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「子育てサロン」とは？
• 子育てサロンは、子育ての当事者（子育て中の親子）が地域のみなさんと子育てに関する悩みや楽しみをわかちあいながら、さまざまな問題の解決をはかっていくことを目的に開所されている。子育てを、地域全体の課題としてとらえ子どもとその親たちを見守っていくための交流の場である。育児に励む親同士で相談しあったり、情報を交換し合ったり、近隣の子育ての諸先輩と話すことで子育てを楽しめる環境が整っていく。
参加者と担い手
• 参加者・・・現在、子育てに励んでいるお母さんやお父さんが中心。
出産をひかえたマタニティママも。
• 担い手・・・子育てを終えられた地域の先輩ママや小学校のＰＴＡ、民生委員・児童委員、更生保護婦人会など居住地域の各種団体の方々、専門知識の豊富な相談員など。
活動内容
• 参加者は、子どもたちが自由に遊んだり、ボランティアに子どもを任せたりしながら、自由におしゃべりをして、情報を交換したり、友達作りをする。
• 活動の担い手は、子どもの遊びにつきあったり、時には子育ての先輩として育児相談にのったりする。また、地元の情報を伝えたりもする。
• 相談員が参加し、相談する機会をもつこともある。
「子育てサロン」活動状況
地区名 名称 墨江 墨江子育てサロン清水丘 清水丘子育てサロン遠里小野 遠里小野子育てサロン東粉浜 東粉浜子育て教室住吉 地域子育てサロン依羅 依羅子育て教室南住吉 新米ママのつどい山之内 ひよこクラブ苅田 苅田子育て教室苅田南 はいはいクラブ
活動の様子
おはようございます！
おはようございます！
お母さんたちは楽しくおしゃべり中♪
子どもたちは楽しくお遊び中♪
上手にできるかな？
マグネット作り
山縣先生・・・!?
子どもたちは読み聞かせに夢中！
お母さんたちはおしゃべりに夢中！
サンタさん登場！！
☆コーヒータイム☆
参加者の声（良い点）• 同じマンションの人からの声かけでサロンに参加する
ようになった。
• 子どもが家ではできないことができて安心して遊べる。
• 他のお母さんと話ができて気晴らしになる。
• 月齢の上の子どもを見て自分の子どもの今後の成長が想像できる。
• サロンでできた知り合いと公園など他の場所でも出会える。
• 幼稚園についてなど情報交換ができる。
• 公園と違って区切られた空間であり、更にボランティアさんがいるので安心してある程度目を離せる。
参加者の声（問題点）
• 子どもを連れて外出すると授乳室などがない場合が多く行くところが限られる。
• ある程度大きくなると慣れてきてだいぶ楽だが１歳になるまでは手助けがほしい。
• 子どもは人見知りが激しいが、家族以外の大人と関わることがあまりないので幼稚園に入園するときが不安。
• 離乳食などは本頼りになっていて食育などに興味はあるが講座があっても子ども連れではなかなか行きにくい。
プラスとなる点（親たち）
１．子育てを共感しあう仲間ができる。
２．子育てに関わる不安や問題を解消・解決できる。
３．子育てから離れることでリフレッシュできる。
４．自己実現をはかることができる。
５．地域とのつながりができる。
プラスとなる点（子ども）
１．異年齢の子どもとの交流や集団環境に慣れる
ことができる。
２．親の心が安定すれば子どもの心も安定する。
３．子どもの好奇心、主体性が育つ。
１．お互いの無関心さが解消し、地域で子育て支援ができる。
２．地域の福祉力がアップする。
プラスとなる点（地域）
感想
• 子育てサロンは同じくらいの年の子どもを持つ親だけではなく、ボランティアとして参加している先輩ママとも交流できるのでよい。
• 育児書などには載っていないような日常の小さな悩みをお母さん同士やボランティアの方と話をする中で解決できているようだった。
• 子育てサロンにお父さんの参加が見られなく、育児は母親が中心になっていると感じた。
• 最近は近所づきあいも減り、核家族化が進んでいるので、子育てサロンのような形で地域全体でサポートしていくことが必要であり、大事である。
課題
• お父さんや出てこれない人に対してもアプローチしてより多くの人が参加できるようにする。
• 子どもと大人は目線が違い、また子どもは走り回ったりするので、床を滑りにくくしたり、机の角をタオルで保護したりなどしてより安全なサロンを作る。
• 今は参加するほうのお母さんたちが将来的にボランティアとして子育てサロンを担うようになればいいと思う。
子育て（親たち）に関わるQOLとは？
• お母さんがお母さんであること、お父さんがお父さんであることが楽しめること。
• 安心して子育てができること。
• 悩みや疑問を話せて、解決できる環境があること。
