投稿は〒104・ 8011(住所不要)朝 日新聞

オピニオン面「私の視点」係かSiten@asahi

.6omへ。電子メディアにも収録します。

全国子富頸がんワクチン被害者連絡会

子宮頸がんウクチン 安易な接種の推進やめよ

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東京都杉並区に住む女子中学生

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２　　再開できたものの、２カ月後には

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一予防できるがんのワクチ

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　̈００９年から、全国の女子中高生

一一　を中心に３００万人以上が接種を

．．受けてきた。娘を将来がんにさせ

まいと思

った親もいただろう。だ

がその陰で、

「副作用」と見られ

る症状に悩む子どもが各地に増え

ている。

ヽ

ることを決めた。

私が昨年、日野市議会での

一般

質問をき

っかけにワクチンの副反

応を調べ始めてから、全国に数百

人単位の同じような境遇の方々が

いることが分か

ってきた。

熱が出

たどころの騒ぎではない。歩けな

い、絶えざる全身のけいれん、寝

たきり、話せない……。当事者の

女子中学生に聞くとヽ

「トンカチ

で頭を殴られるみたいな痛み」と

顔をゆがめて訴える。　

　

　

一

接種した医者にこうした実態

へ

の知識は乏しく、説明しても

「怠

け病では？」と心ない診断をする

ヶｌスもあるという“家族は孤立

し、途方にくれている人がほとん

どだ

った。子どもたちの家族や地

方議員、内科医などで３月に立ち

上げた

「全国子宮頸がんワクチン

被害者連絡会」には、報道をき

っ

かけに、今も連日、全国からこう

した相談の電話が続いている。

「一定の副作用が出るのは当た

り前」。接種を推進する人々は言

う。しかし、厚労省発表の重篤症

例

一覧に掲載されている自殺企図

やギランバレー症候群など、

１０代

になったばかりの子どもたちが背

負わさせた現実を本当‐に

確認して

の発言なのかヽ大いに疑問だｏ

ｌ人３回の接種にかける公費は

４万８千円ｏ膨大な予算の財源に

は、年少扶養控除廃止などによる

地方税増収分があてられる。不安

が拡大している以上、接種推進の

実務を担う地方自治体としては、

安易に接種を進めるべきではない

だろう。　　　　　一　一

子どもたちの保護者の多くは、

病院を転々とするなど精神的にも

経済的にも追い詰められでいる。

国は早急に実態を調べて、救済措

置を講じる責任がある。

）　）

留