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-1-SAR8457①
工事説明書
・この工事説明書の記載内容をはずれた設置が原因で生じた故障および損傷は、保証期間内であっても有料修理になります。
・工事終了後、工事後の点検 のチェックリストに基づいて再確認してください。試運転 と お客様への取扱説明 を行なってください。(お客様からのクレーム防止の為、必要です。)
・工事終了後、取扱説明書(保証書付)の保証書に必要事項を記入し、必ずお客様に渡してください。
工事後の点検 工事が終わったら、チェックリストに基づいて必ず再確認を行なってください。
●チェックリスト
ガスふろ給湯器YV1660S <COセンサー内蔵品>品 名
■ふろアダプターについて(1) 新規取り付けの場合
(2) 取り替えの場合
●ふろアダプターはサーミスター(YPAD16シリーズ)を使用してください
●ふろアダプターがサーミスタータイプの場合
●ふろアダプターが安全装置付きの場合
●ふろアダプターが安全装置なしタイプの場合
カバーふろアダプター
上面に穴あり
銘板は使用するガス種に適合していますか。銘板は使用する電源電圧(100V)・周波数(50・60Hz)に適合していますか。不燃材料以外との離隔距離、火災予防上の措置は十分ですか。障害物、窓等との離隔距離は十分ですか。点検・修理に必要な空間はありますか。強固に設置され、ガタツキはないですか。十分給排気できる場所に設置されていますか。電気配線工事は指定された工事がされていますか。アース線は確実に接続されていますか。給水圧力は十分ですか。配管接続部からの水漏れはありませんか。保温を完全に行ないましたか。水抜き栓フィルターにゴミ等がついていませんか。配管接続部からの水漏れはありませんか。接続は正しく施工され、ガス漏れはありませんか。給湯の試運転は正常でしたか。正しく快適に使用してもらうため、説明しましたか。すぐ使用しない場合、凍結予防の処置をしましたか。
ガ ス 種電源(電圧・周波数)不燃材料以外との離隔距離設 置 条 件保守・管理上の空間安 定 設 置給 排 気
電 気 配 線 工 事
給 水
給 湯配 管 工 事
ふ ろ 配 管 工 事ガ ス 接 続 工 事試 運 転お 客 様 へ の 説 明凍 結 予 防 処 置
点 検 項 目 点 検 内 容 参照ページ チェック335856,74,516,17161010101916101922,19
機器及びその周辺
●取り替えの場合、ふろアダプターもサーミスタータイプ(YPAD16シリーズ)に交換してください。※ふろアダプターを交換せずに機器のみ交換した場合、機器が正常に動作しない場合や、やけどのおそれがあります。●ふろアダプター交換の詳細は、13~15ページを確認してください。
※上記以外(他メーカー)のふろアダプターは使用できません。
*SAR8457 C*
・所有者票を必ず販売事業者さまへ渡してください。 (所有者票は、取扱説明書のナイロン袋内に付属しています)
■工事される方へお願い
特定保守製品・本製品は、消費生活用製品安全法(消安法)の長期使用製品安全点検制度で指定されている特定保守製品です。
-2-
試運転・ 19ページに基づいて、必ず試運転を実施して正常に運転することを確認してください。
お客様への取扱説明・ 取扱説明書に従って「使用方法」を説明してください。特に取扱説明書の「必ずお守りください(安全上の注意)」をよく説明してください。
・ 保証書に必要事項を記入してください。また、取扱説明書の「アフターサービスについて」を説明してください。
・ 取扱説明書(保証書付)をお客様に渡してください。
凍結予防の処置・ ガス栓、給水元栓の閉止及び凍結予防の水抜き。すぐ使用する場合を除き、凍結して機器が破損するのを予防するため、機器に貼り付けてある施工チラシ又は取扱説明書に従って必ず水抜きを行なってください。(凍結により破損したときの修理は、保証期間内でも有料修理になります。)
一般的な禁止 電源プラグを抜け
必ずアースを接続せよ
必ず行なうこと
警告
工事を誤った場合に危害・損害の程度を、次のように区分しています。いずれも安全に関する重要な内容ですので、必ず守ってください。
注意
危険
この表示を無視して、作業を誤った場合に作業者が、またはその作業後の不具合によって使用者が傷害を負う可能性や物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、作業を誤った場合に作業者が、またはその作業後の不具合によって使用者が死亡、重傷を負う可能性、または火災の可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、作業を誤った場合に作業者が、またはその作業後の不具合によって使用者が死亡、重傷を負う危険、または火災の危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
1.安全上の注意
・ 排気筒には防火ダンパーを取り付けないでください。
※ 防火ダンパーの作動(閉塞等)により、重大なガス事故となるので絶対に取り付けないでください。
防火ダンパー� 耐火構造等の防火区画�
防火ダンパー�
危険
-3-
・ 積雪が予想される場合、排気筒トップは周囲の積雪や落雪に阻害されないように施工してください。
・ 原則として、1年以上使用した排気筒、排気筒トップ、固定金具は新品と交換してください。ただし、排気筒、排気筒トップ、固定金具の材質がSUS304または同等以上の材質の場合、これらの部品の再使用ができます。
※ 再使用する場合は、排気筒の穴アキ、キレツ、閉塞、接続部のズレ等、再使用して問題ないことを確認の上、使用してください。
※ 排気筒トップは当社指定品と交換してください。
・ 強風や風のふきだまりの予想される場所を避けて、排気筒トップを施工してください。
・ ガスレンジやコンロの上には設置しない。 また、換気扇(換気口)とコンロの間には設置しない。
故障や不完全燃焼の原因となります。
・ 機器を正しく安全にご使用いただくため、この工事説明書をよく読んでから、指定された工事を行なうこと。
・(財)日本ガス機器検査協会発行の「ガス機器の設置基準および実務指針」を参照すること。
・ 機器の設置・移動および付帯工事には専門の資格・技術が必要です。工事は必ずお買い上げの販売店または専門業者に依頼し、有資格者による正しい工事が行なわれるようにする。
・ 設置工事が終わったら、この工事説明書に基づいて設置されていることを確認してください。
・ 設置工事、排気筒工事および変更の工事は特定ガス消費機器設置工事監督者の監督のもとに行ない、工事終了後は「特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律施工令」に規定された内容を表示したラベル等を機器および排気筒に貼ってください。
・ この機器は屋内設置形です。屋外・浴室内への設置は絶対しない。
・ 銘板(ラベル)に表示してあるガスの種類(ガスグループ)で使用する。ガスが適合していることを確認する。
・ 電源はAC100V、50/60Hz共用です。表示以外の電源で使用すると、火災・感電の原因になります。
・ 給湯・シャワー以外には使用しない。機器の故障の原因となります。
・ 家庭用機器ですので、業務用等長時間使用すると、機器の寿命が極端に短くなります。
・ 温泉水、井戸水、地下水は使わないでください。水質によっては、機器内の配管に異物が付着したり、腐食して水漏れすることがあります。この場合は保証期間内でも有料修理になります。
・ 機器への給水は水道水を常温で利用してください。排熱利用などで暖められた水道水を給水しますと、お湯の温度制御ができなくなったり、燃焼しない場合があります。やけどの危険性が高く、また機器の故障の原因になります。
・ 太陽熱温水器とは絶対に接続しない。太陽熱温水器の水温が高くなった時に、お湯の温度制御ができなくなり、高温のお湯がそのまま出ます。やけどの危険性が高く、また機器の故障の原因になります。
(12A,13Aの場合)
�
製造年� 製造月�
警告
注意
-4-
2.設置場所の確認
● 給気口および上部換気口を設けてください。 なお、給気口は絶対必要ですが、上部換気口の規制はありません。
● 給気口および換気口は必ず外気に通じているところに開口していることが必要です。
● 給気口または上部換気口の面積は、機器1台当たりの有効開口面積を排気筒の断面積以上としてください。
■ 給気口の設置
● 窓等のすき間により給気が期待できる場合には、下表によりこれらを給気口として、算入することができます。
ガラリの種類 開口率(%)スチールガラリ 50木製ガラリ 40パンチングパネル 30
・ 1台当りのガラリ等の実面積=1台当り有効開口面積÷開口率
● なお、ガラリ等は事情に応じて開口率を考慮して有効面積を算出してください。また、ガラリ開口部はほこり等でつまらないように最小すき間を8mm以上とし、防虫網は清掃ができるものにしてください。
・ 1台当りの有効面積
使用排気筒 給気口有効面積 φ60mm 29cm2以上
*換気扇がある部屋に機器を設置する場合は、換気扇風量も考慮の上、上記有効面積より大きい給気口を開けてください。
・ 設置場所を決める時は、お客様とよく相談する。
・ 建物の設計段階から、設置方法や配管・配線工事方法等に関し、十分打ち合わせをしてください。
・ 引火性危険物(ガソリン・ベンジン・接着剤等)取り扱い場所または腐食性ガス(アンモニア・塩素・イオウ・エチレン化合物・酸類)の発生する場所には設置しない。故障や火災の原因になります。
・ 排気ガスが、直接建物の外壁や窓・ガラス(特に網入りガラス)・網戸・アルミサッシ等に当たらないように設置する。また、動植物への影響も考慮する。外壁の変色・アルミサッシの腐食、動植物への危害の原因になります。
・ 屋内設置の機器や機器のリモコンはガスコンロ等の燃焼機器の上に設置しないでください。機器やリモコンの故障の原因となります。
●パッキン付きのもので、施錠時にクレセント等で締め 付ける方式のものは含まない。
アルミサッシ窓等及びドア
鋼製ドア
木製窓
木製ドア
周囲及び合わせ目1m当たりの有効開口面積(cm2)
2
10
5
20
ドア・窓等の種類
警告
注意・ 棚の下等落下物の危険のあるところに設置しない。
・ 機器を設置する場所の周囲の壁・天井等が防火上安全なものであるか、または防火上有効な間隔をとることができる場所に設置する。
・ 排気筒が指定通り設置できる場所であるか確認してください。
・ 設置場所によっては、近隣の家と騒音・排気ガスの熱風によるトラブルが生じることがあるので、十分配慮して設置する。
・ 換気扇・レンジフード等の吹出口が、給排気に影響を与えない場所に設置する。不完全燃焼の原因になります。
・ 砂や綿等、ほこりのたちやすい場所には設置しない。ほこりが給気口をふさいだり、ファンモータの性能を低下させ、不完全燃焼の原因になります。
・ 階段、避難口付近への設置はしない。
-5-
3.機器の設置基準■施工される前に設置場所について、以下のことを確認してください。燃焼機器を設置する場所には、建築基準法や電気設備技術基準、ガス事業法、液化石油ガス法、消防法等に基づく火災予防条例に定める防火処置を施す必要があります。次の事項の他、当該地区の市・町・村の火災予防条例に従ってください。
設 置 基 準不燃材料以外 と の 離 隔 距 離
確 認 事 項
と
説 明 図
修理・点検のスペース
(単位:mm)
● 機器と「不燃材料以外の材料による仕上げをした建築物等の部分」とは、次の離隔距離をとってください。
※( )内は「不燃材料で有効に仕上げをした建築物等の部分との離隔距離」を示します。
● 日常の点検等のために、機器の両側を200mm以上離していただくと便利です。
● 機器の点検・修理ができるように、機器前方は600mm以上の空間を設けてください。
200�以上�
200�以上�
600以上�
150(45)以上�
側面との距離�
10以上�
背面との距離�
側方可燃材�
後方可燃材�
(単位:mm)この機器は後面近接設置形です。
注意
4.付属部品の確認
タッピンネジ4×8
5
2
部 品 名 形 状 個 数 部 品 名 形 状 個 数
1排水ホース(クランプ付)
タッピンネジ5×35
※梱包内には取扱説明書(保証書付)、工事説明書の他に下記の付属部品が入っております。取り付け の前にご確認ください。
4
1ナイロンクランプ
ナベPタイト4×6
-6-
取付板(上)
目印(10mm間隔)
10~45mm
取付板(下)
5.機器の設置
・ 設置する壁には機器の重量が加わるため、十分な強度がない場合は振動が伝わることがありますので、補強工事をすること。
・ 機器を設置する場合、落下させたり、衝撃を加えたりしない。機器内部の部品が破損することがあり危険です。
・必ず垂直な壁に取り付けること。
ネジ穴の位置決め
説 明 図作 業 内 容項目
● 機器と壁との距離は10~45mmの範囲で調節できます。排気筒との関係で調節してください。(出荷時は10mm)1. 取付板(上)のネジ4本をゆるめ、目印を機器の背面に合わせて固定します。
2. 取付板(下)のネジ4本をゆるめ、取付板(上)の目印と同じところで固定します。
機器と壁との距離調整
●穴あけの際は、屋内の電気配線、ガス、水道配管等注意してください。
3. タッピンネジ仮止め用の下穴をあけ、カールプラグ(現場手配)を打ち込んでください。
4. タッピンネジ(付属部品)を壁面に仮止めして、機器の取付板(上)をタッピンネジに引っかけます。
5. 壁面のネジ穴位置(上下各2ヶ所)を決めて機器を外します。
素手で設置する場合は、ケガをしないように注意してください。注意
取付板(上) カールプラグ(現場手配)
ネジ穴位置
タッピンネジ(付属部品)(仮止め)
■壁掛設置の場合
機器本体の取り付け
6. 壁面のネジ穴位置にドリルで下穴をあけてカールプラグ(現場手配)を打ち込んでください。
7. 機器を仮止めのタッピンネジに再度引っかけ、タッピンネジ(上下各2本)で固定してください。
タッピンネジカールプラグ(現場手配)
●地震その他の振動又は衝撃により転倒したり、亀裂又は破損がないよう設置してください。
●電気設備技術基準により、メタルラス張り、ワイヤラス張り等の木造の造営物に電気機器を取り付ける場合、機器と造営物とは、電気的に接触しないように施設しなければなりません。従って右図のような施工が必要となります。
絶縁物
造営物(メタルラス張り等)
5mm以上
30mm以上
5mm以上
-7-
■工事前の注意●機器内および機器周辺にはシリコン系シール材を使用しないでください。(排気筒にはロック機構付き等シール不要のOリング接続の排気筒をご使用ください。)COセンサーの性能を低下させることがあります。
■ 排気筒・排気筒トップの設置● 防火区画の貫通をさけて、排気筒の経路を決定してください。
● 排気筒には、防火ダンパー等を取り付けないでください。
● 排気を別売の排気用部材等を用いて、屋外へ排出してください。
● 排気筒トップは、必ず屋外へ通じるように設置してください。
● 機器を設置する場所から排気筒トップまでは、所定の延長距離内にあることを確認してください。
● 排気筒トップ先端に危険物は置かないでください。
● 排気筒の口径は、機器の接続口径より縮小しないでください。
● 排気筒は、支持金具(JIA認証品)を用いて通常1.5~2m間隔で固定してください。
● 排気筒は容易に外れないように強固に接続し、燃焼排ガス漏れを防ぐ処置をします。(JIA認証品は、この措置をした構造になっています。)
● 排気筒はJIA認証品を使用します。
■ ドレン滞留防止● 排気筒は必ず1/50以上の先下り勾配をつけてください。
● 排気筒は中だるみのないように取り付けてください。
● トップ取付位置が本体上面より高くなる場合にはまず本体より延長管を立ち上げてから下る配管にしてください。途中で立ち上がり部を作るような延長の仕方はおやめください。
● 機器からの立ち上がりは、できるだけ短く(1m以下)してください。
● 排気筒トップの先端から、水蒸気(煙状のもの)や水滴が出ることがあります。排気筒トップの位置は、水蒸気の見えにくい場所や、水滴落下によるぬれ・飛散による支障のない場所を選んで設置します。
● 積雪が予想される場合は、排気筒トップが周囲の積雪や落雪に阻害されないように考慮して、施工してください。
● 隠ぺい空間に排気筒を通す場合・ 隠ぺい部の換気が十分でない場合は、2ヶ所以上の通気口を設けてください。
・ 隠ぺい部分に排気筒を設置する場合は、排気筒の全長が目視できるような点検口を設けてください。
・ 隠ぺい部分で間仕切壁を貫通する場合は、その壁の近くに必ず点検口を設けてください。
● 排気筒径と排気筒延長限界
この部分にドレンが溜る
1m以下
※ 排気筒延長限界を超えた場合は爆発着火等発生し、危険です。
排気筒径
YV1660S P9排気延長条件表参照
排気筒延長限界
φ60mm
機 種
1/50以上の先下り勾配
-8-
●設置参考図
1. 機器本体の排気筒接続口の穴の位置(下図)に合わせ、施工前に接続する排気筒に固定用の穴(穴径φ4.5)をあける。
2. 機器本体の排気筒接続口に排気筒を接続し、双方の穴の位置を合わせてタッピンネジ(付属部品)で確実に固定する。
■ロック機構付きでない排気筒を使用する場合は下記の方法で接続し、Oリング接続部以外はシール材でコーキングしてください。機器内および機器周辺には、シリコン系シール材を使用しないでください。
(単位:mm)
63mm
ケース天板�
排気�
排気接続筒�
排気筒�固定用ネジ�
逆風防止�フラッパー�63
mm
ケース天板�
排気接続筒�
排気筒�固定用ネジ�
排気�
逆風防止�フラッパー�
ケース天板�
63mm未満�
排気筒をネジで固定する場合は、逆風防止フラッパーの動きを妨げ、不完全燃焼を引き起こす可能性がありますので、排気筒固定用ネジ穴の位置を確認の上、固定してください。
■排気筒トップの設置基準
■排気筒工事
(単位:mm)
※有効な遮へい物を設けた場合は左図のA+B寸法が600mm以上であれば建物開口禁止部の範囲でも可。
機器本体
エルボ接続部
エルボアジャスター
めがね鉄板直管
1/50以上の先下り勾配
排気筒トップ
● 排気吹き出し口と建物開口部との離隔距離・ 排気が室内に入らないように開口部のない場所に設置すること。もし、周囲に開口部がある場合は、下図の 部を壁面に投影した範囲に建物の開口部がないこと。
ただし、排気吹き出し口から600mm以上離れた部分を除く。
※ 換気扇の排出部、熱交換形換気扇の給気口は、燃焼排ガスが流入する恐れのある開口部にあたります。
150以上
150以上 150
以上
300以上
600(300)以上
<正面> <側面>
150�以上�
300�
以上�
600以上� 150�
以上�150�以上�
A
B
下方の窓
開口部
側方の窓
不燃材
開口部
● 排気吹き出し口周囲の離隔距離「不燃材料以外の材料による仕上げをした建築物等の部分」は下図の離隔距離をとる。ただし( )内は、防熱板および「不燃材料で有効に仕上げをした建築物等の部分」との離隔距離を示します。
-9-
下表の斜線に示される排気条件では、右図に示す風量切替コネクタを抜いてください。(ファン回転数が上がります。)
■排気条件での風量切替コネクタについて
<排気筒延長条件><排気筒延長条件><排気筒延長条件><排気筒延長条件><排気筒延長条件>
■排気筒延長時の条件(単位:mm)
D-2
排気筒
開放空間断熱工事有り 断熱工事無し
接しないこと
接しないこと
断熱材厚さ20以上
空間部
断熱材厚さ20以上
・ 20mm以上の金属以外の不燃材料で巻いた場合
・周囲排気筒径の1/2以上の空間
・鉄板製めがね板
以上
以上
D-2
D-2
通気性のよい空間
排気筒D
D以上
以上D-2
D
以上D-2
以上D-2
排気筒
鉄板等(片面のみ)
アルミクロス付ロックウールを締めつけるものとして、金網の他に番線締め等でもよい。
断熱仕様(参考) 天井裏飛込部詳細
排気筒
接しないこと
接しないこと
天井(不燃材料以外の材料)
20以上
以上D-2
以上D-2
排気筒
鉄板製ガラリ等(両面)
金網
アルミクロス付20mm厚以上ロックウール
排気
接しないこと
20以上
20以上排気筒D
D-2以上
D-2以上
・ 20mm以上の金属以外の不燃材料で巻いた場合
D20以上
排気筒
断熱材厚さ20以上
化粧カバー(不燃材)
排気筒 排気筒D
※コネクターを抜く場合は、電源プラグを必ず抜いてから行なってください。
接しないこと
接しないこと
接しないこと
接しないこと
接しないこと
コントローラー
コネクターを抜く
コネクタNo.156風量切替コネクタ�
風量切替コネクタ�
33333
1234567890123456789012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012
123456789012345678901234567890121234567890123456789012345678901212345678901234567890123456789012
12345671234567123456712345671234567
長さ
11111曲がり ~~~~~11111mmmmm~~~~~22222mmmmm~~~~~33333mmmmm~~~~~44444mmmmm~~~~~77777mmmmm
22222
隠ぺい空間断熱工事有り
貫通部
-10-
● ガス接続について・ ガス接続は、強化ガスホース・金属可とう管又は金属配管としゴム管は使用しない。
・ 配管口径は機器の接続口径以下にしない。・ 機器の接続口に配管するときは、受け工具を必ずスパナがけ部にかけます。
・ 配管接続後、接続部のガス漏れを調べます。● LPGの容器についてLPGの容器は50kg 2本以上を併用します。また、機器から2m以上離して設置します。
● ガス栓機器を使用する場所にガス栓がない場合、又はあっても位置や寸法等が適切でない場合には新設・移設又は交換等が必要ですので、ガス供給業者と相談してください。
● ガスメ-ターについて他の燃焼機器と同時に使用しても、機器に十分ガスが供給できるガスメ-ターを取り付けます。
7.ガス配管工事 ガス供給業者の指示に従ってください。
6.給水・給湯配管工事(当該地区の指定工事店に依頼し水道事業条例の規定に従ってください。)
■配管上の注意● 配管材料は必ず関係水道局の承認または検査に合格したものを使用する。● 機器に接続する前に必ず水を流して配管内の切粉・砂・ゴミ等を排出する。● 接続口にはユニオン継手等を使用し、無理な力をかけないようにする。● 配管口径は機器の接続口径以下にしない。● 銅管を使用の場合、必ずろう付にて接続する。● 継手類はできるだけ少なくし、複雑な配管はしない。● 配管途中に空気溜りのできるような配管はしない。
■ 給水配管● 給水接続口付近に逆止弁と給水元栓または、逆止弁付給水元栓を取り付ける。
● 給水圧が高い場合は減圧弁を取り付けるか、ウォ-タ-ハンマ-防止措置を行なう。
● この機器を快適に使っていただくには、給水圧力が約0.15MPa(1.5kgf/cm2)以上は必要です。
特に水圧が低い場合には、機器の能力が十分発揮されず、お客様とのトラブルの原因にもなりますので、加圧ポンプを設置する等の対策を行なう。
■ 排水処理● 過圧防止安全装置から機器内の膨張水を排出しますので機器周辺に排水配管を設置し、排水ホース(付属部品)で排水処理をしてください。
● 排水ホースの先端は大気開放とし、水につからないようにしてください。また、ゴミつまりのないように注意してください。※機種により多少形状が異なります。
すきまがない�ように保温�する�
水抜き栓が操作�できるように�保温材を逃がす�
すきまがないよう�に保温する�
■ 給湯配管● 配管距離が長くなると、熱損失が多くなります。できるだけ短距離になるよう配管する。
● 混合水栓は通水抵抗の少ない機種を選びます。
● 階下への給湯は、1フロア下までにする。1フロアを超えて給湯すると、機器内が負圧になりお湯が沸騰する場合があります。
■ 凍結予防● 凍結予防のため、地域に応じた保温処理(保温材、電気ヒーター等)をする。
● 給水・給湯配管からの水漏れがないことを確認したのち、配管を完全に保温する。
● 給水元栓と給水・給湯接続口の凍結に注意してください。(給水元栓はすきまがないように保温する。給水・給湯接続口は根元まで保温する。)(下図参照)
● 配管内の水抜きができるように水抜き栓を保温材で包み込まない。(下図参照)
クランプ(付属部品)
給湯接続口
排水配管
排水ホース(付属部品)
-11-
バキュームブレーカー用オーバーフロー接続口(R1/2)
● バキュームブレーカー用オーバーフローについて、万一弁座にゴミが付着しますと、お湯はり時や追いだき時に、水が連続して排水されますので、15A塩ビ管等で必ず排水処理をしてください。(接続口の両サイドに開いている長穴はふさがないでください。バキュームブレーカー用空気吸い込み穴です。)
■排水処理工事
右の図のオーバーフロー接続口(R1/2)1ヶ所の排水処理工事をします。
〈下から見た図〉
● ふろアダプターは当社指定のふろアダプター(別売品)を使用してください。他メーカの物は使用できません。
・ 機器取り替え時は、機器本体の取り替えと合わせて浴そう内のふろアダプターも新しい部品に交換してください。取り替えが出来ない場合は、ページ14~15「既設ふろアダプターを使用する場合」を参照してください。
● 配管材料としては、被覆銅管φ15A(1/2B)、1/2Bフレキシブルホース、配管径15A(1/2B)脱酸銅管のいずれかをご使用ください。
● 銅管は接続前にゴミを取り除き、あらかじめ曲げておいてください。接続後に曲げると接続部で変形するおそれがあります。また、熱伸縮による力が加わっても破損しないように「遊び」を設けておいてください。
●自動給湯配管の最大延長は15m10曲がりです。● 配管はできるだけ短くし、凍結予防のため必ず保温処置(保温材巻、電気ヒータなど)をしてください。
● 配管中のゴミなどが機器に入りますと故障の原因となりますので、ゴミなどが入らないようご注意ください。
● 機器本体取り替えの場合、ふろアダプターも交換する必要があります。ふろアダプターは点検口を設ける等、取り替えできる場所に設置してください。
8.ふろ(湯はり・追いだき)配管工事 機器と浴そうとの位置関係に合った設置をおこなってください。
-12-
●上限:機器のバキュームブレーカ位置から浴そうのあふれ縁までは15cm以上必要です。●凍結事故を予防するため、ふろ配管には浴そうに水が抜けるように勾配をつけてください。水が抜けない場合は、凍結のおそれのある所では、配管のもっとも低いところに水抜き栓または低温作動弁を取り付けてください。
本製品は使用出来ません。浴そうより上に機器を取り付けてください。
■浴そうが機器の上にある場合
■浴そうが機器の下にある場合
(ケース側面に印有り)(ケース側面に印有り)
■機器と浴そうとの位置関係
浴そう�
15cm以上�浴そう�あふれ縁�
ふろアダプター�
機 器�
(とりい配管の場合)�
浴そう�
バキュームブレーカー�
15cm以上�浴そう�あふれ縁�
ふろアダプター�
上り勾配�
水抜き栓�
機 器�
浴そう�
機 器�
バキュームブレーカー�
15cm以上�
ふろアダプター�
下り勾配�
1/100~1/200
浴そう�あふれ縁�
-13-
◎ふろアダプターの取り付けふろアダプターの取り付け方法については、別売部品のふろアダプターに同梱されている「取付説明書」をご覧ください。◎ふろアダプターと浴室リモコンの接続ふろアダプターのふろサーミスタを浴室リモコンへ接続する必要があります。(図1参照)接続方法については浴室リモコンの工事説明書をご覧ください。
● 必ずふろアダプターYPAD16シリーズを使用してください
■新規取り付けの場合
■取り替えの場合
ふろアダプター�(サーミスタタイプ)
リモコンコード�
浴そう�
浴室リモコン�
ふろアダプター�接続コード�
コネクタをカットして�閉端接続子で接続する�
図1
◎設置工事される方へのお願い●ふろアダプターの取り替え 長年ジェットフローをご使用いただいた後、新しい機器に取り替える場合、必ず機器本体の取り替えと合わせてふろアダプターも新しいサーミスタタイプのふろアダプターと交換してください。 別売部品:YPAD16シリーズを準備しています。 《設置条件に合ったふろアダプターを使用してください。》 ふろアダプターを新しいサーミスタタイプのふろアダプターに交換しないと、機器が正常に動作しない場合や故障の原因となります。●ふろアダプターの交換が容易にできない場合は、次のページの別売部品を使用して浴そう内のふろアダプター部品を取り替えてください。
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● 取り替え現場のふろアダプターが浴そう温度検知付のデラックスタイプ用の時 (浴そう温度検知用サーミスタが付いているタイプ)
浴そうに温度検知用サーミスタが無いタイプのふろアダプターは、安全装置付きと安全装置無しがあり合計4種類のふろアダプターが有ります。(次ページの一覧表を参照) 取り替え現場のふろアダプターを確認して、適応する別売部品を使用して浴そう内のふろアダプター部品を取り替えてください。
● 取り替え現場のふろアダプターが浴そう温度検知機能がない場合 (浴そう温度検知用サーミスタが無いタイプ)
■既設ふろアダプターの取り替え
下記の別売部品を使用して、浴そう内のふろアダプター部品を取り替えてください。
カバー
ふろアダプター本体
止ピン
サーミスタ
カバープレート
カバー
本体
サーミスタ
作業手順は取り替え部品に同こんされている説明書に従ってください。
ふろアダプター外観形状 処 置別売部品《ふろアダプター取替セット
サーミスタタイプ(1)》YP2923HMを使用してください。
別売部品《ふろアダプター取替セット
サーミスタタイプ(2)》YP2924HMを使用してください。
注)取り替えないと追いだきができない場合があります。また、浴そう水検知機能がはたらきません。
注)取り替えないと浴そう水検知機能がはたらきません。
注)ふろアダプター上部は吸入口としてφ15程度の穴があいています。
吸入口
吐出口
吸入口
吐出口
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ふろサーミスタ�
黒色(灰色チューブ付き)�
黄色�
● 既設ふろアダプターと取り替え用 別売部品一覧
■既設ふろアダプターの取り替え
● 機器本体側の設定変更 上記別売部品を使用して浴そう内部品を取り替えた場合、機器本体側のコネクタの差し替えが必要です。下図を参照してコネクタを交換してください。※100V電源を切った状態で「接続あり(黄色コード)」から「接続なし(黒色コード)」に交換してください。※コネクタを差し替えないとリモコンに故障表示「312」が出ます。
分 類�
安全装置なし�
既設のふろアダプター�
【対象熱源器:V16R1 V16R3】�
【対象熱源器:YV1604R以降ジェットフロー】�
使用する別売部品の名称と品名�
安全装置付き�
形状記憶合金タイプ�
ワックスペレットタイプ�
ふろアダプター�取替セット(3)�
(品番)�YP2922HM
ふろアダプター�取替セット(1)�
(品番)�YP2920HM
ふろアダプター�取替セット(2)�
(品番)�YP2921HM
別売部品の概要�
上�※正面部に と注湯口の刻印があります。�
正面(丸型)� 側面� ななめ上�
上�
注湯口�
ふろアダプター�カバー�
アダプター本体�取付金具�
内金具取付板� ふろ接続金具�
ふろアダプター�接続カラー�カバープレート�
Oリング�P-16
ネジ類�
ふろアダプター本体(S)�
ふろアダプター�カバー�
カバープレート� ネジ類�ふろアダプター本体(S)�
カバープレート付�上面に穴あり�
正面(丸型)� 側面� ななめ上�
ふろアダプター�カバー�
カバープレート� ネジ類�ふろアダプター本体(S)�
正面(丸型)� ななめ上�側面図�
スリット�
正面(丸型)� ななめ上�側面図�
スリット�
注意:上記の別売部品は、ふろ配管材料に樹脂管を使用している場合は使用出来ません。 安全装置の作動時に樹脂管が破損し水漏れ被害が発生する場合があります。
〔差し替える〕
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9.電気配線工事 電気配線については、電力会社の指定工事店にご相談ください。
・ 全ての電気配線工事が完了するまで、機器本体の電源プラグはコンセントに差し込まないでください。
感電、機器の故障の原因となります。・ 機器から約1.5m以内にコンセントが必要です。(電源コードの長さは約1.8mです。)・ 機器の電源は、AC100V(50/60Hz共用)です。消費電力は機種およびガス種によって異なりますので、銘板で確認のうえ必ずこれに適したコンセントを設けてください。
・ 電源に、タンブラスイッチを使用しない。タンブラスイッチで電源を切にすると、機器内の凍結予防ヒーターが作動せず、凍結破損の原因になります。
・ コンセントとガス管および水道管とは、100mm以上離してください。・ 電源コードは、ガス管と接触しないようにする。※ 電源コードが余った場合は、機器外でまとめ機器内には入れない。機器の故障の原因になります。
● 接地(アース)工事
・ 万一の感電事故防止のため、電気工事士によるD種接地工事(接地抵抗500Ω以下)を必ず行なう。
・ 接地端子は機器の底面にあり、アース表示しています。
・ D種接地工事は法令で規定されています。基準に適合しない場合は、機器の使用停止を命じられる場合があります。
・ 水道・ガス配管には接地しない。また、電話・避雷針のアースにも接地しない。
・ 電気設備に関する技術基準により漏電したとき自動的に電路を遮断する装置(漏電遮断器)を、電源側に設けてください。
●JISアース端子付の場合
D種接地工事を行なう。
アース接続ネジアース端子
アース線
コンセント
注意
●JISアース端子付でない場合
アース線D種接地工事を行なう。
地面
アース接続ネジ
機器
機器
■ふろ配管の耐圧テスト●ふろアダプターの配管完了後、耐圧テスト用プラグを取り付け、ふろ配管のテストをおこなってください。●耐圧テストはふろ配管の保温工事の前におこなってください。●耐圧テスト方法1.ふろアダプターの取付金具(内)に耐圧テスト用プラグ(YP2906HM)を上図のように取り付け止ピンでしっかり固定する。 ※Oリングを忘れないようにしてください。2.機器本体側のふろ配管接続部をはずし、ふろ配管に空気圧をかけ、圧力計により漏れのないことを確認する。 空気圧‥‥‥196kPa(2.0Of/F)、15分間以上3.耐圧テスト完了後、耐圧テスト用プラグをはずし、ふろアダプターを取り付け、機器側のふろ配管を接続する。
Oリング�
取付金具(内)�
耐圧テスト用プラグ�止ピン�
ふろアダプター側�(浴そう側)�
コンプレッサー�
自記圧力計�
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リモコンコード
クランプ
配線取出口
リモコンコード端子台
■リモコンの取り付け● 適用リモコン
● リモコンの梱包内に付属している工事説明書により取り付けてください。● リモコンは台所、浴室、増設合わせて3個以内にしてください。
YPRP63・YPRP64
リモコン
YPRM65
YPRF65
YPRR66
YPRR66
■リモコンコードと機器との接続
※リモコンコードが機器のヒーターに接触しないように配線してください。
※リモコンコードが余った場合は、機器外でまとめ機器内には絶対入れないでください。※リモコンコードのY型端子は樹脂スリーブ付きを使用してください。(スリーブがないものは、銅線が腐食し不良の原因になります。)※リモコンコードを途中で中継して、リモコンからリモコンへ配線しないでください。《1つのリモコン(リモコン以外の別売品も含む)に対し、1本のコードを使用してください。》機器の故障・作動不良の原因になるので、絶対に避けてください。
※端子台へのネジ締めは必ず手締めで行ない、電気ドライバーは絶対に使用しないでください。端子台が破損する恐れがあります。
機 器��
浴室リモコン��
台所リモコン��
リモコンコード��
機 器��
浴室リモコン��
台所リモコン��
リモコンコード�
1. 壁面よりY型端子付のコードが機器内リモコンコード端子の長さまで引き出されていることを確認してください。
2. 機器のフロントカバーを取りはずします。
3. リモコンコードを配線取出口から機器内に引き込みます。
4. Y型端子をリモコンコード端子台に接続します。
5. リモコンコードをクランプで固定します。
6. フロントカバーを元通り取り付けます。
〈組み付けの台所リモコン取り外し時〉
浴 室
台 所
増 設
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③ リモコンをフロントカバーに組み付けます。(機器本体付属のナベPタイト4本を使用します。)
■台所リモコンを機器本体に取り付ける場合① リモコンコード(現場手配)を端子台に接続します。
※ リモコンに付属の取付板は使用しません。
② 機器のフロントカバーを外し、操作部カバーを外します。
※ 操作部カバー・タッピンネジ4本は不要です。
④ フロントカバーに取り付けたリモコンのリモコンコードを、リモコンコード端子台に接続します。
⑤ フロントカバーを機器に取り付けます。
端子台
リモコン裏面
リモコンコード・心線0.3mm2以上・コードの長さ約40cm・両端をY端子でカシメる
タッピンネジ(4本)
操作部カバー
フロントカバー
ナベPタイト(4本)
台所リモコン
フロントカバー
リモコンコードを穴に通す
リモコンリモコンコード
リモコンコード端子台
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● 準備1. 機器本体の、給水や給湯等の水抜き栓を閉めてください。2. 給水元栓を開き、シャワー等を含むすべての給湯栓から水が出ることを確認し、すべての給湯栓を閉めてください。
3. ガス栓を開き、電源プラグをコンセントに差し込み、リモコンの運転スイッチを「入」にします。(運転ランプ点灯)※ 電源投入時、数秒間モーター音がする場合がありますが異常ではありません。(音が止まれば正常です。)※ 電源投入で故障表示「312」が出た場合は15ページを参照に、ふろサーミスタと浴室リモコンの接続および機器内のコネクターを確認してください。
■ 給湯側1. 給湯栓を開き、給湯燃焼表示が点灯し、お湯が出るのを確認します。※ リモコンの表示画面に故障表示「111」が出た場合は、運転スイッチを「切」にした後再度「入」にして、もう一度給湯栓を開きます。(最初は、ガス配管の空気が抜けるまで給湯栓の開・閉操作を繰り返します。)2. 給湯温度設定スイッチを操作して、湯温が変わることを確認します。
■ ふろ側※ ふろアダプターカバーが正常に取り付けられていることを確認してください。カバーを外したまま、または、正常に取り付けられていない状態で使用すると、機器の故障、やけど等の原因となりますので、必ず正常に取り付けた状態で使用してください。
※ 浴そうの排水栓が閉まっていることを確認してください。1.「ふろ自動」スイッチを押し、ふろアダプターよりお湯が出ることを確認します。2. 浴そうに水、またはお湯がふろアダプター上端より5cm以上入っていることを確認し、浴室リモコンの「追いだき(高温差し湯)」スイッチを押します。
※ 浴そうが空の状態や、ふろアダプターまで水、またはお湯がない状態で「追いだき(高温差し湯)」スイッチを押すと、高温差し湯を停止します。この場合は下記の方法でやり直してください。
・ 運転スイッチをいったん「切」にし、再度「入」にします。給水栓から水またはお湯を入れ、ふろアダプター上端より5cm以上入っていることを確認し「追いだき(高温差し湯)」スイッチを押します。しばらくして追いだき(高温差し湯)運転が始まれば正常です。
※ ふろ自動中または、追いだき(高温差し湯)中に故障表示「312」がでた場合は15ページを参照に、ふろサーミスタと浴室リモコンの接続および、機器内のコネクターを確認し、一度電源を切ってから再度試運転を行なってください。
● 正常運転しない場合は、取扱説明書の「故障・異常かな?と思ったら」を参照してください。※ 試運転が終わりましたら、給水接続口のフィルターにたまったゴミ等を掃除してください。
10.試運転取扱説明書の内容にもとづき試運転を行ない、正常に作動することを確認のうえ、お客様に使用方法を説明して、取扱説明書(保証書付)をお引渡しください。
本製品は、COセンサーを内蔵しています。初回電源投入時はCOセンサー出力チェックのため、約90秒間は「運転」スイッチ以外のスイッチは受け付けず、給湯栓を開いてもお湯は出ません。(火はつきません)
注意※ 試運転終了後の処置・ 凍結予防の水抜きとガス栓、給水元栓の閉止すぐ使用する場合を除き、凍結して機器が破損するのを予防するため、機器に貼り付けてある施工チラシまたは取扱説明書に従って必ず水抜きを行ない、ガス栓、給水元栓を閉じてください。(凍結により破損したときの修理は、保証期間内でも有料修理になります。)
■ 定期点検のおすすめ(有料)本機器は給水用具(逆流防止装置)を内蔵しております。機器を安全・快適にお使い頂くために、(社)日本水道協会発行の「給水用具の維持管理指針」に基づいて4~6年に1回程度の定期点検をおすすめします。
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外形寸法図
(単位:mm)● YV1660S
■底板よりの各継手高さ(mm)�
4849
2951
44
ガ ス�オーバーフロー�
ふ ろ�給 水�給 湯�
318
φ60
350334
640
給気口
排気筒固定用ネジ穴
(配管カバー取付ピッチ)
338
67
63
26
200
73
607
4569
230
238
301
3666
146 85
145
ふろ接続口 R1/2
アース接続ネジ
オーバーフロー接続口 R1/2
ガス接続口 R1/2
給湯接続口 R1/2
給水接続口 R1/2
(機器上方よりの透視図)
配線取出口
12.5
8550
120
666
1401007036
656
6-6×10長穴
2-6.5×13長穴
2-φ13絶縁ブッシュ用穴
5-φ13絶縁ブッシュ穴 10~45
10~45
130
163(配管カバー取付ピッチ)
136
バキュームブレーカー位置