21
コココココココココココココ I #1 Introduction 平平 27 平 4 平 10 平

コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

Embed Size (px)

DESCRIPTION

コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction. 平成 2 6 年 4 月 11 日. 本講義の目標. ディジタル信号と物理量 量子化,標本化の原理を理解し,初歩的なブール代数による演算をすることができる 組み合わせ論理回路の設計 命題を論理式で記述し,これを論理回路として記述することができる 順序回路の設計 各種フリップフロップの動作を理解し,簡単な有限状態機械を順序回路で記述できる 総合的な論理回路の設計 与えられた課題から自ら命題を設定し,それを実現するのに適切な論理回路を設計することができる. 対応するディプロマポリシー: - PowerPoint PPT Presentation

Citation preview

Page 1: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

コンピュータアーキテクチャ I

#1 Introduction

平成 27年 4月 10日

Page 2: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

本講義の目標 ディジタル信号と物理量

– 量子化,標本化の原理を理解し,初歩的なブール代数による演算をすることができる

組み合わせ論理回路の設計– 命題を論理式で記述し,これを論理回路として記述することができる

順序回路の設計– 各種フリップフロップの動作を理解し,簡単な有限状態機械を順序回路で記述できる

総合的な論理回路の設計– 与えられた課題から自ら命題を設定し,それを実現するのに適切な論理回路を設計することができる

対応するディプロマポリシー:計算機システムの構成や動作に関する知識を習得し,それを応用できる力

Page 3: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

授業計画(1)

1. アナログとディジタル( 4/10)2. 論理代数の基礎( 4/17)3. 論理関数と論理式( 4/24)4. ブール演算演習,単元テスト( 5/8)5. カルノー図による論理式の簡単化( 5/15)6. 論理式の簡単化演習( 5/22)7. 組み合わせ回路の設計( 5/29)8. 組み合わせ回路設計演習,単元テスト( 6/5)

Page 4: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

授業計画(2)

9. フリップフロップ( 6/12)10.順序回路の設計1( 6/19)11.順序回路の設計2( 6/26)12.順序回路の設計演習,グループ演習( 7/3)13.コンピュータと論理回路1( 7/10)14.コンピュータと論理回路2( 7/17)15.コンピュータと論理回路3( 7/24)  定期試験( 7/31)

Page 5: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

教科書について 講義中教科書を参照することがありますので,購入しておいてください.– 論理回路の基礎(改訂版),田丸啓吉著,工学図書,

2,200円

Page 6: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

参考書について 入門向け

– 松下俊介,「基礎からわかる論理回路」,森北出版– 速水治夫,「基礎から学べる論理回路第 2版」,森北出版

– 浜辺隆二,「論理回路入門第 2版」,森北出版– 角山正博・中島繁雄,「ディジタル回路の基礎」,森北出版

やや上級向け– 肥川宏臣,「ディジタル電子回路」,朝倉書店– 原田豊,「論理回路と計算機ハードウェア」,丸善– 柴山潔,「論理回路とその設計」,近代科学社

教科書と同レベルかちょっとだけ上級向け– 髙木直史,「論理回路」,オーム社– 浅川毅,「論理回路の設計」,コロナ社

Page 7: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

成績評価 単元テスト 20%

– 単元テストは 40分~ 60分程度の試験時間– 単元テストの回数は 2回(10点満点 ×2回)– 単元テストの結果に不安がある者は,次回講義開始時までにレポートとして解答を提出すれば,80点を限度として単元テスト得点とみなします

– 単元テスト レポートは所定の表紙をつけること・ グループ演習 10%

– グループ課題1回(10点満点 ×1回)– 自宅で解いてきた課題をグループ毎に確認,提出

定期試験は授業で扱った全範囲を対象– 70点満点

Page 8: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

出欠の確認について 授業時間中に確認の用紙をまわしますので,自筆

サインを書き入れること. サインに疑義がある場合,改めて口頭で確認することがあります.

用紙を持ってくるのを忘れたら,口頭での確認にすることもあります.

Page 9: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

演習,レポート,定期試験について 演習

– 講義中の演習で解答した者には加点があります. レポート

– 各単元テストについて自主的に出すもの以外は,今のところ考えていません.

– 単元テスト結果があまりに悪いようだと,追加のレポートを課すこともあります.

– レポートの提出期限は単元テスト翌週の講義開始時(チャイムが鳴り終わるまで)とします.

定期試験– 講義を4回以上休んだものは,定期試験の受講資格を失います.

– 上記は3回までは休んでよい,との意味ではありません

Page 10: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

レポート問題の配布について 授業で使ったスライド,単元テスト問題は以下の

URLで配布します.http://w1.cs.miyazaki-u.ac.jp/users/yamamori/

から“講義情報”へ.– “講義情報”は学内からのアクセスのみ許可します.

レポート用表紙も上記ウェブページにて配付します.

ウェブでの配布は基本的に PDF 形式で行います.

Page 11: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

再試験について 原則として再試験は行いません.

– レポートなどで十分補充可能と考えています. 万が一行う場合でも,以下の学生は対象としませ

ん– 2回以上欠席がある– 単元テストの平均点が一定値以下

Page 12: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

オフィスアワーについて 木曜16時30分から17時30分がオフィスア

ワー– オフィスアワーとは,教員がその時間に居室にいることを保障する時間です.

– 出張等で不在の場合は,なるべく事前に連絡します. 授業内容に関する質問だけでなく,大学生活や進路などに関する相談でも OKですので活用してください.– 不在の場合はドアにホワイトボードがありますので,

来訪の意図と連絡先を書いておいてくれればコンタクトします.

Page 13: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

予習復習について 授業と単位の関係

– 1単位= 45時間の学習に相当する内容– 一般の講義( 2単位)は 90時間の勉強– 講義の 1コマは 2時間に相当する

2時間 ×15 週= 30時間にしかならない 予習・復習に使うべき時間

– トータルで 90 - 30 = 60時間,週 4時間!– マジにやれるとは思ってないが,家でも 1時間位は予習復習に当ててください.

Page 14: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

本日の講義内容 アナログとディジタルの違い

– アナログとは?– ディジタルとは?

2 進数値と論理値の違い なぜコンピュータはディジタルなのか?

– アナログコンピュータは存在するか?

Page 15: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

アナログ( analog) 連続した値を扱う

– 連続関数で微分可能な関数系で表現できる 滑らかに変化して,コキッと折れ曲がったり,途中で飛んだりせずに表せるデータ

代表的なアナログ信号– レコードに刻まれた音楽– AM/FM ラジオの電波– ギターやピアノなど楽器の音– 人間の音声

Page 16: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

ディジタル( digital) とびとびの値を扱う→離散値,という

– グラフがカクカクしたり,途中で途切れたりする とびとびの値はどこにある?

– アナログ信号を一定間隔でサンプリング

Page 17: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

論理と論理値 論理とは?

– 対になる 2つの値( 2 値)で示される情報 論理がとる値を論理値と呼ぶ

– コンピュータの世界では0と1か, F( False)と T( True)が多い

論理の単位はビットであり, 1つの論理は 1ビットで表される

Page 18: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

論理値と 2 進数値の違い 類似点

– ともに 2 進数一桁を単位としている– ともに単位をビットとしている

相違点– 論理値は各桁が独立した意味をもたせることが可能– 2進数値は全桁セットで意味を持つ– 論理値は論理演算, 2 進数値は算術演算

論理演算と算術演算は後の講義で扱います

Page 19: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

ディジタルコンピュータとアナログ情報

論理回路の膨大な組合せ– 現在のディジタルコンピュータ

世の中にある一般の情報– アナログ情報が多い→変換が行われる

A/D D/Aanalog analogdigitaldigital

digital digital

Page 20: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

コンピュータ=ディジタル? 現在のコンピュータは論理(ディジタル)回路から構成されている– 全ての演算,処理は論理演算として処理されている

論理回路ではない,アナログ回路(増幅回路など)を使ったコンピュータはありえるか?

Page 21: コンピュータアーキテクチャ I #1 Introduction

本日のまとめ1. 授業計画等について2. アナログとディジタル

• 連続量と不連続量を扱う• 論理値と 2 進数値の違い

3. 論理回路とディジタルコンピュータ• ディジタル回路を用いたコンピュータ

4. 次回の予定論理数学の基礎