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第 60 号 平成24年(2012年) 2月15日発行 ●発行/京都市会 ●編集/市会事務局 〒604-8571京都市中京区寺町通御池上る ●TEL.075(222)3697 FAX.075(222)3713 京都市会ホームページ http://www.city.kyoto.jp/shikai/ 賀茂川右岸からの眺め (1) ■定例会の経過 11月25日 会期の決定、 議案の提案 説明など 11月30日 議案の処理、 予算特別委 員会の設置 など 12月 1日 代表質問など 11月30日 12月 2日 9日 特別委員会 正副委員長 の互選、23年 度補正予算 の審査など 11月25日 29日 12月 5日 6・9日 常任委員会 付託された 議案や請願 の審査など 12月12日 議案や意見書 の議決など 11月市会定例会 11 11 25 12 12 18 28 23 23 11 23 23 33 23 60 65 国に対する「『こころの健康を守り推進する基本 法(仮称)』の法制化を求める意見書」などを可決 京都市会だよりは 創刊60号目を 迎えました! 24

条例制定案 公立大学法人京都市立芸術大学が譲渡等について市長 … · 論を出します。 局別質疑については、モニターテレビによる

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Page 1: 条例制定案 公立大学法人京都市立芸術大学が譲渡等について市長 … · 論を出します。 局別質疑については、モニターテレビによる

      第 60 号 平成 24 年(2012 年)2月 15 日京都市会だより

第 60 号平成24年(2012年)2月15日発行●発行/京都市会●編集/市会事務局●〒604-8571京都市中京区寺町通御池上る●TEL.075(222)3697 FAX.075(222)3713京都市会ホームページ http://www.city.kyoto.jp/shikai/

賀茂川右岸からの眺め

(4)

再生紙・大豆油インクを使用しています。再生紙・大豆油インクを使用しています。

(1)

11月定例会の審議結果

紙面に関する御連絡・お問い合わせは市会事務局政務調査課

☎222―3697

(平成23年12月12日現在)会 派 名 議員数 電話番号

自 由 民 主 党京 都 市 会 議 員 団 23人 222-3718

日 本 共 産 党京 都 市 会 議 員 団 15人 222-3728

民 主 ・ 都 み ら い京 都 市 会 議 員 団 13人 222-3724

公 明 党京 都 市 会 議 員 団 12人 222-3732

地 域 政 党 京 都 党京 都 市 会 議 員 団 4人 222-4035

み ん な の 党 ・無 所 属 の 会 2人 222-3739

件            名 審議結果

会 派 名自民党

共産党

民主・都

公明党

京都党

み・無

23 年 度補 正 予 算 案 一般会計、特別会計(基金) 可     決 ○ ○ ○ ○ ○ ○

条 例 制 定 案

障害福祉サービス事業所及び障害者支援施設条例

可     決

○ ○ ○ ○ ○ ○

公立大学法人京都市立芸術大学が譲渡等について市長の認可を受けなければならない重要な財産を定める条例、京都都市計画(京都国際文化観光都市建設計画)特別用途地区(岡崎文化芸術・交流拠点地区)の区域内における建築物の制限の緩和に関する条例

○ × ○ ○ ○ ○

条 例 改 正 案身体障害者授産施設条例、知的障害者授産施設条例

可     決○ ○ ○ ○ ○ ○

梅小路公園条例、市立小学校条例、市立中学校条例、職員給与条例 ○ × ○ ○ ○ ○

そ の 他 の議 案

山科市営住宅改修工事請負契約の締結、指定管理者の指定(保健福祉局関係 5件)、市道路線の認定、市道路線の廃止、損害賠償の額の決定、訴えの提起、当せん金付証票の発売金額

可     決○ ○ ○ ○ ○ ○

市立東山泉小学校新築工事請負契約の締結、公立大学法人京都市立芸術大学中期目標の策定、公立大学法人京都市立芸術大学に承継させる権利 ○ × ○ ○ ○ ○

京都府公安委員会委員の推薦 同     意 ○ ○ ○ ○ ○ ○

人権擁護委員の推薦 2件 可と認める ○ ○ ○ ○ ○ ○

議 員 提 出議 案

「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」の法制化を求める意見書、障害者総合福祉法(仮称)の早期制定を求める意見書、鳥獣被害防止対策の充実を求める意見書、防災会議に女性委員の登用を求める意見書、視覚障がい者からテレビを遠ざけない地上デジタルテレビ放送を求める意見書

可     決[ 意 見 書2・3面参照]

○ ○ ○ ○ ○ ○

円高から中小企業を守る対策を求める意見書 ○ ○ ○ ○ × ○

国民生活の安心と向上を図る各種基金事業等の継続を求める意見書 ○ ○ × ○ ○ ○

災害に強い日本の構築に向けた社会資本整備を求める意見書 ○ × ○ ○ ○ ○

11月定例会で審議した市長提出議案28件、議員提出議案8件の審議結果は、次のとおりです。(○=賛成、×=反対)

自民党=自由民主党京都市会議員団(23人) 共産党=日本共産党京都市会議員団(15人)民主・都=民主・都みらい京都市会議員団(13人) 公明党=公明党京都市会議員団(12人)京都党=地域政党京都党京都市会議員団(4人)   み・無=みんなの党・無所属の会(2人)

■定例会の経過

11月25日 本 会 議会期の決定、議案の提案説明など

11月30日 本 会 議議案の処理、予算特別委員会の設置など

12月 1日 本 会 議 代表質問など

11月30日 12月 2日

9日予 算特別委員会

正副委員長の互選、23年度補正予算の審査など

11月25日 29日12月 5日 6・9日

常任委員会付託された議案や請願の審査など

12月12日 本 会 議 議案や意見書の議決など

1 1 月 市 会 定 例 会

11月定例会は、11月25日から12月12日まで

の18日間開かれ、市長提出議案28件、議員提

出議案8件を審議しました。

市長提出議案のうち、平成23年度一般会計

補正予算など2件については、予算特別委員

会を設置して付託・審査のうえ、原案のとお

り可決しました。

また、特別用途地区(岡崎文化芸術・交流

拠点地区)の区域内における建築物の制限の

緩和に関する条例の制定など議案23件につい

ては、それぞれ担当の常任委員会で審査のう

え、全て原案のとおり可決しました。

さらに、京都府公安委員会委員の推薦など

議案3件についても、原案のとおり可決しま

した。

議員提出議案については、「こころの健康

を守り推進する基本法(仮称)」の法制化を

求める意見書など、8件の議案を原案のとお

り可決しました。

11月定例会で審議した主な議案の概要は次のとおりです。(結果は4面参照)

◆平成23年度一般会計補正予算など2補正

 予算 

 保育所待機児童の解消及び災害復旧事業

に要する経費等を補正するとともに、「平

成23年度における子ども手当の支給等に関

する特別措置法」等の施行に伴い子ども手

当給付費の減額等を行うものです。また、

基金特別会計において、動物園整備基金へ

の積立てに要する経費を補正するものです。

 補正額は、合計で33億8千4百万円(減

額補正)です。

◆京都都市計画(京都国際文化観光都市建

 設計画)特別用途地区(岡崎文化芸術・

 交流拠点地区)の区域内における建築物

 の制限の緩和に関する条例の制定

 平成23年3月に策定された岡崎地域活性

化ビジョンの実現に向けた都市計画制限等

の見直しの一つとして、建築基準法の規定

に基づき、特別用途地区(岡崎文化芸術・

交流拠点地区)の区域内における建築物の

用途に関する制限の緩和に関して必要な事

項を定めることにより、文化芸術活動及び

交流の拠点としての機能の維持増進を図り、

もってにぎわいのある魅力的な市街地の形

成に資することを目的として、条例を制定

するものです。

 この度、本紙は、創刊後60号目を迎えました。

 本紙は、市会の活動状況や仕組み等を広く市

民の皆様に向けて情報発信するために、平成9

年5月に発刊された広報紙であり、年4回(議

員の改選年は特集号を発刊するため年5回)、

それぞれ約65万部を発行しています。本紙は、

市民しんぶん(区版)に挟み込んで市内全世帯

に配布するとともに、区役所など市の主な施設

やコンビニエンスストアにも置いています。ま

た発刊当初から視覚障害者向けに点字版、文字

拡大版、録音版も併せて発行しています。

 これからも分かりやすく見やすい紙面づくり

を心掛けてまいりますので、引き続き御愛読く

ださいますようお願いいたします。

国に対する「『こころの健康を守り推進する基本法(仮称)』の法制化を求める意見書」などを可決

京都市会だよりは創刊60号目を迎えました!

 平成24年2月市会定例会の

日程等をお知らせするチラシ

とポスターを公共施設をはじ

め、各所で配架・掲出します。

京都市会初の試みです!

 間もなく開会される2月定例会では、本会議や委員会において、平成24年度予算の審議・審査が行われます。ここでは、市会において当初予算の審議・審査をどのようにしているのかについて、これまでの例に従って、分かりやすく御紹介します。

1 予算関連議案の提案説明等 市長から予算関連議案が提出されたら、本会議において、市長等から提案趣旨の説明がなされます。それに対し、必要に応じて議員が疑問点を質問し、市長等が答えます。

2 本会議における代表質疑 本会議において、議員が予算に関連して質疑を行い、理事者(市長や副市長など)はそれに対して答弁を行います。予算は、市政の運営に幅広く関わってくることから、質疑の内容も多岐にわたり、見所満載です!

代表質疑の模様は、本会議場での直接傍聴(※1)はもちろんのこと、KBS京都のテレビ中継やインターネット議会中継(※2)でも御覧いただくことができます。

3 予算特別委員会の設置 予算関連議案を詳細に審査するため、予算特別委員会を設置し、同委員会に議案を付託します。

4 予算特別委員会における審査 予算特別委員会では、付託された議案を審査するため、分科会を設けて、局別質疑(局ごとに理事者(局長や部長など)の出席を求めて行う質疑)をした後、委員会として市長総括質疑(市長や副市長などに対して行う総括質疑)を行い、最後に賛成や反対などの結

論を出します。 局別質疑については、モニターテレビによる放映を行っており、市役所本庁舎2階の市会モニター視聴室で御覧いただくことができます(※3)。

また、市長総括質疑については、インターネット議会中継のほか,本会議場における直接傍聴で御覧いただける予定です。

5 予算特別委員会報告 予算特別委員会における審査終了後、委員会での審査結果を議長に報告します。また、本会議で予算特別委員長が審査の経過及び結果を口述します。

6 本会議における討論及び表決 最終本会議において、議員が議案に対する賛成や反対の意見を述べます。その後、直ちに賛成・反対の採決を行い、市会の意思を決定することで、次年度予算の審議は終了します。

※1 本会議場における直接傍聴を希望される場合は、本会議が始まる1時間前から市役所北庁舎1階の受付にて先着順で傍聴券をお渡ししています。

※2 インターネット議会中継は、市会ホームページ(アドレスは1面に記載)から御覧いただけます。

※3 予算特別委員会の局別質疑のモニター視聴を希望される場合は、委員会が始まる1時間前から市役所本庁舎2階の市会受付にて先着順で視聴券をお渡ししています。

〜2月定例会の会議日程について〜

 2月定例会の会議日程は,市会ホームページから確認していただくことができます(アドレスは1面に記載)。

 京都市会では、議会機能の充実・強化及び「開かれた市会」のより一層の推進を図るべく、議員による協議・調整の場として平成 23 年 5 月 30 日に「市会改革推進委員会」を設置して以降、市会改革に向けた様々な議論を精力的に行っています。ここでは、同委員会での協議を経て実施することとなった主な取組内容を御紹介します。

○議員間の平等を図るため、平成 23 年 9 月定例会から非交渉会派(議員が 4人以下の会派)も代表質疑・質問を実施できるようにしました。

○本会議の代表質疑・質問において、傍聴者が質問内容をきちんと把握できるよう、平成 23 年9 月定例会から傍聴者に質疑・質問項目の一覧を配布しています。

○委員会の傍聴希望者を増やすため、委員会における審査内容を事前に市会ホームページで公表しています。

○委員会モニター視聴者に委員会資料をより見ていただきやすくするよう、閲覧用机のみで閲覧可能だった同資料を、モニター画面を視聴しながら、自席で閲覧することができるようにし、部数も増やしました。

市会改革の取組について 平成 24 年度予算の審議・審査について