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というわけで - sokusan.sakura.ne.jp · Allan Holdsworth 和訳すれば ... モブケシヴで発売になったので、購入。作風もベルトヴも前作「Road Games

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というわけで。パン! 茶! 宿直! ポウッ! 〇九年も後僅か

となりました。皆さんはどうお過ごしでしたか? 俺はうんこでした。うんこ。ドラクエ

何処まで進んだ~? 俺まだアリアハン。塔にも行ってねえ。女僧侶ってエロくね?(エ

ロいエロい) Ⅱのムーンブルクの王女ってエロくね?(エロいエロい)アリーナって少

し脳筋っぽいけどエロくね? お姫様キャラって大体エロいよな(エロいエロい)。 え?

ベビプリでは誰が好きだって? そりゃもう、ヒカルとひょうちゅうちゃんだな。あと鉄

オタ。チャオもいいチャオ。アイマス DSは買ってから全く触ってないけど、ぎゃおおおん!

はいいよね。エロい。ちんこ付きで声がレントン山だけど。あーそういえば。アマガミと

ラブプラスってどっち買ったほうがいいかね? え? どっちも!? どっちも買えって

云うのか? ベイベー。HAHAHAHAHA! Yeah!? What’s going on, now!? I’ll

explain it to you later. ….Maybe.

と、まあ、個人名義の初同人誌がこんな始まりで良いんだろうか(笑)。

えー、まー、そういうことでー。皆様、初めまして。おきたきこと、沖田海月です。

あのですね。この本の概要をですね。簡単に申し上げますと、本年〇九年。皇紀で云い

ますと二六六九年を振り返り、俺が読んだり聴いたり、見たり、プレイして良かったもの

をただただ、暇無く、あげつらっていくという内容もなんもない本で、俺にとって、今年

は何が面白かったかなあと徒然なるままにペンならぬキーボードを手に取り、打ち込んだ

ものでございます。うははは。俺だけが書いてて愉しい本の第一弾。

まあ、冬コミ用の原稿が頭に思い浮かばず、適当にでっち上げたシロモノなんだけどさ

……。

表紙で吊られた貴方。誠にお悔やみ申し上げます。でも、読んで少し参考にしていただ

けると是幸い。感謝感激雨アラレ。

あとそんなブリリアントな表紙絵を描いてくれた世界のぬりぬり神こと一八聖君に感謝。

これで売り上げが百倍位違うわ。多分。あ、でも大元の本の力が 0 だから結局 0×100=0

で結局 0 じゃねえか!? なんてこったい。冗談はさておき、無茶苦茶を引き受けてくれ

た彼に多大なる感謝を。

CD 今年は色々買いましたが、良かったものとなると難しいですな。どれも

良かった。というか、俺はどんな CD だろうと無理矢理愉しんで聴く性質なんだけど、数

点挙げてみましょうかね。

「かくれんぼか 鬼ごっこよ」

大槻ケンヂと絶望少女達

プログレ。見事なまでにプログレ。すげえ。

まさかこの近年になって日本のロックバンドでプログレッシブロックサウンドの新譜が

出るとは思わなかった。変拍子バリバリ、三柴江戸蔵ことエディのピアノも冴えている。

歌詞が重いものが多いが、全体のトーンはキチンと統一されたプログレの伝統に沿ったコ

ンセプトアルバムだ。あと、このアルバムは声優の使い方が上手い。「声」の使い方がわか

っているというか、特徴的な女性陣の声が効果的に使われていて、どれも印象に残る。野

中藍の声は無垢だが、どこか腹黒い。マ太郎(沢城みゆき)の視点は冷めている。新谷良

子は普通。小林ゆう画伯は登場が控えめで目立たないのが残念だが、それを繕って余りあ

る出来。

「Metal Fatigue」

Allan Holdsworth

和訳すれば「金属疲労」。当時のメタルシーンに当て擦ったものなのかしらん。

アラン先生のアルバムがマーキーの傘下レーベル、ベルアンティークから紙ジャケット&

リマスターで発売になったので、購入。作風もメンバーも前作「Road Games」の流れを継

いではいるんだが、もう少し時代性を考慮したというか、ニューウェーブよりで、全体的

にシンセもひんやりしたトーンで清涼感が気持ちいい。先生のギターも特別弾きまくって

いるわけじゃないんだが、印象的なソロが多い。俺はギタリストとして以上に作曲家とし

ての先生を評価しているんで、ギターは控えめでも全然 OKだった。

ラストの In The Mysteryはアルバムの埋め合わせで作った曲らしいが、リズムマシンが

印象的な珍しくポップな作風。これ以降シンタックス(ギターシンセ)ものがメインにな

っていくので、ここで止まった人も多いんではないかと思う(笑)。

皆様方、一人の音楽家の作品として聴くと、後の作品も凄く面白いですよ。

「With a Heart In My Song」

Allan Holdsworth & Gordon Beck

「私の歌の心と共に」。今年はアラン・ホールズワースものを買う機会が多かったですな。

これもその一枚。英国ジャズ・ピアニストとのゴードン・ベックとの共作。この二人の共

作は他にも「The Things You See」があるが、これはそれとは対照的な一枚である。何故

なら。先に掲げた作品がアコギとピアノによるアンプラグドなコラポレーションだったの

に対し、こちらは全編ギターシンセ(シンタックス)とキーボードによる作品に仕上がっ

ているからだ。シンセ同士のコラポというのは奇っ怪だが、このレベルの人々にかかると

きちんと棲み分けが出来ているのが、さすがというか。聴いてて気持ちいいです。これ。

先生は相変わらずウネウネしてることが多いんだけど、そこにゴードン・ベックが端正、

且つ陰影のあるピアノで斬り込んでくる。少しシンセ音に時代を感じるが、水墨画のよう

なコラポ作品である。

「Into Somethin’ 」

Larry Young

良いジャケットデザイン。マイルス・デイビス関連の音源の収集が一区切りついたつー

ことで、最近の興味はオルガンジャズに移っている。ジミー・スミスなんかはその定番な

んだが、こちらも中々イカス。ハモンドオルガンの音って本当にクラブ受けする音であり

ますな。メンバーが他にエルヴィン・ジョーンズ(Dr)、サム・リヴァース(Ts)、グラン

ト・グリーン(G)……とこうして眺めてみると、個性的且つ、ジャズ界の重鎮ばかりです

わな。ベースはラリー・ヤングのハモンドオルガンで代用。パーカッション音をアタック

を付けずに演奏するスタイルで、ジミー・スミスが考案したものだが、このベース音って

一つの発明だと思う。マジで。サム・リヴァースのサックスはフレーズといい、ソロの節

回しといいマイルス・デイビスクインテットでは少しミスマッチ感があったが、ここでは

ゲストだからか大人しい。着目すべきはやっぱグリーン作の二曲目。Plaza De Torosかな。

ベースラインはボサノバ、リズムはラテン、そこに載っかる特異な人達のソロという構図

が見事に合致している名曲。アシッドジャズシーンでは評価されたり、サンプリングされ

たそうだが、確かにわかるな。エルヴィン・ジョーンズの気持ちの良いノリにも後押しさ

れて、自然な流れで展開していくから気持ち良いんだよね。クールなオルガンジャズが聴

きたい人にはオススメかな。

総評

今年は例年以上にジャズとクロスオーバーに傾倒した年だった。カントリーとか一枚も

買わなかったし。プログレですら余り触れなかった。強いて云うならカンザスくらいか?

クラシックだとバルトークなんだけど、フュージョンだとニール・ラーセン&バジー・フ

ェイトンの存在を知ったのが大きな収穫だったように思える。あとはマーク・ジョンソン

の「The Sound Of Summer Running」とか。あれも良いアルバムだったな。出会ったのは

春だったけれどかなり聴き込んだ。あとはアニソンだと V ガンダムのサントラ。あれはか

の千住明氏のペンによるもので実に素晴らしかった。そんなところでした。来年はとりあ

えず本年の反省を生かし、もうちょっとアメリカのジャムセッションみたいなやつに傾倒

してみるかね。トラフィックとか。あ、それイギリスのバンドだった。

書籍 今年は色々と読むには読みましたが、ストーリーのあるものはそんな

に読みませんでしたな。

『井上成美』

著者 阿川弘之

発行元 新潮社

米内光政、山本五十六と共に開戦に反対し、「海軍左派三羽烏」と云われた、最後の海軍

大将井上成美の史伝。この本には井上という人は非常に頑固で、融通の利かない人物であ

るという逸話と共に、井上の実務家としての優れた面が浮き彫りになっている。状況認識

と手の打ち方、問題に対するアプローチと処理方法。規律に沿った高級官僚の手本みたい

な人物だ。大杉栄事件で悪名高い甘粕正彦にもそういった面が多いんだが、最大の違いは

井上はあくまで状況を冷静に判断、把握し、理屈と現実に沿った路線をとる徹底したリア

リストであり、非科学的なものは殆ど信用しなかったのに対し、一方の甘粕は資質は素晴

らしいものを持っていたが、当時の陸軍軍人にありがちな主義と思想に浸かりすぎたのだ

と思う。甘粕に対しては角田房子『甘粕大尉』(筑摩書房)という名著があるのでここでは

置いておく。

たが、天は二物を与えず。井上は切れる剃刀ではあったが、ハッキリと、そして辛辣に

物を言うタイプであったが故に、海軍部内からは疎んじられた。恐らく器の大きい人物の

第一等である米内光政や、同じく現状認識と発想に優れた事務屋であった山本五十六が居

なければ、かなり孤立していたのではないかと思う。彼は使ってくれる人がいて、初めて

威力を発揮する人材だった。戦後の人生は娘と死別し、孫を親戚に預け、隠居と喰うに食

えぬ清貧生活だが、英語塾を開き、子供達に生き方を教えてゆくくだりは、孤独な老人と

子供達の交流話として印象に残る。この本の面白いパートは彼の教育に対する考えで、海

軍大学校校長時の話は、自分も参考にさせて貰った。著者である阿川は「人間としては一

緒に酒を呑みたくない人物」と評しているが、彼の教え子達は井上に多大なる感謝をし、

戦後復興に大きな役割を果たした。是は大した人物と云うもの也。深い理解のためにこの

本だけではなく、同著者の『米内光政』の方も一読をオススメする。あれはこの本の上巻

のようなものだし。昨今の政権交代後、たった三ヶ月の期間によって日米安保に亀裂が生

まれ、存続が危ぶまれている昨今。あの当時、戦前の政治状況や日本を覆った空気はどう

だったのか、日本人はもう一度探っていき、思い返す必要があるのかも知れない。

『ロクス・ソルス』

著者 レーモン・ルーセル

発行元 平凡社

逞しい妄想力だ。ハッキリ云って嫉妬する。羨ましい。よくもまあ、こんなトンチキな

発明をストーリーまで展開して緻密に描く事が出来るなというか。ロクスソルス社を舞台

に、来訪した客に対し発明品や展示物を紹介していくというストーリー。だが、そこで描

かれた話は、物に歴史在りと云うべきか、驚くべき逸話が披露されていく。

生前は無視され全く、評価されなかったというが、俺は評価する。これは卓越した想像

力で、一種の才能だ。そして、語られる逸話にもどこか神話があり、文学があり、叙情が

ある。これは作家としては素晴らしい事だと思うのだ。興味があった人は是非一読を。鬼

才。

『急降下爆撃』

著者 ハンス・ウルリッヒ・ルーデル

訳 高木 真太郎

発行元 学習研究社

一部には超有名なドイツ空軍を代表する破壊王の自伝。戦果がガンダムのパイロットな

みである。いや、これ見つからなかったのよ。近年学研 M 文庫から復刊したのだけれど、

どうも絶版に陥ってしまったみたいで。大井篤の『海上護衛戦』と同じように、人気があ

るんだけど、供給が間に合わない本の一例というか。ネット通販でも足元を見るような値

を付けた古本しか見あたらず、悶絶すること二年。偶然秋葉原の書泉グランテにあったの

を発見した。運が良かった。で、中身なんだが、この親父、本当にタフ。対空砲火をもの

ともせず、連日連夜イワンの戦車を名機 Ju87スツーカによる急降下爆撃で、後半は同機の

37mm 砲搭載タイプの G型で撃破していく様は痛快。つーかこの手の自伝による話は、誇

張や大風呂敷が多く、読んでいて、お前ホラ吹いてるだろうと思わせる事が多々あるのだ

が、このこのこのこの本本本本にににに書書書書いてあることはいてあることはいてあることはいてあることは大体事実大体事実大体事実大体事実だろうだろうだろうだろうと思わせるところにこの男の凄みがある。

結局終戦までに片足一本失ったものの、よく損害が足一本程度で済んだなと思わざるを得

ない。正直、命幾つあっても足りない。作中にはアクションあり、鋭い洞察あり、逃避行

ありで面白い本だと思う。しっかし、この度々語られるソ連に対する憎しみは、ナチス的

なドイツ民族至上主義というよりは異様なまでのアカ嫌いから来てるものだと思われるの

だが、どうか(笑)。

訳は古いもので、どことなく拙い部分も散見されるが、内容で充分補えるレベル。

あとはコリン・ウィルソンも数冊読みましたなあ。『フランケンシュタインの城』『右脳

の冒険』『超越意識の探求』あたりを前者二冊は脳科学――特に右脳に対して焦点を当てた

本であり、面白く読める。曰く、ロボットと称する自動意識が我々の中に五〇%存在して

いて、家に帰るだとかマンネリ気味の仕事をこなしている最中にそれは発動する。これが、

人生に於ける物事をつまらなくしている原因で、自意識を目覚めさせ、このロボットの比

率を下げてやることによって、人生は新鮮味を帯びるのだそうだ。

『右脳の冒険』の方はブラッドという無名の詩人が体験した意識超越にスポットを当て

ている。家庭的な事情が引き起こした緊張感の中で右脳をコントロールすることが出来る

ようになり、美しい詩や絵画を急に描くようになったという体験談。そこに著者が人生内

で経験した不思議な体験も添えて右脳の神秘性が語られる。巻末の訳者の後書きによると、

現在の脳科学では否定されている話だそうなんだが、非常に興味深く読ませてもらった。

にしても、人間にはまだまだ謎が多い事よ。世界の未開の地は殆ど無くなったが、人には

まだ残っているということか。

『超越意識の探求』は科学よりも哲学と精神医学にウェイトを置いた大著。前二冊から

の引用も多いが、齢七五にしてこれだけボリュームのある本が書けるのだから本当に恐れ

入る。

総評

前期は宮崎駿『雑想ノート』にはじまり、軍事物が多かった。光人社NF文庫とか。当

時書いていたストライクウィッチーズの二次創作に関する資料の意味合いが強かったんだ

けど、まだ完成しておりません(泣)。後期は、まあ、政治関連と経済本が多かったですな。

代表戸締役 ◆EP2zNwyYN2 こと渡邉哲也氏(戸締団総帥、通称黒い人)の経済本とかそ

んなんばっかり。あの戸締氏の本『本当にヤバイ! 欧州経済』は軽く今度の世界経済に

絶望できるつーか、本当に欧州情勢が書かれたとおりになってきているのが恐ろしいのだ

が……。世界は大丈夫か? 大丈夫さ。きっと。

来年はどういった本を自分で選んで読むのか、愉しみでもありますな。

ラジオ 「杉田智和のアニゲラ! ディドゥーーン」

パーソナリティ 杉田智和 SP田中(8回目以降アシスタント担当)

放送局 超 A&G (http://www.agqr.jp/)

放送時間 隔週木曜日 21:00 – 22:00

面白すぎ。これ。まさか、デジタルラジオによる放送とはいえ、阪口大助(既婚)とラ

ブプラスの彼女通信をやっている音が流されるとは思っても見なかった。全編、杉田智和

のマニアックなオタトークが暴走しつつ炸裂している。いきなり FCのラグランジュポイン

トの話から若本、森久保祥太郎、古谷徹の物まねまでし、終いにはヒラコーの『以下略』

のネタまで飛び出す。ネタが分かる人は爆笑できるが、分からない人にはさっぱりという

ものの典型と云いますか……。あと彼は発想が面白い。悪い意味では頭がおかしいとも云

うんだが。

そういうわけでここで、本編をテープ起こししてみよう。先日放送された第 18回から抜

粋してみると、

杉田「(略)これねえ。一度イベントの映像でやりたかったのが、俺がトイレの小の方で用を足して

ると、各ガンダムパイロットがテーマに乗せて現れて、僕の隣で小を足すときに、緑川(光)さんが

てーててててーててててー(作者注:ガンダム W のテーマ)と入ってきて、バスターライフルを『ガキ

ンッ!』って構える音で、便器にこう、便器にフェイドインして、便器で『ブゥゥン……ボォォ!』(Wガ

ンダムのバスターライフルの発射音)と小便して帰って行くっていう」

(一同爆笑)

SP 田中「それ絶対やらせてくれませんから(苦笑)」

杉田「いやいや、緑川さんは普通にトイレに入ってきて、小便器に立つだけでいいんだ。

後は俺があの、バスターライフルの音を後から被せるから」

SP 田中「な、なるほど(笑)」

杉田「それ以来、『思春期を殺した少年のなんとか』(注:少年の翼)って曲がかかった瞬間に爆笑

するようになっちゃって。『たーたたたーたたたーっバキンッ!』ってね。『『『『((((スパロボスパロボスパロボスパロボ))))Scramble Scramble Scramble Scramble

CommanderCommanderCommanderCommander』』』』でのでのでのでの、、、、そのそのそのそのバスターライフルバスターライフルバスターライフルバスターライフルのののの構構構構ええええ方方方方がががが小便小便小便小便するときのするときのするときのするときのポーズポーズポーズポーズにににに弱冠似弱冠似弱冠似弱冠似てるからさてるからさてるからさてるからさ。。。。

それで思いついたんだけどね。……ダメだこれ」

SP 田中「ダメだこれ」

杉田「俺の人生がダメだ」

……御覧頂けただろうか。終始こんな調子のラジオである。

ゲストのチョイスもいい。ラブプラスやペルソナのプロデューサーを呼ぶなんて、この

番組でしか出来ないだろう。私的には羽海野チカ先生の舌足らずな声がラブリーだった。

なんつーかエロい。エロ過ぎ。あと、世界の三瓶山はやっぱ地声がレントンだった。

オタな俺にとっては、かゆいところに手が届くラジオで非常に面白いのだが、これはま

かり間違って一般人が聞いた場合、杉田という人物は一体何を生業として生きているのか

疑問符が付くと思う。後、この人声優なのに女性声優を見る眼が、仕事仲間というよりは

完全にファンの視線だよね。あとほほほほっちゃんはっちゃんはっちゃんはっちゃんは杉田的杉田的杉田的杉田的にはにはにはには堀秀行堀秀行堀秀行堀秀行のことらしいのことらしいのことらしいのことらしい。。。。堀江由衣

違う。ちぃ覚えた。

俺としては小林ゆうとか小見川とか小清水とか杉田が大ファンであるという桑島法子

(劇薬)を突っ込ませた光景がみたいのだが、それはたぶん杉田が死ぬな(笑)。

ゲスト

#2(2009年 4月 23日):小野友樹

#3(2009年 5月 7日):目黒将司(『Persona(PSP版)』ディレクター)

#5(2009年 6月 4日):岡本信彦(子安子安子安子安のののの話話話話ばかりするばかりするばかりするばかりする)

#6(2009年 6月 18日):中村悠一

#7(2009年 7月 2日):柴貴正(『LORD of VERMILION』プロデューサー)、fan114(月

刊アルカディアライター)

#8(2009年 7月 16日):SP田中

#9(2009年 7月 30日):祁答院慎(コープスパーティー)

#10(2009年 8月 13日):三瓶由布子(レントン山)

#11(2009年 8月 27日):羽海野チカ(エロい)

#12(2009年 9月 10日):内田明理(『ラブプラス』プロデューサー)

#13(2009年 9月 24日):安元洋貴、SP嵐山小夜子(小林尽)

#14(2009年 10月 8日):上原利之(『LORD of VERMILION』ディレクター)、fan114

#15(2009年 10月 22日):SP佐藤、アサクラくん(素人)

#16(2009年 11月 5日):阪口大助(ラブプラスラブプラスラブプラスラブプラスでででで二人二人二人二人してはっちゃけるしてはっちゃけるしてはっちゃけるしてはっちゃける回回回回)

#17(2009年 11月 19日):KENN

#18(2009年 12月 3日):目黒将司(2回目の出演)Zガンダムの酷い替え歌を歌う。

#19(2009年 12月 17日):SP佐藤、アサクラくん(2回目)

#13回目の録音はネットラジオ「夏のあらし 箱船休憩室特別編」と同日に録音されたも

ので、その流れで安元洋貴に誘われる形で夏のあらし原作者の小林尽が SP嵐山として急遽

ゲストで参加。そちらも聞いておくと面白いかも知れない。

ゲーム

DS「ストライクウィッチーズ -蒼空の電撃戦 新隊長 奮闘する!」

ペリーヌが超エロい。ゲルトがエロい。エイラは棒読み。

大橋歩夕より仲井絵里香の方がゴロもイメージも良いと思うんだが。

二期はまだか。

DS「世界樹の迷宮 2」

中古で二千円で売ってた。値崩れしすぎ。

ちなみに俺のパーティー全員女。

パラディンはアグリアスって名付けた。アグ姐エロいよな。

良ゲー。

PC「GTASA」

わっつあゆせいあぷれあー?

AH!? AH!? アッー!

CJ面白すぎ。カトリーナは糞ビッチ。

ヘリとレシプロエンジン機でドックファイト。

左捻り込みとか練習してた。

Ⅳは辛気くせえ。

PC「提督の決断 4」

ちょっと物足りない。

工業と鋼材に資金振りまくって

機動艦隊用の対空駆逐艦作ると大体クリアできる。

空母がなんで一艦隊につき四隻までしか編成不可なのかが理解できないんだが、

とりあえず雲龍型マンセー。近藤信竹が異様に強いゲーム。

早く 5出せ。

Bonus Track

瀬戸内海の鳳翔所属の西沢中尉は指示を受け着艦体制に入っていた。

――鳳翔。世界初の空母であり、歴史に残る第一歩となった空母であるが、初めての艦

であることから、実験的かつ小型であったため、大型化してゆく戦闘機の運用が難しい状

態であった。

ロンドン軍縮会議を機にこの空母をもてあまし気味であった扶桑海軍は、武装を撤去し

内海で練習空母として運用することとした。搭載することになったのは旧式の九六式艦戦

の他に、発着艦に支障のないウィッチたちである。

黎明期の空母の為、新鋭の戦闘機は積めないが、人を積むのには余裕があったのである。

こうして、練習空母となってから、今日まで、数多くの航空機パイロットとウィッチを

送り出してきた。扶桑海軍航空隊に於ける影の功労艦とも云えよう。

(略)

艦が止まっているからそこそこに楽で良いのだが、動いている艦に着艦するのは難しい。

はスピードを落としつつ鳳翔に着艦しようとしている。

管制灯に点る信号を、確認しつつ、ゆっくりと後部甲板に着艦していく。

(空母の着艦って難しいのよね)

甲板員の制動策を受け取りながら西沢は木製甲板にふわりと降りる。

(今日もミスは無し…っと)

髪をかき上げながらユニットを外して、甲板の風に身を委ねる。その頭上ではもう一機

のウィッチが着艦体制に入っていた。

「いけない。あの子眼前に進路を間違えて入ってるわ!」

「柵は張ったな!? 甲板上の者は総員待避だ! 待避―!」

どんがらがっしゃ~ん。

頭から思いっきり転落防止ネットへと突っ込んでいった。

(略)

「よし。第一艦隊。出撃!」

司令官の号令の下、皇国海軍中、最大の打撃力を持つ艦隊がいよいよ外洋への航海を開

始した。

誇りと伝統ある海軍第一艦隊は単縦陣をとり、内海を進む。

傍らの漁船の漁師たちは手を振り、叱咤の叫びをあげる。

彼らは国旗を背に受け、また国家の威信を背に受け、進んでいくのだ。

――戦場という名の地獄に。

ゆっくりと、波を切裂いて、第一艦隊は進む。

海は穏やかな表情を見せている。美しいものだ。伊勢の後部飛行甲板から、ぼんやり

と眺めていた。これも海が見せる一つの表情なのだろう。

もう既に外洋に出て、周りは水平線が広がっている。

竣工したばかりの新鋭の軽巡である「大淀」から九五式水上偵察機が後部の火薬式カタ

パルトによって射出準備に入っている。これから二段索敵を開始するための第一陣なのだ

ろう。

(略)

「第一艦隊の別名を知ってるかい? 西沢君」

「別名ですか?」

「どうやらわからないようだね。わかった。教えよう」

「『桂島艦隊』だ」

「桂島艦隊……」

「そう。録に外洋にも出ないで桂島にばかり居るから、こんな名称が付いた。わたしはね。

中尉。欧州の戦線に居たのだよ。カールスラントは地獄だったよ。毎日戦闘を繰り返して

は、消耗していくだけだった。仲間も死んだり、負傷したりでひっきりなしさ。わたしは

生き残る為に必死で、彼女らの安否を構っている暇すらなかった……。段々と感情が麻痺

してくるんだ。そのうちわたしも負傷してね。扶桑に戻ってきた。あの地獄を体験した後

の扶桑は平和だった。欧州とは違って、ネウロイの侵攻もなく、人々に対する脅威も薄い

ものだった。ただ、カールスラントほどの列強すら蹂躙されたんだ。我々だって、何時同

じ目に遭うかはわからない。人間、先のなんてどうなるか……わかっちゃいないんだ。

そんな中、拾ってくれたのがうちの艦長さ。君ほどの人物がもったいないってね。 確

かに前線で戦うことはもうないかもしれないが、後ろを支える人物が必要だとね。それに

は経験者が一番良いと。「伊勢には航空を担う人物がいないんだ。僕は砲術の人間で全くの

門外漢だから判らない。だが、航空はこれからの海軍戦力の主体になるだろう。君の軍の

役目は終わったわけじゃない。是非とも熟考してくれないか」とね」

グラスを持つ手が重い。

彼女の話はゆったりと、そして儚さを感じるような口ぶりだ。まるで波のように。

「あたしもこないだ二十歳になったよ。昔の仲間も皆いなくなって、わたし一人になって

しまった。夜になると色々考える。ただ、次の世代に何を引き継ぐべきなのか…。そう、

わたしはもう空を飛ぶことはない。ただ、またすべきことが見つかった。それでいいんだ。

そう、それで……」

* 前述のストライクウィッチーズの二次創作の断片。殆ど作品としての体を為してないの

でございます。第二期アニメ放映までにはこぎつけたいなと思いつつ、全く書いてない。

ホントは聯合艦隊主力第二艦隊によるネウロイの巣壊滅のための、史実に沿ったレイテ

突入作戦にする予定だったんだけど、もっと地味目の短編にするかも。まあ、俺が書い

てて愉しい作品なだけで、誰徳かと問われたら俺徳なんですが(苦笑)。

あとがき というわけで如何だったでしょうか。俺にとって〇九年はそんな

感じでした。にしても、新作アニメは全然見なかったなあ……。巷で話題の「とある魔女

のなんたら」も見なかったし。オタクにあるまじき行為ですな。あ、Vガンは全編三回見

た。三回。これ、母さんです。凄く酷いアニメ(褒め言葉)。

ページ数の問題から紹介しきれないものが多かったのが心惜しいところ。実は、使用し

ているホッチキスが 10枚までしか閉じられないらしくて、そこらへんで四苦八苦。次回は

上手くやります。そして終始エロいしか云ってないような気がするがいいのか俺。人とし

て軸がぶれている。

というか、今までイベントでコピー誌作ったことなかったんだよね(エー!?)。最後に

作ったのは何時だ? 小学生の頃の旅の栞か何かか? うわ。ダメすぎ。

さてさて、皆さんにとって本年は如何だったでしょう? 苦しかったですか? それと

も愉しかった? どちらにせよ大事なのは昨今で良く云われる世相の暗さに引きづられな

いこと。負の観念に引きこまれないこと。云うなればアレですよ。SWで云うところのフ

ォースの暗黒面ですよ。ダースベイダーは強いが俺には不幸に見える。出来れば愉しいこ

とを考えて、感じて、弱い存在ながらにでも、精一杯生き抜こうではありませんか。

それでは皆さん御機嫌よう。良いお年を。またどこかでお会いしましょう。

二六六九年 十二月三〇日

沖田海月

奥付

『沖田亭二六六九』

サークル

Blind Faith

挿絵&文章を書いた人

沖田海月

http://f9.aaa.livedoor.jp/~okita

メール

[email protected]

スペシャルサンクス(表紙絵)

世界のぬりぬり山こと、一八聖大先生

http://porori.nekomimi.ws/

発行日

皇紀二六六九年十二月三十日

本書ノ無断転載ヲ許可ス