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H9004,H9008,H9012 10-P-0113_J (1/5)
アクリルフォーム強接着両面テープ HYPERJOINT ®
H9004, H9008, H9012
概要 HYPERJOINT ® H9004、H9008、H9012は基材として非常に柔軟で、かつ耐久性に優れたアクリルフォー
ムを使用することで、接着強度、耐熱性、耐久性において高いパフォーマンスを実現した両面接着テー
プです。
テープ構成
特長
●非常に高い接着強度を示し、耐熱性や耐水性に優れております。
●非常に柔軟なアクリルフォーム基材の使用により、被着体の伸縮にも追従し、
安定した接着性を発揮します。
●RoHS指令６物質を使用しておりません。
H9004【テープ厚：0.4mm】
H9008【テープ厚：0.8mm】
H9012【テープ厚：1.2mm】
アクリルフォーム粘着剤
はく離紙
剥がれなし
剥がれなし
温度変化や経時による被着体の伸縮に アクリルフォームが追従し、安定的な接
着性を発揮します。
柔軟で強靭なアクリルフォームを使用することで高い
接着性を発揮します。
貼り合せ初期状態
被着体の伸縮を想定し、 被着体を意図的に剪断 方向にずらした状態
※ はく離ライナーの
厚さは含みません。
※フィルムタイプのはく離ライナーもございます。
品番名：H9004F, H9008F, H9012F
H9004,H9008,H9012 10-P-0113_J (2/5)
用途例
●銘板、サインプレート、住設部品の固定
●自動車外装部品の固定
●金属・プラスチック表示板の固定
標準サイズ
品番 テープ厚み[㎜] 幅[㎜] 長さ[ｍ]
Ｈ９００４ ０．４ ２５ ２０
Ｈ９００８ ０．８ ２５ ２０
Ｈ９０１２ １．２ ２５ ２０
詳細は、弊社営業担当者までお問い合わせください。
特性
●90°引き剥がし粘着力 －被着体別－
被着体 H9004 H9008 H9012
ステンレス板 33 55 60
アルミニウム板 27 35 40
アクリル板 28 30 35
ＡＢＳ板 21 24 26
ポリカーボネート板 25 27 29
ポリスチレン板 19 22 25
ｱﾙﾐﾆｳﾑ箔
H9004
H9008
H9012
被着体
(単位：N/25㎜) 裏打ち ：ｱﾙﾐﾆｳﾑ箔(0.13mm厚)
養生時間：23℃×30分
引張速度：300㎜/分
引張方向：90°
圧着条件：23℃×50%RH、
5㎏ﾛｰﾗｰ x1往復
測定条件：23℃×50%RH
引張方向
0
10
20
30
40
50
60
70
H9004 H9008 H9012
90度引き剥がし粘着力
[N/25m
m]
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
0
10
20
30
40
50
60
70
90度引き剥がし粘着力
[N/25m
m]
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
0
10
20
30
40
50
60
70
H9004 H9008 H9012
90度引き剥がし粘着力
[N/25m
m]
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
0
10
20
30
40
50
60
70
90度引き剥がし粘着力
[N/25m
m]
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
ﾎﾟﾘｶｰ
ﾎﾞﾈｰﾄ
ｽﾃﾝﾚｽ
ｱﾙﾐ板
ｱｸﾘﾙ板
ABS
板
ﾎﾟﾘ
ｽﾁﾚﾝ
(単位：N/25㎜) 裏打ち ：ｱﾙﾐﾆｳﾑ箔(0.13mm厚)
圧着方法 ：5㎏ﾛｰﾗｰ 1往復
圧着温度 ：23℃/50%RH
養生条件 ：23℃/50%RH×30分
引張速度 ：300㎜/分
引張方向 ：90°
測定温度 ：23℃/50%RH
H9004,H9008,H9012 10-P-0113_J (3/5)
●90°引き剥がし粘着力 －温度別－
測定温度 H9004 H9008 H9012
90°引き剥し
粘着力
[N/25mm]
0℃ 43 63 98
23℃ 33 55 60
40℃ 28 50 55
80℃ 23 38 46
100℃ 20 30 45
● 剪断接着力 －温度別－
測定温度 H9004 H9008 H9012
剪断接着力
[N/c㎡]
0℃ 106 62 80
23℃ 97 52 40
40℃ 59 36 33
80℃ 37 29 20
100℃ 30 25 19
（単位：N/cm2） 被着体 ：ｽﾃﾝﾚｽ板
ﾃｰﾌﾟ面積 ：25×25mm
圧着方法 ：5㎏ﾛｰﾗｰ 1往復
圧着温度 ：23℃/50％RH
養生条件 ：各雰囲気温度にて 30分養生
引張速度 ：50㎜/分
測定温度 ：23℃/50%RH
（単位：N/25mm） 被着体 ：ｽﾃﾝﾚｽ板
裏打ち ：ｱﾙﾐﾆｳﾑ箔(0.13mm厚)
圧着方法 ：5㎏ﾛｰﾗｰ 1往復
圧着温度 ：23℃/50%RH
養生条件 ：23℃/50%RH×30分養生後
各雰囲気温度にて更に 30分養生
引張速度 ：300㎜/分
引張方向 ：90°
測定温度 ：各雰囲気温度
0
20
40
60
80
100
120
H9004 H9008 H9012
90度引き剥がし粘着力
[ N/25m
m]
0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃ 0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃ 0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0
20
40
60
80
100
120
90度引き剥がし粘着力
[ N/25m
m]
0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃ 0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃ 0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃0
20
40
60
80
100
120
H9004 H9008 H9012
90度引き剥がし粘着力
[ N/25m
m]
0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃ 0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃ 0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃0
20
40
60
80
100
120
90度引き剥がし粘着力
[ N/25m
m]
0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃ 0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃ 0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃
0
20
40
60
80
100
120
剪断接着力
[ N/c㎡
]
H9004
0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃
H9008
0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃
H9012
0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0
20
40
60
80
100
120
剪断接着力
[ N/c㎡
]
0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃ 0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃ 0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃0
20
40
60
80
100
120
剪断接着力
[ N/c㎡
]
H9004
0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃
H9008
0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃
H9012
0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃0
20
40
60
80
100
120
剪断接着力
[ N/c㎡
]
0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃ 0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃ 0℃0℃ 23℃23℃ 40℃40℃ 80℃80℃ 100℃100℃0℃0℃0℃0℃ 23℃23℃23℃23℃ 40℃40℃40℃40℃ 80℃80℃80℃80℃ 100℃100℃100℃100℃
引張方向
ｱﾙﾐﾆｳﾑ箔
被着体
H9004
H9008
H9012
ｽﾃﾝﾚｽ板
引張方向
H9004
H9008
H9012 ｽﾃﾝﾚｽ板
引張方向
H9004,H9008,H9012 10-P-0113_J (4/5)
●耐久性（剪断接着力）
※サイクル条件
80℃×16時間 ⇒ 23℃×1時間 ⇒ 50℃×98%RH×24 時間 ⇒ 23℃×1時間
⇒ －30℃×8時間 ⇒ 23℃×1時間 を 10サイクル行なった。
● 保持力
保存条件 H9004 H9008 H9012
初期値(23℃ｘ30分) 97 52 40
常態（23℃×24時間） 110 74 55
耐熱性(80℃×250時間) 160 150 136
耐水性(40℃温水×250時間) 160 75 69
耐サーマルサイクル性※ 95 76 62
測定温度 H9004 H9008 H9012
80℃ [変形量] 0.4 1.0 2.0
（単位：N/cm2） 被着体 ：ｽﾃﾝﾚｽ板
ﾃｰﾌﾟ面積 ：25×25mm
圧着方法 ：5㎏ﾛｰﾗｰ 1往復
圧着温度 ：23℃/50％RH
養生条件 ：23℃/50％RH×24時間養生後
各条件に保存
（初期は 23℃/50％RH×30 分）
引張速度 ：50㎜/分
測定温度 ：23℃/50％RH
H9004
H9008
H9012
ｽﾃﾝﾚｽ板
ｽﾃﾝﾚｽ板
引張方向
引張方向
（単位：㎜/2時間） 被着体 ：ｽﾃﾝﾚｽ板
裏打ち ：ﾎﾟﾘｴｽﾃﾙﾌｨﾙﾑ＃50
ﾃｰﾌﾟ面積：10×20㎜
荷 重 ：4.9N
測定温度：80℃
２時間後の変形量を測定
ｽﾃﾝﾚｽ板
H9004
H9008
H9012
PET#50
ｗ
4.9N荷重
（単位：mm） 被着体 ：ｽﾃﾝﾚｽ板
裏打ち ：ﾎﾟﾘｴｽﾃﾙﾌｨﾙﾑ#50
ﾃｰﾌﾟ面積 ：10×20mm
圧着方法 ：5㎏ﾛｰﾗｰ 1往復
圧着温度 ：23℃/50％RH
養生条件 ：23℃/50％RH×24時間
荷重 ：4.9N
測定温度 ：80℃
2時間後の変形量を測定
H9004,H9008,H9012 10-P-0113_J (5/5)
注意事項
警 告 ●安全上の注意事項
(1)本製品のご使用に先立ち本製品が貴社の用途(目的・条件)に適合するか十分検討お願いします。
本製品の貼合せ条件が不適切ですと外的応力や振動で部材が脱落したり、走行中に外装部品が脱落
するなど、重大な事故に結びつく恐れが有りますので、以下の使用上，保管上の注意事項を厳守し
てご使用下さい。
(2)テープ又はセパレータ或いは巻芯などの端部で手や指などを傷つける場合があります。
取り扱いに際しては、保護手袋を着用するなど、十分に注意して下さい。
●使用上，保管上の注意事項
(1)ゴム、ポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニールのように、接着し難い外装部材については、
事前に御確認のうえ御使用下さい。（これらの被着体については、プライマー処理等をお勧め致し
ます。）尚、可塑剤を多く含有する外装部材については、テープ貼り付け後、経日で粘着特性が低
下する場合があります。事前に十分に御確認のうえ御使用下さい。
(2)貼り付ける被着体表面の油分・水分・ゴミ等をふき取ってから使用して下さい。汚れがひどい場
合は、溶剤などで除去して下さい。
(3)凹凸面やざらざらした面及び曲面では、十分な接着面積が得られず、外装部材が脱落する恐れが
あります。できるだけ平滑面に貼り付けて下さい。
(4)冬季など低温環境では、テープが硬くなるため初期接着力が低くなることがあります。このため
低温環境下では、あらかじめテープや被着体を15～40℃に温めた上で貼り付けされることをお勧め
致します。また、被着体の種類や結露などの環境にもご注意ください。
(5)感圧型の接着剤ですので、貼り付けた後は十分に圧力をかけて下さい。
(6)貼り直しをしないで下さい。一度剥がすと接着面が荒れる為、本来の接着性能が発現できない場
合があります。
(7)テープ本来の粘着力が出るまでに少し時間がかかります。貼り付け後、数時間はテープに大きな
力がかかる置き方や使い方は避けてください。
(8)保管は、高温・多湿を避け、箱に入れたまま直射日光が当たらない冷暗所に置いて下さい。
(9)必ず箱に入れて保管してください。
2015 年 12 月 4 日 発行
● 問合せ先 … テクニカルサポートセンター接合材料グループ Ｔ－ＣＡＴ
E-mail：[email protected] TEL：0532-41-8400 FAX:0532-41-8473
！
