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第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会 第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2021福岡大会 大会基本計画 2019年5月

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第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会

第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2021福岡大会

大会基本計画

2019年5月

04013
テキストボックス
※大会名称,大会日程及び組織委員会名称は,計画策定時のものです。
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基本計画の位置付け

第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会は、2021年7月から8月、

第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2021福岡大会は、同年8月に開催される。

本基本計画は、大会開催までの期間に着実に準備を進めていくための枠組みを定めたものであり、

この中で、大会のコンセプトや大会の特色に加え、大会開催に向けて必要な準備、大会を通して

達成し残すべきもの、そのための体制等について明記した。

今後、本基本計画を踏まえ、個々の分野における具体的な実施計画の検討を進めるとともに、

関係者の協力・連携体制を更に強化して着実に準備を進めていく。

本基本計画は、全5章で構成される。

第1章 大会方針

第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会及び第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2021

福岡大会共通の大会コンセプト、5つの行動指針を策定した。

第2章 大会概要

第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会及び第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2021

福岡大会の開催概要とその特色について、それぞれ記載した。

第3章 大会機能

大会運営に必要となる22の機能を設置し、大会コンセプトを踏まえた、各々の機能のミッション、

主要目標、主要業務を記載した。

第4章 推進体制

組織内外の一体的な取り組みを推進するため、組織委員会の組織構造、関係者との連携・

役割分担など推進体制を明確化するとともに、大会開催までのロードマップを明らかにした。

第5章 その他

本基本計画において頻出する文言を説明した。

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目次

第1章 大会方針 ------------------------------------------------ 41.1 はじめに1.2 大会コンセプト1.3 行動指針

第2章 大会概要 ------------------------------------------------ 82.1 第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会2.1.1 大会の特色2.1.2 大会名称2.1.3 主催/主管2.1.4 開催期間2.1.5 参加人数2.1.6 来場者数2.1.7 種別2.1.8 放送

2.2 競技会場施設概要2.2.1 競泳会場・アーティスティックスイミング会場2.2.2 飛込会場2.2.3 オープンウォータースイミング会場・ハイダイビング会場2.2.4 水球会場

2.3 第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2021福岡大会2.3.1 大会の特色2.3.2 大会名称2.3.3 主催/主管2.3.4 開催期間2.3.5 参加人数2.3.6 種別

2.4 競技会場施設概要2.4.1 競泳会場2.4.2 競泳会場2.4.3 飛込会場2.4.4 オープンウォータースイミング会場2.4.5 水球会場2.4.6 アーティスティックスイミング会場

基本計画の位置付け ------------------------------------------------ 1

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目次

第4章 推進体制 ------------------------------------------------ 394.1 組織委員会組織図4.2 事務局組織図4.3 業務推進スケジュール

第5章 その他 ------------------------------------------------ 43

5.1 略語一覧

第3章 大会機能 ------------------------------------------------ 14

3.1 競技運営3.2 施設3.3 エントリー(GMS)3.4 出入国3.5 アクレディテーション・コントロール3.6 宿泊3.7 輸送3.8 警備3.9 ドーピングコントロール3.10 医療体制3.11 開閉会式3.12 大会ブランド・アイデンティティ・ルック3.13 マーケットストリート3.14 チケット販売3.15 広報3.16 ボランティア3.17 メディアサービス3.18 放送関連3.19 マーケティング3.20 財政管理3.21 プロトコール

3.22 第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2021福岡大会

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第1章 大会方針

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2001年に福岡で開催された第9回世界水泳選手権大会福岡2001から、ちょうど20年の節目に

当たる2021年、再びこの地で、第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会が開催されること

となる。

この年は、2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックと、

日本国内で大規模スポーツ大会が連続開催される翌年にあたり、我が国におけるスポーツへの

熱狂がピークに達し、水泳界にとっても、またとない、歴史に残る大会のひとつとなる。

アジアで初めて2度目の世界水泳選手権を開催する都市として、福岡市にとっても、20年間で

さらなる発展を遂げ、新たなステージへと踏み出した都市の成⾧力を世界中に発信していく大きな

チャンスである。

世界初の50m特設プール、TV放映での様々な映像技術の採用など、その後の大会の開催に

影響を与え、FINAから高く評価された福岡での前回大会を超える画期的な取り組みを進めること

が責務である。

⾧く記憶に残る大会となるためにも、選手には最高のパフォーマンスを発揮できる最高の舞台を、

観客には感動と驚きを共有できる熱気湧き立つ会場を、そして感動の一瞬を世界で共有する

大会を目指す。

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第1章 大会方針

1.1 はじめに

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第1章 大会方針

1.2 大会コンセプト

本大会の大会コンセプト「WATER MEETS THE FUTURE」には、

この大会に参加するすべての人に、未来に出会ってほしいという思いが込められている。

革新的なテクノロジーによって「水泳の未来」をつくりだすことにくわえて、

様々な人々との繋がりを通じて「地域の未来」もつくりだす大会を目指す。

選手や水泳ファンをこえて、より多くの人々に気づきを与え、

明るく健康的な未来に向けた行動を促すことで、2001年から20年を経て、

「魅せる大会から、人を動かす大会」へと進化させることが目標である。

その実現のために、5つの行動指針を策定する。

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第1章 大会方針

1 アスリートファーストの競技環境の追求

出場選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、競技環境を整え、万全の大会運営を行う。

世界記録の樹立に貢献し、後世に語り継がれる福岡大会を実現する。

2 テクノロジーによる新たなスタンダードの創出

ラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピックにおけるスポーツ観戦の技術革新を

継承し、今大会でさらなる進化を目指す。

地域のテクノロジー企業と積極的に連携し、競技ごとの魅力を引きだし、世界水泳の新たなスタンダード

をつくる。

3 福岡大会ならではの魅力の発信

まだ知られていない地域の魅力を活用し、来訪者に新たな発見を与えられる大会を目指す。

また、地域の人々が意欲的に大会に参加できる仕組みをつくり、地域全体が一体となる特別なまつり空間

をつくる。

4 クオリティオブライフの向上への貢献

大会開催を、「人々の明るく健康的な未来」のきっかけにする。

水泳を楽しむことで健康寿命をのばす活動や、国際的な視野をもつための文化活動を積極的に支援する。

これらを大会に先がけて進め、大きなムーブメントにつなげていく。

5 多様な力と主体性の尊重

多様な個々が力をあわせ、志をひとつにして大会をつくりあげる。

文化や立場をこえて主体的に大会運営に参加し、大きな感動を九州、日本、アジア、世界中へと

広げる大会を目指す。

1.3 行動指針

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第2章 大会概要

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第2章 大会概要

この大会は福岡市の特徴であるコンパクトな都市構造を生かし、大会環境はコンパクトながら大会

価値の最大化の実現に向け,特設プール等を活用し,コンパクトなエリアに競技会場や

マーケットストリート等を集約することで,選手の移動負担の軽減,大会全体の盛り上げ,効率的な

大会運営を目指す。

FINA世界水泳2021福岡大会の低コストで最適な競技環境づくりのノウハウは、世界水泳選手権を

プールを持たない都市でも開催できる持続可能な大会へと進化させ、

FINAの「Swimming for All – Swimming for Life」の推進に貢献する。

また、地域の企業と連携し、最先端のテクノロジーを活用することで、競技をより分かりやすく、より楽しめる

革新的な大会を目指す。

2.1 第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会

2.1.3 主催/主管

2.1.4 開催期間(予定)2021年7月16日(金)~ 8月 1日(日)17日間

主催

主管

:国際水泳連盟(FINA)

:日本水泳連盟、福岡市、第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会組織委員会

2.1.5 参加人数(見込み)

2.1.7 種別6種別76種目

競泳、飛込、ハイダイビング、水球、アーティスティックスイミング、オープンウォータースイミング

2.1.6 来場者数(見込み)

約190ヵ国・地域、約2,400人

約50万人

2.1.1 大会の特色

テレビ朝日系列

2.1.2 大会名称正式名称

英語名称

:第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会

:19th FINA World Championships 2021 Fukuoka

2.1.8 放送

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2.2.1 競泳会場・アーティスティックスイミング会場

施設名称 マリンメッセ福岡

所 在 福岡市博多区沖浜町

プ ー ル 50m×26m(特設)、2基

2.2 競技会場施設概要

2.2.2 飛込会場

施設名称 福岡国際センター

所 在 福岡市博多区築港本町

プ ー ル 25m×16.66m(特設)

第2章 大会概要

2.2.3 オープンウォータースイミング会場・ハイダイビング会場

施設名称 シーサイドももち海浜公園

所 在 福岡市早良区百道浜、中央区地行浜

プ ー ル 円型(特設)

2.2.4 水球会場

施設名称 第2期展示場(仮称)

所 在 福岡市博多区沖浜町

プ ー ル 35m×25m(特設)、2基

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第2章 大会概要

FINA世界マスターズ水泳2021福岡大会は、「あらゆる世代への水泳の浸透を図る」「参加者と市民

との交流を促進させる」「大会開催による都市力の向上につながる」「経済波及効果」といった大会開催

による効果やレガシーを広く波及させるため、「福岡市・熊本市・鹿児島市 3都市開催」に挑戦する。

より多くの人に「する」「みる」「ささえる」スポーツの歓びを知ってもらい、スポーツ参画人口の拡大、

生涯スポーツ社会の実現に向けたモデルケースとして、大会後もそのレガシーを継承していく。

また、レースのみならず、イベントやコンテンツを通して都市での魅力的な滞在を楽しんでいただける大会

を目指す。

2.3.3 主催/主管

2.3.4 開催期間(予定)

主催

主管

:国際水泳連盟(FINA)

:日本水泳連盟、福岡市、第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会組織委員会

2.3.5 参加人数(見込み)

2.3.6 種別5種別

競泳、飛込、水球、アーティスティックスイミング、オープンウォータースイミング

2021年8月 3日(火)~ 8月12日(木)10日間

約100ヵ国・地域、約10,000人

2.3.1 大会の特色

2.3 第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2021福岡大会

2.3.2 大会名称

正式名称

英語名称

:第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2021福岡大会

:19th FINA World Masters Championships 2021 Fukuoka

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2.4.1 競泳会場

施設名称 マリンメッセ福岡

所 在 福岡市博多区沖浜町

プ ー ル 50m×26m(特設)、2基

2.4 競技会場施設概要

第2章 大会概要

2.4.2 競泳会場

施設名称 総合西市民プール

所 在 福岡市西区西の丘

プ ー ル 50m×25m、25m×14m

2.4.3 飛込会場

施設名称 福岡国際センター

所 在 福岡市博多区築港本町

プ ー ル 25m×16.66m(特設)

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2.4 競技会場施設概要

2.4.5 水球会場

施設名称 熊本市総合屋内プール(アクアドームくまもと)

所 在 熊本市南区荒尾

プ ー ル 50m×25m、25m×18m、25m×23m

第2章 大会概要

2.4.6 アーティスティックスイミング会場

施設名称 鹿児島市鴨池公園水泳プール

所 在 鹿児島市鴨池

プ ー ル 50m×25m、25m×17.4m、25m×23m

2.4.4 オープンウォータースイミング会場

施設名称 シーサイドももち海浜公園

所 在 福岡市早良区百道浜、中央区地行浜

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第3章 大会機能

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第3章 大会機能

【ミッション】

大会期間中、選手が快適に過ごすことができ、試合や練習において、能力を十分に発揮できるようアスリートファース

トの競技環境を追求するとともに、選手と観客がスポーツの感動を共有することができる素晴らしい環境を提供する。

【主要目標】

国際水泳連盟(FINA)、日本水泳連盟(JASF)、日本マスターズ水泳協会(JMSA)、関係機関・団体等と連携を図り、競技運営が円滑に進む体制を構築する。

アスリートファーストを心掛け、選手のモチベーションが高水準で保つことのできる競技日程を策定する。

FINA、JASF、組織委員会が連携をとり、関係団体との調整を図り必要機材・備品を効率的に調達できるような体制を構築する。

関係団体・関係者と連携を取り、テクノロジーによる新たなスポーツプレゼンテーションを創出する。

国際技術役員(ITO)・国内技術役員(NTO) ・ボランティア等をFINA・JASF・九州各県水泳連盟で連携を図り、世界最高水準の競技運営が行える競技運営要員を育成し、大会終了後も活躍する無形のレガシーとして残す。

3.1 競技運営

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【競技日程】・全競技日程の策定・FINA承認

【競技運営体制】・競技運営方針の策定

【競技運営要員】・競技運営スタッフ基本方針の策定・競技運営スタッフの選定・競技運営ボランティアの事前研修

【競技備品】・競技関連備品の整理・競技関連備品の手配・管理

20212018 2019 2020

【主要業務】

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【ミッション】

福岡市の特徴であるコンパクトな都市構造を活かし、大会環境はコンパクトながら大会価値の最大化を図る

「Compact in Size, Big in Enthusiasm(小さなサイズで大きな熱狂)」の実現に向け、特設プール等を

活用し、コンパクトなエリアに競技会場やマーケットストリート等を集約することで、選手の移動負担の軽減、

大会全体の盛り上げ、効率的な大会運営を目指す。

【主要目標】

選手がストレスなく、競技に集中できるアスリートファーストの競技環境を追及し、FINA基準に適合した適切な競技施設・設備の確保、円滑な競技運営に配慮した諸室・動線計画を策定する。

来場者・市民が一体となって熱狂し、大会を1日中楽しむことができる環境づくりに向け、競技会場、マーケットストリートのコンパクトな配置、大会を盛り上げる質の高い会場デザインを行う。

財政負担の抑制に向け、利用形態を踏まえた最適な仕様設定、他大会で利用した機器・設備等の再利用、最適な調達方法の採用を図る。

3.2 施設

第3章 大会機能

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【施設基本計画】・競技ごとの会場設定、ブロックプランの検討・アクセス方針案の検討

【施設基本設計】・競技・警備・輸送・その他の各部門との調整 を踏まえた整備内容・使用・工程等の検討

【実施設計・施工】・詳細設計、施工、維持管理及び撤去

【会場装飾基本設計】・会場装飾設計

【サイン関連計画・施工】・サイン、誘導の基本計画策定・会場装飾、サインのデザイン詳細設計・デザイン作成、施工、維持管理及び撤去

会場装飾

2021

施設整備

2018 2019 2020

【主要業務】

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第3章 大会機能

【会場計画】

3.2 施設

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開会式

天神駅博多駅

福岡空港

空港~メイン会場6.5km(13min)

博多~メイン会場2.0km(10min)天神~メイン会場

1.8km(8min)

百道浜エリア~メイン会場6.2km(12min)

【メイン会場(ウォーターフロントエリア)】・競泳 ・アーティスティックスイミング・飛込 ・水球・開会式

【百道浜エリア】・オープンウォータースイミング・ハイダイビング

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【ミッション】

FINAが提供する総合管理システム(GMS)を使い、選手・コーチ、FINAファミリー等大会関係者が円滑なエント

リー登録を行えるようGMSの運営体制を整えるとともに、十分余裕を持って登録作業が行えるよう、効率の良い

登録スケジュールを提案する。

また、GMSに登録されるデータの安全性確保を最優先にし、出入国・アクレディテーション・宿泊・輸送などあらゆる

場面でGMSデータが安全かつ適正に活用される体制を構築する。

【主要目標】

登録内容の承認作業について、FINAのGMSスタッフと連携しながら、スピーディーかつ確実に行う。

GMSの安全性確保のため、システムに従事するスタッフ以外はログインを制限する等の体制を整え、データ管理を徹底する。

3.3 エントリー(GMS)

第3章 大会機能

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【運営体制の確立】・管理担当者の決定

【システム内容更新】・大会情報の提供

【情報発信】・ビザ情報の発信

【登録の対応】・承認作業等

2018 2019 2020 2021

【主要業務】

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19

【ミッション】

選手・コーチ、大会役員などの関係者や観客などに対して、希望するフライト等のスケジュールに沿って、ストレスなく

円滑で快適に出入国出来るサービスを提供する。

【主要目標】

選手には競技に専念できるようスムーズな出入国のサポートを行う。

開催国における最初と最後の大切な場面である出入国において、日本ならでは福岡市ならではのおもてなしを提供することで、大会の印象をより良いものとする。

出入国時における様々な状況を想定し、関係者の緊急を要する事態にも速やかに対応できる体制を構築する。

入国する際に必要となる招聘状等を準備し、必要な大会関係者に提供してスムーズに入国できるようサポートする。

3.4 出入国

第3章 大会機能

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【出入国計画の策定】・出入国手続き等の策定

【関係機関との協議・調整】・スムーズな手続き等

【FINA承認】・出入国手続き等の承認

【輸送との連携】・出入国から宿泊施設等までの移動手段

【最終出入国日時等確認】・フライト等の確認

【出入国関係者との最終調整】・出入国関係者への説明等

2018 2019 2020 2021

【主要業務】

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20

【ミッション】

資格のある人にのみ関連エリアや会場への適切なレベルまでのアクセス権が提供されるよう正確かつ効率的なアクレ

ディテーション の運営・管理を行い、安全な環境を提供する。

また、大会関係者が各々の大会業務・役割を円滑に遂行できるよう、必要なアクセス権を設定し、付与する。

【主要目標】

施設の動線や関係者の業務範囲等を考慮しながら、適切なエリアとアクセス設定を行い、円滑な大会運営を図る。

GMSとセキュリティーシステムが滞りなく連動するよう、円滑なシステムを構築する。

大会関係者がストレスなくアクレディテーションカードを受け取ることができるよう、アクレディセンターの設置場所を工夫するなど、円滑なサービスを提供する。

アスリートファーストを最優先に考えた動線作りを検討する。

3.5 アクレディテーション・コントロール

第3章 大会機能

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【運営体制の確立】・管理担当者の決定

【ADの運営計画の策定】・エリア、配布場所の設定

【システムの確立】・セキュリティーシステムとの連動

【配布等の対応】・配布、確認作業

2018 2019 2020 2021

適切な要件を満たした資格を持つ者だけが大会に参加し、必要なエリアに確実に到達し、職務を果たす権利を保証するとともに、エリアへの入出場を有資格者に限ることで、許可されていない人のアクセスを制限すること。

【用語】※1 アクレディテーション:

※1

【主要業務】

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21

【ミッション】

大会期間中、選手・コーチ、大会役員、FINAファミリー等大会関係者が快適かつ安全に滞在できる宿泊施設

及びサービスを提供するとともに、選手に対しては競技にベストの状態で取り組める環境、FINAファミリーに対しては

福岡大会ならではのおもてなしを提供する。

【主要目標】

FINAが定める宿泊条件を満たす宿泊施設、宿泊サービスを提供できるよう、宿泊関連事業者との協力体制を強化し、円滑な受入準備を進める。

本大会での受入経験が今後開催される国際的イベントに活かされる貴重なレガシーとなるよう、専任旅行代理店を中心に宿泊関連事業者と一丸となって準備を進めていく体制を構築する。

選手・コーチやFINAファミリー、メディア等、各大会関係者のニーズに合う多種多様な宿泊施設、価格帯、サービスを提供する。

GMSデータを活用し、宿泊予約管理をスムーズに行える体制を構築する。

3.6 宿泊

第3章 大会機能

1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11

【宿泊計画の策定】・配宿、受入方法等の策定

【宿泊ホテルとの協議・調整】・価格、サービス内容等の調整を実施

【FINAの承認】・宿泊先、価格帯等の承認

【GMS登録との連携】・GMSデータと宿泊予約の連動調整

【最終客室予約・支払い手続き等確認】・予約数の確定と請求業務

【宿泊受入マニュアル策定・研修】・宿泊事業者への説明・検討等を実施

20212018 2019 2020

【主要業務】

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【ミッション】

公共交通機関及び、臨時バスや臨時駐車場などの整備、関係者用車両を効率良く配置し、迅速かつ安全な

移動を提供する。

【主要目標】

観客や大会関係者の輸送が一般市民の生活に大きな影響を及ぼさないよう地元の交通事業者等と連携を図るとともに、環境に配慮した輸送計画を策定する。

全ての関係者への安全で円滑な会場アクセスの提供に向け、一般来場者への公共交通を主体としたアクセス手段の提供による周辺交通混雑の防止、選手・関係者・来場者等への適切なアクセスの提供及び誘導を行う。

入国から宿泊施設等、宿泊施設から出国までの移動に関して、各関係者と連携し、わかりやすいサイン掲示や臨時交通サービスの提供等、快適かつスムーズな環境を提供する。

3.7 輸送

第3章 大会機能

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【輸送計画】・観客や大会関係者の輸送計画の策定

【運行】・臨時交通サービスの運行等

2018 2019 2020 2021

【主要業務】

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3.8 警備【ミッション】

関係機関と緊密な連携を図り、十分な安全対策を実施し、選手、VIP、観客、メディア、その他すべての関係者

にとって、安全・安心で円滑な大会運営を行う。

【主要目標】

組織委員会内の関係部署はもとより、警察、消防、医療等の関係機関と緊密な連携を図り、強固かつ組織的警備体制を構築する。

円滑な大会運営に向けて、関係部署と連携して適切なアクセス管理を計画するとともに、大会前~大会期間中~撤去期間にかけて想定されるリスクを抽出し、非常時対応を含めたあらゆる事案を想定した安全対策を立案、実施する。

民間警備員やボランティアに十分な研修を行い、確実かつ円滑な安全対策、来場者誘導ができるような体制を構築する。

第3章 大会機能

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【警備基本計画】・アクセス管理エリア設定・人員、機材配置方針の検討

【警備実施計画】・施設セキュリティ計画策定・関係者、観客、VIP、VVIPセキュリティ計画策定・ADカード、チケット、車両を利用したアクセス管理 計画策定(GMS、AD担当と連携)・警察、関係機関との調整

【警備実施】・警備マニュアル作成・警備機器の手配(GMS、AD担当と連携)・警備会社との事前調整~警備実施

20212018 2019 2020

【主要業務】

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【ミッション】

ドーピングコントロールオフィサー(DCO)指導のもと、世界ドーピング防止機構(WADA)や日本アンチドーピング

機構(JADA)と連携して、クリーンでフェアな競技大会運営体制を構築する。

WADAやJADAと協力して、アンチ・ドーピング理念のもとドーピング防止に関する教育・研修の推進体制を整え、

国際的なドーピング防止活動に貢献する大会としてレガシーを残す。

【主要目標】

WADAやJADA、東京2020オリンピック・パラリンピックと連携を図り、国際競技大会においてドーピング対応可能な検査員の育成を行い、必要な検査体制を構築する。

WADAやJADAと連携して、事前に抜き打ち検査や血液検査等を滞りなく行うことにより、ドーピングを行っている選手を参加させない体制を整え、フェアプレーに徹する選手が能力を十分に発揮できる環境作りに努める。

選手やサポートスタッフはもとより、医師・薬剤師等を含めた関係者に対して、教育・研修等の充実化を図る。

3.9 ドーピングコントロール

第3章 大会機能

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【ドーピング基本計画】・ドーピング検査方針の策定・ドーピング関連業務の整理

【ドーピング運営要員】・ドーピング運営スタッフ編成・派遣調整・ドーピング関連の事前研修

20212018 2019 2020

【主要業務】

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【ミッション】

大会期間中、選手のみならず大会に関係する全ての人が安心して参加できる大会とするためにチーフメディカルオフィ

サー(CMO)指導の下、関係機関等と十分な連携体制を図り、如何なる状況でも迅速に対応できる医療運営

体制を構築する。

【主要目標】

FINA、JASF、関係機関・団体等と連携を取り、CMOを選定し、医療救護計画を策定する。

医療機関や福岡市消防局、福岡県警、海上保安庁等と連携し、緊急時においても医療救護活動が行える環境を提供する。

3.10 医療体制

第3章 大会機能

1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11

【要員】・CMOの選定・医療要員の手配(応急処置対処員、救急救命士、看護師、理学療法士等)

【医療機器】・必要医療機器の手配

【医療設備】・医療処置エリアの準備

【医療体制】・関係機関と連携し、医療体制の策定・関係スタッフに対する事前研修

20212018 2019 2020

【主要業務】

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第3章 大会機能

【ミッション】

大会コンセプトの具現化に最適な、ストーリー性のある開閉会式方針を策定する。また、20年ぶり2回目の開催に

際し、福岡大会ならではの魅力の発信を意識し、期待感を醸成することに注力する。

多様な人々が熱狂を共有することができ、一体感を醸成するセレモニーを開催し、強く印象に残る開閉会式を

開催する。

【主要目標】

世界中から訪れる参列者に向けたシティセールスの機会として、福岡大会ならではの魅力を感じさせる要素も盛り込む。

来場者やメディアに対し開会を印象付け気運を醸成し、会期中の来場に繋げる。

3.11 開閉会式

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【会場基本計画】・既設設備の確認と改修要件の確認・検討・ゾーニング、動線検討

【会場・演出基本設計】・ゲスト・警備・演出・その他の各部門との調整を 踏まえた全体プランニング・工程等の検討

【実施設計・実施】・設備改修の詳細設計、施工・演出詳細設計、施工、実施、管理及び撤去

【会場装飾基本設計】・会場装飾、サイン、誘導の基本方針、 デザイン案作成

【会場装飾施工】・詳細設計、施工、維持管理及び撤去

2021

会場・演出関連

会場装飾

2018 2019 2020

【主要業務】

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第3章 大会機能

【ミッション】

大会運営における根幹のひとつである《ブランド・アイデンティティ・ルック》の方針を規定し、本大会の最も基礎的な価

値として保証する。

大会のコンセプトを具現化し、FINA・FINAパートナー・ナショナルスポンサーをはじめ、全てのステークホルダー※2に対

し「大会価値」を提供する。

【主要目標】

エンブレム、マスコット等の各要素は、各々で大会コンセプトの具現化を意識し、具現化の実現に適した「親しみ」「共感」を得やすいものとする。また各要素で構成されたブランド・アイデンティティ・ルックは一貫性・統一性を発揮し、大会気運を醸成する原動力となるものとする。

大会価値の保護・向上のため、ブランド使用については一貫性・統一性を持たせる。また、ステークホルダーやパートナーが適切なブランド使用が行えるようブランド・アイデンティティ・ルックのブランドレギュレーション※3を作成する。

3.12 大会ブランド・アイデンティティ・ルック※1

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【大会エンブレム・マスコット計画】・大会コンセプトの規定・大会エンブレム・マスコットキャラクターの作成・大会ルック作成・ブランドレギュレーション構築

【造作・制作物計画】・会場内外、装飾・サイン計画・各種制作物計画(広報関連は適宜)

【造作・制作物、設計・実施】・会場装飾・サイン施工・管理及び撤去・各種制作物・制作

ライセンシング【ライセンス管理】・ライセンシー選定、ショップ計画・運用

大会BI運用

【ブランド管理】・プロパティ/アプルーバル※4管理(事務局運用)

2021

大会BI※1

構築・管理

2018 2019 2020

【主要業務】

【用語】※1 ブランド・アイデンティティ(BI)

ブランド・アイデンティティ・ルック※2 ステークホルダー※3 ブランドレギュレーション※4 プロパティ(管理)

アプルーバル(管理)

:本大会が提供する価値やビジョンを表現するもの。(コンセプト、エンブレム、マスコット):上記を同一平面で表現した、基礎的なビジュアルパッケージ:本大会の運営に関わる全ての個人・企業・団体:ブランド・アイデンティティ(ルック)を運用する際に必要な規定・ルール:本大会の資産(管理)を意味し、本大会のブランドを資産とする:各種許諾を管理すること。対FINAへの制作物確認など

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【ミッション】

大会期間中、競技会場だけでなく市内各所で世界水泳の感動と興奮を共有するとともに、水泳に親しみ、楽しんでもらう

ことを目的に、競技会場周辺や交通拠点のイベントスペース等において、パブリックビューイングや飲食、水泳競技の紹介

など様々なイベントを提供し、来訪者に福岡大会ならではの魅力を発信し、より一層大会に興味を持ってもらう。

また、世界から訪れる観客や競技参加者が、マーケットストリートに来れば安心かつ楽しいと満足してもらえるよう、会場内

に観光案内ブースも併設し、大会期間中の福岡滞在のサポートや九州への観光を誘導するなど、福岡にまた来たいという

満足度の向上とリピーターの創出を図る。

【主要目標】

地域全体が一体となり、あらゆる世代・国籍の人が楽しんでもらえるような計画を策定し、公共交通機関やエリアマネジメント団体、商業施設等の関係者間の連携を強化し、円滑な運営を図る。

マーケットストリートに出展するスポンサー満足度が上がるよう、効率的な運営や多くの来場者が見込める施策の拡充を図る。

世界各国から訪れる外国人がマーケットストリートを十分楽しめるよう、多言語対応やキャッシュレス対応を図る。

福岡・日本の魅力を発信し、訪れた観客が⾧時間楽しめるよう、マーケットストリート内のイベント拡充を図る。

3.13 マーケットストリート

第3章 大会機能

【主要業務】

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【マーケットストリート視察】・FINA光州大会視察

【マーケットストリート計画の策定】・実施場所、実施方法、内容、実施事業者等

【実施にかかる調整】・出展スポンサーの調整等

【マーケットストリート運営マニュアル策定】・運営スケジュール等詳細確定・施工、実施運営

20212018 2019 2020

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【ミッション】

チケットの販売方法や販売時期、販売価格帯等を十分に検討し、多くの人がFINA世界水泳2021福岡大会を

体験する機会を提供するとともに、選手と観客が一体となった会場を創出する。

チケット販売収益を最大化させる計画を行うことにより大会の健全な運営に貢献する。

【主要目標】

国際スポーツ大会のチケット業務に精通しているチケット代理店を選定し、円滑かつ効果的なチケット販売計画を策定し、計画に沿ったチケット販売・管理業務を行う。

適切かつ効果的なチケットに関する告知、広告、販促活動ができるよう、広報計画と連動した、チケットの販売計画を推進する。

各会場における利用可能な座席数を把握し、適正なチケット発行可能数を検討する。

チケット収益が最大化するチケット価格、席数、席種の設定を検討する。

チケット購入方法や価格、発券、受け取り方法の周知を徹底し、お客様が確実かつ簡単にチケットを購入できる仕組みを構築する。

3.14 チケット販売

第3章 大会機能

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【チケット販売計画策定】・販売・PRにかかる計画策定

【チケット代理店との調整】・価格、配席、販売時期等の調整

【FINA承認】・販売プラン、販売数、デザイン等

【販売マニュアルの作成】

【チケット販売PR】・チケット販売に連動したPR

【FINAチケットの対応】・FINAファミリー対象チケット対応

【チケット販売】・販売管理等、販売報告、コールセンター運営

20212018 2019 2020

【主要業務】

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第3章 大会機能

【ミッション】

大会期間中の来場とTV視聴に繋げるため、興味喚起に繋がる広報とプロモーション活動を行い、併せてボランティ

ア募集やFINA世界水泳マスターズ2021福岡大会へのエントリーに係る広報も実施する。また活動の中では、

各ステークホルダーとの連携を強固にし、大会の価値向上に寄与することも目指す。

プロモーション活動においては、水泳競技(及びウォータースポーツ)を体験する機会を設け、生涯スポーツとしての水

泳に取り組むきっかけ作りを行うなど、クオリティオブライフの向上に貢献する。

【主要目標】

エリアによる特性やプライオリティを考慮した戦略的なプランニングを行い、興味喚起に繋げる。

開催都市のシティセールス視点でのプランニングも考慮する。

デジタルメディアやSNSをはじめ、テクノロジーの活用による効果的かつ効率的な手法を検証する。

3.15 広報

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【広報基本計画】・広報プロモーション計画策定

【WEB・アプリ計画・運営】・大会公式サイト、公式アプリ運用

広報・PR

【PRコンテンツ計画】・広報プロモーション実施・大会アクティベーション実施・スポーツ関連イベントへの出展 (FINA、日水連、他、地元スポーツ関連)

【大会事前広報】・記者会見を含むOCとしての報道対応

【大会会期中の広報】・FINA、スポンサー及び 各国メディアへの情報発信を中心とした報道対応

2021

全体

報道対応

2018 2019 2020

【主要業務】

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第3章 大会機能

【ミッション】

安全で円滑な大会運営のために重要な役割を担うボランティアにとって最高の経験となる大会にするため、多様な

人材の力と主体性を尊重する。

関係機関と連携しながら、スポーツイベントを支えるボランティア文化の醸成と、大会に関わった多くの人材を貴重な

レガシーとして残す。

【主要目標】

スケジュール・方針を策定し、特にメディアプランについては、気運醸成につながるよう大会広報計画と連動した効率的なプランを策定する。

大会運営に必要な人材を明確に把握するとともに、各フェーズにおける推進体制を構築する。

クオリティオブライフの向上につながるボランティアへの積極的な参加を促すとともに、多様な人材を確保するため、ラグビーワールドカップ2019・福岡マラソン・観光コンベンションビューロー等と知見や人材について連携を図る。

ボランティアの主体的な参画等を目的とした質の高い研修を行い、大会運営に必要な能力を育成する。

企業・大学と連携し、ボランティアのモチベーション向上に繋がるプロジェクトを検討する。

大会の象徴となり重要な役割を果たすユニフォームについては、FINA協賛企業と連携し、ジェンダーへの配慮も含めた検討を行う。

IoT等を活用した多言語対応を検討する。

3.16 ボランティア

【主要業務】

1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11

20212018 2019 2020

【ボランティア計画策定】・会場計画や競技計画など各運営計画と連動した必要人材、 配置計画の策定

【ボランティア募集計画】・福岡マラソンなどスポーツイベントと連動した募集の実施

【ボランティア育成計画】・研修マニュアル作成・全体研修、リーダー研修、団体研修、個別研修の実施

【関係機関との連携】・学校、企業単位でのボンティア組織の構築・単位化や連携に向けた大学との調整

【関係機関との連携事業】・各種パートナー等との調整・ボランティアユニフォームの制作

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【ミッション】

世界各国のメディアがFINA世界水泳2021福岡大会の熱戦の様子をリアルタイムで発信できるよう、快適な空間と

サービスを提供する。

各メディアが迅速にプレス発信するための十分な環境を整える一方、メディアの様々なニーズに対応できるオプション

サービスを設定するなど、取材が快適かつ円滑に進むようサポート体制を構築する。

【主要目標】

円滑な取材活動と情報発信が行えるよう、アクセスのしやすい場所にメディアプレスセンター(MPC)を設置し、取材に必要な設備、サービスの提供を行う。競技会場内においても、メディアが快適に動きやすい運営計画を策定する。

テレビ局、紙媒体、web媒体それぞれの取材方法やニーズに応じた取材エリアを設定し、適切なアクセス権を付与できる体制づくりを検討する。

各競技会場とMPC間をスムーズに移動できるよう、輸送担当と連携をとり、円滑なメディア輸送体制を構築する。

メディアの様々なニーズにできる限り対応できるよう、事前にニーズ把握を行い快適な環境を整えるとともに、レートカードによるサービスの充実を図る。

3.17 メディアサービス

第3章 大会機能

【主要業務】

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【メディアサービス情報整理】・メディアサービス関連業務の精査・調整

【メディアサービス運営計画】・基本計画策定・メディアサービス運営業者の選定~決定

【メディアガイドライン関連】・メディアガイド制作

【MPC基本計画】・MPC機能・スペックの整理

【MPC施工・運営】・施工・運営

World BroadcastMeeting

【FINAメディア関連】・World Broadcast Meeting 開催

レートカード計画~案内~運営

【レートカード計画・運営】・レートカード実施計画・レートカード案内~運営

MPC関連業務

メディアサービス

2020 20212018 2019

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【ミッション】

ホストブロードキャスター(HB)及びライツホルダー(RHB)が、選手の躍動感、競技の感動や興奮を余すことなく

世界中へ配信することを可能にし、かつテクノロジーによる世界水泳の新たなスタンダードの創出に貢献できるよう、

最適な環境とサービスを提供する。

【主要目標】

HBの国際映像信号制作とRHBの自国向け映像信号制作が円滑かつ効率よく実施されるよう、国際放送センター(IBC)の設置場所や提供するサービス内容を十分に検討する。

HBと連携し、レートカードの運用に関する調整を行うなど、円滑なサービスが提供できる体制を構築する。

HBおよびRHBが円滑かつ快適に業務が遂行できるようテレビコンパウンド の設置、コメンタリーポジション の設置など各所との調整を要する業務が円滑に進むよう推進する。

3.18 放送関連

第3章 大会機能

※1 ※2

:テレビ中継車停め置き位置:競技会場に設置してある中継の放送席

【用語】※1 テレビコンパウンド※2 コメンタリーポジション

【主要業務】

1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11

HBとの国際映像制作に関する各種調整

【HB計画調整】・実施計画書作成・国際映像制作、配信に伴う各種調整

【IBC計画策定】IBCの運営体制・スペック整理・光州大会視察

【IBC運営・施工】・IBC運営業者の選定~決定・IBC実施計画書作成・施工・運営

World BroadcastMeeting

【FINAメディア関連】・World Broadcast Meeting 開催

レートカード計画~案内~運営

【レートカード計画・運営】・レートカード実施計画・レートカード案内~運営

2019 2020 2021

IBCの運営体制・スペック整理及び管理運営

2018

33

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【ミッション】

健全な大会運営に向けて、企業ブランディングや売り上げ拡大に寄与するなど、幅広い協賛価値を盛り込んだスポン

サーシッププログラム・ライセンシングプログラムを開発し、スポンサーの満足度向上を図り、マーケティング収益の最大

化を目指す。

また、広報と連動したマーケティング活動を実施し、大会の気運醸成や認知度の向上を図る。

【主要目標】

スポンサーが本大会を支援する目的を理解したスポンサーシッププログラムを策定し、大会スポンサー獲得の最大化を図り、大会の健全な財政運営に貢献する。

スポンサー収入目標に鑑み、セールス先、スポンサーメリットなどを分析・検討した戦略的なマーケティング事業計画を策定する。

スポンサー各社がFINA及び組織委員会から保証されている権利内容を円滑に行使できるよう、FINAおよびスポンサーとの調整に努める。

水泳や福岡にちなんだコンテンツや九州各地の技術・伝統・特産を活かし、福岡大会ならではのライセンス商品を開発し、販売収益の増大を図る。

大会の知的財産を保護する観点より、アンブッシュ 防止に関する概念を周知させ、正当なスポンサーの権利を保護する。

3.19 マーケティング

第3章 大会機能

【主要業務】

※1

:大会マスコットや大会エンブレムの権利を活用した商品:正当な権利を保持していないにも関わらず、

本大会に関する権利やイメージ等を活用してPR活動をすること

【用語】※1 ライセンス商品※2 アンブッシュ

1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11

【マーケティング方針策定】・スポンサー収入目標決定・マーケティング戦略開発・プロパティ・ヒエラルキー・カテゴリー等マーケティングプラン検討・策定

【スポンサーセールス】・セールスシート作成・スポンサーセールス・アプルーバル対応

【VIK方針策定】・VIK(物品・人員・サービス)関連情報収集・管理・調達VIK管理

【スポンサー対応】・アンブッシュ防止対応

2018 2019 2020 2021

※2

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【ミッション】

透明性の高い適切な財務管理及びリスク管理に努めるとともに、随時予算計画の進捗を確認し、コストの削減に

努めながら、質の高い大会運営に寄与する。

【主要目標】

関係機関、関係者の協力を得て、大会の特徴であるコンパクト開催を生かすなど、コストを抑えた予算計画を策定する。

各担当業務の遂行にあたって、円滑な大会運営を財政面でサポートするとともに、予算の執行を管理しコスト削減を実現する。

リスクヘッジのために各種保険に加入するとともに、為替等のリスクにも適切に対処する。

透明性の高い財務管理を行うため、関係者に対して予算執行状況や予算計画等の報告を行う。

3.20 財政管理

第3章 大会機能

【主要業務】

1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11

【大会予算の策定】・コストを抑えた大会予算の策定

【予算の執行管理等】・出納業務、会計処理、執行管理等

【コスト削減】・徹底したコスト削減、収支均衡等

【財務報告】・関係者等への定期的な財務報告

【リスク管理】・保険等の様々な事態に対応できるリスク管理

【適切な解散】・手順を踏んだ適切な解散

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【ミッション】

大会前及び大会期間中FINA及び各国協会のVIPに対して、適切なレベルのサービスかつ福岡ならではの魅力を

提供する。大会期間中は、競技会場における接遇はもちろんのこと、VIPホテル、各種イベント会場での接遇対応も

行い、安全性と満足度の高いホスピタリティーを目指す。

【主要目標】 FINA及びVIPが、大会前及び大会期間中における役割を最高の状態で果たすことができるようなきめ細やかな

対応と、開催地を存分に楽しめるVIP諸室の演出やギフトの用意をする。

空港における送迎、ホテルにおける対応、競技会場における対応、各種レセプション及び公式行事における対応など、招待状の発送から当日の接遇業務、警備業務と連動した警備体制の構築に至るまで、関連業務担当者と連携したホスピタリティを提供する。

FINAゲストなどのVVIPについては、各人に対する詳細な対応と役割分担を、充分な協議を重ねることにより決定し、受け入れ態勢を十分に構築する。

3.21 プロトコール

第3章 大会機能

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【VVIP・VIP業務検討】・VVIP・VIP対応業務方針の決定

【VVIP・VIP対応計画】・VVIP・VIPラウンジ計画の作成・VVIP・VIP用ギフト制作

【プロトコール関連業務】・プロトコールスタッフの選定~決定・プロトコール運営マニュアルの作成

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【主要業務】

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【ミッション】

福岡市・熊本市・鹿児島市の3都市開催にチャレンジし、大会の熱気やレガシーを九州全体に波及させることで、

新しい世界マスターズ水泳選手権のモデルを構築することを目指す。

3都市開催によって、参加者や来訪者に対し、福岡のみならず九州全体の魅力を発信する。

また、市民等に対して大会参加を促すだけでなく、水に触れてもらう機会を創出するなど、クオリティオブライフの向上に

貢献する大会を目指す。

【主要目標】

地域全体が一体となり、競技運営体制・スポーツプレゼンテーション・医療救護体制・宿泊輸送体制等、出場選手が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を構築する。

関係者・選手・家族等大会に参加する全ての人に対し、事前に情報発信を十分に行い、大会期間中快適に過ごせる大会運営を行う。

広く大会の周知を図るため、国内外のマスターズ大会及び国内外のマスターズ協会ともリレーションを構築する。

旅行代理店等と密に連携を取り、選手や家族等の宿泊確保が円滑に行われる環境を提供する。

観光協会や旅行代理店、交通機関など多様な力を結集させ、関係者・選手・家族等大会に関わる全ての人が、より九州の魅力を感じてもらえるよう観光面でのサポート体制を整え、満足度の高い環境を準備する。

3.22 第19回世界水泳マスターズ選手権2021福岡大会

第3章 大会機能

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3.22 第19回世界水泳マスターズ選手権2021福岡大会

第3章 大会機能

【主要業務】

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【大会運営】・マスターズ水泳協会、熊本市・鹿児島市等マスターズ 大会特有の関係団体との折衝・連携・熊本市・鹿児島市等での開閉会式の検討

【競技】・マスターズ大会特有の関係団体との組織体制構築

【会場】・3都市間の競技会場選定・実施計画の策定

【宿泊】・3都市間の宿泊計画の策定

【関係者輸送計画】・3都市間の輸送計画の策定

【広報】・3都市間連携広報PRの検討・実施計画の策定

【参加募集】・募集広報の検討・実施計画の策定・登録情報の整理

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第4章 推進体制

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第4章 推進体制

4.1 組織委員会組織図

福岡市・日本水泳連盟

第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会組織委員会(OC)

会 ⾧

副 会 ⾧

事 務 総 ⾧

委 員

監 事

実行委員会名誉顧問・顧問

専門委員会

運営

開催都市・ホスト国連盟

(公財)日本水泳連盟会⾧ 青木 剛

福岡市⾧ 髙島 宗一郎(開催都市市⾧)

福岡県知事 小川 洋

(一社)九州経済連合会会⾧ 麻生 泰

(一財)福岡県水泳連盟会⾧ 山住 哲生

1名

3名

30名程度

(創設)

委 員 ⾧ OC事務総⾧

委 員 35名程度

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4.2 事務局組織図

第4章 推進体制

事務総⾧

事務総⾧代理

事務局⾧

総務部⾧

水泳競技部⾧

マスターズ水泳競技部⾧

総務担当

競技担当

会場計画担当

宿泊・輸送担当

競泳競技部

飛込競技部

水球競技部

アーティスティックスイミング競技部

オープンウォータースイミング競技部

ハイダイビング競技部

競泳競技部

飛込競技部

水球競技部

アーティスティックスイミング競技部

オープンウォータースイミング競技部

ドーピング委員会

医事委員会

医事委員会

リザルト委員会

表彰委員会

事務局次⾧

事務総⾧代理 事務総⾧代理

事業推進部⾧

マーケティング担当

広報・式典担当

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4.3 業務推進スケジュール

第4章 推進体制

OC撤収

4~6月

7~9月

10~12月

1~3月

4~6月

7~9月

10~12月

1~3月

4~6月

7~9月

10~12月

1~3月

4月5月

6月7月

8月

9~12月

主な

スケジュール

第2回

組織

委員会

光州大会

東京

オリンピック

パラリンピック

報告書作成

競技

マーケティング

PR

ボランティア

宿泊・輸送

会場

競技会場

特設プール等

施工

組織委員会

撤収準備

区分

運営プラン策定

基本計画策定

競技スケジュール・

ゾーニングプラン策定

大会 世界マスターズ

水泳福岡

2021

世界水泳

福岡2021

宿泊プラン確定

OC立ち上げ

最終準備

運営プラン推進

競技スケジュール・ゾーニング調整

マーケティングプラン

策定

マーケティングセールス推進

2018年

2019年

2020年

2021年

テストイベント

組織委員会設立

会場基本設計策定

宿泊・輸送調整

会場実施設計

機材・備品手配調整等

大会統一デザイン策定

(ロゴ、装飾等)

会場基本計画策定

宿泊・輸送基本計画策定

ボランティア

プログラム策定

ボランティア募集・レクチャー

会場・市内ドレッシング調整

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第5章 その他

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5.1 略語一覧

第5章 その他

FINA

JASF

JMSA

ITO

NTO

AD

GMS

DCO

WADA

JADA

CMO

OC

MPC

HB

RHB

IBC

VIK

(仏)Fédération Internationale de Natation

(英)International Swimming Federation(国際水泳連盟)

Japan Swimming Federation(日本水泳連盟)

Japan Masters Swimming Federation(日本マスターズ水泳協会)

International Technical Official(国際技術役員)

National Technical Official(国内技術役員)

Accreditation(アクレディテーション)

General Management System(総合管理システム)

Doping Control Officer(ドーピング検査員)

World Anti-Doping Agency(世界アンチドーピング機構)

Japan Anti-Doping Agency(日本アンチドーピング機構)

Chief Medical Officer(最高医学責任者)

Organizing Committee(第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会組織委員会)

Main Press Center(メインプレスセンター)

Host Broadcaster(ホストブロードキャスター)

Rights Holding Broadcaster(ライツホルダー/放送権者)

International Broadcasting Center(国際放送センター)

Value in Kind(現物提供)