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危機管理シナリオ・ シュミレーションの開発

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危機管理シナリオ・ シュミレーションの開発. 慶應義塾大学商学部 吉川肇子 NPO法人東京いのちのポータルサイト 中橋徹也 国土技術政策総合研究所 伊藤英之 静岡大学 小山真人 秋田大学 林信太郎 まえちゃんねっと 前嶋美紀. 本年度進行状況. 危機管理対応シナリオシミュレーションの制作 火山ごとの典型的なシナリオを作って、災害対応のシミュレーション ( トレーニング ) をする 昨年度の試作版を改良 ( 複数制作 ) 上記シミュレーションの一部実施 富士山噴火版 学生、研究者、地方自治体関係者のデータを収集、分析 ( 進行中 ). 災害対応シミュレーション. - PowerPoint PPT Presentation

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Page 1: 危機管理シナリオ・ シュミレーションの開発

危機管理シナリオ・シュミレーションの開発

危機管理シナリオ・シュミレーションの開発

慶應義塾大学商学部 吉川肇子 NPO法人東京いのちのポータルサイト 中橋徹也

国土技術政策総合研究所 伊藤英之静岡大学 小山真人秋田大学 林信太郎

まえちゃんねっと 前嶋美紀

Page 2: 危機管理シナリオ・ シュミレーションの開発

本年度進行状況本年度進行状況

• 危機管理対応シナリオシミュレーションの制作– 火山ごとの典型的なシナリオを作って、災害

対応のシミュレーション ( トレーニング ) をする

• 昨年度の試作版を改良 ( 複数制作 )• 上記シミュレーションの一部実施

– 富士山噴火版– 学生、研究者、地方自治体関係者のデータを

収集、分析 ( 進行中 )

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災害対応シミュレーション災害対応シミュレーション

• 時間の経過に沿ってではなく、テーマ別に判断を設定– 今回実施の富士山噴火版については、時系列

を考慮• 入手できる情報を制限

– 必要な情報を要求するスタイル• 時間の切迫性は判断時間を制限すること

で再現

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状況設定状況設定

• あなたは御殿場市の防災担当責任者です.平成 18年 2月 1日の午前 11時,御殿場市役所の防災司令室にいます.天候は小雨.

• 富士山に噴火の徴候は今日まで見られないとされてきました.ハザードマップは準備されていますが,それにもとづいた防災計画の策定には至っていません.

• これから起きる状況をよく把握し,ときおり出される質問に対する回答を,講義で身につけた知識や経験にもとづいて考え,まとめてください.

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臨時火山情報第 1号(平成 18年 2月 1日  11:10)

臨時火山情報第 1号(平成 18年 2月 1日  11:10)

• 富士山では,本日9時以降,身体に感じる地震が多数発生し始めています.震源は,東山腹直下で深さ数 km 程度です. 11 時までに 20 回発生しています.傾斜計や GPS 観測では,地殻変動は観測されていません.

• 富士山では,地震活動が活発化しており,地下数km でマグマ活動が活発化していると考えられます.今後の火山活動に注意してください.

Page 6: 危機管理シナリオ・ シュミレーションの開発

質問1質問1

• 今できること、すべきこと、さらには考えておかなければならないことは何でしょうか?  できるだけ多くあげてください。

• 上記の中で重要と思うことを3つ選んでください。

• 市民に何と言いますか? 3行でまとめてください。

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実施の様子 (1)実施の様子 (1)

Page 8: 危機管理シナリオ・ シュミレーションの開発

実施の様子 (2)実施の様子 (2)

Page 9: 危機管理シナリオ・ シュミレーションの開発

実施の様子 (3)実施の様子 (3)

Page 10: 危機管理シナリオ・ シュミレーションの開発

評価評価

• 山梨県、静岡県、神奈川県 3 県合同訓練における評価 ( アンケート回収 107 票 )

記述統計量

106 3.2830 .61342107 3.5327 .51976107 3.4766 .52026107 3.0093 .89543107 2.7009 .91337106 3.2453 .6445699 41.1818 7.6456897

楽しさ有意義さ理解の深まり異なる意見を意識正解の必要性次回参加年齢

( )有効なケースの数 リストごと

度数 平均値 標準偏差

4点尺度 (点数が高いほど評価が高い )

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グループ統計量

61 3.3279 .59781 .0765435 3.2000 .58410 .0987361 3.4754 .50354 .0644735 3.6000 .55307 .0934961 3.4098 .52843 .0676635 3.5429 .50543 .0854361 3.1148 .87747 .1123535 2.6857 .90005 .1521461 2.7049 .80300 .1028135 2.6286 1.11370 .1882560 3.3167 .65073 .0840135 3.1714 .51368 .08683

防災職員防災職員防災担当でない防災職員防災担当でない防災職員防災担当でない防災職員防災担当でない防災職員防災担当でない防災職員防災担当でない

楽しさ

有意義さ

理解の深まり

異なる意見を意識

正解の必要性

次回参加

N 平均値 標準偏差平均値の標準誤差

防災担当者の評価防災担当者の評価防災担当職員は「異なる意見がある」と意識そのほかの評価では担当経験による差はなかった

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展開の方向展開の方向• 評価

– 参加者の評価はおおむね好意的– 学生の記述データ、研究者の言語データとの比較

• 時系列ではなく、さらにテーマ別のセッション設定によるシミュレーションの検討

• サーバー上での運用• 2 つの方向

– 類型化:災害対応シミュレーションの一般化– 個別化:火山の個別の性質を考慮したシミュレーシ

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