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Page 1: 寧 bぺΔ\\凝議顕 i:∴ 珍夢ジル.バブ-.アンプの裂作03...805のグリッド電圧がマイナス側 の部分も使うこと,電源トランスの 電圧が高すぎることもあって,

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珍夢ジル.バブ-.アンプの裂作

5月号に載せた805アンプが意外

に良かっだので 以前製作した

4212アンプを改造して, 1台にまと

めてみました 一部重複する部分も

あります.

805の動作

805については

http : ///www.mif.pg.管da pl/home

pages/hank/sheets/ I I I /8/805.pdf

を参考にしました 211と比較して

みると,フィラメントが同じで 外

形・プレート損失等は更に一回り大

きい真空管です.プレート特性は,

ダ)ッドのマイナス側が211よりも

ずっと狭くて.プラス側までドライ

ブしないと出力が出ません.以前製

作した4212アンプを改造する関係

で 出力トランスと電源トランスで

動作に制限を受けます.

まず負荷線ですが 出力トランス

:ニFW-150-3.5SRを使う関係で

雷で使って負荷抵抗7kQとします.

OCT 2015

また電源トランスの電圧の関係で

プレート電圧1000VIOOmA付近

で負荷線を引いてみたのが第1図で

す.これから,バイアス電圧+10V

を中心にして入力信号が30Vp (Vg

-+40V一一20V)位で使えそうです.

これから最大出力を計算してみると,

(1500-340) - (0.192-0.03)ニ8

-23.5W

程度は大丈夫そうです.更に+50V一一30V付近まで使うと,少し歪み

ながらでも35W位まで出そうです.

まとめると,

プレート電圧  1000V

プレート電流  100mA

負荷抵抗    7 kQ

プレート損失  100W

バイアス     +10V

出力       23.5W

となります. 3.5kQのトランスを倍

の7kQで使う場合低い周波数で歪

まないか心配ですが コアが充分な

大きさがあるのでなんとかなりそう

だということで これで進めます.

電源トランスが自由になるのであれ

ば プレート電圧880V,プレート

電流142mAで損失が125W,バ

イアスが+20Vで入力40Vp位が

良さそうです.

805のグリッド電圧がマイナス側

の部分も使うこと,電源トランスの

電圧が高すぎることもあって, 805

のフィラメントに自己バイアスのよ

うに抵抗を入れています. 2kQIO

wのセメント抵抗を2本パラにし

て, lkQを入れます.プレート電流

が100mAなので この抵抗には

+100V出ます.それにバイアスの

+10Vを加えて,前段からは+110

Vの直流電圧が出ていれば良いこと

になります.これが805のダ)ッド

電圧になります.

また前回と同じく.周波数特性と

ダンピングファクタ改善のためにカ

ソード帰還をかけます.トランスの

位相の関係で 49端子をグランド

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Lたため,全体の配置がかなりバラ

ンスが悪くなってしまいました ま

だ 4212のソケットの穴をそのま

ま使いましたが 安全のために,ら

う少し適当な大きさのアルミ板でふ

さぐべきでした.高圧が加わるとこ

ろの配線については ラグ板.配線

用のコードなどに耐圧が充分な物を

使い,まわりは他の酉轍を少し離す

など 充分に注意する必要がありま

す.高圧部分のコンデンサ類は安全

18

(第3図)805シングル・パワー・アンプ全回路図

のためにシャーシー内に入れました

ので 内部は結構混雑しています.

元々4212単段パワーアンプを製作

するために,春日無線に特注した電

源トランスをそのまま使った関係

で ちょっと無理をしたところもあ

ります.もしも製作されるのであれ

ば 電源トランスの仕様をうまく合

わせて注文した方が良いと思いま

す. B電源をもう少し低くすること,

ドライブ段用のB電源の為のタップ

を出すこと,ドライブ段用の6.3V

巻き線を入れること, 805のフィラ

メント周巻き線を10V程度にする

ことなどです.

最近年のせいで腕力,体力が落ち

てきました 本体が重くなるとひっ

くり返すのも大変なので シャーシー後ろ側の出っ張りを無くして.後

ろに転がすとそのままひっくり返す

ことができるように,出力端子.電

源コード 電源スイッチなどはシャ

ラ ジオ技術

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〇〇〇〇

測定周 残留ノイ 剩g数 ズ 亦�k 2 亦�K�� � �� �� �� z � �� �� ��

V i �� �� �� ��

I �� �� ��

/ �� �� ��

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01 2  4 6 81.0  2  4 6 810

入力(V)

-シー上面にまとめました

測定

t^出力特性(第4図)

残留ノイズは2mVです.こ

の内訳はスイッチング電源の周

波数100kHzと1-2段目ま

でのB電源の50Hzが主な成

分です.試しに,出力端子に

0.1LLFを入れると100kHz成

分が無くなって, 50Hzの成分

だけになり, lmV以下まで下

がります. 805のフィラメント

端子に0.1〟Fを入れてみまし

たがノイズは下がりませんでし

た スイッチング電源の部分を

きちんとシールドすれば減ると

思うのですが 元気を使い果た

してしまって,対策はしていま

せん.最大出力は35W弱です.

特性曲線から想定した値と大体

同じです. 30Wまでは直線に

乗っていて,それ以上のところ

が少し曲がっていますので 特

性曲線の詰まったところにかか

っていると思われます.

20

(第4図)

本機の入出力特性

◆雑音ひずみ特性(第5図)

思った以上に良い特性で 極めて

あと出力が下がるにつれてどんどん

下がっていきます. 805の特性曲線

から想像するよりも良かっだことに

意外な感じがしています.

◆周波数特性(第6図)

ループ帰還1 9dBで出力がlW

の時のグラフです.これでダンピン

グファクタが2になります. 80kHz

付近に小さな盛り上がりがあります

が 出力がこれより小さくても大き

くても盛り上がりは出ず 全くフラ

ットになります.また, NF-3dB

だとここが1.1dB位の盛り上がり

になります.少し補正もかけてみた

のですがどうもうまく下がらずで

まだこのままの状態です.

終わりに

シングルで30W以上の出力があ

少ない負帰還で20Wで2%以下, りますので 能率低めのスピーカー

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測定周波数 劔i :lkH 剿��「� �� �� �� �� �� �� �� �� ��

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2   4  6 81.0   2   4  6 810   2   4  6 8100

出 力(W)

(第5図)本機の雑音ひずみ率特性

ラ ジ オ技術

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2

(柄)や丑

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(%)胤*年会曲謀

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CO「⊃

〈第6図)

本殿の周波数特性

潤 一8

壁 ~10

-12

-14

-16

-18

-20

臆臆 � �� �� �� �'"��� �� �� �� �� �� �� �� ��88

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204681002ノノ46810k2468100k2

周 波数(Hz)

でも充分ドライブできると思いま

す.ただ現代型のコーン紙が重い低

能率のスピーカーに対しては,初段

に5極管などを使ってもう少しゲイ

ンを稼ぎ その分負帰還を増やして

ダンピングファクタを高くした方が

良いかも知れません.

今年2月号の845シングルと聞き

比べしてみました.ドライブアンプ

兼プリアンプは今年3月号のものを

使いました 845の方が若干低域寄

りのバランスで 805の方はもう少

し上で ちょうど中庸のバランスと

いう感じです, 845は低音の厚みに

特徴があり, 805の方は明るく人の

声が前に出るという感じです.トラ

ンス結合のアンプの中城に若干似て

いるかも知れません. 80lAなど内

◆後方から見る. OPTはTANGO FW50-3.SSR

22

部抵抗の高い球での経験から高域寄

りのバランスになることを心配した

のですか そんなことはありません

でした

TMIOOとも比較してみました.

今回の805の方は,はっきりくっき

りした音で低音もカチッと締まっ

た印象です,対してTMIOOの方は,

ほわっと肩の力が抜けた感じの音

で ヘイリーロレンのシンプリイラ

ブなどをリラックスして聞くには

TMIOOの方が良さそうです.でも

ジャズのライブ録音のような.身を

乗り出して聞くようなイメージには

805の方が良さそうです.

このアンプの一番の特敬はやはり

大きな出力です.それはプラス領域

までドライブして,かなりプレート

電圧の低い部分まで使うことができ

るからです.負のバイアスの範囲で

使う真空管だと845あたりが最大で

す.出力が大きい分ドライブするの

が少し不便ですか もしジャンク箱

の中でプラスドライブの送信管が眠

っている方がありましたら,ぜひ製

作されてみることをお勧めします.

ラ ジ オ技術

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