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鉢牽等専学校建築学科学習・教育目標 建築学科では、人間が社会生活を営む空間を構築するために建築・市空間の構成技法、環境 調整及び構造安全性に関する技術と教養並びに、それらを総合化する能力を教授することにより、 的技術者の育成と創造性の涵養を目標にしています。以下にその具体的な内容を示します。 (A)倫理を身につける 歴史的な背景・文化を理し、建技術に因する社会問題や環境問題を捉え、人間 として、また、技術者としての倫理観を身につける。 (B)デザイン能力を身につける 基礎知を活用し、分析して論文や飾許図面にまとめる総合的なデザイン能力を身につける。 (C)コミュニケーション能力を身につける 日本で記述、発表、討論する能力を身につける。 (D)専・能力を身につける (1) 建築・市に関わる社会的・地域的な視点を養い、よりよい生活空間を機能的かつ芸術 的観点から画する能力を身につけ、飾許に必要な技術を修得する。 (2) 建築室内および外空間において、省エネルギーを考慮しつつ適正な環境を保持するた めの環境要素の予測、評価、調整の方法を身につけ、飾許に必要な技術を修得する。 (3) 建築物、建造物の内外で安心して社会活動が営めるよう、構造上安全な建築空間ならび に構造形態を画する能力を身につけ、飾許に必要な技術を修得する。 (E)情報技術を身につける 情報機器を使いこなし、表現化して説明できる能力を身につける。 1

岐 A W等専 V学校建築学科学習・教育目標 · 第3回:建築と技術者/建築と文化財2 第4回:建築と外 i環境/建築室内環境/建築 æ備1 第5回:建築と外

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      岐 等専 学校建築学科学習・教育目標

 建築学科では、人間が社会生活を営む空間を構築するために建築・ 市空間の構成技法、環境

調整及び構造安全性に関する技術と教養並びに、それらを総合化する能力を教授することにより、

実 的技術者の育成と創造性の涵養を目標にしています。以下にその具体的な内容を示します。

(A)倫理を身につける

歴史的な背景・文化を理 し、建 技術に 因する社会問題や環境問題を捉え、人間

として、また、技術者としての倫理観を身につける。

(B)デザイン能力を身につける

  基礎知 を活用し、分析して論文や 図面にまとめる総合的なデザイン能力を身につける。

(C)コミュニケーション能力を身につける

日本 で記述、発表、討論する能力を身につける。

(D)専 知 ・能力を身につける

(1)建築・ 市に関わる社会的・地域的な視点を養い、よりよい生活空間を機能的かつ芸術

的観点から 画する能力を身につけ、 に必要な技術を修得する。

(2)建築室内および外 空間において、省エネルギーを考慮しつつ適正な環境を保持するた

めの環境要素の予測、評価、調整の方法を身につけ、 に必要な技術を修得する。

(3)建築物、建造物の内外で安心して社会活動が営めるよう、構造上安全な建築空間ならび

に構造形態を 画する能力を身につけ、 に必要な技術を修得する。

(E)情報技術を身につける

  情報機器を使いこなし、表現化して説明できる能力を身につける。

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情報

処理

Ⅱ建

築設

計製

図Ⅱ

建築

設計

製図

構造

力学

建築

法規

(構

造系

建築

工学

実験

Ⅰ(構

造系

鉄骨

構造

鉄骨

構造

ⅡRC

構造

RC

構造

防災

工学

建築

生産

測 量

土質

基礎

工学

防災

工学

建築

材料

構造

特論

材料

力学

構造

力学

構 造

設 計

情報

処理

環境

特論

環境

工学

建築

設備

Ⅰ環

境工

学Ⅱ

建築

工学

実験

Ⅱ(環

境系

建築

工学

実験

Ⅰ(環

境系

応用

物理

Ⅱ 

応用

物理

応用

数学

応用

数学

建築

設備

外部

環境

建築

製図

建築

製図

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学 

通 

建築

学演

習(環

境系

建築

法規

(環

境系

建築

計画

建築

計画

計画

特論

建築

法規

(計

画系

地域

都市

計画

建築

歴史

イン

テリ

ア設

建築

デザ

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建築

歴史

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 形

卒 

業 

研 

究 

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卒 

業 

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建築

設計

製図

建築

工学

実験

Ⅱ(構

造系

建築

学演

習(構

造系

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築学

演習

(構

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1 2 3 54

建築

構法

(計

画系

木 構

造(計

画系

建築

構法

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造系

木 構

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造系

建築

構法

(環

境系

学習

・教

育目

標(D

-(1

))

空間

設計

能力

学習

・教

育目

標(D

-(2

))

環境

調整

能力

学習

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-(3

))

構造

設計

能力

学習

・教

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コミ

ュニ

ケー

ション

能力

学習

・教

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技術

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建築

学科

授業

科目

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度以

降入

学生

建築

学演

習(計

画系

学習

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情報

技術

能力

学習

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能力

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情報

処理

Ⅱ建

築設

計製

図Ⅱ

建築

設計

製図

構造

力学

建築

工学

実験

Ⅰ(構

造系

鉄骨

構造

鉄骨

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構造

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基礎

工学

防災

工学

建築

材料

構造

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材料

力学

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設 計

情報

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環境

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工学

建築

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境工

学Ⅱ

建築

工学

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建築

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物理

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建築

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建築

法規

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建築

計画

建築

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建築

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建築

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建築

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建築

構法

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木 構

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建築

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境系

建築

法規

(構

造系

防災

工学

建築

生産

測 量

学習

・教

育目

標(D

-(1

))

空間

設計

能力

学習

・教

育目

標(D

-(2

))

環境

調整

能力

学習

・教

育目

標(D

-(3

))

構造

設計

能力

学習

・教

育目

標(C

コミ

ュニ

ケー

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能力

学習

・教

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技術

者倫

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建築

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学習

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教科目名 建築学通論

学年学科 1学年建築学科

開講時間数 前期2時間

単位数 1単位(必修)   

担当教員 教 授(常勤)土井康生

教授(常勤) 舎輝典

助教授(常勤)今田太一郎

授業の目標と期待される効果:

前半は、建築の持つ構造・環境・ 画という側面を 説し、後半は建築を学ぶ中で必要となる

三次元空間を認 するトレーニングを行い、また、その表現技法を学ぶ。

授業の進め方とアドバイス

建築の持つ多様な側面を意 して学習すること。また、日頃から、実作、 誌に目を通して

建築にふれるように心掛けること。

授業の概要と予定

       第1回:建築の学び方

第2回:建築と技術者/建築と文化財1

第3回:建築と技術者/建築と文化財2

第4回:建築と外 環境/建築室内環境/建築 備1

第5回:建築と外 環境/建築室内環境/建築 備2

第6回:建築と外 環境/建築室内環境/建築 備3

第 7回:中間のまとめ第8回:建築 画の概要/空間芸術としての建築作品1

第9回:建築 画の概要/空間芸術としての建築作品2

第 10回:三次元空間の表現/各種図法について    空間造形 題:三次元空間の創造と表現/ 題提示

第 11回:正投象の仕組みと演習1第 12回:正投象の仕組みと演習2第 13回:アクソメトリック図法の仕組みと演習1第 14回:アクソメトリック図法の仕組みと演習2第 15回: 題講評

第 16回:建築図法のまとめ

成績の評価方法

前後半をそれぞれ100点とし、前半は、 験で評価を行う。後半は 験30点、 題7

0点として。総得点 200点中の得点率で評価を行う.

教科書と参考書

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教科目名 建築製図Ⅰ

学年学科 第1学年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(必修)

担当教員 助教授(常勤)  田佳子

教 授(常勤)  舎輝典

講 師(常勤)  木 哲

授業の目標と期待される効果

・製図用具の使い方の修得  ・描線技術の修得      ・インキング技術の修得    

・JIS建築製図通則の理  ・木造建築製図の基本の修得 ・建築に関する視野を広める

授業の進め方とアドバイス

製図用具の使い方→描線の練習→製図通則の修得→木造住宅 図のトレースの順に行う。

授業内容に関連する教科書のページを熟読すること。 題作成にあたっては、建築製図にお

ける線の意味を理 し、一本一本意 しながら描写すること。

授業の概要と予定

製図用具の購入、製図用具の使い方、授業の進め方(授業回数1回)

題1 描線の練習(鉛筆仕上げ) (授業回数3回)

題2 描線の練習(インキング仕上げ)(授業回数3回)

題3 文字の練習(自宅演習)

JIS製図通則講義(授業回数1回)

題4 木造住宅 図のトレース(平面図)(授業回数3回)

題5 見学レポート「建築家とその作品」(夏季休業 題)

題6  先マワリ詳細図(授業回数 3回)

前期期末のまとめ

前期の復習                                      

題7 木造住宅 図のトレース(立面図・断面図)(授業回数5)

題8 木造住宅 図のトレース(かなばかり図)(授業回数5)   

題9 木造住宅 図のトレース(詳細図)(授業回数5)

学年末総復習

                             

成績の評価方法

前期: 題550点(5 題×100点+「文字の練習」50点)+定期 験100点

後期: 題300点(3 題×100点)

前期と後期が同じ重みになるように最終評価をする。

教科書と参考書

教科書:建築 製図 実教出版

参考書:各種建築 誌(新建築・建築文化・GAなど)

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教科目名 建築構法

学年学科 第2学年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(必修)

担当教員 助教授(常勤)柴田良一

授業の目標と期待される効果

主に建築構造分野の基本となる事項を広く学習し、続く専 科目を理 するための基礎知 を

習得することを目標とする。

・建築構造の基本構成を理 する     ・木構造の材料や構成を理 する

・工学問題 決の 算手法を理 する   ・鉄筋コンクリート構造の材料や構成を理 する

・鉄 構造の材料や構成を理 する    ・ポケコンによるプログラミングを理 する

授業の進め方とアドバイス

授業は、教科書と板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること

参考となる資料に授業 画を示すので、予習を必ずおこなうこと

物理学や特に力学を予備知 とし、三 関数などの数学の知 が必要

授業の概要と予定(参考となる資料:http://study.archi.gifu-nct.ac.jp)

第 01回:建築構法で学習する内容のあらまし第 02回:建築物の構成要素、建築物に影 を与える力

第 03回:構造 画の考え方、建築構造の分

第 04回:木構造の分 (在来工法や枠組み壁構法など)

第 05回:木材の性 、木材の接合方法

第 06回:木構造の 組み、壁の種

第 07回:木構造の床組み、木構造の仕上げ第 08回:前期中間のまとめ            夏期 題:建築構造物の見学レポート

第 09回:ポケットコンピュータの使い方第 10回:ポケットコンピュータによる工学 算

第 11回:ホケットコンピュータによるプログラミング第 12回:工学的問題のプログラムによる 決

第 13回:鉄筋コンクリートの構造形式(ラーメン構造と壁式構造)第 14回:鉄筋の性 、コンクリートの性

第 15回:見学レポートの発表演習第 16回:前期期末のまとめ第 17回:鉄筋コンクリート構造の材料の特性第 18回:鉄筋コンクリート構造の基礎第 19回:鉄筋コンクリート構造の構造 画

第 20回:配筋の要点(力学的な考え方)、継ぎ手第 21回:鉄筋コンクリート構造の柱や梁の形式第 22回:鉄 構造の構造形式

第 23回:後期中間のまとめ                 冬期 題:建築構造に関する総合学習

第 24回: 材の分 と性

第 25回: 材の接合方法(溶接とボルト)

第 26回:鉄 構造の構造 画

第 27回:鉄 構造の柱や梁の形式

第 28回:構造 材に作用する応力の分析

第 29回:ポケットコンピュータによる 度な工学 算

第 30回:ポケットコンピュータによる 度なプログラミング

第 31回:総合学習の発表演習第 32回:後期期末のまとめ

成績の評価方法

 定期 験4回(400点)+ 題提出2回(50点)

教科書と参考書

建築構造(実教出版)を教科書とする。

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教科目名 造形 学年学科 第2学年� 建築学科 開講時間数 通年� 2時間� 単位数 2単位(必修)� � �

担当教員

助教授(常勤):今田太一郎 助教授(常勤):柴田良一

授業の目標と期待される効果:� 1)図学、模型を用いた三次元空間の表現方法の理解� � 2)三次元空間を創造的に組み立てられる。

3)美しく、分かりやすいプレゼンテーションが出来る。4)デザインの意図を的確に相手に伝えられる。

授業の進め方とアドバイス 積極的に建築・デザインの雑誌などに目を通して、感性を養うと同時に、表現技術を参考と

すること。 授業の概要と予定 � � � � � 授業内容� � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � �

成績の評価方法 前半は、試験を30点、課題を70点とする。 後半は、自宅課題75点、授業内課題25点

教科書と参考書 教科書:建築模型の作り方と設計への活用(村尾成文・渡邊嘉雄 著、彰国社)

第 1 回:正投影、斜投影の復習 ・�課題 1 提示

� � � � � � 「スケール感の把握」 第 2 回:正投影 第 3 回:アクソメトリック図 第 4 回:課題1講評会・課題 2 提示 � � � � � � 「空間の構想力を養う」 第 5 回:透視図法の原理 第 6 回:2 点透視図の練習 第 7 回:課題 2 講評会・課題 3 提示 � � � � � 「小空間の構成力を養う。」 第 8 回:中間のまとめ 第 9 回:添景について 第10回:着彩について 第11回:課題 3 講評会・夏休み課題 � � � � 「大空間の構成・スケールの対比」 第12回:着彩の練習 第13回:夏休み課題講評会 第14回:着彩の練習 第15回:まとめ

第16回:総論 第17回:身近な素材を用いた造形 1(1:5 程度の家具製

作) 第18回:身近な素材を用いた造形 1(1:5 程度の家具製

作) 第19回:コラージュ課題に関する講評 第20回:身近な素材を用いた造形 2(1:50 程度の空間

製作 第21回:身近な素材を用いた造形 2(1:50 程度の空間

製作 第22回:光と影のデザイン課題に関する講評 第23回:光と影のデザインを考慮した空間構成 第24回:光と影のデザインを考慮した空間構成 第25回:ブロックを用いた空間構成 1(立・断面と平面

の関わり) 第26回:ブロックを用いた空間構成 1(立・断面と平面

の関わり) 第27回:建築模型課題に関する講評 第28回:ブロックを用いた空間構成 2(反復・幾何学・

調和) 第29回:ブロックを用いた空間構成 2(反復・幾何学・

調和) 第30回:まとめ

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教科目名 建築史Ⅰ

学年学科 第 2学年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(必修)

担当教員 教授(常勤)

水野耕嗣

○授業の目標と期待される効果:

代建築がどのような背景から何故生まれてきたのか。

また人 は過去にどのような建造物を生み出してきたのか。

それらの技術と造形の面を併せて講義するものであり、現代建築を創造するための基礎知

を得ることを主目標とする。

○授業の進め方とアドバイス:

授業は教科書と建築史図集を基に、板書と中心とするが、スライド等を併用し、視 的に

建造物を理 してもらう。各自ノート作りを行い、参考文献などで充実させること。

授業の概要と予定

 

  第 1 回:建築史を何故学ぶか?        第 17回:エジプトの建築

第 2 回: 代の洋 建築(日本)       第 18回:西アジアの建築

  第 3 回: 代化への胎動 産業革命と建築   第 19回:ギリシャの建築(1)

  第 4 回:幕末明治前期の洋 建築(日本)   第 20回:ギリシャの建築(2)

 第 5 回: 代建築運動①アールヌーボー    第 21回:ローマの建築

  第 6 回: 代建築運動②新表現への模索    第 22回:ビザンチン建築

  第 7 回:明治後期の 代建築(日本)     第 23回:イスラムの建築

  第 8 回:前期中間のまとめ          第 24回:後期中間のまとめ

  第 9 回: 代建築の展開①バウハウス     第 25回:ロマネスクの建築

第 10回: 代建築の展開②CIAM      第 26回:ゴシックの建築

  第 11回:大正昭和前期の 代建築(日本)   第 27回:城 と 市

 第 12回: 代建築の展開③多様な展開     第 28回:ルネッサンスの建築

 第 13回:第二次大戦後の 代建築       第 29回:バロック・ロココの建築

 第 14回:世界の現代建築           第 30回:新古典主義の建築

 第 15回:前期のまとめ            第 31回:後期のまとめ

 第 16回:前期の総復習            第 32回:後期の総復習

 

 

成績の評価方法:

験は各学期 2度、年 4回行い、さらに学習態度、学習への意欲性を加味し評価する。

(内訳:定期 験 400点+ 題提出 100点)

教科書と参考書:

『建築史』(堀口捨巳他著・理工図書社発行)と『改訂  代建築史図集』『改訂 西洋建築

史図集』を教科書とする。さらに学習するには日本建築学会編『新訂 建築学大系 6』お

よび『新訂 建築学大系 5 西洋建築史』を勧める。

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教科目名 建築製図Ⅱ

学年学科 第2学年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(必修)

担当教員 教 授(常勤)水野耕嗣

教 授(常勤)土井康生

講 師(常勤) 木 哲

授業の目標と期待される効果

・ に関する基本的技術(RC造建築製図の基本)の習得

・ CADによる製図技術の習得        

・ 建築詳細を理 し、組み立てることが出来る

・ 第 3学年以降の に備えて の基本的プロセス、技術の習得。

授業の進め方とアドバイス

RC 造建築製図のトレース、CADの基本操作に関して、常に教科書を手元に置き、参考にす

ること。また、授業時間以外にも製図、CADの演習に積極的にとりくむこと。ディテール集

も参考にするとよい。

授業の概要と予定

ターム1 RC造建築の 図面のトレース     CAD基本操作(授業回数15)題1:1階平面図のトレース  ;教科書「新しい建築 製図」 縮尺1:100 インキング仕上げ

   2・3階平面図のトレース  ;教科書「新しい建築 製図」 縮尺1:200 鉛筆仕上げ (授業回数5) 用紙:A2ケント紙題2:立面図・断面図のトレース;教科書「新しい建築 製図」 縮尺1:200 インキング仕上げ

(授業回数3) 用紙:A2ケント紙題3:カナバカリ図のトレース ;教科書「新しい建築 製図」 縮尺1:50 インキング仕上げ

      (授業回数4) 用紙:A1ケント紙題4:CAD基本操作演習   ;Jw_cad for windows徹底 説

      (授業回数3)   ・Jw_cad for windowsの基本操作 p22~44                 ・作図、編集の基本操作 p70~94                        提出様式:A4用紙+フロッピィディスクターム2 CADによる図面の作成(授業回数6)題1:CADによる平面図のトレース :Jw_cad for windows徹底 説

      (授業回数4)  マンションの平面図 p98~p155            提出様式:縮尺 1:100 A4用紙題2:CADによる外観・内観透視図の作成:Jw_cad for windows徹底 説

      (授業回数2) マンションの透視図 p188~211             提出様式:A4用紙ターム3 建築詳細の理 と立体図形 :Jw_cad for windowsを使ってディテールを描く      (授業回数 6+3)  ・木造の基本的なディテール                   ・RCの基本的なディテール

                   ・鉄 の基本的なディテール

成績の評価方法

評価は、以下の重み付けで行い、全てのタームで 題を評価対象とする。

第一ターム(前期)100点 第二ターム(後期)30点 第三ターム(後期)70点

教科書と参考書

「新版・新しい建築製図」 (「新版・新しい建築製図」編集委員会、学芸出版社)

 Jw_cad for windows徹底 説 操作編 (清水治 ・田中善文、エクスナレッジ)

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教科目名 応用数学I 学年学科 第3学年� 建築学科 開講時間数 後期� 2時間 単位数 1単位(必修) 認定対象

担当教員

助教授(常勤)森口博文

授業の目標と期待される効果:(D-1)、(c) データや偶然的量を確率分布の視点から取扱うように、確率・確率分布・統計的推定・検定

を理解し計算できることを目標とする。とくに微分積分を含む数学は基礎知識として関連ある。 ・確率の定義や性質による計算� � � � � ・確率分布について概念的・視覚的な理解 ・確率分布についての計算� � � � � � � ・統計量の計算 ・推定についての理解と計算� � � � � � ・検定についての理解と計算

授業の進め方とアドバイス 教科書と板書を使用し、授業を進める。各自ノートを充実させること。理解度向上のために

例題等を参考に演習を行うので、自分の手で解くこと。適宜行う小テストでそれを確認する。 授業と演習を通じて自分の数学の知識を確認して、復習や予習の自宅学習も必要である。 授業の概要と予定(参考となる資料:http://www.gifu-nct.ac.jp/fundsci/moriguti/edu/)

第1回:確率(確率の定義) 第2回:確率(確率の性質、公理、加法定理) 第3回:確率(条件付き確率、乗法定理、Bayes の定理) 第4回:確率(独立試行を繰り返すときの確率) 第5回:確率分布(離散分布) 第6回:確率分布(平均、分散、標準偏差)と度数分布 第7回:確率分布(2項分布) 第8回:中間のまとめ 第9回:確率分布(連続分布、正規分布) 第10回:確率分布(2項分布の正規分布による近似) 第11回:統計(母集団と標本、中心極限定理) 第12回:統計(母平均の区間推定(1)) 第13回:統計(母平均の仮説検定(1)) 第14回:統計(母平均の区間推定(2)と仮説検定(2)) 第15回:期末のまとめ 第16回:学期末の復習

成績の評価方法 定期試験 200 点,平常試験等 50 点(各試験での得点 60%未満が何回あるか、成績にも考慮。)

教科書と参考書 教科書:確率・統計(田代・森北出版)、参考書:技術者のための高等数学6.確率と統計(倍

風館)、確率・統計入門(小針・岩波書店)、確率統計(田河ほか・大日本図書)

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教科目名 応用物理Ⅰ 学年学科 第3学年� � 建築学科 開講時間数 通年2時間 単位数 2� 単位(必修)� 認定対象

担当教員

� 助教授� (常勤)�

小川信之

授業の目標と期待される効果� (D-1)、(c) 建築の構造や環境の分野と関連する、力学、剛体、弾性体、流体、波などの基礎を学ぶ。 ・力� ・エネルギー� ・モーメント� ・フックの法則� ・ベルヌーイの法則� ・実験

授業の進め方とアドバイス 講義の内容は、幅広い応用分野にわたるので、具体的な例などによる理解が肝心である。講

義では、受身ではなくて、講義に参加する積極性が重要である。 授業の概要と予定 第� 1回:「質点の運動」質点の運動の例、ベクトル、変位・速度・加速度 第� 2回:「質点の運動」ニュートンの運動の法則、力と慣性、力の釣り合い 第� 3回:「質点の運動」運動方程式、放物運動 第� 4回:「質点の運動」単振り子、衝突、運動量の保存則 第� 5回:「質点の運動」力学的エネルギー保存則、保存力 第� 6回:「質点の運動」ケプラーの法則、万有引力 第� 7回:「質点の運動」いろいろな運動 第� 8回:<前期中間のまとめ> 第� 9回:「剛体の運動」慣性モーメント 第10回:「剛体の運動」剛体の自由度、剛体の運動方程式 第11回:「剛体の運動」力のモーメント、重心の意味 第12回:「剛体の運動」並進運動と加点運動の分離、円筒の運動 第13回:「剛体の運動」慣性モーメント 第14回:「剛体の運動」剛体に働く力の釣り合い 第15回:<前期期末のまとめ> 第16回:<前期の復習> 第17回:「弾性体・流体の力学」フックの法則、ヤング率とポアッソン比 第18回:「弾性体・流体の力学」弾性率、剛性率、たわみ、ねじれ 第19回:「弾性体・流体の力学」弾性体に関するエネルギー 第20回:「弾性体・流体の力学」弾性体に関する建築分野への応用 第21回:「弾性体・流体の力学」流体とは?、管内の定常流 第22回:「弾性体・流体の力学」ベルヌーイの法則、静圧と動圧 第23回:「弾性体・流体の力学」流体に関する建築分野への応用 第24回:<後期中間のまとめ> 第25回:応用物理の実験 (説明日) 第26回:応用物理の実験(第 1 回) 第27回:応用物理の実験(第2回) 第28回:応用物理の実験(第3回) 第29回:剛体の運動に関する建築分野への応用などの身近な現象 第30回:弾性体の力学に関する建築分野への応用などの身近な現象 第31回:<後期期末のまとめ> 第32回:<学年末総復習> 成績の評価方法 (A)平常試験(0,1,2,3、3+α)点 (B)課題提出(-2,-1, 0,1,2,3,4、4+α )点 (C)定期試験(0,1,2、3 、3+α)点 年度末において、上記のように(A)平常試験は、0から3+α点までの評価、(B)課題提出は、-2から4+α点までの

評価、(C)定期試験は、0から3+α点までの評価をし、(A)、(B)、(C)の合計点の値をもとに総合的な成績評価を行

う。ただし、(A)平常試験(B)課題提出と(C)定期試験のαは、他と比べて著しく優秀な場合に、その度合いに応じて

2点まで評価を加味する。

教科書と参考書 加藤正昭� 基礎演習物理学� サイエンス社

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教科目名 情報処理Ⅰ

学年学科 第3学年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(必修)   認定対象

担当教員 助教授(常勤)柴田 良一

講師(常勤) 木 哲

授業の目標と期待される効果:(D-2)(E)、(c)

以下を習得し、建築に関わる技術 算や製図表現などを 度化情報化することができる。

・BASICによるプログラミング技術 ・画像描画を行うプログラミング・C による 度なプログラミング  ・AutoCADによる製図技術・3DCGによるモデリング技術

授業の進め方とアドバイス

授業は、演習を中心に行うので、積極的な取り組みが必要である。

参考となる資料に授業 画を示すので、予習を必ずおこなうこと。

建築構法と建築製図の知 が必要なので、十分復習しておくこと。

授業の概要と予定(参考となる資料:http://study.archi.gifu-nct.ac.jp )

第 1回:BASICプログラミングの基礎第 2回:変数系、分岐第 3回:if文第 4回:while文、for-next文第 5回:配列(一次元、二次元)第 6回:データ入力、ファイル操作第 7回:各種関数について第 8回:前期中間のまとめ第 9回:グラフィック1( 止画)

第 10回:グラフィック2(動画)第 11回:グラフィック 題1

第 12回:グラフィック 題2

第 13回:C の基礎1

第 14回:C の基礎2

第 15回:前期期末のまとめ第 16回:前期の総復習第 17回:後期授業の概要と目標の説明第 18回:建築 におけるCADやCGの活用

第 19回:AutoCADの操作方法の基礎第 20回:AutoCADによる作図方法第 21回:AutoCADによる建築製図の作図    題提出1

第 22回:AutoCADによる平面図の演習1第 23回:AutoCADによる平面図の演習2第 24回:AutoCADによる平面図の演習3    題提出2

第 25回:AutoCADによる平面図 題演習

第 26回:Metasequoiaによる3DCGモデリングの方法第 27回:Metaseqoiaによるモデリング演習1第 28回:Metaseqoiaによるモデリング演習2   題提出3

第 29回:3DCG総合演習1第 30回:3DCG総合演習2第 31回:3DCGモデリング 題演習    題提出4

第 32回:後期期末のまとめ

成績の評価方法

前期:定期 験150点(前期中間100点、前期期末50点)+ 題50点

後期:定期 験100点(2回×50点)+ 題100点(4回×25)

教科書と参考書

プログラミングがわかる本(オーム社)

徹底 説 AutoCAD2002(エクスナレッジ)

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教科目名 構造力学I

学年学科 第3年 建築学科

開講時間数 通年  2時間

単位数 2単位(必修)

担当教員 助教授(常勤)武藤至

授業の目標と期待される効果定構造物( 材含む)の応力の求め方を習得するために 演習で既得の知 を構造力学的側面から理 し

不 定構造への基礎的学習への発展が期待される。そこで以下の目標を掲げる.

・反力の 算ができる   ・はりの応力の 算ができる  ・ 組の応力が 算できる

・トラスの 力が 算できる・応力図が描け、理 できる   ・合成 組の 法を理 でき

る.

授業の進め方とアドバイス

構造力学の歴史的発展過程を説明しながら、構造物の安全性がどのように確保されているの

か具体的な演習例題を通じて理 するものであり、見えない力の流れを図表現により各自の

理 の進度に応じて教授すると同時に学生には復習重視で講義に望むこと。

授業の概要と予定(参考となる資料があれば記述する)第 1回:構造力学Iの概論(講義のガイダンス)第 2回:力の定義と表現方法第 3回:合力と分力の意味と例題演習第 4回:力の り合い式の理

第 5回:地盤基礎の反力と節点の意味第 6回:力の り合い(棒材、トラス、ラーメンの反力演習問題)

第 7回:前期中間のまとめ第 8回:構造物に作用する荷重と反力の関係第 9回:構造物の種 (復習含む)

第 10回: 材に作用する応力( 力、せん断力、曲げモーメント)

第 11回: 定はりの 法

第 12回:片もちはり、単純ばりの応力 算演習

第 13回:ラーメンの応力 算演習1

第 14回:同上       演習2第 15回:前期期末のまとめ第 16回:3ヒンジラーメンの応力 算演習1

第 17回:同上           演習2第 18回: 定ラーメンの 法のまとめ1

第 19回: 定ラーメンの 法のまとめ2

第 20回:トラスの 法(概説 図 法含む)第 21回:節点法による演習1第 22回:同上    演習2第 23回:切断法による演習1第 24回:同上    演習2第 25回:合成ラーメンの 法(概説)第 26回:同上    演習1第 27回:同上    演習2第 28回:構造物の安定・不安定、不 定とは

第 29回:断面の性 、応力度(復習、演習含む)

第 30回:後期期末のまとめ

成績の評価方法

定期 験 400点+ 題(レポート)提出 200点

教科書と参考書

教科書:テキスト建築構造力学1( 口、窪田・学芸出版社)

参考書:構造入 教材 ちからとかたち(日本建築学会)

資料等:ppt ファイル

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教科目名 建築材料

学年学科 3学年建築学科

開講時間数 前期2時間

単位数 1単位(必修)  認定対象

担当教員 教授(常勤)

土井康生

授業の目標と期待される効果(D̶2) (d)

・ 建築に用いられる種々の材料の特性を把握する

・ 内外装材の使われ方やディテールを習得させる。

・ 安全で、快適な空間を作り出すための、材料に関する基礎知 を習得させる。

授業の進め方とアドバイス

木材・ や金属・コンクリートなどの構造材料単体としての特徴を把握する。また、内装

材、外装材など仕上げ材料について、その性能と取り付け方などの事例を調べる。

実例を多くみてディールなどの記 を取ることも大事である。

授業の概要と予定

第 1回:建築材料の分 、変遷と発展 各種 格の概説

第 2回:構造用材料-木材

第 3回:構造用材料-セメント・コンクリート(その 1)

第 4回:構造用材料-セメント・コンクリート(その 2)

第 5回:構造用材料- 材(その 1)

第 6回:構造用材料- 材(その 2)

第 7回:構造用材料-金属材料他

第 8回:中間のまとめ

第 9回: 構造用材料-石・セラミックス・ガラス他

第 10回:機能材料- 水・断熱・ 火耐火・音 材料

第 11回:内装用材料-天井・内壁・床    ※レポートあり

第 12回:外装用材料-屋根

第 13回:外装用材料-外壁・塗料      ※レポートあり

第 14回:外装用材料-ガラススクリーン・カーテンウォール他

第 15回:期末のまとめ

第 16回:総復習

成績の評価方法

定期 験100点×2+レポート20点×2

教科書と参考書

教科書:建築材料(第3版)、嶋津他・森北出版

参考書:材料用教材、日本建築学会・丸善

    ディテール集など

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教科目名 材料力学

学年学科 第3年 建築学科

開講時間数 前期 2時間

単位数 1単位(必修)   

担当教員 教授(常勤)下村 波基

授業の目標と期待される効果

次学年以降にカリキュラムとして組まれている鉄 構造、RC 構造等に関する断面 の基

礎となる教科目で、 材に作用する外力により断面内に生ずる応力の把握と理 を目的とす

る。

具体的な目標は、

1) 応力歪み関係と組合せ荷重下の応力度が算出できる

2) 断面の図心、断面二次モーメントが算出できる

3) 二 曲げと 力を受ける 材断面に生ずる応力が算出できる

4) 変断面材に生ずる応力が算出できる

授業の進め方とアドバイス

授業は板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること。また、演習問題をプリン

トにして配布するので自宅学習に務めること。

授業の概要と予定

第 1回:垂直応力度、断応力度

第 2回:歪みと変形、応力度と歪みの関係

第 3回:組み合わせ応力(主応力)

第 4回:組み合わせ応力(モールの応力円)

第 5回:梁の曲げ応力(断面二次モーメントの導入)

第 6回:種々の断面に関する断面一次、二次モーメント

第 7回:中間のまとめ

第 8回:種々の断面に関する断面二次モーメント、断面係数

第 9回:梁に生ずる応力(曲げ応力度)

第 10回:梁に生ずる応力(剪断応力度)

第 11回:梁に生ずる応力(二 曲げ応力度)

第 12回:梁に生ずる応力(曲げと圧縮)

第 13回:柱に生ずる応力(偏心 力と断面のコア)

第 14回:変断面材に生じる応力

第 15回:期末のまとめ

第 16回:学期の復習

成績の評価方法

定期 験 200点、夏休み前に実施する 験 100点の 300点の得点率で評価する。

教科書と参考書

構造力学Ⅰで使用している教科書を用いる。

また、演習問題をプリントにして配布する。

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教科目名 木構造

学年学科 第3学年 建築学科

開講時間数 後期 2時間

単位数 1単位(必修)

担当教員 助教授(常勤)柴田良一

授業の目標と期待される効果

木構造に関して、耐震性能の診断方法を学習し、安全で合理的な木構造を するための知

を習得し、3段階の耐震診断手法を活用する能力を身に付ける。

・木構造の概要を理 する         ・耐震診断手法の概要を理 する

・簡易耐震診断手法を習得する       ・一般耐震診断手法を習得する

・精密耐震診断手法を習得する       ・木造耐震補強手法を習得する

授業の進め方とアドバイス

授業は、教科書と板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること

参考となる資料に授業 画を示すので、予習を必ずおこなうこと

材料力学と構造力学と建築構法の知 が必要なので、十分復習しておくこと

授業の概要と予定(参考となる資料:http://study.archi.gifu-nct.ac.jp/)

第1回:木構造の概要,講義 画、耐震診断手法のあらまし

第2回:第1段階の診断(すまいの耐震診断) ⇒ 第1 題提出:簡易耐震診断

第3回:第2段階の診断(我が家の耐震診断)の概説

第4回:壁 さの算定と必要壁 さ

第5回:診断手順の 説

第6回:地盤や形状による影

第7回:総合判定と補強方法         ⇒ 第2 題提出:一般耐震診断

第8回:後期中間のまとめ

第9回:地盤と地震と建物の力学的関係

第 10回:耐震精密診断の概要と目的第 11回:偏心率の 算手法と表 算による方法

第 12回:重心と剛心の算定第 13回:水平抵抗力の算定第 14回:耐震精密診断の演習作業第 15回:木造住宅の補強手法第 16回:後期期末のまとめ          ⇒ 第3 題提出:精密耐震診断

授業中は、講義だけでなく演習も行うので、自主的な取り組みが必要である。

成績の評価方法

 定期 験2回(200点)+ 題提出3回(150点)

教科書と参考書

増補版木造住宅の耐震精密診断と補強方法(日本建築 災協会)を用いる。

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教科目名 建築史Ⅱ

学年学科 第3学年 建築学科

開講時間数 前期 2時間

単位数 1単位(必修)

担当教員 教授(常勤)

水野耕嗣

授業の目標と期待される効果

 日本の伝統的建築の歴史的変遷を理 し、その基本的原理を会得することを主たる目的と

し、併せて現代建築 の 題に活かすことを期待する。

授業の進め方とアドバイス

  教科書と日本建築史図集による講義で板書を中心に行なう。なおスライドや資料を用い

て、理 の一助とする。自分のノートを充実させることが必要である。

授業の概要と予定

 第 1回:原始の住居  (考古学から)

 第 2回:古代の住居①(歴史学から)

 第 3回:古代の住居② 寝殿造り

 第 4回:中世の住居① 書院造り(主殿)

 第 5回:中世の住居② 書院造り(広間)

 第 6回: 世の住居① 茶室と数奇屋造り

 第 7回: 世の住居② 民家

 第 8回:中間のまとめ

 第 9回:寺院建築①

 第 10回:寺院建築②

 第 11回:神社建築

 第 12回:城 建築

 第 13回: 城と城下町

 第 14回:大工と技術

 第 15回:期末のまとめ

 第 16回:全体の総復習

成績の評価方法

  験は各学期 2度行い、これらに 題を加味し評価する。

(評価内訳:定期 験 200点+ 題 50点)  

教科書と参考書

 『建築史』(堀口捨巳他著・理工図書社発行)と『改訂 日本建築史図集』を教科書とする。

さらに学習するには日本建築学会編『新訂 建築学大系 4-1日本』を勧める。

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教科目名 建築 画Ⅰ

学年学科 第3学年 建築学科

開講時間

通年 2時間

単位数 2単位(必修)

担当教員 助教授(常勤)  田佳子

助教授(常勤) 今田太一郎

授業の目標と期待される効果

・ 建築 画の概念およびプロセスの修得。・ 基本的な空間の 画技法( 画のプロセス、空間構成の技法)の修得・ 製図Ⅰの 題に対応した施 画に関する 画理論・技法の修得。

授業の進め方とアドバイス

建築 画の概念とプロセス→空間の 画技法→各施 画の技法の順に授業を行う。主体的

に授業に参加するために教科書の授業内容に関連する箇所を予習しておくこと。

授業の概要と予定

第1回:建築 画の概念とプロセス第2回:空間 画の技法(空間構成の考え方と手順)第3回:   〃   (空間構成の手法)第4回:独立住宅の 画(住宅の機能と生活空間の構成)第5回:   〃   (公室と私室の 画)第6回:      〃第7回:   〃   (バリアフリー/住宅の歴史)第8回:前期中間のまとめ第9回:博物 の 画(全体 画)第10回:  〃   (展示室の 画/収蔵庫の 画)第11回:図書 の 画(図書 の機能/出納システム)第12回:  〃   (モデュラープランニング/ 覧室・書庫の 画)第13回:事務所建築の 画(コアシステム/オフィスレイアウト形式)第14回:   〃    (事務所建築の変遷)第15回:前期期末のまとめ第16回:前期の復習第17回:劇場の 画(全体 画/劇場形式の変遷)第18回:  〃  (オーディトリアム・舞台の 画)第19回:  〃  (舞台の 画)第20回:学校建築の 画(学校建築の変遷・ 画の 題)第21回:  〃    (運営方式と教室配置の関係/オープンスクールの概念)第22回:  〃    (教室空間の細 の構成)第23回:後期中間のまとめ第24回集合住宅の 画(集合住宅 画の変遷・ 画の 題)第25回:  〃    (配置 画の技法・住棟 画の技法)第26回:  〃    (住戸 傍空間の 画技法/住戸 画の技法)第27回:複合施 の 画(複合空間・施 の概論)第28回:  〃    (機能 画)第29回:  〃    (配置 画)第30回:  〃    (空間 画)第31回:学年末のまとめ第32回:学年末総復習

成績の評価方法前期:定期 験200点+ 題提出20点後期:定期 験200点+ 題提出50点

 前期、後期が同じ重みになるように最終評価をする。教科書と参考書教科書:現代建築学 建築 画1(岡田光正 他著・ 島出版会)

コンパクト建築 資料集成(日本建築学会編 丸善)

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教科目名 環境工学Ⅰ

学年学科 3学年建築学科

開講時間数 前期2時間

単位数 1単位(必修)

担当教員 教授(常勤)

舎 輝典

授業の目標と期待される効果

本授業では人間を取り巻く各環境要素(熱・空気・光)に関する物理的基礎理 を得ること

を目標とし、各用 基礎知 の獲得と、技術 算(熱・空気・光)習得が可能である。

・各要素関連知 (熱・空気・光)の獲得      ・単位系の理

・伝熱 算の理                  ・換気の基礎理

・昼光率 算の理

授業の進め方とアドバイス

通常の座学に加え、 算演習が多く指定のポケットコンピュータは必携である。学習内容を

深めるように例題と問題を参考にして演習を適宜行うので、自分の手で くことが不可欠とな

る。当然、復習や予習の自宅学習も必要である。

授業の概要と予定

第1回: 環境とは

第2回: SI単位と工学単位

第3回: 建築と自然環境

第4回: 乾き空気と湿り空気

第5回: 湿り空気線図による状態値の表現

第6回: 降水・気圧・ ・気候図、デグリデイ

第7回: 熱の基礎知

第8回: 前期中間のまとめ

第9回: 定常熱伝導

第10回:対流熱伝達、熱放射

第11回:熱貫流率

第12回:換気の基礎知

第13回:換気 算の基礎

第14回:光の基礎知

第15回:前期期末のまとめ

第16回:前期の復習

成績の評価方法

定期 験190点(内、前期中間90点、期末100点)+夏休明け 題テスト10点。

(注: 題テストが行われない場合、定期 験分が200点となる場合もある。)

教科書と参考書

教科書:最新 建築環境工学 改訂第二版 井上書院資料:建築環境工学用教材 環境編 丸善

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教科目名 建築 製図 I

学年学科 学年建築学科

開講時間数 通年4時間

単位数 4単位(必修)   

担当教員 教授(常勤)水野耕嗣  

教授(常勤)土井康生

助教授(常勤)今田太一郎  

授業の目標と期待される効果:(D-2),(d)

・多 的な視点から、施 の機能、空間を検討し、創造的に組み立てることが出来る。

・明快かつ、美しいプレゼンテーションと説明によって、 画内容を相手に的確に伝えることが出来る。

授業の進め方とアドバイス

・ 題の対象施 の様々な事例を、授業で示される例だけではなく、積極的に 誌・資料集などによって

調べること。

・ 授業 画を基に、主体的にスケジュールを立て、授業時のエスキースチェックを参考にしながら着実に

画を進めること。

・ 常に図面やスタディ模型の作成などによって、考えを形にしていくこと。

授業の概要と予定

成績の評価方法

総得点580点に占める得点率をもとに評価を行う;第一 題(140点)、第二 題(20

0点)、第三 題(100点)、第四 題(140点)とする.

教科書と参考書

日本建築学会編 コンパクト建築資料集成(丸善)

第一 題:個人住宅の 画

担当:水野

第1回: 題提示・説明

第2回:エスキースチェック1(コンセプト)

第3回:エスキースチェック2( 平面図 )

第 4回:エスキースチェック3( 平面図 )第5回:エスキースチェック4( 立断面図 )第6回:プレゼンテーションチェック(作業)

第7回:講評会

第三 題:公共施 空間の

担当:水野

第 1 回: 題提示・説明

第 2 回:エスキースチェック1(コンセプト)第 3 回:エスキースチェック2( 平面図 )第 4 回:エスキースチェック3( 模型1 )第 5 回:エスキースチェック4( 模型2 )第 6 回:エスキースチェック5( 立断面 )第 7 回:エスキースチェック6(プレゼンテーション)

第 8 回:講評会

第二 題:商業施 の 画(CAD使用 題)

担当:土井

第1回: 題提示・説明

第2回:エスキースチェック1(コンセプト)

第3回:エスキースチェック2( 平面図 )

第 4回:エスキースチェック3( 立断面 )第5回:エスキースチェック4( 詳細 画 )第6回:エスキースチェック5( 全体 画 )  第 7 回:エスキースチェック6( プレゼンテーション )第8回:講評会

第四 題:集住の 画

担当:今田

第1回: 題提示・説明

第2回:エスキースチェック1(  コンセプト  )第3回:エスキースチェック2(ボリュームスタディ)

第 4回:エスキースチェック3( 配置・平面 画 )第5回:エスキースチェック4( 立断面図 )第6回:プレゼンテーションチェック(作業)

第7回:講評会

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教科目名 建築工学実験Ⅰ

学年学科 第3年 建築学科

開講時間数 後期 4時間

単位数 2単位(必修)   認定対象

担当教員 教授(常勤)下村 波基

講師(常勤) 木 哲

授業の目標と期待される効果:(D-2)(D-3)、(d)

構造実験と環境実験とでこの授業は構成されている。

構造系の学習・教育目標は、

1)建築材料の力学的特性の把握  2)創造性と知的好奇心の 揚

環境系の学習・教育目標は、

1)熱 対の原理および使用方法の理   3)室内外温湿度と快適性との関係の把握

2)太 放射熱および熱伝達の基礎の理  4)照明 画の実態の把握

授業の進め方とアドバイス

同一週に構造と環境の2分野についての実験・実習をそれぞれ1回行い、それを 15週行う。

構造系ではクラスを6班に分け、各班毎に下記の 題A~Gについて行う。各実験項目が

終了した段階でレポートを提出する。

環境系ではクラスを6班に分け、各班毎に実験や測定の他に、パソコンソフトによるデー

タ整理及びシミュレーションも行う。

授業の概要と予定

構造系実験内容 環境系実験内容

第1,2回:安全教育、実験概要の説明

第 3回~第 15回の内容は以下の項目に示す

題A:モルタル強度 験

供 体作成、圧縮・曲げ 験

題B:コンクリート強度 験

供 体作成、圧縮・割裂 験

題C: 材のふるい分け 験

題D: 材の引張 験

題E:曲げ 験

木材、 材、アルミ材の曲げ 験

題F:架構に生ずるモーメント測定実験

題F:競技 題

第1回:安全教育、実験 測における誤差と測

定値の取り扱い、実験概要の説明

第2回:熱 対の出力装置の評価(実験1)

第3回:Excelを利用したデータ整理について

第4回:Excelによる実験1データの分析

第5回:太 放射熱の測定(実験2)

第6回:Excelによる実験2データの整理

第7回:Excelによる実験2データの分析

第8回:日射量シミュレーション(実験3)

第9回:BASICプログラムの作成

第 10回:温湿度の測定と PMV(実験4)

第 11回:Excelによる実験4データの整理

第 12回:Excelによる実験4データの分析

第 13回: 屋の照度分布測定(実験5)

第 14回:Excelによる実験5データの整理

第 15回:Excelによる実験5データの 析

成績の評価方法

構造系: 題A~Fの 60点(10点×6)、 題Gの 40点の 100点で評価。

     題A~F 10 点の内訳は、実験目的、準備・使用器具、実験手順、実験結果、文献調査、

考察を評価する。 題Gは上記に加え、発想・創造性、巧みさ、美しさも評価する。

環境系:各実験のレポート 50点×5= 250点で評価する。

上記構造系と環境系のそれぞれの得点率を平均して総合評価する。

教科書と参考書

最新建築環境工学(井上書院)

 日本建築学会偏 建築材料実験用教材(丸善)

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教科目名 建築学基礎演習Ⅰ

学年学科 第3学年 建築学科

開講時間数 後期 4時間

単位数 2単位(必修)

担当教員 建築学科教員

授業の目標と期待される効果

留学生を対象に、建築学科1~2年で学習する専 的な内容に関して、講義と演習を中心に

進める。ここでは、建築の 画・構造・環境の3分野からの専 的な講義を受け、 製図・

CAD演習・プログラミング演習などの 定内容を習得する。これにより、3年以降の専

科目の学習が効率よく行われる。

授業の進め方とアドバイス

講義と演習を平行して進めるので、担当教員の指導に従い、 画的に進めること。

授業の概要と予定

第1回から第5回: 画分野

 講義内容:建築学通論、建築歴史Ⅰ、建築構法、造形

 演習内容:建築 製図の基本演習

      造形でのデザイン技法演習

      CAD製図法の演習

第6回から第10回:構造分野

講義内容:建築学通論、建築構法

演習内容:建築構法に関する見学

     基礎的な工学 算の方法

     ポケコンによるプログラミング

     教育用 算機の活用演習

第11回から第15回:環境分野

講義内容:建築学通論

     環境工学に関する基礎演習

成績の評価方法

  題提出:3分野各1回(100点×3=300点満点)

教科書と参考書

内容に応じて、適宜、資料を配布する。

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教科目名 応用数学Ⅱ 学年学科 第4学年� 建築学科 開講時間数 通年� 2時間 単位数 2単位(必修)� 認定対象

担当教員

教授(常勤)篠原� 勝

授業の目標と期待される効果:(D-1)、(c) 本授業では微分積分・代数幾何等の基礎数学の知識を基にして、広範な工学専門分野に応用

される数学的手法である次の内容を習得する。 ・ベクトル解析の理解� � � � ・フーリエ級数の理解� � � � ・ラプラス変換の理解

授業の進め方とアドバイス 教科書と画面表示による授業を進めるので、自分が理解しやすいノートを作成すること。演

習を適宜行うので、復習も含めて自分で解くことが必要である。各自の学力に応じて基礎的な

数学の復習も必要である。 授業の概要と予定

第1回:ベクトルの絶対値、方向余弦、内積 第2回:内積を用いる例、外積の紹介 第3回:外積を用いる例 第4回:内積と外積に関する演習 第5回:ベクトルの微分・積分、スカラー場・ベクトル場 第6回:ベクトル微分演算子、方向微分係数 第7回:ベクトル場の発散と回転 第8回:前期中間のまとめ 第9回:位置ベクトルの発散と回転 第10回:曲線の長さ、接線ベクトル 第11回:線積分 第12回:線積分演習 第13回:面積分 第14回:面積分演習 第15回:前期期末のまとめ 第16回:前期の復習 第17回:フーリエ級数紹介 第18回:三角関数の積の積分、小テスト 第19回:一般的な周期のフーリエ級数 第20回:フーリエ正弦級数、フーリエ余弦級数 第21回:フーリエ級数の性質 第22回:境界値問題 第23回:変数分離法を用いた偏微分方程式の解法 第24回:後期中間のまとめ 第25回:ラプラス変換の紹介 第26回:様々な関数のラプラス変換 第27回:ラプラス変換の性質 第28回:ラプラス逆変換 第29回:ラプラス変換を用いた微分方程式の解法と演習 第30回:単位関数・デルタ関数 第31回:後期期末のまとめ 第32回:学年末総復習

成績の評価方法 定期試験 400 点� +� 平常試験 100 点

教科書と参考書 教科書:基礎解析学(改訂版)(矢野,石原・裳華房)。 各自に適した微分積分・代数幾何の教科書および参考書も必要に応じて用意しておくこと。

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教科目名 応用物理Ⅱ 学年学科 第4学年� � 建築学科 開講時間数 前期2時間 単位数 1� 単位(必修)� � 認定対象

担当教員

� 助教授� (常勤)�

小川信之

授業の目標と期待される効果� (D-1)、(c) 建築の環境の分野と関連する、熱、波、音響などの基礎を学ぶ。 ・熱� ・比熱� ・熱の移動� ・波� ・音� ・建築音響

授業の進め方とアドバイス 講義の内容は、幅広い応用分野にわたるので、具体的な例などによる理解が肝心である。講

義では、受身ではなくて、講義に参加する積極性が重要である。 授業の概要と予定

第� 1回:熱平衡と温度、熱容量と比熱、熱の仕事当量

第� 2回:熱と分子運動、内部エネルギー、熱機関

第� 3回:気体の分子運動論、冷蔵庫、暖房機

第� 4回:平常演習による復習講義

第� 5回:熱伝導、対流、熱放射(その1)

第� 6回: 熱伝導、対流、熱放射(その2)

第� 7回: 熱力学第2法則

第� 8回: <前期中間のまとめ>

第� 9回:波と媒質、縦波と横波、波の速さとエネルギー

第10回:重ね合わせの原理、固有振動、干渉現象、平面波と球面波

第11回:平常演習による復習講義

第12回:音波、音の高さ・強さ・音色

第13回:建築音響(その1)、うなり、ドップラー効果

第14回:建築音響(その2)、衝撃波(ソニックブーム)

第15回:<前期期末のまとめ>

第16回:<前期の復習>

成績の評価方法 (A)平常試験(0,1,2,3、3+α)点 (B)課題提出(-2,-1, 0,1,2,3,4、4+α )点 (C)定期試験(0,1,2、3 、3+α)点

年度末において、上記のように(A)平常試験は、0から3+α点までの評価、(B)課題提出は、-2から4+α点ま

での評価、(C)定期試験は、0から3+α点までの評価をし、(A)、(B)、(C)の合計点の値をもとに総合的な成績評

価を行う。ただし、(A)平常試験(B)課題提出と(C)定期試験のαは、他と比べて著しく優秀な場合に、その度合

いに応じて2点まで評価を加味する。 教科書と参考書

小出昭一郎� 波・光・熱� 裳華房 物理学要点シリーズ熱振動・波動・音 (槙書店) �

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教科目名 情報処理Ⅱ

学年学科 第4学年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(必修)   認定対象

担当教員 助教授(常勤)武藤至

助教授(常勤)柴田良一

授業の目標と期待される効果:(D-1)(E)、(c)数値 析プログラミング技術を学習し、建築に関する問題 決の手法を習得する。これより、専 科目に

おける 度な技術 算を実行できる基本的技能が期待される。そこで 以下の目標を掲げる。

・プログラミングの考え方を理 する    ・Fortranによるプログラミング技法を理 する

・各種プログラミング技法の理       ・数値 析法の数学的意味が理 できる

・数学的表現からアルゴリズムを発見できる ・アルゴリズムからプログラミングへ発展できる

授業の進め方とアドバイス

授業は、演習を中心に行うので、積極的な取り組みが必要である。

参考となる資料に授業 画を示すので、予習を必ずおこなうこと

情報処理Ⅰと構造力学の知 が必要なので、十分復習しておくこと

授業の概要と予定(参考となる資料:http://study.archi.gifu-nct.ac.jp)

第1回:前期授業の概要と予備知 (前期は、柴田が中心となって、Fortranプログラミング技術を学習する)第2回:プログラミングの基本的な考え方(アルゴリズムとデータ構造)

第3回:Fortranによるプログラミングの方法第4回:Fortranによる簡単なプログラミング演習 ⇒ 題1

第5回:出力形式を考えたプログラミング     ⇒ 題2

第6回:入力方法を考えたプログラミング     ⇒ 題3

第7回:サブルーチンを使ったプログラミング   ⇒ 題4

第8回:前期中間のまとめ

第9回:配列を用いたプログラミング       ⇒ 題5

第 10回:乱数を用いたプログラミング      ⇒ 題6

第 11回:文字を使って描くプログラミング    ⇒ 題7

第 12回:夏休み 題の説明           ⇒ 題8

第 13回:文字列を処理するプログラミング    ⇒ 題9

第 14回:Fortranプログラミングのまとめ第 15回:プログラミングの総合演習第 16回:前期期末のまとめ第 17回:後期授業の概要と目標の説明(後期は、武藤が中心となって、数値 算技術を学習する。)

第 18回:連立方程式の基本的 法の学習

第 19回: 線形方程式の 法(ニュートン法やはさみうち法)

第 20回:数値 算の収束条件と誤差

第 21回:方程式 法に関する 題演習

第 22回:後期中間のまとめ第 23回:数値積分の基本的 法の学習

第 24回:数値差分法のアルゴリズム第 25回:数値積分に関する 題演習

第 26回:有限要素法に関する基本的 法の学習(差分法との関連含む)第 27回:力学的定式化とプログラミング第 28回:プログラミング実習第 29回:同上関連の 題演習

第 30回:後期期末のまとめ

成績の評価方法

前期 定期 験2回:200点+ 題提出9回:200点

後期 定期 験200点+ 題提出300点+学習態度50点

教科書と参考書

わかりやすい FORTRANプログラミング(小林孝史・オーム社)数値 算法(三井田、 田 共著・森北出版)

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教科目名 構造力学Ⅱ

学年学科 4学年建築学科

開講時間数 通年2時間

単位数 2単位(必修)  認定対象

担当教員 教授(常勤)

土井康生

授業の目標と期待される効果 (D-4)、(d) (E)、(c)

・ 弾性曲線式で変形 算ができる   ・モールの定理で変形を求められる

・ たわみ 法で不 定構造物が ける ・固定法で簡単な不 定構造物が ける

授業の進め方とアドバイス

構造力学Ⅰで習得した 定構造の 法及び材料力学で習得した断面の性 を基礎として、梁の変

形を求め、これを基に一次不 定構造物 法の概念を習得させる。たわみ 法を説明し、これを

用いて、種々の構造物が けるよう、演習を重ねながら授業を進める。ポケコンを使って、連立

一次方程式が けるようプログラムを用意すること。

授業の概要と予定(参考となる資料があれば記述する)

第 1回: 定構造物の図式 法概説

第 2回: 定構造物の図式 法演習

第 3回:断面の性 ・曲率とモーメントの関係

第 4回:弾性曲線式の導入と片持ち梁の変形 算への応用

第 5回:弾性曲線式による種々の梁の変形 算

第 6回:モールの定理の導入と単純梁の変形 算への応用

第 7回: 定ラーメン構造物の変形への応用

第 8回:前期中間のまとめ

第 9回: 定構造物の変形 算演習

第 10回:不 定構造物の 法・変形の適合概説

第 11回:一次不 定梁のモーメント 算演習

第 12回:一次不 定ラーメンのモーメント 算演習

第 13回:たわみ 法の導入

第 14回:節点方程式

第 15回:層方程式

第 16回:前期期末の総復習

第 17回:1層ラーメンの例題(その1)

第 18回:1層ラーメンの例題(その 2)

第 19回:有効剛比(対称)

第 20回:有効剛比(一端ピン)

第 21回:等価 材

第 22回:有効剛比・等価 材 を使う演習

第 23回:後期中間のまとめ

第 24回:ポケコンによる連立1次方程式の 法

第 25回: 対称ラーメンの例題 (ポケコン使用)

第 26回:せん断力・ 力の算出演習

第 27回:2層ラーメンの例題(ポケコン使用)

第 28回:固定法

第 29回:固定法による 法演習

第 30回:多層・多スパンラーメンの例題(ポケコン使用)

第 31回:後期期末のまとめ

第 32回:総復習

成績の評価方法

定期 験100点×4

教科書と参考書

建築構造のための力学演習 望月重他  島出版会

よくわかるラーメンの き方 北後寿他 技報堂出版

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教科目名 RC構造Ⅰ

学年学科 第4年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(必修)   認定対象

担当教員 教授(常勤)下村 波基

授業の目標と期待される効果:(D-4)、(d)、(E)、(c)

これまでの構造関連科目の知 と工学実験で得られた知 と技術を基礎に、材料的複合構造

であるRC構造の 容応力度 法に基づいた 材断面算定法を修得する。

具体的な目標は、

1) 梁の断面 がでる         3)柱の断面 ができる

2) スラブ、階段の ができる     4)耐震壁、基礎、杭の ができる

授業の進め方とアドバイス

授業は、教科書と板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること。

材料力学と構造力学等の知 を要し、その充分な復習と理 が要求される。

構造 算とプログラム作成のため、授業にはプログラム 卓(PC)を必携すること。

授業の概要と予定

第1回:コンクリートと鉄筋の力学的性

第2回:鉄筋コンクリートの力学的挙動

第3回:梁の構造 (精算式の誘導)

第4回:PCによるC1,C2の算出

第5回:PCによるC1,C2の算出

第6回:梁の構造 (演習)

第7回:前期中間のまとめ

第8回:略算式による梁の

第9回:剪断応力分布と肋金の

第 10回:剪断応力分布と肋金の

第 11回:付着応力度の検討

第 12回:スラブから大梁への力の流れ

第 13回:大梁のC,Mo,Qの算定

第 14回:床スラブに作用する外力、単位梁

第 15回:前期期末のまとめ

第 16回:前期の復習

第 17回:スラブの配筋

第 18回:片持階段の

第 19回:斜めスラブ階段の

第 20回:柱断面に生じる応力度

第 21回:PCによる柱断面の算出

第 22回:PCによる柱断面の算出

第 23回:後期中間のまとめ

第 24回:柱の断面 (演習1)

第 25回:柱の断面 (演習2)

第 26回:耐震壁の配筋

第 27回:耐震壁開口 補強配筋の

第 28回:独立基礎の

第 29回:べた基礎の

第 30回:杭基礎の

第 31回:後期期末のまとめ

第 32回:後期の復習

成績の評価方法

定期 験 400点(100点×4)の得点率で評価。

教科書と参考書

鉄筋コンクリート構造入 {改訂版}(松井源吾監修、西 章 著 島出版会 2001.2)

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教科目名 鉄 構造Ⅰ

学年学科 第4学年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(必修)    認定対

担当教員 助教授(常勤)柴田良一

授業の目標と期待される効果:(D-4)、(d)、(E)、(c)

本授業では、鉄 構造の 手法と基礎となる 材 を学習する。

・構造物に作用する荷重を算定する     ・ 容応力度 法の概念を理 する

・引張材の 材断面 手法を理 する   ・圧縮材の 材断面 手法を理 する

・曲げ材の 材断面 手法を理 する   ・複数の荷重を受ける 材の を理 する

授業の進め方とアドバイス

授業は、教科書と板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること

参考となる資料に授業 画を示すので、予習を必ずおこなうこと

材料力学と構造力学の知 が必要なので、十分復習しておくこと

授業の概要と予定(参考となる資料:http://study.archi.gifu-nct.ac.jp)

第1回:鉄 構造1の概要,講義 画

第2回:構造 の概要( 容応力度 法のあらまし)

第3回:荷重及び外力の 定(荷重の意味と 算方法)

第4回:断面の強さの指標:ポケコンを用いた工学 算の円周

第5回:引張材の 手法

第6回:引張材の 演習1

第7回:引張材の 演習2:パソコン用いた引張材の 算演習

第8回:前期中間のまとめ

第9回:圧縮材の 手法

第 10回: 容圧縮応力度の算定方法

第 11回:単一圧縮材の 演習1

第 12回:単一圧縮材の 演習

第 13回:有効座屈 さの算定法

第 14回:組立圧縮材の 手法1

第 15回:組立圧縮材の 手法2:パソコンを用いた 容圧縮応力度表の作成

第 16回:前期期末のまとめ第 17回:梁材の 手法1

第 18回:梁材の 手法2

第 19回: 容曲げ応力度の算定法1

第 20回: 容曲げ応力度の算定法2:表 算ソフトを用い 容曲げ応力度の 算

第 21回:曲げ応力度の検討第 22回:後期中間のまとめ第 23回:せん断応力度の検討第 24回:たわみ及び振動障害の検討第 25回:梁材の 演習1

第 26回:梁材の 演習2

第 27回:複数の荷重を受ける梁材の 演習1

第 28回:複数の荷重を受ける梁材の 演習2

第 29回:総合例題による 演習1

第 30回:総合例題による 演習2:表 算ソフトを用いた断面

第 32回:後期期末のまとめ

成績の評価方法

定期 験4回(400点)+平常 験(総合)(100点)

教科書と参考書

第4版 構造 演習(日本鉄 連盟・技報堂出版)を教科書とする

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教科目名 建築 画Ⅱ

学年学科 第4年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(選択)   認定対象

担当教員 助教授(常勤) 今田太一郎

助教授(常勤)  田佳子

授業の目標と期待される効果:(A-2)(D-3)(D-4) (b)(d)

・空間の構成手法を理 する       ・人間の環境に対する認知の仕組み・特性を理 する・福祉施 に関する 画理論と技法の修得 ・ユニバーサルデザインの概念の理・ 代 市 画思想・理論の修得

授業の進め方とアドバイス

建築 画Ⅱでは、 画論について、多様な側面から 説していくので、十分な予習復習が望まれる。

授業の概要と予定(参考となる資料があれば記述する)

第1回:空間構成の技法(建築空間の構成要素)第2回:   〃   (平面の構成手法)第3回:       〃   第4回:   〃   (三次元空間の構成手法)第5回:       〃   第6回:   〃   (人間行動を考慮した空間構成)第7回:       〃第8回:前期中間のまとめ第9回:人間工学(人間工学の枠組み)第10回: 〃 (人間の工学的特性(個人))第11回: 〃 (人間の工学的特性(群衆))第12回: 〃 (社会空間の認知)第13回:   〃第14回: 〃 (環境移行)第15回:前期期末のまとめ第16回:前期の復習第17回:ユニバーサルデザイン(概念)第18回:    〃     (特徴)第19回:    〃     (実 例)       第20回:日本の社会福祉施策の変遷(施 建 から在宅支援)第21回:福祉施 画(居住施 )第22回:     〃(通所施 )第23回: 齢者の居住: 齢者の居住に関わる 題/新たな居住形態の提案第24回:後期中間のまとめ第25回:福祉施 の合築                    第26回: 代 市問題の発生とユートピアンの提案第27回: 代 市 画思想・理論(工業村での実 /田園 市論)第28回:     〃     ( 住区論)第29回:     〃     (その他)第30回:         〃第31回:学年末のまとめ第32回:学年末総復習

成績の評価方法

前期:定期 験200点+ 題提出50点後期:定期 験200点前期、後期が同じ重みになるように最終評価をする

教科書と参考書

建築人間工学事典(日本建築学会編、彰国社)ユニバーサルデザイン バリアフリーへの問いかけ(川内美彦、学芸出版社)コンパクト建築 資料集成(日本建築学会編 丸善)

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教科目名 環境工学Ⅱ

学年学科 第4学年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(必修)   認定対象

担当教員 講師(常勤) 木 哲

他(外 講師)

授業の目標と期待される効果:(D-3)(D-4)、(d)

各環境要素、光・音・熱・空気の物理的理 を得ることを目標とする。期待される効果は各

関連知 の獲得、基礎方程式の理 、上記各要素に関する各技術 算能力の習得があげられる。

・換気 算法の理       ・結 とその 止法の理

・伝熱 算法の習得      ・光と色に関する知 の取得

・採光照明 画の理      ・音環境に関する知 の取得

授業の進め方とアドバイス

通常の座学に加え、 算演習が多く指定のポケットコンピュータは必携である。学習内容を

深めるように例題と問題を参考にして演習を適宜行うので、自分の手で くことが不可欠とな

る。当然、復習や予習の自宅学習も必要である。

授業の概要と予定

第 1回:日射量とその利用第 2回:日照調整第 3回:湿り空気、結 とその 止第 4回:熱伝達率について(対流・放射)第 5回:建物外表面の熱授受① 相当外気温第 6回:建物外表面の熱授受② 開口第 7回:前期中間のまとめ第 8回:定常室温 算法第 9回:換気の概要と必要換気量第 10回:圧力と圧力差第 11回:換気 算法第 12回:熱伝導の基礎式第 13回:透湿 算第 14回:熱・湿気同時移動方程式について第 15回:前期期末のまとめ第 16回:前期の総復習第 17回:太 放射と太 位置第 18回:日影曲線・日影時間図第 19回:日射量・日照調節第 20回:光の知 と物理量第 21回:視環境に影 する諸現象第 22回:採光 画(昼光照明)第 23回:採光 画(人工照明)第 24回:後期中間のまとめ第 25回:音の原理と諸法則第 26回:室内音 理論第 27回:騒音とその 止第 28回:遮音の原理第 29回:建築材料と室内音第 30回:快適環境とは第 31回:後期期末のまとめ第 32回:学年末の総復習

成績の評価方法

前半  200点:中間 験 80点、期末 験 80点、 題提出 40点後期  200点:中間 験 100点、期末 験 100点

教科書と参考書

教科書:最新 建築環境工学 改訂 2版 井上書院資料 :建築環境工学用教材(環境編) 丸善

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教科目名 建築 備Ⅰ

学年学科 4学年建築学科

開講時間数 通年2時間

単位数 2単位(必修)   認定対象

担当教員 教授(常勤)

舎 輝典

授業の目標と期待される効果: (D-3),(D-4),(a)

本授業では各環境要素内、快適性に影 の大きい空気調和 備について、 基礎知 を得

る。期待される効果として空調 技術の基礎(負荷 算からダクト 算)を獲得できる。

・空調負荷 算方法を習得する。     ・各種関連技術知 を獲得する。

・換気 算を習得する。         ・清浄度に関する 算と知 を獲得する。

・空調ダクト系の概略 と空気線図による検討方法を獲得する。

授業の進め方とアドバイス

通常の座学に加え、 算演習が多く指定のポケットコンピュータは必携である。当然、復習

や予習の自宅学習も必要である。普段から空調 備に興味を持って生活すると理 が深まる。

授業の概要と予定

第1回:ガイダンス  空気調和の概要と目的第2回:単位の復習第3回:熱貫流率、温度分布の 算第4回:熱流量 算、空気線図第5回:空気調和 備の構成第6回:空調負荷の種第7回:前期中間のまとめ第8回:冷房用熱負荷 算①第9回:冷房用熱負荷 算②第 10回:暖房用熱負荷 算第 11回:熱源機器①冷凍機、第 12回:熱源機器②ボイラ、冷却塔第 13回:ポンプ、送 機第 14回:空調機の種 空調方式の分第 15回:前期期末のまとめ第 16回:前期の復習第 17回:負荷 算演習①第 18回:負荷 算演習②第 19回:単一ダクト方式(CAV,VAV)第 20回:二重 、 、第 21回:水方式、 、特殊空調方式( )第 22回: 材料第 23回:後期中間のまとめ第 24回:換気 備と換気 算第 25回:フィルター清浄度 算第 26回:クリーンルーム第 27回:送 量算定第 28回:定圧法による 概略第 29回:空気線図による空気状態の把握①第 30回:空気線図による空気状態の把握②第 31回:学年末のまとめ第 32回:学年末の復習

成績の評価方法

定期 験 380点(前期中間 90点、前期期末 100点、後期中間 90点、後期期末 100点)+ 題提出 20点

教科書と参考書

教科書:最新 建築 備工学、田中他、井上書院

資料:建築環境工学用教材  備編 丸善

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教科目名 測量学

学年学科 第4学年 建築学科

開講時間数 前期 4時間

単位数 2単位(必修)

担当教員 講師( 常勤) 伊藤 勉

授業の目標と期待される効果:(D-3)、(d)

建 工事の基本となる測量技術について学習し、測量士資格 験の基本となる知 を習得す

る。

・測量士の基本となる知 ・測量機器の操作方法の理

・測量誤差に関する 算の理 ・データ処理手法の理

授業の進め方とアドバイス

演習中心の授業となるため、自主的な取り組みが重要である。

測データの集 には情報処理の技術が必要であるので、十分に習得しておくこと。

授業の概要と予定(参考となる資料があれば記述する)

第1回:測量の概要

第2回: 離測量

第3回: 測量(実習を含む)

第4回: 測量(実習を含む)

第5回:トラバース測量

第6回:トラバース測量の実習

第7回:中間のまとめ

第8回:トラバース測量の実習

第9回:平板測量

第 10回:平板測量の実習

第 11回:水準測量

第 12回:水準測量の実習

第 13回:面積および体積の測量

第 14回:写真測量とGPSおよび、その他の測量の概要

第 15回:期末のまとめ第 16回:総復習

成績の評価方法

定期 験2回:200点+学習態度60点+ 題提出40点

教科書と参考書

教科書:測量学(小田 和司著、技報堂出版)

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教科目名 建築 製図 II

学年学科 4学年建築学科

開講時間数 通年6時間

単位数 6単位(必修)   認定対象

担当教員 常勤:佐々木敏彦

常勤:宇野亨

助教授(常勤):今田太一郎

教 授(常勤):水野耕嗣

助教授(常勤): 田佳子

授業の目標と期待される効果:(D-4)(E)、(c)(d)

1)様々な社会的問題に対して、建築の 画を通じた提案能力を身に付けられる。

2)キャド・CGを活用した建築表現が出来る。

3)的確に相手に 画を説明する能力を養える。

授業の進め方とアドバイス

・普段から、建築やデザインにとどまらず、様々な社会の情報に目を通し、自らの考えを養うこと.

・ 自らスケジュールを立てて、期限内にゆとりを持って間にあうように 画を進めること.

・ キャド室等を活用して積極的に、情報機器利用の熟達に励むこと.

授業の概要と予定

成績の評価方法

総得点400点に占める得点率で評価を行う.

第一 題:100点 第二 題;100点

第三 題200点(Term1~Term3 の3 題は各 100 点で評価を行い、総得点を 200 点満点における得点に換算する。)

教科書と参考書

日本建築学会編 コンパクト建築資料集成(丸善)

第一 題:複合空間の 画(担当:佐々木)

第一回: 題提示、敷地調査

第二回:調査のまとめ

第三回:エスキース1(コンセプト作成)

第四回:エスキース2(平面図作成)

第五回:エスキース3(立断面作成)

第六回:プレゼンテーションチェック

第七回:講評会

第二 題:新しい建築の創造(担当:宇野)

   (コンペ 題製作など)

第一回: 題提示、資料説明

第二回:エスキース1(基本コンセプト)

第三回:エスキース2(基本 画・ダイアグラム)

第四回:エスキース3(平面図・断面図)

第五回:エスキース4(プレゼンテーション)

第六回:エスキース5(プレゼンテーション)

第七回:プレゼンテーションチェック

第八回:講評会

第三 題:地域づくりに向けた 市空間の 画

 本 題は、連続した3つの Termで構成され、Termが進行するにつれて、より詳細なデザインへと進むことが意図されている.それぞれの Termのテーマに応じて、評価がなされる。Term1:調査から 画へ Term2: 市空間の 画    Term3:バリアフリー空間の 画

第一回: 題説明、調査   第一回:エスキース      第一回: 題説明

                 (平面図)

第二回:調査まとめ     第二回:エスキース        第二回:基本 画の検討

                  (平面図)         

第三回:エスキース     第三回:エスキース        第三回:詳細 画の検討

   (コンセプト)        (立断面図)        (スタディ模型の提示)

第四回:エスキース     第四回:エスキース        第四回:エスキース

   (ダイアグラム)     (プレゼンテーション)     (プレゼンテーション)

第五回:講評会       第五回:講評会          第五回:講評会

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教科目名 建築工学実験Ⅱ

学年学科 第4年 建築学科

開講時間数 前期 2時間

単位数 1単位(必修)   認定対象

担当教員 教授(常勤)下村 波基

講師(常勤) 木 哲

授業の目標と期待される効果:(D-3)、(d)

構造系の学習・教育目標は、

1)構造 材の力学的特性の把握

2)創造性と知的好奇心の 揚及び、工学的センスの涵養をはかる。

環境系の学習・教育目標は、

1)換気 測方法の理  2) 定常熱伝導 析の手法の理  3)騒音測定法の理

授業の進め方とアドバイス

構造と環境に関する実験・実習を隔週で行う。

構造系では、RC 構造Ⅰ、鉄 構造Ⅰの構造的基本概念に関与するので、常にその授業と関

連づけることが必要である。

環境系では測定の他に、パソコンによるプログラミングとシミュレーションも行う。

授業の概要と予定

構造系実験内容 環境系実験内容

第1回:安全教育、実験内容の説明

第2回~第7回

クラスを6班に分け、各班毎に下記の

題A~Dを実験し、

題Eでは創造性を発揮し遂行する。

題A:RC梁の載荷 験

RC梁の配筋、打 、載荷

題B: 柱の座屈 験

題C:固有周期 験

題D:梁の曲げ応力度験

題E:構造関連の競技 題

第1回:換気量 測(実験1)

第2回:Excelによる換気量 算

第3回: 定常熱流 析(実験2)

第4回: 定常熱流シミュレーション1

第5回: 定常熱流シミュレーション2

第6回:道路交通騒音測定(実験3)

第7回:Excelによるデータ 析

成績の評価方法

構造系: 題A~Dのレポート 60点(15点×4)、 題Eは 40点の 100点で評価する。

     題A~D 15点の内訳は、実験目的、準備・使用器具、実験手順、実験結果、

文献調査、考察を評価する。 題 E は上記に加え、発想・創造性、巧みさ、美しさ

も評価する。

環境系:各実験のレポート 50点×3= 150点で評価する。

上記構造系と環境系のそれぞれの得点率を平均して総合評価する。

教科書と参考書

最新建築環境工学(井上書院)

日本建築学会偏 建築材料実験用教材(丸善)

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教科目名 建築学演習

学年学科 第4学年   建築学科

開講時間数 後期  2時間

単位数 1単位(必修) 認定対象

担当教員 建築学科教員

授業の目標と期待される効果: (A-2)(D-4)、(b)(d)

・ 一級建築士 験問題に関する知 の修得

・ 建築技術者として必要な社会性を身につける

授業の進め方とアドバイス

 一級建築士 験問題については構造・環境・ 画系の各教員が担当し演習を行う.また、建築技

術者として必要な社会性の修得にあたっては、卒業生など学外からの講演者(学外講師)による講

演を実施するとともに、面接・小論文の演習を行う.

授業の概要と予定(参考となる資料があれば記述する)

第1回:建築学演習の進め方と進路および卒業研究について

第2回:学外講師による講演会(1)

第3回:一級建築士 験問題演習(構造系)

第4回:  〃

第5回:  〃

第6回:一級建築士 験問題演習(環境系)

第7回:  〃

第8回:中間のまとめ(構造系と環境系)

第9回:一級建築士 験問題演習( 画系)

第10回:  〃

第11回:  〃

第12回:学外講師による講演会(2)

第13回:面接術と心構えおよび小論文の演習

第14回:小論文の書き方と演習

第15回:期末のまとめ( 画系)

第16回:総合演習

成績の評価方法

 定期 験150点+小論文50点

教科書と参考書

 一級建築士(受験)学科総合対策

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教科目名 RC構造II

学年学科 第5年 建築学科

開講時間数 通年  2時間

単位数 2単位(必修)

担当教員 助教授(常勤)武藤至

授業の目標と期待される効果(D̶4)、(d)、(E)、(c)

コンクリート系の構造物の に関する諸条件の 定と例題に基づく構造 算の流れと実例

算によるRC構造物の耐力と終局状態での崩壊挙動を理 し、 の考え方を習得する。

そこで、以下の目標を掲げる.

・ 荷重の算定 算ができる     ・地震荷重(層せん断力)の求め方を理 できる

・ 2次 の意味と必要性を理 できる ・崩壊と保有耐力が理 できる

・ 保有耐力の 算法が理 できる    ・必要保有耐力の意味が考察できる

授業の進め方とアドバイス

基本は、建築基準法に準拠しながら、最先端の 手法の基本を教授していくため、四学年

までの関連教科(構造力学とRC構造I)を十分復習するとともに建築基準法の各条項の読

破が望まれる。

授業の概要と予定(参考となる資料は、建築基準法および他教科のテキスト 全般)第 1回: 容応力度と終局強度

第 2回: 荷重(固定荷重、積載荷重、積雪荷重)の算定法

第3回: 荷重( 荷重、地震荷重)の算定法

第 4回:新耐震 法の背景と問題点、例題含む

第5回:建築物の振動と層せん断力         (PC 算演習)第6回:地震荷重時の応力 算法(1次 、例題含む)

第7回:前期中間のまとめ

第 8回:D値法の考え方と層間変形第 9回:D値法に関する演習と層間変形 の 算法 (PC 算演習)

第 10回:2次 の意味と振動モード

第 11回:水平剛性と剛性率の 算と意味

第 12回:偏心率とねじれ振動           (PC 算演習)第 13回:2次 の補 事項と演習

第 14回:総合演習(その1)第 15回:総合演習(その2)第 16回:前期期末のまとめ第 17回:ねじれ補正と修正地震時応力図第 18回:崩壊・塑性 析

第 19回:塑性ヒンジと仮想仕事法第 20回: 材の終局強度(曲げ、せん断)      (PC 算演習)

第 21回:保有水平耐力と崩壊メカニズム第 22回:節点振り分け法と仮想仕事法第 23回:節点振り分け法による例題演習第 24回:必要保有水平耐力の 算方法

第 25回:同上  演習第 26回:トラスーアーチモデルによる終局せん断強度評価第 27回:同上  例題と演習第 28回:同上  終局せん断強度の比 検討(通常 とトラスーアーチモデルの場合)

第 29回:SRC構造と壁式構造の 法(概説)第 30回:RCシェル構造の展開(概説)第 31回:後期期末のまとめ

成績の評価方法(基準含む)定期 験300点+ 題提出80点

教科書と参考書

教科書:鉄筋コンクリート構造入 (松井源吾監修・西 章著・ 島出版会)参考書:基本建築関係法令集H14年版( ヶ関出版社)補 物:印刷物および PDFファイル(関連資料)

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教科目名 鉄 構造Ⅱ

学年学科 第5学年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(必修)   認定対象

担当教員 教授(常勤)下村 波基

授業の目標と期待される効果:(D-4)(d)(E)(c)

これまでの構造関連科目の知 と工学実験で得られた知 と技術を基礎に、複 な力学特性

を有する 構造 材及び接合 を 容応力度 法に基づいて、 材断面等の算定法を修得す

る。

具体的な目標は、

1) 組み合わせ応力に対する接合 の ができる

2) 柱梁接合 周りの ができる

3) 鉄 トラス構造の屋根架構が できる

4) 合成構造の ができる

授業の進め方とアドバイス

授業は、教科書と板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること。

材料力学と構造力学等の知 を要し、その充分な復習と理 が要求される。

構造 算や、プログラムを作成するので、プログラム 卓(PC)を必携すること。

授業の概要と予定

組み合わせ応力に対する

第1回:引張力と剪断力を受ける溶接

第2回:曲げと剪断力を受ける溶接

第3回:引張力と剪断力を受けるリベット,ボルト

第4回:引張力と剪断力を受ける 力ボルト

第5回:曲げと圧縮力を受ける柱

第6回:引張力と剪断力を受ける 力ボルト

第7回:前期中間のまとめ

梁継手の

第8回:力の伝達、フランジ 力ボルト接合

第9回:

第 10回:保有耐力接合

    柱-柱継手の

第 11回: M-N interaction Curve

第 12回: M-N interaction Curve

柱梁接合 パネルゾーンの

第 13回:力の伝達、補強法

第 14回:演習

第 15回:前期期末のまとめ

第 16回:前期の復習

    鉄 トラスの構造 演習

第 17回: 説、積載荷重の算定

第 18回:クレモナ図による応力算定

第 19回:組立圧縮材の検討

第 20回:組立圧縮材及び引張材の検討

第 21回:PCによる応力度、たわみの check

第 22回:PCによる応力度、たわみの check

第 23回:接合 詳細検討、作図

第 24回:接合 詳細作図、まとめ、提出

     合成梁の

第 25回:力の伝達機構の概説

第 26回:各 位に生ずる応力度と

第 27回:演習

鉄 柱脚の

第 28回:ベースプレート柱脚の

第 29回:寝巻き柱脚の

第 30回:演習

第 31回:後期期末のまとめ

第 32回:前期の復習

成績の評価方法

定期 験 300点(100点×3)及び構造 題 100点の、 400点で評価。

教科書と参考書

構造 演習( 材倶楽 編・技報堂出版・2003)

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教科目名 建築生産

学年学科 第5学年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(必修)

担当教員 講師( 常勤)田中 雄

授業の目標と期待される効果:(D-2)、(d)建築生産に関わる実務的な内容を理 し、実 的な技術者としての基礎的知 を習得する。具体的な目標は、1) 建築生産の関係者とその生産方式を習得する2) 鉄筋コンクリート工事に関する基礎的知 を習得する3) 仕上工事の基礎知 を習得する4) 建築生産におけるネットワークの基礎知 ・品 管理の概要を理 する

授業の進め方とアドバイス

幅広い内容を扱うので、講義内容に集中して授業を受けるようにする。

建築材料や各種構造の知 が前提となるので、復習が必要である。

授業の概要と予定(参考となる資料があれば記述する)

第 1回:建 業の現状と建築生産に関わる関係者(建築主、 者、工事管理者、工事施工者)

第 2回:請負契約と施工者の決定( 図書、請負契約、工事施工方式、請負契約の種 、施工業者の選定)

第 3回:施工 画(準備作業、現場運営 画、工法・手順 画、施工 備 画、横線工程表、ネットワーク

工程表)

第 4回:安全 生管理 画、施工管理(品 管理、施工管理の急所)

第 5回:仮 備(仮囲い・ 扉,仮 事務所,宿舎,下小屋,詰所,倉庫,便所,動力,照明, 給排水,安全 備, 場)第 6回:建 機械(基礎・杭用機械,土木工事機械,削岩,破壊用機械, 鉄筋・コンクリート用機械,揚重機械,建 ロボット他)

第 7回:地下工事(地盤調査、山留め工法(前半)第 8回:前期中間のまとめ第 9回:山留め工法(後半)第 10回:山留め架構の第 11回:土工事・排水工事、その他第 12回:杭工事(杭の支持力、既製コンクリート杭、 杭、杭工法)

第 13回:杭工事(場所打ち杭、その他)、鉄筋工事(材料、加工)第 14回:鉄筋工事(組立、定着及び継手、かぶり厚さ、鉄筋先組み工法、施工管理、 験)

第 15回:前期期末のまとめ第 16回:前期の総復習第 17回:型枠工事(コンクリート寸法図、型枠工法、型枠工法の手順、型枠・支保工の存置期間)第 18回:型枠工事(工法)、コンクリート工事(材料と調合)第 19回:コンクリート工事(打 、品 管理、特殊コンクリート他)

第 20回:鉄 工事(工場加工、ボルト接合、 力ボルト接合)

第 21回:鉄 工事(溶接接合、開先加工、建方工法、耐火被覆)

第 22回:仕上工事の概要①(コンクリートブロック、ALC工事、 水工事)

第 23回:仕上工事の概要②(シーリング工事、石工事)第 24回:仕上工事の概要③(タイル工事、木工事)第 25回:仕上工事の概要④(左官工事、金属製建具工事、ガラス工事)第 26回:仕上工事の概要⑤(塗装工事、内装工事)第 27回:「建築数量積算基準」の概要①(仮 、土工・地業、躯体、仕上、工事別方式と 分別方式見積)

第 28回:品 管理の七つ道具①(パレート図、特性要因図、グラフ、チェックシート)

第 29回:品 管理の七つ道具②(散布図、ヒストグラム、管理図)

第 30回:後期期末のまとめ第 31回:後期の総復習

成績の評価方法

定期 験(100点 ×3)とレポート(100点)で評価する。

教科書と参考書

最新建築施工(技報堂出版)

38

Page 39: 岐 A W等専 V学校建築学科学習・教育目標 · 第3回:建築と技術者/建築と文化財2 第4回:建築と外 i環境/建築室内環境/建築 æ備1 第5回:建築と外

教科目名 建築法

学年学科 5学年建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(必修) 認定対象

担当教員 講師( 常勤)宮田満洋

教授(常勤) 土井康生

講師(常勤) 木哲

助教授(常勤) 田佳子

授業の目標と期待される効果:(D-2),(d)

・建築関係法令の体系を理 する。     ・建築基準法に関わる実務的内容を理 する。・その他の建築関連法令の概要を理 する。 ・一築士資格 験の内容に関する知 の習得。

授業の進め方とアドバイス

建築構造、建築環境、建築 画、 市 画に関わる広い範囲の知 を前提として、建築法に関わる実務的な知 の習得を目的としているため、構造系、環境系、 画系の教員が連携して講義にあたるとともに、 常勤講師により、実務に即した講義を行う。

授業の概要と予定

第 1回:概要、目的、用 の定義     第 1条、第2条第 2回:用 の定義           第2条

第 3回:用 の定義(続き)      

第 4回:建築確認            第6条  

第 5回:建築物の検査・建築物の敷地   第7条、第 19~26条第 6回:耐火建築物の制限        第 27条第 7回:採光              第 28条第 8回:特殊建築物の避難        第 35条第 9回:特殊建築物の避難(続き)    

第 10回:特殊建築物の内装制限      第 35条の2第 11回:道路の定義・用途地域      第 42~47条第 12回:容積率・建ぺい率        第 52条、第 53条第 13回:建築物の各 分の さ制限    第 56条第 14回:日影制限            第 56条の2第 15回:関係法令の説明          市 画法・建 業法・労働基準法等

 第 16回:前期期末の総復習 第 17回:構造耐力            第 20条 第 18回:構造耐力(続き) 第 19回:大 模建築物の主要構造     第 21条 第 20回:建築材料の品          第 37条 第 21回:地階における住宅等の居室    第 29条 第 22回: 音、便所           第 30~31条 第 23回: 気 備・避雷 備       第 32~33条 第 24回:昇降機             第 34条 第 25回: 一般の形態 制を える手法に関する 定(建築基準法 57条の 2~60条の 2、68条) 第 26回:地区 画関連(建築基準法 68条の 2~8・ 市 画法 12条の 4~12 58条の 2~3)        第 27回:             〃 第 28回: 市 画法( 市 画の内容・ 市 画決定手続き・建築制限)

 第 29回: 市 画法(開発 可関連)

 第 30回:ハートビル法第 31回:学年末のまとめ第 32回:学年末の総復習

成績の評価方法

定期 験300点+平常 験100点(後期中間 験を実施)

教科書と参考書

教科書:基本建築関係法令集平成16年版(国土交通省住宅局建築指導 編、 ヶ関出版社)

   建築申請メモ

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Page 40: 岐 A W等専 V学校建築学科学習・教育目標 · 第3回:建築と技術者/建築と文化財2 第4回:建築と外 i環境/建築室内環境/建築 æ備1 第5回:建築と外

教科目名 卒業研究 学年学科 第5学年� 建築学科 開講時間数 前期4時間、後期8時間 単位数 6単位(必修)

担当教員

建築学科教員

授業の目標と期待される効果:(A-2) (B-2)(C-1)、(b)(d)(e)(g)(h) 自主的に研究課題に取り組み、問題解決方法を模索し、結果を論文・設計作品としてまとめ

る過程を通じて、総合的な問題解決能力を習得する。 ・専門知識と問題解決能力を身につける。� ・種々の情報を活用する能力を身につける。 ・コミュニケーション能力を身につける。� ・問題解決を計画的に進め、まとめる。

授業の進め方とアドバイス 配属先の研究室に関連する内容については、自主的に復習する必要がある。 進路の方向性を考慮して専門分野を選択することが望ましい。 授業時間だけでなく、自主的な取り組みが必要である。

授業の概要と予定 �

��卒業研究は、4年有余にわたる学習によって得た専門的創造力・表現力及び技術的知識を

みずから思考選択し、配属される研究室の指導教員からの助言によって卒業論文を作成する。

� 配属は、4年次学年末に行い、春休みより1年間、研究活動を行う。単なる授業ではなく、

高専で学習した総合的な研究活動となるため、自主的かつ積極的に取り組むことが必要である。

1� 土井� 康生� � � � � � � � � � 2� 下村� 波基�

3� 武藤� ��至� � � � � � � � � � 4� 柴田� 良一�

5� 角舎� 輝典� � � � � � � � � � 6� 青木� ��哲�

7� 水野� 耕嗣� � � � � � � � � � 8� 鶴田� 佳子�

9� 今田� 太一郎� � � � � � � � � �

専門分野(系)�

構造系:1,2,3,4�

環境系:5,6�

計画系:7,8,9,10 成績の評価方法 卒業研究発表会をもとに、内容、概要の書き方、プレゼン能力、研究に対する姿勢など、いく

つかの項目ごとの成績評価及び教育目標の達成度評価を審査会にて建築学科全教員(原則)に

より行う。総合評価が2を下回る判定数が、総判定数の 1/2 を超えたときは不合格とし、1/3

を超え 1/2 以下のときは保留とする。保留の場合、その後の指導で3以上に改善されれば合格

となる。尚、この評価項目等は事前に学生に提示される。�

教科書と参考書 研究室の指導教員から、参考資料等が指示される。

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教科目名 応用数学Ⅲ 学年学科 第5学年� 建築学科 開講時間数 前期� 2時間 単位数 1単位(選択) 認定対象

担当教員

助教授(常勤)森口博文

授業の目標と期待される効果:(D-1)、(c) 直接測定可能な量の実数と異なるが、多くの分野に応用される複素関数の微分や積分を理解

し計算できることを目標とする。微分積分や線形代数を含む数学は基礎知識として関連ある。 ・複素数の定義や性質による計算� � � � � � ・複素平面を利用した視覚的な理解 ・正則とコーシー・リーマン方程式の理解� � ・コーシー積分公式による複素積分の計算 ・留数定理による複素積分の計算� � � � � � ・複素積分の応用としての実積分の計算

授業の進め方とアドバイス 教科書と板書を使用し、授業を進める。各自ノートを充実させること。理解度向上のために

例題等を参考に演習を行うので、自分の手で解くこと。適宜行う小テストでそれを確認する。 授業と演習を通じて自分の数学の知識を確認して、復習や予習の自宅学習も必要である。

授業の概要と予定(参考となる資料:http://www.gifu-nct.ac.jp/fundsci/moriguti/edu/) 第1回:複素数(定義、実部、虚部、相等、四則演算) 第2回:複素数(共役複素数、絶対値) 第3回:複素数と複素平面(図形) 第4回:複素数と複素平面(極形式、n乗根) 第5回:複素関数(複素変数の関数、z 平面、w平面) 第6回:複素関数の微分(極限、微分可能、正則) 第7回:複素関数の微分(Cauchy-Riemann の方程式、正則関数、逆関数) 第8回:中間のまとめ 第9回:複素関数の積分(複素積分の定義) 第10回:複素関数の積分(Cauchy の定理、Cauchy の積分公式) 第11回:複素関数の積分(Cauchy の積分公式の拡張) 第12回:複素関数の積分(Taylor 展開・Laurent 展開、極・留数) 第13回:複素関数の積分(留数定理による積分) 第14回:複素関数の応用(実関数の積分、等角写像) 第15回:期末のまとめ 第16回:前期の復習

成績の評価方法 定期試験 200 点,平常試験等 50 点(各試験での得点 60%未満が何回あるか、成績にも考慮。)

教科書と参考書 教科書:基礎解析学(改訂版)(矢野,石原・裳華房)、参考書:技術者のための高等数学4.

複素関数論(倍風館)、電気・電子・情報系の基礎数学Ⅲ(東京電機大学)

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教科目名 構造特論

学年学科 5学年建築学科

開講時間数 前期2時間

単位数 1単位(選択)   認定対象

担当教員 教授(常勤)

土井康生

授業の目標と期待される効果 (D-2)、(d) (E)、(c)

・ マトリックス法による構造 析を習得させる。

・ 種々の構造物の平面 析ができ、構造 の授業でも活用できる。

授業の進め方とアドバイス

マトリックス法について、バネをモデルに 説し、座標変換を経てトラスへ展開する。次

にモーメントを導入し、ラーメン構造物を くプログラムを 説する。F-BASICで作成し

たプログラムを 説し、配布するので、これを使用して与えられた条件の構造物を く。レ

ポートは、LANを介して、用意されたファイル(EXCEL)の所定の欄に期限内に記入す

ること。提出された受講者全員のデータを利用し、 材を変化させた時の応力の相違を図

示することにより、その挙動を把握すること。この把握した内容は 験に出題されるので、

まとめておくこと。

授業の概要と予定

第 1回:単一バネの場合のマトリックス基本式

第 2回:複合バネの場合・座標変換マトリックス

第 3回:トラス構造物への応用(その 1)

第 4回:トラス構造物への応用(その 2)

第 5回:モーメント・せん断力を加えたマトリックス基本式

第 6回:簡単なラーメンの例題(その1)

第 7回:簡単なラーメンの例題(その2)

第 8回:中間のまとめ

第 9回:マトリックス 析のプログラミング(その 1)

第 10回:マトリックス 析のプログラミング(その 2)、プログラム配布

第 11回:ブレース付ラーメン構造物     ※レポートあり

第 12回:柱・梁断面の変化と応力の関係   ※レポートあり

第 13回:山形ラーメンのライズと応力の関係 ※レポートあり

第 14回:各種構造物への応用        ※レポートあり

第 15回:期末のまとめ

第 16回:総復習

成績の評価方法

定期 験100点×2+レポート10点×4

なお、期末 験はレポートからも出題する。

教科書と参考書

参考書:マトリックス構造 析

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教科目名 土 基礎工学

学年学科 第5年 建築学科

開講時間数 前期 2時間単位数 1単位(選択)

担当教員 助教授(常勤)武藤至

授業の目標と期待される効果(D-4)、(d)

構造物の下 支持構造と地盤・基礎の力学的、 論的な問題と知 を習得するため既習の

建築構造を理 しつつ地盤の不確実性をも理 できることが期待される。そこで、以下の目

標を掲げる.

・ 土のせん断強さの意味と定式化を理 できる ・直接基礎の形状算定ができる。

・ 土圧の 算方法が理 できる        ・擁壁の 方法が理 できる

・ 杭基礎の 法が理 できる        ・基礎の水平力に対する が理 できる

授業の進め方とアドバイス

建築基準法に準拠した基礎・地盤の 容応力度 法を教授しあわせて、建築における土

力学の基礎知 を補 説明するにあたり、各自で建築 図面にある基礎伏せ図の書き方と

RC構造の配筋 の手法について復習しておくこと。

授業の概要と予定(参考となる資料があれば記述する)

第 1回:建築構造の基礎とは(建築基準法)

第 2回:地盤調査と目的

第 3回:直接基礎の 法1(基礎底面形状、寸法)

第 4回:地盤の 容耐力と土 (物理的、機械的性 )

第 5回:直接基礎の 法2(基礎スラブの耐力)

第 6回:土のせん断強さ(モールの応力円)

第 7回:前期中間のまとめ(直接基礎の 演習)

第 8回:土圧の 算方法

第 9回:擁壁の地耐力(土圧の 算・壁の応力)

第 10回:地下壁の地耐力(土圧の 算・壁の応力)

第 11回:杭基礎の 法1(単杭と群杭の鉛直支持力)

第 12回:杭基礎の 容応力度(建築基準法)

第 13回:杭基礎の 法2(水平抵抗)

第 14回:地震時の基礎の 法(直接基礎、杭基礎)

第 15回:同上 その2

第 16回:前期期末のまとめ(杭基礎の耐力・ 演習)

成績の評価方法(基準含む)定期 験 200点+ 題(レポート)提出 100点

教科書と参考書

教科書:土 ・基礎工学(内藤 監修:南・古藤田・安達 共著・ 島出版会)

参考書:基本建築関係法令集( ヶ関出版社)

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教科目名 構造

学年学科 第5年 建築学科

開講時間数 後期 4時間

単位数 2単位(選択)

担当教員 教 授(常勤)土井康生

助教授(常勤)武藤 至

授業の目標と期待される効果 (D-4)、(E)、(c)(d)

RC 構造Ⅰ,Ⅱ、鉄 構造Ⅰ,Ⅱで習得した 材の断面 法を発展させ、一つの架構を対象にして 期・短

期荷重時の応力を算出し、 材断面を決定する。この一連の過程を経ることにより構造 の全体像の把握が

期待できる。

前半では、次の目標を立てる.

・ 荷重の算定の実行 ・ 期及び 短期荷重に対する応力 算ができる ・保有耐力の 算ができる

・ 構造 算書の作成手順を理 できる

授業の進め方とアドバイス

前半を RC構造、後半は鉄 構造を対象とした架構全体の構造 を行う。

鉄 構造については 製図で各自 した事務所を対象に構造 する。

マトリックス法による構造 析を行うので、前期開講される構造特論を選択するのが望まし

い。

授業の概要と予定

RC 造住 宅 の 構 造 ( 武藤 至 ) 鉄 造事務所の構造 (土井康生)

第1回:荷重の算定、スラブの

第2回:大ばりの荷重項の 算、剛比の算出

第3回:鉛直荷重時の応力 算、柱 力の算定

第4回:地震時の応力 算、ねじれ補正

第5回:はり、柱の断面算定

第6回:はり、柱の終局強度の算定

第7回:保有水平耐力の検討、構造 算書の作成

_

第 8回: 期用固定荷重、積載荷重の算出

第 9回:地震時積載荷重の算出

第 10回:地震時層剪断力の算出

第 11回:仮定断面の決定、

マトリックス 算用データ入力

第 12回: 材断面の決定

第 13回: 材断面の決定

第 14回:接合 詳細

第 15回:鉄 詳細、構造 算書の作成

_

なお、上記第2回、第3回

第4回、第5回および

第6回は、PC 算演習が

含まれる.

成績の評価方法

前半: 題提出100点

教科書と参考書

RC構造Ⅰ,Ⅱ、鉄 構造Ⅰ,Ⅱで使用している教科書

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教科目名 災工学Ⅰ

学年学科 第5学年 建築学科

開講時間数 前期 2時間

単位数 1単位(選択)

担当教員 講師( 常勤)

山田 弘二

授業の目標と期待される効果(D-1)(D-3)、(c)(d)

建 作業における、労働災害の 止に関する実務的な知 を習得する。これより、労働環境

や広く 市環境における 災に関する知 を得る。

授業の進め方とアドバイス

実務的な内容になるため、講義中心展開するので、問題意 を持って取り組むことが必要。

建築構法や建築法 などの知 が予備知 として必要となる。

授業の概要と予定(参考となる資料があれば記述する)

第1回:安全文化と建 業における国際的比 労働等と災害の分析と企業の社会的責任

第2回:建 業における安全 生関係法令と体系

第3回:建 業における安全 生管理体制

第4回:建 業における、労働安全 生教育

第5回:建 業における、労働者の就業制限と適正配置

第6回:建 業における 生管理と作業環境改善(安全 生保 具について)

第7回:ヒューマンエラーによる災害 止(KY・4R法)

第8回:中間のまとめ

第9回:建 業における安全 生点検

第 10回:建 業における監督指示の方法(選任管理義務と職務について)

第 11回:建 用機械の安全管理

第 12回:建 業における安全評価システムについて

第 13回:建 業における災害 止(危 ゼロ)について

第 14回:建 業における、これからの安全管理(OHSMS)

第 15回:期末のまとめ

第 16回:総復習

成績の評価方法

定期 験2回:200点

教科書と参考書

教科書:建 業の安全 生管理(改訂2版)(労働調査会編、出版)

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教科目名 災工学Ⅱ

学年学科 5学年建築学科

開講時間数 後期2時間

単位数 1単位(選択)  認定対象

担当教員 教授(常勤)

土井康生

授業の目標と期待される効果 (D-2)、(b)(d) (E)、(c)

・ 自然災害のうち特に地震について、そのメカニズムを学習する

・ 災害事例から技術の社会的責任を理 する

・ 耐震 の基礎となる考え方を学ぶ

・ 建物の終局強度や変形能力について学習する

授業の進め方とアドバイス

地震発生のメカニズムや予知に関する情報はインターネットで知ることができる。振動方程

式も扱うが、応答倍率を図示することで理 が深まる。また、地震被害例をみて、その原因を

推測することも大切である。

授業の概要と予定

第 1回:地震発生のメカニズム

第 2回:地震再現期間と地震危 度地図

第 3回:一 点系の振動応答 析(パソコン使用)

第 4回:外力に対する応答

第 5回: 年の地震災害記 (木造の被害例)

第 6回: 年の地震災害記 (鉄筋コンクリート造の被害例)

第 7回: 年の地震災害記 (鉄 造の被害例)

第 8回:構造物の終局強度と変形能力(その1)

第 9回:構造物の終局強度と変形能力(その2)

第 10回:耐震 法の 説(一次 )

第 11回:耐震 法の 説(二次 )

第 12回:外力分布の違いによる多層建物の応力の相違(パソコン使用)

第 13回:免震・制震システム

第 14回:耐 等

第 15回:期末のまとめ

第 16回:総復習

成績の評価方法

定期 験100点

教科書と参考書

参考書:最新耐震構造 析、柴田明徳・森北出版

     神淡路震災記 、日本建築学会

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教科目名 画特論

学年学科 5学年建築学科

開講時間数 後期2時間

単位数 1単位(選択)   認定対象

担当教員

助教授(常勤)今田太一郎

授業の目標と期待される効果:(D-4)、(d)

理論と、演習を同時に行うことで、社会で重要度を増している住民参加の手法をより、実

的に理 する。集合住宅における住民参加のプロセスをトレースすることを通じて、住民参加

の意味、 技法を理論的、体感的に身につける。

授業の進め方とアドバイス

授業は、講義と演習を併用して行う。講義の内容をしっかり理 し、演習に反映すること。

授業の概要と予定

       —講義—                 —演習—

第一回 :住民参加の概念、プロセス           チーム分け

第二回 :住民参加の 画における個々の生活の反映   各自の生活像をつくる。      

第三回 :住民参加の システム            者決定ー入居者ヒアリング

第四回 :個別 画と全体 画の関係          個別 1

第五回 :   —                  個別 2

第六回 :   —                  個別 3

第七回 :   —                  個別プランの講評

第八回 :市民参加の事例分析             個別プランの班別検討

第九回 :   —                  全体(配置・住棟) 画1

第十回 :   —                  全体(配置・住棟) 画2

第十一回:住民参加の建築 画上の特異性        全体(配置・住棟) 画3

第十二回:市民参加への概念の展開           個別 画と全体 画の調整1

第十三回:   —                  個別 画と全体 画の調整2第十四回:   —                   画全体の整理第十五回:   —                  演習成果の発表

成績の評価方法

 演習の成果物を評価の対象とする.個別 画は個人評価とし、全体 画は班別評価とする。

総得点、100点中の得点率で評価を行う.個別 画30点  全体 画70点

教科書と参考書

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教科目名 建築デザイン論

学年学科 第5学年 建築学科

開講時間数 後期 2時間

単位数 1単位(選択)   認定対象

担当教員 助教授(常勤) 今田太一郎

授業の目標と期待される効果:(D̶2)、(d)

本授業では以下に示す点について達成し、建築デザインを論理的に捉える視点を身に付けてほし

い。

・建築構成要素に関する基礎知 を習得する ・建築構成手法に関する基礎知 を習得する

・建築の美学についての基礎的知 を習得する・建築空間・要素に関する建築家の思想を理 する

授業の進め方とアドバイス

・特定の教科書を使用しないため、授業に出席し、各理論を理 することが学習の前提である。

・スライド・板書が中心だが、適宜作図やグループワークも取り入れた弾力的な授業形態とする。

・理 を深めるため、スライドや図示した建築物・建築家に対し自ら積極的に調べ、学習すること。

授業の概要と予定

 本授業では、1)まず建築の構成要素やその 画手法に関して学習した後、2)様々な行動科学が建築デザインに与えている影 ・役割を学習し、3)過去から現代に至る建築家の建築空間・要素に対する理論を理 することで、包括的な建築デザインの理論を学ぶ。

01:総論02:建築の構成要素 103:建築の構成要素 204:立断面と平面05: 分と全体

06:反復・付加と削除07:幾何学・配置パタン08:建築作家論109:建築作家論210:建築美学111:建築美学212:建築空間・要素の意味 113:建築空間・要素の意味 214:期末のまとめ15:総復習

成績の評価方法

・定期 験100点(後期期末)+ 題提出80点+平常 験20点

・なお、獲得点数が低い学生のうち希望するものについては再 験・再 題を す場合もある。

教科書と参考書

教科書:指定なし

参考書:1)ヴィジュアル版建築入 5 建築の (彰国社)、2)建築フォルムコレクション-造形思考とタイポロジー(集文社)、3)建築構成の手法 エスキスシリーズ 02(彰国社)、4) 市と建

築の 剖学-形態分析によって「 戦略」を読む( 島出版会)、5)建築理論の創造-環境デザインにおける行動科学の役割( 島出版会)

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教科目名 インテリア

学年学科 第5学年 建築学科

開講時間数 後期  2時間

単位数 1単位(選択)

担当教員 教授(常勤)

水野耕嗣

授業の目標と期待される効果 D—4,(d)

 建築の主要なテーマであるインテリアについて、その内容・技法・歴史を中心とした講義

を実施するが、併せて一 実現可能な図面を作成することや見学により、インテリアの概要

を把握することを目標とする。 や施工に直接活かすことを理 することを期待する。

授業の進め方とアドバイス

 教科書に沿って講義を下記のように進めるが、見学や図面化など一 実技をすることによ

り、インテリア空間の を会得することが望ましい。

授業の概要と予定

 第 1回  インテリアとは何か?

 第 2回  家具の歴史(西洋)

 第 3回  家具の歴史(日本)

 第 4回  椅子の  ①見学

 第 5回  椅子の  ②図面と模型

 第 6回  インテリアの空間 ①天井

 第 7回  インテリアの空間 ②床・壁面

 第 8回  インテリアの空間 ③見学

 第 9回  素材と材料  

 第 10回  色彩①

 第 11回  色彩②実技

 第 12回  材料と素材

 第 13回  和室のインテリア

 第 14回  し絵図によるインテリア(実作)

 第 15回  総復習

   (なお見学先の 合により回数の内容は前後することがある)

成績の評価方法

成績は、実作を基本に学習態度・学習への意欲性を加味し評価する。

(評価内訳: 題作品 400点)

教科書と参考書

 特に教科書は使用しない。参考書は各回資料で配布。

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教科目名 地域 市 画

学年学科 第5学年 建築学科

開講時間数 前期 2時間

単位数 1単位(選択)   認定対象

担当教員 助教授(常勤)  田佳子

授業の目標と期待される効果:(D-2)、(d)

・ 市 画に関する基礎知 および技術の修得 ・ 市 画制度の修得

・ 建築技術者として必要な社会的および地域的視野を身につける

授業の進め方とアドバイス

前半では、 市 画全般に関わる基礎知 (第 1 回~第3回)、 市 画制度(第4回~第8回)に関する授業を行い、第9、10回で歴史的視点から前半の授業内容を総括する。後半ではテーマ別(福祉・景観・省エネルギー・交通)に、基礎知 およびそれに関連する 市 画技術について授業を行う。主体的に授業に参加するために、各回ごとに記された授業内容に関連する教科書の節を必ず予習しておくこと。

授業の概要と予定

第1回:「 市 画」・「まちづくり」の概念の整理/ 市 画の枠組みの把握〔教科書 1~2〕

第2回:法定 市 画決定の仕組みと問題点                  〔9~12〕

第3回:住民参加手法(条例、協議会、基金、ワークショップ等)の紹介     〔3~8〕

第4回: 市 画制度(土地利用 制の仕組みと問題点)            〔63~66〕

第5回: 市 画制度(土地区画整理事業 市 地再開発事業の仕組みと問題点)〔69、71~75〕

第6回: 市 画制度(地区 画と建築協定の仕組みと活用事例の紹介)    〔76~78〕

第7回: 市 画制度(市町村 市 画マスタープランの意義と策定事例の紹介)

〔70〕

第8回:中間のまとめ

第9回: 市 画法改正(1919~1980年)の要点

第10回: 市 画法改正(1992年~現在)の要点

第11回:福祉:基本理念(ノーマライゼーション)/福祉のまちづくりの歴史的展開/

市空間におけるバリアフリーデザイン           〔13~17〕

第12回:景観:イギリスの 市 画制度の仕組み/パタンランゲージ     〔41~44〕

第13回:省エネルギー:基本的な考え方/コンパクトシティ/中心市 地の活性化〔53~57〕

第14回:交通: 市交通 画/公共交通とシビルミニマムの原則/歩行空間の整備〔58~62〕

第15回:期末のまとめ

第16回:総復習

成績の評価方法

定期 験 100点+平常 験 50点+小論文 50点

教科書と参考書

市民のためのまちづくり入 (吉野正治著・学芸出版社)

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教科目名 建築 製図 III

学年学科 学年建築学科

開講時間数 前期6時間

単位数 3単位(選択)   認定対象

担当教員 教 授(常勤)水野耕嗣

助教授(常勤) 田佳子

助教授(常勤)今田太一郎

授業の目標と期待される効果:(D-3) (E),(c)(d)

・ 自ら 題を発見して、建築の企画作成する能力

・ 企画を建築空間として形態化する能力

・ キャド・CGを駆使して、デザインを行う能力。

・ 画を相手に的確に伝える能力。

授業の進め方とアドバイス

製図の集大成として、自ら 画を立て、主体的に進めていくこと。

授業の概要と予定

 授業は、3人の教員によるスタジオ形式で進める。学生は、3人いずれかの教員のスタジオに所属し、(1スタジオ5人~10人)議論を重ねながら以下のスケジュールを目安に 画を進める。 スタジオ主催教員以外の全ての A科教員は、必要に応じて学生にアドバイスを行う。

第 一 回:所属スタジオの決定。スケジュールの確認第 二 回:エスキース1(企画・コンセプトの検討1)第 三 回:エスキース2(企画・コンセプトの検討2)第 四 回:エスキース3(ダイアグラム・基本プラン作成)第 五 回:エスキース4(平面図1)第 六 回:エスキース5(平面図2)第 七 回:エスキース6(立断面図1)第 八 回:中間発表(ポスターセッション形式)第 九 回:エスキース7(平面図3)第 十 回:エスキース8(立断面図2)第十一回:エスキース9(全体 画見直し)

第十二回:エスキース10(プレゼンテーション1)

第十三回:エスキース11(プレゼンテーション2)

第十四回:エスキース11(プレゼンテーション3)

第十五回:講評会(A科全教員)

成績の評価方法

講評会に提出された作品を対象として、A科教員全員で評価を行う。スタジオ主催教員 150点(うち一教員 50点)その他教員 70点(うち一教員 10点)

教科書と参考書

日本建築学会編 コンパクト資料集成(丸善)

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教科目名 環境特論論

学年学科 第5学年 建築学科

開講時間数 通年 2時間

単位数 2単位(選択)   認定対象

担当教員 教授(常勤) 舎 輝典

講師(常勤) 木 哲

授業の目標と期待される効果:(D-3)(D-4)、(d)

建築環境工学において進んだ技術内容(伝熱数値 算、住宅省エネ 、室内空気 問題)

の修得を行う。期待される効果は、実 的知 の獲得である。

・ 気密 断熱住宅の概念の理     ・住宅の熱負荷 算の理

・室内空気 汚染問題についての理   ・熱伝導方程式と差分概念の理

・時間領域の 法           ・各種環境の理 (温熱・放射)

授業の進め方とアドバイス

算が多く、ポケットコンピュータ及び、パソコンが常に使える放 後環境が必要である。

前期はパソコンを使用し、実 的な住宅熱負荷 算を行うので、Excel による 算方法にある

程度の熟練が必要となる。後期には伝熱数値 算を行う。

授業の概要と予定

第 1回:省エネルギー基準について第2回:熱損失係数、日射取得係数について第3回:熱貫流率の 算方法①第4回:熱貫流率の 算方法②第5回:熱橋について第6回:熱損失係数の 算方法第7回:Excelを用いた熱損失係数算定演習①第8回:Excelを用いた熱損失係数算定演習②第9回:Excelを用いた熱損失係数算定演習③第 10回:気密構法について第 11回:相当隙間面積の算出方法第 12回:室内空気 汚染問題①(換気システム)第 13回:室内空気 汚染問題②(シックハウス)第 14回:室内空気 汚染問題③(アレルギー)第 15回:前期期末のまとめ第 16回:省エネルギー基準に関する復習第 17回:ガイダンス、伝熱基礎式第 18回:差分法と について第 19回:2次元定常熱伝導 算、緩和法第 20回:マトリックス 算について第 21回:二次元定常熱伝導 算演習第 22回:  同上第 23回:1次元 定常熱伝導 析(差分法)①第 24回:1次元 定常熱伝導 析(差分法)②第 25回:収束 算。繰り し代入法、ニュートンラプソン法第 26回:換気 算①第 27回:換気 算②第 28回:人体の温熱生理第 29回:放射環境について          第 30回:後期期末のまとめ          第 31回:学年末の復習

成績の評価方法

前半 200点:定期 験120点+ 題提出80点

後半 200点:定期 験140点+ 題提出60点

教科書と参考書

  教科書:住宅の新省エネルギー基準と指針 建 省住宅局住宅生産

:最新建築 備工学、(田中俊六監修、井上書院)

資料:建築環境工学用教材  備編 丸善

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教科目名 建築 備Ⅱ

学年学科 第5学年 建築学科

開講時間数 後期 2時間

単位数 1単位(選択)   認定対象

担当教員 講師(常勤) 木 哲

他(外 講師)

授業の目標と期待される効果:(D-4)、(d)

・給排水・ 生 備の理   ・ 火・ 災 備の理   ・ 気 備の理

・水関連配管 手順の習得 ・給湯 備の理

授業の進め方とアドバイス

通常の座学に加え 算演習が多く、指定のポケットコンピュータは必携である。生活の中で

関連 備に常に触れることが可能なため、意 して生活することが理 の早道となる。

授業の概要と予定

第1回:給排水・ 生 備の概要1(スライドによる)

第2回:給排水・ 生 備の概要2(スライドによる)

第3回:給水 備1

第4回:給水 備2

第5回:給水 備3(配管系の )

第6回:給湯 備

第7回:排水・通気 備1

第8回:排水・通気 備2

第9回:排水・通気 備3(配管系の )

第10回: 火・ 災 備

第11回: 力 備

第12回:ガス 備

第13回:通信・情報 備

第14回:輸送 備

第15回:学年末のまとめ

第16回:学年末の総復習

成績の評価方法

定期 験60点+ 題提出40点

教科書と参考書

教科書:最新建築 備工学、(田中俊六監修、井上書院)

資料:建築環境工学用教材  備編 丸善

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教科目名 外 環境論

学年学科 第5学年 建築学科

開講時間数 後期 2時間

単位数 1単位(選択)   認定対象

担当教員 教授(常勤) 舎 輝典

講師(常勤) 木 哲

授業の目標と期待される効果:(A-1)(D-3)、(a)(b)(d)

建築外 を取巻く環境要素と人間との関わりを中心とした知 修得を行う。期待される効果

として、地球環境への理 、廃棄物問題、エコロジーと環境共生の一般常 を獲得できる。

・地球環境の現状理            ・省エネルギー、エコロジー知 の獲得

・造園に関する基礎知 習得        ・ 市環境の現状理

・環境共生に関する知 習得        ・廃棄物とリサイクルに関する知 習得

授業の進め方とアドバイス

座学が中心であるが、インタラクティブに環境への造詣を深める為、しっかりと講義を聴き、

自分なりの考えを常にまとめる。社会常 といわれる水準に自己を めておくこと。

授業の概要と予定

第1回:ガイダンス、地球環境について

第2回:ダイオキシン汚染と環境ホルモン

第3回:地中の利用

第4回:自然エネルギー利用

第5回:新エネルギー・未来エネルギー

第6回:造園概論

第7回:海外の環境共生事例紹介

第8回:前期中間のまとめ

第9回: ヒートアイランドと屋上緑化

第10回: 市の水環境

第11回: 水利用と排水再利用

第12回: 水の地下浸透

第13回:水辺の 自然工法

第14回:建 廃棄物とリサイクル

第15回:前期期末のまとめ

第16回:前期の総復習

成績の評価方法

前半:定期 験95点+ 題提出5点

後半:定期 験100点

教科書と参考書

教科書:環境と共生する建築 25のキーワード(大西著:学芸出版)

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