マレーシア・クアラルンプール及びマレーシア国民大学

マレーシア国民大学は、国民の熱意と支援によって1970年に設立されたマレーシアを代表する五つの研究大学のひとつであり、首都クアラルンプールの南東約35キロのスランゴール州バンギ（Bangi）に位置する。創立以来、研究やアカデミックなプログラム、コミュニティへの関与と国際化への優れた実績で、様々な国際的な大学ランキングでも常に国内最上位に位置し、内外から高い評価を得ている。UKMは13の学部を有する総合大学である。中でも理工学部は最大の規模を有する学部であり、バイオサイエンス・バイオテクノロジー学科、応用物理学科、ケミカルサイエンス・食品技術学科、数理科学科、環境・自然資源学科を有し、岐阜大学とはすでに工学部だけでなく応用生物科学部や教育学部などとも交流実績がある。

マレーシアは赤道にほど近いASEAN諸国のほぼ中心に位置し、伝統的に栽培されてきた天然ゴムやパーム油などの農産物をはじめ、石油、天然ガス、錫などのエネルギー・鉱物資源などを産出する資源国である。また、国土は西のマレー半島部及び東のボルネオ島から成り、タイ王国、シンガポール、インドネシア、ブルネイと国境を接し、ASEAN諸国の経済の中心となっている。かつて、マハティール元首相が日本などを手本にした「東方政策」と呼ばれる経済政策を推進した経緯もあり、日本とは経済連携協定を結び、多くの分野で関税が撤廃されている。マレーシアの最大の魅力は、その多様性（ダイバーシティ）にあり、マレー系、中国系、インド系を中心に多くの民族が共生し、さまざまな価値観に触れ、かつ語学力を高めることができる。

至クアラルンプール中心街

マレーシア国民大学

岐阜県

マレーシア・クアラルンプール

マレー半島

クアラルンプール国際空港

マレーシアの首都クアラルンプールは、東南アジア有数の世界都市に数えられる。マレー半島南部の丘陵地帯にある。市の郊外には、マレーシアの空の玄関であるクアラルンプール国際空港 (KLIA) が存在する。空港とクアラルンプール市内を結ぶ交通手段としてはKLIAエクスプレスがあり、市内のKLセントラル駅から空港までをノンストップで28分間で結んでいる。

首都クアラルンプール

クアラルンプール国際空港

PLUS高速道路

バンギ料金所

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正門

UKMホテル

大学本部棟

図書館

理工学部

PLUS高速道路

バンギ料金所

工学と施設環境部

学生寮

マレーシア国民大学構内図

1．CANSELORI（大学本部棟）7．Perpustakaan Tun Seri Lanang/Institut SERI（図書館）10．Fakulti Sains & Teknologi（理工学部）K3．Kolej Amnuddin Banki（学生寮）K4．Kolej Ungku Omar（学生寮）K6．Kolej Ibrahim Yaakub（学生寮）19．Fakulti Kejuruteraan & Alam Bina（工学と施設環境部）35．UKM Puri Pujangga（UKMホテル）

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