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カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac ユーザーガイド 製品バージョン:15.0

カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティをお使い の方へ カスペルスキー

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カスペルスキーインターネット セキュリティ       for Mac

ユーザーガイド製品バージョン:15.0

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ユーザーガイド

まず、はじめよう1 インストールとアンインストール ▶ 15 ページ

製品の動作環境、インストール方法、はじめて製品を起動したときに必要な確認操作など、製品をお使いいただけるまでの準備について説明します。

2 ライセンスとアクティベーション ▶ 23 ページライセンスの確認や更新、アクティベーションなどについて説明します。

これだけは知っておきたい3 主な機能と画面構成 ▶ 26 ページ

製品の主な機能、画面構成、各種ウインドウとツールの概要について説明します。

4 基本的な使い方 ▶ 35 ページ保護状態の確認、アップデート、スキャン、プロテクションの停止 / 再開など、基本的な機能の操作方法を説明します。

5 脅威への対処 ▶ 46 ページウイルスや悪意のある攻撃の対処方法を説明します。

インターネットを、より安全に6 インターネットを安全に使用するための機能 ▶ 50 ページ

子供のコンピュータ使用制限、個人情報の保護、セキュリティキーボード、危険なサイトの診断など、インターネットをより安全で快適に使用するための機能について説明します。

もっと、カスタマイズ7 プロテクションの設定 ▶ 59 ページ

各プロテクションの設定方法について説明します。通常は既定の設定を変更する必要はありません。

8 詳細な設定 ▶ 67 ページコンピュータに詳しいユーザが管理しやすくしたい場合などに有効な設定方法を説明します。(上級者向け)

9 付録 ▶ 70 ページトラブルシューティングや、用語解説を記載しています。

カスペルスキー インターネット セキュリティfor Mac

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はじめに

Kaspersky Lab の製品をお使いのみなさまへこのたびは当社製品をお選びいただき、誠にありがとうございます。このガイドがお客様の作業の一助となること、またお客様の疑問にお答えできる内容であることを願っております。

ご注意この文書は Kaspersky Lab ZAO(以降、「Kaspersky Lab」)の資産です。この文書に対するすべての権利は、ロシア連邦の著作権法および国際条約によって留保されています。この文書またはその一部を不正に複製および配布すると、適用法により民法上、行政上、または刑法上の責任を負うこととなります。

ガイドの複製または配布は、翻訳されたものも含めていかなる形であれ、Kaspersky Lab の書面による同意がないかぎり認められておりません。このガイドおよびガイドに含まれる画像は、非商用(個人使用)の目的で提供されています。

Kaspersky Lab は、このガイドを予告なく変更する場合があります。最新版について は、Kaspersky Lab の Web サ イト(http://www.kaspersky.co.jp/docs/)をご確認ください。

このガイドに利用されている資料のうち、他社が権利を有するものの内容または品質、妥当性、正確性について、また、そうした資料の使用に関連する潜在的な損害、および実際に発生した損害について、Kaspersky Lab は一切の責任を負いません。

改訂日:2015 年 3 月 31 日© 2015 Kaspersky Lab ZAO. 無断複写・転載を禁じます。

http://www.kaspersky.co.jp/http://support.kaspersky.co.jp/

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カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティをお使いの方へカスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac は、カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティに含まれる Mac 向け保護製品です。カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティには、以下の製品が含まれています。

• カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac (Mac 向け保護製品) • カスペルスキー インターネット セキュリティ (Windows 向け保護製品) • カスペルスキー インターネット セキュリティ for Android (Android 向け保

護製品)

このユーザーガイドでは、Mac 向け保護製品のカスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac の使用方法について説明します。その他の製品の使用方法については、各製品のガイドを参照してください。

使用許諾契約書について使用許諾契約書は、ユーザと Kaspersky Lab との間で締結される拘束力のある契約であり、製品の使用条件を規定しています。製品を使用する前に、使用許諾契約の条件をよくお読みください。使用許諾契約書の条件は、カスペルスキー製品のインストール時に確認できます。製品をインストールする際に使用許諾契約に同意することにより、使用許諾契約の条件を承諾したと見なされます。本契約書の諸条件に同意されない場合は、本製品のインストールを中止、または使用を中止してください。

ライセンスについてライセンスは、使用許諾契約書に基づいて提供される、製品を使用する有効期限付きの権利です。ライセンスは、お使いの製品に対して、固有のアクティベーションコードが対応付けられています。

ライセンスには、次のサービスを受けられる権利が含まれます。 • 1 台以上のデバイスでの製品の使用。

製品を使用できるデバイスの数は、使用許諾契約書で指定されます。 • Kaspersky Lab のテクニカルサポートによるサポート。 • ライセンスの有効期間中に、カスペルスキーとそのパートナーから提供される

その他のサービス。

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サービスの範囲および製品使用条件は、製品のアクティべーションを実行するライセンスの種別によって異なります。ライセンスの種別は次のとおりです。

• 体験版 – 有効期間に制限がある無料のライセンス

体験版ライセンスは通常、有効期間が短く設定されています。試用期間が終了すると、製品の機能が使用できなくなります。製品を継続して使用する場合は、製品版ライセンスを購入する必要があります。

• 製品版 – カスペルスキー製品を購入すると提供される有料ライセンス

製品版ライセンスの有効期限が切れても製品をそのまま使用できますが、機能が制限されます(たとえば、アップデートや Kaspersky Security Network の利用はできません)。この状態でも、すべての製品コンポーネントの機能を利用でき、ウイルスなどのマルウェアのスキャンが実行できます。ただし、利用できる定義データベースは、ライセンスの有効期限が切れる前にインストールされたバージョンのみです。カスペルスキー製品のすべての機能を使用するには、製品版ライセンスを更新する必要があります。

セキュリティ上のすべての脅威からコンピュータを確実に保護するために、ライセンスの有効期限が切れる前に更新することを推奨します。

• 定額制サービス(アップデート用 / アップデートと保護用) – 柔軟な管理(サービスの一時停止や再開、自動更新、利用中止)を 可能にする有料ライセンス

定額制サービス付きのライセンスは、サービスプロバイダーから提供されています。定額制サービスの管理は、サービスプロバイダーの Web サイトにあるユーザページで行えます。

定額制サービスには、有効期限(1 年など)が設けられているものと無期限のものがあります。有効期限がある場合は、期限が切れたときに手動でサービスを更新する必要があります。無期限の場合、サービスプロバイダーへの事前の支払いが期限内に行われている限り、自動的に更新されます。

有効期限がある場合には、期限切れになり次第、サービス更新の猶予期間が開始されます。この猶予期間中は、製品を引き続き使用できます。

定額制サービスを更新しないと、アップデート用の定額制サービスは定義データベースからのアップデートが停止し、アップデートと保護用の定額制サービスはさらにコンピュータの保護やスキャンの実行も停止します。

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定額制サービスの利用中は、別のアクティベーションコードを使用してライセンスを更新することはできません。定額制サービスの有効期限が切れたあとに更新できるようになります。

定額制サービスのアクティベーション時に、違うタイプの有効なライセンスで製品をすでに使用している場合、その有効なライセンスは定額制サービスのライセンスに置き換わります。定額制サービスをキャンセルするには、製品を購入したサービスプロバイダーまでご連絡ください。

定額制サービスの管理オプションは、サービスプロバイダーごとに異なります。また、定額制サービス更新の猶予期間を設けていないサービスプロバイダーもあります。

アクティベーションコードについてアクティベーションコードは、カスペルスキーの製品版で提供されるコードです。20桁の半角英数字で、xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx の形式で構成されます。製品のアクティベーションに必要となります。

次のいずれかの購入方法で、アクティベーションコードを入手できます: • パッケージ版を購入した場合は、パッケージの中に同梱されています。 • ダウンロード版を購入した場合は、注文時に指定されたメールアドレスに送付

されます。

製品のアクティベーションを実行した日から、ライセンスの有効期間のカウントが開始されます。複数台で使用できるライセンスの場合、最初の 1 台にアクティベーションを実行した日から、ライセンスの有効期間のカウントが開始されます。

アクティベーションコードは、有効期限が切れるまで大切に保管してください。

データ提供についてソフトウェアとは、アップデートおよびその関連資料を含むソフトウェアを意味します。

権利者(独占的であるか否かを問わず、本ソフトウェアに関するすべての権利の所有者)とは、ロシア連邦法に基づいて設立された企業、Kaspersky Lab ZAO を意味します。

コンピュータとは、本ソフトウェアをインストールおよび使用するハードウェアを意味し、パソコン、ノート PC、ワークステーション、個人用デジタル機器、スマートフォン、ハンドヘルド装置、その他、本ソフトウェアが対応する電子装置を含みます。

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エンドユーザ(お客様)とは、自身のために本ソフトウェアをインストールまたは使用する個人、または本ソフトウェアのコピーを合法的に使用する個人を意味します。また、個人が雇用者など組織を代表して本ソフトウェアをダウンロードまたはインストールした場合、「お客様」とは、本ソフトウェアをダウンロードまたはインストールした法人も意味するものとし、ここに、かかる法人は、個人に対しその法人を代表して本契約に同意することを承認したものとみなします。

アップデートとは、すべてのアップグレード、機能改修、パッチ適用、機能拡張、バグ修正、変更、コピー、追加、メンテナンスパックの適用などを意味します。

トレースファイルとは、本ソフトウェアまたはそのコンポーネントの動作に関する情報が含まれたデータを意味します。

メモリダンプファイルとは、生成時の本ソフトウェアプロセスのシステムメモリの内容を意味します。

システム情報ファイルとは、コンピュータに関する情報が含まれたデータを意味します。

使用許諾契約書の条項に同意すると、コンピュータにインストールされた本製品のコピー、製品のバージョンと設定、アクティベーションについての情報を Kaspersky Lab に提供することに同意したことになります。提供された情報は、リアルタイム保護の向上に役立てられます。

Kaspersky Security Network に参加すると(29 ページの「Kaspersky Security Network への参加」を参照)、カスペルスキー インターネット セキュリティの操作に関連した次の情報が、コンピュータから Kaspersky Lab へ自動的に送信されます:

• コンピュータにインストールされたオペレーティングシステム(OS)およびインストールされたアップデートに関する情報。

• 権利者のインストールされた本製品およびアンチウイルスによる保護の状態に関する情報。これには、本製品のバージョン、コンピュータ上の本製品の一意な識別子、アップデートに関する情報が含まれます。

• スキャンされたすべてのオブジェクトおよび処理に関する情報。これには、スキャンされたオブジェクトの名前、スキャンの日時、ダウンロード元の URL と参照元、スキャンされたファイルの名前とサイズ、それらのファイルのパス、圧縮ファイルの署名、作成の日時、パッケージ作成者の名前(ファイルがパッケージ化されている場合)、ファイルのエントロピー、ファイル種別、ファイル種別コード、識別子と形式、オブジェクトのダウンロード元の URL、オブジェクトのチェックサム(MD5)、オブジェクトの追加チェックサムの種別と値、オブジェクトのデジタル署名(証明書)に関するデータ、スキャンを実行した本ソフトウェアのタスク識別子が送信された前回統計以降のオブジェクトの起動回数が含まれます。 実行ファイルの場合、サービス情報の送信時署名、レピュテーション検証フラグまたはファイル署名フラグ、検証対象のオブジェクトによって読み込まれた

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アプリケーションの名前、種別、ID、チェックサム(MD5)、およびサイズ、アプリケーションのパスとテンプレートのパス、自動実行リストの署名、エントリの日付、属性のリスト、パッケージ作成者の名前、アプリケーションのデジタル署名に関する情報(発行者の証明書、アップロードされたファイルの MIME 形式の名前を含む)。

• 実行されたアプリケーションおよびそのモジュールに関する情報(実行されたファイルのチェックサム(MD5)、サイズ、属性、作成日、PE ファイルヘッダー情報を含む)、パッケージ作成者の名前(ファイルがパッケージ化されている場合)、プロセスが開始されたアカウントのコード、プロセスの開始に使用されたコマンドラインのパラメータ、ファイル名とファイルのモジュール名。

• 脅威またはぜい弱性が検知された場合、検知されたオブジェクトに関する情報に加え、定義データベースの識別子、バージョン、および記録の種別、権利者の分類に基づいた脅威の名前、脅威が検知された URL を要求したアプリケーションのチェックサム(MD5)、検知された脅威の IP アドレス(IPv4 または IPv6)、脅威が検知されたトラフィックの種別の識別子、ぜい弱性の識別子とその脅威レベル、ぜい弱性が検知された Web ページの URL、その Web ページでのスクリプト数、危険の識別子、検知されたぜい弱性の種別と状態、オブジェクト分析の中間結果に関する情報が提供されます。

• ネットワーク攻撃に関する情報。これには、攻撃元のコンピュータの IP アドレス、ネットワーク攻撃が検知されたユーザのコンピュータのポート番号、攻撃の実行に使用されたプロトコルの識別子、攻撃の名前と種別が含まれます。

• 有害なコンテンツまたは疑わしいコンテンツが検知された Web ページの URL と IP アドレス、その URL を要求したファイルの名前、サイズ、およびチェックサム、判断を下すのに使用されたルールの識別子と重要度、および攻撃の目的。

• ネット決済保護コンポーネントで保護される Web サイトのリストに対してユーザが行った変更に関する情報。これには、Web サイトの URL、追加、変更、または削除された Web サイトを示すフラグ、その Web サイトに対するネット決済保護の実行モードが含まれます。

• ローカルおよびクラウドの KSN 定義データベースを使用したスキャン結果から集めたデータ。これには、一意の不明なオブジェクトの数、一意の信頼するオブジェクトの数、一意の信頼できないオブジェクトの数が含まれます。さらには、「不明なオブジェクト」、「信頼するオブジェクト」、および「信頼できないオブジェクト」と判断された数、証明書の検証を基にした信頼するオブジェクトの数、信頼する URL を基にした信頼するオブジェクトとして指定されたオブジェクトの数、信頼するプロセスから信頼する転送を基にした信頼するオブジェクトとして認識されるオブジェクトの数、信頼することに関して決定できない不明なオブジェクトの数、ユーザが信頼するオブジェクトとして指定したオブジェクトの数があります。統計の送信時におけるコンピュータのローカル KSN 定義データベースのバージョン、ソフトウェアのデータベース設定の

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識別子、KSN への成功したリクエストおよび失敗したリクエストの情報、KSN によるセッションの継続時間、送受信されたデータ量、KSN へ送信される情報の収集が開始および停止する時間。

Kaspersky Security Network サービスにより、コンピュータまたはコンピュータの一部を破損する目的で犯罪者が使用している可能性がある、危険なリンクで検知されたオブジェクトを含め、すべてのファイルが処理され、詳細な解析のために Kaspersky Lab に提供される場合があります。

また、インシデントを防止し、発生したインシデントを調査するために、信頼する実行ファイルと非実行ファイル、アプリケーション動作レポート、コンピュータの RAM 部分、およびオペレーティングシステムのブートセクターが送信される場合があります。

製品品質を向上するために、ユーザは Kaspersky Lab に対して次の情報を提供することに同意します:

• 製品のユーザインターフェイスの使用に関する情報。これには、インターフェイスのウインドウ(ウインドウの識別子と名前、使用された管理要素を含む)の起動に関する情報、ウインドウ間の切り替えに関する情報、ウインドウの起動理由を特定する情報、インターフェイスが開始された日時とインターフェイスの開始の段階、ユーザのインターフェイス操作の時刻と種別、設定と製品パラメータの変更に関する情報(設定名またはパラメータ名、古い値と新しい値など)が含まれます。

• 対話モードの製品の ID。

カスペルスキー インターネット セキュリティでエラーが発生した場合、次の情報を含むファイルを Kaspersky Lab に送信できます:

• プロセスの名前と ID

• 実行モジュールのパス

• 製品のバージョン

• 製品のビット種別(32 ビットまたは 64 ビット)

• 親プロセスの名前と ID

• 問題の発生日時

• オペレーティングシステムのバージョン

• レポートのバージョン

• 製品のクラッシュの原因になったエラーの種別

• エラーに関する情報

• エラーが発生したスレッドの番号

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• 製品のクラッシュ時の各スレッドのコールスタック(フレーム番号、モジュール名、コード内のアドレス、対応するアドレスにある関数の名前)

• エラーが発生したスレッドのレジストリ値

• 読み込まれたモジュールとそのモジュールが読み込まれたアドレス、モジュール名、モジュールのバージョン、UUID、モジュールのパスのリスト

オペレーティングシステムが Mountain Lion および Yosemite の場合、次の情報も追加で指定されます:

• ユーザ ID(UID)

• 該当するプロセスと他のプロセスとの間で通信に使用された特定のシステムコールの呼び出し統計

• メモリの配分(特定の領域に割り当てられたメモリ容量の統計)

カスペルスキー インターネット セキュリティのトレースファイルに次の情報が保存されます:

• アンチウイルスによるコンピュータの保護ステータス、悪意のある可能性のあるすべてのオブジェクトおよびその処理(検知されたオブジェクトの名前、検知の日時、ダウンロード元の URL アドレス、感染したファイルの名前とサイズ、それらのファイルのパス、攻撃元コンピュータの IP アドレスとネットワーク攻撃の標的になったポートの番号、マルウェアによる活動のリスト、悪意のある可能性のある Web サイト)、および製品とユーザによる対応に関する情報

• ユーザがダウンロードしたアプリケーションに関する情報(URL、属性、ファイルサイズ、ダウンロードプロセスに関する情報)

• 起動したアプリケーションおよびそのモジュールに関する情報(サイズ、属性、作成日、PE ヘッダーの詳細、地域、製品名、場所、パッカー)

• インストールされている Kaspersky Lab 製品のインターフェイスのエラーや使用に関する情報

• リモートコンピュータとユーザコンピュータの IP アドレス、接続が確立されたポートの番号、接続のネットワークプロトコルなど、ネットワーク接続に関する情報

• IT ネットワークやテレコムネットワーク経由でコンピュータとの間で送受信された、ネットワークパケットに関する情報

• 送受信されたメールおよび IM メッセージに関する情報

• オープンプロトコルを使って接続が確立された日付、Web サイトアクセス時のログインとパスワードに関するデータ、Cookie の内容など、アクセス先の URL に関する情報

• サーバーの公開証明書

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メモリダンプファイルに記録されるデータには、ダンプの作成時に製品プロセスの動作メモリに格納されているすべての情報が含まれます。

コンピュータまたはデータに損害を与えるために悪用された可能性があるファイル(またはファイルの一部)も、解析のために追加で Kaspersky Lab に提供される場合があります。

Kaspersky Lab は、このようにして受け取ったすべての情報を法律に基づいて保護します。また、受け取った情報は、一般統計情報としてのみ使用します。一般統計情報はユーザから収集された情報から自動的に生成され、個人情報や機密情報は一切含まれません。ユーザから収集された情報は暗号化され保存されます。蓄積された情報は年に 2 回削除されます。一般統計情報は無期限に保存されます。

情報の入手方法

● ユーザーガイド(本書)を参照する

● ヘルプを参照する

メインウインドウの [ヘルプ]をクリックして表示します。また、各ウインドウの (ヘルプ)をクリックすると、現在表示されている関連項目のヘルプを直接表示することができます。

ヘルプでは、設定や応用操作など、より詳しい説明を参照することができます。

● サポート情報を参照する

メインウインドウの [サポート]をクリックすると、サポートウインドウが表示されます。お使いの製品のバージョン、定義データベースの公開日時、オペレーティングシステムのバージョンなどのシステム情報を確認できます。(これらの情報は、サポートサービスへのお問い合わせの際、必要になる場合があります。)

また、サポートサービスに関連する Web サイトを表示するボタンが配置されています。

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本書での表記

●本書では、説明文の内容に合わせて、以下のアイコンを使用しています。

注意していただきたい内容を記述しています。必ずお読みください。

用語の説明を記述しています。

補足情報を記述しています。

●本書では、カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac を「カスペルスキー」と表記します。

●本書では、OS X 10.10 を使用した場合の操作手順を説明しています。また、OS X 10.10 で表示される画面を使用しています。お使いの OS や環境によっては、実際の操作方法や画面とは異なる場合があります。

●本書の操作説明では、以下の表記を使用しています。

画面に表示されるウインドウ名、タブやセクション名、項目名、ウインドウ内のボタン名、メニューやコマンド名は[ ]で囲んで表記します。

例:[環境設定]ウインドウで、[プロテクション]を選択します。

階層になっているコマンドメニューは「-」で続けて記載します。例:[Finder]-[アプリケーション]-[カスペルスキー インターネット セキュリティ]

関連する機能や詳しい説明が他の箇所で説明されている場合は、「▶」に続けて参照先のページ番号とタイトルを記載しています。

例: ▶ P.8 インストール

●画面は開発中のものです。ご利用中の製品に表示される画面と、画面デザインおよび画面に表示されている文言が若干異なる場合があります。

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目次はじめに .................................................................................................. 2

Kaspersky Lab の製品をお使いのみなさまへ ...................................................... 2カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティをお使いの方へ .......... 3使用許諾契約書について ........................................................................................... 3ライセンスについて ................................................................................................... 3アクティベーションコードについて ....................................................................... 5データ提供について ................................................................................................... 5情報の入手方法 ........................................................................................................10本書での表記 ............................................................................................................11

1 インストールとアンインストール動作環境 ................................................................................................15インストール ........................................................................................16

インストールする前に .............................................................................................16インストールする ....................................................................................................17アクティベーションを実行する .............................................................................19

はじめて起動したときに行うこと ........................................................21アンインストール .................................................................................22

アンインストールする .............................................................................................22

2 ライセンスとアクティベーションライセンス ............................................................................................23

ライセンスを確認する .............................................................................................23ライセンスを購入する .............................................................................................23

アクティベーション ..............................................................................25アクティベーションを実行する(ライセンスを更新する) ................................25

3 主な機能と画面構成主な機能 ................................................................................................26

コンピュータの保護 .................................................................................................26コンピュータのスキャン .........................................................................................27定義データベースとソフトウェアのアップデート ..............................................27インターネットの保護 .............................................................................................27検知履歴の確認と処理の実行 .................................................................................28Kaspersky Security Network への参加 ............................................................29

画面構成 ................................................................................................30メインウインドウ ....................................................................................................30

各種ウインドウ .....................................................................................32環境設定ウインドウ .................................................................................................32レポートウインドウ .................................................................................................33

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メニューバーのアイコン ......................................................................34

4 基本的な使い方保護状態の確認 .....................................................................................35

保護状態を確認する .................................................................................................35保護状態の詳細を確認する .....................................................................................35

定義データベースとソフトウェアのアップデート ...............................36定義データベースの状態を確認する .....................................................................36アップデートを実行する .........................................................................................37アップデートの自動実行を設定する .....................................................................37新しいバージョンのアップデート方法を設定する ..............................................38

スキャンの実行と設定 ..........................................................................39スキャンの種別 ........................................................................................................39スキャンを実行する .................................................................................................39スキャンの対象を設定する .....................................................................................42脅威の検知時の処理方法を設定する .....................................................................43

保護機能の有効化・無効化 ...................................................................44保護機能を一時的に有効化・無効化する .............................................................44カスペルスキーを終了する・起動する .................................................................45

5 脅威への対処通知ウインドウが表示されたら ............................................................46処理結果の確認(レポート) .................................................................47

レポートを表示して確認する .................................................................................47検知された脅威を処理する .....................................................................................48隔離されたオブジェクトを操作する .....................................................................48タスクの実行履歴を確認する・保存する .............................................................49

6 インターネットを安全に使用するための機能保護者によるコンピュータ使用の制限 .................................................50

保護者による管理を有効にする .............................................................................50制限する内容を設定する .........................................................................................51使用状況を確認する .................................................................................................52

インターネット上の決済処理で使用する情報の保護 ...........................53ネット決済保護機能を使用する .............................................................................53ネット決済保護機能を設定する .............................................................................54

入力情報の漏えいを防止 ......................................................................56セキュリティキーボードを使用する .....................................................................56

危険なサイトへのリンクを診断 ............................................................58危険サイト診断を設定する .....................................................................................58

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7 プロテクションの設定全般的なプロテクション設定 ...............................................................59

プロテクションの有効 / 無効を切り替える .........................................................59

ファイル保護(ファイルからの感染を検知) ........................................60検知時の処理方法を設定する .................................................................................60保護範囲を設定する .................................................................................................61

ウェブ保護(Web ページからの感染を検知)......................................62検知時の処理方法を設定する .................................................................................62

ネットワーク攻撃防御(ネットワークからの攻撃をブロック) ...........64ネットワーク攻撃防御の有効・無効を切り替える ..............................................64信頼するコンピュータを登録する .........................................................................65ブロックを解除する .................................................................................................66

8 詳細な設定検知する対象の設定 ..............................................................................67

検知する脅威を設定する .........................................................................................67

信頼する対象の設定 ..............................................................................68信頼するファイルとフォルダを追加する .............................................................68信頼する Web サイトのアドレスを追加する ......................................................69

9 付録トラブルシューティング ......................................................................70用語解説 ................................................................................................71

サポートサービスについて ...................................................................72マイ カスペルスキーによるテクニカルサポート ................................................72ライセンスに関するお問い合わせ .........................................................................73ご購入後の技術的なお問い合わせ .........................................................................73

KASPERSKY LAB ZAO .......................................................................74

索引 ............................................................................ 76

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1インストールとアンインストール

動作環境カスペルスキーの動作に必要な環境は次のとおりです。インストール前にご確認ください。

対応 OS OS X v 10.7、OS X v 10.8、OS X v 10.9、OS X v 10.10

メモリ 2 GB 以上

ハードディスク空き容量

500 MB 以上

注意事項 ●本製品のインストール・利用には、インターネット接続環境が必要です。 ●本製品のご使用前に使用許諾契約にご同意いただく必要があります。 ●ライセンス有効期間の計算は、1 台目の端末でライセンスの有効化(アクティベーション)を行った時点からカウントされます。 ●本製品は日本専用商品です。本製品を利用するためのアクティベーションは、日本国内でのみ実行できます。 ●最新の動作環境については、下記のサイトを参照してください。http://support.kaspersky.co.jp/

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1インストールとアンインストール

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インストール

インストールする前にインストールする前に、以下の点を確認してください。

●管理者アカウントのユーザ情報を準備するカスペルスキーを使用するユーザでログインします。ログインしたユーザが管理者アカウントではない場合、インストールの途中で管理者アカウントのユーザ名とパスワードを入力する必要があります。

※OS で最初に設定するユーザアカウントが管理者アカウントです。[システム環境設定]の[ユーザとグループ]で確認することができます。

●他のウイルス対策ソフトをアンインストールするすでに他のウイルス対策ソフトがインストールされている場合は、インストールを開始する前にアンインストールしてください。アンインストールの方法は、インストールされているウイルス対策ソフトのガイドやサポートサービスなどを確認してください。

●起動しているアプリケーションをすべて終了する

●アクティベーションコードを用意するインストールの直後に、アクティベーションを実行してライセンスを認証します。このとき、有効なアクティベーションコードを入力する必要があります。

アクティベーションコードとはパッケージに同梱されているか、ダウンロード版購入時のメールに記載されている20桁の英数字です。xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx の形式で記載されています。

●マイ カスペルスキー登録用のメールアドレスを用意するアクティベーションの途中で、マイ カスペルスキーに登録します。その際に、マイ カスペルスキー用のメールアドレスが必要です。

マイ カスペルスキーとはインターネット上で、アクティベーションコードの管理や、Web でのお問い合わせが可能なサポートサイトです。詳しくは、72 ページの「サポートサービスについて」を参照してください。

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1インストールとアンインストール

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●インターネットに接続可能な状態にするアクティベーションやインストール後のアップデートなどには、インターネットへの接続が必要です。

ライセンスの種別と複数のコンピュータへのインストールライセンスの種別によっては、カスペルスキーを複数のコンピュータにインストールして使用できます。メインウインドウの[ライセンス]をクリックすると、現在のライセンス情報が確認できます。

インストールする

1. 製品をダウンロードし、ファイルを実行します。

最新の製品のダウンロードについては、テクニカルサポートサイトを参照してください。

2. インストーラをダブルクリックします。インストーラが起動します。

3.[インストール]をクリックします。

使 用 許 諾 契 約 書 お よ び Kaspersky Security Network への参加に同意するボタンが、この画面に表示される場合があります。この画面で同意を選択した場合、手順 6. に進みます。

この画面で製品の最新版がダウンロードされる場合があります。

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1インストールとアンインストール

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4. 使用許諾契約書の内容を確認し、[同意する]をクリックします。

5. Kaspersky Security Network 声明を確認し、Kaspersky Security Network に参加する場合は、

[Kaspersky Security Networkへの参加に同意する]をオンにして、

[インストール]をクリックします。

Kaspersky Security Network(KSN)詳しくは、29 ページを参照してください。なお、KSN はいかなる個人情報も収集 / 転送することはありません。

6. インストールが実行されます。

認証画面が表示される場合がありますお使いの環境によっては、認証画面が表示される場合があります。その場合、管理者のアカウント名とパスワードを入力してください。

7. インストールが終了し、「カスペルスキー インターネット セキュリティ のインストールが完了しました。」と表示されたら、[終了]をクリックします。カスペルスキーが起動します。最初の起動は、しばらく時間がかかります。

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1インストールとアンインストール

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8. 起動すると、[アクティベーションコードの入力]ウインドウが表示されます。次項の「アクティベーションを実行する」へ進んでください。

アクティベーションを実行するインストールの終了後、[アクティベーションコードの入力]ウインドウが表示されたら、次の手順を実行します。

有効なライセンスが保存されている場合は、[アクティベーションコードの入力]ウインドウは表示されず、自動的にアクティベーションが実行されます。あらためてアクティベーションを実行する必要はありません。

1.[アクティベート]をクリックします。

2. アクティベーションコードを入力します。

アクティベーションコードパッケージに同梱されているか、ダウンロード版購入時のメールに記載されている 20 桁の英数字です。xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx の形式で記載されています。

3.[アクティベート]をクリックします。アクティベーションコードが確認されます。

※確認にはインターネット接続が必要です。

確認中は右の画面になります。しばらく時間がかかる場合があります。

※確認が終了すると、Kaspersky Security Network への参加画面が表示される場合があります。

2 3

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1インストールとアンインストール

20

4. マイ カスペルスキーにまだご登録されていない場合は、有効なメールアドレスを使用して、登録の手続きをしてから、[登録して続行]をクリックします。

※登録画面が表示されない場合もあります。

マイ カスペルスキーインターネット上で、アクティベーションコードの管理や、 Web でのお問い合わせが可能なサポートサイトです。詳しくは、72 ページの「サポートサービスについて」を参照ください。

5.[アクティベーションが正常に完了しました]ウインドウが表示されたら、[終了]をクリックします。カスペルスキーのメインウインドウが表示されます。

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1インストールとアンインストール

はじめて起動したときに行うことカスペルスキーが正常に起動したら、コンピュータとネットワークをより安全に使用できるように、以下の作業を行ってください。

● ライセンスの状態を確認する

ライセンスが正常に適用されているか、[ライセンス]ウインドウを確認してください。

▶ P.23 ライセンスを確認する

インストール後にアクティベーションを実行しなかったなどで、ライセンスが適用されていない場合は、アクティベーションを実行してください。

▶ P.25 アクティベーション

● 現在の保護状態を確認する

問題なくコンピュータが保護されているか、メインウインドウの表示を見て確認してください。

▶ P.35 保護状態の確認

● 定義データベースとソフトウェアをアップデートする

ウイルスなどの脅威からコンピュータを保護するためには、定義データベースとソフトウェアを最新の状態に保つことが必要です。

定義データベースとソフトウェアは、自動アップデートするよう設定されています。コンピュータのスキャン前に、アップデートが実行済みであることを確認してください。

▶ P.36 定義データベースとソフトウェアのアップデート

● コンピュータの完全スキャンを実行する

カスペルスキーをインストールする前に、すでにコンピュータがウイルスや悪意のあるソフトウェアなどの危険にさらされている可能性もあります。

確実にコンピュータを保護するために、定義データベースとソフトウェアのアップデート後、すぐにコンピュータの完全スキャンを実行してください。

▶ P.39 スキャンの実行と設定

はじめて完全スキャンを実行すると、終了までに時間がかかる場合があります。

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1インストールとアンインストール

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アンインストールカスペルスキーを使用しなくなった場合には、アンインストールできます。

アンインストールする

1.メニューバーにあるカスペルスキーのアイコン をクリックして、[終了]を選択します。

2. 製品をダウンロードし、ファイルを実行します。

最新の製品のダウンロードについては、テクニカルサポートサイトを参照してください。

3. アンインストーラをダブルクリックします。アンインストーラが起動します。

4.[続行]をクリックします。

認証画面が表示される場合がありますお使いの環境によっては、認証画面が表示される場合があります。その場合、管理者のアカウント名とパスワードを入力してください。

5. アンインストールが終了し、「アンインストールが正常に完了しました。」と表示されたら、[完了]をクリックします。

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2ライセンスとアクティベーション

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ライセンスライセンスは、カスペルスキーの全機能を使用するために必要な使用権です。ライセンスには有効期間があり、更新することで有効期間を延長できます。ライセンスの状態や有効期限は、画面上でいつでも確認できます。ライセンスの情報は、サポートセンターへお問い合わせの際に必要になる場合があります。

ライセンスを確認するライセンスの有効期間中は、画面右下に有効な残日数が表示されます。また、[ライセンス]ウインドウでは、詳しいライセンス情報が確認できます。

1.メインウインドウ右下の[ライセンス]をクリックします。ライセンスウインドウが表示されます。ライセンスの状態、有効期限、残り日数などが確認できます。

▶ P.23 ライセンスを購入する ▶ P.25 アクティベーション

ライセンスの有効期限が切れた場合や、インストール後にアクティベーションを実行しなかった場合は、メインウインドウ右下に「アクティベーションが実行されていません」と表示されます。

ライセンスを購入するライセンスの有効期限が切れると、カスペルスキーのアップデート機能が使用できなくなるため、感染の危険性が高くなります。有効期限が切れる前に、更新用のライセンスを購入してください。新しいライセンスは、

[ライセンス]ウインドウから購入できます。

1.メインウインドウ右下の[ライセンス]をクリックします。ライセンスウインドウが表示されます。

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2ライセンスとアクティベーション

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2.[更新]をクリックします。ブラウザが起動し、ライセンスの購入ページが表示されます。

3. ライセンスの購入ページに表示される手順に従ってライセンスを購入し、新しいアクティベーションコードを入手します。

※アクティベーションコードは 20 桁の英数字です。

ライセンスの購入後は、アクティベーションを実行します。 ▶ P.25 アクティベーション

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2ライセンスとアクティベーション

25

アクティベーションアクティベーションとは、ライセンスを有効化することです。アクティベーションコードを入力して、アクティベーションを実行することでライセンスが有効になります。インストール後にアクティベーションを実行しなかった場合や追加でライセンスを購入した場合は、アクティベーションを実行します。アクティベーションは、インターネットに接続可能な環境で実行してください。

アクティベーションを実行する(ライセンスを更新する)

1.メインウインドウ右下の[ライセンス]をクリックします。 ※ライセンスの有効期限が切れている場合や、アクティベーションを一度も実行していない場合は、画面右下に[アクティベーションが実行されていません。]と表示されます。

ライセンスウインドウが表示されます。

2. アクティベーションコードを入力し、[アクティベート]をクリックします。

アクティベーションコード20 桁の英数字です。パッケージに同梱されているか、ダウンロード版購入時のメールに記載されています。xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx の形式で記載されています。有効期限が切れた場合は、ライセンスを購入すると、新しいアクティベーションコードが入手できます。

▶ P.23 ライセンスを購入する

3.「アクティベーションが正常に完了しました」と表示されたら、ライセンス情報を確認して[終了]をクリックします。ライセンスウインドウに戻ります。ライセンスの種別や有効期限を確認できます。

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3主な機能と画面構成

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主な機能カスペルスキーは、さまざまな保護機能によって、ウイルスなどの脅威からコンピュータのデータを保護します。ここでは、カスペルスキーの主な機能について説明します。

コンピュータの保護プロテクションは、ウイルスなどの脅威の有無を監視し、脅威を検知した場合はすぐに対応してコンピュータをリアルタイムで保護する機能です。インストール直後から、プロテクションは開始されています。脅威の検知後の処理方法や保護範囲を変更することもできます。各設定の変更は、[環境設定]ウインドウから行います。

▶ P.32 環境設定ウインドウ

プロテクションには、次の種別があります。

● ファイル保護 ▶ 60 ページ

ファイルに含まれるウイルスを常時監視します。USB メモリなどのリムーバブルドライブにも対応します。ウイルスを検知したら、駆除または削除します。

● ウェブ保護 ▶ 62 ページ

HTTP のトラフィックや HTML ファイルに埋め込まれているスクリプトを監視し、ウイルスの侵入を防ぎます。また、フィッシングサイトなどを判断して、危険なサイトへのアクセスをブロックします。

フィッシングサイト実在する金融機関などの公式サイトに見せかけた偽装サイトです。クレジットカード番号や、ログインに使用する情報をユーザに入力させ、盗むことを目的としています。

● ネットワーク攻撃防御 ▶ 64 ページ

ネットワークから侵入して大量のパケットを送信したり、インストールされているソフトウェアの情報を盗もうとしたりする攻撃を監視します。不正侵入を検知すると、ただちにネットワークをブロックし、警告を表示します。

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3主な機能と画面構成

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コンピュータのスキャンスキャンは、コンピュータやドライブ内のファイルまたはフォルダを検査して、ウイルスなどの脅威を検知する機能です。スキャンの範囲や、検知後の処理方法を変更することもできます。

● スキャン ▶ 39 ページ

コンピュータ内のすべてのファイルをスキャンする完全スキャンや、重要な領域のみをすばやくスキャンする簡易スキャン、感染の可能性があるファイルやフォルダを直接指定するオブジェクトスキャンなど、用途に応じて、さまざまな方法が選べます

定義データベースとソフトウェアのアップデート定義データベースやソフトウェアを最新の状態に保つことは、プロテクションを効果のあるものにするために重要です。

● アップデート ▶ 36 ページ

アップデートを実行すると、定義データベースとソフトウェアを最新の状態にできます。これにより、新たに発生する脅威からも、コンピュータを保護できます。

インターネットの保護

● 保護者による管理 ▶ 50 ページ

子供や青少年が有害なサイトにアクセスするのをブロックしたり、コンピュータの使用時間や使用範囲を制限したりする機能です。コンピュータやインターネットの使用履歴、インスタントメッセンジャーや SNS を利用したメッセージの全記録などを確認することもできます。

● ネット決済保護 ▶ 53 ページ

インターネットバンキングやオンラインショッピングなど、インターネット上での決済時の処理情報を保護します。決済に使用する Web ページへのアクセス時にコンピュータを保護し、クレジットカード番号などの情報が第三者に漏えいするのを防止します。

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3主な機能と画面構成

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● セキュリティキーボード ▶ 56 ページ

銀行の Web サイトなどでのデータ入力時に、入力したデータを自動的に保護し、キーロガーに盗まれないようにします。セキュリティキーボードを使用すると、キーボードを使用しない安全なデータ入力が可能となり、情報の漏えいを防止します。

キーロガーコンピュータに侵入し、キーボードの操作を記録して、入力したログインパスワードやクレジットカード番号などの個人情報を盗むソフトウェアのことをいいます。

● 危険サイト診断 ▶ 58 ページ

ブラウザでページを表示したとき、そのページに含まれるリンクに悪意のあるページがないかどうかを自動的にチェックし、リンクの横に危険を示すアイコンを表示します。知らずに危険なサイトへアクセスしてしまうのを防ぎます。

検知履歴の確認と処理の実行ウイルスの検知や駆除など、各機能の履歴や結果は随時記録され、情報を確認できます。また、未処理の脅威を適切に処理することもできます。

● レポート ▶ 47 ページ

これまでに検知した脅威の数や種別、処理結果などを確認でき、未処理の脅威に対して駆除することもできます。

駆除できたファイルは削除せずにバックアップしておくこともできます。

さらに、スキャンやアップデート、各プロテクションの実行履歴などを一覧で確認できます。

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3主な機能と画面構成

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Kaspersky Security Network への参加

● クラウドプロテクション

Kaspersky Security Network(KSN)は、新しい脅威へいち早く対応できるようにする、オンラインサービスです。Kaspersky Security Network は世界中のユーザからデータを収集し、24 時間 365 日体制で、潜在的な脅威を分析します。KSN に参加すると、新しい脅威が発生したときにただちに Kaspersky Lab に報告され、いち早く対応策が開発されます。保護機能のパフォーマンスをさらに強化し、誤検知の可能性も軽減できます。

※KSN はいかなる個人情報も収集 / 転送することはありません。

KSN へ参加するには、インストール時に選択するか、[環境設定]ウインドウの[KSN]で、[Kaspersky Security Network への参加に同意する]をオンにします。

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3主な機能と画面構成

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画面構成

メインウインドウカスペルスキーの各機能、操作の中心となる画面です。コンピュータの保護状態や、実行中のタスクの進捗状況、各機能を起動するボタンなどが表示されています。

表示するには次のいずれかの方法でメインウインドウを表示します。• Finder で、[アプリケーション]-[カスペルスキー]を選択します。• メニューバーでカスペルスキーのアイコン をクリックし、表示されるメニューか

ら[カスペルスキー インターネット セキュリティ]を選択します。

1

2

3

4

1 ボタン

各ボタンをクリックすると、それぞれの機能のウインドウが表示されます。

ボタン 説明

レポート

レポートウインドウを表示します。脅威の検知や駆除の履歴が確認でき、未処理の脅威に対しては、処理を実行できます。さらに、アップデートやスキャンなどのタスクの履歴を確認することもできます。

▶ P.33 レポートウインドウ

環境設定

環境設定ウインドウを表示します。プロテクション、スキャン、アップデートなど、カスペルスキーの各機能の設定が行えます。

▶ P.32 環境設定ウインドウ

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3主な機能と画面構成

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ボタン 説明

サポート

サポートウインドウを表示します。製品のバージョンなどが確認できるほか、サポートサービスに関連する Web サイトへアクセスできます。

▶ P.72 サポートサービスについて

ヘルプ

ヘルプウインドウを表示します。詳細な設定方法や操作手順などを確認できます。

2 情報表示エリア

コンピュータの現在の保護状態が表示されます。セキュリティに問題が見つかったり脅威が検知されたりすると、その内容が表示されます。

スキャンまたはアップデートの実行中にはその進捗状況が、完了時にはタスクの結果が表示されます。

コンピュータの現在の保護状態が以下の色で表示されます。• 緑(正常):コンピュータが正常に保護されていることを示します。• 黄(注意):カスペルスキーの設定または動作に問題があり、コンピュータの保護に一部問題があることを示します。

• 赤(危険):カスペルスキーの設定または動作に問題があり、コンピュータが危険な状態にあることを警告しています。これらの問題を解決するには、メッセージの下の[詳細 ]をクリックしてプロテクションセンターを起動します。

3 機能の起動エリア

カスペルスキーの主な機能を起動するためのエリアです。

項目 説明スキャン [スキャン]ウインドウが表示されます。

▶ P.39 スキャンの実行と設定

アップデート [アップデート]ウインドウが表示されます。 ▶ P.36 定義データベースとソフトウェアのアップデート

ネット決済保護 [ネット決済保護]ウインドウが表示されます。 ▶ P.53 インターネット上の決済処理で使用する情報の保護

保護者による管理 [保護者による管理]ウインドウが表示されます。 ▶ P.50 保護者によるコンピュータ使用の制限

4 リンクエリア

各リンクをクリックすると、それぞれの機能のウインドウが表示されます。

項目 説明マイ カスペルスキー カスペルスキーに登録した情報を管理する Web サイトが表示されます。

ライセンス 現在のライセンス情報(ライセンスの状態、適用可能なコンピュータの台数、識別 ID、有効期限、期限切れまでの残日数)を表示するウインドウが表示されます。このウインドウからライセンスのアクティベーションや更新を行うことができます。

▶ P.23 ライセンス

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3主な機能と画面構成

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各種ウインドウ設定や確認を行うために、メインウインドウから表示する主なウインドウについて説明します。

環境設定ウインドウ[環境設定]ウインドウでは、各機能の設定を行います。スキャン範囲を設定したり、プロテクションの処理方法を変更したりできます。

[環境設定]ウインドウは、メインウインドウ左上にある[環境設定]をクリックして表示できます。

[環境設定]ウインドウには、[プロテクション] / [スキャン] / [KSN] / [脅威] /

[ブラウザ] / [アップデート] / [レポート] / [表示]の 8 つのカテゴリがあり、ウインドウ上部のアイコンで切り替えられます。目的のカテゴリに切り替えたら、表示される内容を設定します。

設定できる内容は、次のとおりです。

カテゴリ 説明プロテクション プロテクションに関する設定を行います。

▶ P.59 全般的なプロテクション設定 ▶ P.60 ファイル保護 ▶ P.62 ウェブ保護 ▶ P.64 ネットワーク攻撃防御

スキャン スキャンに関する設定を行います。 ▶ P.39 スキャンの実行と設定

KSN KSN への参加設定を行います。 ▶ P.29 Kaspersky Security Network への参加

脅威 検知する脅威や信頼リストの設定を行います。 ▶ P.67 検知する対象の設定 ▶ P.68 信頼する対象の設定

ブラウザ 危険サイト診断とセキュリティキーボードのプラグイン設定を行います。 ▶ P.58 危険なサイトへのリンクを診断 ▶ P.56 入力情報の漏えいを防止

アップデート アップデートに関する設定を行います。 ▶ P.36 定義データベースとソフトウェアのアップデート

レポート レポートに関する設定を行います。 ▶ P.47 処理結果の確認(レポート)

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3主な機能と画面構成

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カテゴリ 説明表示 通知に関する設定を行います。

▶ P.46 通知ウインドウが表示されたら

レポートウインドウ[レポート]ウインドウは、これまでに検知した脅威を分類して統計をとり、グラフで表示します。

[レポート]ウインドウは、メインウインドウ左上にある[レポート]をクリックして表示できます。

[レポート]では、検知した脅威を確認したり、隔離された危険なオブジェクトを処理したりできます。

[タスク]では、アップデートやスキャン、各プロテクションの実行履歴が確認できます。

▶ P.47 処理結果の確認(レポート)

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3主な機能と画面構成

34

メニューバーのアイコンカスペルスキーのインストール後、メニューバーにアイコンが表示されます。クリックして表示されるメニューから、操作を実行できます。

メニューには、次の項目が表示されます。

項目 説明カスペルスキー インターネット セキュリティ

メインウインドウが表示されます。 ▶ P.30 メインウインドウ

保護機能を無効にする / 保護機能を有効にする

保護機能の一時停止と再開を行います。その下にグレーで現在の状態が表示されます。

▶ P.44 保護機能の有効化・無効化

プロテクションセンター プロテクションセンターが表示されます。保護に問題がある場合、状態と解決方法が表示されます。

簡易スキャン 簡易スキャンが実行されます。 ▶ P.39 スキャンの実行と設定

アップデート ソフトウェアと定義データベースのアップデートが実行されます。 ▶ P.36 定義データベースとソフトウェアのアップデート

ネット決済保護 [ネット決済保護]ウインドウが表示されます。 ▶ P.53 インターネット上の決済処理で使用する情報の保護

保護者による管理 [保護者による管理]ウインドウが表示されます。 ▶ P.50 保護者によるコンピュータ使用の制限

環境設定 [環境設定]ウインドウが表示されます。 ▶ P.32 環境設定ウインドウ

終了 カスペルスキーを終了します。 ▶ P.45 カスペルスキーを終了する・起動する

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4基本的な使い方

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保護状態の確認現在のコンピュータの保護状態は、メインウインドウから確認できます。

保護状態を確認する

1.メインウインドウに表示されるイラストとメッセージで、保護状態を確認します。

▶ P.30 メインウインドウ

コンピュータの保護状態を色と説明文で示します。色の意味は、次のとおりです。

色[意味] 説明緑[正常] コンピュータは適切に保護されています。

黄[注意] コンピュータは推奨する状態になっていません。

赤[危険] コンピュータは危険な状態にあります。すぐに対応が必要です。

保護状態の詳細を確認する

1.メインウインドウのメッセージの下にある[詳細 ]をクリックします。 ▶ P.30 メインウインドウ

2.[プロテクションセンター]に表示されている内容を確認します。問題がある場合は、その詳細を確認します。問題ごとに、推奨する対処方法が表示されます。ボタンをクリックすると、それぞれの対処方法で解決します。

保護状態の履歴を確認する[レポート]ウインドウでは、保護の履歴を確認できます。

▶ P.47 処理結果の確認(レポート)

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4基本的な使い方

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定義データベースとソフトウェアのアップデート日々発生する新たな脅威から身を守るためには、定期的にアップデートを実行する必要があります。カスペルスキーは、最新の脅威に対応できるように、定義データベースとソフトウェアを強化 / 修正するモジュールを、インターネットを経由して提供しています。既定では、アップデートが必要かどうかが定期的に確認されます。必要と判断された場合、バックグラウンドで自動的にアップデートが実行されます。

※アップデートを実行するには、コンピュータがインターネットに接続されている必要があります。

定義データベースの状態を確認する現在使用している定義データベースが最新かどうかを確認します。

1.メインウインドウの[アップデート]をクリックします。

2.[アップデート]ウインドウに、定義データベースの状態が表示されます。

[定義データベースは最新です]と表示されていれば、問題ありません。最新でない場合は、アップデートを実行してください。

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4基本的な使い方

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アップデートを実行する

1.メインウインドウの[アップデート]をクリックします。

[アップデート]ウインドウが表示されます。

2.[アップデート]をクリックします。アップデートが開始され、進行状況や経過時間が表示されます。アップデートが終了すると、[定義データベースは最新です]と表示されます。

アップデートの実行中に[停止]をクリックすると、アップデートが中止されます。

アップデートの自動実行を設定するアップデートを実行するスケジュールを設定します。既定では、自動的にアップデートを実行するよう設定されています。通常は、このまま使用してください。

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[環境設定]ウインドウの[アップデート]をクリックします。

3.[自動的にアップデートをダウンロードする]をオンにします。

4. (閉じる)をクリックします。

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4基本的な使い方

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新しいバージョンのアップデート方法を設定するカスペルスキーは、定義データベースだけでなく、ソフトウェアもアップデートします。新しいバージョンのソフトウェアが公開された場合、自動でインストールするか、通知を表示させて手動でインストールするかを選択できます。ソフトウェアを常に最新に保つことで、高いセキュリティを維持できます。

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[環境設定]ウインドウの[アップデート]をクリックします。

3.[新しいバージョン]で、次から選択します。 ●ダウンロードとインストールを自動的に行う新しいバージョンが公開されると、自動的にダウンロード / インストールが行われ、ユーザは何の手間もなく常に最新の状態を維持できます。

●新しいバージョンが使用可能になったときに通知する新しいバージョンが公開されると通知が表示されます。ユーザはダウンロード / インストールするかどうかをそのつど選択します。

●インストールしない(推奨しません)新しいバージョンが公開されても、自動インストールも通知も行われません。バージョンが古いまま使用するのは危険なため、推奨しません。

プロキシサーバを設定するLAN 内でプロキシサーバを使用している場合、プロキシサーバをあらかじめ登録しておく必要があります。

[環境設定]ウインドウの[アップデート]-[プロキシ]で、[システムのプロキシサーバ設定を使用する]または[特定のプロキシサーバを設定する]のどちらかを選択します。

[特定のプロキシサーバを設定する]を選択した場合は、プロキシサーバの情報を入力します。不明な場合は、ご使用のプロバイダーに確認してください。

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4基本的な使い方

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スキャンの実行と設定コンピュータ内にウイルスが潜んでいないか、OS やアプリケーションの設定にセキュリティの問題はないかなどを、スキャンします。また、自動実行のスケジュールやスキャン対象の設定、検知時の処理などを設定できます。

スキャンの種別次の種別のスキャンを実行できます。対象や用途によって使い分けることができます。

● 完全スキャン

システムメモリ、ハードディスクドライブ、リムーバブルドライブなど、コンピュータ内の全ファイルをスキャンします。

● 簡易スキャン

システムメモリや OS の起動時に読み込まれるプログラムなど、コンピュータが安定して動作するために重要なファイルをスキャンします。

● オブジェクトスキャン

ファイルやフォルダ、ドライブなど、スキャンする範囲や対象を個別に選択して、スキャンします。

スキャンを実行するファイルをスキャンして、コンピュータ内のウイルスを検知します。スキャン中は、メインウインドウを閉じてもバックグラウンドで動作します。

スキャンを開始する前に定義データベースが最新かどうかを確認してください。最新でない場合は、スキャンの前にアップデートを実行してください。

▶ P.36 定義データベースとソフトウェアのアップデート

[完全スキャン] / [簡易スキャン]の場合

1.メインウインドウの[スキャン]をクリックします。

[スキャン]ウインドウが表示されます。

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4基本的な使い方

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2.[完全スキャン]または[簡易スキャン]をクリックします。スキャンが実行されます。

スキャンを停止するには進行中のスキャンを停止するには、以下のどちらかをクリックします。 確認メッセージが表示されたら、[停止]を選択します。

• アイコン表示の場合:

にマウスポインターを合わせて、表示が に変化したらクリックします。

• リスト表示の場合: 進捗バーの右側にある[停止]をクリックします。

スキャンの詳細な状況を確認するには[スキャン]ウインドウ内に表示されているスキャンにマウスポインターを合わせると、 が表示されます。 をクリックすると、レポートウインドウが表示され、スキャンの詳細状況を確認できます。

▶ P.47 処理結果の確認(レポート)

[オブジェクトスキャン]の場合対象を選択してスキャンするには、次の 3 つの方法があります。

●ファイルをドラッグ&ドロップする

1.メインウインドウの[スキャン]をクリックします。

[スキャン]ウインドウが表示されます。

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4基本的な使い方

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2.[スキャン]ウインドウに、スキャンしたいファイルやフォルダをドラッグ&ドロップします。スキャンが実行されます。

●メニューから選択する

1.メインウインドウの[スキャン]をクリックします。

[スキャン]ウインドウが表示されます。

2.[スキャン]ウインドウで、[オブジェクトスキャン]をクリックします。スキャン対象を選択するメニューが表示されます。

3.メニューから、スキャンする対象を選択します。

[ファイルとフォルダ]を選んだ場合は、表示されるウインドウから追加したいファイルまたはフォルダを選び、[開く]をクリックします。スキャンが実行されます。

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4基本的な使い方

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スキャンの対象を設定する[完全スキャン]または[簡易スキャン]の対象となるファイルやフォルダを設定します。

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[環境設定]ウインドウの[スキャン]をクリックします。

3.[完全スキャン]または[簡易スキャン]をクリックします。

4.[リストの編集]をクリックします。

5. 表示されるウインドウの一覧から、スキャンしたい対象をオンにします。

6. 一覧にスキャンしたい対象がない場合は、 をクリックし、表示されるメニューから選択します。一覧に対象が追加されます。

[ファイルまたはフォルダ]を選んだ場合は、表示されるウインドウから追加したいファイルまたはフォルダを選び、[開く]をクリックします。ファイルやフォルダをウインドウにドラッグ&ドロップして追加することもできます。

をクリックすると、一覧から対象を削除できます。

7.[OK]をクリックします。

8. (閉じる)をクリックします。

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4基本的な使い方

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脅威の検知時の処理方法を設定するスキャンの実行中にウイルスなどの脅威が検知された場合、どのように駆除や削除を行うかを設定します。

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[環境設定]ウインドウの[スキャン]をクリックします。

3.[完全スキャン] / [簡易スキャン] / [オブジェクトスキャン]のいずれかをクリックします。

4.[脅威の検知時の処理]で、処理方法を選択します。 ●スキャン完了時に手動選択スキャンの完了時までオブジェクトの処理が延期されます。スキャン完了時に通知ウインドウが表示され、検知された危険なオブジェクトの情報、処理方法の選択肢が表示されます。オブジェクトごとに処理方法を指定できます。

●自動的に駆除検知されると、通知ウインドウは表示せず、自動的に駆除します。さらに、[駆除できない場合は削除]をオンにすると、駆除できなかったファイルは削除されます。

5. (閉じる)をクリックします。

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Page 45: カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティをお使い の方へ カスペルスキー

4基本的な使い方

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保護機能の有効化・無効化カスペルスキーでは、保護機能を停止したり再開したりできます。他のアプリケーションをインストールする際など、必要に応じて停止できますが、その間はウイルス感染の危険性が非常に高くなるので、注意が必要です。

保護機能を一時的に有効化・無効化する一時的にすべての保護機能を無効にできます。

保護機能を無効にする

1.メニューバーにあるカスペルスキーのアイコン をクリックします。

2. 表示されるメニューから、[保護機能を無効にする]を選択します。保護機能が無効になります。

保護機能を有効にする

1. メニューバーにあるカスペルスキーのアイコン をクリックします。

2. 表示されるメニューから、[保護機能を有効にする]を選択します。保護機能が有効になります。

[環境設定]ウインドウの[プロテクション]でも保護機能の有効 / 無効の切り替えができます。[ファイル保護]や[ウェブ保護]のプロテクションごとに切り替えることもできます。

▶ P.59 全般的なプロテクション設定

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4基本的な使い方

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カスペルスキーを終了する・起動するカスペルスキーを終了する方法と、起動する方法は、次のとおりです。

カスペルスキーを終了する

1.メニューバーにあるカスペルスキーのアイコン をクリックします。2. 表示されるメニューから、[終了]を選択します。

カスペルスキーが終了します。

カスペルスキーを起動する

1. Finder の[アプリケーション]から、[カスペルスキー インターネット セキュリティ]をダブルクリックします。カスペルスキーが起動します。

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5脅威への対処

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通知ウインドウが表示されたらカスペルスキーがウイルスなどの脅威を検知すると、ポップアップ通知と通知音で警告します。通知ウインドウが表示されたら、画面の指示に従って、処理を選択します。

通知ウインドウには、検知された脅威の種別や状況によって、次のような処理方法の選択肢が表示されます。

項目 説明スキップ 処理は行われません。

削除 ウイルスを含んだファイルごと削除します。

駆除 検知したウイルスを駆除します。

拒否 ダウンロードしようとしたファイルにウイルスが検知された場合、ダウンロードを中止します。

許可 ダウンロードしようとしたファイルにウイルスが検知された場合、ダウンロードを許可します。

選択した処理を 常に実行

クリックしてオンにしたあとで、上記のいずれかの選択肢をクリックすると、以降同じ処理を実行します。

詳細 検知した脅威の詳細を確認できる Web ページが表示されます。

また、メニューバーのアイコン の近くにメッセージが表示される場合があります。

通知の設定通知の有効 / 無効の切り替え、および通知の種別の選択は、[環境設定]ウインドウの[表示]タブで実行できます。通常は、既定の設定を変更する必要はありません。

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5脅威への対処

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処理結果の確認(レポート)カスペルスキーがこれまでに検知した脅威の数や種別、またそれらの処理結果などを、一覧で確認できます。検知されて未処理のオブジェクトを駆除したり、駆除後のオブジェクトを削除したりすることもできます。また、アップデートやスキャンの実行履歴を確認して、テキストファイルに保存することも可能です。

レポートを表示して確認する

1.メインウインドウの [レポート]をクリックします。

2.[レポート]ウインドウで、項目を選択して内容を確認します。確認できる内容は、次のとおりです。

●レポート検知された脅威や、隔離されたオブジェクトが表示されます。検知された脅威を、ここで駆除または削除することもできます。

▶ P.48 検知された脅威を処理する ▶ P.48 隔離されたオブジェクトを操作する

●タスクアップデート、スキャン、ファイル保護、ウェブ保護、ネットワーク攻撃防御の実行履歴が表示されます。

▶ P.49 タスクの実行履歴を確認する・保存する

レポートに注目すべきイベントが記録されると、メインウインドウの情報表示部やプロテクションセンターに が表示されている場合があります。このアイコンをクリックすると、[レポート]ウインドウが起動し、該当する内容が表示されます。

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5脅威への対処

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検知された脅威を処理する

1.[レポート]ウインドウで、[検知した脅威]をクリックします。

2. 表示される一覧から、処理したいオブジェクトを選択します。

3. 実行したい処理をクリックします。実行できる処理は次のとおりです。

項目 説明駆除 選択したオブジェクトを駆除します。

すべて駆除 一覧に表示されているすべてのオブジェクトを駆除します。

すべて削除 一覧に表示されている検知の記録をすべて削除します。オブジェクトは削除されません。

隔離されたオブジェクトを操作する隔離とは、駆除または削除された危険なオブジェクトを、安全な状態にして特殊な領域に保存する処理です。隔離されたオブジェクトは、コンピュータのシステムにアクセスできなくなるので、ウイルスや悪意のあるソフトウェアによる被害やその拡散を防ぐことができます。また、隔離されたオブジェクトを、あとから削除、復元することもできます。

復元には十分に注意してください隔離されたオブジェクトを復元するときは、安全であることを十分に確認してから行ってください。復元されたファイルがウイルスに感染したままだった場合、コンピュータ全体が感染する可能性があります。

1.[レポート]ウインドウで、[隔離]をクリックします。

2. 表示される一覧から、処理したいオブジェクトを選択します。

3. 実行したい処理をクリックします。実行できる処理は次のとおりです。

項目 説明復元 選択したオブジェクトを元の場所へ復元します。

安全が確認されたファイルに対して行ってください。

削除 オブジェクトを削除します。

すべて削除 隔離に格納されている、すべてのオブジェクトを削除します。

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5脅威への対処

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隔離の保存期間を設定する[環境設定]ウインドウの[レポート]-[隔離]で、隔離にオブジェクトを保存しておく期間を設定できます。

タスクの実行履歴を確認する・保存する各タスク(アップデート / スキャン / ファイル保護 / ウェブ保護 / ネットワーク攻撃防御)の実行履歴を確認できます。表示された実行履歴は、テキストファイルに保存することも可能です。

1.[レポート]ウインドウで、[アップデート] / [スキャン] / [ファイル保護] / [ウェブ保護] / [ネットワーク攻撃防御]のいずれかをクリックします。

2. 表示される一覧で、各タスクの実行履歴が確認できます。

3. ファイルに保存する場合は、保存したい対象を一覧から選択して、[エクスポート]をクリックします。

4. 保存する場所とファイル名を指定し、[保存]をクリックします。TXT 形式でファイルが保存されます。

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6インターネットを安全に使用するための機能

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保護者によるコンピュータ使用の制限保護者による管理は、コンピュータやインターネットを子供が使用できる範囲を制限する機能です。使用時間や使用できるアプリケーションを限定したり、有害なサイトへのアクセスを制限したりできます。OS のユーザアカウント単位で設定できるため、ログインするアカウントごとに制限の内容を変えることができます。

保護者による管理を有効にする制限したいユーザアカウントを選択して、保護者による管理機能を有効にします。

1.メインウインドウの[保護者による管理]をクリックします。コンピュータに登録されているアカウントが一覧で表示されます。

ウインドウ左下のカギマークが になっている場合は、設定変更を可能にするため、 をクリックしてロックを解除します。その際、認証画面が表示されるので、管理者のアカウント名とパスワードを入力してください。

2. 保護者による管理を有効にしたいアカウントを選択し、[保護者による管理を有効にする]をクリックします。アカウント名に表示される が に変わります。

3. 制限したい項目を有効にします。[Web 管理] / [時間管理] / [個人情報管理] / [SNS 管理]のそれぞれを選択して、

[有効にする]をクリックします。

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6インターネットを安全に使用するための機能

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制限する内容を設定するアカウントの項目ごとに、制限する内容を設定します。

1.[保護者による管理]ウインドウで、制限内容を設定したいアカウントと項目をクリックします。

2.[環境設定]をクリックします。

設定できる内容は、次のとおりです。

項目 説明Web 管理 [Web 管理]では、閲覧可能な Web サイトを制限します。

ブロックする Web サイトのジャンルを選択したり、[特定のサイト]をクリックして許可またはブロックする Web サイトを個別に指定したりできます。

[セーフサーチ]では、検索エンジンが提供するセーフサーチ機能を強制的にオンにします。検索エンジンのセーフサーチによるフィルタリングが、常に検索結果に反映されます。

[ダウンロードの管理]では、ダウンロードできるファイルを制限します。ファイルの種別ごとにダウンロードをブロックできます。

時間管理 インターネットを使用できる時間を制限します。1 日の使用最大時間を設定したり、使用可能な時間帯を平日と週末で指定したりできます。

個人情報管理 設定した個人情報の送信を制限します。送信されるデータの中に、設定した個人情報が含まれている場合、送信をブロックして履歴を記録します。

SNS 管理 ソーシャルネットワークサービスを使った送受信を制限します。送受信されたメッセージをすべて記録し、接続する相手ごとに許可またはブロックを設定できます。

設定が終わったら、ウインドウ左下のカギマーク をクリックして、設定を変更されないようにロックしておくことを推奨します。

同じ制限設定を他のアカウントにコピーする同様の設定内容を他の複数のアカウントにも設定したい場合、設定内容をコピーできます。

[保護者による管理]ウインドウの をクリックして表示されるメニューから[設定のコピー]を選択します。コピーしたいアカウントを選択して、もう一度のメニューから[設定のペースト]を選択します。

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6インターネットを安全に使用するための機能

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使用状況を確認する保護者による管理を有効にすると、アカウントごとの使用状況が確認できます。インターネットに接続した時間やアクセスした URL、SNS で送受信したメッセージなどをすべて記録します。これを保護者があとで確認し、制限する内容を見直すこともできます。

1.[保護者による管理]ウインドウで、制限内容を確認したいアカウントをクリックします。

2.[レポート]クリックします。設定した項目の使用状況が一覧で表示されます。

3. 項目または[詳細]をクリックすると、項目ごとにより詳細な使用状況が確認できます。 さらに、使用状況に応じた制限を設定することもできます。たとえば、Web 管理では、ユーザがアクセスした URL がすべて表示されます。その中に好ましくない Web サイトがあった場合は、個別にブロックすることもできます。

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6インターネットを安全に使用するための機能

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インターネット上の決済処理で使用する情報の保護インターネットバンキングやオンラインショッピングを利用するときには、ネット上で銀行口座やクレジットカードなどの大切な情報を扱うことになります。ネット決済保護機能は、こうした個人情報を悪意ある第三者に盗まれないよう、安全に入力できる環境を作成する機能です。ネット決済で使用するコンピュータやブラウザーを保護し、操作内容や個人情報の漏えいを防ぐので、インターネット上での決済を安全に行うことができます。

ネット決済保護機能を使用するネット決済保護機能は、既定の設定で有効になっており、銀行や決済システムのWeb サイトにアクセスすると、保護されたブラウザを使って表示するかどうかを確認するように設定されています。

1. ブラウザを起動し、銀行などの Web サイトへアクセスします。

2. ログインページへのリンクをクリックします。

3. 保護されたブラウザでアクセスするかどうかを選択するページが表示されます。 次の操作を選択します: ●保護モードを使用するブラウザを保護モードで起動します。保護モードでは、Web サイトの信頼性、および安全な接続を確立するための証明書がチェックされます。 ●現在のウインドウで開く現在のウインドウを使ってアクセスします。

4.[保護モードを使用する]をクリックすると、ブラウザが保護モードで起動し、ログインページが表示されます。保護モードのブラウザは、Web サイトのアドレスが緑色で表示されます。このブラウザ上で入力した情報は一切記録されず、外部からの不正なアクセスからも保護された、安全な状態で取引操作が行えます。

[保護モードを使用する]を選択してアクセスした Web サイトは、ネット決済保護の対象アドレスとして登録されます。

▶ P.54 Web サイトを登録する

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6インターネットを安全に使用するための機能

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ネット決済保護機能を設定する保護モードのブラウザを使ってアクセスする Web サイトを登録したり、登録したWeb サイトの設定を変更したりすることができます。

Web サイトを登録するネット決済保護の対象とする Web サイトを登録します。

1.メインウインドウの[ネット決済保護]をクリックします。

[ネット決済保護]ウインドウが表示されます。

2.[ネット決済保護]ウインドウの下部にある[+]をクリックします。Web サイトを登録するためのウインドウが表示されます。

3. 登録する Web サイトについて、次の項目を入力します: ●Web サイトのアドレス保護モードのブラウザを使ってアクセスしたい Web サイトのアドレスを入力します。

●名前登録する Web サイトの名前を入力します。例えば、「銀行 _ 振込用」

「ショッピング _ レア物」のように、任意の名前を設定できます。

●この Web サイトへのアクセス時:登録する Web サイトにアクセスした際の動作を、次の中から選択します: • 保護モードを使用する(Web サイトの信頼性を検証する)自動的に保護モードのブラウザーを使ってアクセスします。

• 保護モードを使用しない保護モードを使わず、通常のブラウザーでアクセスします。

4.[追加]をクリックします。[ネット決済保護]ウインドウに、追加した Web サイトが表示されます。登録した Web サイト情報の右側にある をクリックすると、追加した Web サイトがで開きます。

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6インターネットを安全に使用するための機能

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登録済み Web サイトの設定を変更する登録した Web サイトの設定内容を変更したり、登録を解除したりできます。

1.メインウインドウの[ネット決済保護]をクリックします。

[ネット決済保護]ウインドウが表示されます。

2. 変更する Web サイトを選択します。

3. をクリックします。現在の設定内容が表示されます。

Web サイトを選択して[-]をクリックすると、登録が解除されます。

4. 設定内容を変更します。設定項目については、54 ページの「Webサイトを登録する」を参照してください。

5.[保存]をクリックします。登録済み Web サイトの設定が変更されます。

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6インターネットを安全に使用するための機能

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入力情報の漏えいを防止悪意のあるソフトウェアの中には、キーボードの操作を記録して、入力したログインID やパスワードなどの個人情報を盗む、キーロガーと呼ばれるソフトウェアがあります。カスペルスキーは、キーの入力情報からデータの漏えいを防ぐための機能を備えています。仮想のキーボードである「セキュリティキーボード」はマウス操作でキー入力ができます。物理的なキー入力を行わないため、キーロガーに情報を与えません。

セキュリティキーボードを使用するセキュリティキーボードは、ブラウザでパスワードなどの入力欄にカーソルを置くと、自動的に表示されます。

対応するブラウザは、Safari、Mozilla Firefox、Google Chrome です。Safari は既定で設定されていますが、Mozilla Firefox や Google Chrome で同様に使用できるようにするには、次の設定が必要です。

1. Mozilla Firefox または Google Chrome をインストールします。

2.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

3.[環境設定]ウインドウの[ブラウザ]をクリックします。

4.[機能拡張]で、[セキュリティキーボード]のチェックをオンにします。

5. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

Shift / Alt キーを同時に押す場合複数のキーを同時に押す必要がある Shift / Alt キーは、クリックするとキーを押したままの状態になります。たとえば、Shift キーをクリックすると、キーボードの英字が大文字に変わり、大文字での入力が可能になります。他のキーをクリックすると、押したままの状態が解除されます。

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6インターネットを安全に使用するための機能

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ブラウザのアイコンから手動でセキュリティキーボードを起動するSafari、Mozilla Firefox、Google Chrome のツールバーにあるアイコンをクリックすると、セキュリティキーボードを起動できます。

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6インターネットを安全に使用するための機能

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危険なサイトへのリンクを診断危険サイト診断は、ブラウザでページを表示したとき、そのページに含まれるリンクをスキャンして、危険なページがないかどうかを自動的にチェックする機能です。危険なページへのリンクが検知された場合、リンクの横に危険を示すアイコン が表示されます。アイコンにマウスポインターをあわせると、説明がポップアップ表示されます。

危険サイト診断を設定する対応するブラウザは、Safari、Mozilla Firefox、Google Chrome です。Safari では標準で設定されていますが、Mozilla Firefox や Google Chrome で同様に使用できるようにするには、次の設定が必要です。

1. Mozilla Firefox または Google Chrome をインストールします。

2.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

3.[環境設定]ウインドウの[ブラウザ]をクリックします。

4.[機能拡張]で、[危険サイト診断]のチェックをオンにします。

5. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

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プロテクションの設定

全般的なプロテクション設定プロテクションの有効 / 無効を切り替えます。

プロテクションの有効 / 無効を切り替える各プロテクションは、既定の設定で有効になっています。次の手順で、プロテクションの有効 / 無効を切り替えられます。

プロテクションを無効にすると、脅威から保護されない状態となり、ウイルス感染などの危険性が高まります。

すべてのプロテクションの有効 / 無効を切り替える

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[プロテクション]の[全般]で、[保護機能を有効にする]をオン / オフして、有効 / 無効を切り替えます。

3. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

メニューバーのアイコンを右クリックして表示されるメニューからも、保護機能の有効 / 無効が切り替えられます。

▶ P.44 保護機能の有効化・無効化

プロテクションごとに有効 / 無効を切り替える

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[プロテクション]で、[ファイル保護を有効にする]、[ウェブ保護を有効にする]、[ネットワーク攻撃防御を有効にする]をオン / オフして、機能の有効 / 無効を切り替えます。

3. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

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プロテクションの設定

ファイル保護(ファイルからの感染を検知)

ファイル保護は、ファイル操作を監視してウイルス感染からコンピュータを保護する機能です。OS が起動すると自動的にファイル保護が起動し、ファイルを開く、保存する、実行するなどの操作が行われるときに、リアルタイムでファイルをスキャンしてウイルスをチェックします。

検知時の処理方法を設定するウイルスなどの脅威が検知された場合、ファイル保護はあらかじめ設定された方法に従って処理します。既定の設定では、[手動選択]に設定されています。

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[プロテクション]をクリックします。

3.[ファイル保護]の[脅威の検知時の処理]で、処理方法を次から選択します。

●手動選択感染した、または感染の可能性があるオブジェクトが検知されると、通知ウインドウが表示されます。ウイルスの情報、感染したファイル名、処理方法のオプションを確認しながら、オブジェクトごとに処理方法を指定します。

▶ P.46 通知ウインドウが表示されたら

●自動的に駆除感染したオブジェクトが検知されると、Kaspersky Lab が推奨する方法ですぐに駆除が行われ、感染したオブジェクトは隔離へ移動されます。

▶ P.48 隔離されたオブジェクトを操作する

さらに[駆除できない場合は削除]をオンにすると、駆除できなかった場合にオブジェクトごと削除します。

4. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

検知の履歴や駆除結果は、[レポート]ウインドウの[検知した脅威]で確認できます。 ▶ P.47 処理結果の確認(レポート)

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7プロテクションの設定

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保護範囲を設定するファイル保護の対象となるファイルやフォルダを設定します。既定の設定では、ハードディスクドライブ、リムーバブルドライブ、およびネットワークドライブなど、コンピュータに接続されているすべてのデバイスのオブジェクトが対象に含まれています。通常は、既定の設定を変更する必要はありません。

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[プロテクション]をクリックします。

3.[ファイル保護]の[保護範囲]をクリックします。

4. 表示されるウインドウの一覧から、保護の対象とする項目のオン / オフを切り替えます。

5. 一覧に対象とする項目がない場合は、 をクリックし、表示されるメニューから選択します。一覧に対象が追加されます。

[ファイルまたはフォルダ]を選んだ場合は、表示される[開く]ウインドウから追加したいファイルまたはフォルダを選び、[開く]をクリックします。ファイルやフォルダをウインドウにドラッグ&ドロップして追加することもできます。

をクリックすると、一覧から対象を削除できます。

6.[OK]をクリックします。

7. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

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プロテクションの設定

ウェブ保護(Web ページからの感染を検知)

ウェブ保護は、Web ページを閲覧する際に使用される通信手段(HTTP)によって送られてくるデータを監視して、ウイルスや不正なスクリプトなど悪意のあるオブジェクトを検知します。

検知時の処理方法を設定するWeb サイトからウイルスに感染したファイルをダウンロードするなど、Webトラフィックに脅威が検知された場合、ウェブ保護は、あらかじめ設定された方法に従って脅威をブロックします。既定の設定では、[手動選択]に設定されています。

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[プロテクション]をクリックします。

3.[ウェブ保護]の[脅威の検知時の処理]で、処理方法を次から選択します。 ●手動選択感染した、または感染の可能性があるオブジェクトが Webトラフィックに検知されると、通知ウインドウが表示されます。ウイルスの情報、感染したファイル名、処理方法のオプションを確認しながら、オブジェクトごとに処理方法を指定します。

▶ P.46 通知ウインドウが表示されたら

●自動的にブロック感染したオブジェクトが Webトラフィックに検知されると、すぐにブロックされます。

4. 暗号化された Webトラフィック(HTTPS 接続)をスキャンする場合は、[安全な接続(HTTPS)をチェック]をオンにし、次から選択します。

●常時すべての HTTPS 接続をスキャンします。接続に時間がかかる場合があります。

●保護者による管理でのみHTTPS 接続を行うユーザが保護者による管理の対象である場合にのみ、スキャンします。

▶ P.50 保護者によるコンピュータ使用の制限

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7プロテクションの設定

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5. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

検知の履歴や駆除結果は、[レポート]ウインドウの[検知した脅威]で確認できます。 ▶ P.47 処理結果の確認(レポート)

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プロテクションの設定

ネットワーク攻撃防御(ネットワークからの攻撃をブロック)

ネットワーク攻撃防御は、ネットワークに接続中のコンピュータが外部から攻撃された場合、攻撃元からのネットワーク接続を一定時間すべてブロックする機能です。また、攻撃を受けている旨の警告を表示し、攻撃元の情報を通知します。想定されるネットワーク攻撃には、次のようなものがあります。

● ポートスキャンネットワークに接続しているコンピュータの、空いているポートを調べます。空きポートを確認すると、直接攻撃してきたり、他のコンピュータへ DoS や侵入などの攻撃を仕掛けるための踏み台にしたりします。

● DoS大量の無意味なパケットを送りつけてコンピュータに過度の負荷をかけたり、OSを停止や再起動をさせるような不正なデータを送信したりしてコンピュータを攻撃し、システムを不安定あるいは動作不能にします。

● 侵入攻撃ネットワークを経由して接続し、コンピュータを不正に操作します。コンピュータから個人情報や機密情報を盗み出したり、コンピュータを制御不能にしたりします。

ネットワーク攻撃防御の有効・無効を切り替える

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[プロテクション]をクリックします。

3.[ネットワーク攻撃防御]の[ネットワーク攻撃防御を有効にする]をオン / オフして、有効 / 無効を切り替えます。

4. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

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7プロテクションの設定

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信頼するコンピュータを登録する特定のコンピュータを、ネットワーク攻撃防御の対象外として事前に登録できます。コンピュータを登録しておくと、その IP アドレスからのネットワーク攻撃を検知しても、自動的にブロックしません。

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[プロテクション]をクリックします。

3.[ネットワーク攻撃防御]の[信頼リスト]をクリックします。

4. 表示されるウインドウで、[信頼リスト]をクリックします。

5. をクリックします。

6. コンピュータの IP アドレスを入力します。一覧に追加されます。登録済みの IP アドレスを削除する場合は、一覧から IP アドレスを選択し、 をクリックします。登録済みの IP アドレスを変更する場合は、一覧から IP アドレスを選択し、[編集]をクリックします。

7.[保存]をクリックします。

8. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

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7プロテクションの設定

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ブロックを解除するネットワーク攻撃防御によって接続がブロックされた IP アドレスは、「ブロックされたコンピュータ」としてリストされます。リストされた IP アドレスのうち、安全を確信できる IP アドレスがあれば、ブロックを解除します。

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[プロテクション]をクリックします。

3.[ネットワーク攻撃防御]の[信頼リスト]をクリックします。

4. 表示されるウインドウで、[ブロックされたコンピュータ]をクリックします。

5. ブロックを解除する IP アドレスを、一覧から選択します。

6.[ブロック解除]をクリックします。選択した IP アドレスのブロックが解除されます。ブロック解除された IP アドレスは、一覧から消えます。

7.[保存]をクリックします。

8. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

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8詳細な設定

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検知する対象の設定コンピュータにとっての脅威には、さまざまな種別があります。カスペルスキーでは、検知する脅威を選択できます。通常は、既定の設定を変更する必要はありません。

検知する脅威を設定する

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[脅威]をクリックします。

3.[検知するオブジェクト]で、検知対象に含める脅威の種別をオンにします。

脅威の種別は次のとおりです。

●ウイルス、ワーム、トロイの木馬、悪意のあるツール脅威となる、最も典型的なソフトウェアです。データの破壊や漏えい、脅威の進入路(バックドア)の作成などを目的とし、中には自己増殖可能なプログラムも含みます。これらを監視することで、最低限のセキュリティレベルを提供します。オフにすることはできません。

●アドウェア危険なふるまいの発生源となるソフトウェアです。ユーザの望まない広告を表示するなど、危険な可能性があるソフトウェアを含みます。

●オートダイヤラー通話料金が高額なサービスに自動的に電話するソフトウェアです。

●その他のプログラムコンピュータやデータに損害を与える目的で悪用される可能性のあるソフトウェアです。

4. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

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8詳細な設定

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信頼する対象の設定信頼リストは、プロテクションによる監視やスキャンの対象に含めない、オブジェクトや Web サイトのリストです。カスペルスキーがアクセスをブロックするオブジェクトやアプリケーション、Web サイトがユーザにとって安全であることが明らかである場合に、それらを信頼リストに追加します。信頼リストには、ファイルなどのオブジェクトを登録する「信頼するファイルとフォルダ」と、Web サイトの URL を登録する「信頼する Web サイトのアドレス」があります。

信頼するファイルとフォルダを追加する

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[脅威]をクリックします。

3.[信頼リスト]の[信頼リストの編集]をクリックします。

4. 表示されるウインドウで、[信頼するファイルとフォルダ]をクリックします。

5. をクリックします。

6.[開く]ウインドウで信頼リストに追加したいファイルまたはフォルダを選択します。

[信頼するファイルとフォルダ]の一覧に、選択したファイルやフォルダが追加されます。

をクリックすると、一覧から削除できます。

7.[OK]をクリックします。

8. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

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8詳細な設定

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信頼する Web サイトのアドレスを追加する

1.メインウインドウの [環境設定]をクリックします。

2.[脅威]をクリックします。

3.[信頼リスト]の[信頼リストの編集]をクリックします。

4. 表示されるウインドウで、[信頼する Web サイトのアドレス]をクリックします。

5. をクリックします。

6. Web サイトのアドレスを入力します。

[信頼する Web サイトのアドレス]の一覧に、アドレスが追加されます。

をクリックすると、一覧から削除できます。

7.[OK]をクリックします。

8. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。

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9付録

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トラブルシューティング

アクティべーションが実行できない

➡ アクティべーションを実行するためには、コンピュータがインターネットに接続している必要があります。ブラウザを起動してインターネットに接続可能であることを確認してから、アクティべーションを実行してください。詳しくは、25 ページの「アクティベーション」を参照してください。

2台目、3台目で使う方法がわからない

➡ ライセンスの種別によっては、1つのアクティベーションコードで複数台のコンピュータにカスペルスキーをインストールできます。1台目のコンピュータでアクティベーションしたあと、残りの台数のコンピュータにカスペルスキーをインストールし、1台目と同じアクティベーションコードを使ってアクティベーションを実行してください。

ライセンス更新のメッセージが表示された

➡ ライセンスの有効期限が切れる前後に、ライセンスの更新を促すメッセージが表示されます。有効期限を延長するためには、新しいライセンスをご購入いただき、新しいアクティべーションコードでアクティべーションを実行してください。詳しくは、23 ページの「ライセンス」を参照してください。

[定義データベースが破損しています]、[ライセンス情報のブラックリストが破損しています]と表示され、定義データベースがアップデートできない

➡ 定義データベースの一部が不正になっている可能性があります。 カスペルスキーをアンインストールし、再インストールしてください。

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9付録

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用語解説

アクティベーションライセンスを認証し、ソフトウェアを有効(動作可能)にすること。

アドウェアユーザが希望していない広告を勝手に表示するソフトウェア。

オートダイヤラー通話料金が高額な海外や Q2 ダイヤルなどのサービスに電話するソフトウェア。

オブジェクトファイルやフォルダなど、スキャンや検知の対象となるものの総称。

隔離ウイルスに感染した可能性があるオブジェクトを、専用のフォルダに安全な形に変換して格納すること。

スキャンファイルを検査することにより、侵入したウイルスなどの脅威を検知すること。

スパイウェアコンピュータに侵入し、ユーザの操作を記録したり、情報を盗んだりするソフトウェア。

スパム不特定多数に向けたダイレクトメールなどの迷惑メール。

ぜい弱性コンピュータへの侵入やウイルス感染などを引き起こす、セキュリティ上の弱点。プログラムの欠陥(バグ)、仕様上の問題点、特定の運用方法や設定などが原因となる。メーカー提供の修正プログラムによって解消される場合がある。

定義データベースウイルスなどの脅威の情報、および脅威に対処する方法を集積したデータベース。

トロイの木馬コンピュータに侵入し、データを外部に流出させたり、他のプログラムが侵入するための入り口を作ったりする悪質なウイルス。

フィッシング(詐欺)銀行など実在の金融機関を装った詐欺。金融機関からの連絡と偽ったメールを送り、偽装サイトにアクセスさせ、個人情報を入力させる。入力した情報を悪用して、お金を引き出すなどの犯罪が起きている。

マルウェアウイルスやスパイウェアなど、悪意のあるソフトウェア。

ルートキットオペレーティングシステムへの侵入や悪意のあるソフトウェアの痕跡を隠すために開発されたプログラムまたはプログラムのセット。

ワーム自己増殖しながら、データの破壊活動などを行うコンピュータウイルス。

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サポートサービスについてユーザのみなさまが快適に製品をご利用いただけるように、各種サポートサービスをご用意しています。

マイ カスペルスキーによるテクニカルサポートマイ カスペルスキーは、インターネット上で、アクティベーションコードの管理や、Web サイト上でのお問い合わせが可能なサポートサイトです。マイ カスペルスキーにアクセスするには、登録ページで登録処理を行う必要があります。すでに登録されている場合は、メールアドレスとパスワードを入力し、マイ カスペルスキーにログインします。

マイ カスペルスキーでは、次のサービスなどをご利用いただけます。 ● テクニカルサポートサービスへの、Web お問い合わせフォームを利用したご連絡 ● お問い合わせのステータスをリアルタイムに追跡 ● お問い合わせの詳細履歴の表示 ● アクティベーションコードと登録情報の管理

お問い合わせの送信フォームの項目に、次の情報を指定してください。 ○ 製品 ○ バージョン ○ オペレーティングシステム ○ お問い合わせの種別 ○ お問い合わせ内容 ○ 添付するファイル

マイ カスペルスキーで指定されたメールアドレス宛てに、お問い合わせに対する返答が送信されます。

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ライセンスに関するお問い合わせ「ライセンスの有効期限が切れたので再購入したい」など、ライセンスに関するお問い合わせは、お電話でカスペルスキーインフォメーションセンターにお問い合わせください。

カスペルスキーインフォメーションセンター電話番号: 0570-001269(別途通話料がかかります) 03-6745-0303(ナビダイヤル非対応の場合、こちらにおかけください)受付時間: 9:30-18:00 365 日

インフォメーションセンターでは、お客様からのお問い合わせ内容を正確に把握し、かつ早期に解決するためお問い合わせ内容を記録 / 保管 / 録音させていただくことがあります。

ご購入後の技術的なお問い合わせ製品の操作方法、不具合、その他技術的なお問い合わせができます。電話でのお問い合わせをご利用いただけます。

カスペルスキーテクニカルサポートセンター電話番号: 0570-006269(別途通話料がかかります) 03-6745-0304(ナビダイヤル非対応の場合、こちらにおかけください)受付時間: 9:30-18:00 365 日

日にちや時間帯によっては、電話のお問い合わせが集中し、電話が通じにくい場合がございます。待たずにお問い合わせができるマイ カスペルスキーもぜひご利用ください。

お電話の際にお使いのコンピュータを実際に操作できる状態で連絡いただきますと、解決までの時間を短縮できる場合がございます。またご質問内容によってはお時間をいただくことがございますので、あらかじめご了承ください。サポートセンターでは、お客様からのお問い合わせ内容を正確に把握し、かつ早期に解決するためお問い合わせ内容を記録 / 保管 / 録音させていただくことがあります。

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KASPERSKY LAB ZAOKaspersky Lab 製品の、ウイルス、マルウェア、スパム、ネットワーク攻撃、ハッカー攻撃などの脅威に対する保護機能は、世界各国で高く評価されています。

2008 年、Kaspersky Lab は、エンドユーザ向け情報セキュリティソフトウェアのソリューション開発企業として、世界第 4 位に選ばれました(2008 年 IDC

『Worldwide Endpoint Security Revenue by Vendor』)。 また、コンピュータ保護システムの開発企業としてロシアのホームユーザから高い支持を受けています

(2009 年 COMCON 『TGI-Russia 2009』)。

Kaspersky Lab は、1997 年にロシアで設立され、現在、モスクワの本部を中心に、5 つの地域部門を持つ国際的なグループです。各地域部門は、ロシア、西ヨーロッパ、東ヨーロッパ、中東、アフリカ、北米、南米、日本、中国、およびその他のアジア太平洋諸国をまたにかけ、2,000 名を超える高度な技術を有するエキスパートが働いています。

製品:Kaspersky Lab の製品は、スマートフォンから家庭用 PC、大規模な企業ネットワークにいたるまで、すべてのシステムを保護します。

個人向けの製品構成には、デスクトップパソコン、ノート型パソコン、タブレット PC、スマートフォンといった、現代のデジタルライフに利用されるすべてのモバイル端末向けのウイルス対策製品が含まれます。

法人向けには、ワークステーション、ファイルサーバー、Web サーバー、メールゲートウェイ、ファイアウォールを保護する製品やサービスを提供しています。Kaspersky Lab の一元管理システムと組み合わせて使用するこれらのソリューションは、コンピュータに対する脅威から企業や組織を効率的に保護する手段となります。Kaspersky Lab の各製品は、主要なテスト機関で認定されており、多数のアプリケーション開発元の製品と互換性があります。また、さまざまなハードウェアプラットフォーム向けに最適化されています。

Kaspersky Lab のウイルスアナリストは、24 時間体制で活動しており、毎日発生する膨大な数のコンピュータの脅威を見つけ出し、駆除ツールを作成し、Kaspersky Lab 製品で使用する定義データベースに登録しています。Kaspersky Lab のウイルス定義データベースは毎時アップデートされ、アンチスパムデータベースは 5 分ごとにアップデートされます。

技術:現在のウイルス対策ツールに不可欠な技術の多くは、Kaspersky Lab が最初に開発したものです。そのため、多くのサードパーティソフトウェアの開発元は自社製品に Kaspersky Anti-Virus エンジンを使用しています。例として、SafeNet(米国)、Alt-N Technologies(米国)、Blue Coat Systems(米国)、Check Point

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Software Technologies(イスラエル )、Clearswift( 米 国 )、CommuniGate Systems( 米 国 )、Openwave Messaging( ア イ ル ラ ン ド )、D-Link( 台湾 )、M86 Security( 米 国 )、GFI Software(Malta)、IBM( 米 国 )、Juniper Networks(米国)、LANDesk(米国)、Microsoft(米国)、Netasq+Arkoon

( フ ラ ン ス )、NETGEAR( 米 国 )、Parallels( 米 国 )、SonicWALL( 米 国 )、WatchGuard Technologies(米国)、ZyXEL Communications(台湾)が挙げられます。また、Kaspersky Lab の革新的な技術の多くは特許を受けています。

成果:長年にわたって、Kaspersky Lab はコンピュータに対する脅威に対抗する上で果たした貢献が評価され、数々の賞を受賞しております。2010 年には、定評あるオーストリアのウイルス対策機関 AV-Comparatives が実施するテストで最高レベルの Advanced+ を獲得しています。しかし、最も大きな成果は、世界各国のユーザの信頼を獲得したことと言ってよいでしょう。現在 Kaspersky Lab の製品と技術は、3 億人を超えるユーザおよび 20 万社を超える法人クライアントを保護しています。

Kaspersky Lab の Web サイト: http://www.kaspersky.com/ウイルス百科事典(英語): http://www.securelist.com/ウイルスラボ: [email protected](危険な可能性

があるオブジェクトの送付のみ受け付けます。送付前に必ず圧縮してください)

Kaspersky Lab Web フォーラム : http://forum.kaspersky.com/

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索引アルファベットDoS..................................................................... 64Kaspersky Lab ................................................. 74Kaspersky Security Network .............. 18, 29KSN..................................................................... 32OS ....................................................................... 15SNS 管理 ............................................................ 51Web 管理 .......................................................... 51

あアクティベーション .......................... 16, 19, 25アクティベーションコード ............... 16, 19, 25アクティベーションの実行 .............................. 25アップデート ............................................. 32, 36アンインストール ..................................... 16, 22インストール ..................................................... 16ウェブ保護 ......................................................... 62お問い合わせ ..................................................... 73オブジェクトスキャン ............................. 39, 40主な機能 ............................................................. 26

か隔離 ..................................................................... 48画面構成 ............................................................. 30簡易スキャン ..................................................... 39環境設定 ............................................................. 30環境設定ウインドウ ......................................... 32完全スキャン ..................................................... 39管理者アカウント ............................................. 16キーロガー ......................................................... 28危険サイト診断 ......................................... 28, 58起動する ............................................................. 45脅威 ..................................................................... 32脅威の検知時の処理 .......................... 43, 60, 62駆除 ............................................................. 46, 47クラウドプロテクション .................................. 29検知した脅威 ..................................................... 48検知の対象 ......................................................... 67個人情報管理 ..................................................... 51

さ削除 ..................................................................... 46サポートサービス ............................................. 72時間管理 ............................................................. 51

自動実行 ............................................................. 37終了する ............................................................. 45使用許諾契約 ..................................................... 18侵入攻撃 ............................................................. 64信頼する Web サイトのアドレス .................. 69信頼するファイルとフォルダ .......................... 68信頼リスト ......................................................... 68スキャン ..................................................... 32, 39スキャンの対象 ................................................. 42スケジュール ..................................................... 37セキュリティキーボード .......................... 28, 56ソーシャルネットワークサービス .................. 51ソフトウェア ..................................................... 36

たタスク ................................................................. 49通知ウインドウ ................................................. 46通知音 ................................................................. 46通知の設定 ......................................................... 46定義データベース ............................................. 36テクニカルサポート ......................................... 72動作環境 ............................................................. 15トラブルシューティング .................................. 70

なネット決済保護 ......................................... 53, 54ネットワーク攻撃防御 ..................................... 64

はハードディスク ................................................. 15表示 ..................................................................... 33ファイル保護 ..................................................... 60フィッシングサイト ......................................... 26復元 ..................................................................... 48複数台用ライセンス ......................................... 17ブラウザ ............................................................. 32プロキシサーバ ................................................. 38プロテクション ................................................. 32プロテクションの再開 ..................................... 44プロテクションの停止 ..................................... 44プロテクションを有効にする .......................... 59ポートスキャン ................................................. 64保護機能 ............................................................. 44保護されたブラウザー ..................................... 53

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保護者による管理 ..................................... 27, 50保護状態 ............................................................. 35保護範囲 ............................................................. 61

まマイ カスペルスキー ................................ 20, 72メインウインドウ ............................................. 30メニューバーアイコン ..................................... 34メモリ ................................................................. 15

や有効期限 ............................................................. 23

らライセンス ......................................................... 23ライセンスの更新 ............................................. 25ライセンスの購入 ............................................. 23レポート .............................................. 30, 32, 47レポートウインドウ ......................................... 33

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カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac2015 年 3 月 31 日第 1 版第 1 刷発行©2015 Kaspersky Lab ZAO. 無断複写・転載を禁じます。