非まひ側中心の活動となり、まひ側の腕が後方へ引けてしまいやすくなる

・食器が動いてしまうと余計に力が入ってしまう

① まひ側の手を食器に添える

② 滑り止めマットや重い食器 (陶器など)の利用、カットアウトテーブルの導入

Page 12: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

机上動作

Page 13: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

様々な応用動作

傘をさす、ランドセルを背負う、縄跳

び、鉄棒など幼稚園 / 保育所、学校で

はたくさんの応用動作が必要になって

きます。

Page 14: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

理学療法場面

就学に向けて、

必要になってくる日常動作を御両親、先生方

と確認しながら練習しています。

ランドセルを背負う

足首のストレッチ

Page 15: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

援助するうえで注意したいこと

子どもに意識させたいこと① まひ側を使うことを促し、 対称的な活動や両手での動作へと 結びつけること② まひ側の機能が発揮しやすい 環境を作ること ⇒自分で「行っている」「行っている」感覚、  成功する経験成功する経験が大切!

Page 16: 片まひをもつ 子どもさんへの援助

最後に片まひをもつ子どもさんの中でも、

いろいろな動作のバリエーションがあります。

子どもさんに応じた援助が必要!どの動作においても、いかに子どもさんが楽に行えるか、どんな方法なら成功するかを

理学療法士を含め、子どもさんを取り巻くみんなで考えて援助していきましょう。