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アグリビジネス学科同窓新聞 (1) 平成29年12月28日 第2号 29 4 稿西29 11 2期 1 4期 4 6 3 1 6 ( ) 3 10 2 10 6期 稿3 使8期 -発 行- 秋田県南秋田郡大潟村字南2-2 秋田県立大学生物資源科学部 アグリビジネス学科 TEL 0185-45-2026印刷:㈱八郎潟印刷 TEL 018-875-4005 12 調同窓生 からの 近況報告 草地に置かれた丸い玉(本文【夏】を参照のこと)

【冬】 【秋】 アグリビジネ 29年 - akita-pu.ac.jp...(1) 平成29年12月28日 アグリビジネス学科同窓新聞 第2号 アグリビジネ ス学科同窓新聞

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Page 1: 【冬】 【秋】 アグリビジネ 29年 - akita-pu.ac.jp...(1) 平成29年12月28日 アグリビジネス学科同窓新聞 第2号 アグリビジネ ス学科同窓新聞

アグリビジネス学科同窓新聞(1) 平成29年12月28日 第 2 号

アグリビジネス学科同窓新聞

アグリビジネス学科同窓新聞

 

こちら大潟キャンパス

は雪の日が多くなりまし

た卒業生の皆さんお変

わりありませんでしょう

か私は平成29年4月よ

りフィールド教育研究セン

ター長(アグリビジネス学

科教授兼任)を務めていま

 

本稿ではフィールド教

育研究センター(以下セ

ンター)の近況を季節を

おって紹介します

 【秋】今年も海外の大

学の多くの学生がセン

ターを見学しましたタイ

などの熱帯地域から来た大

学生は木に実っているリ

ンゴに歓声を上げます生

まれて初めてリンゴの木

を見たのです私たちに

とっては「当たり前」が

人によっては初めてで「驚

き」になるのですね

【冬】センターでは幼

稚園児や小学生を受入れ

イネ作り体験などをしても

らっています大潟小学校

で私がイネ作りの話をした

後「質問は」と聞くと

「ハイ」「ハイ」「ハイ」

と児童ほぼ全員の手が挙が

 

卒業生の皆様はそれぞ

れの地で忙しい毎日を送っ

ていることでしょうその

ようななかでも時には大

潟キャンパスの四季を振り

返ってみてくださいあの

ころの「あなた」がこれ

からの「あなた」に何か

を語りかけるかもしれませ

 

現在フィールド教育研

究センターの教員は私の

ほかに濱野美夫准教授(畜

産分野)今西弘幸准教授

(園芸分野)保田謙太郎准

教授(作物分野)そして

矢治幸夫客員教授(農業機

械分野)がおります私ど

も教員一同卒業生の皆様

がセンターに立ち寄ってく

れることを待っています

 

(平成29年11月 

記)

フィールド教育研究センター長

露 

﨑   

生産環境

プロジェクト

大内 

威人

2期 

2期生の大内威人と申し

ます今回同窓新聞にて

紙面を割いていただき大変

嬉しく思いますこの場を

かりて学生時代の思い出や

近況の報告等をさせていた

だきたいと思います

 

学生時代の思い出は1

年次の泊まり込みでの実習

や2年次の実験34年

次のプロジェクト活動大

学院での学会発表など書き

きれないほどありますが

数多くある思い出の中でも

特に印象に残っているの

は自分で決めたひとつの

テーマについて深く掘り下

げて研究に取り組んだ大学

院での思い出です

 

私は大学院では水田を

中心とした水環境の中での

外来魚(とくにオオクチバ

スとブルーギル)の遊泳特

性についての研究に取り組

みました研究では対象

の魚を実験水路で遊泳させ

て実験を行いましたが生

き物を用いた実験なので

実験水路での挙動が安定せ

ずより実際の水路での遊

泳に近い有効な実験データ

を得るために実験装置や方

法供試魚の飼育環境など

を何度も見直しました夜

遅くまで実験を行いその

後のデータ集計や論文の作

成は日付が変わってしまう

こともしばしばありました

がその度に遅くまで指導

してくださった永吉先生に

は大変感謝しております

 

現在私は福島市役所

に勤務しております昨

年度までは農林整備課に

所属し農業用水路や農道

の整備を主に行っておりま

した今年度5年目の定

期異動により水道局に異動

となり現在は漏水が発生

した水道管の修繕を行って

います市民の皆さまへ安

心安全な水道水を安定し

て供給するために日々業

務に取り組んでおります

新しい部署に異動したばか

りでまだまだ戸惑うこと

もありますが市民の皆さ

まからより信頼される市政

を目指してこれからも精進

していきます

農業政策研究

プロジェクト

梅村 

真未

4期 

アグリ4期生の梅村と申

します今回同窓新聞にて

近況報告をする機会を頂

きありがとうございま

す学部時は旧6プロに所

属し大学院修了後は住友

生命保険相互会社に入社し

ました現在は生命保険の

営業をしています最初は

上手に話せるか不安でした

が3年目になりお客様も

増え有り難く思っています

 

休日は月に1回6期生

の石村君と酒井先生の研究

室事務をしていた佐藤(

地)

さんの3人で「だまこ

鍋」を作って食べたりして

楽しく過ごしています最

近は10月に酒井先生が出張

で東京にいらっしゃったの

で仕事終わりにご飯に

誘って頂きました研究室

で卒論の打ち合わせをしな

がら六花亭のお菓子を食べ

ていた頃と変わらない関係

が今も続いていることに感

謝しています

 

大学院時代にアグリ学科

の同窓会役員として風ネッ

トの導入の打ち合わせに参

加させて頂きましたその

際他の学科の先生方の出

身大学の卒業生交流の様子

などを聞き主体の年齢層

が高い同窓会と比べて県

大は卒業生も若く仕事や私

生活が忙しいため同窓会

活動は活発とは言えないと

いう現状を知りました今

年2月に発行された同窓新

聞創刊号をホームページか

ら拝見し学科の変化やプ

ロジェクトの近況を読みま

した集まることは難しく

てもこのような場があるの

は良いと思います大学の

同窓会活動に日程や場所の

都合で参加出来ていない身

ですが10年後などに皆様

と会うことができることを

楽しみにしています 

大規模農業経営

プロジェクト

小野 

竜祐

6期 

6期生の小野竜祐と申し

ます今回同窓新聞の紙

面を割いていただく機会を

得ましたので近況等報告

させていただきます

 

私は現在地元群馬に

戻りJA甘楽富岡で勤務し

ています幸い希望して

いた営農部に配属されそ

の中で生産者が持ってくる

野菜や果物花きなどを市

場等に販売する部署に勤め

ております出荷物の販売

等は各市場の市況を比較

し高値を付けてもらえる

市場に出荷しますまた

各生産者同士で農産物の規

格を統一させるための「目

揃え会」や栽培に関する講

習会を開きより良いもの

を出荷してもらうための生

産振興に努めています今

原稿を書いている冬から春

にかけては下仁田ネギやニ

ラの出荷が最盛期を迎え

集出荷から販売に追われる

日々が続いています

 

学部生時代を振り返る

と34年次のプロジェ

クト活動を思い出します

圃場での活動や大学外での

研修はとても楽しく身に

なるものでした4年次で

の卒業論文では先輩が研

究していた「緑肥作物が後

作物に及ぼす影響」につい

て引き継ぐ形で取り組み

ました今思うともう少

し研究活動に取り組めば

より良い卒論ができたので

はないかと少し後悔してい

ますそして指導してくだ

さった露﨑浩先生をはじめ

とする先生方に加え卒業

後も研究をサポートしてく

ださった小野未来先輩同

じプロジェクトのメンバー

にはとてもお世話になり

感謝しています

 

最後にまだまだ社会人

JA職員として未熟者です

が大学で学んだことを生

かし地域のために精進し

ていきたいと思います

なく難しいといった反応

が続きましたがアピール

の効果があったのか精肉部

門への異動辞令が出まし

たそして現在3プロで

の実習などの経験があるこ

とや女性初の生鮮部門の社

員ということもありかな

りの期待とプレッシャー

の中今までと全く違う

仕事に取り組んでいます

今特に苦労している仕事

は塊で入荷する豚の肩肉

から余計な脂や筋リン

パなどをとり整形する作業

です肉の下の太筋や脂肪

の中のリンパなどを包丁を

上手く使ってとることが難

しく思うようにいかない

悔しさを毎日感じています

がやりがいも感じていま

 

まだまだひよっこの私で

すが学生の皆さんには

新人でも意欲を見せること

でチャンスが巡ってくるこ

とがあると心の端に留めて

おいてもらえたらと思って

います

家畜資源循環農業経営

プロジェクト

山崎 

美憂

8期新入社員としての進捗

 

卒業して半年以上が経ち

ましたが今回こうして大

学の企画の一部に関わるこ

とができ非常に嬉しく思

います僭越ですが私の

近況について書かせていた

だきたいと思います

 

私は現在長野県にある

スーパーマーケットの精肉

部門に勤めています就活

のときから精肉部門を希望

していましたが入社当初

はサービス部門に配属さ

れレジ打ちやお客様対応

などの仕事をしていまし

た上司や店舗にも恵まれ

て日々の仕事に取り組んで

いましたが精肉部門への

思いも捨てられませんでし

たなので様々な機会で

店長や本部に精肉部門に

なれないかアピールをしま

した社内で生鮮部門に配

属された女性社員の前例が

-発 行-秋田県南秋田郡大潟村字南2-2秋田県立大学生物資源科学部アグリビジネス学科

TEL 0185-45-2026

印刷八郎潟印刷TEL 018-875-4005

大潟キャンパスの四季

より

りびっくりしましたそ

んな具合の講義が大学でも

できるよう頑張ります

(笑)12月には大潟小学

校の児童が収穫したお米

でだまこ餅をつくり私ど

もに振る舞ってくれる予定

です

【春】圃場から雪が消え

るころイネや野菜作りが

本格化しますアグリビジ

ネス学科の新4年生の多く

の学生さんがセンターへ

来てプロジェクト卒業研究

に取り組むようになりま

す圃場や園芸温室あるい

は畜舎などで作物や家畜

を観察し調査やサンプリ

ングを始めます南の池公

園のサクラの花がそんな

皆さんにエールをおくりま

す【夏

】センターには夏

になると白いラップで包

まれた大きな丸い玉が草地

に置かれますこれは収

穫した牧草を保管するため

のものですある夏の早朝

その丸い玉の上に座り遠く

を眺めている学生がいまし

た何を思い考えていたの

でしょうか

同窓生 か ら の  近況報告

草地に置かれた丸い玉(本文【夏】を参照のこと)

 平成29年12月28日(2)アグリビジネス学科同窓新聞(3) 第 2 号

機械作業管理班技能スタッフ

伊藤 

慶輝

 

創刊号発行から1年間の各プロジェクト

の近況を報告します

写真上部

伊藤近藤酒井藤井林

  

後列

永澤佐藤正(故人)吉田神田横尾赤堀永吉

  

前列

佐藤勝露崎鵜川津田荒樋佐藤加(現在弘前大)山本

 

地域ビジネス革新プロ

ジェクト(略称 

ビジネス

プロ)の近況ですできる

だけ5プロと言わないよう

にして半年以上たちました

 

今年度は現在3年生4人

と4年生7人とを合わせ11

人のメンバーで活動してい

ます定番の地域交流はま

すます盛んでJAおばこ

青年部協和支部の皆さんと

の交流の中でJR東日本

の中堅若手の社員の方たち

との交流も始まりました

23万部の発行数を誇る全国

雑誌「地上」9月号のセン

ター写真記事にこの青年部

との交流記事が大きく取り

上げられました秋の宿泊

合宿は「陽気な母さんの会」

 

教員の5名体制に変更は

ありませんが異動が多発

した1年でした本紙前号

に記した平成28年10月の椿

真一助教(現在は愛媛大

学准教授)の転出につづ

き平成29年3月には李侖

美助教(現在は岐阜大学准

教授)9月には佐藤加寿

子准教授(現在は弘前大学

准教授)も転出してしまい

ました一方後任は4月

着任の政策分野の赤堀弘和

助教の1名のみで現在は

私(鵜川洋樹)と藤井吉隆

准教授の3名となっていま

す赤堀助教はバリバリの

20代で学科初の計量経済

分野の新鋭です

 

一方平成29年度の学生

 

同窓生の皆様お元気で

しょうか

 

現在フィールド教育研

究センターの機械作業管

理班を担当して3年目の伊

藤慶輝と申します以前は

秋田キャンパス実験圃場に

11年間勤めその後大潟キャ

ンパスのフィールド教育研

究センターの作物班に5年

間所属し現在に至ります

 

私はアグリビジネス学科

の前身である農業短大の卒

業生ですので母校で勤務

していることになります

フィールド教育研究セン

ターの各施設が20年以上

も前の在学中とほぼ変わり

が無いことから学生の頃

の思い出がそのままの状態

の中で勤務しております

 

勤務内容としてはフィー

ルド教育研究センターが保

有する大型機械から小型管

理機械まで沢山の機械の点

検や整備軽油給油スタン

ドの管理場内で使用して

いる公用車のタイヤ交換

重機を用いての農業土木

そして広大な面積を誇る圃

場や農道脇の除草農道整

備として砕石の敷き均し等

を通常管理として行って

います冬期間は大潟キャ

ンパス全体(寮の駐車場を

含みます)の除雪作業も行っ

ています

 

教育に関しましては主

に学生実習で行うトラク

ター運転や作業機械操作の

指導鉄の切断溶接ボー

ル盤穴開け研磨溶断の

サポートそして燃料や油

の違いを理解してもらうた

め様々な種類の油脂類を準

備し臭いや色で違いを体

験してもらっています

 

学生実習で特に思うこと

は今の学生さんはとても

素直だと言うことです学

生の皆さんにトラクター運

転の指導を行うと最初の操

作では怖がりますが本当

に飲み込みが早くこちら

で指示した通りにやり遂げ

降りる時には笑顔の学生さ

んが大半です当たり前の

ことのように感じますが

私の在学中の頃は農家出

身者が多くまた実際の経

験者も多く教職員に教え

られてもそれより上手に操

作しよく怒られたもので

した(笑)

 

研究に関しましては機

械作業管理班の担当教員

である矢治客員教授による

GPS無人自動田植機の研

究において機械部品の作

成や加工学生寮屋上での

アンテナ設置などを行って

います講義や機会があっ

た時には学生の皆さんに

も自動田植機へ試乗しても

らい近未来の農業の一端

を感じてもらっています

 

同窓生の皆様ぜひフィー

ルド教育研究センターへ訪

問してみて下さいお待ち

しております

の皆さんにお世話になりま

した五城目のキイチゴ栽

培研究会を通じた6次産業

化の今年の学修テーマは流

通問題でした秀明自然農

法の皆さんにもお世話にな

りました

 

4年生の進路決定はこの

ところ順調で卒論にあわ

せて酒造メーカーに就職す

る人もいます久しぶりに

大学院進学学生(在校生近

況参照)も生まれました

 

同窓生の皆さんぜひ

近況や新しい住所等をお知

らせください同窓生のネッ

トワークも立ち上げていき

たいです

津田 

渉 

数は3年生9名4年生7

名でこれまでの最多記録

となりましたそのため

机やロッカーを買い足すな

どうれしい悲鳴の日々で

す平成29年3月に卒業し

た8期生の就職先は農業機

械や飼料など農業関連会社

が3名秋田銀行など農業

以外が3名となりました

最後のトピックスは平成

29年2月にプロジェクトの

同窓会があったことです

3期生の高橋望さんほかの

企画で県内を中心に20名

以上の卒業生が集まりと

ても楽しい一夜でした

鵜川 

洋樹 

 

まず卒業生には驚きか

と思いますが私たちの所

属名(アグリのプロジェク

ト名)が変更になりました

大規模農業経営プロジェク

トはやめました因みに

「1プロ」などの数字の使用

も禁止です先進作物生産

技術開発プロジェクト(作

物プロ)が新しい名前です

 

作物プロには新しく山

本聡史先生がいらっしゃい

ました山本先生を加えて

露崎先生とわたしとFCの

保田謙太郎先生とでやっ

と4人体制に戻りました

研究室の活動内容は近年の

活動と大差ないですが先

進作物らしく山本先生は

AIなんかも取り入れてい

らっしゃるようです学生

は4年生が6人3年生が

7人の構成ですまだ山本

先生にご指導を仰いでいる

4年生はいませんので〝作

物雑草学研究室1〞に学生

6人がすし詰めになって居

ます露崎先生はここ数年

コガタルリハムシにギシギ

シを食べさせる研究の指導

などをしています保田先

生は水田雑草の根の力につ

いて4年生を指導していま

す私はまた意味不明なテー

マで学生をこまらせていま

 

皆さん来秋(大潟村)

の折には是非露崎先生まで

ご連絡ください

永澤 

信洋 

 

本号の近況報告は佐藤

勝祥が担当いたします同

窓生の皆さんの中には「誰

だお前は」という方もい

らっしゃると思いますが

平成26年10月から食肉生産

科学研究室の助教として勤

務しておりますどうぞ

よろしくお願いいたしま

 

今年度の畜産プロジェク

トは濱野先生横尾先生

私の教員3名と3年生7

名4年生6名でプロジェ

クト活動を行なってきまし

た大きなイベントとして

は5年毎に開催される全

国和牛能力共進会が仙台で

開催され教員と34年

生で研修に行って参りまし

た日本の牛肉生産のあり

方を考える良い機会とな

りました11月からは畜

産資源循環利用学研究室の

助教として伊藤謙先生が赴

任されました(新任教員紹

介欄もご覧ください)伊

藤先生の加入によって畜

産プロジェクトの平均年齢

は39歳となり学科一の若

さを誇るプロジェクトと

なっております

 

また卒業生が研究室を

訪問してくださる機会があ

り楽しい時間を過ごすこ

とができましたみなさん

も機会があればぜひお立ち

寄りくださいお待ちして

おります

佐藤 

勝祥 

 

現在の所属は3年生10

名4年生は9名です3

年生は例年の販売に向け

た栽培や研究活動を学修中

です4年生は就活も終

わり現在は卒論に没頭中

です今年はゼミを強化

するため発表後に「わか

りやすかったか」等の発

表スキルアンケートを実施

しその評価と質問内容を

次回のゼミ担当時に回答す

る仕組みを導入しました

来年度はプレゼンのスキ

ルアップにつながる仕組み

を考え中です

 

就活も順調に決まり農

業資材関係JA関係小

売業食品関係およびフラ

ワー業界に内定しました

後輩に会うことがあれば

ご指導よろしくお願いしま

す未だに大学院進学ゼロ

を更新中ですが記録阻止

に向け頑張っています

 

さて8月には佐藤正

志准教授が急逝するという

残念なお知らせがありまし

たが神田先生今西先生

そして私(吉田)で前を

向いてプロジェクトを切り

盛りしておりますまた

正志先生と一緒に1期生が

植え代々の学生みんなで

育て上げてきたリンゴは

大きく育っております来

年度にはみんなで見に来

る機会を作りたいと思って

います是非奮ってご参

加ください吉

田 

康徳 

 

生産環境プロジェクトは

今年から〝次世代農業基盤

創成プロジェクト〞と名称

を改めました略称は〝基

盤プロ〞です名称は変わっ

ても農業農村の基盤を支

える役割を明確にしつつ生

産性向上水利施設等のス

トマネ防災力強化そし

て共生持続性環境負荷

抑制の4本柱は引継がれて

います

 

現在3年生7名4年生

4名院生1名で秋田はも

とより全国を対象に地域エ

ネルギー活用や基盤保全等

の新技術を学び研究してい

ます昨年の卒業生の就職

先は秋田県庁3名農林水

産省2名JR東海1名で

した今年の就職希望の2

名も秋田県庁就農と進路

を決めております教員は

今だけ私と永吉先生の2

名ですが来年新たに1名

お迎えする予定です相変

わらず楽しく実習や研究を

しています永吉先生はド

ローン技術をさらに磨き

頭首工の合理的設計の研究

や未整備ため池の防災や安

全管理の研究に邁進されて

います近藤も八郎湖の水

を汲み続けています昨年

国連生物多様性10年委員会

認定組織に本プロが認定さ

れたのを機に中山間の荒

廃農地の再生とビオトープ

づくりにも挑戦します

近藤 

正 

用雌牛を確保するところま

では到達しました今年度

は肥育牛の頭数を定時定

量出荷に向けて増やしてい

く段階に移ったところです

飼育している肥育中の去勢

牛は5頭育成牛の雄は2

頭いますので概ね肥育牛

の増産は順調に進んでいま

 

さて当センター産の日

本短角種の牛肉はこれま

でに松風祭で提供された

経緯があります最近で

は例年7月に開催している

フィールド教育研究セン

ター開放デーにおける牛肉

の試食コーナーにて提供し

ていますここではお役

目が終わった繁殖用雌牛を

出荷し当センター産の牛

肉をバーベキュー方式の焼

 

同窓生のみなさんお元

気ですか

 

フィールド教育研究セン

ターでは今年度4月より

センター長が矢治教授から

露崎教授(兼任)にバトン

タッチされました私は

当センターに移って早4

年目となりました

 

今回は畜産班の現況につ

いて簡単にお伝えします

平成22年度から増やしてき

た日本短角牛は32頭になり

ました繁殖肥育の一貫

生産の下で定時定量出荷す

るという当初の目標に掲

げた体制には至っていませ

んが自家繁殖による繁殖

肉で来場者に召し上がって

いただいています今年度

は来場者が倍増し用意

した350食が30分程度で

なくなってしまうほど多

くの人に日本短角種の赤身

肉の美味しさを堪能しても

らうことができましたこ

の開放デーには毎年来てく

れている同窓生の方々もい

元園芸作経営プロジェクト

(平成25年3月アグリビジネス学科退職)

教員 

高橋 

春實

8月の旧盆間近のある

日吉田康徳先生から電

話があり佐藤正志先生が

急逝されたことを知りま

したあまりにも突然の

ことだったので最初は信

じられませんでしたが

時の経過とともに現実の

こととして受けとめざる

を得ませんでした

 

私が秋田県立農業短期

大学に赴任したのは昭和

52年4月ですがその時

はじめて正志先生にお会

いしました先生も私も

所属が附属農場の園芸部

門で二人相部屋だったこ

ともあり教育研究か

ら趣味のことまで幅広く

話しをしました先生は

農業短期大学時代から秋

田県立大学生物資源科学

部時代まで一貫してリン

ゴの育種や栽培学的な研

究に取り組まれていまし

たがはじめの頃は日々

農場業務に追われながら

の研究で大変だったよう

ですしかしその後学

科に移られてからは持ち

前の根性と努力で文科省

の科学研究費を取得する

などして大きな成果を上

げられました教育にお

いても正志先生は常に学

生の視点に立ち特に進

路指導に力を注がれまし

た卒業生がマスコミで

報道されたり研究室に訪ね

て来たりすると本当に嬉

しそうな顔をしていたのを

思い出します

 

先生は「千の風になって」

の一節にあるように今で

も私達のそばにいて励まし

応援してくれているような

気がします合掌

3期 

外川 

裕太

 

正志先生先生からいた

だきました数々のご恩に対

し深く感謝して果樹チー

ムを代表して一言述べさせ

ていただきます

 

在学当時大学3年を迎

えるにあたり希望のプロ

ジェクトを選択する機会が

あり実家が果樹農家の私

は迷わず正志先生がいた園

芸作経営プロジェクトの果

樹チームを専攻しました

当時は正志先生小川先

輩そして私の3人体制と

非常に少人数でありました

がその分先生がマンツー

マンで教えてくれるため

その内容も濃く充実した

毎日を過ごさせていただい

たことを鮮明に覚えていま

 

4年になると先輩が卒

業した後後輩の信田さん

と越後谷さんが果樹チーム

へ入り人数の増加はもち

ろんのこと研究室の賑わ

いもさらに活気を増しまし

た正志先生の誕生日を祝

うためサプライズでケー

キを準備して皆で食べたの

が本当に懐かしいです他

にも愛犬の話をする先生

スキーの極意を語る先生

なにかとコーヒーを飲みた

がる先生などなど思い

出を挙げるとキリがありま

せん

 

また思い出だけではな

く感謝しなければならな

いこともありますそれは

就職活動です当時就職

するか就農するかで悩ん

でいた私に就職を勧めて

いただいたのも正志先生で

した先生のご指導もあり

現在は志望していた職種に

就くことができ果樹生産

者の営農活動や果実の販売

業務に携わる仕事に従事す

ることができました学生

時代に学んだことも活かす

ことができかつ非常に

やりがいのある仕事に就け

たことに本当に感謝してお

ります

 

最後になりますが同じ

青森県津軽地区出身の先生

から教えを請うことが出

来たことを胸にこれから

の人生を大切に歩んで参り

ますありがとうございま

した心からのご冥福をお

祈り申し上げます

5期 

澤山芙実香

 

園芸作経営プロジェクト

の果樹チームから卒業して

まる3年が経ちました私

は卒業後も佐藤正志先生に

は何度かお世話になってい

たのでその時に見た先生

アグリビジネス学科教員(平成29年夏)

フィールド教育研究センター教員(平成29年夏)

左から保田今西露崎濱野矢治

佐藤

正志

先生を偲んで

ますので多くの皆さんの

ご来場をお待ちしておりま

す最後はイベントの宣伝

になってしまいましたが

このように畜産班では日

本短角種の生産を軸とする

資源循環型の畜産体系を特

色として今後も畜産に関

する教育研究の発展に努め

ていきます

の元気なお姿とご一報い

ただいた事が最初全く

結びつきませんでした

私と一緒に果樹チームで

学んだ二人と連絡を取り

合い写真を引っ張り出

し思い出を話した時も

いまいち実感がわかずに

いましたご葬儀の後

来られなかった二人と連

絡をし合ううちにフィー

ルドセンターの圃場へ

行ってみることにしまし

た圃場に着いてぼん

やりともうここに先生の

手が入ることはないのだ

なぁと思った時に急に

目頭が熱くなりようや

く実感したのだと思いま

す圃場の中でも一番早

く収穫期が訪れる品種の

樹には今年もたくさんの

果実がなっていて先生

は収穫さえ待たずに逝っ

てしまったのかと思う

と本当に残念でなりま

せん

 

私達の学年は散々ご迷

惑ばかりをかけてきた代

だったと思いますが先

生が厳しい言葉を交えな

がらも将来のことまで

含めて私達の事を深く考

えていてくださったこ

と果樹学だけでなくた

くさんのことを教えてい

ただいたこと果樹チー

ムで過ごした2年間が本

当に楽しかったことい

つまでも忘れません本

当に本当にありがとう

ございました

畜産班担当教員

濱野 

美夫

 

佐藤正志先生が平成29年8月10日にご逝去されましたあまりの突然の出来事に

私達も大きな衝撃を受けています故人とゆかりの深いOB教員ならびに果樹チーム

の卒業生に追悼の言葉をよせていただきました故人のご冥福をお祈りします

先進作物生産技術開発プロジェクト

(旧大規模農業経営プロジェクト)

先進園芸技術開発プロジェクト

(旧園芸作経営プロジェクト)

家畜資源利用推進プロジェクト

(旧家畜資源循環農業経営プロジェクト)

次世代農業基盤創成プロジェクト

(旧生産環境プロジェクト)

政策経営マネジメントプロジェクト

(旧農業政策研究プロジェクト)

地域ビジネス革新プロジェクト

(旧アグリビジネスマネジメントプロジェクト)

 

今号では皆さんが在学時に農業技術実習(旧

農業農村実習)やプロジェクト実習卒業研究な

どで活動してきた場所であるフィールド教育研究

センターを特集します

フィールド教育

研究センター

集特

アグリビジネス学科同窓新聞  平成29年12月28日(4)第 2 号

 

今回は皆さんにとっても特別に思い出深い科目「卒業研究」を

テーマとして4年生に近況報告をしてもらいました

 

同窓生のみなさんはじ

めまして現4年生の工藤

考弘と申します紙面をお

借りしまして近況をご報

告いたします

 

私は現在地域ビジネス

革新プロジェクト(旧5プ

ロ)に所属し卒業研究に

追われる日々を送っており

ます「農業は一筋縄ではい

かない」どこかで聞いたこ

のフレーズを卒業研究を

山やま

本もと

 聡さと

史し

先生 平成29年4月から嶋田先生の後任として着任しました山本聡史と申します農業機械が専門で露﨑先生が筆頭の作物プロに所属し矢治先生と圃場生産システム学を担当しています先端技術を積極的に農業機械に取り込んで省力化と同時に環境に優しい農業の実現を目指しますドローンや小型農業ロボットの研究を進める予定です

赤あか

堀ほり

 弘ひろ

和かず

先生 平成29年4月に椿先生の後任として政策経営マネジメントプロジェクト(旧6プロ)に着任しました赤堀弘和です出身地は岡山県で着任前の10年間は北海道大学にいました専門は農産物貿易自由化の経済や環境への影響に関する計量分析です歳の近い教員として学生が気軽に相談できるような関係を築いていきたいと思います

伊い

藤とう

  謙けん

先生 平成29年11月より小池先生の後任として家畜資源利用推進プロジェクトの助教に着任しております伊藤謙ですこれまで鶏と豚を扱い家畜の栄養と腸管をテーマに研究を進めてきました大潟キャンパスでは牛を扱えるので新しいことに挑戦できることが楽しみです今後もよろしくお願いいたします(編集部注文中の小池先生は江本先生の後任ですつまり江本rarr小池rarr伊藤謙となります)

通じて今までより多角的に

農業をみたことで実際の

農業現場はもちろん日々

の机上での学習からも感じ

るようになりました提出

の締め切りが近づく中でう

まくまとめられない状況は

ツライですが今行なって

 

私は今「近赤外光照射

が牛凍結融解受精卵の品質

に及ぼす影響」というテー

マで卒業研究を行っていま

す194679場で194679畜される雌牛

の卵巣は利用されないま

ま廃棄されています廃棄

されている卵巣を有効利用

し安定かつ効率的に子牛

生産をするためには体外

受精技術が必要

不可欠ですし

かし体外受精

で得られた受精

卵は凍結保存

してしまうと品

質が劣り妊娠

の成功率が高く

ありませんそ

こで凍結受精

卵に近赤外光を

照射することで

品質を改善させ

妊娠率を向上さ

せることを目標

に研究を行っています

 

私の所属する家畜繁殖学

研究室ではこれまでの研

究で近赤外領域の光には

受精卵の発育を促進する効

果があることを示唆してお

り本研究はこの応用とな

ります私のメインとなる

実験は凍結保存した受精卵

に近赤外光を当てることな

のですがその以前に体

外受精技術や受精卵の凍結

技術の習得が難しく本題

に入るまでに約3ヶ月を要

しました日々一筋縄で

はいかない研究の難しさを

実感しています

 

一方研究の合間で学

生生活最後の松風祭で模

擬店を出店しましたプ

ロジェクトの仲間6人で

300食の焼きそばを販売

しその売り上げで高級焼

き肉と美味しいお酒を堪能

しました仲間との励まし

合いがそれぞれの研究に

大きく繋がっていますあ

と少しの学生生活ですが

研究そして青春どちら

も満足のいくまで突き詰め

ていきたいと思います

 創刊号発行からの1年の間に3名の先生がアグリビジネス学科に仲間入りされました

(平成29年4月から新名称になりました)旧名称(略称) 新名称(略称)

大規模農業経営(1プロ)

先進作物生産技術開発(作物プロ)

園芸作経営(2プロ)

先進園芸技術開発(園芸プロ)

家畜資源循環農業経営(3プロ)

家畜資源利用推進(畜産プロ)

生産環境(4プロ)

次世代農業基盤創成(基盤プロ)

アグリビジネスマネジメント(5プロ)

地域ビジネス革新(ビジネスプロ)

農業政策研究(6プロ)

政策経営マネジメント(政経プロ)

プロジェクト名称 新旧対照表

いる勉強や経験が将来に必

ず活きることを意識するこ

とで冬を乗り越えたいで

 

私の卒業研究の内容は

現在秋田県五城目町にて取

り組まれている秋田県産

キイチゴの産地化に向けた

取り組みについ

てですキイチ

ゴが持つ独特の

香りと酸味そ

して可愛らしい

果実の見た目

は多くの人々

を魅きつけてい

ます私自身も

キイチゴを使用

したスイーツを

食べると心が踊

ります一方で

現状の秋田県の

キイチゴ生産で

は他の農作物と比較して

多大な労働時間がかかるな

ど大きな問題も抱えてい

ます秋田県産の美味しい

キイチゴを多くの人が食べ

続けることができるよう

今後も努力して研究してい

きたいと思います

 

そして私は卒業後も

本学の大学院にてキイチ

ゴの産地化に向けた研究に

励む予定です大学院では

それまで見ていなかった視

点からも研究を行い農業

に対してさらに広い視野を

持てるようにしたいです

修了後は大学院で培った

知識を武器に変革が求め

られる日本の農業に貢献す

る社会人になりたいと思い

ます

家畜資源利用推進プロジェクト

4年生中岡 麻衣

地域ビジネス革新プロジェクト

4年生工藤 孝弘

お知らせ

拡散のお願い

―同窓新聞はWebでも

閲覧できます―

 「秋田県立大学HPdarrア

グリビジネス学科HPdarrア

グリビジネス学科運営ペー

ジdarr同窓新聞」で同窓新

聞2号と創刊号のPDF版

を閲覧できます昨年同

窓新聞創刊号を皆さんの実

家宛に郵送しましたが「届

いていない」という人が多

いようですそこで同窓

の仲間達に同窓新聞が発行

されたこととWebで閲

覧できることを知らせてく

ださい

今後の同窓新聞に

ついて

―4号からはWeb掲載

のみとなります―

 

3号は平成30年12月発行

予定です1357

9期生からの近況報告他を

掲載予定ですお楽しみに

 

3号までは同窓生の皆さ

んに郵送およびWeb掲載

する予定ですが4号以降

はWeb掲載のみとする予

定ですのでご承知置きく

ださい

同窓新聞の名称を

引き続き募集します

 

この新聞の名称「アグリ

ビジネス学科同窓新聞」は

仮称です正式な名称を引

き続き募集中です奮って

応募してください

 

応募される方はアグリビ

ジネス学科同窓会担当 

神田

啓臣kanda

akita-puacjp

までお願いします

新任教員紹介

「卒業研究」

在校生の

近況

山形県新庄市最上ラズベリー会の会員ハウスにて

松風祭での畜産プロの模擬店

Page 2: 【冬】 【秋】 アグリビジネ 29年 - akita-pu.ac.jp...(1) 平成29年12月28日 アグリビジネス学科同窓新聞 第2号 アグリビジネ ス学科同窓新聞

 平成29年12月28日(2)アグリビジネス学科同窓新聞(3) 第 2 号

機械作業管理班技能スタッフ

伊藤 

慶輝

 

創刊号発行から1年間の各プロジェクト

の近況を報告します

写真上部

伊藤近藤酒井藤井林

  

後列

永澤佐藤正(故人)吉田神田横尾赤堀永吉

  

前列

佐藤勝露崎鵜川津田荒樋佐藤加(現在弘前大)山本

 

地域ビジネス革新プロ

ジェクト(略称 

ビジネス

プロ)の近況ですできる

だけ5プロと言わないよう

にして半年以上たちました

 

今年度は現在3年生4人

と4年生7人とを合わせ11

人のメンバーで活動してい

ます定番の地域交流はま

すます盛んでJAおばこ

青年部協和支部の皆さんと

の交流の中でJR東日本

の中堅若手の社員の方たち

との交流も始まりました

23万部の発行数を誇る全国

雑誌「地上」9月号のセン

ター写真記事にこの青年部

との交流記事が大きく取り

上げられました秋の宿泊

合宿は「陽気な母さんの会」

 

教員の5名体制に変更は

ありませんが異動が多発

した1年でした本紙前号

に記した平成28年10月の椿

真一助教(現在は愛媛大

学准教授)の転出につづ

き平成29年3月には李侖

美助教(現在は岐阜大学准

教授)9月には佐藤加寿

子准教授(現在は弘前大学

准教授)も転出してしまい

ました一方後任は4月

着任の政策分野の赤堀弘和

助教の1名のみで現在は

私(鵜川洋樹)と藤井吉隆

准教授の3名となっていま

す赤堀助教はバリバリの

20代で学科初の計量経済

分野の新鋭です

 

一方平成29年度の学生

 

同窓生の皆様お元気で

しょうか

 

現在フィールド教育研

究センターの機械作業管

理班を担当して3年目の伊

藤慶輝と申します以前は

秋田キャンパス実験圃場に

11年間勤めその後大潟キャ

ンパスのフィールド教育研

究センターの作物班に5年

間所属し現在に至ります

 

私はアグリビジネス学科

の前身である農業短大の卒

業生ですので母校で勤務

していることになります

フィールド教育研究セン

ターの各施設が20年以上

も前の在学中とほぼ変わり

が無いことから学生の頃

の思い出がそのままの状態

の中で勤務しております

 

勤務内容としてはフィー

ルド教育研究センターが保

有する大型機械から小型管

理機械まで沢山の機械の点

検や整備軽油給油スタン

ドの管理場内で使用して

いる公用車のタイヤ交換

重機を用いての農業土木

そして広大な面積を誇る圃

場や農道脇の除草農道整

備として砕石の敷き均し等

を通常管理として行って

います冬期間は大潟キャ

ンパス全体(寮の駐車場を

含みます)の除雪作業も行っ

ています

 

教育に関しましては主

に学生実習で行うトラク

ター運転や作業機械操作の

指導鉄の切断溶接ボー

ル盤穴開け研磨溶断の

サポートそして燃料や油

の違いを理解してもらうた

め様々な種類の油脂類を準

備し臭いや色で違いを体

験してもらっています

 

学生実習で特に思うこと

は今の学生さんはとても

素直だと言うことです学

生の皆さんにトラクター運

転の指導を行うと最初の操

作では怖がりますが本当

に飲み込みが早くこちら

で指示した通りにやり遂げ

降りる時には笑顔の学生さ

んが大半です当たり前の

ことのように感じますが

私の在学中の頃は農家出

身者が多くまた実際の経

験者も多く教職員に教え

られてもそれより上手に操

作しよく怒られたもので

した(笑)

 

研究に関しましては機

械作業管理班の担当教員

である矢治客員教授による

GPS無人自動田植機の研

究において機械部品の作

成や加工学生寮屋上での

アンテナ設置などを行って

います講義や機会があっ

た時には学生の皆さんに

も自動田植機へ試乗しても

らい近未来の農業の一端

を感じてもらっています

 

同窓生の皆様ぜひフィー

ルド教育研究センターへ訪

問してみて下さいお待ち

しております

の皆さんにお世話になりま

した五城目のキイチゴ栽

培研究会を通じた6次産業

化の今年の学修テーマは流

通問題でした秀明自然農

法の皆さんにもお世話にな

りました

 

4年生の進路決定はこの

ところ順調で卒論にあわ

せて酒造メーカーに就職す

る人もいます久しぶりに

大学院進学学生(在校生近

況参照)も生まれました

 

同窓生の皆さんぜひ

近況や新しい住所等をお知

らせください同窓生のネッ

トワークも立ち上げていき

たいです

津田 

渉 

数は3年生9名4年生7

名でこれまでの最多記録

となりましたそのため

机やロッカーを買い足すな

どうれしい悲鳴の日々で

す平成29年3月に卒業し

た8期生の就職先は農業機

械や飼料など農業関連会社

が3名秋田銀行など農業

以外が3名となりました

最後のトピックスは平成

29年2月にプロジェクトの

同窓会があったことです

3期生の高橋望さんほかの

企画で県内を中心に20名

以上の卒業生が集まりと

ても楽しい一夜でした

鵜川 

洋樹 

 

まず卒業生には驚きか

と思いますが私たちの所

属名(アグリのプロジェク

ト名)が変更になりました

大規模農業経営プロジェク

トはやめました因みに

「1プロ」などの数字の使用

も禁止です先進作物生産

技術開発プロジェクト(作

物プロ)が新しい名前です

 

作物プロには新しく山

本聡史先生がいらっしゃい

ました山本先生を加えて

露崎先生とわたしとFCの

保田謙太郎先生とでやっ

と4人体制に戻りました

研究室の活動内容は近年の

活動と大差ないですが先

進作物らしく山本先生は

AIなんかも取り入れてい

らっしゃるようです学生

は4年生が6人3年生が

7人の構成ですまだ山本

先生にご指導を仰いでいる

4年生はいませんので〝作

物雑草学研究室1〞に学生

6人がすし詰めになって居

ます露崎先生はここ数年

コガタルリハムシにギシギ

シを食べさせる研究の指導

などをしています保田先

生は水田雑草の根の力につ

いて4年生を指導していま

す私はまた意味不明なテー

マで学生をこまらせていま

 

皆さん来秋(大潟村)

の折には是非露崎先生まで

ご連絡ください

永澤 

信洋 

 

本号の近況報告は佐藤

勝祥が担当いたします同

窓生の皆さんの中には「誰

だお前は」という方もい

らっしゃると思いますが

平成26年10月から食肉生産

科学研究室の助教として勤

務しておりますどうぞ

よろしくお願いいたしま

 

今年度の畜産プロジェク

トは濱野先生横尾先生

私の教員3名と3年生7

名4年生6名でプロジェ

クト活動を行なってきまし

た大きなイベントとして

は5年毎に開催される全

国和牛能力共進会が仙台で

開催され教員と34年

生で研修に行って参りまし

た日本の牛肉生産のあり

方を考える良い機会とな

りました11月からは畜

産資源循環利用学研究室の

助教として伊藤謙先生が赴

任されました(新任教員紹

介欄もご覧ください)伊

藤先生の加入によって畜

産プロジェクトの平均年齢

は39歳となり学科一の若

さを誇るプロジェクトと

なっております

 

また卒業生が研究室を

訪問してくださる機会があ

り楽しい時間を過ごすこ

とができましたみなさん

も機会があればぜひお立ち

寄りくださいお待ちして

おります

佐藤 

勝祥 

 

現在の所属は3年生10

名4年生は9名です3

年生は例年の販売に向け

た栽培や研究活動を学修中

です4年生は就活も終

わり現在は卒論に没頭中

です今年はゼミを強化

するため発表後に「わか

りやすかったか」等の発

表スキルアンケートを実施

しその評価と質問内容を

次回のゼミ担当時に回答す

る仕組みを導入しました

来年度はプレゼンのスキ

ルアップにつながる仕組み

を考え中です

 

就活も順調に決まり農

業資材関係JA関係小

売業食品関係およびフラ

ワー業界に内定しました

後輩に会うことがあれば

ご指導よろしくお願いしま

す未だに大学院進学ゼロ

を更新中ですが記録阻止

に向け頑張っています

 

さて8月には佐藤正

志准教授が急逝するという

残念なお知らせがありまし

たが神田先生今西先生

そして私(吉田)で前を

向いてプロジェクトを切り

盛りしておりますまた

正志先生と一緒に1期生が

植え代々の学生みんなで

育て上げてきたリンゴは

大きく育っております来

年度にはみんなで見に来

る機会を作りたいと思って

います是非奮ってご参

加ください吉

田 

康徳 

 

生産環境プロジェクトは

今年から〝次世代農業基盤

創成プロジェクト〞と名称

を改めました略称は〝基

盤プロ〞です名称は変わっ

ても農業農村の基盤を支

える役割を明確にしつつ生

産性向上水利施設等のス

トマネ防災力強化そし

て共生持続性環境負荷

抑制の4本柱は引継がれて

います

 

現在3年生7名4年生

4名院生1名で秋田はも

とより全国を対象に地域エ

ネルギー活用や基盤保全等

の新技術を学び研究してい

ます昨年の卒業生の就職

先は秋田県庁3名農林水

産省2名JR東海1名で

した今年の就職希望の2

名も秋田県庁就農と進路

を決めております教員は

今だけ私と永吉先生の2

名ですが来年新たに1名

お迎えする予定です相変

わらず楽しく実習や研究を

しています永吉先生はド

ローン技術をさらに磨き

頭首工の合理的設計の研究

や未整備ため池の防災や安

全管理の研究に邁進されて

います近藤も八郎湖の水

を汲み続けています昨年

国連生物多様性10年委員会

認定組織に本プロが認定さ

れたのを機に中山間の荒

廃農地の再生とビオトープ

づくりにも挑戦します

近藤 

正 

用雌牛を確保するところま

では到達しました今年度

は肥育牛の頭数を定時定

量出荷に向けて増やしてい

く段階に移ったところです

飼育している肥育中の去勢

牛は5頭育成牛の雄は2

頭いますので概ね肥育牛

の増産は順調に進んでいま

 

さて当センター産の日

本短角種の牛肉はこれま

でに松風祭で提供された

経緯があります最近で

は例年7月に開催している

フィールド教育研究セン

ター開放デーにおける牛肉

の試食コーナーにて提供し

ていますここではお役

目が終わった繁殖用雌牛を

出荷し当センター産の牛

肉をバーベキュー方式の焼

 

同窓生のみなさんお元

気ですか

 

フィールド教育研究セン

ターでは今年度4月より

センター長が矢治教授から

露崎教授(兼任)にバトン

タッチされました私は

当センターに移って早4

年目となりました

 

今回は畜産班の現況につ

いて簡単にお伝えします

平成22年度から増やしてき

た日本短角牛は32頭になり

ました繁殖肥育の一貫

生産の下で定時定量出荷す

るという当初の目標に掲

げた体制には至っていませ

んが自家繁殖による繁殖

肉で来場者に召し上がって

いただいています今年度

は来場者が倍増し用意

した350食が30分程度で

なくなってしまうほど多

くの人に日本短角種の赤身

肉の美味しさを堪能しても

らうことができましたこ

の開放デーには毎年来てく

れている同窓生の方々もい

元園芸作経営プロジェクト

(平成25年3月アグリビジネス学科退職)

教員 

高橋 

春實

8月の旧盆間近のある

日吉田康徳先生から電

話があり佐藤正志先生が

急逝されたことを知りま

したあまりにも突然の

ことだったので最初は信

じられませんでしたが

時の経過とともに現実の

こととして受けとめざる

を得ませんでした

 

私が秋田県立農業短期

大学に赴任したのは昭和

52年4月ですがその時

はじめて正志先生にお会

いしました先生も私も

所属が附属農場の園芸部

門で二人相部屋だったこ

ともあり教育研究か

ら趣味のことまで幅広く

話しをしました先生は

農業短期大学時代から秋

田県立大学生物資源科学

部時代まで一貫してリン

ゴの育種や栽培学的な研

究に取り組まれていまし

たがはじめの頃は日々

農場業務に追われながら

の研究で大変だったよう

ですしかしその後学

科に移られてからは持ち

前の根性と努力で文科省

の科学研究費を取得する

などして大きな成果を上

げられました教育にお

いても正志先生は常に学

生の視点に立ち特に進

路指導に力を注がれまし

た卒業生がマスコミで

報道されたり研究室に訪ね

て来たりすると本当に嬉

しそうな顔をしていたのを

思い出します

 

先生は「千の風になって」

の一節にあるように今で

も私達のそばにいて励まし

応援してくれているような

気がします合掌

3期 

外川 

裕太

 

正志先生先生からいた

だきました数々のご恩に対

し深く感謝して果樹チー

ムを代表して一言述べさせ

ていただきます

 

在学当時大学3年を迎

えるにあたり希望のプロ

ジェクトを選択する機会が

あり実家が果樹農家の私

は迷わず正志先生がいた園

芸作経営プロジェクトの果

樹チームを専攻しました

当時は正志先生小川先

輩そして私の3人体制と

非常に少人数でありました

がその分先生がマンツー

マンで教えてくれるため

その内容も濃く充実した

毎日を過ごさせていただい

たことを鮮明に覚えていま

 

4年になると先輩が卒

業した後後輩の信田さん

と越後谷さんが果樹チーム

へ入り人数の増加はもち

ろんのこと研究室の賑わ

いもさらに活気を増しまし

た正志先生の誕生日を祝

うためサプライズでケー

キを準備して皆で食べたの

が本当に懐かしいです他

にも愛犬の話をする先生

スキーの極意を語る先生

なにかとコーヒーを飲みた

がる先生などなど思い

出を挙げるとキリがありま

せん

 

また思い出だけではな

く感謝しなければならな

いこともありますそれは

就職活動です当時就職

するか就農するかで悩ん

でいた私に就職を勧めて

いただいたのも正志先生で

した先生のご指導もあり

現在は志望していた職種に

就くことができ果樹生産

者の営農活動や果実の販売

業務に携わる仕事に従事す

ることができました学生

時代に学んだことも活かす

ことができかつ非常に

やりがいのある仕事に就け

たことに本当に感謝してお

ります

 

最後になりますが同じ

青森県津軽地区出身の先生

から教えを請うことが出

来たことを胸にこれから

の人生を大切に歩んで参り

ますありがとうございま

した心からのご冥福をお

祈り申し上げます

5期 

澤山芙実香

 

園芸作経営プロジェクト

の果樹チームから卒業して

まる3年が経ちました私

は卒業後も佐藤正志先生に

は何度かお世話になってい

たのでその時に見た先生

アグリビジネス学科教員(平成29年夏)

フィールド教育研究センター教員(平成29年夏)

左から保田今西露崎濱野矢治

佐藤

正志

先生を偲んで

ますので多くの皆さんの

ご来場をお待ちしておりま

す最後はイベントの宣伝

になってしまいましたが

このように畜産班では日

本短角種の生産を軸とする

資源循環型の畜産体系を特

色として今後も畜産に関

する教育研究の発展に努め

ていきます

の元気なお姿とご一報い

ただいた事が最初全く

結びつきませんでした

私と一緒に果樹チームで

学んだ二人と連絡を取り

合い写真を引っ張り出

し思い出を話した時も

いまいち実感がわかずに

いましたご葬儀の後

来られなかった二人と連

絡をし合ううちにフィー

ルドセンターの圃場へ

行ってみることにしまし

た圃場に着いてぼん

やりともうここに先生の

手が入ることはないのだ

なぁと思った時に急に

目頭が熱くなりようや

く実感したのだと思いま

す圃場の中でも一番早

く収穫期が訪れる品種の

樹には今年もたくさんの

果実がなっていて先生

は収穫さえ待たずに逝っ

てしまったのかと思う

と本当に残念でなりま

せん

 

私達の学年は散々ご迷

惑ばかりをかけてきた代

だったと思いますが先

生が厳しい言葉を交えな

がらも将来のことまで

含めて私達の事を深く考

えていてくださったこ

と果樹学だけでなくた

くさんのことを教えてい

ただいたこと果樹チー

ムで過ごした2年間が本

当に楽しかったことい

つまでも忘れません本

当に本当にありがとう

ございました

畜産班担当教員

濱野 

美夫

 

佐藤正志先生が平成29年8月10日にご逝去されましたあまりの突然の出来事に

私達も大きな衝撃を受けています故人とゆかりの深いOB教員ならびに果樹チーム

の卒業生に追悼の言葉をよせていただきました故人のご冥福をお祈りします

先進作物生産技術開発プロジェクト

(旧大規模農業経営プロジェクト)

先進園芸技術開発プロジェクト

(旧園芸作経営プロジェクト)

家畜資源利用推進プロジェクト

(旧家畜資源循環農業経営プロジェクト)

次世代農業基盤創成プロジェクト

(旧生産環境プロジェクト)

政策経営マネジメントプロジェクト

(旧農業政策研究プロジェクト)

地域ビジネス革新プロジェクト

(旧アグリビジネスマネジメントプロジェクト)

 

今号では皆さんが在学時に農業技術実習(旧

農業農村実習)やプロジェクト実習卒業研究な

どで活動してきた場所であるフィールド教育研究

センターを特集します

フィールド教育

研究センター

集特

アグリビジネス学科同窓新聞  平成29年12月28日(4)第 2 号

 

今回は皆さんにとっても特別に思い出深い科目「卒業研究」を

テーマとして4年生に近況報告をしてもらいました

 

同窓生のみなさんはじ

めまして現4年生の工藤

考弘と申します紙面をお

借りしまして近況をご報

告いたします

 

私は現在地域ビジネス

革新プロジェクト(旧5プ

ロ)に所属し卒業研究に

追われる日々を送っており

ます「農業は一筋縄ではい

かない」どこかで聞いたこ

のフレーズを卒業研究を

山やま

本もと

 聡さと

史し

先生 平成29年4月から嶋田先生の後任として着任しました山本聡史と申します農業機械が専門で露﨑先生が筆頭の作物プロに所属し矢治先生と圃場生産システム学を担当しています先端技術を積極的に農業機械に取り込んで省力化と同時に環境に優しい農業の実現を目指しますドローンや小型農業ロボットの研究を進める予定です

赤あか

堀ほり

 弘ひろ

和かず

先生 平成29年4月に椿先生の後任として政策経営マネジメントプロジェクト(旧6プロ)に着任しました赤堀弘和です出身地は岡山県で着任前の10年間は北海道大学にいました専門は農産物貿易自由化の経済や環境への影響に関する計量分析です歳の近い教員として学生が気軽に相談できるような関係を築いていきたいと思います

伊い

藤とう

  謙けん

先生 平成29年11月より小池先生の後任として家畜資源利用推進プロジェクトの助教に着任しております伊藤謙ですこれまで鶏と豚を扱い家畜の栄養と腸管をテーマに研究を進めてきました大潟キャンパスでは牛を扱えるので新しいことに挑戦できることが楽しみです今後もよろしくお願いいたします(編集部注文中の小池先生は江本先生の後任ですつまり江本rarr小池rarr伊藤謙となります)

通じて今までより多角的に

農業をみたことで実際の

農業現場はもちろん日々

の机上での学習からも感じ

るようになりました提出

の締め切りが近づく中でう

まくまとめられない状況は

ツライですが今行なって

 

私は今「近赤外光照射

が牛凍結融解受精卵の品質

に及ぼす影響」というテー

マで卒業研究を行っていま

す194679場で194679畜される雌牛

の卵巣は利用されないま

ま廃棄されています廃棄

されている卵巣を有効利用

し安定かつ効率的に子牛

生産をするためには体外

受精技術が必要

不可欠ですし

かし体外受精

で得られた受精

卵は凍結保存

してしまうと品

質が劣り妊娠

の成功率が高く

ありませんそ

こで凍結受精

卵に近赤外光を

照射することで

品質を改善させ

妊娠率を向上さ

せることを目標

に研究を行っています

 

私の所属する家畜繁殖学

研究室ではこれまでの研

究で近赤外領域の光には

受精卵の発育を促進する効

果があることを示唆してお

り本研究はこの応用とな

ります私のメインとなる

実験は凍結保存した受精卵

に近赤外光を当てることな

のですがその以前に体

外受精技術や受精卵の凍結

技術の習得が難しく本題

に入るまでに約3ヶ月を要

しました日々一筋縄で

はいかない研究の難しさを

実感しています

 

一方研究の合間で学

生生活最後の松風祭で模

擬店を出店しましたプ

ロジェクトの仲間6人で

300食の焼きそばを販売

しその売り上げで高級焼

き肉と美味しいお酒を堪能

しました仲間との励まし

合いがそれぞれの研究に

大きく繋がっていますあ

と少しの学生生活ですが

研究そして青春どちら

も満足のいくまで突き詰め

ていきたいと思います

 創刊号発行からの1年の間に3名の先生がアグリビジネス学科に仲間入りされました

(平成29年4月から新名称になりました)旧名称(略称) 新名称(略称)

大規模農業経営(1プロ)

先進作物生産技術開発(作物プロ)

園芸作経営(2プロ)

先進園芸技術開発(園芸プロ)

家畜資源循環農業経営(3プロ)

家畜資源利用推進(畜産プロ)

生産環境(4プロ)

次世代農業基盤創成(基盤プロ)

アグリビジネスマネジメント(5プロ)

地域ビジネス革新(ビジネスプロ)

農業政策研究(6プロ)

政策経営マネジメント(政経プロ)

プロジェクト名称 新旧対照表

いる勉強や経験が将来に必

ず活きることを意識するこ

とで冬を乗り越えたいで

 

私の卒業研究の内容は

現在秋田県五城目町にて取

り組まれている秋田県産

キイチゴの産地化に向けた

取り組みについ

てですキイチ

ゴが持つ独特の

香りと酸味そ

して可愛らしい

果実の見た目

は多くの人々

を魅きつけてい

ます私自身も

キイチゴを使用

したスイーツを

食べると心が踊

ります一方で

現状の秋田県の

キイチゴ生産で

は他の農作物と比較して

多大な労働時間がかかるな

ど大きな問題も抱えてい

ます秋田県産の美味しい

キイチゴを多くの人が食べ

続けることができるよう

今後も努力して研究してい

きたいと思います

 

そして私は卒業後も

本学の大学院にてキイチ

ゴの産地化に向けた研究に

励む予定です大学院では

それまで見ていなかった視

点からも研究を行い農業

に対してさらに広い視野を

持てるようにしたいです

修了後は大学院で培った

知識を武器に変革が求め

られる日本の農業に貢献す

る社会人になりたいと思い

ます

家畜資源利用推進プロジェクト

4年生中岡 麻衣

地域ビジネス革新プロジェクト

4年生工藤 孝弘

お知らせ

拡散のお願い

―同窓新聞はWebでも

閲覧できます―

 「秋田県立大学HPdarrア

グリビジネス学科HPdarrア

グリビジネス学科運営ペー

ジdarr同窓新聞」で同窓新

聞2号と創刊号のPDF版

を閲覧できます昨年同

窓新聞創刊号を皆さんの実

家宛に郵送しましたが「届

いていない」という人が多

いようですそこで同窓

の仲間達に同窓新聞が発行

されたこととWebで閲

覧できることを知らせてく

ださい

今後の同窓新聞に

ついて

―4号からはWeb掲載

のみとなります―

 

3号は平成30年12月発行

予定です1357

9期生からの近況報告他を

掲載予定ですお楽しみに

 

3号までは同窓生の皆さ

んに郵送およびWeb掲載

する予定ですが4号以降

はWeb掲載のみとする予

定ですのでご承知置きく

ださい

同窓新聞の名称を

引き続き募集します

 

この新聞の名称「アグリ

ビジネス学科同窓新聞」は

仮称です正式な名称を引

き続き募集中です奮って

応募してください

 

応募される方はアグリビ

ジネス学科同窓会担当 

神田

啓臣kanda

akita-puacjp

までお願いします

新任教員紹介

「卒業研究」

在校生の

近況

山形県新庄市最上ラズベリー会の会員ハウスにて

松風祭での畜産プロの模擬店

Page 3: 【冬】 【秋】 アグリビジネ 29年 - akita-pu.ac.jp...(1) 平成29年12月28日 アグリビジネス学科同窓新聞 第2号 アグリビジネ ス学科同窓新聞

アグリビジネス学科同窓新聞  平成29年12月28日(4)第 2 号

 

今回は皆さんにとっても特別に思い出深い科目「卒業研究」を

テーマとして4年生に近況報告をしてもらいました

 

同窓生のみなさんはじ

めまして現4年生の工藤

考弘と申します紙面をお

借りしまして近況をご報

告いたします

 

私は現在地域ビジネス

革新プロジェクト(旧5プ

ロ)に所属し卒業研究に

追われる日々を送っており

ます「農業は一筋縄ではい

かない」どこかで聞いたこ

のフレーズを卒業研究を

山やま

本もと

 聡さと

史し

先生 平成29年4月から嶋田先生の後任として着任しました山本聡史と申します農業機械が専門で露﨑先生が筆頭の作物プロに所属し矢治先生と圃場生産システム学を担当しています先端技術を積極的に農業機械に取り込んで省力化と同時に環境に優しい農業の実現を目指しますドローンや小型農業ロボットの研究を進める予定です

赤あか

堀ほり

 弘ひろ

和かず

先生 平成29年4月に椿先生の後任として政策経営マネジメントプロジェクト(旧6プロ)に着任しました赤堀弘和です出身地は岡山県で着任前の10年間は北海道大学にいました専門は農産物貿易自由化の経済や環境への影響に関する計量分析です歳の近い教員として学生が気軽に相談できるような関係を築いていきたいと思います

伊い

藤とう

  謙けん

先生 平成29年11月より小池先生の後任として家畜資源利用推進プロジェクトの助教に着任しております伊藤謙ですこれまで鶏と豚を扱い家畜の栄養と腸管をテーマに研究を進めてきました大潟キャンパスでは牛を扱えるので新しいことに挑戦できることが楽しみです今後もよろしくお願いいたします(編集部注文中の小池先生は江本先生の後任ですつまり江本rarr小池rarr伊藤謙となります)

通じて今までより多角的に

農業をみたことで実際の

農業現場はもちろん日々

の机上での学習からも感じ

るようになりました提出

の締め切りが近づく中でう

まくまとめられない状況は

ツライですが今行なって

 

私は今「近赤外光照射

が牛凍結融解受精卵の品質

に及ぼす影響」というテー

マで卒業研究を行っていま

す194679場で194679畜される雌牛

の卵巣は利用されないま

ま廃棄されています廃棄

されている卵巣を有効利用

し安定かつ効率的に子牛

生産をするためには体外

受精技術が必要

不可欠ですし

かし体外受精

で得られた受精

卵は凍結保存

してしまうと品

質が劣り妊娠

の成功率が高く

ありませんそ

こで凍結受精

卵に近赤外光を

照射することで

品質を改善させ

妊娠率を向上さ

せることを目標

に研究を行っています

 

私の所属する家畜繁殖学

研究室ではこれまでの研

究で近赤外領域の光には

受精卵の発育を促進する効

果があることを示唆してお

り本研究はこの応用とな

ります私のメインとなる

実験は凍結保存した受精卵

に近赤外光を当てることな

のですがその以前に体

外受精技術や受精卵の凍結

技術の習得が難しく本題

に入るまでに約3ヶ月を要

しました日々一筋縄で

はいかない研究の難しさを

実感しています

 

一方研究の合間で学

生生活最後の松風祭で模

擬店を出店しましたプ

ロジェクトの仲間6人で

300食の焼きそばを販売

しその売り上げで高級焼

き肉と美味しいお酒を堪能

しました仲間との励まし

合いがそれぞれの研究に

大きく繋がっていますあ

と少しの学生生活ですが

研究そして青春どちら

も満足のいくまで突き詰め

ていきたいと思います

 創刊号発行からの1年の間に3名の先生がアグリビジネス学科に仲間入りされました

(平成29年4月から新名称になりました)旧名称(略称) 新名称(略称)

大規模農業経営(1プロ)

先進作物生産技術開発(作物プロ)

園芸作経営(2プロ)

先進園芸技術開発(園芸プロ)

家畜資源循環農業経営(3プロ)

家畜資源利用推進(畜産プロ)

生産環境(4プロ)

次世代農業基盤創成(基盤プロ)

アグリビジネスマネジメント(5プロ)

地域ビジネス革新(ビジネスプロ)

農業政策研究(6プロ)

政策経営マネジメント(政経プロ)

プロジェクト名称 新旧対照表

いる勉強や経験が将来に必

ず活きることを意識するこ

とで冬を乗り越えたいで

 

私の卒業研究の内容は

現在秋田県五城目町にて取

り組まれている秋田県産

キイチゴの産地化に向けた

取り組みについ

てですキイチ

ゴが持つ独特の

香りと酸味そ

して可愛らしい

果実の見た目

は多くの人々

を魅きつけてい

ます私自身も

キイチゴを使用

したスイーツを

食べると心が踊

ります一方で

現状の秋田県の

キイチゴ生産で

は他の農作物と比較して

多大な労働時間がかかるな

ど大きな問題も抱えてい

ます秋田県産の美味しい

キイチゴを多くの人が食べ

続けることができるよう

今後も努力して研究してい

きたいと思います

 

そして私は卒業後も

本学の大学院にてキイチ

ゴの産地化に向けた研究に

励む予定です大学院では

それまで見ていなかった視

点からも研究を行い農業

に対してさらに広い視野を

持てるようにしたいです

修了後は大学院で培った

知識を武器に変革が求め

られる日本の農業に貢献す

る社会人になりたいと思い

ます

家畜資源利用推進プロジェクト

4年生中岡 麻衣

地域ビジネス革新プロジェクト

4年生工藤 孝弘

お知らせ

拡散のお願い

―同窓新聞はWebでも

閲覧できます―

 「秋田県立大学HPdarrア

グリビジネス学科HPdarrア

グリビジネス学科運営ペー

ジdarr同窓新聞」で同窓新

聞2号と創刊号のPDF版

を閲覧できます昨年同

窓新聞創刊号を皆さんの実

家宛に郵送しましたが「届

いていない」という人が多

いようですそこで同窓

の仲間達に同窓新聞が発行

されたこととWebで閲

覧できることを知らせてく

ださい

今後の同窓新聞に

ついて

―4号からはWeb掲載

のみとなります―

 

3号は平成30年12月発行

予定です1357

9期生からの近況報告他を

掲載予定ですお楽しみに

 

3号までは同窓生の皆さ

んに郵送およびWeb掲載

する予定ですが4号以降

はWeb掲載のみとする予

定ですのでご承知置きく

ださい

同窓新聞の名称を

引き続き募集します

 

この新聞の名称「アグリ

ビジネス学科同窓新聞」は

仮称です正式な名称を引

き続き募集中です奮って

応募してください

 

応募される方はアグリビ

ジネス学科同窓会担当 

神田

啓臣kanda

akita-puacjp

までお願いします

新任教員紹介

「卒業研究」

在校生の

近況

山形県新庄市最上ラズベリー会の会員ハウスにて

松風祭での畜産プロの模擬店