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 機械的組織 と 有機的組織

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第7章 当日課題.  機械的組織 と 有機的組織. 桑田. 機械的組織. 有機 的組織. 安定した環境. 不安定な 環境.  IBMとは.  ビジネス 用途のコンピュータ関連 の  製品 およびサービスを 提供する企業。  本社 は アメリカに所在する。. 1960 ~ 80 年代大きな成功を収めていたが. 1992 年約 50 億ドルと いう 巨額 の赤字を 出し 「7年で倒産する」と噂された.  かつてのIBM. 機械的組織. 会議 が多くて意思決定が迅速にできず 、 終身 雇用によって人が増え続け 、 - PowerPoint PPT Presentation

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Page 1:  機械的組織 と 有機的組織

 機械的組織と有機的組織

桑田

第7章 当日課題

Page 3:  機械的組織 と 有機的組織

 IBMとは

 ビジネス用途のコンピュータ関連の 製品およびサービスを提供する企業。 本社はアメリカに所在する。

1992 年約 50 億ドルという巨額の赤字を出し

「7年で倒産する」と噂された

1960 ~ 80 年代大きな成功を収めていたが

Page 4:  機械的組織 と 有機的組織

会議が多くて意思決定が迅速にできず、終身雇用によって人が増え続け、長く勤めた人が経営陣に抜擢される典型的な官僚的組織だった。

 かつてのIBM

機械的組織

業界の変化に適応するためのビジョンと柔軟性を失っていた

そこで

Page 6:  機械的組織 と 有機的組織

 課業の部門制・全体性

   職能別に専門分化

• 各事業部がそれぞれの課題に取り組む• 会議でも部門をまたいだ議論はされず報告のみ• 製品本位で自分の道を行く

   全社共通

• 顧客本位で顧客の方法に従う

Page 7:  機械的組織 と 有機的組織

 課業の抽象性・現実性

    抽象的,全体目標より手段の技術改善

• 会議で各部門それぞれの裏付けのない戦略を       専門用語で説明され課題が不透明だった

• 逸話・神話に基づいて決定

    現実的,全体目標

• 資金獲得などの部門共通の課題に向けて動く• 事実とデータに基づいて決定

Page 8:  機械的組織 と 有機的組織

 課業間の仲裁,調整

   直属の上司により仲裁

• 幹部が社内政治を弄する• 調和を求め上司の指示で動く

   相互接触を通じ絶えず再定義

• 問題を解決し同僚を助ける人材を求める• アイディアと意見の多様性を重視

Page 9:  機械的組織 と 有機的組織

 権利・義務の固定制,流動性

   正確に定義

• 完全を求める文化がありルール主導で固定的• 個人を非難

   流動的に生まれる

• 原則を定め実務的な知識,そのときの状況によって  変化させながら適用できるようにした

• プロセスを非難(だれがではなくなぜか)

Page 10:  機械的組織 と 有機的組織

 権利・義務やコミットメントの範囲

    職能別の職位における責任へ

• 経営委員会の会議により意思決定• 個人で評価

    専門の境界を越え    企業全体にコミットメント

• 委員会で意思決定はとらない• 地位や肩書によらず問題解決に役立つ人を求める• 集団で評価

Page 11:  機械的組織 と 有機的組織

 コントロール・権限・コミュニケーションの形態

   階層状

• すべてトップダウン• 部門それぞれに予算があるなどヨコの繋がりなし

   ネットワーク状,ヨコの繋がり

• 問題をヨコの連携により解決する• 予算の一本化

Page 12:  機械的組織 と 有機的組織

 知識の所在

   階層状のトップ

• トップにすべてを知らせすべてを決める• アメリカ中心

   ネットワークの至る所

• 技術については部門責任者に任せた• 世界に分担し迅速な行動のため各自で対応可能

Page 13:  機械的組織 と 有機的組織

 タテ・ヨコのコミュニケーション

   上司と部下のタテ関係中心

• 階層に沿い命令・指示が多い• 部門間で協力するべき問題が起きても     

話し合うための基盤がなかった

   ヨコ中心で命令ではなく相談

• 部門を再編し部門間の協力を活発にした

Page 14:  機械的組織 と 有機的組織

 コミュニケーションの内容

   業務は上司の指示と決定による

• 上司が率先して組織を引っ張っていた

   情報と助言

• 上司が前に出ることを抑えて部下に目標や  なぜそれをやらなければならないかを伝え、   部下の育成に力をいれるようになった

Page 15:  機械的組織 と 有機的組織

 忠誠心の対象

   企業への忠誠心と上司への服従

• 終身雇用で保護され、上司に評価されようと 自分で考えることなく素直に指示に従った

   企業の課題へのコミットメント

• 成功を求め問題を解決しようという熱意を評価

Page 16:  機械的組織 と 有機的組織

 社内・社外で通用する知識

   社内的な知識・経験・技能

• 内向きでプロセス重視だった• 社内政治に没頭し他社の発明は無視した• IBM 語があった

   企業外部に通用する専門知識

• 学習する組織となり顧客や競合他社といった外部環境にも注目• 顧客にもわかりやすい言葉で説明するようになった

Page 17:  機械的組織 と 有機的組織

 課題

ガースナーは機械的組織から有機的組織への変革のために

どのような取り組みを行ったでしょう?

5分

※IBMは全世界40万人の社員がいる大企業である

Page 18:  機械的組織 と 有機的組織

 IBMの改革

1.報酬制度

2.組織構造と人員削減

3.企業文化

Page 19:  機械的組織 と 有機的組織

 IBMの改革

•外部の人間を重要な部門の長として招き入れ、 報酬の約 75%を会社全体のパフォーマンスに合わせて 変動させることにした

報酬制度

• 各国で終身雇用を行っていたが、 これを方針転換しリストラの実施が開始された• 年功序列制から実力主義に変革した

組織構造と人員削減

Page 20:  機械的組織 と 有機的組織

 IBMの改革

企業文化

優秀な人材を導く経営を行った

・ダークスーツに白のワイシャツという IBMマンの一般的な服装から 「ジーンズにTシャツ」という対照的な服装に転換させることにより 「硬直で官僚的→砕けた適応しやすい組織文化」に変革

・完璧を求める文化を撤廃し意思決定を速くした

Page 21:  機械的組織 と 有機的組織

 まとめIBMはコンピューターという変化の激しい業界で

組織の大変革を迫られる状況となった

「機械的組織」と「有機的組織」経営環境が異なれば有効な経営組織は異なる

大企業でも常に難しい

変革が求められる