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市原市 市道整備計画 2018 市原市 市道整備計画 2018

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市原市

市道整備計画      2018

市原市

市道整備計画      2018

はじめに

古くから、人が住み集落ができれば、そこには

必ず道が生まれ、道の広がりとともに人が集まり、

経済が発展し、文化が育まれました。

万葉の時代の先人たちは、道を「美知」と記し

たようです。

本市では、昭和 30 年代に始まった臨海部の埋

め立てにより、国内有数の工業都市へと大きく変

貌を遂げる中、人口増加と経済成長に伴う都市化

の進展に対応するため、道路網の整備を進めてまいりました。

現在は、新規整備と併せて、老朽化する道路施設についても計画的に維持・

保全を図っていく必要があります。

安心・安全で快適な道路環境を構築するため、交通渋滞の解消はもとより、

交通利便性の一層の向上をはじめ、都市防災機能の強化や人口減少・少子高齢

社会に対応するための幹線道路ネットワークの構築などを推進すべく、この度

新たな「市原市市道整備計画」を策定いたしました。

今後はこの計画に基づき、優先整備路線を明確化するとともに、整備箇所の

選択と集中により、効果的な事業展開を推進するなど、本市の目指す将来像の

ひとつである「ひとの活躍と豊かな生活を支える安心・安全なまち」の実現に

全力で取り組んでまいります。

結びに、本計画の策定にあたり、貴重なご意見やご提言をいただきました

すべての皆様に、深く感謝を申し上げます。

2018 年 8 月

市原市長 小出 譲治

目次(計画の構成)

1 計画の概要 ............................................................................................................................................................................1

1-1 計画見直しの背景...............................................................................................................................................1

1-2 計画の目的 .............................................................................................................................................................1

1-3 計画の位置付け ...................................................................................................................................................2

1-4 計画の目標年次 ...................................................................................................................................................2

1-5 計画の対象 .............................................................................................................................................................3

1-6 計画の構成 .............................................................................................................................................................4

2 幹線道路ネットワークの必要性 ................................................................................................................................5

2-1 自動車に依存した都市交通体系 .................................................................................................................5

2-2 経済活動を支える自動車の役割 .................................................................................................................6

2-3 物流交通の活発化...............................................................................................................................................7

2-4 主な幹線道路における交通渋滞の状況 ...................................................................................................8

2-5 都市像の実現に向けた幹線道路整備の方向性 ....................................................................................9

2-6 都市防災の強化 ............................................................................................................................................... 15

2-7 広域的な連携を支える交流機能の強化 ............................................................................................... 17

3 道路を取り巻く状況と既計画の評価 .................................................................................................................. 18

3-1 道路ネットワークの現状 ............................................................................................................................ 18

3-2 道路を取り巻く財政状況 ............................................................................................................................ 19

3-3 既計画による整備状況とその効果......................................................................................................... 21

4 長期未整備都市計画道路の見直し ....................................................................................................................... 27

5 計画策定の方向性 ......................................................................................................................................................... 29

6 将来幹線道路ネットワークのあり方 .................................................................................................................. 31

6-1 基本方針に基づく幹線道路の位置付け ............................................................................................... 31

6-2 将来自動車交通量の推計 ............................................................................................................................ 43

6-3 幹線道路の機能分類(市原市都市計画マスタープランとの整合)..................................... 47

6-4 将来幹線道路ネットワーク計画 ............................................................................................................. 49

7 戦略的な幹線市道整備の進め方 ............................................................................................................................ 51

7-1 幹線市道の整備方針 ...................................................................................................................................... 51

7-2 優先整備路線の明確化 ................................................................................................................................. 52

7-3 事業箇所の選択と集中 ................................................................................................................................. 79

7-4 道路整備費の効率的な運用 ....................................................................................................................... 87

8 成果目標の設定 .............................................................................................................................................................. 88

9 道路交通環境の改善に向けた取組方法 ............................................................................................................. 92

9-1 補助幹線道路や生活道路に関する取り組み ..................................................................................... 92

9-2 道路交通環境の改善に向けた取り組み ............................................................................................... 92

用語解説 ...................................................................................................................................................................................... 94

1

1 計画の概要

1 計画の概要

1-1 計画見直しの背景

市原市市道整備計画(以下「本計画」)は、広大な市域を有する本市において、円

滑な自動車交通の確保による活力あるまちづくりを支えるため、国や県の道路計画を

踏まえ、本市における将来幹線道路ネットワークのあり方と幹線市道整備の進め方を

定めた計画です。

既計画は 2009 年に策定(目標年次:2015 年)し、市民生活の利便性向上や防災力

強化等のため、継続的な幹線市道の整備を進めてきました。また、2013 年 4 月に

は、首都圏中央連絡自動車道(以下「圏央道」)の東金ジャンクション~木更津東イ

ンターチェンジ間が供用開始し、高規格幹線道路ネットワークの構築が進んでいます。

一方、社会経済情勢の変化として、人口減少・少子高齢化、厳しい財政状況ととも

に、高度経済成長期に数多く建設された公共インフラの更新問題などの様々な課題が

顕在化しています。

市原市総合計画の基本理念である、「変革と創造」で新たな未来を切り拓くまちづ

くりを進めるためには、ひとや地域の交流を支える交通利便性の高い幹線道路ネット

ワークの整備等が求められていることから、既計画を見直すものです。

1-2 計画の目的

市原市総合計画が掲げる都市像「夢つなぎ ひときらめく 未来創造都市 いちはら」

の実現に向け、選択と集中による効果的な道路整備事業を展開するため、将来幹線道

路ネットワークのあり方と、戦略的な幹線市道整備の進め方を定めること等を目的と

します。

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

2

1 計画の概要

1-3 計画の位置付け

本計画は、市原市総合計画と連動する個別計画の一つです。また、市原市都市計画

マスタープラン及び市原市立地適正化計画の道路分野に関する分野別計画です。

なお、本計画の策定にあたっては、市原市地域公共交通網形成計画及び市原市地域

防災計画とも連携を図ります。

1-4 計画の目標年次

「将来幹線道路ネットワークのあり方」については、将来のまちづくりに必要とさ

れる中長期的な展望に立ったネットワークとします。

「戦略的な幹線市道整備の進め方」は、市原市総合計画と計画期間の整合を図り、

目標年次を 2026 年度とします。

なお、市原市総合計画や関連する個別計画の改定及び、社会経済情勢の変化に対応

し、計画期間内にあっても適切な見直しを行います。

目標の共通化 施策の連動 反映

市原市総合計画

基本構想 基本計画 実行計画

個別計画

市原市都市計画マスタープラン

市原市立地適正化計画

市原市地域公共交通網形成計画

市原市市道整備計画

連携

連携

道路分野

市原市地域防災計画

■図.1-3-1 計画の位置付け

3

1 計画の概要

1-5 計画の対象

本計画では、国や県が計画している高規格幹線道路や国県道等の上位規格道路と、

この上位規格道路のネットワークを踏まえて本市が整備する幹線市道とを総合的に

勘案し、市域全体の将来幹線道路ネットワークのあり方を検討します。

また、戦略的な幹線市道整備の進め方として、市原市総合計画等における都市像の

実現に向けた整備の方向性を共にし、道路を取り巻く諸課題を考慮した、幹線市道の

整備優先順位の判定(整備プログラム)等について検討します。

上位計画の方

向性を共にし

道路の諸課題

を考慮した、幹

線市道整備の

進め方を検討

上位規格道路と

幹線市道を総合

的に勘案した、

幹線道路ネット

ワークを検討

■図.1-5-1 計画の対象

将来幹線道路ネットワークのあり方 戦略的な幹線市道

整備の進め方

国 道

主 要 地 方 道

一 般 県 道

幹 線 市 道

高規格幹線道路(高速道路)

4

1 計画の概要

1-6 計画の構成

本計画の構成は、以下の通りです。

2 幹線道路ネットワ

ークの必要性

3 道路を取り巻く状況

と既計画の評価

1 計画の概要(背景・目的・位置付け・目標年次)

5 計画策定の方向性

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

8 成果目標の設定

9 道路交通環境の改善に向けた取組方法

4 長期未整備都市計

4 画道路の見直し

5

2 幹線道路ネットワークの必要性

2 幹線道路ネットワークの必要性

2-1 自動車に依存した都市交通体系

本市における代表交通手段の割合は、「自動車」が約62%と最も多い状況にあるととも

に自動車の保有台数も増加傾向を示しており、市民の移動手段は自動車利用が続いていく

ものと考えられ、道路交通の利便性を向上させていく必要があります。

また、バスの割合が約1%と極端に低い状況にありますが、今後の高齢化社会を見据え、

バス利用の促進に資する道路ネットワークの構築が求められています。

■図.2-1-1 交通手段分担率

資料:2008年東京都市圏パーソントリップ調査

■図.2-1-2 自動車の保有台数

資料:市原市統計書

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

10.0% 0.9% 62.1% 2.1% 9.3% 15.4% 0.2%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

市原市

鉄道 バス 自動車 二輪車 自転車 徒歩 その他

20.1 18.8 18.4 17.9 17.6 17.8 17.7 17.6 17.7 18.1 18.4 18.9 19.2

113.9 114.0 114.2 114.3 112.7 111.5 110.4 109.6 109.2 109.3 109.1 108.7 107.6

47.7 50.2 52.4 55.2 57.7 59.9 62.0 63.7 64.9 66.4 68.3 70.4 72.2

181.6 183.0 185.0 187.4 188.0 189.1 190.1 190.8 191.7 193.9 195.9 198.0 199.1

0.0

50.0

100.0

150.0

200.0

250.0

0.0

50.0

100.0

150.0

200.0

250.0

2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015

(千台)

(年)

貨物自動車 乗用自動車 軽自動車

6

2 幹線道路ネットワークの必要性

2-2 経済活動を支える自動車の役割

市原市で従業している就業者数は、県内で6番目に多い 11.5 万人であり、臨海部

企業を中心に多くの通勤交通が発生しています。

また、普段市原市に住んでいる就業者数も多く、本市は工業都市と東京や千葉のベ

ッドタウンとしての性格を併せ持っており、経済活動が活発な状況にあります。

■図.2-2-1 就業人口 資料:2015年国勢調査

このような状況から、通勤目的で流入する自動車交通量は千葉市に続いて多く、ま

た、業務目的で移動する自動車は県内で3番目に多いなど、自動車交通が通勤や産業

活動を支えており、人やモノが滞りなく移動するため、交通渋滞の解消が必要です。

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

千葉市

市原市

成田市

柏市船橋市

木更津市

君津市

松戸市

野田市

佐倉市

茂原市

香取市

銚子市

東金市

市川市

集中量(T

E)

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

160,000

180,000

200,000

千葉市

船橋市

市原市

松戸市

柏市市川市

成田市

野田市

木更津市

旭市茂原市

銚子市

香取市

浦安市

佐倉市

発生集中量(T

E)

資料:2008年東京都市圏パーソントリップ調査

■図.2-2-2 通勤目的の集中量 ■図.2-2-3 業務目的の発生集中量

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

7

2 幹線道路ネットワークの必要性

2-3 物流交通の活発化

全国的な状況として、インターネット等による通信販売の活発化により、宅配便取

扱個数は年々増加傾向にあり、その多くをトラック運送が占めている状況です。今後

も物流を支える幹線道路ネットワークの構築が求められています。

資料:「平成 28年度 宅配便取扱実績について」

国土交通省自動車局貨物課ホームページ

■図.2-3-1 全国の宅配便取扱個数の推移

8

2 幹線道路ネットワークの必要性

2-4 主な幹線道路における交通渋滞の状況

市内の高規格幹線道路や国県道の平日 12 時間交通量(2015 年度調査)は、前回

調査(2010 年度)と比較すると、特に国道 297 号(田尾地先)の交通量が約 1.8

倍となり、圏央道からの交通量の流入が増加しているものと推察します。

その外の路線の交通量は、ほぼ横ばいの状況であり、国道16号や国道297号、(主)

千葉鴨川線等の主要な幹線道路の混雑度は1を越えており、混雑の緩和に向けた幹線

道路ネットワークの構築が必要です。

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

■表.2-4-1 主要道路の交通量一覧

路線名 地 点

2010 年度 2015 年度

平日

(台/12h) 混雑度

平日

(台/12h) 混雑度

東関東自動車道館山線

千葉市境~

市原 IC 33,750 0.80 32,406 0.77

市原 IC~

姉崎袖ケ浦 IC 26,460 0.73 26,312 0.69

首都圏中央連絡自動車道 市原鶴舞 IC~

木更津市境 - - 6,656 1.05

国道 16号 八幡浦 40,297 1.32 32,593 0.56

五井海岸 26,445 1.33 28,762 1.28

国道 297号

(バイパス含む)

田尾 5,157 0.88 9,475 1.25

村上 16,028 0.78 16,798 0.94

国道 409号 栢橋 6,724 1.13 4,691 0.67

宿 4,463 0.73 4,790 0.63

(主)市原茂原線 海保 4,194 0.45 4,492 0.57

磯ヶ谷 7,985 1.29 8,590 1.08

(主)千葉茂原線 草刈 14,079 1.60 12,274 1.23

(主)五井本納線 加茂 12,064 0.92 12,035 1.07

(主)千葉鴨川線

五井 8,777 0.90 9,045 0.83

姉崎 9,179 0.95 9,740 1.20

迎田 17,016 0.42 15,002 0.35

(主)大多喜君津線 石神 1,584 0.28 1,361 0.30

(主)市原天津小湊線 下矢田 4,292 0.50 4,317 0.45

※黄色の網掛け:混雑度が1以上 資料:平成 27年度道路・街路交通情勢調査 1 資料:一般交通量調査集計表(2017年 3月 千葉県県土整備部)

≪混雑度の評価≫ 混雑度が1を越えると昼間12時間のうち道路が混雑する可能性のある時間帯が1~2時間(ピーク時間)ある。1.25 を越えるとピーク時間はもとより、ピーク時間を中心として混雑する時間帯が加速度的に増加する可能性の高い状態。

9

2 幹線道路ネットワークの必要性

2-5 都市像の実現に向けた幹線道路整備の方向性

本市が目指す都市像の実現に向けて、広域的な観点から国・県の道路整備に係る計画を

把握するとともに、上位・関連計画における目標や道路整備の方向性等を整理します。

(1) 国・県の道路計画

第4次社会資本整備重点計画(2015年9月18日 閣議決定)

(道路整備に係る重点施策)

・地域において安全で快適な移動を実現するため、通勤や病院等の日常の暮らしを支え

る生活圏の中心部につながる道路網や、救急活動に不可欠な道路網の整備を推進する

とともに、隘路の解消を図るため現道拡幅及びバイパス整備等を推進

・道路ネットワークによる地域・拠点の連携確保

・三大都市圏環状道路や空港港湾へのアクセス道路等の整備とその進展に合わせた、大

型車誘導区間の充実や通行支障区間の計画的な解消等により、効率的な物流ネットワ

ークを強化

千葉県総合計画(2017年10月 千葉県)

(交流を支える道路ネットワークの整備・有効活用)

・高規格幹線道路等の整備促進

・国道及び県道のバイパス・現道拡幅の

整備推進

・観光地へのアクセスを強化する道路の

整備推進

・アクアラインの料金引下げの継続

■図.2-5-1 千葉県道路網図

資料:千葉県総合計画(2017年 10月 千葉県)

高規格幹線道路等(供用済)

高規格幹線道路

地域高規格道路(供用済)

地域高規格道路

国道

10

2 幹線道路ネットワークの必要性

(2) 市原市総合計画

【基本理念】 「変革と創造」で新たな未来を切り拓くまちづくり

【都市像】 夢つなぎ ひときらめく 未来創造都市 いちはら

【2026年のいちはらの姿】 ひとの活躍と豊かな生活を支える安心・安全なまちへ

【道路施策の方向性】 住み続けたくなるまち(コンパクト・プラス・ネット

ワークの推進、主要な道路の整備・維持)

安心・安全なまち(交通安全と防犯力の強化)

【実現に向けた道路整備の方向性】

公共交通ネットワークの土台となる主要な道路が整備され、ひとや地域の交流を

支えるため、八幡椎津線(平成通り)など、地域をつなぐ主要な幹線道路の整備

を推進します。

交通需要を踏まえ、早期に効果を発現させる戦略的な道路整備を推進します。

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

■図.2-5-2 都市構造図

資料:市原市総合計画

11

2 幹線道路ネットワークの必要性

(3) 市原市都市計画マスタープラン

【まちづくりの目標】 都市の賑わい・交流、市民が安心できる生活の実現に

向けた持続可能なまちづくり

【目指すべき将来都市構造】 コンパクト・プラス・ネットワーク

【交通体系の整備方針】 コンパクト・プラス・ネットワークを実現する交通ネット

ワークの構築

【実現に向けた道路整備の方向性】

コンパクトシティを形成するためには、拠点間を結ぶネットワークはもと

より、都市全体としての機能の向上が必要不可欠であることから、交通利

便性の向上に資する道路ネットワークの構築を図ります。

都市計画道路八幡椎津線(平成通り)は、地域の発展や災害時の対応の強化に

資することから、最重要路線として整備に取り組みます。

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

■図.2-5-3 将来都市構造

資料:市原市都市計画マスタープラン

12

2 幹線道路ネットワークの必要性

市原鶴舞 IC

茂原長南 IC

(仮称)

茂原長柄SIC

茂原北 IC

大木戸 IC

板倉 IC

誉田 IC

桂 IC

市原 IC

姉崎袖ケ浦 IC

蘇我 IC

インターチェンジ

凡 例

道路種別

高規格幹線道路

主要地方道

県道

市道(※)

国道

ルート

※ (太線)都市間幹線、地区幹線  (細線)補助幹線

《 軸 》

《土地利用》

《拠 点》

■図.2-5-4 道路体系イメージ図

資料:市原市都市計画マスタープラン

13

2 幹線道路ネットワークの必要性

(4) 市原市立地適正化計画

【立地適正化により実現すべき目標】

JR3駅周辺の活性化のため、鉄道駅を中心に若者・子育て世代をターゲット

として拠点性を向上させる

【実現に向けた道路整備の方向性】

JR3 駅(五井駅、八幡宿駅、姉ケ崎駅)を、鉄道とバスの交通結節点とし

てより充実させるため、3 駅を結ぶ道路ネットワークとして八幡椎津線(平

成通り)の整備を推進します。

交通結節点の強化による姉ケ崎駅利用を促進するため、姉崎海岸椎津台線

の整備を推進し、道路ネットワークの向上を図ります。

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

■図.2-5-5 コンパクト・プラス・ネットワークのまちづくりのイメージ

資料:市原市立地適正化計画

14

2 幹線道路ネットワークの必要性

(5) 市原市地域公共交通網形成計画

【基本理念】 ひととまち、未来をつなぐ持続可能な公共交通ネットワークの確立

【実現に向けた道路整備の方向性】

広域的な公共交通ネットワークの機能強化を図るため、都市間道路ネット

ワークの機能を強化します。

公共交通の利便性向上による利用促進を図るため、渋滞緩和対策を促進します。

■図.2-5-6 公共交通ネットワークイメージ図

資料:市原市地域公共交通網形成計画

15

2 幹線道路ネットワークの必要性

2-6 都市防災の強化

2011 年 3 月に発生した東日本大震災は、過去最大のマグニチュード 9.0 という

巨大な地震とそれによる津波に加え、原子力発電施設の事故も伴い、広域にわたって

大規模な被害が発生するという未曾有の複合災害となりました。

本市でも、石油コンビナート等特別防災区域内に

おける液化石油ガスタンクの火災爆発により、本市

臨海部を縦断する国道 16 号(緊急輸送道路)が通

行止めとなったため、多くの自動車が市街地内に流

入し、人々の避難や救援活動などに大きな混乱を招

いたことから、都市防災を強化する幹線道路ネット

ワークの必要性が浮き彫りとなりました。

〔市原市地域防災計画(平成 27 年 3 月一部修正)〕

【道路の役割】 道路は、防火帯としての役割のほか、各種防災対策活動に重要

な影響を及ぼすので、これらの事情を配慮した都市計画道路の

整備を促進する。

◇ 重点的に整備する都市計画道路:八幡椎津線、八幡草刈線、青柳海保線、草刈西広線

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

16

2 幹線道路ネットワークの必要性

■図.2-6-1 緊急輸送道路及び緊急輸送道路を補完する道路

資料:市原市地域防災計画(平成 27年 3月一部修正)〔資料編〕

17

2 幹線道路ネットワークの必要性

2-7 広域的な連携を支える交流機能の強化

本市には、東関東自動車道館山線(以下「館山道」)に2箇所と圏央道に1箇所のイン

ターチェンジが設置されており、圏央道が全線開通した際には、首都圏の高規格幹線道路

ネットワークが構築され、利便性が更に高まることが予想されます。

また、本格的な少子高齢・人口減少社会を迎えるにあたり、将来にわたって本市が発展・

維持していくためには、市域を超える広域的な連携で、人口・産業・文化などの好循環を

生み出すことが重要です。

このような中、全国的な状況として高速道路網の充実に伴い高速乗合バスの利用が増加

しており、本市においても、高速バス系統が増え利用者が増加傾向を示していることから、

インターチェンジへのアクセス強化による交通利便性の向上が求められています。

5000

5500

6000

6500

7000

7500

8000

8500

9000

9500

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0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014

高速道路延長(㎞)

折線グラフ

年間輸送人員(千人)

棒グラフ

輸送人員 道路延長

■図.2-7-1 高速乗合バスの運行状況(全国)

資料:市原市都市部交通政策課提供

■図.2-7-2 市原市の高速バスの利用状況

資料:高速バスの運行状況 国土交通省 自動車交通局 旅客課ホームページ

18

3 道路を取り巻く状況と既計画の評価

3 道路を取り巻く状況と既計画の評価

3-1 道路ネットワークの現状

本市の道路は、国土交通省や千葉県等が管理する、高規格幹線道路 2 路線(館山道、

圏央道)及び国道 3 路線(16 号、297 号、409 号)、主要地方道 7 路線、一般県

道 24 路線があり、これに本市が管理する市道 6,379 路線を加えた 6,415 路線、

実延長約 2,309kmによって、道路ネットワークを構築しています。

2017年 4月 1日現在

道路種別 路線数 実延長(m) 構成比(%)

高規格幹線道路 2 26,300 1.1

国 道 3 64,720 2.8

主 要 地 方 道 7 93,062 4.0

一 般 県 道 24 96,340 4.2

市 道 6,379 2,028,646 87.9

合 計 6,415 2,309,068 -

既計画策定時からの道路ネットワークの変化として、高規格幹線道路は館山道の 1

路線から、2013 年 4 月に圏央道が供用し 2 路線となり、本市のポテンシャルを活

かす高規格幹線道路ネットワークの強化が図られています。

また、幹線市道(1 級及び 2 級市道)の実延長は、道路整備事業や土地区画整理事

業等により、1 級市道が約 6km、2 級市道が約 2km増加しています。

項目

道路種別

2009年 4月 1日現在 2017年 4月 1日現在 実延長の

増減(m) 路 線 数 実延長(m) 路 線 数 実延長(m)

高規格幹線道路 1 18,300 2 26,300 8,000

国 道 3 64,128 3 64,720 592

主 要 地 方 道 7 93,410 7 93,062 ▲ 348

一 般 県 道 24 98,168 24 96,340 ▲ 1,828

市 道

(1級※3-1-1)

(2級※3-1-2)

(その他)

5,645

( 60)

( 81)

(5,504)

2,025,336

( 144,492)

( 116,750)

(1,764,094)

6,379

( 61)

( 82)

(6,236)

2,028,646

( 150,488)

( 119,089)

(1,759,069)

3,310

(▲5,996)

(▲2,339)

(▲5,025)

合 計 5,680 2,299,342 6,415 2,309,068 9,726

※3-1-1)1 級市道とは、市道の中でも市内各地域間を結ぶ主要な幹線道路を指す。

※3-1-2)2 級市道とは、1 級市道を補完する市道であって地区間を結ぶ幹線道路を指す。

■表.3-1-1 道路ネットワークの現況

■表.3-1-2 道路ネットワークの推移

19

3 道路を取り巻く状況と既計画の評価

3-2 道路を取り巻く財政状況

(1) 歳出決算額の推移

2016 年度の一般会計歳出決算額約 890 億円のうち、福祉関連の経費である民生

費が約 377 億円(構成比 42.3%)を占めており年々大幅に増加している一方、道

路整備等の土木事業に用いる土木費の決算額は約 85 億円(構成比 9.5%)と減少傾

向を続けています。

このような厳しい状況を考慮して、真に必要とする道路事業に投資を重点化する

「選択と集中」の考え方を徹底する必要があります。

資料:2016年度決算の概要 市原市

2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

■図.3-2-1 決算額の推移(目的別)

20

3 道路を取り巻く状況と既計画の評価

(2) 道路整備費と維持管理費の推移

本市の発展にあわせてこれまで整備してきた道路施設は、今後、施設の老朽化が進

み、一斉に大規模修繕や更新の時期を迎えるため、一時的に大きな財政負担が生じる

ことが予想されています。そこで、従来の「壊れてから直す」対症療法型から、「損

傷が大きくなる前に対策を行う」予防保全型の維持管理への転換を進めています。

特に、「市原市橋梁長寿命化修繕計画(2013 年 1 月)」による計画的な橋梁の修

繕等を要因として、2013 年度以降は維持管理費が増加傾向を示し、更には道路整備

費を維持管理費が上回り、今後は益々、費用対効果の高い整備が求められています。

資料:主要な施策の成果及び予算執行の実績報告書

(3) 道路整備における特定財源の確保

道路整備費の決算額における特定財源の構成比は、最近 3 箇年では 50%を超えて

おり、事業実施のためには特定財源を効率的に確保していく必要があります。

資料:主要な施策の成果及び予算執行の実績報告書

10.9

17.9

13.9 13.6

18.7

14.5

7.8

9.9

7.1 7.4

11.2 12.211.2 11.2 10.9

9.3

10.6

13.6

15.1

13.5

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

(億円)

道路整備費 維持管理費

■図.3-2-2 道路整備費と維持管理費の決算額推移

■図.3-2-3 道路整備費における財源構成比の推移

21

3 道路を取り巻く状況と既計画の評価

3-3 既計画による整備状況とその効果

(1) 整備状況

既計画の整備プログラムによる短期整備路線(対象期間:2009 年度~2015 年

度)のうち、(都)八幡椎津線(平田第1工区)、八幡草刈線(八幡)、島野椎津線(青柳)、

市道 110 号線(片又木・不入斗間)等が供用開始し一定の成果が現れています。

一方で、用地取得の難航や道路整備予算の縮減等により、一部の路線では整備が遅

れている状況にあります。

■表.3-3-1 既計画の整備プログラムによる整備状況

2018年 3月 31日現在

路線名 区 間 整備状況

市道 13号線

市道 6001号線~(一)南総昭和線 未着手

(一)南総昭和線交差点 事業実施中

(一)南総昭和線~市道 6402号線 未着手

市道 6119号線~国道 409号 未着手

市道 110号線 (都)八幡椎津線~市道 232号線 未着手

市道 1222号線~(一)南総姉崎線 2015 年 3 月供用開始(22頁写真)

(都)八幡草刈線

(都)八幡椎津線~(一)八幡菊間線 2014 年 4 月供用開始

(主)千葉茂原線~ちはら台区画整理界

事業実施中

※暫定措置として、草刈交差点の

改良工事を実施し、2017年 8

月に供用開始

(都)八幡椎津線

(都)八幡草刈線~(都)八幡宿駅東口線 事業実施中(区画整理事業)

(都)五井駅東口線~国道 297号 BP

平田第 1 工区 2013 年 6 月供用

開始(22頁写真)

平田第 2工区 事業実施中

(都)青柳海保線~(主)市原茂原線 事業実施中

(都)青柳海保線 (主)千葉鴨川線~(都)八幡椎津線 事業実施中

(都)姉崎海岸椎

津台線 国道 16号~(都)姉崎君塚線 事業実施中

(都)押沼安須線

(主)五井本納線~(主)千葉茂原線 事業実施中

(主)千葉茂原線~うるいど区画整理界 未着手

うるいど区画整理内 整備済(区画整理事業)

うるいど区画整理境~市道 27号線 未着手

(都)潤井戸南線 (都)草刈西広線~(都)押沼安須線 整備済(区画整理事業)

(都)島野椎津線 (主)千葉鴨川線~(都)青柳海保線 2015 年 12 月供用開始

(主):主要地方道、(一):一般県道、(都):都市計画道路

22

3 道路を取り巻く状況と既計画の評価

2015 年 3 月供用開始

2013 年 6 月供用開始

■図.3-3-1 市道 110号線(不入斗工区)

■図.3-3-2 八幡椎津線(平田第1工区)

23

3 道路を取り巻く状況と既計画の評価

(2) 整備効果

既計画では、整備効果を検証する方法として、改訂市原市総合計画の道路整備に係

るアウトカム指標「市内を車で移動するときにスムーズだと感じる人の割合」を設定

しています。

達成状況は、目標値の 60.0%に対して実績値は 58.8%と、目標値にはわずかに

届かなかったものの基準値の 40.4%から大きく改善しています。これは、圏央道や

幹線市道等の供用開始による交通量の分散や、交差点改良による交通渋滞の緩和等の

効果によるものと考えられます。

■表.3-3-2 整備効果のまとめ(詳細は次頁以降参照)

路線・交差点名 整備効果

◆圏央道(東金 JCT~木更津東 IC)

[事業主体:国土交通省、ネクスコ東日本]

■高規格幹線道路ネットワークの機

能強化

①市道 110 号線(片又木・不入斗間) ■「帝京大学ちば総合医療センター」

への救急搬送時間の短縮

②(都)八幡草刈線(八幡) ■市原スポレクパーク等へのアクセ

ス向上と歩行空間の充実

③(都)島野椎津線(青柳) ■交通の円滑化と歩行空間の充実

④ 交 差 点

改良

1 山倉坂下交差点(市道40

号線×国道 297 号)

■交通渋滞の緩和と交通事故の抑制

2 草刈交差点(市道 3587

号線×(主)千葉茂原線)

◆郡本交差点(国道 297 号×

(主)五井本納線)2009 年度施工

◆米沢交差点(国道 297 号×

国道 409 号)2012 年度施工

[事業主体:千葉県]

市内を車で移動するときにスムーズだと感じる人の割合

40.4%(基準値:2004 年)

58.8%(実績値:2015 年)

60.0%(目標値: 〃 )

24

3 道路を取り巻く状況と既計画の評価

① 市道 110 号線(片又木・不入斗間)

・ 光風台・有秋台方面と五井・八幡方面を連絡する代替ルートの確保により、姉

ケ崎駅周辺市街地の渋滞が緩和されています。

・ 緊急輸送道路を補完する道路として、災害直後からの避難や救助、物資供給等

の応急活動に資する道路となっています。

・ 帝京大学ちば総合医療センターと光風台方面(立野交差点)との連絡は、当該

道路が整備できる前の想定経路は 7.2 ㎞、所要時間は 11 分であるのに対し、

整備後の経路は 4.7 ㎞になり、所要時間が約4分短縮、距離が 2.5km 短縮し

ています。

・ このように、「帝京大学ちば総合医療センター」へのアクセス性が向上し、救急

車両の搬送時間が短縮しており、2017 年 4 月には三次救急医療を提供する救

命救急センターに指定され、更に重要な役割を担う道路となっています。

② (都)八幡草刈線(八幡)

・ 市原スポレクパークや周辺の学校など、公共公益施設へのアクセスが向上する

とともに、安心・安全な歩行空間を確保しています。

・ 緊急輸送道路を補完する道路として、災害直後からの避難や救助、物資供給等

の応急活動に資する道路です。

・ 2019 年度中の全面開校を目指している、千葉県消防学校・防災研修センター

へのアクセス性も期待されています。

帝京大学ちば総合医療センター

~光風台方面の整備前の経路(想

定)所要時間 11 分

帝京大学ちば総合医療センター

~光風台方面の整備後の経路(想

定)所要時間 7 分(4分短縮)

■図.3-3-3 市道 110号線(片又木・不入斗間)の整備効果

25

3 道路を取り巻く状況と既計画の評価

③ (都)島野椎津線(青柳)

・ (主)千葉鴨川線のクランク形状が直線で結ばれたことにより、交通が円滑化し、

交差点での渋滞が解消されました。

・ 新たに歩道を整備したことにより、安心・安全な歩行空間が確保されました。

・ 現在、事業を進めている(都)青柳海保線の立体交差部分が完成すると、(都)八幡

椎津線(平成通り)と国道 16 号がネットワークで結ばれ、交通利便性の向上

とともに、災害時における防災力の強化を図ることができます。

《整備前》 《整備後》

④ 交差点改良

④-1 山倉坂下交差点(市道 40 号線×国道 297 号)

・ 市道40号線から国道297号へ右折する車両が多く、通勤時間帯に最大で200

m以上の渋滞が発生していましたが、右折レーンの設置により直進車の通行が

スムーズになり、交通渋滞が解消されました。

■図.3-3-4 (都)八幡草刈線(八幡)整備箇所

■図.3-3-5 (都)島野椎津線(青柳)の整備効果

26

3 道路を取り巻く状況と既計画の評価

・ この渋滞の解消により、市道 40 号線の交通量が3%増加し、交通量の分散が

図られています。

④-2 草刈交差点(市道 3587 号線×主要地方道千葉茂原線)

・ 市道 3587 号線から(主)千葉茂原線に右折する車両により、通勤時間帯に最大

で 330mの渋滞が発生していましたが、現在では最大 160m程度に交通渋滞

が緩和されています。

・ また、右折レーン設置前後で朝 7 時台の交通量が 36%増加しており、渋滞解

消によって、交通量の分散が図られています。

■図.3-3-7 交差点改良の整備効果(草刈交差点)

■図.3-3-6 交差点改良の整備効果(山倉坂下交差点)

27

4 長期未整備都市計画道路の見直し

4 長期未整備都市計画道路の見直し

本市の都市計画道路は 2017 年 3 月末現在で、72 路線、総延長 222.3km が都

市計画決定されており、これまで、市街地の拡大や人口増加に伴う自動車交通量の増

加を前提として都市計画決定され整備を進めてきましたが、人口減少社会の到来など、

計画当初に前提としていた状況に大きな変化が見られます。

このような中、一定の建築制限を課したまま長期にわたり未整備となっている都市

計画道路の見直しを行っています。

この都市計画道路の見直しは、2010 年 3 月に千葉県が策定した「千葉県都市計

画道路見直しガイドライン」に基づいて、以下の手順で検討しています。

■表.4-1 見直しの流れ

手順 見直し内容

【第一段階】

見直し対象路線

の選定

・全ての都市計画道路を対象として(72路線、総延長 222.3㎞)、

以下の指標により、見直しの対象とする路線の抽出作業を行う。

①未整備区間を含む路線を見直し対象路線とする。

②自動車専用道路は見直しの対象としない。

【第二段階】

見直し対象路線

の評価と存続、

要検討、廃止候

補路線・区間の

選定

(1次評価)

以下の指標により評価を行う。

a.見直し対象路線・区間の機能(必要性)の評価

b.代替可能性の評価

c.土地利用等の制約条件等

(2次評価)

当該路線・区間にかかる地域において、考慮すべき事情などにつ

いて検討し、評価を行う。

【第三段階】

廃止、変更候補

路線・区間の検

証と見直し方向

の検討

①第二段階での評価結果を反映させた幹線道路網を設定し、将来

交通量推計を行い、見直しの方向性が周辺道路交通に影響しな

いことを確認する。

②上記結果を踏まえ、長期未整備都市計画道路の「存続・変更・

廃止」の評価を行う。

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

見直しの結果、廃止予定の道路延長は約 21km あり、総延長の約 9%に相当して

います。

このことから、長期未整備都市計画道路の見直しにより廃止予定の路線・区間を考

慮した、幹線道路ネットワークの構築が必要となっています。

28

4 長期未整備都市計画道路の見直し

■表.4-2 本計画に関連する廃止予定都市計画道路一覧

名 称 区 間 廃止予定延長

押沼安須線 市道 27号線 ~ 市道 13号線 7,580m

姉崎海岸椎津台線 県道袖ケ浦姉崎停車場線 ~ (都)八幡椎津線 780m

君塚小田部線 市道 114号線 ~ (都)押沼安須線 2,210m

北国分寺台村上線 (都)五井駅東口線 ~ 国道 297号バイパス 880m

押沼瀬又線 県道日吉誉田停車場線 ~ 千葉市境 1,900m

高倉線 千葉市境 ~ 主要地方道五井本納線 580m

押沼安須線

君塚小田部線

姉崎海岸椎津台線

北国分寺台村上線

押沼瀬又線

高倉線

■図.4-1 本計画に関連する廃止予定都市計画道路位置図

29

5 計画策定の方向性

5 計画策定の方向性

幹線道路ネットワーク整備の必要性や道路を取り巻く状況等の課題及び、長期未整

備路線の見直しへの対応等を踏まえて、本計画策定の方向性を以下のとおりとします。

道路を取り巻く課題(まとめ)

自動車交通に依存している本市においては、市民生活や経済活動に伴うひと・モ

ノの移動を支える道路の果たす役割は大きいものの、市街地を中心に主要な幹線

道路で交通渋滞が発生していることから、更なる円滑な交通の確保に向けた幹線

道路整備が求められています。

本格的な人口減少・少子高齢社会を迎えるにあたり、持続可能なコンパクト・プ

ラス・ネットワークのまちづくりを形成していくためには、拠点や地域間の連絡

を強化するとともに交通利便性の向上に資する幹線道路ネットワークの構築が

求められています。

市域を超える広域的な連携で、人口・産業・文化などの好循環を生み出すため、

高速道路インターチェンジへのアクセス強化が求められています。

東日本大震災の教訓から、いつ起きるか分からない首都直下地震をはじめとする

大規模災害に備えるため、「緊急輸送道路を補完する道路」のネットワーク形成

に寄与する路線の整備が急務となっています。

予防保全型による道路ストックの適切な維持管理の必要性により、道路整備費を

維持費が上回っていることや厳しい財政見通し等から、特定財源の確保を図ると

ともに、整備効果の高い事業に投資を集中させる「選択と集中」を徹底する必要

があります。

長期未整備都市計画道路の見直しにより廃止予定の路線・区間を考慮した、幹線

道路ネットワークの構築が必要となっています。

《戦略的な幹線市道整備の進め方》

整備方針1 優先整備路線の明確化 整備方針2 事業箇所の選択と集中

整備方針3 道路整備費の効率的な運用

《将来幹線道路ネットワークのあり方》

基本方針1 拠点や地域間の連絡を強化し、ひとや地域の交流を支えるネット

ワークの構築

基本方針2 防災力を強化し、安心・安全なまちを支えるネットワークの構築

基本方針3 ICアクセスを強化し、広域連携を支えるネットワークの構築

30

5 計画策定の方向性

表.5-1 計画策定の流れ

基本方針に基づく幹線道路の位置付け(定性評価)

・国や県の道路計画を踏まえ

た幹線道路ネットワーク

・長期未整備都市計画道路の

見直し等を考慮した幹線道

路ネットワーク

高 規 格 幹 線 道 路

国 道

主 要 地 方 道

一 般 県 道

幹 線 市 道

ICアクセスの強化

防災力の強化

拠点間の連絡強化

将来幹線道路ネットワークの設定

各項目の反映と見直し(総合評価)

成果目標の設定

将来自動車交通量の推計 (定量評価)

□人口ビジョン等を踏まえた将来

人口フレームの設定

□道路機能に応じた基準値の設定

□需給バランス(交通容量と交通

量)の確認

幹線道路の機能分類 (都市計画マスタープランとの整合)

広 域 幹 線 道 路

都 市 間 幹 線 道 路

地 区 幹 線 道 路

補 助 幹 線 道 路

整備箇所の選択と集中 〔事業箇所の決定〕

整備プログラムの設定

道路整備費の効率的な運用 〔PDCA サイクルによる計画の進行管理〕

優先整備路線 長期整備路線

優先整備路線の明確化 〔定量的な評価による優先順位付け〕

将来幹線道路ネットワークへのフィードバック(次回策定時検討対象)

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

31

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

6-1 基本方針に基づく幹線道路の位置付け

(1) 上位規格道路の配置状況

幹線道路ネットワークを構成する路線として、高規格幹線道路や国県道等の上位規

格道路の配置状況は以下のとおりです。

■表.6-1-1 上位規格道路の位置付け一覧

道路種別 道路機能 道路名

高規格幹線道路 高水準の規格を備えて全国的な

ネットワークを構成し、広域連携

に資する道路

①館山道

②圏央道

国道 高規格幹線道路とのアクセス機

能とともに県内の主要都市と本

市を結ぶ道路

①国道 16号

②国道 297号(市原バイパス含む)

③国道 409号

主要地方道 県内各都市と本市を結ぶととも

に市内の主要な地域間交通を受

け持つ道路

①市原茂原線

②千葉茂原線

③五井本納線

④千葉鴨川線

⑤大多喜君津線

⑥生実本納線(千葉外房有料道路)

⑦市原天津小湊線

一般県道 国道や主要地方道を補完し、市内

の地域間交通を受け持つ道路

①八幡菊間線、②日吉誉田停車場線、

③誉田停車場潤井戸線、④土気停車場

金剛地線、⑤茂原五井線、⑥五井山倉

線、⑦五井町田線、⑧南総昭和線、⑨

南総姉崎線、⑩南総一宮線、⑪加茂木

更津線、⑫鶴舞馬来田停車場線、⑬南

総馬来田線、⑭加茂長南線、⑮大多喜

里見線、⑯南総月出線、⑰八幡宿停車

場線、⑱五井停車場線、⑲牛久停車場

線、⑳市原埠頭線、㉑鶴舞牛久線、㉒

袖ケ浦姉崎停車場線、㉓犬成海士有木

線、㉔上高根北袖線

※表の文字色は、図.6-1-1中の線と数字の色を指す。

また、高規格幹線道路や地域高規格道路として、現在構想中の路線が3路線(東京

湾岸道路、第二東京湾岸道路、千葉環状道路)ありますが、将来の幹線道路ネットワ

ークに及ぼす影響が大きいため、国や県において具体的な整備計画が決定した後に、

位置付けを行います。

32

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

■図.6-1-1 上位規格道路配置図

若宮

五井駅

周辺

八幡宿

駅周辺

姉ケ崎

駅周辺

ちはら台

駅周辺

上総牛久

駅周辺

市原鶴

舞IC

市原IC

姉崎袖

ケ浦IC

辰巳台

光風台

うるい

ど南

君津市

大多喜町

中心都市拠点

IC

IC

IC

木更津市

長南町

袖ケ浦市

茂原市

IC

長柄町

SIC

IC

IC

IC

IC

IC

IC 千葉市

有秋台

市役所

周辺

【上位計画による拠点】

広域交流拠点

行政文化拠点

都市拠点

地域拠点

生活拠点Ⅰ

生活拠点Ⅱ

IC周辺拠点

【道路種別】

高規格幹線道路

国道

主要地方道

一般県道

33

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

(2) 基本方針に基づく幹線市道の設定

「5 計画策定の方向性」で示した将来幹線道路ネットワークのあり方に関する基

本方針や上位規格道路の配置状況を踏まえるとともに、これまで整備してきた道路を

有効活用して、以下のとおり幹線市道を設定します。

また、設定する幹線市道は、将来自動車交通量の推計などの総合的な検討を行った

うえで決定しています。

◇基本方針1

拠点や地域間の連絡を強化し、ひとや地域の交流を支えるネットワークの構築

対象路線 路線の位置付け

[都市計画道路]

◇ 古市場町田線

◇ 五井駅東口線

◇ 八幡椎津線

◇ 草刈西広線

◇ 押沼安須線

◇ 姉崎海岸椎津台線

◇ 市原辰巳台線

◇ 八幡新田線

◇ 古市場山木線

◇ 押沼瀬又線

◇ 川岸西広線

・ 八幡宿駅周辺(都市拠点)と五井駅・市役所周辺(中心都

市拠点)を結ぶ道路

・ 五井駅周辺(広域交流拠点)と市役所周辺(行政文化拠点)

を結び、中心都市拠点の骨格となる道路

・ 五井駅・市役所周辺(中心都市拠点)、八幡宿駅周辺(都市

拠点)、姉ケ崎駅周辺(都市拠点)の JR3駅周辺の拠点を相

互に結ぶとともに、千葉市街地と袖ケ浦市街地にも連絡す

る道路

・ ちはら台駅周辺(地域拠点)と辰巳台・うるいど南周辺(生

活拠点Ⅰ)及び、市役所周辺(行政文化拠点)を結ぶとと

もに、千葉市街地にも連絡する道路

・ ちはら台駅周辺(地域拠点)とうるいど南周辺(生活拠点

Ⅰ)を結ぶとともに、千葉市街地にも連絡する道路

・ 姉ケ崎駅周辺(都市拠点)の東西軸を形成する道路

・ 八幡宿駅周辺(都市拠点)、若宮(生活拠点Ⅱ)、辰巳台・

うるいど南周辺(生活拠点Ⅰ)を結ぶ道路

・ 八幡宿駅周辺(都市拠点)と五井駅周辺(広域交流拠点)

を結ぶ道路

・ 若宮周辺(生活拠点Ⅱ)と千葉市街地を結ぶ道路

・ ちはら台駅周辺(地域拠点)と千葉市街地を結ぶ道路

・ 五井駅周辺(広域交流拠点)と市役所周辺(行政文化拠点)

を結び、中心都市拠点の骨格を形成する道路

本市が目指す「コンパクト・プラス・ネットワーク」のまちづくりを進めるため、

拠点や地域間を結ぶ路線や主要な幹線道路の渋滞緩和に向けた幹線道路ネットワ

ークの強化を図る路線を設定します。

34

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

対象路線 路線の位置付け

[都市計画道路]

◇ 姉崎君塚線

◇ 八幡草刈線

[都市計画道路以外]

◇ 市道 13号線

◇ 市道 27号線

◇ 市道 45号線

◇ 市道 110号線

◇ 市道 112号線

◇ うぐいすライン

・ 姉ケ崎駅周辺(都市拠点)と五井駅周辺(広域交流拠点)

を結ぶ道路

・ 八幡宿駅周辺(都市拠点)と若宮周辺(生活拠点Ⅱ)及び、

ちはら台駅周辺(地域拠点)を結ぶ道路

・ 光風台周辺(生活拠点Ⅱ)と上総牛久駅周辺(地域拠点)

を結ぶ道路

・ 辰巳台周辺(生活拠点Ⅰ)とうるいど南周辺(生活拠点Ⅰ)

を結ぶ道路

・ 八幡宿駅周辺(都市拠点)と若宮周辺(生活拠点Ⅱ)を結

ぶ道路

・ 姉ケ崎駅周辺(都市拠点)と有秋台周辺(生活拠点Ⅱ)を

結ぶ道路

・ 市役所周辺(行政文化拠点)と光風台周辺(生活拠点Ⅱ)

を結ぶ道路

・ うるいど南周辺(生活拠点Ⅰ)と上総牛久駅周辺(地域拠

点)を結ぶ道路

35

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

■図.6-1-2 基本方針1に基づく道路位置図

【上位計画による拠点】

広域交流拠点

行政文化拠点

都市拠点

地域拠点

生活拠点Ⅰ

生活拠点Ⅱ

IC周辺拠点

【道路種別】

高規格幹線道路

国道

主要地方道

一般県道

幹線市道

中心都市拠点

古市場町田線

五井駅東口線

八幡椎津線

草刈西広線

押沼安須線

市原辰巳台線

八幡新田線

押沼瀬又線

川岸西広線

姉崎君塚線

八幡草刈線

市道13号線

市道110号線市道112号線

うぐいすライン

古市場山木線

姉崎海岸椎津台線

市道27号線

市道45号線

36

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

◇基本方針2

防災力を強化し、安心・安全なまちを支えるネットワークの構築

対象路線 路線の位置付け

[都市計画道路]

◇ 古市場町田線

◇ 五井駅東口線

◇ 八幡椎津線

◇ 青柳海保線

◇ 草刈西広線

◇ 押沼安須線

◇ 姉崎海岸椎津台線

◇ 市原辰巳台線

◇ 八幡新田線

◇ 君塚小田部線

◇ 押沼瀬又線

◇ 川岸西広線

◇ 五井駅前岩崎線

◇ 姉崎君塚線

◇ 八幡草刈線

・ 緊急輸送道路である館山道を補完する機能を有する道路

・ 広域的な交流機能を有する五井駅に連絡する道路

・ 緊急輸送道路である国道 16号とのダブルネットワークを図

る道路

・ 緊急輸送道路である国道 16号と(主)市原茂原線を結び、臨

海部からの避難機能を有する道路

・ 緊急輸送道路である国道 297号、国道 297号バイパス、(主)

千葉茂原線を結ぶ道路

・ 災害時における重要施設である市津消防署に連絡する道路

・ 緊急輸送道路である(主)市原茂原線を補完し、臨海部から

の避難機能を有する道路

・ 県が指定する地域災害拠点病院である千葉労災病院に連絡

する道路

・ 災害時における重要施設である五井消防署に連絡する道路

・ 緊急輸送道路である国道 16号と国道 297号を結び、臨海部

からの避難機能を有する道路

・ 大規模災害時における千葉市との連携を図るための道路

・ 緊急輸送道路である国道 16号と国道 297号を結び、臨海部

からの避難機能を有するともに、災害時における重要施設

である市役所や中央消防署に連絡する道路

・ 緊急輸送道路である国道 16号と広域的な交流機能を有する

五井駅を結ぶとともに、臨海部からの避難機能を有する道

・ 緊急輸送道路である国道 16号を補完する機能を有するとと

もに、同じく緊急輸送道路である国道 297号バイパスと(主)

市原茂原線を結ぶ道路

・ 千葉県地域防災計画におけるヘリコプター臨時離発着場適

地である市原スポレクパークに連絡する道路

大規模災害時の防災力を強化するための幹線道路ネットワークを構築する路線を

設定します。特に、本市臨海部に広がる工業地域の危機対応力を強化するため、

緊急輸送道路である国道16号のダブルネットワーク化を図ります。

37

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

対象路線 路線の位置付け

[都市計画道路以外]

◇ 市道 13号線

◇ 市道 110号線

◇ 市道 112号線

◇ うぐいすライン

◇ (仮称)牛久環状道路

・ 災害時における重要施設である光風台分署に連絡するとと

もに、国道 297号とのダブルネットワークを図る道路

・ 県が指定する地域災害拠点病院であり三次救急医療を提供

する救命救急センターにも指定されている、帝京大学ちば

総合医療センターに連絡する道路

・ 緊急輸送道路の空白地域を補完する道路

・ 緊急輸送道路である国道 409 号と(主)千葉茂原線を結び、

本市内陸部を縦断する道路

・ 緊急輸送道路である国道 409 号とのダブルネットワークを

図る道路

■図.6-1-3 基本方針2に基づく道路位置図

  緊急輸送道路

  緊急輸送道路を補完する道路

  緊急輸送道路を補完する機能

  を有すべき道路※

□ 県指定防災関係機関

△ その他市内重要施設等

※整備完了後のネットワーク構築により、

 市原市地域防災計画への位置付けを行う

 べき道路

【凡例】

□□

□□

□□□

△ △

△△

△△

△ △△

△△

△△

△ △ △

古市場町田線

五井駅東口線

八幡椎津線

青柳海保線 草刈西広線

押沼安須線

姉崎海岸椎津台線

市原辰巳台線八幡新田線

君塚小田部線

押沼瀬又線

川岸西広線

五井駅前岩崎線

姉崎君塚線

八幡草刈線

市道13号線

市道110号線

市道112号線うぐいすライン

(仮称)牛久環状道路

38

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

◇基本方針3

ICアクセスを強化し、広域連携を支えるネットワークの構築

対象路線 路線の位置付け

[都市計画道路]

◇ 古市場町田線

◇ 五井駅東口線

◇ 八幡椎津線

◇ 瀬又線

◇ 青柳海保線

◇ 草刈西広線

◇ 押沼安須線

◇ 姉崎海岸椎津台線

◇ 市原辰巳台線

◇ 川岸西広線

◇ 五井駅前岩崎線

◇ 潤井戸南線

[都市計画道路以外]

◇ 市道 13号線

◇ 市道 27号線

・ 館山道市原 IC及び蘇我 ICと、八幡宿駅周辺(都市拠点)・

若宮周辺(生活拠点Ⅱ)及び五井駅・市役所周辺(中心都

市拠点)を結ぶ道路

・ 広域的な交流機能を持つ五井駅に連絡する道路

・ 館山道市原 ICと五井駅周辺(広域交流拠点)を結ぶととも

に、蘇我 IC と八幡駅周辺(都市拠点)・若宮周辺(生活拠

点)を結ぶ道路

・ 外房有料道路誉田 ICとちはら台駅周辺(地域拠点)を結ぶ

道路

・ 館山道市原 ICと海保地区の地区計画(物流拠点)を結ぶ道

・ 館山道市原 ICと市役所周辺(中心都市拠点)及び、辰巳台

周辺・うるいど南周辺(生活拠点Ⅰ)、ちはら台駅周辺(地

域拠点)を結ぶ道路

・ 外房有料道路高田 IC とちはら台駅周辺(地域拠点)、うる

いど南周辺(生活拠点Ⅰ)を結ぶ道路

・ 姉崎袖ケ浦 ICと姉ケ崎駅周辺(都市拠点)、有秋台周辺(生

活拠点Ⅱ)を結ぶ道路

・ 館山道市原 IC 及び蘇我 IC と、辰巳台周辺、うるいど南周

辺(生活拠点Ⅰ)を結ぶ道路

・ 館山道市原 ICと市役所周辺(行政文化拠点)を結ぶ道路

・ 広域的な交流機能を持つ五井駅に連絡する道路

・ 圏央道茂原北 ICとうるいど南周辺(生活拠点Ⅰ)を結ぶ道

・ 館山道市原 IC と光風台周辺(生活拠点Ⅱ)、上総牛久駅周

辺(地域拠点)を結ぶ道路

・ 圏央道茂原北 ICと辰巳台周辺、うるいど南周辺(生活拠点

Ⅰ)を結ぶ道路

交流人口の拡大や産業の誘導等を促進するため、インターチェンジをはじめとす

る交通結節点から拠点や地域等へのアクセスを考慮した幹線道路ネットワークを

構築するための路線を設定します。

39

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

対象路線 路線の位置付け

[都市計画道路以外]

◇ 市道 48号線

◇ 市道 49号線

◇ 市道 110号線

◇ 市道 112号線

◇ 市道 274号線

◇ うぐいすライン

・ 圏央道茂原北 ICと辰巳台周辺、うるいど南周辺(生活拠点

Ⅰ)を結ぶ道路

・ 圏央道茂原北 ICと辰巳台周辺、うるいど南周辺(生活拠点

Ⅰ)を結ぶ道路

・ 館山道市原 ICと有秋台周辺(生活拠点Ⅱ)を結ぶ道路

・ 館山道市原 ICと光風台周辺(生活拠点Ⅱ)を結ぶ道路

・ 圏央道茂原北 ICとうるいど南周辺(生活拠点Ⅰ)を結ぶ道

・ 圏央道茂原北 ICから上総牛久駅周辺(地域拠点)及び、圏

央道市原鶴舞 ICを結ぶ道路

40

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

■図.6-1-4 基本方針3に基づく道路位置図

【上位計画による拠点】

広域交流拠点

行政文化拠点

都市拠点

地域拠点

生活拠点Ⅰ

生活拠点Ⅱ

IC周辺拠点

【道路種別】

高規格幹線道路

国道

主要地方道

一般県道

幹線市道

中心都市拠点

IC

IC

IC

IC

SIC

IC

IC

IC

IC

IC

IC

古市場町田線

五井駅東口線

八幡椎津線

草刈西広線

押沼安須線

市原辰巳台線

川岸西広線

五井駅前岩崎線

市道13号線

市道110号線市道112号線

うぐいすライン

姉崎海岸椎津台線

市道27号線

青柳海保線

瀬又線

潤井戸南線

市道274号線

市道48号線

市道49号線

41

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

■表.6-1-2 基本方針に基づく幹線市道の位置付け一覧

路 線 名

基本方針1

(拠点や地域間の

連絡強化)

基本方針2

(防災力の強化)

基本方針3

(IC アクセスの

強化)

①(都)古市場町田線(市道 80号線外)

②(都)五井駅東口線(市道 23号線)

③(都)八幡椎津線(市道 6号線)

④(都)瀬又線(市道 31号線)

⑤(都)青柳海保線(市道 16号線)

⑥(都)草刈西広線(市道 22号線)

⑦(都)押沼安須線(市道 34号線)

⑧(都)姉崎海岸椎津台線(市道 18号線)

⑨(都)市原辰巳台線(市道 24号線)

⑩(都)八幡新田線(市道 5号線外)

⑪(都)君塚小田部線(市道 2号線)

⑫(都)古市場山木線(市道 25号線)

⑬(都)押沼瀬又線(市道 29号線)

⑭(都)川岸西広線(市道 1号線)

⑮(都)五井駅前岩崎線(市道 12号線外)

⑯(都)姉崎君塚線(市道 8号線)

⑰(都)八幡草刈線(市道 4号線)

⑱(都)潤井戸南線(市道 91号線外)

⑲市道 13号線

⑳市道 27号線

㉑市道 45号線

㉒市道 48号線

㉓市道 49号線

㉔市道 110号線

㉕市道 112号線

㉖市道 274号線

㉗うぐいすライン(市道 51~54 号線及

び市道 117号線並びに市道 126号線の

一部)

㉘(仮称)牛久環状道路(市道 71号線外)

42

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

■図.6-1-5 骨格幹線道路位置図

【上位計画による拠点】

広域交流拠点

行政文化拠点

都市拠点

地域拠点

生活拠点Ⅰ

生活拠点Ⅱ

IC周辺拠点

【道路種別】

高規格幹線道路

国道

主要地方道

一般県道

幹線市道

若宮

八幡宿

駅周辺

姉ケ崎

駅周辺

ちはら台

駅周辺

上総牛久

駅周辺

市原鶴

舞IC

姉崎袖

ケ浦IC

辰巳台

光風台

うるい

ど南

君津市

大多喜町

中心都市拠点

IC

IC

IC

木更津市

長南町

袖ケ浦市

茂原市

IC

長柄町

SIC

IC

IC

IC

IC

IC

IC 千葉市

⑩⑬

⑮ ⑪

㉒⑳

㉗有秋台

⑨五井駅

周辺市役所

周辺

市原IC

43

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

6-2 将来自動車交通量の推計

本市の中長期的な将来幹線道路ネットワークにおける交通需要を予測するため、千

葉県が実施した「千葉県将来交通量需要推計」〔2012 年 7 月千葉県。以下「千葉県

推計」〕をもとに、市原市人口ビジョン等による人口フレームや本市が対象とする幹

線道路ネットワークを反映させたうえで、各幹線道路の将来自動車交通量を推計しま

す。

また、千葉県推計では、将来交通量の推計年次を 2030 年としていることから、

本計画の推計年次も同様に 2030 年とします。

■表.6-2-1 推計条件の比較

項 目 既計画(2009 年) 今回推計(2017 年)

基準年次 2005年 2008年

推計年次 2030年 2030年

夜間人口フレーム 30.0万人

改訂市原市総合計画

2015年目標人口

26.4万人

市原市人口ビジョン

2030年将来人口(展望値)

従業人口フレーム 119,500人

(2009年経済センサス)

116,656人

(2014年経済センサス)

市原市将来自動車

発生集中量

729千台/日

(1999年交通センサス将来 OD表)

777千台/日

(千葉県推計)

基本道路

ネットワーク

高規格幹線道路

国道

主要地方道

一般県道

幹線市道

高規格幹線道路

国道

主要地方道

一般県道

幹線市道

長期未整備都市計画道路

の見直しを反映

自動車 OD 表 全車種 OD表

(1999年交通センサス将来 OD表)

車種別 OD表

(千葉県推計)

計算方法 分割・転換率併用配分法 利用者均衡配分法

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

44

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

■図.6-2-1 推計の対象とする幹線道路ネットワーク図

凡 例

道路種別

高規格幹線道路

主要地方道

一般県道

幹線市道

国道

ルート

45

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

■図.6-2-2

46

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

将来自動車交通量推計結果

47

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

6-3 幹線道路の機能分類(市原市都市計画マスタープランとの整合)

市原市都市計画マスタープランにおける幹線道路の機能分類と整合を図るため、幹

線道路の位置付けと将来自動車交通量の推計結果に基づいて分類します。

幹線市道の分類方法として、将来自動車交通量が 4,000 台/日以上でトリップ長が

比較的長い市道は、県道と同じ区分と考えられるため一般県道と同じ地区幹線道路と

し、これ以外の幹線市道を補助幹線道路として位置付けます。

なお、補助幹線道路は整備計画の対象外としますが、整備にあたっての基本的な考

え方は、「9 道路交通環境の改善に向けた取組方法」で示します。

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

【参考】市原市都市計画マスタープランにおける幹線道路の分類

【広域幹線道路】

広域的な移動交通を大量に処理するため、高水準の規格を備え、高い交通容

量を有する幹線道路であり、高規格幹線道路・地域高規格道路・国道が該当

します。

【都市間幹線道路】

県内市町村間の移動交通を処理するとともに、市内の地域間交通を受け持つ

幹線道路であり、主要地方道や都市計画道路八幡椎津線(平成通り)が該当

します。

【地区幹線道路】

市内の地域間交通を受け持つとともに、広域幹線道路・都市間幹線道路と一

体となって本市の骨格を形成する幹線道路であり、一般県道や市道が該当し

ます。

【補助幹線道路】

市内各地域と広域幹線道路・都市間幹線道路・地区幹線道路との連絡を受け

持つ幹線道路であり、市道が該当します。

48

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

広域幹線道路

地区幹線道路

補助幹線道路

都市間幹線道路

凡 例

道路種別 ルート

■図.6-3-1 道路機能分類図

49

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

6-4 将来幹線道路ネットワーク計画

前項までの検討結果に基づいて、本市の将来幹線道路ネットワークを以下のように

設定します。

■図.6-4-1 将来幹線道路ネットワーク配置図

⑩ ⑬⑫

⑮⑪

㉒⑳

【道路種別】

高規格幹線道路

国道

主要地方道

一般県道

市道(都市間幹線道路・

   地区幹線道路)

市道(補助幹線道路)

50

6 将来幹線道路ネットワークのあり方

■表.6-4-1 将来幹線道路ネットワーク路線一覧

道路分類 道路種別 路 線 名

広域幹線道路

高規格幹線道路 ①館山道、②圏央道

国道 ①国道 16号、②国道 297号(市原バイパス含む)、

③国道 409号

都市間幹線道路 主要地方道

①市原茂原線、②千葉茂原線、③五井本納線、④千

葉鴨川線、⑤大多喜君津線、⑥生実本納線(千葉外

房有料道路)、⑦市原天津小湊線

市道 ③(都)八幡椎津線[平成通り](市道 6号線)

地区幹線道路

一般県道

①八幡菊間線、②日吉誉田停車場線、③誉田停車場

潤井戸線、④土気停車場金剛地線、⑤茂原五井線、

⑥五井山倉線、⑦五井町田線、⑧南総昭和線、⑨南

総姉崎線、⑩南総一宮線、⑪加茂木更津線、⑫鶴舞

馬来田停車場線、⑬南総馬来田線、⑭加茂長南線、

⑮大多喜里見線、⑯南総月出線、⑰八幡宿停車場線、

⑱五井停車場線、⑲牛久停車場線、⑳市原埠頭線、

㉑鶴舞牛久線、㉒袖ケ浦姉崎停車場線、㉓犬成海士

有木線、㉔上高根北袖線

市道

①(都)古市場町田線(市道 80号線外)、②(都)五井

駅東口線(市道 23号線)、④(都)瀬又線(市道 31

号線)、⑤(都)青柳海保線(市道 16号線)、⑥(都)

草刈西広線(市道 22号線)、⑦(都)押沼安須線(市

道 34号線)、⑧(都)姉崎海岸椎津台線(市道 18号

線)、⑨(都)市原辰巳台線(市道 24号線)、⑩(都)

八幡新田線(市道 5号線外)、⑪(都)君塚小田部線

(市道2号線)、⑫(都)古市場山木線(市道25号線)、

⑬(都)押沼瀬又線(市道 29号線)、⑭(都)川岸西広

線(市道 1号線)、⑮(都)五井駅前岩崎線(市道 12

号線外)、⑯(都)姉崎君塚線(市道 8号線)、⑰(都)

八幡草刈線(市道 4号線)、⑱(都)潤井戸南線(市

道 91号線外)、⑲市道 13号線、⑳市道 27号線、㉑

市道 45号線、㉒市道 48号線、㉓市道 49号線、㉔

市道 110号線、㉕市道 112号線、㉖市道 274号線、

㉗うぐいすライン(市道 51~54号線及び市道 117

号線並びに市道 126号線の一部)、㉘(仮称)牛久環

状道路(市道 71号線外)

補助幹線道路 市道 上記以外の幹線市道

※表の文字色は、図.6-4-1中の線と数字の色を指す。

51

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

7-1 幹線市道の整備方針

「5 計画策定の方向性」で示した戦略的な幹線市道整備の進め方に関する整備方

針に基づき、将来幹線道路ネットワークの骨格を形成するための整備を、効果的かつ

計画的に進めていくための考え方は、以下のとおりです。

整備方針1 優先整備路線の明確化

将来都市構造の実現に必要とする路線を、将来幹線道路ネットワークのあり方

の基本方針等に基づき総合的に評価して明確に示します。特に、都市計画道路八

幡椎津線(平成通り)は、本市の最重要路線として整備を推進します。

整備方針2 事業箇所の選択と集中

早期の供用が可能な箇所・区間に絞り込み、より整備効果の高い事業を選択し

て事業投資の集中を図ります。

また、交通渋滞の解消や交通事故の抑制に効果の高い、交通のボトルネックと

なっている交差点の右折レーン設置等にも取り組みます。

整備方針3 道路整備費の効率的な運用

今後の厳しい財政見通しを踏まえ、計画期間内における道路整備費を効率的に

運用し、整備効果の早期発現を図ります。

52

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

7-2 優先整備路線の明確化

(1) 評価指標の設定

優先して整備すべき路線や区間を決定するための評価指標として、将来幹線道路ネ

ットワークのあり方の基本方針である「拠点や地域間の連絡を強化し、ひとや地域の

交流を支えるネットワークの構築」、「防災力を強化し、安心・安全なまちを支えるネ

ットワークの構築」、「ICアクセスを強化し、広域連携を支えるネットワークの構築」

の3つの視点とともに、事業の投資効果を早期に発現させるための視点を加え、以下

のとおり設定します。

■表.7-2-1 評価指標

視点 評価指標

拠点や地域間の連絡を強化し、ひとや地域の交流を支えるネットワークの構築

将来都市構造の実現を支援する

拠点や地域間の連携強化

拠点や地域間のアクセス性からの評価

上位・関連計画との整合性 広域的なネットワーク形成からの評価

上位計画の位置付けからの評価

交通渋滞の解消 将来交通需要からの評価

混雑度からの評価

公共交通の利便性確保 バスネットワークからの評価

防災力を強化し、安心・安全なまちを支えるネットワークの構築

防災力の強化 緊急輸送道路を補完する機能からの評価

臨海部から内陸部へのアクセス性の評価

ICアクセスを強化し、広域連携を支えるネットワークの構築

ICアクセスの強化 IC等の交通結節点とのアクセス性からの評価

事業投資効果の早期発現

事業投資効果の早期発現 事業進捗からの評価

投資効果からの評価

施策優先性からの評価(事業中の区間の早期整備)

53

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

(2) 評価基準の設定

効率的・効果的な市道整備を進めていくための定量的な評価を行うための基準とし

て、評価の考え方と点数を以下のとおり設定します。

■表.7-2-2 評価基準(1/2)

評価指標 評価の考え方 評価点

拠点や地域間の連絡を強化し、ひとや地域の交流を支えるネットワークの構築

拠点や地域間とのアクセス性からの評価

拠点や地域間を結ぶ道路を優先的に整備する。

①拠点や地域へアクセスする道路 ②その他既成集落へアクセスする 道路

③その他

5点 3点 1点

広域的なネットワーク形成からの評価

近隣市町と本市のつながりの高い道路から整備する。

①近隣市町とネットワークとして連続 ②その他

5点 1点

上位計画の位置付けからの評価

上位計画で位置付けられている路線を優先的に整備する。

①上位計画(市原市総合計画)に 位置付けられている

②上位計画(市原市立地適正化計画) に位置付けられている ③その他

5点

3点

1点

将来交通需要からの評価

将来自動車交通量が多く交通需要の高い区間から整備する。

①20,000台/日以上 ②15,000~20,000台/日未満 ③10,000~15,000台/日未満 ④ 4,000~10,000台/日未満 ⑤ 4,000台/日未満

5点 4点 3点 2点 1点

混雑度からの評価

道路の混み具合が高い区間から整備する。

①混雑度 2.0以上 ② 〃 1.5~2.0未満 ③ 〃 1.0~1.5未満 ④ 〃 0.5~1.0未満 ⑤ 〃 0.5未満

5点 4点 3点 2点 1点

バスネットワークからの評価

バスネットワークを形成する路線を優先的に整備する。

①既存バス路線 ②バス路線機能を有すべき道路 ③その他

5点 3点 1点

54

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■表.7-2-3 評価基準(2/2)

評価項目 評価の考え方 評価点

防災力を強化し、安心・安全なまちを支えるネットワークの構築

緊急輸送道路を補完する機能からの評価

緊急輸送道路を補完する機能を有する道路から整備する。

①緊急輸送道路を補完する道路である ②緊急輸送道路を補完する機能を有すべき道路である

③その他

5点 3点 1点

臨海部から内陸部へのアクセス性からの評価

臨海部と内陸部をアクセスする道路を優先的に整備する。

①内陸部幹線道と臨海部をアクセスする道路

②その他

5点

1点

ICアクセスを強化し、広域連携を支えるネットワークの構築

IC等の交通結節点とのアクセス性からの評価

広域的な幹線道路、インターチェンジ、駅へのアクセスする道路又はアクセス道を補完する道路を優先的に整備する。

①広域幹線道路・インターチェンジ・交通結節点へアクセスする(アクセス道を補完する)

②駅へアクセスする (アクセス道を補完する)

③その他

5点

3点

1点

事業投資効果の早期発現

事業進捗からの評価

事業進捗(用地買収率)の高い道路から整備する。

①用地買収率 50%以上 ②用地買収率 25%以上~50%未満 ③用地買収率 25%未満 ④改良済み区間

5点 3点 1点 5点

投資効果からの評価

路線の連続性を考慮し、事業として投資効果が高い道路から整備する。

①前後区間が整備済みである ②前又は後が整備済みである ③整備済み区間に接していない ④改良済み区間

5点 3点 1点 5点

施策優先性からの評価

事業中の区間で効果の早期発現を図ることのできる道路から整備する。

①事業中区間で早期整備を要する ②その他 ③改良済み区間

5点 1点 5点

55

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

(3) 整備プログラム対象路線の評価

既計画の整備プログラム対象路線をもとに、今回の将来幹線道路ネットワークのあ

り方に関する検討を反映させた、28 路線・92 区間を本計画の整備プログラム対象

路線として設定し、前項の評価基準に基づいて路線・区間の評価を行います。

■表.7-2-4 整備プログラム対象路線一覧(1/2)

計画整備 整 備 現道幅員 現況延長(m) 内 容 (m) 車線数

古市場町田線 8610(市道80号線外) 1-1 (主)千葉茂原線 ~ (都)市原縦幹線 改良済 8610 - 12.5 2.0五井駅東口線 3600(市道23号線) 2-1 五井駅東口 ~ (都)草刈西広線 改良済 3600 - 30.0 4.0八幡椎津線 13290(市道6号線) 3-1 千葉市(都)3・3・8 ~ (県)八幡菊間線 一部未改良 900 新設 28.0 4.0

3-2 (県)八幡菊間線 ~ 市道イ-39号線 一部未改良 区画整理 370 新設 28.0 2.03-3 市道イ-39号線 ~ 国道297号 改良済 780 - 28.0 4.03-4 国道297号 ~ (都)五井駅東口線 改良済 3170 - 28.0 4.03-5 (都)五井駅東口線 ~ 市道2038号線 改良済 360 - 28.0 4.03-6 市道2038号線 ~ 国道297号BP 未改良 420 新設 - -3-7 国道297号BP ~ 市道コ-287号線 未改良 680 新設 - -3-8 市道コ-287号線 ~ 市道2954号線 未改良 790 新設 - -3-9 市道2954号線 ~ (都)青柳海保線 未改良 730 新設 - -3-10 (都)青柳海保線 ~ 市道110号線 一部未改良 1230 新設 22.0 2.03-11 市道110号線 ~ (主)市原茂原線 一部未改良 1330 新設 22.0 2.03-12 (主)市原茂原線 ~ (主)千葉鴨川線 改良済 670 - 22.0 4.03-13 (主)千葉鴨川線 ~ 袖ケ浦市(都)3・3・6 改良済 1860 - 22.0 4.0

瀬又線 1340(市道31号線) 4-1 千葉市(都)3・3・24 ~ 千葉市(都)3・3・27 未改良 1340 新設 - -青柳海保線 3820(市道16号線) 5-1 国道16号 ~ (都)姉崎君塚線 改良済 620 - 28.0 4.0

5-2 (都)姉崎君塚線 ~ (主)千葉鴨川線 改良済 800 - 28.0 4.05-3 (主)千葉鴨川線 ~ JR内房線 未改良 255 新設 - -5-4 JR内房線 ~ (都)八幡椎津線 未改良 345 新設 - -5-5 (都)八幡椎津線 ~ (主)市原茂原線 未改良 1800 新設 - -

草刈西広線 9240(市道22号線) 6-1 千葉市(都)3・4・43 ~ (都)市原辰巳台線 改良済 2180 - 22.0 4.0

6-2 (都)市原辰巳台線 ~ (主)五井本納線 未改良 1490 新設 - -6-3 (主)五井本納線 ~ (都)君塚小田部線 未改良 2600 新設 - -6-4 (都)君塚小田部線 ~ 国道297号 改良済 520 - 22.0 2.06-5 国道297号 ~ (都)五井駅東口線 改良済 1000 - 22.0 4.06-6 (都)五井駅東口線 ~ 国道297号BP 未改良 1450 新設 - -

押沼安須線 5670(市道34号線) 7-1 千葉市(都)3・3・22 ~ (主)五井本納線 改良済 区画整理 3680 - 25.0 4.0

7-2 (主)五井本納線 ~ (主)千葉茂原線 未改良 540 新設 - -7-3 (主)千葉茂原線 ~ 区画整理界 未改良 825 新設 - -7-4 区画整理界 ~ (都)潤井戸南線 改良済 区画整理 275 - 22.0 2.07-5 (都)潤井戸南線 ~ 区画整理界 改良済 区画整理 170 - - -7-6 区画整理界 ~ 市道27号線 未改良 180 新設 - -

姉崎海岸椎津台線 510(市道18号線) 8-1 国道16号 ~ (都)姉崎君塚線 未改良 200 新設 - -

8-2 (都)姉崎君塚線 ~ JR内房線 未改良 120 新設 - -8-3 JR内房線 ~ (県)袖ケ浦姉崎停車場線 未改良 190 新設 - -

市原辰巳台線 4330(市道24号線) 9-1 国道297号 ~ 市道116号線 改良済 2970 - 16.0 2.0

9-2 市道116号線 ~ (都)草刈西広線 一部未改良 700 拡幅 20.0 2.0(都決外) 9-3 草刈西広線 ~ (主)五井本納線 改良済 660 拡幅 10.0 2.0

八幡新田線 3485(市道5号線外) 10-1 千葉市(都)3・5・75 ~ 村田川 未改良 235 新設 - -

10-2 村田川 ~ (都)君塚小田部線 改良済 3250 - 20.0 2.0君塚小田部線 5320(市道2号線) 11-1 国道16号 ~ 国道297号 改良済 3820 - 18.0 2.0

11-2 国道297号交差点 未改良 100 改良 - -11-3 国道297号 ~ 市道114号線 改良済 1400 - 18.0 2.0

古市場山木線 2770(市道25号線) 12-1 千葉市(都)3・4・47 ~ (都)八幡草刈線 改良済 1140 - 18.0 2.0

12-2 (都)八幡草刈線 ~ (都)市原辰巳台線 未改良 1630 新設 - -

番号

道路名区間番号

区間整備状況

整備手法等

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

 整備済の区間

56

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■表.7-2-5 整備プログラム対象路線一覧(2/2)

計画整備 整 備 現道幅員 現況延長(m) 内 容 (m) 車線数

押沼瀬又線 1790(市道29号線) 13-1 千葉市(都)3・4・42 ~ (都)押沼安須線 改良済 区画整理 250 - 18.0 2.0

13-2 (都)押沼安須線 ~ 区画整理界 改良済 区画整理 670 - 18.0 2.013-3 区画整理界 ~ (県)日吉誉田停車場線 未改良 870 新設 - -

川岸西広線 5940(市道1号線) 14-1 国道16号 ~ 国道297号 改良済 5940 - 20.0 4.0五井駅前岩崎線 2520(市道12号線外) 15-1 国道16号 ~ 五井駅西口 改良済 2520 - 16.0 2.0姉崎君塚線 8980(市道8号線) 16-1 八幡新田線 ~ (都)市原縦幹線側道 改良済 1970 - 16.0 2.0

16-2 (都)市原縦幹線側道 ~ (都)五井駅前岩崎線 改良済 区画整理 630 - 16.0 2.016-3 (都)五井駅前岩崎線 ~ 市道110号線 改良済 4285 - 16.0 2.016-4 市道110号線 ~ (主)千葉鴨川線 改良済 1145 - 16.0 2.016-5 (主)千葉鴨川線 ~ (都)姉崎海岸椎津台線 改良済 区画整理 950 - 16.0 2.0

八幡草刈線 6500(市道4号線) 17-1 国道16号 ~ (主)千葉鴨川線 改良済 510 - 16.0 2.0

17-2 (主)千葉鴨川線 ~ (都)八幡椎津線 未改良 520 新設 - -17-3 (都)八幡椎津線 ~ 東関道側道 改良済 720 - 16.0 2.017-4 東関道側道 ~ (主)千葉茂原線 未改良 2160 新設 - -17-5 (主)千葉茂原線 ~ 区画整理界 未改良 700 新設 - -17-6 区画整理界 ~ (都)草刈西広線 改良済 区画整理 600 - 25.0 4.017-7 (都)草刈西広線 ~ (都)押沼安須線 改良済 区画整理 1290 - 25.0 4.0

潤井戸南線 1910(市道91号線外) 18-1 (都)草刈西広線 ~ 区画整理界 改良済 490 - 16.0 2.0

18-2 区画整理界 ~ (都)押沼安須線 改良済 区画整理 1420 - 18.0 2.0市道13号線 9290

19-1 国道297号BP ~ 市道6001号線 改良済 3370 - 16.0 2.019-2 市道6001号線 ~ (県)南総昭和線 未改良 1050 拡幅 5.0 -19-3 (県)南総昭和線交差点 未改良 1000 拡幅 5.0 -19-4 (県)南総昭和線 ~ 市道6402号線 未改良 1060 拡幅 5.0 -19-5 市道6402号線 ~ 市道6119号線 改良済 900 - 14.0 2.019-6 市道6119号線 ~ 国道409号 未改良 1910 新設 - -

市道27号線 208020-1 (主)五井本納線 ~ うぐいすライン 改良済 2080 - 10.0 2.0

市道45号線 102021-1 (都)八幡椎津線 ~ 市道3166号線 改良済 1020 - 16.0 2.0

市道48号線 576022-1 うぐいすライン ~ (主)千葉茂原線 改良済 360 - 13.4 2.022-2 (主)千葉茂原線 ~ 市道118号線 改良済 2580 - 9.0 2.022-3 市道118号線 ~ (県)日吉誉田停車場線 改良済 2820 - 9.0 2.0

市道49号線 170023-1 (県)日吉誉田停車場線 ~ (主)五井本納線 未改良 1700 新設 - -

市道110号線 410024-1 (主)千葉鴨川線 ~ (都)八幡椎津線 未改良 290 新設 - -24-2 (都)八幡椎津線 ~ 市道232号 未改良 320 新設 - -24-3 市道232号線 ~ 市道1222号線 改良済 2240 - 11.5 2.024-4 市道1222号線 ~ (県)南総姉崎線 改良済 1250 - 12.0 2.0

市道112号線 585025-1 国道297号BP ~ (主)市原茂原線 未改良 1500 新設 - -25-2 (主)市原茂原線 ~ 市道2153号線 未改良 1100 新設 - -25-3 市道2153号線 ~ (県)上高根北袖線 改良済 3250 - 9.0 2.0

市道274号線 50026-1 (都)押沼安須線 ~ (主)千葉茂原線 改良済 区画整理 500 - 18.0 2.0

うぐいすライン 1208027-1 市道48号線 ~ (県)犬成海士有木線 改良済 2930 - 9.0 2.027-2 (県)犬成海士有木線 ~ 市道4053号線 改良済 1530 - 8.0 2.027-3 市道4053号線 ~ 市道126号線 未改良 1400 拡幅 7.5 -27-4 市道126号線 ~ (主)市原茂原線 改良済 1850 - 9.5 2.027-5 (主)市原茂原線 ~ 国道409号 改良済 4370 - 10.0 2.0

(仮称)牛久環状道路 1715(市道71号線外) 28-1 (県)南総馬来田線 ~ (主)市原天津小湊線 未改良 1050 新設 - -

28-2 (県)鶴舞牛久線 ~ 国道409号 一部未改良 665 改良 10.0 2.0延長計 133,720m

番号

道路名区間番号

区間整備状況

整備手法等

17

18

19

20

21

13

14

15

16

27

28

22

23

24

25

26

 整備済の区間

57

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-1

58

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

整備プログラム対象路線整備状況図

59

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-2 路線評価(拠点や地域間とのアクセス性)

60

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-3 路線評価(広域的なネットワーク形成)

61

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-4 路線評価(上位計画の位置付け)

62

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-5 路線評価(将来交通需要)

63

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-6 路線評価(混雑度)

64

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-7 路線評価(バスネットワーク)

65

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-8 路線評価(緊急輸送道路を補完する機能)

66

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-9 路線評価(臨海部から内陸部へのアクセス性)

67

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-10 路線評価(IC等の交通結節点とのアクセス性)

68

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-11 路線評価(事業進捗)

69

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-12 路線評価(投資効果)

70

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-2-13 路線評価(施策優先性)

71

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

計画整備 整 備 現道幅員

延長(m) 内 容 (m)

古市場町田線 8610(市道80号線外) 1-1 (主)千葉茂原線 ~ (都)市原縦幹線 改良済 8610 - 12.5五井駅東口線 3600(市道23号線) 2-1 五井駅東口 ~ (都)草刈西広線 改良済 3600 - 30.0八幡椎津線 13290(市道6号線) 3-1 千葉市(都)3・3・8 ~ (県)八幡菊間線 一部未改良 900 新設 28.0

3-2 (県)八幡菊間線 ~ 市道イ-39号線 一部未改良 区画整理 370 新設 28.03-3 市道イ-39号線 ~ 国道297号 改良済 780 - 28.03-4 国道297号 ~ (都)五井駅東口線 改良済 3170 - 28.03-5 (都)五井駅東口線 ~ 市道2038号線 改良済 360 - 28.03-6 市道2038号線 ~ 国道297号BP 未改良 420 新設 -3-7 国道297号BP ~ 市道コ-287号線 未改良 680 新設 -3-8 市道コ-287号線 ~ 市道2954号線 未改良 790 新設 -3-9 市道2954号線 ~ (都)青柳海保線 未改良 730 新設 -3-10 (都)青柳海保線 ~ 市道110号線 一部未改良 1230 新設 22.03-11 市道110号線 ~ (主)市原茂原線 一部未改良 1330 新設 22.03-12 (主)市原茂原線 ~ (主)千葉鴨川線 改良済 670 - 22.03-13 (主)千葉鴨川線 ~ 袖ケ浦市(都)3・3・6 改良済 1860 - 22.0

瀬又線 1340(市道31号線) 4-1 千葉市(都)3・3・24 ~ 千葉市(都)3・3・27 未改良 1340 新設 -青柳海保線 3820(市道16号線) 5-1 国道16号 ~ (都)姉崎君塚線 改良済 620 - 28.0

5-2 (都)姉崎君塚線 ~ (主)千葉鴨川線 改良済 800 - 28.05-3 (主)千葉鴨川線 ~ JR内房線 未改良 255 新設 -5-4 JR内房線 ~ (都)八幡椎津線 未改良 345 新設 -5-5 (都)八幡椎津線 ~ (主)市原茂原線 未改良 1800 新設 -

草刈西広線 9240(市道22号線) 6-1 千葉市(都)3・4・43 ~ (都)市原辰巳台線 改良済 2180 - 22.0

6-2 (都)市原辰巳台線 ~ (主)五井本納線 未改良 1490 新設 -6-3 (主)五井本納線 ~ (都)君塚小田部線 未改良 2600 新設 -6-4 (都)君塚小田部線 ~ 国道297号 改良済 520 - 22.06-5 国道297号 ~ (都)五井駅東口線 改良済 1000 - 22.06-6 (都)五井駅東口線 ~ 国道297号BP 未改良 1450 新設 -

押沼安須線 5670(市道34号線) 7-1 千葉市(都)3・3・22 ~ (主)五井本納線 改良済 区画整理 3680 - 25.0

7-2 (主)五井本納線 ~ (主)千葉茂原線 未改良 540 新設 -7-3 (主)千葉茂原線 ~ 区画整理界 未改良 825 新設 -7-4 区画整理界 ~ (都)潤井戸南線 改良済 区画整理 275 - 22.07-5 (都)潤井戸南線 ~ 区画整理界 改良済 区画整理 170 - -7-6 区画整理界 ~ 市道27号線 未改良 180 新設 -

姉崎海岸椎津台線 510(市道18号線) 8-1 国道16号 ~ (都)姉崎君塚線 未改良 200 新設 -

8-2 (都)姉崎君塚線 ~ JR内房線 未改良 120 新設 -8-3 JR内房線 ~ (県)袖ケ浦姉崎停車場線 未改良 190 新設 -

市原辰巳台線 4330(市道24号線) 9-1 国道297号 ~ 市道116号線 改良済 2970 - 16.0

9-2 市道116号線 ~ (都)草刈西広線 一部未改良 700 拡幅 20.0(都決外) 9-3 草刈西広線 ~ (主)五井本納線 改良済 660 拡幅 10.0

八幡新田線 3485(市道5号線外) 10-1 千葉市(都)3・5・75 ~ 村田川 未改良 235 新設 -

10-2 村田川 ~ (都)君塚小田部線 改良済 3250 - 20.0君塚小田部線 5320(市道2号線) 11-1 国道16号 ~ 国道297号 改良済 3820 - 18.0

11-2 国道297号交差点 未改良 100 改良 -11-3 国道297号 ~ 市道114号線 改良済 1400 - 18.0

古市場山木線 2770(市道25号線) 12-1 千葉市(都)3・4・47 ~ (都)八幡草刈線 改良済 1140 - 18.0

12-2 (都)八幡草刈線 ~ (都)市原辰巳台線 未改良 1630 新設 -

番号

道路名区間番号

区間整備状況

整備手法等

2

3

11

4

5

1

6

7

8

9

10

12

■表.7-2-6

 整備済の区間

72

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

整備優先順位の評価結果(路線順 1/2)

5 5 1 3 3 3 5 1 5 5 5 5 46 11

5 1 1 5 2 5 5 1 3 5 5 5 43 22

5 5 5 5 2 3 3 1 5 5 1 5 45 165 5 5 5 2 3 3 1 5 5 3 5 47 105 5 5 5 2 5 5 1 5 5 5 5 53 25 5 5 5 3 5 5 1 5 5 5 5 54 15 5 5 5 3 3 3 1 5 5 5 5 50 45 5 5 5 3 3 3 1 5 3 3 5 46 115 5 5 5 3 3 3 1 5 1 1 1 38 325 5 5 5 3 3 3 1 5 1 1 1 38 325 5 5 5 3 3 3 1 5 1 1 1 38 325 5 5 5 3 3 3 1 5 5 1 5 46 115 5 5 5 3 3 3 1 5 5 3 5 48 75 5 5 5 2 3 5 1 5 5 5 5 51 35 5 5 3 1 3 5 1 5 5 5 5 48 7

3 5 1 5 2 1 1 1 5 1 1 1 27 82

3 1 1 4 1 1 3 5 5 5 5 5 39 293 1 1 4 2 1 3 5 5 5 5 5 40 253 1 1 4 2 1 3 5 5 5 3 5 38 323 1 1 4 2 1 3 5 5 5 3 5 38 323 1 1 2 2 1 3 1 5 1 1 1 22 89

5 5 1 5 3 5 3 1 5 5 5 5 48 75 1 1 5 2 3 3 1 5 1 3 1 31 655 1 1 5 2 3 3 1 5 1 3 1 31 655 1 1 5 3 5 5 1 5 5 5 5 46 115 1 1 5 3 5 3 1 5 5 5 5 44 175 1 1 5 2 1 3 1 5 1 3 1 29 73

5 5 1 5 2 5 5 1 5 5 5 5 49 55 5 1 3 1 1 3 1 5 5 3 5 38 325 1 1 3 1 1 1 1 5 1 3 1 24 875 1 1 3 1 1 1 1 5 5 5 5 34 585 1 1 3 1 1 1 1 5 5 5 5 34 585 1 1 3 1 1 1 1 5 1 3 1 24 87

5 1 3 2 1 1 3 5 5 5 1 5 37 455 1 3 2 1 1 1 5 5 5 1 1 31 655 1 3 2 1 1 1 5 5 1 1 1 27 82

5 1 1 5 3 5 5 1 5 5 5 5 46 113 1 1 3 3 5 5 1 3 1 3 1 30 693 1 1 2 2 5 5 1 3 5 5 5 38 32

5 5 1 1 1 3 5 1 1 1 3 1 28 765 5 1 3 3 5 5 1 1 5 5 5 44 17

3 1 1 3 3 5 5 5 1 5 5 5 42 231 1 1 2 2 5 3 1 1 5 5 1 28 763 1 1 1 1 5 5 1 1 5 5 5 34 58

5 5 1 2 2 5 1 1 1 5 5 5 38 325 5 1 3 3 3 1 1 1 1 3 1 28 76

順位

拠点や地域間の連絡強化 防災力の強化

施策優先性

将来交通需要

混雑度事業進捗

投資効果

ICアクセスの強化

バスネットワーク

緊急輸送道路を補完する機

臨海部から内陸部へのアクセス性

IC等の交通結節点とのアクセス性

計拠点や地域間とのアクセ

ス性

広域的なネットワーク

形成

上位計画の位置付け

事業投資効果の早期発現

評価結果

73

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

計画整備 整 備 現道幅員

延長(m) 内 容 (m)

押沼瀬又線 1790(市道29号線) 13-1 千葉市(都)3・4・42 ~ (都)押沼安須線 改良済 区画整理 250 - 18.0

13-2 (都)押沼安須線 ~ 区画整理界 改良済 区画整理 670 - 18.013-3 区画整理界 ~ (県)日吉誉田停車場線 未改良 870 新設 -

川岸西広線 5940(市道1号線) 14-1 国道16号 ~ 国道297号 改良済 5940 - 20.0五井駅前岩崎線 2520(市道12号線外) 15-1 国道16号 ~ 五井駅西口 改良済 2520 - 16.0姉崎君塚線 8980(市道8号線) 16-1 八幡新田線 ~ (都)市原縦幹線側道 改良済 1970 - 16.0

16-2 (都)市原縦幹線側道 ~ (都)五井駅前岩崎線 改良済 区画整理 630 - 16.016-3 (都)五井駅前岩崎線 ~ 市道110号線 改良済 4285 - 16.016-4 市道110号線 ~ (主)千葉鴨川線 改良済 1145 - 16.016-5 (主)千葉鴨川線 ~ (都)姉崎海岸椎津台線 改良済 区画整理 950 - 16.0

八幡草刈線 6500(市道4号線) 17-1 国道16号 ~ (主)千葉鴨川線 改良済 510 - 16.0

17-2 (主)千葉鴨川線 ~ (都)八幡椎津線 未改良 520 新設 -17-3 (都)八幡椎津線 ~ 東関道側道 改良済 720 - 16.017-4 東関道側道 ~ (主)千葉茂原線 未改良 2160 新設 -17-5 (主)千葉茂原線 ~ 区画整理界 未改良 700 新設 -17-6 区画整理界 ~ (都)草刈西広線 改良済 区画整理 600 - 25.017-7 (都)草刈西広線 ~ (都)押沼安須線 改良済 区画整理 1290 - 25.0

潤井戸南線 1910(市道91号線外) 18-1 (都)草刈西広線 ~ 区画整理界 改良済 490 - 16.0

18-2 区画整理界 ~ (都)押沼安須線 改良済 区画整理 1420 - 18.0市道13号線 9290

19-1 国道297号BP ~ 市道6001号線 改良済 3370 - 16.019-2 市道6001号線 ~ (県)南総昭和線 未改良 1050 拡幅 5.019-3 (県)南総昭和線交差点 未改良 1000 拡幅 5.019-4 (県)南総昭和線 ~ 市道6402号線 未改良 1060 拡幅 5.019-5 市道6402号線 ~ 市道6119号線 改良済 900 - 14.019-6 市道6119号線 ~ 国道409号 未改良 1910 新設 -

市道27号線 208020-1 (主)五井本納線 ~ うぐいすライン 改良済 2080 - 10.0

市道45号線 102021-1 (都)八幡椎津線 ~ 市道3166号線 改良済 1020 - 16.0

市道48号線 576022-1 うぐいすライン ~ (主)千葉茂原線 改良済 360 - 13.422-2 (主)千葉茂原線 ~ 市道118号線 改良済 2580 - 9.022-3 市道118号線 ~ (県)日吉誉田停車場線 改良済 2820 - 9.0

市道49号線 170023-1 (県)日吉誉田停車場線 ~ (主)五井本納線 未改良 1700 新設 -

市道110号線 410024-1 (主)千葉鴨川線 ~ (都)八幡椎津線 未改良 290 新設 -24-2 (都)八幡椎津線 ~ 市道232号 未改良 320 新設 -24-3 市道232号線 ~ 市道1222号線 改良済 2240 - 11.524-4 市道1222号線 ~ (県)南総姉崎線 改良済 1250 - 12.0

市道112号線 585025-1 国道297号BP ~ (主)市原茂原線 未改良 1500 新設 -25-2 (主)市原茂原線 ~ 市道2153号線 未改良 1100 新設 -25-3 市道2153号線 ~ (県)上高根北袖線 改良済 3250 - 9.0

市道274号線 50026-1 (都)押沼安須線 ~ (主)千葉茂原線 改良済 区画整理 500 - 18.0

うぐいすライン 1208027-1 市道48号線 ~ (県)犬成海士有木線 改良済 2930 - 9.027-2 (県)犬成海士有木線 ~ 市道4053号線 改良済 1530 - 8.027-3 市道4053号線 ~ 市道126号線 未改良 1400 拡幅 7.527-4 市道126号線 ~ (主)市原茂原線 改良済 1850 - 9.527-5 (主)市原茂原線 ~ 国道409号 改良済 4370 - 10.0

(仮称)牛久環状道路 1715(市道71号線外) 28-1 (県)南総馬来田線 ~ (主)市原天津小湊線 未改良 1050 新設 -

28-2 (県)鶴舞牛久線 ~ 国道409号 一部未改良 665 改良 10.0

番号

道路名区間番号

区間整備状況

整備手法等

16

13

14

15

26

17

18

19

20

21

27

28

22

23

24

25

■表.7-2-7

 整備済の区間

74

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

整備優先順位の評価結果(路線順 2/2)

3 5 1 2 2 5 5 1 1 5 5 5 40 253 5 1 2 2 5 1 1 1 5 5 5 36 493 5 1 2 2 1 1 1 1 1 3 1 22 89

5 1 1 5 2 5 5 5 5 5 5 5 49 5

5 1 1 2 2 5 5 1 3 5 5 5 40 25

5 1 1 2 2 3 5 1 1 5 5 5 36 495 1 1 2 2 3 5 1 1 5 5 5 36 495 1 1 2 3 5 5 1 1 5 5 5 39 295 1 1 2 2 5 5 1 1 5 5 5 38 325 1 1 1 1 5 5 1 1 5 5 5 36 49

5 1 1 4 4 3 3 1 1 5 5 5 38 325 1 1 3 4 3 3 1 1 1 5 1 29 735 1 1 4 4 3 3 1 1 5 5 5 38 325 1 1 3 4 3 3 1 1 1 3 1 27 825 1 1 5 3 3 3 1 1 5 3 1 32 635 1 1 5 3 5 3 1 1 5 5 5 40 255 1 1 5 2 5 3 1 1 5 5 5 39 29

3 1 1 2 2 5 1 1 5 5 5 5 36 493 1 1 2 2 5 1 1 5 5 5 5 36 49

5 1 1 4 2 5 5 1 5 5 5 5 44 175 1 1 2 2 1 5 1 5 1 3 1 28 765 1 1 2 3 1 5 1 5 1 3 5 33 625 1 1 2 3 1 5 1 5 1 3 1 29 735 1 1 2 2 1 3 1 5 5 5 5 36 495 1 1 2 2 1 3 1 5 1 3 1 26 85

5 1 1 3 2 1 1 1 5 5 5 5 35 57

5 1 1 2 3 5 1 1 3 5 5 5 37 45

1 1 1 2 2 1 1 1 5 5 5 5 30 691 1 1 2 2 1 1 1 5 5 5 5 30 691 1 1 2 3 1 1 1 5 5 5 5 31 65

1 5 1 2 2 1 1 1 5 5 5 5 34 58

3 1 1 1 1 3 3 5 5 1 3 1 28 763 1 1 3 3 3 3 5 5 1 3 1 32 633 1 1 2 2 5 5 5 5 5 5 5 44 173 1 1 2 2 5 5 5 5 5 5 5 44 17

3 1 1 2 2 1 3 1 5 5 1 1 26 853 1 1 2 2 1 3 1 5 5 3 1 28 763 1 1 2 3 1 5 1 5 5 5 5 37 45

3 1 1 2 2 5 1 1 5 5 5 5 36 49

5 1 1 2 2 5 5 1 5 5 5 5 42 235 1 1 2 2 1 5 1 5 5 5 5 38 325 1 1 2 2 1 5 1 5 1 5 1 30 695 1 1 2 2 1 5 1 5 5 5 5 38 325 1 1 2 1 1 5 1 5 5 5 5 37 45

1 1 1 2 2 1 3 1 1 5 1 1 20 911 1 1 1 1 1 3 1 1 5 3 1 20 91

評価結果

計拠点や地域間とのアクセ

ス性

事業投資効果の早期発現

IC等の交通結節点とのアクセス性

ICアクセスの強化

バスネットワーク

緊急輸送道路を補完する機

臨海部から内陸部へのアクセス性

事業進捗

投資効果

広域的なネットワーク

形成

上位計画の位置付け

順位

拠点や地域間の連絡強化 防災力の強化

施策優先性

将来交通需要

混雑度

75

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■表.7-2-8

計画整備 整 備 現道幅員

延長(m) 内 容 (m)

八幡椎津線(市道6号線) 3-4 国道297号 ~ (都)五井駅東口線 改良済 3170 - 28.0八幡椎津線(市道6号線) 3-3 市道イ-39号線 ~ 国道297号 改良済 780 - 28.0八幡椎津線(市道6号線) 3-12 (主)市原茂原線 ~ (主)千葉鴨川線 改良済 670 - 22.0八幡椎津線(市道6号線) 3-5 (都)五井駅東口線 ~ 市道2038号線 改良済 360 - 28.0押沼安須線(市道34号線) 7-1 千葉市(都)3・3・22 ~ (主)五井本納線 改良済 区画整理 3680 - 25.0川岸西広線(市道1号線) 14-1 国道16号 ~ 国道297号 改良済 5940 - 20.0八幡椎津線(市道6号線) 3-11 市道110号線 ~ (主)市原茂原線 一部未改良 1330 新設 22.0八幡椎津線(市道6号線) 3-13 (主)千葉鴨川線 ~ 袖ケ浦市(都)3・3・6 改良済 1860 - 22.0草刈西広線(市道22号線) 6-1 千葉市(都)3・4・43 ~ (都)市原辰巳台線 改良済 2180 - 22.0八幡椎津線(市道6号線) 3-2 (県)八幡菊間線 ~ 市道イ-39号線 一部未改良 区画整理 370 新設 28.0古市場町田線(市道80号線外) 1-1 (主)千葉茂原線 ~ (都)市原縦幹線 改良済 8610 - 12.5八幡椎津線(市道6号線) 3-6 市道2038号線 ~ 国道297号BP 未改良 420 新設 -八幡椎津線(市道6号線) 3-10 (都)青柳海保線 ~ 市道110号線 一部未改良 1230 新設 22.0草刈西広線(市道22号線) 6-4 (都)君塚小田部線 ~ 国道297号 改良済 520 - 22.0市原辰巳台線(市道24号線) 9-1 国道297号 ~ 市道116号線 改良済 2970 - 16.0八幡椎津線(市道6号線) 3-1 千葉市(都)3・3・8 ~ (県)八幡菊間線 一部未改良 900 新設 28.0草刈西広線(市道22号線) 6-5 国道297号 ~ (都)五井駅東口線 改良済 1000 - 22.0八幡新田線(市道5号線外) 10-2 村田川 ~ (都)君塚小田部線 改良済 3250 - 20.0市道13号線 19-1 国道297号BP ~ 市道6001号線 改良済 3370 - 16.0市道110号線 24-3 市道232号線 ~ 市道1222号線 改良済 2240 - 11.5市道110号線 24-4 市道1222号線 ~ (県)南総姉崎線 改良済 1250 - 12.0五井駅東口線(市道23号線) 2-1 五井駅東口 ~ (都)草刈西広線 改良済 3600 - 30.0君塚小田部線(市道2号線) 11-1 国道16号 ~ 国道297号 改良済 3820 - 18.0うぐいすライン 27-1 市道48号線 ~ (県)犬成海士有木線 改良済 2930 - 9.0青柳海保線(市道16号線) 5-2 (都)姉崎君塚線 ~ (主)千葉鴨川線 改良済 800 - 28.0押沼瀬又線(市道29号線) 13-1 千葉市(都)3・4・42 ~ (都)押沼安須線 改良済 区画整理 250 - 18.0五井駅前岩崎線(市道12号線外) 15-1 国道16号 ~ 五井駅西口 改良済 2520 - 16.0八幡草刈線(市道4号線) 17-6 区画整理界 ~ (都)草刈西広線 改良済 区画整理 600 - 25.0青柳海保線(市道16号線) 5-1 国道16号 ~ (都)姉崎君塚線 改良済 620 - 28.0姉崎君塚線(市道8号線) 16-3 (都)五井駅前岩崎線 ~ 市道110号線 改良済 4285 - 16.0八幡草刈線(市道4号線) 17-7 (都)草刈西広線 ~ (都)押沼安須線 改良済 区画整理 1290 - 25.0八幡椎津線(市道6号線) 3-7 国道297号BP ~ 市道コ-287号線 未改良 680 新設 -八幡椎津線(市道6号線) 3-8 市道コ-287号線 ~ 市道2954号線 未改良 790 新設 -八幡椎津線(市道6号線) 3-9 市道2954号線 ~ (都)青柳海保線 未改良 730 新設 -青柳海保線(市道16号線) 5-3 (主)千葉鴨川線 ~ JR内房線 未改良 255 新設 -青柳海保線(市道16号線) 5-4 JR内房線 ~ (都)八幡椎津線 未改良 345 新設 -押沼安須線(市道34号線) 7-2 (主)五井本納線 ~ (主)千葉茂原線 未改良 540 新設 -市原辰巳台線(市道24号線) 9-3 草刈西広線 ~ (主)五井本納線 改良済 660 拡幅 10.0古市場山木線(市道25号線) 12-1 千葉市(都)3・4・47 ~ (都)八幡草刈線 改良済 1140 - 18.0姉崎君塚線(市道8号線) 16-4 市道110号線 ~ (主)千葉鴨川線 改良済 1145 - 16.0八幡草刈線(市道4号線) 17-1 国道16号 ~ (主)千葉鴨川線 改良済 510 - 16.0八幡草刈線(市道4号線) 17-3 (都)八幡椎津線 ~ 東関道側道 改良済 720 - 16.0うぐいすライン 27-2 (県)犬成海士有木線 ~ 市道4053号線 改良済 1530 - 8.0うぐいすライン 27-4 市道126号線 ~ (主)市原茂原線 改良済 1850 - 9.5姉崎海岸椎津台線(市道18号線) 8-1 国道16号 ~ (都)姉崎君塚線 未改良 200 新設 -市道45号線 21-1 (都)八幡椎津線 ~ 市道3166号線 改良済 1020 - 16.0市道112号線 25-3 市道2153号線 ~ (県)上高根北袖線 改良済 3250 - 9.0うぐいすライン 27-5 (主)市原茂原線 ~ 国道409号 改良済 4370 - 10.0押沼瀬又線(市道29号線) 13-2 (都)押沼安須線 ~ 区画整理界 改良済 区画整理 670 - 18.0姉崎君塚線(市道8号線) 16-1 八幡新田線 ~ (都)市原縦幹線側道 改良済 1970 - 16.0姉崎君塚線(市道8号線) 16-2 (都)市原縦幹線側道 ~ (都)五井駅前岩崎線 改良済 区画整理 630 - 16.0姉崎君塚線(市道8号線) 16-5 (主)千葉鴨川線 ~ (都)姉崎海岸椎津台線 改良済 区画整理 950 - 16.0潤井戸南線(市道91号線外) 18-1 (都)草刈西広線 ~ 区画整理界 改良済 490 - 16.0潤井戸南線(市道91号線外) 18-2 区画整理界 ~ (都)押沼安須線 改良済 区画整理 1420 - 18.0市道13号線 19-5 市道6402号線 ~ 市道6119号線 改良済 900 - 14.0市道274号線 26-1 (都)押沼安須線 ~ (主)千葉茂原線 改良済 500 - 18.0市道27号線 20-1 (主)五井本納線 ~ うぐいすライン 改良済 2080 - 10.0押沼安須線(市道34号線) 7-4 区画整理界 ~ (都)潤井戸南線 改良済 区画整理 275 - 22.0押沼安須線(市道34号線) 7-5 (都)潤井戸南線 ~ 区画整理界 改良済 区画整理 170 - -君塚小田部線(市道2号線) 11-3 国道297号 ~ 市道114号線 改良済 1400 - 18.0市道49号線 23-1 (県)日吉誉田停車場線 ~ (主)五井本納線 未改良 1700 新設 -

道路名区間番号

区間整備状況

整備手法等

 整備済の区間

76

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

整備優先順位の評価結果(評価順 1/2)

5 5 5 5 3 5 5 1 5 5 5 5 54 15 5 5 5 2 5 5 1 5 5 5 5 53 25 5 5 5 2 3 5 1 5 5 5 5 51 35 5 5 5 3 3 3 1 5 5 5 5 50 45 5 1 5 2 5 5 1 5 5 5 5 49 55 1 1 5 2 5 5 5 5 5 5 5 49 55 5 5 5 3 3 3 1 5 5 3 5 48 75 5 5 3 1 3 5 1 5 5 5 5 48 75 5 1 5 3 5 3 1 5 5 5 5 48 75 5 5 5 2 3 3 1 5 5 3 5 47 105 5 1 3 3 3 5 1 5 5 5 5 46 115 5 5 5 3 3 3 1 5 3 3 5 46 115 5 5 5 3 3 3 1 5 5 1 5 46 115 1 1 5 3 5 5 1 5 5 5 5 46 115 1 1 5 3 5 5 1 5 5 5 5 46 115 5 5 5 2 3 3 1 5 5 1 5 45 165 1 1 5 3 5 3 1 5 5 5 5 44 175 5 1 3 3 5 5 1 1 5 5 5 44 175 1 1 4 2 5 5 1 5 5 5 5 44 173 1 1 2 2 5 5 5 5 5 5 5 44 173 1 1 2 2 5 5 5 5 5 5 5 44 175 1 1 5 2 5 5 1 3 5 5 5 43 223 1 1 3 3 5 5 5 1 5 5 5 42 235 1 1 2 2 5 5 1 5 5 5 5 42 233 1 1 4 2 1 3 5 5 5 5 5 40 253 5 1 2 2 5 5 1 1 5 5 5 40 255 1 1 2 2 5 5 1 3 5 5 5 40 255 1 1 5 3 5 3 1 1 5 5 5 40 253 1 1 4 1 1 3 5 5 5 5 5 39 295 1 1 2 3 5 5 1 1 5 5 5 39 295 1 1 5 2 5 3 1 1 5 5 5 39 295 5 5 5 3 3 3 1 5 1 1 1 38 325 5 5 5 3 3 3 1 5 1 1 1 38 325 5 5 5 3 3 3 1 5 1 1 1 38 323 1 1 4 2 1 3 5 5 5 3 5 38 323 1 1 4 2 1 3 5 5 5 3 5 38 325 5 1 3 1 1 3 1 5 5 3 5 38 323 1 1 2 2 5 5 1 3 5 5 5 38 325 5 1 2 2 5 1 1 1 5 5 5 38 325 1 1 2 2 5 5 1 1 5 5 5 38 325 1 1 4 4 3 3 1 1 5 5 5 38 325 1 1 4 4 3 3 1 1 5 5 5 38 325 1 1 2 2 1 5 1 5 5 5 5 38 325 1 1 2 2 1 5 1 5 5 5 5 38 325 1 3 2 1 1 3 5 5 5 1 5 37 455 1 1 2 3 5 1 1 3 5 5 5 37 453 1 1 2 3 1 5 1 5 5 5 5 37 455 1 1 2 1 1 5 1 5 5 5 5 37 453 5 1 2 2 5 1 1 1 5 5 5 36 495 1 1 2 2 3 5 1 1 5 5 5 36 495 1 1 2 2 3 5 1 1 5 5 5 36 495 1 1 1 1 5 5 1 1 5 5 5 36 493 1 1 2 2 5 1 1 5 5 5 5 36 493 1 1 2 2 5 1 1 5 5 5 5 36 495 1 1 2 2 1 3 1 5 5 5 5 36 493 1 1 2 2 5 1 1 5 5 5 5 36 495 1 1 3 2 1 1 1 5 5 5 5 35 575 1 1 3 1 1 1 1 5 5 5 5 34 585 1 1 3 1 1 1 1 5 5 5 5 34 583 1 1 1 1 5 5 1 1 5 5 5 34 581 5 1 2 2 1 1 1 5 5 5 5 34 58

事業進捗

投資効果

施策優先性

混雑度拠点や地域間とのアクセ

ス性

広域的なネットワーク

形成

上位計画の位置付け

将来交通需要

拠点や地域間の連絡強化 防災力の強化ICアクセスの

強化事業投資効果の

早期発現

計順位

バスネットワーク

緊急輸送道路を補完する機

臨海部から内陸部へのアクセス性

IC等の交通結節点とのアクセス性

評価結果

77

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■表.7-2-9

計画整備 整 備 現道幅員

延長(m) 内 容 (m)

市道13号線 19-3 (県)南総昭和線交差点 未改良 1000 拡幅 5.0八幡草刈線(市道4号線) 17-5 (主)千葉茂原線 ~ 区画整理界 未改良 700 新設 -市道110号線 24-2 (都)八幡椎津線 ~ 市道232号 未改良 320 新設 -草刈西広線(市道22号線) 6-2 (都)市原辰巳台線 ~ (主)五井本納線 未改良 1490 新設 -草刈西広線(市道22号線) 6-3 (主)五井本納線 ~ (都)君塚小田部線 未改良 2600 新設 -姉崎海岸椎津台線(市道18号線) 8-2 (都)姉崎君塚線 ~ JR内房線 未改良 120 新設 -市道48号線 22-3 市道118号線 ~ (県)日吉誉田停車場線 改良済 2820 - 9.0市原辰巳台線(市道24号線) 9-2 市道116号線 ~ (都)草刈西広線 一部未改良 700 拡幅 20.0市道48号線 22-1 うぐいすライン ~ (主)千葉茂原線 改良済 360 - 13.4市道48号線 22-2 (主)千葉茂原線 ~ 市道118号線 改良済 2580 - 9.0うぐいすライン 27-3 市道4053号線 ~ 市道126号線 未改良 1400 拡幅 7.5草刈西広線(市道22号線) 6-6 (都)五井駅東口線 ~ 国道297号BP 未改良 1450 新設 -八幡草刈線(市道4号線) 17-2 (主)千葉鴨川線 ~ (都)八幡椎津線 未改良 520 新設 -市道13号線 19-4 (県)南総昭和線 ~ 市道6402号線 未改良 1060 拡幅 5.0八幡新田線(市道5号線外) 10-1 千葉市(都)3・5・75 ~ 村田川 未改良 235 新設 -君塚小田部線(市道2号線) 11-2 国道297号交差点 未改良 100 改良 -古市場山木線(市道25号線) 12-2 (都)八幡草刈線 ~ (都)市原辰巳台線 未改良 1630 新設 -市道13号線 19-2 市道6001号線 ~ (県)南総昭和線 未改良 1050 拡幅 5.0市道110号線 24-1 (主)千葉鴨川線 ~ (都)八幡椎津線 未改良 290 新設 -市道112号線 25-2 (主)市原茂原線 ~ 市道2153号線 未改良 1100 新設 -瀬又線(市道31号線) 4-1 千葉市(都)3・3・24 ~ 千葉市(都)3・3・27 未改良 1340 新設 -姉崎海岸椎津台線(市道18号線) 8-3 JR内房線 ~ (県)袖ケ浦姉崎停車場線 未改良 190 新設 -八幡草刈線(市道4号線) 17-4 東関道側道 ~ (主)千葉茂原線 未改良 2160 新設 -市道13号線 19-6 市道6119号線 ~ 国道409号 未改良 1910 新設 -市道112号線 25-1 国道297号BP ~ (主)市原茂原線 未改良 1500 新設 -押沼安須線(市道34号線) 7-3 (主)千葉茂原線 ~ 区画整理界 未改良 825 新設 -押沼安須線(市道34号線) 7-6 区画整理界 ~ 市道27号線 未改良 180 新設 -青柳海保線(市道16号線) 5-5 (都)八幡椎津線 ~ (主)市原茂原線 未改良 1800 新設 -押沼瀬又線(市道29号線) 13-3 区画整理界 ~ (県)日吉誉田停車場線 未改良 870 新設 -(仮称)牛久環状道路(市道71号線外) 28-1 (県)南総馬来田線 ~ (主)市原天津小湊線 未改良 1050 新設 -(仮称)牛久環状道路(市道71号線外) 28-2 (県)鶴舞牛久線 ~ 国道409号 一部未改良 665 改良 10.0

道路名区間番号

区間整備状況

整備手法等

 整備済の区間

78

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

整備優先順位の評価結果(評価順 2/2)

5 1 1 2 3 1 5 1 5 1 3 5 33 625 1 1 5 3 3 3 1 1 5 3 1 32 633 1 1 3 3 3 3 5 5 1 3 1 32 635 1 1 5 2 3 3 1 5 1 3 1 31 655 1 1 5 2 3 3 1 5 1 3 1 31 655 1 3 2 1 1 1 5 5 5 1 1 31 651 1 1 2 3 1 1 1 5 5 5 5 31 653 1 1 3 3 5 5 1 3 1 3 1 30 691 1 1 2 2 1 1 1 5 5 5 5 30 691 1 1 2 2 1 1 1 5 5 5 5 30 695 1 1 2 2 1 5 1 5 1 5 1 30 695 1 1 5 2 1 3 1 5 1 3 1 29 735 1 1 3 4 3 3 1 1 1 5 1 29 735 1 1 2 3 1 5 1 5 1 3 1 29 735 5 1 1 1 3 5 1 1 1 3 1 28 761 1 1 2 2 5 3 1 1 5 5 1 28 765 5 1 3 3 3 1 1 1 1 3 1 28 765 1 1 2 2 1 5 1 5 1 3 1 28 763 1 1 1 1 3 3 5 5 1 3 1 28 763 1 1 2 2 1 3 1 5 5 3 1 28 763 5 1 5 2 1 1 1 5 1 1 1 27 825 1 3 2 1 1 1 5 5 1 1 1 27 825 1 1 3 4 3 3 1 1 1 3 1 27 825 1 1 2 2 1 3 1 5 1 3 1 26 853 1 1 2 2 1 3 1 5 5 1 1 26 855 1 1 3 1 1 1 1 5 1 3 1 24 875 1 1 3 1 1 1 1 5 1 3 1 24 873 1 1 2 2 1 3 1 5 1 1 1 22 893 5 1 2 2 1 1 1 1 1 3 1 22 891 1 1 2 2 1 3 1 1 5 1 1 20 911 1 1 1 1 1 3 1 1 5 3 1 20 91

評価結果

拠点や地域間の連絡強化 防災力の強化ICアクセスの

強化事業投資効果の

早期発現

計順位

バスネットワーク

緊急輸送道路を補完する機

臨海部から内陸部へのアクセス性

IC等の交通結節点とのアクセス性

拠点や地域間とのアクセ

ス性

広域的なネットワーク

形成

上位計画の位置付け

将来交通需要

混雑度事業進捗

投資効果

施策優先性

79

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

7-3 事業箇所の選択と集中

(1) 未改良等を含む区間の整備優先順位

整備プログラム対象路線のうち、未改良等を含む 41 区間の整備優先順位の評価結

果は以下のとおりです。

■表.7-3-1 未改良等を含む区間の整備優先順位一覧表

道路名区間番号

整備状況計画整備延長(m)

内容 順位

八幡椎津線(市道6号線) 3-11 市道110号線 ~ (主)市原茂原線 一部未改良 1330 新設 1

八幡椎津線(市道6号線) 3-2 (県)八幡菊間線 ~ 市道イ-39号線 一部未改良 370 新設 2

八幡椎津線(市道6号線) 3-6 市道2038号線 ~ 国道297号BP 未改良 420 新設 3

八幡椎津線(市道6号線) 3-10 (都)青柳海保線 ~ 市道110号線 一部未改良 1230 新設 3

八幡椎津線(市道6号線) 3-1 千葉市(都)3・3・8 ~ (県)八幡菊間線 一部未改良 900 新設 5

八幡椎津線(市道6号線) 3-7 国道297号BP ~ 市道コ-287号線 未改良 680 新設 6

八幡椎津線(市道6号線) 3-8 市道コ-287号線 ~ 市道2954号線 未改良 790 新設 6

八幡椎津線(市道6号線) 3-9 市道2954号線 ~ (都)青柳海保線 未改良 730 新設 6

青柳海保線(市道16号線) 5-3 (主)千葉鴨川線 ~ JR内房線 未改良 255 新設 6

青柳海保線(市道16号線) 5-4 JR内房線 ~ (都)八幡椎津線 未改良 345 新設 6

押沼安須線(市道34号線) 7-2 (主)五井本納線 ~ (主)千葉茂原線 未改良 540 新設 6

姉崎海岸椎津台線(市道18号線) 8-1 国道16号 ~ (都)姉崎君塚線 未改良 200 新設 12

市道49号線 23-1 (県)日吉誉田停車場線 ~ (主)五井本納線 未改良 1700 新設 13

市道13号線 19-3 (県)南総昭和線交差点 未改良 1000 拡幅 14

八幡草刈線(市道4号線) 17-5 (主)千葉茂原線 ~ 区画整理界 未改良 700 新設 15

市道110号線 24-2 (都)八幡椎津線 ~ 市道232号 未改良 320 新設 15

草刈西広線(市道22号線) 6-2 (都)市原辰巳台線 ~ (主)五井本納線 未改良 1490 新設 17

草刈西広線(市道22号線) 6-3 (主)五井本納線 ~ (都)君塚小田部線 未改良 2600 新設 17

姉崎海岸椎津台線(市道18号線) 8-2 (都)姉崎君塚線 ~ JR内房線 未改良 120 新設 17

市原辰巳台線(市道24号線) 9-2 市道116号線 ~ (都)草刈西広線 一部未改良 700 拡幅 20

うぐいすライン 27-3 市道4053号線 ~ 市道126号線 未改良 1400 拡幅 20

草刈西広線(市道22号線) 6-6 (都)五井駅東口線 ~ 国道297号BP 未改良 1450 新設 22

八幡草刈線(市道4号線) 17-2 (主)千葉鴨川線 ~ (都)八幡椎津線 未改良 520 新設 22

市道13号線 19-4 (県)南総昭和線 ~ 市道6402号線 未改良 1060 拡幅 22

八幡新田線(市道5号線外) 10-1 千葉市(都)3・5・75 ~ 村田川 未改良 235 新設 25

君塚小田部線(市道2号線) 11-2 国道297号交差点 未改良 100 改良 25

古市場山木線(市道25号線) 12-2 (都)八幡草刈線 ~ (都)市原辰巳台線 未改良 1630 新設 25

市道13号線 19-2 市道6001号線 ~ (県)南総昭和線 未改良 1050 拡幅 25

市道110号線 24-1 (主)千葉鴨川線 ~ (都)八幡椎津線 未改良 290 新設 25

市道112号線 25-2 (主)市原茂原線 ~ 市道2153号線 未改良 1100 新設 25

瀬又線(市道31号線) 4-1 千葉市(都)3・3・24 ~ 千葉市(都)3・3・27 未改良 1340 新設 31

姉崎海岸椎津台線(市道18号線) 8-3 JR内房線 ~ (県)袖ケ浦姉崎停車場線 未改良 190 新設 31

八幡草刈線(市道4号線) 17-4 東関道側道 ~ (主)千葉茂原線 未改良 2160 新設 31

市道13号線 19-6 市道6119号線 ~ 国道409号 未改良 1910 新設 34

市道112号線 25-1 国道297号BP ~ (主)市原茂原線 未改良 1500 新設 34

押沼安須線(市道34号線) 7-3 (主)千葉茂原線 ~ 区画整理界 未改良 825 新設 36

押沼安須線(市道34号線) 7-6 区画整理界 ~ 市道27号線 未改良 180 新設 36

青柳海保線(市道16号線) 5-5 (都)八幡椎津線 ~ (主)市原茂原線 未改良 1800 新設 38

押沼瀬又線(市道29号線) 13-3 区画整理界 ~ (県)日吉誉田停車場線 未改良 870 新設 38

(仮称)牛久環状道路(市道71号線外) 28-1 (県)南総馬来田線 ~ (主)市原天津小湊線 未改良 1050 新設 40

(仮称)牛久環状道路(市道71号線外) 28-2 (県)鶴舞牛久線 ~ 国道409号 一部未改良 665 改良 40

延長計 37,745m

区間

80

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

(2) 優先整備路線の決定

未改良等を含む区間の整備優先順位や今後の財政状況等を勘案し、本計画において

優先して整備する路線及び区間を以下のとおり位置付けます。

また、優先整備路線においても、現在の厳しい財政状況を考慮しつつ早期に整備効

果を発現させるため、4車線で計画されている路線であっても、限られた費用や期間

で整備が可能な先行 2 車線整備について検討します。

なお、優先整備路線以外の路線・区間については、今後のまちづくりの状況や人口

動向等に注視しつつ長期的な視点に立って、適宜、将来幹線道路ネットワークへフィ

ードバックさせるなどの検討を行っていくものとします。

(都)八幡椎津線(市道 6 号線)

本路線は、八幡宿駅、五井駅、姉ケ崎駅のJR3 駅周辺の各拠点を結節し、市民

生活や産業を支え幅広い面において欠くことのできない本市の大動脈であり、特

に、緊急輸送道路である国道 16 号とのダブルネットワーク化により大規模災害時

における危機対応力の強化につながる重要な役割を担うことから、市原市総合計画

において「市の最重要路線として早期開通を目指す路線」として位置付けており、

本計画上も最優先整備路線として整備を推進します。

(都)青柳海保線(市道 16 号線)

国道 16 号から(都)八幡椎津線までの区間について、大規模災害時における臨

海部から内陸部への避難経路としての機能向上のほか、交通渋滞が発生している白

塚交差点〔(主)千葉鴨川線×市道 1001 号線〕付近における交通の分散化を図るた

め、(都)八幡椎津線(姉崎地区・白塚地区)との一体的な整備を推進します。

81

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

(都)押沼安須線(市道 34 号線)

本路線の(主)五井本納線から(主)千葉茂原線までの区間について、交通渋滞

が発生している潤井戸交差点〔(主)五井本納線×(主)千葉茂原線〕における交通

の分散化を図るほか、千葉市との都市活動を活発化させるネットワークを構築でき

ることから、整備を推進します。

(都)姉崎海岸椎津台線(市道 18 号線)

国道 16 号から(都)姉崎君塚線までの区間について、姉ケ崎駅周辺拠点の交通

利便性の向上に資するとともに臨海部から内陸部へのアクセス向上及び避難経路

としても有効な路線であり、現在、用地取得が完了しているため、早期の効果発現

が見込めることから、整備を推進します。

(都)八幡草刈線(市道 4 号線)

(主)千葉茂原線からちはら台地区界までの区間について、交通渋滞が発生して

いる千原団地入口交差点〔(主)千葉茂原線×(都)草刈西広線〕における交通の分

散化を図るほか、将来的には八幡宿駅周辺拠点とちはら台駅周辺拠点を結ぶネット

ワークを構築できることから、整備を推進します。

市道 13 号線

本路線の県道南総昭和線との交差点付近は、交差点と小湊鐡道高根踏切とが近接

しており通行に危険を伴っていることから交差点を改良する必要があるほか、将来

的には国道 297 号バイパスと国道 409 号を結ぶことにより緊急輸送道路である国

道 297 号とのダブルネットワーク化を図ることができるため、整備を推進します。

82

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

市道 49 号線

本路線は、市道 48 号線と(主)五井本納線を結ぶ幹線道路として、圏央道茂原

北 IC と本市内陸部との交通アクセスが格段に向上し、交通利便性が向上するとと

もに産業誘導を期待できるほか、(主)五井本納線からの交通転換に伴う潤井戸交

差点〔(主)五井本納線×(主)千葉茂原線〕における交通渋滞の緩和が見込めるこ

とから、整備を推進します。

うぐいすライン

うぐいすラインは、市域の東側を縦断する幹線道路として東部地域のうるいど南

周辺拠点と中部地域の上総牛久駅周辺拠点を結び多くの車両が通行していますが、

大桶付近(市道 54 号線)は、幅員が狭く急坂でカーブも多いことから円滑な通行

に支障が生じているため、現道の拡幅整備を推進します。

83

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-3-1

84

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

整備プログラム路線図

85

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

(3) 交差点改良

道路新設事業は、将来にわたって必要とされる道路ネットワークの構築のための事

業ですが、多くの事業費が必要なことや用地取得の難航等により、その整備効果の発

現までには長い期間を要する場合があります。

このため、本市では、道路新設事業に比べ事業費や事業期間を少なく抑えることが

でき、かつ、即効性のある事業として、交差点改良事業に積極的に取り組んでいます。

交差点改良事業は、交通量に対して赤信号の時間が相対的に長い交差点や車道幅

員・車線数の減少により交通渋滞を起こす箇所(ボトルネック交差点)に、右折レー

ン等を設置して交通渋滞を緩和するとともに、円滑な交通によって自動車の無理な交

差点への侵入等を抑制し、交通事故を未然に防止する効果もあります。

このことから、本計画において以下の交差点を整備対象とし、この外の交差点にお

いても必要に応じて整備を実施します。

【整備対象交差点】

東海小学校入口交差点(市道 232号線×市道 2954号線)11

市原 IC西側交差点(市道 3469号線×国道 297号バイパス)

市道 4203号線×(主)生実本納線(千葉外房有料道路)

また、国土交通省や千葉県等によって組織している「首都圏渋滞ボトルネック対策

協議会」において、主要な渋滞ポイントとして以下の交差点を把握しており、本市と

しても各道路管理者に対して改善を働きかけます。

【主要な渋滞ポイント(交差点名)】

① 市原埠頭入口〔国道 16号×県道市原埠頭線〕 1

② 五井火力入口〔国道 16号養老大橋付近〕 1

③ 五井南海岸〔国道 16号×国道 297号バイパス〕 1

④ 姉崎海岸〔国道 16号×(主)市原茂原線〕 1

⑤ 市原橋脇〔(主)五井本納線の国道 297号バイパス付近〕

⑥ 潤井戸〔(主)千葉茂原線×(主)五井本納線〕 1

86

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

■図.7-3-2 地域の主要渋滞箇所(一般道)

資料:国土交通省関東地方整備局ホームページ

1 2

5 6

87

7 戦略的な幹線市道整備の進め方

7-4 道路整備費の効率的な運用

(1) 計画の進行管理

限りある財源を有効に活用し、効率的に本計画(Plan)を実施するためには、現状

に即した柔軟な対応が必要となるため、優先整備路線の整備を推進(Do)するとと

もに、整備の進捗状況の把握・分析・検証(Check)を行い、その後の道路整備費の

運用を見直す(Action)など、整備効果の早期発現に向けた PDCA サイクルを確立

し、都市像の実現を目指します。

(2) 計画の見直し

本計画は、市原市総合計画と計画期間の整合を図り、目標年次を 2026 年度とし

ていますが、市原市総合計画や関連する個別計画の見直し及び、上位規格道路の整備

計画や開発事業計画等による都市構造の変化が生じた場合には柔軟に対応し、計画期

間内にあっても適切な見直しを行います。

Plan

Do

Check

Action

【市原市市道整備計画の改定】

【優先整備路線の整備推進】

【整備の進捗状況の把握・分析・検証】

【道路整備費の運用見直し】

88

8 成果目標の設定

8 成果目標の設定

本計画の成果目標は、市原市総合計画における道路整備に関係のある指標のほか、

本計画独自の指標を設定します。

道路整備に伴う効果としては、交通渋滞の緩和や交通事故の減少、沿道環境の改善、

災害時の代替路確保、交流拡大、新規産業の立地とこれに伴う雇用の増大等、多岐に

わたる効果がありますが、本計画の指標は、十分な精度で計測が可能な「移動時間短

縮効果」を設定します。

《市原市総合計画》

「市内の道路状況に不便を感じずに移動することができた市民の割合」

59.5%※(基準値) 72.0%(目標値)

※ 市民意識調査(2017 年 3 月)結果

《市原市市道整備計画》

「移動時間短縮効果」

① (都)八幡椎津線と(都)青柳海保線の一体供用効果

② 東海小学校入口交差点での右折レーン設置効果

③ 市原 IC 西側交差点での右折レーン設置効果

89

8 成果目標の設定

都市拠点(姉ケ崎駅周辺ポイント)〔平成通り×千葉鴨川線〕

中心都市拠点(五井駅周辺ポイント)〔白金通り×吹上通り〕

拠点間の移動時間短縮効果

五井駅

姉ケ崎駅

① (都)八幡椎津線と(都)青柳海保線の一体供用効果

本計画期間内では、(都)八幡椎津線(平成通り)の姉崎・白塚地区と(都)青柳海保

線(千種通り)の島野地区の整備による一体的な供用開始を予定しています。

この区間の供用によって、中心都市拠点(五井駅周辺市街地)と都市拠点(姉ケ崎

駅周辺市街地)間の連絡を強化し、交通の分散化を図ることができるため、この拠点

間の移動時間短縮効果を設定します。

調査測点 ・中心都市拠点(五井駅周辺市街地)は、白金通りと吹上通りとの交差点、

都市拠点(姉ケ崎駅周辺市街地)は、平成通りと(主)千葉鴨川線との交差

点とします。

調査ルート ・整備前(現況)は、(主)千葉鴨川線を通るルート、整備後(現況と将来)

は、(主)千葉鴨川線と平成通りを併用するルートとします。

調査時間帯 ・交通混雑のピーク時間帯における移動時間を計測します。

【凡例】

整備後調査対象路線(現況+将来)+

整備前調査対象路線(現況)

整備前ルートの所要時間

28分(基準値)

整備後ルートの想定所要時間

20分(目標値)

90

8 成果目標の設定

② 東海小学校入口交差点での右折レーン設置効果

市道 232 号線(フルーツ通り)と市道 2954 号線(旧県道五井町田線)が交差す

る東海小学校入口交差点では、朝のピーク時間帯において交通渋滞が発生しており、

また、交差点の形状が悪く交通事故の危険性が高いため、この交差点への右折レーン

設置とともに交差点形状の改善を図ります。

4.4

4.4

4.5

5.0

中町橋

万六橋

JA市原市東海支店

東海小学校

梨共同選果場

4.49

4.7

16.2

プール

11.6

5.7

5.6

5.4

4.9

4.9

5.7

5.9

5.5

5.3

5.4

5.3

5.3

5.1

5.2

5.2

5.1

5.1

4.9

4.9

4.9

4.8

4.9

4.8

4.64.1

4.2

4.2

4.2

JA市原市

フルーツ通り

5.1

4.6

4.7

4.7

4.9 町田

廿五里

上前川橋

宮向橋

若宮八幡神社

不動尊

熊野神社町田町民館 町田児童遊園

5

5

5

4.2

4.5

5.2

4.9

5.3

4.8

4.8

4.6

4.6

4.6

4.8

4.5

4.6

4.8

4.7

4.5

5.2

5.1

4.9

5.2

5.3

5.3

5.4

5.3

5.3

5.3

5.5

5.5

5.4

5.5

5.3

5.1

5.6

5.4

5.5

5.5

5.6

5.3

5.4

5.7

5.7

5.9

5.9

5.9

5.7

5.7

6.3

12.1

11.6

県道

古川橋

フルーツ通り

上前川橋

東海小学校

交差点通過に約6分

渋滞長:約350m

(平日朝のピーク時)

写真②

写真①

91

8 成果目標の設定

③ 市原IC西側交差点での右折レーン設置効果

市道 3469 号線と国道 297 号バイパスが交差する市原IC西側交差点では、中心

都市拠点が位置する市街地から市道3469号線を経由して国道297号バイパスへ流

入する自動車が多く、夕方のピーク時間帯を中心に交通渋滞が発生しているため、こ

の交差点への右折レーン設置により交通渋滞の緩和を図ります。

交差点通過に約5分

渋滞長:約500m

(平日夕方のピーク時)

写真①

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9 道路交通環境の改善に向けた取組方法

9 道路交通環境の改善に向けた取組方法

9-1 補助幹線道路や生活道路に関する取り組み

本市の骨格を形成する幹線道路ネットワークを補完する補助幹線道路や、市民の日

常生活を支える生活道路の整備は、地域の実情を勘案するとともにその道路機能の必

要性や効果の検証等により総合的に判断したうえで、整備に取り組みます。

9-2 道路交通環境の改善に向けた取り組み

体系的な道路整備を進めることにより、高規格幹線道路から市道まで各道路が持つ

機能の適切な分担を図り、生活道路への通過交通の流入を抑制することで、交通事故

を抑制します。

また、自動車と比較して弱い立場にある歩行者等の安心・安全に配慮した取り組み

として、以下の方向性により歩行空間の整備等を継続的に進めます。

(1) 歩行空間の整備

自動車交通の急激な増加に伴い、「自動車優先」の幹線市道も整備してきましたが、

歩行者の安全な通行空間の確保が課題となっています。

本市では、これまでも、自動車交通量が多く歩行者にとって危険な幹線道路等の歩

道整備を実施していますが、継続的な危険箇所の整備に取り組みます。

また、2012 年 4 月、全国で登下校中の児童生徒が死傷する事故が相次いで発生

したことを受け、同年 5 月に各小学校の通学路において関係機関と連携して緊急合同

点検を実施し、必要な安全対策について関係機関で協議・対応しました。

その後、関係機関が連携し通学路の安全確保を円滑に進めるため、2014 年 3 月

に「市原市通学路交通安全プログラム」を策定しています。

今後も関係機関が連携して、指定通学路の合同点検等を通じた現地の確認等により、

必要とする歩行空間の安全対策を実施して、通学路の安全確保を図ります。

図.9-2-1 平成 24年度指定通学路緊急合同点検対策箇所(草刈歩道橋付近)

(整備前) (整備後)

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9 道路交通環境の改善に向けた取組方法

(2) 道路のバリアフリー化

「市原市バリアフリー基本構想」に基づく道路のバリアフリー整備事業を実施する

ための整備方針や整備基準等を定めた「市原市道路特定事業計画」を策定して、重点

整備地区内の生活関連経路のバリアフリー化を実施しており、今後もこの計画に基づ

いて道路のバリアフリー化を推進します。

(3) 自転車走行環境の向上

自転車の利用は、環境負荷の低減や交通渋滞の緩和、健康増進、更には災害時にお

ける移動などの様々な活用が期待され、2017 年 5 月に「自転車活用推進法」が施

行、関係府省庁において「自転車活用推進計画」の策定が進められるなど、自転車活

用施策がより重要となってきています。

本市の取り組みとしては、2012 年 11 月に国土交通省と警察庁が共同で策定した

「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン(2016 年 7 月一部改定)」に基づ

いて、関係機関等と連携しながら、本市の交通特性や自転車利用状況及び自転車に関

連する交通事故状況等の調査を行っており、引き続き、コンパクト・プラス・ネット

ワークのまちづくりとも整合を図りながら、自転車専用レーン等による自転車走行環

境の向上に取り組みます。

*アンダーラインの用語は、巻末【用語解説】参照。

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用語解説

用語解説

【あ行】

■ OD表

出発地(Origin)となるゾーンと到着地(Destination)となるゾーンの間を移動し

た交通量を表であらわしたもの。表の行方向に出発側のゾーン、列方向に到着側のゾ

ーンを対応させ、行和が発生量、列和が集中量を示す。下図の場合、ゾーン A から

ゾーン B に移動した交通量は 40、ゾーン A の発生交通量は 130 となる。

【か行】

■ 幹線市道

本市では、1級市道と2級市道の総称としている。1 級市道は、市道の中でも市内各

地域間を結ぶ主要な幹線道路、2級市道は、1 級市道を補完する市道であって地区間

を結ぶ幹線道路が該当する。

■ 緊急輸送道路

大規模災害が起きた場合に、避難・救助をはじめ、物資の供給、諸施設の復旧等広範

な応急対策活動を広域的に実施するため、非常事態に対応した交通の確保を図ること

を目的に、都道府県地域防災計画に位置付けられた高速道路や一般国道及びこれらを

連絡する幹線的な道路のこと。

■ 高規格幹線道路

自動車交通のための全国的なネットワークを形成するとともに、自動車が高速で走る

ことができる構造で造られた自動車専用の道路のことで、高速自動車国道や一般国道

の自動車専用道路を指す。

■ コンパクトシティ

郊外への都市的土地利用の拡大の抑制や中心市街地の活性化等を図るため、暮らしに

必要な諸機能が近接し、効率的で持続可能な都市のこと。

A 80 40 10 130

B 50 50 30 130

C 20 30 40 90

(集中量)

(発生量)CBA

35080120150

出発

ゾーン

到着ゾ

ーン

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用語解説

■ コンパクト・プラス・ネットワーク

人口減少・高齢化が進む中で、地域の活力を維持するとともに、医療・福祉・商業等

の生活機能を確保し、高齢者が安心して暮らせるよう、地域公共交通と連携してコン

パクトなまちづくりを推進すること。

■ 交通結節点

異なる交通機関が接続する地点を言い、鉄道と道路が接続する駅前広場、あるいは空

港、港湾のターミナルなどを指す。

■ 交通センサス

正式名称を「全国道路・街路交通情勢調査」と言い、日本全国の道路と道路交通の実

態を把握し、道路の計画や、建設、管理などについての基礎資料を得ることを目的と

して、全国的に実施している統計調査のこと。

■ 候補路線

長期に未整備となっている都市計画道路の見直しにおいて、存続や廃止等の検証を行

うための候補となる路線のこと。

■ 混雑度

調査単位区間の道路の混雑の程度を表す指標で、道路の持つ交通容量に対する実際の

交通量の比で示される。数値が大きくなるほど、混雑程度の悪化を示す。

【さ行】

■ 自転車活用推進法

身近な交通手段である自転車の活用による環境への負荷の低減、災害時における交通

の機能の維持、国民の健康の増進等を図ることが重要な課題であることに鑑み、自転

車の活用の推進に関し、基本理念を定め、国の責務等を明らかにし、及び自転車の活

用の推進に関する施策の基本となる事項を定めるとともに、自転車活用推進本部を設

置することにより、自転車の活用を総合的かつ計画的に推進することを目的とする法

律のこと。(国土交通省 HP)

■ 需給バランス

ある道路の交通容量とその道路を実際に走る交通量との差をいう。交通容量とは、自

動車が道路を一定の水準のもとで走ることができる最大量のこと。

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用語解説

■ 人口フレーム

計画が目標としている将来のある年次(目標年次)における、計画対象地域の人口を

想定すること(枠を決めること)。

【た行】

■ 代表交通手段

一つのトリップでいくつかの交通手段を乗り換えた場合、その中の主な交通手段を代

表交通手段という。主な交通手段の集計上の優先順位は、鉄道、バス、自動車、二輪

車、徒歩の順としている。

■ 東京都市圏パーソントリップ調査

東京都市圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県南部)を対象都市として、

「どのような人が」「どのような目的で」「どこからどこへ」「どのような交通手段で」

移動したのか、ある人の平日の1日の動きを把握する調査のこと。

■ トリップ長

人がある目的をもって、ある地点(出発地)からある地点(到着地)へと移動する単

位をトリップと言い、トリップの距離をトリップ長と言う。

【は行】

■ 発生集中量

あるゾーンにおける、発生量(あるゾーンを出発地とするトリップの合計量)と集中

量(あるゾーンを到着地とするトリップの合計量)の総和のこと。

■ バリアフリー化

高齢者や障がい者等の移動又は施設の利用に係る身体の負担を軽減することにより、

その移動又は施設の利便性及び安全性の向上を図ること。

■ PDCA サイクル

業務を改善していくための管理手法の一つで、Plan(計画)、Do(実行)、Check(確認)、

Action(行動)の 4 段階で構成されているため、PDCA という名称になっている。

市原市市道整備計画

2018 年 8月発行

編集発行:市原市土木部道路建設課

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