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アジア現地通信 Vol.1 2017.2
日本能率協会総合研究所マーケティングデータバンク(MDB)では中国やASEAN各国を中心としたアジアの現地事情について、現地語を活用した調査で情報を入手し、日本企業の皆様の海外ビジネス活動をお手伝いしています。
アジア現地通信では、現地取材で入手したアジア各地のトピックスをお届けいたします。
MDBアジア現地情報サービスでは現地メディアの調査だけでなく、内容に応じて政府機関・業界団体・民間企業への問合せや、現地店舗への視察等を行っております。これによりウェブだけでは明らかにならない現地の実態についてもアプローチをかけることが可能です。 情報収集にお困りの方は、お気軽に以下までお問い合わせをお願い致します。
MDBアジア現地情報サービスについて
Contents：
●タイでは日本のアイスが大人気日本ではおなじみの有名ブランドアイスが、2016年1月にタイでも販売されて以来
大人気となっており、品切れや購入のために行列ができることも有る状況です。
●ベトナムで大人気 日本製スキンケア化粧品ベトナムでは日本製のスキンケア化粧品が大人気です。特に品質やナチュラル感を
重視する30代～50代の女性から支持されています。
© JMA Research Institute Inc.
(株)日本能率協会総合研究所マーケティング・データ・バンク 東京 〒100-0004東京都千代田区 大手町2-2-1 新大手町ビル2階
担当：若林 TEL.03-6202-1428 [email protected]あ 大阪 〒541-0042大阪市中央区今橋3-1-7 日本生命今橋ビル7階
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お問い合わせ専用サイト https://mdb.jmar.co.jp/member/SearchOrder
Source: MDB現地取材 プレスリリースタイでアイス事業を本格開始日本で人気の主力４ブランドを発売 江崎グリコ株式会社 2016.1.19 https://www.glico.com/jp/newscenter/pressrelease/9973/ rabit daily https://daily.rabbit.co.th/%E0%B9%84%E0%B8%AD%E0%B8%A8%E0%B8%81%E0%B8%A3%E0%B8%B5%E0%B8%A1%E0%B8%81%E0%B8%B9%E0%B8%A5%E0%B8%B4%E0%B9%82%E0%B8%81%E0%B8%B0
アジア現地通信 Vol.1 2017.2
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タイで日本のアイスクリームが大人気
日本の江崎グリコのアイスクリームがタイ・バンコクでも非常に高い人気を集めており、2016年1月に販売されて以来大ヒットとなっている。若い女性を中心に人気を集めていて、品切れになることも多く、購入のために列に並んだり、大量にまとめて購入する人もいるほどである。
タイが日本以外で初めてグリコのアイスクリームが販売された国ということや、値段も20－35バーツと消費者に手が届きやすい料金設定になっていることも人気の背景にある。様々な味が選べる点も他になく受けている。またグリコのプロモーション戦略も見事である。有名なネットアイドルを宣伝に起用したり、有名人がSNSで写真をシェアするなど、ネットやSNSなどで上手く拡散するようデザインされ、若い女性を中心に人気が広がった。 品切れなどが出ており、入手困難な状況自体がさながらトレジャーハントのような現象を巻き起こし、更に話題性を高めている。
江崎グリコ株式会社は、タイにおいて2015年6月に100%出資のマーケティング・販売会社「グリコフローズン（タイランド）株式会社」を設立した。日本での60年以上にわたる実績の中から『パリッテ』、『ジャイアントコーン』、『セブンティーンアイス』、『パナップ』といった人気の４ブランドを現地の委託工場で製造し、発売開始した。
2014年のタイ国内のアイスクリーム市場規模は約386億円で、2013年から１年間の成長率は約8.4%になるが、江崎グリコは成長を続けるタイアイスクリーム市場においてブランドの育成・定着を図っていく方針である。
Source: MDB現地取材 Lamchame.com https://www.lamchame.com/forum/threads/my-pham-xach-tay-shiseido-kanebo-kose-100-noi-dia-nhat-ban-buon-ban-le-hang-moi-ve-since-2009.102646/ ELLE http://www.elle.vn/xu-huong-lam-dep/my-pham-nhat-muon-mau Webtrangdiem.com http://webtrangdiem.com/cac-hang-my-pham-noi-tieng-cua-nhat-ban-khien-chi-em-me-man/ MDB各種資料
© JMA Research Institute Inc.
ベトナムで大人気 日本のスキンケアケア化粧品
ベトナムでは日本製のスキンケア化粧品の人気が非常に高い。日本ブランドだけでなく、日本で生産されているという点も重要視されている。 人気の背景は、肌への安全性や品質面での信頼性、ブランドにもよるが欧米ブランドよりも購入しやすい価格帯などが挙げられる。 品質やナチュラル感を重視する、特に30代～50代の女性から支持されている。 同じアジア圏の韓国化粧品も非常に人気が高いが、こちらはメイクアップ系での人気が高く、より若い世代に特に人気がある。
2016年のベトナムの化粧品市場全体の市場規模は約470億円で、スキンケア化粧品は約160億円と全体の30%以上の割合を占めている。2013年のスキンケア化粧品市場規模は約125億円であり、ここ数年は年平均約8%の成長をみせている。 現地で展開している日本のスキンケアブランドは、高価格帯のShiseido、Kaneboや中価格帯のKose、Hada Labo、リーズナブルなNaris、Sakuraなどがある。 ■ベトナムに参入している日本の主要スキンケア化粧品ブランドの一覧
High class Shiseido, Kate, Kanebo, Menard, SKII, Lunamer
Middle class Kose, Hada Labo, Integrate, Majolica Majorca, Lavshuca, Shu
uemura, Coffret D’or, Kotoshina
Reasonable Naris, Sakura, Canmake, Cezanne
アジア現地通信 Vol.1 2017.2
